JP4742052B2 - 眼鏡のセンタリングデータを検出するための装置および方法 - Google Patents

眼鏡のセンタリングデータを検出するための装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータから制御可能で、電子像を撮影し、スプリッター要素の後方に配置されている撮影ユニットと、固視装置とを備えた、眼鏡のセンタリングデータを検出するための装置に関するものである。本発明は、さらに、眼鏡のセンタリングデータを検出するための方法にも関わる。
眼鏡調節器は、すでに解剖学的に調節された眼鏡フレームにおいて光学的センタリングを正確に設定するために用いられる。眼回転点の条件を充足させるために必要な、センタリングポイントからゼロビジュアルポイントまでの鉛直方向の距離は、とりわけフレームの前方傾斜に応じて調整される。したがって、眼鏡調節器は一定の前方傾斜角で作動するか、或いは、頭部と胴部の自然な姿勢で前方傾斜角の測定を行なう。
眼鏡レンズを光学的にセンタリングする場合、眼鏡の鉛直方向と水平方向のセンタリングデータXR,XL,YR,YLを測定しなければならない。非特許文献1からは、これをビデオ装置を用いて行い、ビデオ装置の前方にほぼ5mの距離で被験者を立たせることが知られている。ビデオ画像に基づいてセンタリングデータが特定される。この処置の場合、適当に広いスペースを確保する必要がある。
最適な矯正を行なう前提は、フレームの位置を眼鏡の調節に取り込むことである(解剖学的眼鏡調節)。Carl Zeiss社の装置Video Infralはフレームの位置を3次元で検出し、その結果予め検出した眼鏡レンズ径、眼鏡レンズ重量、最小エッジ厚、最小中心厚等の矯正値を最適な眼鏡レンズに移行させることができる。この場合、2つのビデオカメラを介して前方からの撮影と側方からの撮影とを同時に行い、デジタル化し、接続したコンピュータにファイルする。デジタル画像には瞳孔の位置、角膜頂点距離、フレームの特徴的な輪郭をマーキングすることができる。これらのマーキングからコンピュータは眼鏡装着者が適正に見ることができるような眼鏡レンズの最適パラメータを求める。なお、角膜頂点距離とは一般に眼鏡レンズの像側の頂点と角膜との距離である。
特許文献1には、コンピュータから制御可能で電子画像を撮影する撮影ユニットを備えたビデオ観察システムが開示されている。この種のビデオ観察システムは、新しい眼鏡フレームを選択する際に専門店で顧客にアドバイスするのに用いられる。
さらに、Ulev GmbH社のビデオ装置Visu-Pointが知られている。このビデオ装置では、被験者は短距離から、たとえば1メートルの距離から対象物を固視する。固視対象物はたとえばビデオカメラ上方に配置されるLEDである。ビデオカメラは被験者の像を撮影し、他方被験者は固視対象物を注視する。この場合の欠点は、固視の際に生じる両眼の収斂位置が純粋に幾何学的な収斂から算出されることである。
特許文献2は眼底組織の検査装置を開示している。この場合レーザー光線が使用され、レーザー光線は眼底を通じてスペックルを発生させるものである。
Zeiss社のパンフレット 20−759−e 欧州特許第0812098B1号明細書 米国特許第5129400A号明細書
本発明の課題は、視力が異なる個々の被験者に対し、通常の姿勢で、すなわち被験者がリラックスした姿勢で、たとえば起立状態または着座状態で、相対的なセンタリングデータXR,XL,YR,YL(ボクシングシステムによる:XR=センタリングポイント座標 右側水平;XL=センタリングポイント座標 左側水平;YR=センタリングポイント座標 右側垂直;YL=センタリングポイント座標 左側垂直)を短距離から測定できる、眼鏡のセンタリングデータを検出するための装置を改良することである。
本発明の課題は請求項1に記載の装置により解決される。本発明による、眼鏡のセンタリングデータを検出するための装置では、固視装置は少なくとも1つのスペックルパターンを生成させる固視装置である。
本発明の課題は、さらに請求項18に記載の方法により解決される。請求項18は、眼鏡のセンタリングデータを検出するための方法において、スペックルパターンを融合感として被験顧客のために生成させ、顧客の少なくとも眼鏡装着眼部分を撮像し、この撮像に基づいて数学的方法により眼鏡のセンタリングデータを特定する。
