JP4743728B2 - Ring-shaped member forming machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリング状部材形成機に関し、特に、線半田をコイル状に巻回し且つ切断してリング半田を形成するのに好適なリング状部材形成機に関する。
【0002】
【従来の技術】
リング状部材形成機、例えばリング半田形成機としては以前に、刃を付けた保持部材を備えた巻芯(芯部材)に、線半田(糸半田)を巻き付け、これを巻芯の回転と共に徐々に前方へせり出させ、丁度1回転すると巻芯を後方に勢い良く引き込み、ブラケットに押し当ててリング半田を形成する、という構造のものを出願している(特開平10−166182)。
このリング半田形成機で形成されるリング半田21は、図4に示されるようにスプリングワッシャーのような螺旋状をしており、その切り口21a,21bが食い違っている。このため、形成後直に使用する場合では何ら問題はないが、これを多数袋等に入れて保管する場合や、リング半田挿入機などを使用して部品のリードに挿入するには、切り口同士が袋の中で絡まったり、挿入機で取り扱う時に引っかかるなど、多少使い辛い場合が有った。
そこで、実際の装置では、形成されたリング半田を2つのローラーの間を通し、螺旋状のリング半田を平らなドーナッツ状にプレス加工する、というオプション機構を追加している(これについても特願平11−129328として出願をしている)。
【0003】
通常の使用では、以上のプレス加工でも充分製品として成り立つが、リング半田が上記ローラーによるプレス部に挿入される時の向きによっては、リング半田の切り口同士に僅かに隙間が出る場合が有り、この隙間がリング半田の外形寸法に若干の影響を与え、自動挿入機などで使用する場合に障害となる可能性があった。
それ故、上記特願平11−129328では、更に再整形する装置を設け、リング半田をドーナッツ状に平らにすると共に、整形ディスクによって外縁もプレスし、更に真円に近づけるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、リング半田を生産する時点で、この様な螺旋状ではなく平らなドーナッツ状のリング半田が形成できるなら、自動挿入機を使用しても引っ掛かったりすることもなく、上述した再整形装置の必要も無くなって、自動挿入機のコストの点でも大いに貢献する事が出来る。
また、特開平10−166182のリング半田形成機では、刃付きの巻芯に巻きつけながら、半田を切断するという構造上、必ず1周のリングしか形成できない、という特徴を持っている。通常は1周のリングでも充分な機能を果たす場合が多いが、極稀に半田量が足りずに1周以上のリングが必要になる事がある。
そのような場合、上記特開平10−166182のリング半田形成機では、1周のリング半田しか形成する事が出来ない為、そのように半田量が足りないとき、2個以上のリング半田を挿入して使用するしか方法がなかった。
【0005】
【課題を達成するための手段】
本発明の目的は、上記課題を解決し、平らで真円に近く自動挿入機を使用しても障害が発生しないリング半田等を形成することができ、しかも、必要に応じ二巻以上のリング半田等の形成も可能なリング状部材形成機を実現することにある。
【0006】
上記目的達成のため本発明では、線材をコイル状に巻回する巻芯と、支承部材に回動自在に支承され、前記巻芯に巻回されたコイル状線材がその孔に押入されることで、該コイル状線材と共に前記巻芯を中心にして回転し、且つコイル状線材を所望外径へと矯正する整形ガイドコマと、前記線材を巻回する際は前記巻芯の回転に同期して後退し、前記線材を所要巻数巻回したときは前記巻芯に巻回されたコイル状線材を前記整形ガイドコマの出口に向かって押出するストッパープレートと、巻芯に対しほぼ垂直な面内で進出後退し、前記整形ガイドコマの出口から押出されたコイル状線材を前記巻芯に垂直な面で切断して、その切口が平坦なリング状部材とするカッターとを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図示実施の形態例に基いて説明する。図1は実施の形態例のリング半田形成機の要部正面を示し、図2は図1のA−A線で一部を切断した実施の形態例のリング半田形成機の断面を示す。
図に於て、1は巻芯であり、ここでは、形成するリング半田2a(図3)の内径に合せた直径の普通のシャフト(丸棒)を2本配置している。これら巻芯1に線半田2を巻き付けコイル状(2b)にし、これを切断してリング状に形成する訳だが、もし通常のシャフト(丸棒)で滑りが出るようであれば、平目のローレット加工を施したり、又は角シャフトを使用したりしても構わない。
【0008】
