JP4741663B2 - 時分割複信伝送に関する装置と方法 - Google Patents

時分割複信伝送に関する装置と方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイム・スロットに分割されたフレーム中のリンクを介して情報を送信する時分割複信方式を実装するシステムにおいて、第1および第2のリンクの、特に(エンド)端末間のリンクを介する二対地間伝送用装置に関する。
本発明はまた、時分割複信方式を使用する通信システムにおいて、第1リンクエンド端末と第2リンクエンド端末間のフレームで情報を送信する場合、二対地間伝送リンクを設定する方法に関する。
更に本発明は、時分割複信方式(TDD)を実装する二対地間システムにおける通信用フレーム構成に関する。
二対地間伝送、特に無線伝送では、長距離伝送だけでなく高スペクトル効率も要求される。しかしながら普通は、一つのホップと関連する伝送距離を制限する送信電力は制限される。従って、長距離伝送をサポートするため、多数の(シリアル)ホップをサポートするよう二対地間システムを設計する。
アップリンクおよびダウンリンク帯域の割付けられたペアを見付け出すのは困難であるという事実のため、特に周波数分割複信方式(FDD)では、無線リソースは制限を受けるようになってきた。従って、時分割複信方式は二対地間無線伝送にますます広く使用される技術となってきた。従来のTDD二対地間システムは、中程度のスペクトル効率と制限のあるリンク当たりホップ数をサポートできる固定フレーム長の使用をベースとしている。
TDDシステムでは、アップリンクおよびダウンリンクのトラフィックに同じ周波数を用い、そして、ホップ往復遅延によって決まる、送信/受信遷移ギャップ(TTG)とも呼ぶギャップを導入しなければならない。しかしながら、このTTGの導入は重大なスペクトル・リソース損失の原因となる。これに加えて、スペクトル・リソース損失は、フレーム長が短くなれば大きくなる。これに対して、非常に厳しいリンク伝送遅延要求がある。これはホップ伝送遅延とリンク当たりのホップ数を制限する。リンクがより多くのホップをサポートすれば、より短いフレーム長が要求される。従って、TDD二対地間システムは、高いスペクトル効率と十分なホップ数をサポートできる能力との間の妥協に基づくフレーム長を選択しなければならない、即ち、スペクトル効率とサポートするホップ数との間で適切なバランスを見付け出さなければならない。
既知のTDD二対地間システムは固定フレーム長の使用をベースにし、無線応用に対しては高いスペクトル効率をサポートできない。これに加えて、リンク当たりのホップ数は制限される。その結果、既知のシステムは、効率に関していえば大きな損失を含み、特に遅延と伝送は、いわゆる3Gシステム(3GPP、第3世代パートナーシッププロジェクト)において問題を引起し、その理由は、そのようなシステムでは、例えば基地局間の遅延に対して厳しい要求条件が生じ、その遅延は例えば無線ネットワーク制御装置(RNC)における問題の原因となるからである。現在、基地局間の遅延についての要求条件は約5秒である。
その問題は数個のホップが連続する場合さらに顕著である。
従って、必要なことは、最初に参照する、高スペクトル効率が達成できる装置である。また更に、十分なホップ数、または比較的大きなホップ数をサポートできる装置が必要である。特に、十分なホップ数と同じく高スペクトル効率をも同時に、即ち一つの特徴の“品質”が他を排除すること無しに、サポートできる装置が必要である。また更に、多くの異なる適用条件で、そして異なる環境条件において、または様々な地理的条件のもとで高スペクトル効率をサポートする装置が必要である。また更に、遅延を適切な、または必要な程度に、特に3Gシステムにおける要求条件を満足する程度までに減少できる装置が必要である。さらにより詳細には、ホップ遅延をできる限り可能なまでに減少できる装置が必要である。
特に、柔軟で、様々な異なる条件および/または要求条件に適応できる装置が必要である。また更に、直接的なLOS(Line of Sight、見通し内)リンクを見つけ出すことが困難か、または、長い伝送距離および/または制限された伝送電力がある場合でも、効率的で、そして、リソース利用、品質等の面からは良好な伝送条件が可能となる装置が必要である。
また、一つ以上の上記の目的が達成できる方法が必要である。また更に、一つ以上の上記の目的が達成できるフレーム構成が必要である。
従って、一つ以上のリンク・パラメータを使用するリンク当たりベースのフレーム長、これ以降は可変のフレーム長であるが、そのフレーム長を決定するために適応する装置を最初に参照する装置として提供する。特に、一つ以上の伝送要求条件を与え、前記要求条件のうちのつ一つ以上のリンクを満足する場合、もう一つのリンク・パラメータ値を最適化する、例えば最大化または最小化することができるようにフレーム長を決定する。
