JP4739630B2 - 制御可能なキャリア信号受信手段装置を有するデータキャリア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャリア信号を利用して通信局と通信するように構成されると共に、スイッチング手段と、短絡され得る第1の伝送コイルと、第2の伝送コイルと、キャパシタ装置とを有する受信手段装置を備えたデータキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなデータキャリアは、市販されており、従って知られている。既知のデータキャリアの関連部分の構造が、図1に示されている。
【0003】
既知のデータキャリアDCは、受信手段装置RCと、この受信手段装置RCに接続されたチップCHとを有している。受信手段装置RCは、スイッチング手段Sと、スイッチング手段Sを利用して短絡され得る第1の伝送コイルL1と、第1の伝送コイルL1と直列に配置された第2の伝送コイルL2と、第1の伝送コイルL1及び第2の伝送コイルL2の直列接続と並列に配置されたキャパシタ装置CCとを有している。キャパシタ装置CCは、ここでは、チップCHの外部のキャパシタC及びチップCHの入力容量により構成されているが、これは、等価図では単にキャパシタCとして示されている。スイッチング手段Sは、制御手段CMを利用して切り換えられ得る。該制御手段CMは、チップCHに組み込まれており、制御ラインCLを介してスイッチング手段Sに接続されている。
【0004】
データキャリアDCと通信局との通信のモードでは、スイッチング手段Sは、非導通スイッチング状態にあり、その結果、2つの伝送コイルL1,L2が直列に配置され、この2つの伝送コイルL1,L2の直列接続がキャパシタ装置CCと並列に配置される。このとき、2つの伝送コイルL1,L2は誘導値を持ち、キャパシタ装置CCは容量値を持つ。これら誘導値及び容量値は、2つの伝送コイルL1,L2とキャパシタ装置CCとにより形成される共振回路が、通信処理において用いられるキャリア信号CSのキャリア信号周波数fに対応する共振周波数を有するように選択される。
【0005】
記録キャリアDCの休止モード(データキャリアDCが通信局と通信するモードではない場合)では、スイッチング手段Sは導通状態にある。データキャリアDCのこの動作モードの場合、すなわち休止モードでは、データキャリアDCは、通信局と通信を始め、これが第1の伝送コイルL1を通るコイル電流I1を生じさせる。このコイル電流I1は、第1の伝送コイルL1の両端の電圧に対して位相遅れを持つ誘導的コイル電流である。また、これは、第2の伝送コイルL2を通るコイル電流I2、すなわち第2の伝送コイルL2の両端の電圧に対して位相進みを持つ容量的コイル電流を生じさせる。これら2つのコイル電流I1,I2のそれぞれは、各コイルL1又はL2を利用して磁界を生成し、該2つの磁界は互いに打ち消し合うことを目的として、互いに減衰し合う。その結果、2つの磁界の所望の相殺により、データキャリアDCは近傍のデータキャリアの伝送コイルに対して悪影響を及ぼし得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
2つの固定された値の伝送コイルL1,L2及び固定された値のキャパシタ装置を用いると共に、各素子が常に値のばらつきを示す選択設計のため、既知のデータキャリアDCでは、互いに打ち消し合う磁界を生じさせる2つの伝送コイルL1,L2を通る電流I1,I2を得ることが実質的に不可能である。このように、既知のデータキャリアDCでは、データキャリアDCが、スイッチング手段Sが導通状態にある休止モードにある場合に、2つの伝送コイルL1,L2は常に残留磁界を生成する。その結果、この残留磁界が近傍のデータキャリアに対して望ましくない影響を及ぼし、この望ましくない影響がもはやキャリア信号周波数fに対応しない共振周波数fを生じさせ、その結果、上記近傍のデータキャリアの受信手段装置RCはキャリア信号CSの正確な受信を保証しない。従って、受信されるキャリア信号CSからのエネルギーの発生が十分ではなく、これは、近傍のデータキャリアが、該近傍のデータキャリアのスイッチング手段Sが非導通状態に設定される通信状態、すなわち通信モードに設定された場合に、当該近傍のデータキャリアDCの範囲の明らかな減少をもたらす。
【0007】
本発明の目的は、前記問題を防ぎ、冒頭の段落において規定したタイプのデータキャリアに、改良されたデータキャリアが得られる、簡単で効果的な手段を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このようなデータキャリアにより上記目的を達成するため、受信手段装置は、少なくとも1つの第2の伝送コイルとキャパシタ装置とを有する素子の少なくとも1つの値に関して制御可能であるように構成されている。
【0009】