センタリングデータを検出するため、通常、顧客は眼鏡フレームを装着し、すなわち眼鏡レンズなしで眼鏡を装着する。フレームのない眼鏡(穿孔用眼鏡、ナイロール眼鏡)の場合には、測定に悪影響を与えない保護円板で作業を行うことができる。
収斂現象は両眼の動き成分と知覚成分とから成る。動きとは筋肉の動きによって生じる収斂成分である。知覚成分とは神経細胞の連鎖により生じる収斂成分である。対象物に起源を発する融合感により対象物が両眼で一重に見え、これを維持するような過程の全体を融合という。この過程はほとんど意識されない(強制融合)。この場合、動き融合と知覚融合とが相互に関連しあう。動き融合は眼の動き筋肉により両眼共同の動きを生じさせ、眼を可能な限り正確に融合対象物に対し指向させる。知覚融合は、わずかに不同である場合も、すなわち互いに緊密な関係にある2つの単眼性の像が両眼で見て正確に網膜の対応位置にない場合でも、神経系内での連鎖過程により両眼で一重に見えさせる。
このように、被験者の眼の実際の収斂位置は必ずしも固視対象物の位置から得られるものではない。通常、動き収斂は幾何学的な観察にしたがって必要とする収斂よりも短い。この差を被験者は知覚収斂によって補償しようとする。したがって、顧客の動き収斂成分または知覚収斂成分によっては必然的にセンタリングデータの大きなばらつきと誤差が生じる。
本発明による装置によれば、すでに眼鏡フレームを解剖学的に調節したうえで光学的センタリングを確定することができる。眼回転点の条件を充足させるために必要な、センタリングポイントからゼロビジュアルポイントまでの鉛直方向の距離は、フレームの前方傾斜に応じて調整される。頭部の前方傾斜角と側方傾斜角は頭部と胴部の自然な姿勢で検出することができる。さらに、被験者の瞳孔間の距離も検出することができる。また、本発明による装置は角膜頂点距離を測定するための角膜頂点距離測定装置を備えていてもよい。角膜頂点距離測定装置はフレーム面に対し垂直な方向においてフレームエッジまたはフレームレンズエッジと角膜前面との距離を測定する。この測定値に、湾曲した眼鏡レンズの頂点深さを加算する必要がある。
最適な矯正を行なう前提は、フレームの位置を眼鏡の調節に取り込むことである。このため、顧客を前方と側方から撮影し、この撮影に基づいて瞳孔の位置、角膜頂点距離、フレームの位置を検出する。このためには顧客の眼鏡フレームの上に湾曲測定具を取り付けるのが有利である。この湾曲測定具はたとえば視差原理にしたがって主要な角度と値の特定を可能にする目盛りを有していてよい。主要な角度と値とはたとえば前方傾斜角、頭部側方傾斜角、頭部側方回転角、角膜頂点距離である。
眼鏡フレームの両眼鏡レンズに対するセンタリングポイントPRとPLの相互間隔はセンタリングポイント間隔Zといい、右側の単眼センタリングポイント距離と左側の単眼センタリングポイント距離との和である(Z=ZR+ZL)。センタリングポイント間隔Zは矯正眼鏡におけるビジュアルポイント間の相互間隔に相当し、プリズム状眼鏡レンズでない場合には中心間隔に等しい。DIN13666によれば、中心間隔とは、処方されたプリズムを中和した場合の、眼鏡の眼鏡レンズの光学的中心間の水平方向における間隔であり、累進屈折力眼鏡レンズの場合、調節点間の間隔である。両センタリングポイントを確定するためにその座標xとyを使用することができる。この場合、眼鏡レンズ間の間隔をdとすると、水平方向においてZR+ZL=XR+XL+dである。
スペックルパターンは、被験者の非正視性に関係なく常に被験者にとって尖鋭な固視パターンとして見える特性を有している。これは近視眼(近眼)に対してばかりでなく、遠視眼(遠視)に対しても言える。スペックルとはフレーム内に生じる干渉現象である。非正視眼はその遠屈折点面に相当するフレーム面内でスペックルを見る。すなわち、被験者の注意をこのようなパターンに向けさせて、ビデオ撮影の間注意力を維持させることが極めて容易である。
さらに、本発明による装置によれば、被験者のセンタリングデータを近距離から、すなわち2m以下の距離から、有利には1.5m以下の距離から測定することが可能になるが、他方この場合固視対象物は無限遠に、しかし少なくとも5m以上の距離へ結像され、そこで被験者に見える。
顧客の正確な位置決めを行なうため、顧客のために立位マークを床の上に投影させてもよい。