ある実施形態では、二つのリンク伝送要求条件はエンドツーエンド(end-to-end)往復遅延とホップ数に関係し、データ・ビットレートを最大化するように一つのリンクのフレーム長を決定するためにその装置を適応する。あるいは、エンドツーエンド往復遅延とデータ・ビットレートにサービスするため要求条件を与え、ホップ数を最大化するための装置を適応する。あるいは、ホップ数とデータ・ビットレートのために要求条件を与えてもよく、エンドツーエンド往復遅延、即ち一つのリンクエンド端末からもう一つのリンクエンド端末への伝送のために要求される遅延を最小化するために装置を適応する。
リンク・パラメータには各々第1および第2のリンクエンド端末間の距離を含めてもよい。特に、第1および/または第2のリンクエンド端末内での、またはそれとの通信における情報保持手段に距離情報を提供する。望ましくは、リンク当たりベースで、距離または伝送遅延を測定または検出するために手段を提供する。
第2のパラメータには特別なリンクのための要求ホップ数を含めてもよい。特に、距離に要求されるシリアル・ホップ数のホップ長を決定するためにその装置を適応し、各フレームの最小フレームTTG(Transmission/receiving Transition Gap、送信/受信遷移ギャップ)を決定する。
ある実施形態では、第3のパラメータには最大ホップ距離を含み、第3と第2のパラメータ、即ち最大ホップ距離と要求ホップ数を与える伝送効率を含む要求条件を最小化するため、最大フレーム長を選択するためにその装置を適応する。
ある実施形態では、各フレームには多くのタイム・スロットを含み、フレーム内のタイム・スロット数の変更によりフレーム長を変更するためにその装置を適応する。あるいは、各フレームには多くのタイム・スロットを含み、各タイム・スロットには多くのシンボルを含み、各タイム・スロット内の、または各フレーム内のシンボル数の変更によりフレーム長を変更するためにその装置を適応する。特に、フレーム長は基本的に連続可変である。アップリンクおよび/またはダウンリンクのフレーム長を変更または適応するためその装置を適応することができる。リンクにはマイクロ波リンクまたはミリメータ波リンクを含めてもよい。特に、リンクには光リンクを含めてもよい。特に、各リンクエンド端末には受信/送信アンテナ、トラフィック・インタフェースおよび管理インタフェースを含めてもよく、前記管理インタフェースは距離の確立とパラメータ依存のアダプティブなフレーム長の設定を処理する。トラフィック・インタフェースにはSDHインタフェースまたはSTMインタフェースか同様のインタフェースを含めてもよい。
有利な実施形態では、リンク当たりベースでフレーム長を自動的に、または少なくとも部分的に自動的に適応するため、その装置を適応する。
ある実施形態では、エンドツーエンド・リンクを形成するホップ長は少なくとも幾つかのホップに対して異なり、ホップ長は基本的に固定である。加えて、一つ以上のパラメータが要求条件を満たす必要がある場合、一つ以上のパラメータを最適化するためTTGおよび/またはRTGを適応してもよい。第1および/または第2のリンクエンド端末は基地局であってもよいが、勿論実際には必ずしもそうとは限らない。例えば3Gシステム(UMTS、GPRSなど)のような無線伝送のために本発明による装置を使用してもよい。
また、最初に参照する方法として、以下のステップを含む方法を提供する;即ち、第1及び第2のリンクエンド端末または多くの各リンクエンド端末間に距離を確立すること、使用するホップ数を決定すること、および/または要求される最大エンドツーエンド遅延要求条件および/またはビットレート要求条件を決定すること、一つ以上の伝送リンク要求条件の面から伝送効率を最適化できるようにリンクのフレーム長を適応すること。
伝送効率を最適化するため、特にリンクのエンドツーエンド遅延が最小になるようにフレーム長を選択する。更に詳しく言うと、一つ以上のパラメータ、最大ホップ距離、ホップ当たりの往復遅延、ホップ数、伝送電力、スループットまたは他のパラメータに関するサービス固有の要求条件に基づき、フレーム長を選択する。
ある実施形態では、その方法には以下のステップを含む;即ち、伝送ビットレートを最大にするようなフレーム長を選択すること。あるいは、以下の方法を含む;即ち、ホップ数を最大にし、および/または伝送距離を最大にでき、および/またはエンドツーエンド往復遅延を最小にできるようにフレーム長を選択すること。3GPPシステムまたは、同じ様な問題が起こってもよい他の全てのシステム、特には無線システムで方法を使用してもよい。また更に、第1および第2のリンクエンド端末を含む二対地間システムにおける無線通信のためのフレーム構成を提供する。前記フレーム構成は変更可能かアダプティブであり、一つ以上の他のリンク・パラメータを最適化、例えば最小化または最大化できるように一つ以上のリンク当たりベースのリンク伝送パラメータに基づき変更または適応するよう、フレーム長を適応する。