巻芯1は、回転をするだけで、特開平10−166182に於ける巻芯のように、回転しながら前後するという動きはしない。その代わり、ここでは、ストッパープレート3が、巻芯1の回転に同期して、後方(図2矢印B)へ徐々に後退し、一周したところで勢い良く前進し、以前の定位置に戻る、という動きをする(従って、ストッパープレート3は巻芯1に対して摺動自在である)。
4は整形ガイドプレートで、請求項にいう支承部材に当たる。5は整形ガイドコマで、これには円錐状に孔7が開けられ、この孔7は、その入り口7aが、コイル状に巻回された線半田2bの外形より多少大きめとされ、出口7bの方は、希望するリング半田の外形寸法に合わされている。
【0009】
整形ガイドプレート4と整形ガイドコマ5との間には、ベアリング8が介挿されている。従って、整形ガイドコマ5は整形ガイドプレート4に対し自由に回転する。
9はカッターで、整形ガイドプレート4の表面にほぼ密着するように配置されており、矢印Cのように進出してコイル状に巻回された線半田2bを切断し、その後、元の位置へ後退する。
10は送りローラーで、線半田2を挟み付け、これらを各巻芯1に供給する。11はベアリング固定板で、ベアリング8の外周を整形ガイドプレート4に固定している。
【0010】
順を追って更に詳しく説明すると、まず、線半田2を巻芯1に数回巻き付け、その先端を整形ガイドコマ5の孔7の出口7bから外に出して置く。不図示スタートスイッチを押すと巻芯1が回転を始め、同時にストッパープレート3が巻芯1の回転に同期して後方に下がっていく(矢印B方向)。これにより、空いた隙間に線半田2が抵抗無く巻き付いて行く。
一周分の線半田2が巻き付くと、ストッパープレート3が元の位置に向って前進し、巻き付いた線半田2を押し出す。
【0011】
押し出された線半田2は、巻芯1に沿って整形ガイドコマ5の孔7の入り口7aへと入る。以後1周毎に次々と押し出される事で、コイル状に巻回された線半田2bは整形ガイドコマ5の孔7内を進み、出口7b付近の外形寸法径に矯正され、やがて出口7bから一周分づつ出てくる。
この時整形ガイドコマ5は、コイル状線半田2bの回転に連れ、同じ様に回転する。ここで、整形ガイドコマ5の孔7の出口付近7bの内径はリング半田の理想外形寸法に合せてある。このため、コイル状線半田2bが整形ガイドコマ5の孔7内を移動する際には、かなりの抵抗を伴う事になる。
【0012】
この時、もしも整形ガイドコマ5を整形ガイドプレート4に固定していたとすれば、この抵抗がコイル状線半田2bの回転に対して逆方向に働くため、コイル状線半田2bの巻き付けが緩み、場合によっては巻芯1が空転する事が考えられる。
そこで前述のように整形ガイドプレート4との間にベアリング8を介挿し、整形ガイドコマ5を自由回転させている。これにより、コイル状線半田2bの回転方向に対する抵抗は無くなり、その緩みは防止される。
【0013】
整形ガイドコマ5の孔7の出口7bから出て来たコイル状線半田2bは、カッター9によって切断される。カッター9は、ストッパープレート3がコイル状線半田2bを1周分送り出し終えると動き始め、整形ガイドプレート4の壁面に沿って巻芯1に対しほぼ直交する方向に進出し、コイル状線半田2bの外縁部にカッター9の刃9aを当てる。この時コイル状線半田2bは回転している。従って、刃9aはコイル状線半田2bの外縁に沿って切り込んで行き、丁度鋏で切る時のように、バリを出さず綺麗にコイル状線半田2bをカットする事が出来る。これにより、図3に示すように、平らで真円に近い外形のリング半田2aが形成される。この動作が終るとカッター9はまた元の位置に後退する。
【0014】
尚、各部の駆動機構については図示を略したが、例えば、ストッパープレート3の動きは、巻芯1の回転に同期して動く一般的なカム機構で実現出来る。また、カッター9の動きは、巻芯1の回転に同期して動くカム及びクランク機構等で実現出来る。
また、実施の形態例では、線半田をリング状に形成する場合を例にした。本発明装置が適用可能な線材はこれに限られるものではなく、例えば金線、アルミニウム線、銀線など、種々の線材に適用が可能である。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、巻芯に線材をコイル状に巻回し、整形ガイドコマを支承部材に回動自在に支承し、これを前記巻回されたコイル状線材に外嵌する形で該コイル状線材を整形し、ストッパープレートで前記コイル状線材を前記整形ガイドコマの出口に向かって押出し、該押出されたコイル状線材を、巻芯に対しほぼ直交する方向に進出後退するカッターで切断するようにした。これにより、以下に述べるような各種効果が発揮される。
【0016】
第1に、従来のリング半田のように切り口が食い違っておらず、平らで、外形も真円に近く、自動挿入機を使用しても障害が発生し難いリング半田等を得ることが出来る。
