JP4742290B2 - キャッパのキャップ供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、キャップシュートから順次送り出されるキャップを一個ずつ取り出して、容器にキャッピングを行うキャッピングヘッドに引き渡すキャッパのキャップ供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のキャッパに設けられたキャップ供給装置の一例を示すもので、多数のキャップ2を順次供給するキャップシュート4と、キャップ2を保持し、下方の容器6に向かって下降してキャッピングを行うキャッピングヘッド8との間に設けられ、キャップシュート4から送られてきたキャップ2を一個ずつ取り出してキャッピングヘッド8に引き渡すピッカ12を備えている。
【0003】
前記キャップシュート4は、図示しないキャップソータによって開口部が下向きになるように整列した状態でキャップ2を供給する。ピッカ12は先端にピン12cが取り付けられたアーム12dを往復回動させるようになっており、キャップシュート4からの取り出し位置Aで、ピン12bをキャップ2の内面側に挿入し、キャップ2の内面を引っ掛けて取り出した後、キャッピングヘッド8への受け渡し位置Bまで回転する。キャッピングヘッド8は、一旦下降してキャップ2を保持した後上昇し、ピッカ12が受け渡し位置Bから退避した後、下方に供給された容器8に向かって下降してキャッピングを行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のキャップ供給装置では、ピッカ12の先端に設けられたピン12cにより、キャップ2の内面側を引っ掛けてシュート4から取り出すようになっているので、キャップ2の内面を傷つけてしまう場合がある。このようにキャップ2の内面に傷が付くと、キャッピング時にシール不良を起こすおそれがあるという問題が発生する。
【0005】
また、キャップ内面に傷を付けることがないように、ロータリーホイールの外周にキャップを受け入れる凹部(ポケット)を形成し、キャップシュートの取り出し位置でこのポケット内にキャップを収容して、キャッピングヘッドの下方の受け渡し位置まで回転搬送するようにしたキャップ供給装置も従来から知られている。このようなポケットタイプのピッカを用いる場合には、搬送中のキャップがポケット内でずれたり、ポケットから飛び出したりしないように、ポケットの開口部の外側にガイドを設置する必要がある。ところが、キャッピングヘッドは定位置で上下動する構成なので、前記外側のガイドを、キャッピングヘッドに干渉しない位置までしか設置することができない。そのため、キャッピングヘッドに引き渡す前にキャップがポケットからはみ出したり飛び出したりするおそれがあり、この場合には、キャッピングヘッドによるチャックミスを生じるという問題があった。
【0006】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、キャップの内面側に傷を付けるおそれが無く、しかも、キャップをキャッピングヘッドに引き渡すまでポケットの外側をガイドすることを可能にして、キャップがポケットから飛び出したりずれてしまうことを防止することにより、キャッピングヘッドによるチャックミスを無くすことができるキャッパのキャップ供給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るキャッパのキャップ供給装置は、キャップを順次送り出すキャップシュートと、キャップを保持して下降し、下方の容器にキャッピングを行うキャッピングヘッドとの間に設けられ、キャップシュートの取り出し位置で取り出したキャップを、キャッピングヘッドへの受け渡し位置で引き渡す引き渡すものであって、特に、キャップを収容するポケットを備えた移動部材と、この移動部材と一体的に移動可能な移動ガイドに設けられ、ポケットに収容したキャップが移動中に抜け出すことを阻止するガイド部とを備え、さらに、前記ポケットは下面がキャップ載置面になっており、前面側に開口部が設けられて、キャップシュートから送り出されたキャップを前面側から収容するとともに、前記移動部材と移動ガイドが一体的に移動する状態では、前記移動ガイドのガイド部がポケットの前面側に位置して、ポケット内に収容されているキャップをガイドするようになっており、前記移動部材が取り出し位置でポケットにキャップを収容した後、移動ガイドのガイド部が移動部材と一体的に前記受け渡し位置まで移動するようにしたものである。