以下に本発明について、限定しない方法で、また次の添付図面を参照して、更に説明する。
本発明の概念に基づき、アダプティブなフレーム構成、即ちTDD二対地間システム用可変フレーム長を提案する。基本的な発想は、一つ以上の要求条件を満たすため、ここではリンク・パラメータとも呼ぶが、一つ以上のパラメータに基づきフレーム長を決定または確立することである。一つのリンク・パラメータは二つのリンクエンド地点間の距離であり、本発明によれば、幾つかの適当な方法でその距離を測定または決定する。情報を、例えば自動的に提供し、または測定してもよく、例えば信号を送信し、検出等をしてもよい。距離をいかにして決定するかについては幾つかの可能性がある。もう一つのパラメータは、要求または希望されるホップ数である。これはまたケース・バイ・ケースで決定される。二対地間システムでは、各種の適用要求条件、地理的条件等により、伝送距離および要求ホップ数は両方とも大幅に変更可能である。
上記の議論のように、固定フレーム長を選択する既知のTDDシステムでは、高い効率かつ各種の適用要求条件を満たすことは不可能である。二対地間システムの利点は異なるリンク間で同期要求条件が無いということであり、これにより、本発明によれば、リーズナブルに距離依存の、即ち変更可能なフレーム長を持つことができる。
本発明によれば、特に三つ以上の要求条件または制約条件を考慮する。一般的には、要求条件を満たすべき三つの主な制約条件、即ちパラメータがある。一つは最大ホップ距離であり、フレーム中の最小TTGを決定する。もう一つの要求条件、即ち一つの要求条件を満たさなければならないかも知れないもう一つの特性、つまり一種の制約条件は要求ホップ数である。これに加えて、例えばあるサービスのため、エンドツーエンド遅延の要求条件があってもよい。特にエンドツーエンド遅延要求条件と要求ホップ数は、最大ホップ遅延を制限してもよく、またフレーム長を制限してもよい。利点のある実施形態では、伝送効率を最大にするように最大フレーム長を選択する。しかしながら他の可能性もある。
本発明によれば、TDD二対地間システムのフレーム長および/またはRTG/TTGはリンク毎に可変である。特に、各リンクの最大ホップ距離および/または、例えば測定してもよいが、各ホップの往復遅延にそれを適応できる。また、それは、一つのリンクが構成されるホップ数に対してアダプティブであってもよい。特に、伝送ビットレート、即ちスループット、要求条件または制約条件の下でのリンク距離で、リンク内で要求されるホップの最小要求スループット数を最大にするようにフレーム長を選択する。
非常に長い距離または限られた送信電力を持つリンクのためには、および要求されたホップ数を通して要求のスループットをサポートできないリンクのためには、要求されたスループット要求条件を満足できる最大ホップ数を有利に選択する。
単一ホップによってさえ要求されたスループットをサポートできないような非常に長い距離または限られた送信電力を持つリンクのためには、単一ホップを使用するであろうし、伝送ビットレートを最大にするようフレーム長を選択する。
図1Aに、幾つかのリンク端末およびホップを持つシステムにおいて、リンクがいかに実装できるかを図式的に示す。典型的なネットワークでは、マイクロ波リンクが基地局を基地局制御装置(BNC)またはRNC(無線ネットワーク制御装置)に接続する。ネットワークはカスケード・スターまたはリング状態が可能である。図1Aに、実際には単にトラフィック分割と呼んでもよい単純なスター状のカスケードになっている二つのホップを例示する。PDH(Physical Digital Hierarchy)のETSI(European Telecommunication Standard Institute)ネットワークでは、E0、E1、(E2)およびE3でトラフィックを構成する。幾つかのトラフィックはドロップし、幾つかのトラフィックはもう一つのリンク端末に伝送できる。実際のネットワークでは数百のノードがあり、カスケードの深さは最大で5ホップ、または幾つかのケースではさらにもっと多い(または少ない)。明らかであることだが、勿論、本発明の概念はそのようなネットワークに限定されず、全てのノード数、ホップ数等をもつ全てのネットワークに使用でき、勿論、それは基地局制御装置、基地局等またはRNCである必要はなく、一般的には端末間に伝送を望むノードまたは端末である。さらに、それはトラフィック・インタフェースを持ったPCであってもよく、特に、PDHインタフェース、またはイーサネット(登録商標)・インタフェースまたはE1、E2、E3インタフェース、または米国のT1、T2、T3インタフェースまたは日本のJインタフェース等、使用するトラフィック・インタフェースに依存する。