【0017】
第2に、従来のリング半田形成機では、1周のリング半田しか形成する事が出来なかった。しかし、本発明リング状部材形成機によれば、ストッパープレートとカッターの動作タイミングを変える事で、1周以外のリング半田等を形成する事が出来る。
つまり、例えばストッパープレートを半周毎に定位置に戻し、コイル状に巻回された線材を送り出すようにすれば、0.5周のリング半田等を形成する事が出来る。また、ストッパープレートは1周毎に線材を送り出すが、カッターを2周毎に動作させれば、2周のリング半田等を形成する事が出来る。更に、3周、4周のリング半田等を形成するなど、必要に応じ任意巻数のリング半田等を形成する事が出来る。
なお、この場合の、各部の動作は、巻芯の回転駆動源とストッパープレート用カムの間、または、カッター用クランクの間に電磁クラッチなどを挿入し、CPUなどの電子制御でコントロールする事で各タイミングを可変する事が出来るし、更に、各駆動モーターを独立して配置し、ロータリーエンコーダーなどで同期を取り乍、同じく電子制御でタイミングを可変させ動作させることでも実現可能である。
【0018】
第3に、実施の形態例の2軸を始めとして、もっと多軸構成のリング状部材形成機も、比較的簡単に作る事が出来る。即ち、自動挿入機などに使用する場合、使用するリング半田等の数は、相当数必要になる。このため、例えば、特願平11−129328の自動挿入機でも、例えば特開平10−166182のようなリング半田形成機を複数台使用する事を前提にして設計が為されている。
この場合、この特開平10−166182のリング半田形成機でも多軸にする事は可能である。しかし、このリング半田形成機のような構造の場合、ボデー等は共通にして1個で済ませられるにしても、カッターや駆動カムなど多くの部品は独立して軸の数だけ装備しなければならず、単軸のリング半田形成機を単純に必要台数用意する事と比較して、然程多軸のメリットが生じない。
それに比べ本発明に係るリング状部材形成機なら、ストッパープレートや整形ガイドプレート、カッターなど、かなりの部品を、各巻芯に共通させた1個のものとすることが出来る。その上、それぞれの駆動源も共通化出来るなど、多軸構成にするメリットは、スペースを取らないという事だけではなく、コスト面でも大きなものがある。
【0019】
第4に、同じく多軸構成にした場合、それぞれの軸で違うサイズのリング半田等を、同時に製作する事が出来る。即ち、基本的に1周のリング半田等であれば、サイズの違いが有っても1周は1周である。
従って、それぞれの巻芯、整形ガイドコマ、送りローラーなどを、それぞれのサイズに合せる事で、違うサイズのリング半田等を、同時に生産する事が可能になる。このようにした場合は、その中の所望のサイズの部分だけ使うという使い方もでき、その場合は、巻芯や整形ガイドコマをいちいち交換せずとも所望サイズのリング半田等が生産できるという新たな利点も生ずる。
【0020】
以上のように、本発明リング状部材形成機は、平らで真円に近い外形のリング半田等が形成できて自動挿入機等を用いても引っ掛かったりすることがなく、また、2〜3周のリング半田等の製作にも対応でき、更に多軸化も容易であり、各種サイズのリング半田等が製作できるなど、従来の装置には無い多くの効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例のリング半田形成機を示す正面図。
【図2】 図1A−A線で一部を切断した実施の形態例のリング半田形成機の断面図(整形ガイドプレート4、整形ガイドコマ5、ベアリング8、ベアリング固定板11のみ切断)。
【図3】 実施の形態例のリング半田形成機で生産されたリング半田の例を示す正面図。
【図4】 従来のスプリングワッシャー状のリング半田の例を示す正面図。
【符号の説明】
1…巻芯 2…線半田
2a…リング半田 2b…コイル状線半田
3…ストッパープレート 4…整形ガイドプレート
5…整形ガイドコマ 7…孔
7a…孔入口 7b…孔出口
8…ベアリング 9…カッター
9a…カッターの刃 10…送りローラー
11…ベアリング固定板 21…従来のリング半田
21a,21b…従来のリング半田の切り口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ring-shaped member forming machine, and more particularly to a ring-shaped member forming machine suitable for winding wire solder into a coil shape and cutting it to form ring solder.