本発明により、センタリングデータを検出している間に被験者の眼が収斂しないことが達成され、すなわち両眼の固視線が内側へ移動しないことが達成される。
本発明の有利な実施態様は従属項で考慮されている。
本発明による装置では、固視装置を、少なくとも1つの特定のスペックルパターンを生成させる固視装置として構成してよい。本発明による装置の使用者は、特定の顧客のために、たとえば強度近視眼の顧客のために、このような顧客層に対し特に適合性が優れるように製造された特定のスペックルパターンを使用することができる。スペックルパターンはたとえばリング状、十字形、または星形に形成されていてよい。これらのスペックルパターンの組み合わせも使用することができる。すなわち、共通の外形として特定の形状(たとえば十字形)を重ね合わせたスペックルを生成させることができる。その結果特定のスペックルパターン、たとえば十字形スペックルパターンが生じる。
本発明による装置では、撮影装置はビデオカメラまたは写真カメラとして構成されていてよい。
固視装置は、散乱要素を介してコヒーレント光線をスペックルパターンとしてスプリッター要素へ放射する光源を含んでいてよい。光源はレーザーエミッターでよい。好ましくはレーザーダイオードまたはHe−Neレーザーである。スプリッター要素は部分透過性ミラー、平行平面板、またはビームスプリッターキューブとして構成されていてよい。すなわち光源はコヒーレント光線を放射し、コヒーレント光線はすでに特定のパターン(たとえばDOEによって生じる十字形)を有することができる。光線は散乱要素に入射し、そこからスペックルパターンとしてスプリッター要素へ放射される。
本発明による装置は動き可能な、特に回転可能な散乱要素を備えていてよい。散乱要素はモータによって動かすことができる。散乱要素はたとえば0.5回転/分ないし5回転/分で、有利には1回転/分ないし2回転/分で回転させることができる。この場合、被験者に対し動きの生理学的刺激を生じさせるには最小回転速度が必要である。
さらに、本発明による装置の有利な実施態様では、スペックルパターンは無限遠に、しかし少なくとも5m以上の距離へ結像される。この場合、スペックルパターンは散乱要素とスプリッター要素との間に配置されている照準光学系を介して無限遠に、しかし少なくとも5m以上の距離へ結像される。
照準光学系は通常の非球面レンズ面により実施してよい。球面収差の影響を少なくするには、ほどよい口径比が得られるようにレンズの焦点距離を適宜大きく選定する必要があり、たとえばf’=800mmないし1200mm、有利には1000mmである。照準光学系は非球面レンズ面、特に非球面フレスネルレンズ面を備えていてよい。これにより、焦点距離が小さなレンズ(たとえばf’=300mm)を使用しても球面収差の補正を行うことができる。また、非球面フレスネルレンズ面を使用すると、レンズホールダの機械的コストが著しく低減する。球面フレスネルレンズ面を使用する場合には、少なくとも500mmの焦点距離を使用するのが有利である。
装置の出力アパーチャーは可能な限り多数の被験者の両眼間隔と瞳孔径との和に整合している必要があり、したがって少なくとも60mm、有利には90mm以上必要である。出力アパーチャーは無限遠投影光学系により与えられている。出力アパーチャーが十分大きければ、被験者の両眼はスペックルパターンを識別することができる。
本発明による装置の有利な実施態様では、散乱要素とスプリッター要素との間に、有利には散乱要素と照準光学系との間に、転向ミラーが配置されている。光学的構成を折り重ねることにより、すなわち光線を転向させることにより、装置のサイズを著しく短縮させることができる。
有利には、撮影装置がオートフォーカス方式を備えているのがよく、その結果撮影された画像は常に鮮鋭である。また、使用するカメラのズーム(画角)をPCから制御できるので有利である。
撮像装置の配置が個々の被験者にとって高すぎる場合、または低すぎる場合には、撮像装置を上下に移動させることができる。選択的に、撮像装置を傾動させることもできる。この場合、体格の補償に必要な傾斜角は前方傾斜またはセンタリング値を算出する際に考慮することができる。