ここで重要なパラメータは、BSCからBSまでの全遅延、Mbps単位での容量、使用可能なホップ数である。
TDDフレームを使用する場合は、フレーム構成は可能な性能に大きな影響を及ぼす。
本発明によれば、特別なネットワークに最良の性能組合せを実現するため、柔軟性のあるフレーム長を使用する。
それ故、BSC10にある、またはそこに接続されたリンク端末(ここではリンクエンド端末)LT1を図1Aに示す。LT1はインドア・ユニット1Aとアウトドア・ユニット1Bから成る。アウトドア・ユニット1Bにはエアを介してフレームを受信/送信するアンテナを含む。
明らかなことであるが、インドアおよびアウトドア・ユニットは各々、大体はそうであっても、室内または室外に置かなければならないことはなく、代わりに両方のユニットは“室内”または“室外”またはその逆においてもよい。単純にするため、“内”および“外”の考え方を使用している。ここでは、第1のホップはリンク端末LT1と第2のリンク端末LT2 2間で定義し、また、LT2にはインドアおよびアウトドア・ユニット2A、2Bがあり、ここでは2Aは基地局BS20に接続する。LT2はリンク端末LT3 3とリンク端末LT4 4に接続し、それぞれにはインドアおよびアウトドア・ユニット3A、3B、4A、4Bがあり、幾つかのトラフィックはLT3に、また他の幾つかのトラフィックはLT4に接続可能である。LT3 3からLT5 5へはもう一つの(第2の)ホップを介して送信し、一方、LT4 4とLT6 6間にはもう一つ他のホップがある。LT6 6はBS30に接続し、LT5 5はBS40に接続する。
図1Bには、カスケード接続の二つのホップを持つマイクロ波リンクの例を示す。上記で説明したように、LT1’とLT21’との間には二つのエンド端末間に第1のホップ(hop)がある。LT2では、幾つかのトラフィックはLT2’のトラフィック・インタフェースに接続してもよく、一方、他の幾つかのトラフィックは矢印を通して示すようにドロップする。LT2’とLT3’間には第2のホップ(hop)があり、その二つのホップのために、リンクLT1’とLT3’はそれぞれリンクエンド端末を形成する。
図2に一般的なTDDフレーム構成を図式的に示し、そこには、受信/送信遷移ギャップRTGと、ここではスロット1〜hを含むダウンリンク(DL)オーバヘッドと、スロット1〜kを持つダウンリンク(DL)サブフレームと、送信/受信遷移ギャップTTG、スロット1〜hを持つアップリンク(UL)オーバヘッドおよびスロット1〜kを持つアップリンク(UL)サブフレームがある。本発明の概念によれば、フレーム構成Tframeのフレーム長は可変である。ある実施形態では、アップリンク/ダウンリンクのスロット数は、上記で議論したようにパラメータおよび要求条件に依存して変更または適応可能であるが、RTG/TTGもまた変更可能である。シンボルレベルのフレーム長、即ちULおよび/またはDLのシンボル数も変更可能であり、これは、特にフレーム長を殆んど連続的に変更可能であることを意味する多くのシンボルを各スロットに含むからである。
フレーム長を計算または決定する方法について、ある実施形態のために適応可能な要求条件(制約条件)とパラメータを参照しながら以下で議論する。ここでは以下の入力を仮定する。
− 要求ホップ数:Nhop
− 最大ホップ距離:Lhopmax
− 特別なサービスの要求最小情報ビットレート:R
− 許容される最大全エンドツーエンド遅延:Dtot
− 各ホップの前および後処理遅延:Tproc hop
− 特にハードウエア設計で制限される受信/送信遷移ギャップ:RTG
− 1スロットの継続時間:Tslot
− スロット当たりの情報ビット数:Nib(slot)
− 許容される最大フレーム長:Tmaxframe
− オーバヘッド・パイロットとフレーム制御ヘッダに割付けるアップリンクおよびダウンリンク両方のサブフレームのスロット数:Noh
上記で参照した入力に基づき、必要な中間変数は以下のように計算できる。
− 各ホップの制限された最大遅延:Dtot hop=Dtot/Nhop
− 各ホップの最大往復伝送遅延は次のように計算できる:T2D(hop)=2*L/3E8
− ダウンリンク・スロット数は次で計算する:NDLslot=floor((Tframe−2*RTG−T2D(hop))/2/Tslot