この形態では、上記目的は、上記少なくとも1つの第2の伝送コイル若しくは上記キャパシタ装置、又は上記受信手段のこれら素子の全ての値を切り換えることによる簡単な手段により達成され、本発明に係るデータキャリアの第2の伝送コイルのコイル電流を得ることが可能である。この電流は、第2の伝送コイルの両端の電圧を基準として進み、この電流により、第2の伝送コイルが、大きさは第1の伝送コイルにより生成される磁界と正確に対応するが、この磁界に対して正確に位相反転された磁界を生成する。その結果、上記2つの伝送コイルにより生成される磁界は、互いにほぼ完全に打ち消し合う。これにより、スイッチング手段が導通状態にある本発明に係るデータキャリアの休止モードでは、残留磁界がほとんど存在せず、従って、本発明に係る記録キャリアは、本発明に係るデータキャリアの近くに位置するデータキャリアに対して、マイナスの影響を及ぼし得ない。このように、本発明に係るデータキャリアにより、近隣のデータキャリアが通信モードにある場合に、本発明に係るデータキャリアが当該近隣のデータキャリアの受信手段の共振周波数のシフトを生じさせ得ないことが、簡単な形態において達成され、その結果、本発明に係るデータキャリアの近傍のデータキャリアは、本発明に係るデータキャリアのごく近傍にもかかわらず、その範囲が制限されることなく、正確に通信することが可能である。
【0010】
キャパシタ装置がその容量値のみに関して制御可能であるように構成されている場合に、本発明に係るデータキャリアにおいて非常に有利であることが分かった。これは、簡単な実現及び制御の可能性の多さという見方において有利であることが分かった。
【0011】
上記キャパシタ装置は、特に、キャパシタ装置が受信手段装置に接続されたチップを利用して実現される場合に、種々の形態において制御され得る。しかしながら、制御が切り換えにより行われる場合、すなわち、キャパシタ装置がその容量値に関して切り換え可能である場合に、特に有利であることが分かった。これは、集積回路技術による実現に関して特に有利である。
【0012】
これについては、切り換え可能なキャパシタ装置を更に有するデータキャリアが、請求項4に規定したような固有の特徴を有する場合に非常に有利であることが更に分かった。このような構造は、できるだけ簡単であり、集積回路技術を用いて実現され得る態様という見方において有利であることが分かった。このような態様では、固定された容量を持つ複数のキャパシタが、他のキャパシタと他のスイッチング手段との直列接続と並列に配置され得る。
【0013】
本発明に係るデータキャリアでは、キャパシタ装置が2つの伝送コイルの直列接続と並列に配置され得る。しかしながら、キャパシタ装置が少なくとも1つの第2の伝送コイルとのみ並列に配置される場合に特に有利であることが分かった。このような態様は、実際の試験(test)において非常に有利であることが分かった。
【0014】
本発明の上述した観点及びその他の観点は、例として以下に述べる実施態様から明らかになり、それらの例を参照して理解されるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
ここでは、図面を参照して、より詳細に本発明を説明する。図面は、例として与えられる2つの実施態様を示すが、本発明を限定するものではない。
【0016】
図2は、本発明の第1の実施態様に係るデータキャリアを示すものである。このデータキャリアDCは、所定のキャリア信号周波数fを持つキャリア信号CSを利用して、図示しない通信局と通信するように構成されている。データキャリアDCは受信手段装置RCを有しており、この受信手段装置RCは、データキャリアDCが通信局と通信するデータキャリアDCのモードにおいてキャリア信号CSを受信するようになっている。受信手段装置RCは、データキャリアDCのチップCHに接続されている。受信手段装置RCは、複数の部品を有している。これらの部品については、以下に非常に詳細に述べる。
【0017】
受信手段装置RCは、スイッチング手段Sを有している。このスイッチング手段Sは電子スイッチにより形成されており、導通スイッチング状態と非導通スイッチング状態との間で切り換えられ得る。スイッチング手段Sを制御又は切り換えるために、チップCHは、制御ラインCLを介してスイッチング手段Sに接続された制御手段CMを有している。
【0018】
受信手段装置RCは、また、スイッチング手段Sを利用して短絡され得る第1の伝送コイルL1を有している。
【0019】
受信手段装置RCは、更に、第1の伝送コイルL1と直列に配置された第2の伝送コイルL2を有している。2以上の伝送コイルを提供することも可能である。その場合、これらの伝送コイルの少なくとも1つがその値に関して制御可能又はスイッチング可能でなければならない。本実施態様では、2つの伝送コイルL1,L2が、受信手段装置RC内に逆の巻線方向を伴って配置されている。しかしながら、これは必要ではなく、代替として、2つの伝送コイルL1,L2は受信手段装置RC内に同じ巻線方向を伴って含まれていてもよい。