さらに、有利には、固視装置が少なくとも1つの回折性光学要素(DOE)または波面変調器、すなわち空間光変調器(SLM)を含んでいるのがよい。SLMを用いると、可変DOEを生成させることができる。SLMは反射性構成と透過性構成で使用できる。選択的に、複数個のDOEを順次または同時に使用してもよい。SLMまたはDOEはたとえば十字形またはリング状のパターン或いは十字形パターンとリング状パターンとの組み合わせを生成させるように構成される。
有利には、撮影ユニットに付設されるフラッシュを光導体と接続するのがよい。この場合、光導体が被測定顧客の方向へ光を誘導する光導体であるのが有利である。
レーザーおよびDOEまたはSLMを用いて散乱要素上に生成させたスペックルパターンを、視力が異なる個々の顧客が鮮鋭なパターンとして知覚することができる。特定のDOEまたはSLM、散乱要素、レーザーを使用することによって、特定の構成の、反復可能なスペックルパターンを生成させることができる。
最後に、散乱要素を散乱円板または散乱ロールとして構成してよい。散乱要素に対する他の幾何学的形状も考えられる。すなわち、散乱要素を、横方向に往復動可能な散乱板として、またはコンベアベルトのような散乱カーテンとして構成してもよい。散乱要素はプラスチック、ガラス、金属、または他の適当な材料から製造されていてよい。散乱表面はたとえばサンドブラストで表面処理されていてよい。平均粗さは5μrmsと50μrmsの間であるのが有利である。
本発明による方法では、本発明による装置の実施態様を適用するのが有利である。
本発明による方法と本発明による装置によれば、異なる視力を持った被験者に対し、そのセンタリングデータを通常の姿勢で短距離から測定することが可能になる。
本発明による装置および本発明による方法の有利な実施形態は図1ないし図9に図示されている。
図1には、眼鏡フレーム2を装着した被験者の頭部1が概略的に図示されている。被験者は、そのセンタリングデータを決定するため、1.5m以下の距離、たとえば0.5mの距離にある本発明による装置3の実施形態を見ている。装置3も同様に概略的に示したもので、ビデオ装置4の形態の撮影装置と固視装置5とを含んでいる。固視装置5は固視ターゲット6と照準光学系7とスプリッター要素8とを含んでいる。固視ターゲット6は、コヒーレント光が特定の粗さの散乱要素(図示せず)、たとえば散乱円板に放射されることにより、スペックルパターンを生じさせる。スプリッター要素8は部分透過性のミラーとして構成されている。照準光学系7は1個または複数個のレンズを含んでもよい。
図2では、固視ターゲット6の代わりにレーザーエミッター9が設けられている。レーザーエミッター9は光線を散乱円板10の形態の散乱要素に向けて放射させる。スプリッター要素8は板状の部分透過性ミラーとして構成されている。スプリッター要素8により、固視光路の光線と観察光路の光線とを正確に重ね合わせることができる。固視データを検出するため、被験者はビデオ装置4の方向を見る。特に非正視がひどい被験者でも正確な方向を見ることができるように、レーザーエミッター9は散乱円板10で散乱してスペックルパターンを生じさせるようなレーザー光線を発生させる。スペックルパターンは、照準光学系7とビデオ装置4の前方に配置されているスプリッター要素8とを介して被験者の視野のなかへ誘導される。散乱円板10は該散乱円板10に回転動きまたは他の動きを与えるモータ11を選択的に備えていてもよい。被験者の非正視性に応じて個々のスペックルの合成速度が生じる。スペックルが常に鮮鋭に見えることにより、非正視性がひどい被験者でもスペックルパターンを固視することができ、したがってビデオ撮影に対し正確な位置を占めることができる。
図3は図2の装置を拡張して転向ミラー12を設けたものである。レーザーから散乱円板10へ放射された光はまず転向ミラー12に入射し、次にようやく照準光学系7に入射する。光線の方向を変えることにより装置を著しく小型にさせることができる。これによりこの種の装置を小空間に設置することが可能になる。
図4、図5、図6は被測定者、たとえば眼鏡業者の顧客に特に優れた融合感を与える本発明による装置の実施形態の概略図である。
図4では、本発明による装置3はレーザーダイオード14を有している。レーザーダイオード14は出力を調整可能で、610nmと680nmの間の狭帯域の光線を放射するものが望ましい。