遅延とスループットの制約条件は次のように表現できる。
− TTG≧T2D(hop)+RTD
− Ttothop≧Tframe/2+T2D(hop)+Tprochop、即ち、Tframe≦2*(Ttothop−T2D(hop)−Tprochop
ここで対応する最大ビットレートは、
−ビットレート=(NDLslot−Noh)*Nib(slot)/Tframe≧R
である。
フレーム長とTTGを計算するために実行すべきステップは、この実施形態では以下のようになる。
ステップ1:Nhopをサポートできると仮定すると、遅延制約条件または遅延要求条件に基づき最大フレーム長Tfmaxを計算できる。
− Tfmax=min(2*(Ttothop−T2D(hop)−Tprochop)、Tmaxframe
ステップ2:上記TfmaxでビットレートRをサポートできるかどうかをチェックする。
− (floor((Tfmax−2*RTG−T2D(hop))/2/Tslot)−Noh)*Nib(slot)/Tfmax≧R?、
− ”はい”の場合、フレーム長をTfmaxに設定する。:Tframe=Tfmax
− ”いいえ”の場合、かつNhop>1なら、ビットレートRをNhopのホップでサポートできない。従って、代わりにNhop−1を試す、即ち、Nhop=max(Nhop−1、1)とし、ステップ1,2を繰り返す。
− ”いいえ”の場合、かつNhop=1なら、単一のホップでもビットレートRをサポートできず、従って単一のホップを使用することになる。
ステップ3:TframeとNhopがサポートする最大ビットレートを以下のように再計算する。
− R=(floor((Tfmax−2*RTG−T2D(hop))/2/Tslot)−Noh)*Nib(slot)/Tfmax
最終的には次に示すようになる。
ステップ4:TTGは次のように計算する。:TTG=Tframe−RTG−2*NDL(slot)*Tslot
図3に本発明が実装できるフレーム構成の一例、即ちダウンリンク/アップリンク対称TDDフレーム構成を示す。この例では、フレーム形式が4xE1+2x64 kbps DCN+イーサネットのフレームであり、FCHはフレーム制御ヘッダ、DCNはエンド端末間のデータ通信チャネルの制御信号(64kbps)であり、イーサネット・データ・サービスはベストエフォートの通信を実装し、E1は2.048Mbpsデータ・サービスである。
図4に、全遅延が5ms超えてはならないという要求条件がある例を図式的に示す。もう一つの要求条件はフレーム長が2msを超えるべきではないということであり、距離は約60kmと仮定する。例として、Tframeは2ms、距離は20km、そしてTx遅延は0.067msであると仮定する。
totは、例えば0.52*2+2*0.067+0.4825=5msとなるであろう。
ホップ遅延は、0.5Tframe+2*Dhop+前処理+後処理となるであろう。
TTG≧2*Dhop+RTGである。
スペクトル効率を最大にするため、TframeとTTGを設定する。この場合では、TTGは≧0.4msであり、スループットは8.928Mbps=4*E1+11*64kbpsイーサネットであろう。
図5にTTGのアダプティブ設定を含む実施形態を示す。図では、T1はあるリンク(エンド)局を意味し、T2はその間にリンクが設定される他の(エンド)局を意味する。例えば、T1はBSC(Base Station Controller 基地局制御装置)であり、T2はBSであってもよく、またはT1およびT2は双方ともBSであってもよく、またはT1がBSであってT2がSS(Subscriber Station 加入者局)であってもよい、等である。BSCの代わりにRNC等があってもよい。
ここで入力はTframe=2ms(選択)、Tofdmsym(OFDMシンボル)=22.9μsであり、フレーム当たりのシンボル数Nspf=Tframe/Tofdm sym=87.3362であり、RTGは20μs(最大)であるべきと仮定する。また、往復遅延T2Dは測定すると仮定する。更に、要求条件は以下の制約条件で与えられると仮定する。即ち、TTG≧T2D+RTG、かつダウンリンクシンボル数の積分値はアップリンクシンボル数に等しくあるべきであり、フレーム当たりの双方のシンボル数=(Nspf−RTG−TTG)/2である。
それ故、出力はNDLsym=(ダウンリンクシンボル数)=floor((Nspf−RTG−TTG)/2)、TTG=Nspf−RTG−NDLsymである。
ある実施形態では、非完全アップリンク/ダウンリンク同期の場合の(ここで)選択された2msフレーム長に対する補償に提供するため、RTGは可変である。明らかであるが、これは単に、アダプティブ・フレーム長に加えて、アダプティブTTG設定をも有するある特別な実施形態に関することである。