【0008】
この発明では、ガイド部材を、ポケット内にキャップを収容して移動する移動部材と一体的に移動させるようにし、キャッピングヘッドにキャップを引き渡すまでガイドすることにより、キャップがポケットから飛び出したり、ポケット内でずれることを防止することができる。
【0009】
また、請求項2に記載のキャッパのキャップ供給装置は、前記移動部材のポケット内に、キャップに形成された係合部に係合可能な係止部材を設けるとともに、前記取り出し位置から受け渡し位置までの移動部材の移動経路中に、前記ポケットの開口部側に配置されて前記ポケットに収容されたキャップに接触可能な摩擦手段を設け、前記移動部材のポケットに収容されたキャップを摩擦手段によって回転させ、前記係合部を係止部材に当接させることによりキャップの方向を規制し、かつ、前記ガイド部が、前記摩擦手段とキャッピングヘッドへの受け渡し位置との間で、移動部材と一体的に移動するようにしたものである。
【0010】
この請求項2に記載の発明では、キャップを移動中に摩擦手段に接触させて回転させることにより一定方向に整列させるようになっており、この摩擦手段が設けられている部分は、別のガイド部材を必要としないので、前記ガイド部材を、摩擦手段とキャッピングヘッドへの受け渡し位置との間で、移動部材と一体的に移動させるようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るキャッパのキャップ供給装置(全体として符号1で示す)の平面図であり、このキャップ供給装置1は、キャップ2を順次送り出すキャップシュート4と、キャップ2を保持し、下方の容器6に向かって下降してキャッピングを行うキャッピングヘッド8との間に設けられており、キャップシュート4の取り出し位置Aで取り出したキャップ2をキャッピングヘッド8の下方の受け渡し位置Bまで移動させるようになっている。
【0012】
このキャップ供給装置1は、中央の軸10を中心に所定角度往復回動するポケットピッカ(移動部材)12と、このポケットピッカ12の外周部に形成されているポケット(キャップ収容部)14の移動経路の外側に配置された摩擦手段16と、この摩擦手段16の下流端Cから、前記キャッピングヘッド8のキャップ受け渡し位置Bまでの間、前記ポケットピッカ12のポケット14内に収容されて移動するキャップ2が、ポケット14から抜け出さないようにガイドするガイド部材(移動ガイド)18と、ポケットピッカ12がキャップシュート4から一個のキャップ2を取り出した後、後続のキャップ2をキャップシュート4の出口部に停止させておく可動のキャップストッパ20とを備えている。
【0013】
図2は、図示しない充填機構と、前記キャップ供給装置1を有するキャッパとを備えた回転式充填機の全体の構成を簡略化して示す図であり、供給コンベヤ22によって供給される図示しない容器は、ロータリホイール24の各ポケット24aに一本ずつ保持されて回転搬送される間に、充填位置Dにおいて、図示しない充填機構によって充填が行われ、続いてキャッピングヘッド8が設けられたキャッピング位置Eでキャッピングが行われた後、排出コンベヤ26によって搬送されて次の工程に送られる。
【0014】
前記キャッピングヘッド8が設けられたキャッピング位置Eは、本実施の形態に係るキャップ供給装置1からのキャップ受け渡し位置Bでもあり、このキャップ供給装置1は、キャッピング位置E(受け渡し位置B)のやや上流側に設けられている。
【0015】
この実施の形態では、キャップシュート4により順次送り出されてくるキャップ2は、外周部に位置決め用の係合部2aが設けられており、この係合部2aがランダムな方向を向いてシュート4内を前後に密着した状態で連続的に滑り落ちてくる。なお、図1に示すように、キャップ2の係合部2aが同一方向を向くように整列させて供給するようにしても良い。
【0016】