【0020】
受信手段装置RCは、更に、キャパシタ装置CCを有している。キャパシタ装置CCは、本実施態様の場合、第2の伝送コイルとのみ並列に配置されている。この場合には、キャパシタ装置CCは、その容量値に関して有利に制御可能であり、本実施態様の場合の上記制御容量は、スイッチング容量である。キャパシタ装置CCは、キャパシタCと、このキャパシタCと並列に接続された他のキャパシタC1及び他のスイッチング手段S1の直列接続とを有している。他のスイッチング手段S1もまた、電子スイッチにより形成されており、導通スイッチング状態と非導通スイッチング状態とをスイッチング可能である。他のスイッチング手段S1が切り換え可能となるように、該他のスイッチング手段S1は、スイッチング手段Sと同様の形態で、他の制御ラインCL1を介して他の制御手段CMに接続されている。本実施態様の場合、キャパシタ装置CCが、第2の伝送コイルL2とのみ並列に配置されており、従って第2の伝送コイルL2と直列に接続された第1の伝送コイルL1とは直列に配置されていることに注意されたい。
【0021】
データキャリアDCが、図2に示したような通信モードに設定される又は切り換えられると、スイッチング手段S及び他のスイッチング手段S1は非導通スイッチング状態に設定され、図2に示したデータキャリアDCに関して図3に示した等価図をもたらす。図3から明らかであるように、通信モードがアクティブである場合、第2の伝送コイルL2及びキャパシタ装置CCのみがアクティブである。図2に示したデータキャリアDCにおける第2の伝送コイルL2の誘導値及びキャパシタ装置CCの容量値は、第2の伝送コイルL2とキャパシタ装置CCとにより形成される並列共振回路に関して、通信局により伝送され、データキャリアDCにより受信されるキャリア信号CSのキャリア信号周波数fに対応する共振周波数fを得るように選択される。これは、受信されたキャリア信号CSを利用したデータキャリアDCにおける最適な電力の生成と、通信局とデータキャリアDCとの間の正確なデータ転送とを保証する。
【0022】
図2に示したデータキャリアDCは、通信モード(図3参照)のみならず、休止モードにも設定され又は切り換えられ得る。これについて、図4を参照して説明する。上記休止モードでは、スイッチング手段S及び他のスイッチング手段S1が、それぞれ、導通スイッチング状態に設定され又は切り換えられ、すなわち制御手段CMを利用して設定され又は切り換えられる。これが、休止モードに関して図4の等価図を生じさせる。この休止モードでは、データキャリアDCと通信局との間に通信が必要とされないが、当該データキャリアDCが通信局との通信の範囲内にあるという状況が生じる可能性がある。これは、例えば、本発明に係る複数のデータキャリアが互いにすぐ隣りに位置し又は配置され、該複数のデータキャリアの常に1つのデータキャリアDCのみが通信局と通信状態にあることが許可されるべき又は許可される場合である。この動作状態は、例えば、本発明に係るデータキャリアが1枚の紙に取り付けられ、該取り付けられた本発明に係るデータキャリアDCをそれぞれ有する(複数の)上記シートが相互に積層された場合に生じる。
【0023】
スイッチング手段S及び他のスイッチング手段S1が導通スイッチング状態にある休止モードにおいて、データキャリアDCが通信局と通信の範囲内にある場合は、これが、伝送コイルL1を通る、第1の伝送コイルL1の両端の電圧U1に対して位相遅れを有するコイル電流I1を生じさせると共に、伝送コイルL2を通る、第2の伝送コイルL2の両端の電圧U2に対して位相進みを有するコイル電流I2を生じさせる。伝送コイルL1を通る、位相遅れのあるコイル電流I1及び伝送コイルL2を通るコイル電流I2は、2つの磁界を生成する。これら2つの磁界は、2つの伝送コイルL1,L2の誘導値及びキャパシタC,C1の容量値により、互いに打ち消し合う。その結果、データキャリアDCの上記休止モード(図4参照)では、データキャリアDCにより残留磁界が生成されず、これは、データキャリアDCが、スプリアス的に発せられる残留磁界によりすぐ隣りのデータキャリアに対して望ましくない影響を及ぼすことができないことを確実にする。
【0024】
図5は、本発明の第2の実施態様に係るデータキャリアを表すものである。図5に示したデータキャリアは、キャパシタ構造CCが第2の伝送コイルL2と並列に配置されているだけではなく、第1の伝送コイルL1及び第2の伝送コイルL2の直列接続とも並列に配置されている点で図2に示したデータキャリアDCと異なる。
【0025】
図2に示したデータキャリアDC及び図5に示したデータキャリアDCの両方によって、これらデータキャリアDCのそれぞれの休止モードにおいて、これらデータキャリアDCの伝送コイルL1,L2により、望ましくない残留磁界が生成され得ない又は生じないことが、簡単であり、非常に信頼性の高い形態において、簡単な手段によって達成される。その結果、本発明に係るデータキャリアDCは、本発明に係るすぐ隣りのデータキャリアDCに位置するデータキャリアに対して、本発明に係るデータキャリアDCにより生じる望ましくない影響を全く及ぼさない。