図6を参照して、最大ホップ数Nhopmax=5と仮定したアダプティブ・フレーム長設定の例を示す。
しかしながら、まず、図6に示す表を提供するために、幾つかの入力パラメータ、ここではDtot、Ttot、RTGシンボル継続時間、シンボル当たりの情報ビット数に対する特定の所与の値と同じく、入力の定義、中間変数および制約条件を与える。入力の定義として、ホップ数Nhop、最大ホップ距離Lhopmax、RTG、ここでは20μs、一つのOFDM(直交周波数分割多重)シンボルの継続時間Tofdmsym=22.9μs、OFDMシンボル当たりの情報ビット数Mifbs=576である。
中間変数はDtothop=Dtot/Nhopで、これは各ホップの要求最大遅延であり、各ホップの平均往復伝送遅延は、ここではT2Dhop=2*L/3E8である。最終的には、NDLsym=floor((Tframe−2*RTG−T2Dhop)/2/TOFDMsym)であり、これはダウンリンクOFDMシンボル数である。
この場合では、制約要件を以下のように仮定する。即ち、TTG≧T2Dhop+RTG、Ttothop≧Tframe/2+T2Dhop+Tprochop、つまり、Tframe≦2*(Ttothop−T2Dhop−Tprochop)、対応する最大ビットレート=(NDLsym−2)Nifbsym/Tframe≧8.32Mbps=4*E1+2.64kbpsである。
次の計算を実行する。即ち、Tfmax=min(2*(Ttothop−T2Dhop−Tprochop)、2.5ms)、その後(floor((Tfmax−2*RTG−T2Dhop)/2/Tofdmsym)−2)*Nifbsym/Tfmax≧8.32Mbpsかどうか比較する。
”はい”の場合、Tframe=Tfmaxとし、”いいえ”の場合、Nhop=max(Nhop−1、1)として、新しい計算TTG=Nspf−RTG−NDLsymを実行する。図6のこの表では、Nhopが5に制限されると仮定している。距離110km、120kmに対する括弧内のビットレート、8.06Mbps、7.83Mbpsは4*E1+2*64kbpsをサポートしない。図から、与えられたパラメータ要求条件内で、異なる距離、ホップ数等に対する得られた計算値を見ることができる。
図7は、Nhopが固定の場合の実施形態を示す表である。Nhop=3では、図6、図7の表から次のことが分かる。Tframe=2.5msは60kmまでの全リンク距離に対して十分であり、Tframe=2msでは80kmまでの全リンク距離に対して十分である。Tframe>2.5msでは60kmに対しては3ホップをサポートできず、Tframe<2msでは2msより効率が低い。8.32Mbpsより低いビットレート(図7の括弧内)では4*E1+2*64kbpsをサポートできない。
図8は、特別なサービスのためにエンドツーエンド往復遅延制限と同様にホップ数を与えた場合の、ある実施形態を表現した図式的ブロック図である。これは、設置前または設置後に行うことができる。ここでは、ホップ数の情報で、往復遅延をホップ当たりで測定でき、データ・ビットレート、ホップ数の情報および測定したホップ当たりの往復遅延を最大にするため、最大ビットレートを与えるようにフレーム長とTTGを計算できる。設置または初期化中または設置前に、その計算の幾つかを行うことができる。
あるいは、計画段階で、または設置前に、パラメータ値の入力の確立と同様、全てまたは幾つかの計算を行う。
最初の要求条件が、特定のサービスのエンドツーエンド往復遅延に関する制限とデータ・ビットレートに関する要求条件である場合の、もう一つの実施形態を図9に示す。エンドツーエンド往復遅延に関するその制限は、(測定した)ホップ当たりの平均往復遅延を決定するために使用し、そのサービス用エンドツーエンド往復遅延制限、データ・ビットレートに関する要求条件、および測定した平均往復遅延に関する情報で、ホップ数Nhopが最大になるようにフレーム長とTTGを計算することができる。
図10は、データ・ビットレートに関する要求条件を設定するのと同様に、ホップ数を与えた場合のもう一つの実施形態を示す。再び、ホップ数を使用し、往復遅延測定をホップ当たりで行う。エンドツーエンド往復遅延を最小にするため、ホップ数、データ・ビットレート要求条件および測定往復遅延についての情報を使用して、フレーム長とTTGを計算する。それ故、パラメータ、ホップ数およびデータ・ビットレートについての所与の要求条件に対して、特別のサービスのための最小エンドツーエンド往復遅延を計算する。全ての実施形態で、設置前(即ち、ネットワーク計画中に)、設置中または初期化時に、全ての測定またはそれらの幾つかのみで、これを行うことができる。