このキャップシュート4の出口部の背後には、出口部に到達した先頭のキャップ2をシュート4から外部(キャップ取り出し位置A)に押し出すためのエアを吹き付けるエアノズル28が設けられている。また、キャップシュート4の先端部に、作動時に出口部のキャップ2の前面側に突出して先頭のキャップ2を停止させるキャップストッパシリンダ30が設けられている。このキャップストッパシリンダ30は、容器6が供給されない、あるいは容器6にキャップ2を被せない等の信号が入力された場合に、ポケットピッカ12が移動してきてもそのポケット14にキャップ2が入らないようにする。
【0017】
キャップシュート4の出口部のキャップ2が、ポケットピッカ12によって取り出されるまで停止させておくキャップストッパ20は、ポケットピッカ12の回転中心である中央軸10に取り付けられて回転できるようになっている。このキャップストッパ20は、下面側に取り付けられたスプリング32によって常時引き付けられている。このキャップストッパ20は、通常は、キャップシュート4の前面側の位置(図1に示す位置)で停止しており、回転するポケットピッカ12によって押圧すると、図1の反時計回り方向に回転できるようになっている。キャップストッパ20の先端側の、キャップシュート4内の先頭のキャップ2に当接して停止させるプレート部20aは、ポケットピッカ12のポケット14が形成されている前方部12aとほぼ同一の高さにあり、ポケットピッカ12がキャップシュート20側に回動したときに、ポケットピッカ12の前方部12aがキャップストッパ20のプレート部20aを押圧してキャップストッパ20を移動させる。
【0018】
ポケットピッカ12は、外周部(中央軸10から遠い側の端部)にキャップ2を収容するポケット14が形成されている。このポケット14の内部側には、二個のローラ14a、14bと、前記キャップ2の係合部2aが係合する係止部材14cが設けられている。このポケット14は下面がキャップ載置面14dになっており、キャップ2はこの載置面14d上に載って搬送される。前記ローラ14a、14bおよび係止部材14cは、キャッピングヘッド8がポケット14内のキャップ2を保持する際に干渉しない高さに設けられている。このポケットピッカ12は、図3に示すように、その回転中心である中央軸10に固定されたギア34と、このギア34に噛み合うセクタギア36と、このセクタギア36の他端側に設けられたカムフォロア38が当接するカム40と、セクタギア38を常時引き付けて前記カムフォロア38を前記カム40に弾接させるスプリング42とを備えた駆動機構44を介して往復回動される。
【0019】
ポケットピッカ12のポケット14の移動経路の前面側には、複数(この実施の形態では3個)の摩擦手段16が配置されている。各摩擦手段16は、それぞれ、ポケットピッカ12側に2個、その後方側に1個のフリーローラ16a、16b、16cと、これら3個のフリーローラ16a、16b、16cに掛け回された摩擦ベルト16dとを備えている。これら摩擦ベルト16dのポケットピッカ12側を向いた部分が、ポケットピッカ12のポケット14に収容されているキャップ2の外周面に当接するようになっている。従って、ポケットピッカ12のポケット14内に収容され、ポケットピッカ12の回動によって回転搬送されるキャップ2は、前記摩擦ベルト16dに接触し、その摩擦力によってポケット14内で回転される。また、ポケット14内に収容されたキャップ2は、後方側に設けられた2個のローラ14a、14bによって自由に回転できるように支持されている。
【0020】
前記のようにこの実施の形態では3個の 摩擦手段16が配置されており、これら摩擦手段16の下流端Cと、キャッピングヘッドへのキャップ受け渡し位置Bとの間に、往復回動可能な移動ガイド18が設けられている。この移動ガイド18は、前記中央軸10に一端が取り付けられて回動できるようになっており、下面側に取り付けられたスプリング48によって、常時摩擦手段16側に引き付けられている。移動ガイド18は、中央軸10のポケットピッカ12よりも下方側に配置されており、その先端側(回動端側)に、背の高いガイド部18aが設けられている。背の高いガイド部18aは、ポケットピッカ12よりも半径方向外方側に延びており、この移動ガイド18のガイド部18a以外の部分は、ポケットピッカ12の下面側に重なり合うことができる。このガイド部18aも、キャッピングヘッド8がポケット14内のキャップ2を保持する際に、キャッピングヘッド8に干渉しないようになっている。