[0002]
[Prior art]
As a ring-shaped member forming machine, for example, a ring solder forming machine, wire solder (thread solder) is wound around a winding core (core member) provided with a holding member with a blade, and this is gradually turned along with the rotation of the winding core. Has been applied for a structure in which the winding core is pulled back backwards and pressed against the bracket to form ring solder by just one rotation (Japanese Patent Laid-Open No. 10-166182).
The
Therefore, in an actual device, an optional mechanism is added in which the formed ring solder is passed between two rollers and the spiral ring solder is pressed into a flat donut shape (this is also a patent application). Filed as Hei 11-129328).
[0003]
In normal use, even the above press work is sufficient as a product, but depending on the orientation when the ring solder is inserted into the press part by the roller, there may be a slight gap between the cut edges of the ring solder. The gap slightly affects the outer dimensions of the ring solder, which may be an obstacle when used with an automatic insertion machine.
Therefore, in the above-mentioned Japanese Patent Application No. 11-129328, a device for further reshaping is provided, the ring solder is flattened in a donut shape, and the outer edge is pressed by a shaping disk so as to be closer to a perfect circle.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, at the time of producing the ring solder, if such a flat donut-shaped ring solder can be formed instead of a spiral, it will not be caught even if an automatic insertion machine is used, and the above-mentioned reshaping apparatus will not be caught. This is no longer necessary and can greatly contribute to the cost of the automatic insertion machine.
Further, the ring solder forming machine disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-166182 has a feature that only one ring can be formed due to the structure in which the solder is cut while being wound around a core with a blade. Normally, a ring with one round often performs a sufficient function, but in rare cases, the amount of solder is insufficient and a ring with one or more rounds may be required.
In such a case, the ring solder forming machine disclosed in JP-A-10-166182 can form only one round of ring solder. When the amount of solder is insufficient, two or more ring solders are inserted. There was no other way but to use it.
[0005]
[Means for achieving the object]
The object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and can form a ring solder or the like that is flat and close to a perfect circle and does not cause any trouble even if an automatic insertion machine is used. The object is to realize a ring-shaped member forming machine capable of forming solder or the like.
[0006]
In the present invention for the above purposes achieving a core for winding a wire into a coil shape, is rotatably supported on the support member, said core to wound coiled wire is pushed into the hole The shaping guide piece that rotates about the core together with the coiled wire and corrects the coiled wire to a desired outer diameter, and when winding the wire, is synchronized with the rotation of the core. A stopper plate that pushes the coiled wire wound around the winding core toward the exit of the shaping guide piece when the wire is wound by the required number of turns, and in a plane substantially perpendicular to the winding core in advanced retracted, the shaped guide piece of the extruded coiled wire from the outlet is cut at a plane perpendicular to the winding core, and a cutter that cuts to a flat ring-shaped member.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The details of the present invention will be described below based on the embodiments shown in the drawings. FIG. 1 shows a front view of a main part of a ring solder forming machine according to the embodiment, and FIG. 2 shows a cross section of the ring solder forming machine according to the embodiment, partly cut along line AA in FIG.
In the figure,
[0008]
The
[0009]
A bearing 8 is interposed between the
A
[0010]
More specifically, the
When the wire solder 2 for one round is wound, the
[0011]
The extruded
At this time, the shaping
[0012]
At this time, if the shaping
Therefore, as described above, the bearing 8 is interposed between the shaping
[0013]
The
[0014]
Although illustration of the drive mechanism of each part is omitted, for example, the movement of the
In the embodiment, the case where the wire solder is formed in a ring shape is taken as an example. The wire material to which the device of the present invention can be applied is not limited to this, and can be applied to various wire materials such as gold wire, aluminum wire, and silver wire.
[0015]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, a wire is wound around a winding core in a coil shape, a shaping guide piece is rotatably supported on a support member, and this is externally fitted to the wound coiled wire. A cutter that shapes the coiled wire rod with a stopper plate, extrudes the coiled wire rod toward the exit of the shaping guide piece, and advances and retracts the extruded coiled wire rod in a direction substantially perpendicular to the winding core. It was made to cut with. Thereby, various effects described below are exhibited.
[0016]
First, it is possible to obtain a ring solder or the like in which the cut ends are not different from those of the conventional ring solder, the surface is flat, the outer shape is close to a perfect circle, and even when an automatic insertion machine is used, no trouble occurs.
[0017]
Second, the conventional ring solder forming machine can form only one round of ring solder. However, according to the ring-shaped member forming machine of the present invention, ring solder other than one round can be formed by changing the operation timing of the stopper plate and the cutter.