明らかなことであるが、本発明は特別に図式的に示した実施形態に限定されず、添付の特許請求項の範囲内で多くの方法で変更できる。
特に、多くの異なるシステムにそれを適応でき、肝心なことは、TDDを使用すること、および伝送リンクをトラフィック・インタフェース間に設定する、ということである。
また、明らかなことであるが、要求条件は変更してもよく、肝心なことは、一つ以上のパラメータが何らかの形で制限を受け、または幾つかの要求条件に合致しなければならず、他のパラメータを最適化するためもう一つ他のパラメータを計算する、ということである。
本発明の概念を実装できるシステムを示す図式的ブロック図である。 2個のホップを持つリンクを示す図式的ブロック図である。 本発明の概念を実装できるフレーム構成の一般的例を示す図である。 本発明の概念を実装できる特別なフレーム構成の一例を示す図である。 幾つかの固有の要求条件が与えられたある実施形態に基づき、いかにフレーム長を計算するかの説明に関連する図である。 TTGが変更可能な実施形態を示す図である。 サポートするホップ数を最大にして、フレーム長設定を変更する実施形態についての一例を示す図である。 伝送ビットレートを最大にしてホップ数を3に固定した場合、フレーム長設定を変更する例を示す図である。 ホップ数、サービス中のエンドツーエンド往復遅延のパラメータが与えられ、データ・ビットレートを最大にするようにフレーム長を設定できる一つの実施形態を示すブロック図である。 ビットレートと遅延に関する要求条件が与えられ、ホップ数を最大にできるようにフレーム長を設定するブロック図である。 ホップ数とデータ・ビットレートに関する要求条件があり、エンドツーエンド遅延を最小にできる実施形態を示す図である。

Claims (24)

  1. 時分割複信(TDD)を実装したシステムにおける、第1の端末と第2の端末との間の複数のリンクを介したポイントツーポイント伝送のための装置であって、情報は各々が複数のタイム・スロットを含む複数のフレームにより前記複数のリンクを介して伝送され、該装置は、
    エンドツーエンド往復遅延、ホップ数、データ・ビットレートのうちの2つのリンク・パラメータのそれぞれに関連する所与の2つの要求条件に従って、リンク当たりベースでフレーム長とTTG(送信/受信遷移ギャップ)とを決定する手段を含み、それゆえフレーム長は可変であり、
    決定する前記手段は、
    エンドツーエンド往復遅延とホップ数とのそれぞれに関連する2つの要求条件が与えられたときデータ・ビットレートが最大化されるように、エンドツーエンド往復遅延とデータ・ビットレートとのそれぞれに関連する2つの要求条件が与えられたときホップ数が最大化されるように、ホップ数とデータ・ビットレートとのそれぞれに関連する2つの要求条件が与えられたときエンドツーエンド往復遅延が最小化されるように、前記フレーム長と前記TTGとを決定するよう構成されること
    を特徴とする装置。
  2. ンク・パラメータは、対応する第1の端末と第2の端末との間の距離情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記距離情報は、前記第1の端と前記第2の端との少なくとも一方と通信する情報保持手段で提供されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 距離または伝送遅延をリンク当たりベースで測定または検出するための手段が提供されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 第2のパラメータは、特定リンクに必要なホップ数を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の装置。
  6. 前記装置は、距離に必要なシリアルホップ数のホップ長を決定するよう構成されており、
    各フレームの最小フレームTTG(送信/受信遷移ギャップ)が決定されることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の装置。
  7. 第3のパラメータは、最大ホップ距離を含み、
    前記装置は、前記第3のパラメータおよび前記第2のパラメータ、すなわち最大ホップ距離および必要なホップ数、により与えられる伝送効率を含む要求条件を最大化する最大フレーム長を選択するよう構成されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 記装置は、フレーム内のタイム・スロット数を変化させることによりフレーム長を変化させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の装置。