レーザーダイオード14の前方には回折性光学要素(DOE)15が配置されている。回折性光学要素15はレーザーダイオード14のレーザー光線22を変調させて、時間的コヒーレンスが維持されるように成すとともに、散乱円板10上に所望の融合能のあるパターン、たとえば顧客に融合感を与えるような十字形スペックルパターンを生じさせる。
変調されて散乱円板上に投影されたいかなるアングルスペクトルも被験者である顧客に十分な融合感を呼び起こす。散乱円板上に投影された円形のアングルスペクトルは弱い融合感のみを生じさせ、これに対し円形リングまたは楕円リングまたは十字またはマルチビームの星形またはこれらの図案の重ね合わせは顧客に明白な融合感を呼び起こさせることができる。
DOEは図4と図6に図示され、SLMは図5に図示されている。DOEまたはSLMによって投影されたアングルスペクトルが、最も鮮鋭に見える領域でのみ知覚されるように構成されていることが望ましい。すなわち最大5゜のアングルスペクトルが有利である。0゜で表わされる網膜窩の中央で相対視力は最大になる。これにより顧客の眼の網膜錘状体が刺激され、網膜の棹状体は保護される。
散乱要素、たとえば散乱円板10は、好ましくは空間周波数の連続体を提供するように構成されている。有利には0.05゜ないし5゜の散乱角を発生させるのがよい。モータ11を用いて散乱要素を回転させることができ、たとえば0.5回転/分ないし5回転/分、有利には1回転/分ないし2回転/分で回転させることができる。
レーザー光線は円板からミラー17とレンズ18(フレスネルレンズが望ましい)を介してスプリッター要素8へ放射され、保護要素19を通過して、眼鏡フレーム2を装着した顧客13の眼に入射する。保護要素は保護円板の実施形態を持っているのが望ましく、ガラスから成っているのが有利である。フレスネルレンズ18の像側の焦点面は散乱円板10の面内にある。
レーザー光線によりこのようにして発生させたスペックルパターンにより、眼鏡をかけた顧客13は装置3を直接見て、見えた複数の像を自然に融合させることができるようになる。したがって、顧客データの決定を迅速且つ正確に行うことができる。撮影装置4(たとえばビデオ装置または写真カメラ)を用いて顧客13の顔或いは少なくとも眼鏡をかけた顧客13の眼部分が撮影される。
ビデオ装置4に配置されているフラッシュ23は光導体20と接続されている。この光導体20はフラッシュ23から保護円板19へ延び、よってフラッシュ光の利用率の改善を可能にしている。
本発明による装置3には制御・評価装置21が組み込まれている。内部の電気消費装置のための給電部を設けてもよい。
DOE15と散乱円板10とにより、レーザー光線はたとえば十字形の外側輪郭を有するスペックルパターンを発生させることができる。
DOE15により散乱円板10に記述されるパターンにより、散乱円板は明白な融合感を呼び起こさせるようなスペックパターンを発生させる。散乱円板10に記述されるパターン形状とこれによって発生するスペックルパターンとは融合感の強さにとって重要である。軽い融合感は、ガウス状のプロファイルを持った点状のパターンを散乱円板上に発生させることで得られる。強い融合感のためには、十字形パターン、リング状パターン、またはこれら両パターンの組み合わせが適している。この場合被験者の目に最大で5゜の角度範囲が与えられる。0゜は網膜窩の中央を表わし、相対視力が最大になる場所である。
図5では、波面変調器、すなわち空間光変調器(Spatial Light Modulator SLM)16が設けられている。SLM16は可変DOE15を生成させることができる。SLM16は反射型でも透過型でもよい。図5には反射型のSLM16が図示されている。図4において簡単なDOE15の代わりに透過型のSLM16を使用してもよい。
SLM16を用いると、種々のスペックルパターンを生成させることが可能である。このため、SLM16により所望の速度とシーケンスで種々の形状のDOE15を形成させる。これによりレーザー光線を用いて所定の種々のパターン、たとえば十字形を生成させることができる。パターンは散乱円板10へ投影され、そこで散乱円板10によりスペックルパターンが生成される。これにより広範囲の顧客層の瞳孔間隔を測定することができる。従来は、通常の簡単な点状パターンを用いて比較的大きなプリズマティックエラーを持つ顧客を測定することはできなかった。特殊なパターンを用いてこのような顧客層に対しても最適な融合感が提供される。