【0021】
ポケットピッカ12の下面にはストッパ(突起)12bが設けられており、ポケットピッカ12が移動ガイド18側に回転し、その上方に重なり合った状態になって、この突起12bが移動ガイド18の側面に当たると、以後は、ポケットピッカ12と移動ガイド18とが一体的に回転移動する。また、この状態になったときには、移動ガイド18のガイド部18aがポケットピッカ12のポケット14の前面側に位置して、ポケット14内に収容されているキャップ2が抜け出さないようにガイドする。
【0022】
以上の構成に係るキャッパのキャップ供給装置1の作動について、図4(a)〜(d)により説明する。キャップシュート4を滑り落ちてきた先頭のキャップ2は、キャップシュート4の出口部でキャップストッパ20に押さえられて停止している。ポケットピッカ12がキャップシュート4方向へ回動してくると、ポケットピッカ12の前方部12aがキャップストッパ20のプレート部20aを押して移動させ、ポケットピッカ12の前面に設けられたポケット14が、キャップシュート4の出口部の正面(取り出し位置A)に停止する。すると、先頭のキャップ2は、自重により、またエアノズル28からエアを吹き付けられて、キャップシュート4から排出されポケットピッカ12のポケット14内に収容される(図4(a)参照)。
【0023】
ポケット14内にキャップ2を収容したポケットピッカ12は、前記駆動機構44によって逆方向(図4の時計回り方向)に回転され、キャッピングヘッド8が設けられている受け渡し位置Bへ向かって移動する。ポケットピッカ12がキャップシュート4の前面側のキャップ取り出し位置Aから移動すると、キャップストッパ20がスプリング32によって引かれてキャップシュート4の前面側に戻り、後続のキャップ2を出口部に停止させる(図4(b)参照)。
【0024】
回転移動するポケットピッカ12のポケット14内に収容されたキャップ2は、ポケット14の開口部側に配置された摩擦手段16の摩擦ベルト16dと、ポケット14の背後に設けられた2個のローラ14a、14bにより回転され、その外周に設けられた係合部2aがポケット14の係止部材14cに当たることによって、以後の回転を規制される。このようにポケットピッカ12による移動中に、摩擦手段16の摩擦ベルト16dの摩擦力によって回転させることにより、キャップ2は回転方向に位置決めされる。
【0025】
ポケットピッカ12がさらに回動すると、摩擦手段16と対向する位置を過ぎて、摩擦手段16の下流側の位置Cに停止している移動ガイド18上に重なり合う。ポケットピッカ12が移動ガイド18上に移動すると、ポケットピッカ12のポケット14内に収容されているキャップ2は、移動ガイド18のガイド部18aによって前面側をガイドされる(図4(c)参照)。
【0026】
また、ポケットピッカ12が移動ガイド18上に完全に重なり合う状態になると、ポケットピッカ12の下面に取り付けられた突起(ストッパ)12bが、移動ガイド18の側面に当たり、以後は、ポケットピッカ12が回転移動するとともに、この移動ガイド18を一体的に回転移動させる。ポケットピッカ12のポケット14に収容されたキャップ2は、このポケット14と移動ガイド18のガイド部18aとによって保持されて、キャッピングヘッド8の真下の受け渡し位置Bまで移動する(図4(d)参照)。
【0027】
前記受け渡し位置Bでポケットピッカ12と移動ガイド18が停止すると、キャッピングヘッド8が下降し、キャップ2を掴んで上昇する。キャップ2をキャッピングヘッド8に引き渡した後、ポケットピッカ12が戻る。ポケットピッカ12が戻るのにつれて移動ガイド18も戻り、移動ガイド18は摩擦手段16の下流側の位置Cに停止する。ポケットピッカ12はさらに回転し、再度キャップストッパ20を押し出してキャップシュート4の前面の取り出し位置Aに停止して、シュート4から次のキャップ2を取り出す。以上の動作を繰り返して、キャップシュート4から順次送り出されるキャップ2を取り出して、キャッピングヘッド8に供給する。
【0028】