  9. タイム・スロットは、複数のシンボルを含み、
    前記装置は、各タイム・スロット内あるいは各フレーム内のシンボル数を変化させることによりフレーム長を変化させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の装置。
  10. 前記フレーム長は、ほぼ連続的に変化させることが出来ることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の装置。
  11. 前記装置は、アップリンクダウンリンクとの少なくとも一方のフレーム長を変化または適応させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の装置。
  12. 前記リンクは、マイクロ波リンクおよびミリ波リンクを含むことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の装置。
  13. 前記リンクは、光リンクを含むことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の装置。
  14. 前記第1の端末及び前記第2の端末の各々は、受信/送信アンテナ、トラフィックインタフェース、および、管理インタフェースを含み、
    前記管理インタフェースは、距離の確立、および、パラメータ依存のアダプティブなフレーム長の設定を処理することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の装置。
  15. 前記トラフィックインタフェースは、SDHインタフェース、STMインタフェースあるいは類似のものを含むことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記装置は、自動的あるいは少なくとも一部は自動的にリンク当たりベースでフレーム長を適合させるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の装置。
  17. エンドツーエンドのリンクを形成している複数のホップの少なくともいくつかのホップのホップ長は異なっており、
    前記ホップ長は、ほぼ固定されていることを特徴とする請求項1乃至16の何れか一項に記載の装置。
  18. さらに、RTG(受信/送信遷移ギャップ)は、適応可能であることを特徴とする請求項1乃至17の何れか一項に記載の装置。
  19. 前記第1の端と前記第2の端との少なくとも一方は基地局であることを特徴とする請求項1乃至18の何れか一項に記載の装置。
  20. 前記装置は、UMTSような3Gシステム、GPRSでの無線伝送に使用されることを特徴とする請求項1乃至19の何れか一項に記載の装置。
  21. 時分割複信を使用するシステムにおいてポイントツーポイント伝送リンクを設定する方法であって、情報は複数のフレームで第1の端末と第2の端末との間を複数のリンクを介して伝送され、該方法は、
    前記第1の端末と前記第2の端末との間の距離を確立するステップと、
    エンドツーエンド往復遅延、ホップ数、データ・ビットレートのうちの2つのリンク・パラメータのそれぞれに関連する2つの要求条件を決定するステップと、
    エンドツーエンド往復遅延とホップ数とのそれぞれに関連する2つの要求条件が決定されたときデータ・ビットレートが最大化されるように、エンドツーエンド往復遅延とデータ・ビットレートとのそれぞれに関連する2つの要求条件が決定されたときホップ数が最大化されるように、ホップ数とデータ・ビットレートとのそれぞれに関連する2つの要求条件が決定されたときエンドツーエンド往復遅延が最小化されるように、リンクのフレーム長とTTG(送信/受信遷移ギャップ)とを調整するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. リンクのフレーム長は、1以上のパラメータ、最大ホップ距離、ホップ当たり往復遅延、ホップ数、送信電力、スループットあるいは他のパラメータに関するサービス特有の要求条件に基づいて選択されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 伝送距離を最大化するフレーム長を選択するステップを含むことを特徴とする請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記方法は、3GPPシステムで使用されることを特徴とする請求項21乃至23の何れか一項に記載の方法。
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