種々のパターンを生成させる必要があり、しかもSLM16を使用できない場合には、異なるパターンを生成させる複数個のDOE15を選択的に使用してよい。これらのDOE15はたとえばスライダを介して順次光路内へ挿入させることができる。
本発明による装置によれば、DOE15によって変調されたビームプロファイルは、眼鏡フレームを装着した被験者の両眼によって完全に検知できる。
図6では、本発明による装置3は、散乱円板の代わりに装着された散乱ロール24を有している。散乱ロール24は散乱表面25を備えた回転ドラムとして構成されている。この散乱ロールは垂直方向または水平方向に取り付けることができ、被験者の両眼によって形成される軸線に対しほぼ45゜±5゜で取り付けることが有利である。散乱ロールはモータ11によって駆動させることができる。モータはたとえば前記ドラムの軸線上に据え付けるか、或いは、前記軸線の領域に配置してよい。この場合、融合感を生じさせるパターンはたとえばドラム軸線に対しほぼ45゜で投影され、或いは、ドラム軸線に対し平行に投影される。十字形のスペックルパターンを生成させる場合には、十字の半軸がドラム軸線に対し平行に結像されているのが有利である。
図7は散乱表面25を備えた散乱板26を示す。散乱板26はガラスまたはプラスチックで製造されてもよい。また、散乱板26は横方向に往復動可能に実装されてもよい。これを2つの矢印で示唆した。
図8は散乱表面25を備えた散乱カーテン27を示す。散乱カーテン27はたとえば金属から製造されてもよい。散乱カーテン27は2つの回転ドラム28を介して回転可能に配置されている。この場合の回転方向を矢印で例示した。
図9は十字形スペックルパターン29の概略図である。十字形パターン31とともにいくつかのスペックル30が例示してある。この概略図では、わかりやすくするため、十字形を黒の輪郭で描いた。
固視ターゲットを備えた、眼鏡のセンタリングデータを特定するための装置を示す図である。 回転可能な散乱円板および照準光学系を備えた、眼鏡のセンタリングデータを特定するための装置を示す図である。 補助的な転向ミラーを備えた、図2の眼鏡のセンタリングデータを特定するための装置を示す図である。 散乱円板とDOEとを備えた、センタリングデータを特定するための装置を示す図である。 散乱円板とSLMとを備えた、センタリングデータを特定するための装置を示す図である。 散乱ロールとDOEとを備えた、センタリングデータを特定するための装置を示す図である。 散乱板を示す図である。 散乱カーテンを示す図である。 十字形スペックルパターンを示す図である。
符号の説明
1 頭部、2 眼鏡、3 装置、4 ビデオ装置/撮影装置、5 固視装置、6 固視ターゲット、7 照準光学系、8 スプリッター要素/部分透過性ミラー、9 レーザーエミッター、10 散乱円板、11 モータ、12 転向ミラー、13 眼鏡を装着した被験者/顧客、14 レーザーダイオード、15 回折性光学要素(DOE)、16 空間光変調器(SLM)、17 ミラー、18 (フレスネル)レンズ、19 保護要素/保護円板、20 光導体、21 制御・評価装置、22 レーザー光線、23 フラッシュ、24 散乱ロール、25 表面、26 散乱板、27 散乱カーテン、28 回転ドラム

Claims (18)

  1. 被験者(13)のための眼鏡のセンタリング・データを決定する装置であって、
    眼願をかけた被験者の電子像を記録する、コンピュータ制御可能な撮影ユニット(4)と、
    被験者のための固視パターンを生成するための固視装置(5)と、
    被験者の視野に前記固視パターンを向けるためのスプリッター要素(8)と
    を備え、
    前記撮影ユニット(4)は前記スプリッター要素(8)の背後に装着され、前記固視装置(5)は前記固視パターンとして少なくとも1つのスペックルパターンを生成することを特徴とする装置。
  2. 固視装置が、リング状スペックルパターン、十字形スペックルパターン、または星形スペックルパターンを生成させる固視装置であることを特徴とする請求項1に記載の装置
  3. 撮影ユニット(4)がビデオカメラまたは写真カメラとして構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置