このキャップ供給装置1では、ポケットピッカ12がキャップ2の内面に係合することはないので、キャップ2の内面を傷つけることはなく、キャッピング後にシール不良が発生することもない。また、取り出し位置Aでキャップ2をシュート4から取り出した後、受け渡し位置Bでキャッピングヘッド8に引き渡すまで、ポケットピッカ12のポケット14前面をガイドしているので、キャップ2がポケット14から飛び出したりずれてしまうことが無く、チャックミスを無くすことができる。なお、本発明は、前記実施の形態で説明した構造に限定されるものではなく、各部の形状、構造等を適宜変形、変更しうることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るキャッパのキャップ供給装置は、キャップを収容するポケットを備えた移動部材と、この移動部材と一体的に移動可能な移動ガイドに設けられ、ポケットに収容したキャップが移動中に抜け出すことを阻止するガイド部とを備え、さらに、前記ポケットは下面がキャップ載置面になっており、前面側に開口部が設けられて、キャップシュートから送り出されたキャップを前面側から収容するとともに、前記移動部材と移動ガイドが一体的に移動する状態では、前記移動ガイドのガイド部がポケットの前面側に位置して、ポケット内に収容されているキャップをガイドするようになっており、前記移動部材が取り出し位置でポケットにキャップを収容した後、移動ガイドのガイド部が移動部材と一体的に前記受け渡し位置まで移動するようにしたので、キャップの内面を傷つけることが無く、しかもピッカのポケットからキャップが飛び出したりずれてしまうことを防止して、キャッピングヘッドによるチャックミスを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るキャッパのキャップ供給装置の全体の構成を示す平面図である。
【図2】前記キャップ供給装置を備えたキャッパと充填機構が一体に設けられた回転式充填機を簡略化して示す平面図である。
【図3】ポケットピッカの駆動機構を示す平面図である。
【図4】前記キャップ供給装置の作動を順次説明する図である。
【図5】従来のキャッパのキャップ供給装置の構成を簡略化して示す説明図である。
【符号の説明】
1 キャップ供給装置
2 キャップ
2a 係合部
4 キャップシュート
6 容器
8 キャッピングヘッド
12 移動部材(ポケットピッカ)
14 ポケット
14c 係止部材
16 摩擦手段
18 ガイド部材
A 取り出し位置
B 受け渡し位置

Claims (2)

  1. キャップを順次送り出すキャップシュートと、キャップを保持して下降し、下方の容器にキャッピングを行うキャッピングヘッドとの間に設けられ、キャップシュートの取り出し位置で取り出したキャップを、キャッピングヘッドへの受け渡し位置で引き渡すキャッパのキャップ供給装置において、
    キャップを収容するポケットを備えた移動部材と、この移動部材と一体的に移動可能な移動ガイドに設けられ、ポケットに収容したキャップが移動中に抜け出すことを阻止するガイド部とを備え、さらに、前記ポケットは下面がキャップ載置面になっており、前面側に開口部が設けられて、キャップシュートから送り出されたキャップを前面側から収容するとともに、前記移動部材と移動ガイドが一体的に移動する状態では、前記移動ガイドのガイド部がポケットの前面側に位置して、ポケット内に収容されているキャップをガイドするようになっており、前記移動部材が取り出し位置でポケットにキャップを収容した後、移動ガイドのガイド部が移動部材と一体的に前記受け渡し位置まで移動することを特徴とするキャッパのキャップ供給装置。
  2. 前記移動部材のポケット内に、キャップに形成された係合部に係合可能な係止部材を設けるとともに、前記取り出し位置から受け渡し位置までの移動部材の移動経路中に、前記ポケットの開口部側に配置されて前記ポケットに収容されたキャップに接触可能な摩擦手段を設け、前記移動部材のポケットに収容されたキャップを摩擦手段によって回転させ、前記係合部を係止部材に当接させることによりキャップの方向を規制し、
    かつ、前記ガイド部が、前記摩擦手段とキャッピングヘッドへの受け渡し位置との間で、移動部材と一体的に移動することを特徴とする請求項1に記載のキャッパのキャップ供給装置。
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