【0026】
スイッチング手段S,S1及びキャパシタC,C1は、チップCHによっても、すなわちチップ内においても実現され得ることに注意されたい。
【0027】
本発明に係るデータキャリアの実現可能な変形例においては、キャパシタCが、2つの伝送コイルL1,L2とキャパシタC1との直列接続の第2の伝送コイルL2とのみ並列に配置されていてもよい。また、2つの伝送コイルL1,L2とキャパシタCとの直列接続の第2の伝送コイルL2とのみ並列な他のキャパシタC1を配置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のデータキャリアを示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施態様に係るデータキャリアを図1と同様の形態で示す図である。
【図3】 図2に示したデータキャリアの等価図であり、すなわちデータキャリアが通信局と通信のモードにある動作のモードに関して示す図である。
【図4】 図2に示したデータキャリアの、図3と同様の形態で示す等価図であり、すなわちデータキャリアが休止モードにある動作のモードに関して示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施態様に係るデータキャリアを図1と同様の形態で示す図である。

Claims (4)

  1. 所定のキャリア信号周波数を有するキャリア信号を利用して通信局と通信するように構成されたデータキャリアを動作させる方法であって
    当該データキャリアは、通信モード中は当該通信局と通信し、休止モード中は当該通信局と通信せず、
    当該データキャリアは、前記キャリア信号を受信する受信手段装置を有
    前記受信手段装置は、第1伝送コイルと、スイッチング手段と、少なくとも1つの第2伝送コイルと、当該少なくとも1つの第2伝送コイルと並列に配置されたキャパシタ装置とを備えるものであって、当該方法は、
    前記データキャリアの前記通信モード中における非導通スイッチング状態と前記データキャリアの前記休止モード中における前記第1伝送コイルを短絡させるための導通スイッチング状態との間で前記スイッチング手段を切り換え、それによって、
    前記データキャリアの前記休止モード中に前記第1伝送コイルに第1コイル電流を流し、当該第1コイル電流は当該第1伝送コイルの両端の電圧に対し位相遅れを有し、前記キャパシタ装置が前記第2伝送コイルに第2コイル電流を生じさせ、当該第2コイル電流は当該第2伝送コイルの両端の電圧に対し位相進みを有するステップと、
    前記キャパシタ装置の容量を制御して、それによって、前記データキャリアの前記通信モード中においては、前記少なくとも1つの第2伝送コイルと当該キャパシタ装置との並列共振回路による共振周波数が前記通信局の前記キャリア周波数に対応し、前記データキャリアの前記休止モード中においては、前記第1伝送コイルおよび前記第2伝送コイルの磁界が互いに打ち消し合うステップと
    を含むことを特徴とするデータキャリアを動作させる方法
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記キャパシタ装置は、キャパシタと、少なくとも1つの他のキャパシタと少なくとも1つの他のスイッチング手段との直列構成であって当該キャパシタと並列に接続される直列構成とを有し、前記キャパシタ装置の容量を制御するために、当該他のスイッチング手段を導通スイッチング状態と非導通スイッチング状態との間で切り換えるステップを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記他のスイッチング手段は、前記データキャリアの前記通信モード中は前記非導通スイッチング状態にあり、前記少なくとも1つの第2伝送コイルと当該キャパシタ装置との並列共振回路による共振周波数が前記通信局の前記キャリア周波数に対応するように前記キャパシタの容量が選択され、
    前記他のスイッチング手段は、前記データキャリアの前記休止モード中は前記導通スイッチング状態にあり、前記第1伝送コイルおよび前記第2伝送コイルの磁界が互いに打ち消し合うように前記他のキャパシタの容量が選択される
    ことを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記キャパシタ装置、前記少なくとも1つの第2伝送コイルとのみ並列に配置され、その結果、前記第1伝送コイル直列に配置されることを特徴とする方法
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