That is, for example, if the stopper plate is returned to a fixed position every half circumference and the wire wound in a coil shape is sent out, 0.5 rounds of ring solder or the like can be formed. The stopper plate feeds the wire material every one turn, but if the cutter is operated every two turns, it is possible to form two rounds of ring solder or the like. Further, ring solder having an arbitrary number of turns can be formed as necessary, such as forming three or four ring solders.
In this case, the operation of each part is controlled by electronic control such as a CPU by inserting an electromagnetic clutch between the rotational drive source of the winding core and the stopper plate cam or between the cutter crank. Each timing can be varied, and furthermore, each drive motor can be arranged independently, synchronized with a rotary encoder or the like, and also operated by varying the timing by electronic control.
[0018]
Thirdly, it is possible to relatively easily make a ring-shaped member forming machine having a multi-axis configuration including the two-axis of the embodiment. That is, when used in an automatic insertion machine, a considerable number of ring solders or the like are required. For this reason, for example, even an automatic insertion machine of Japanese Patent Application No. 11-129328 is designed on the assumption that a plurality of ring solder forming machines such as Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-166182 are used.
In this case, even the ring solder forming machine disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-166182 can be multiaxial. However, in the case of a structure like this ring solder forming machine, even if the body etc. can be shared and only one piece is required, many parts such as cutters and drive cams must be provided independently by the number of shafts. In comparison with simply preparing the required number of single-axis ring solder forming machines, the advantage of multi-axis is not so much.
On the other hand, in the ring-shaped member forming machine according to the present invention, a considerable number of parts such as a stopper plate, a shaping guide plate, and a cutter can be made common to each core. In addition, the advantage of having a multi-axis configuration, such as the ability to share each drive source, is not only that it does not take up space, but also has a large cost.
[0019]
Fourthly, when the multi-axis configuration is also used, ring solders having different sizes can be simultaneously manufactured for each axis. In other words, basically one round of ring solder or the like is one round even if there is a difference in size.
Therefore, it is possible to simultaneously produce ring solders of different sizes by matching the respective cores, shaping guide pieces, feed rollers, etc. to the respective sizes. In such a case, it is possible to use only a portion of a desired size in that case, and in that case, a new size ring solder or the like can be produced without having to replace the core and the shaping guide piece one by one. There are also benefits.
[0020]
As described above, the ring-shaped member forming machine of the present invention is capable of forming a ring solder having a flat and nearly perfect outer shape, and does not get caught even if an automatic insertion machine or the like is used. The present invention can also be used for the production of ring solder, etc., can be easily multi-axial, and can produce various sizes of ring solder.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a ring solder forming machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a ring solder forming machine according to an embodiment in which a part is cut along a line AA in FIG. 1 (only the shaping
FIG. 3 is a front view showing an example of ring solder produced by the ring solder forming machine according to the embodiment.
FIG. 4 is a front view showing an example of a conventional spring washer-shaped ring solder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
支承部材に回動自在に支承され、前記巻芯に巻回されたコイル状線材がその孔に押入されることで、該コイル状線材と共に前記巻芯を中心にして回転し、且つコイル状線材を所望外径へと矯正する整形ガイドコマと、
前記線材を巻回する際は前記巻芯の回転に同期して後退し、前記線材を所要巻数巻回したときは前記巻芯に巻回されたコイル状線材を前記整形ガイドコマの出口に向かって押出するストッパープレートと、
巻芯に対しほぼ垂直な面内で進出後退し、前記整形ガイドコマの出口から押出されたコイル状線材を前記巻芯に垂直な面で切断して、その切口が平坦なリング状部材とするカッター
とを備えたことを特徴とするリング状部材形成機。A core for winding a wire in a coil shape;
A coiled wire rod that is rotatably supported by the bearing member and is wound around the winding core is inserted into the hole, so that the coiled wire rod rotates with the coil core and the coiled wire rod. An orthopedic guide piece to correct the desired outer diameter ,
When the wire is wound, the wire is retracted in synchronization with the rotation of the core, and when the wire is wound a required number of turns, the coiled wire wound around the core is directed toward the exit of the shaping guide piece. A stopper plate to be extruded,
The coiled wire rod that is advanced and retracted in a plane substantially perpendicular to the winding core and is extruded from the outlet of the shaping guide piece is cut by a plane perpendicular to the winding core, and the cut end is a flat ring-shaped member. A ring-shaped member forming machine comprising a cutter.
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