  4. 固視装置(5)が光源と散乱要素(10,24,26,27)含み、光源が散乱要素(10,24,26,27)を介してコヒーレント光線をスペックルパターンとしてスプリッター要素(8)へ放射することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置
  5. 光源がレーザーダイオードとしてのレーザーエミッター(9)またはHe−Neレーザーを含んでいることを特徴とする請求項4に記載の装置
  6. スプリッター要素(8)が部分透過性ミラーまたはビームスプリッターキューブとして構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置
  7. 散乱要素(10,24,26,27)が動き可能に、特に回転可能に配置されていることを特徴とする請求項から6のいずれか1項に記載の装置
  8. 散乱要素(10,24,26,27)を動かすためのモータ(11)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の装置
  9. スペックルパターンが無限遠、または少なくとも5m以上の距離へ結像されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置
  10. スペックルパターンが散乱要素(10,24,26,27)とスプリッター要素(8)との間に配置されている照準光学系(7)を介して無限遠、または少なくとも5m以上の距離へ結像されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 照準光学系(7)が非球面レンズ面、特に非球面フレスネルレンズ面を備えていることを特徴とする請求項10に記載の装置
  12. 散乱要素(10,24,26,27)とスプリッター要素(8)との間、または散乱要素(10,24,26,27)と照準光学系(7)との間に、転向ミラー(12)が配置されていることを特徴とする請求項4から11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 少なくとも1つのスペックルパターンを生成させるため、固視装置(5)が少なくとも1つの回折性光学要素(DOE)(15)を含んでいることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の装置
  14. 少なくとも1つのスペックルパターンを生成させるため、有利には任意の数のスペックルパターンを生成させるため、固視装置(5)が少なくとも1つの空間光変調器(SLM)(16)を含んでいることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の装置
  15. 少なくとも1つの回折性光学要素(DOE)(15)または少なくとも1つの空間光変調器(SLM)(16)が、十字形パターンまたはリング状パターンまたは十字形パターンとリング状パターンとの組み合わせを生成させるように構成されていることを特徴とする請求項13または14に記載の装置。
  16. 撮影ユニット(4)に付設されるフラッシュ(23)が光導体(20)と接続され、光導体(20)が被験者(13)の方向へ光を誘導する光導体(20)であることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の装置
  17. 散乱要素が散乱円板(10)、散乱ロール(24)、散乱板(26)または散乱カーテン(27)として構成されていることを特徴とする請求項4から16のいずれか1項に記載の装置
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載の装置を使用して眼鏡のセンタリングデータを決定する方法において、
    固視装置(5)がスペックルパターンを融合感として被験者のために生成させ、
    撮影ユニット(4)が顧客の少なくとも眼鏡装着眼部分を撮像してセンタリング・データを決定するための電子像を得、
    この電子像からセンタリングデータをコンピュータによって決定することを特徴とする方法。
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