JP4732760B2 - 直立した突出部を有するストリップの形成方法 - Google Patents

直立した突出部を有するストリップの形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4732760B2
JP4732760B2 JP2004564855A JP2004564855A JP4732760B2 JP 4732760 B2 JP4732760 B2 JP 4732760B2 JP 2004564855 A JP2004564855 A JP 2004564855A JP 2004564855 A JP2004564855 A JP 2004564855A JP 4732760 B2 JP4732760 B2 JP 4732760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
cut
thickness
protrusions
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004564855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006510458A (ja
JP2006510458A5 (ja
Inventor
ダブリュ. オーセン,ロナルド
セス,ジェイシュリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2006510458A publication Critical patent/JP2006510458A/ja
Publication of JP2006510458A5 publication Critical patent/JP2006510458A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4732760B2 publication Critical patent/JP4732760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B18/00Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B18/00Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
    • A44B18/0046Fasteners made integrally of plastics
    • A44B18/0061Male or hook elements
    • A44B18/0065Male or hook elements of a mushroom type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/27Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
    • Y10T24/2792Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener] having mounting surface and filaments constructed from common piece of material

Description

本発明は、フックアンドループファスナーに使用するための型成形されたフックファスナーに関する。
フックアンドループファスナーのフック材料を形成するためのさまざまな方法が知られている。1つの解決策は、一般的には、ベース層とフック要素またはフック要素の前駆体とを同時に形成する連続押出法の使用である。フック要素の直接押出型成形形成に関しては、たとえば、特許文献1を参照されたい。この場合、フック要素を型成形表面から牽引できるように、フック要素は、ベース層からフック先端まで連続的にテーパーが付けられていなければならない。これにより、一般的には、個々のフックは、単一方向でのみ係合しうるものに本質的に制限されるとともに、フック要素の係合ヘッド部分の強度、さらには一般に機械方向に向けなければならないフック構造体の密度も制限される。
これらの制限のいくつかを課すことなくフック要素の形成を可能にする他の直接型成形法が、たとえば、特許文献2に提案されている。型成形表面上でキャビティの逆形状としてフック要素を形成する代わりに、プロファイル押出ダイにより基本フック断面を形成する。ダイを用いてフィルムベース層とリブ構造体とを同時に押し出す。次に、リブを横方向にカッティングしてからリブの方向に押出ストリップを延伸することにより、リブから個々のフック要素を形成する。ベース層は伸長するが、カットリブ領域は実質的に不変状態を保持する。これにより、リブの個々のカット領域は伸長方向に互いに分離されて個別のフック要素を形成する。他の選択肢として、上述したタイプの押出法を用いて、リブ構造体の領域をミリング除去して個別のフック要素を形成することができる。しかしながら、この方法は、ミリング操作の速度が原因で商業的に実施可能でない。このプロファイル押出を用いれば、基本フック断面またはプロファイルはダイ形状だけにより限定されるので、二方向に延在し、かつ型成形表面から取り出せるようにテーパーを付けることが必要でないフックヘッド部分を有する、フックを形成することができる。これは、より高性能でより機能的汎用性のあるフック構造体を提供するうえできわめて有利である。
米国特許第5,315,740号明細書 米国特許第4,894,060号明細書
本発明は、高分子ベース層と、ベース層の少なくとも一方の表面から突出する複数の離間した突出部と、を含む単一高分子構造体を形成する方法を提供する。本発明の方法は、一般的には、直立した突出部を形成するために使用することができる。この突出部は、高分子フィルムベース層の表面から上方に突出するフック部材であってもよいしそうでなくてもよい。突出部がフック部材を形成する場合、各突出部は、一方の端部にベース層に結合されたステム部分を含み、ベース層に対向するステム部分の端部にヘッド部分を含む。ヘッド部分はまた、ステム部分の側面から延在することができる。ヘッド部分を完全に省略すれば、フック部材としてではなく他の目的に使用可能な他の突出部を形成することができる。異なる目的を有する複数のタイプの突出部を単一ベース層上に作製することもできる。フック部材の場合、ヘッド部分は、好ましくは、2つの対向面の少なくとも一方の面上でステム部分を越えて突出する。本発明の方法では、突出部前駆体の厚さを減少させることにより突出部を隣接した突出部から分離させるように、各突出部前駆体の少なくとも一部分を熱処理する。この熱処理はまた、突出部の少なくとも熱処理された部分において機械方向の分子配向を減少または除去する傾向がある。
本発明の構造化された突出部は、好ましくは、たとえば、米国特許第3,266,113号明細書;同第3,557,413号明細書;同第4,001,366号明細書;同第4,056,593号明細書;同第4,189,809号明細書、および同第4,894,060号明細書、または他の選択肢として同第6,209,177号明細書に記載されているようなフックファスナーの公知の作製方法の新規な適用により作製される。好ましい方法は、一般的には、熱可塑性樹脂をダイプレートに通して押し出すことを含む。このダイプレートは、ベース層と、ベース層の表面上に突出する離間した隆起部またはリブと、を形成するように成形される。これらの隆起部は、一般的には、作製される所望の突出部の断面形状を成形する。ダイは、離間した隆起部を形成し、機械方向(ポリマーの流動または押出の方向)に溶融ポリマー流動を方向付けることにより、隆起部中に機械方向の分子配向を誘起する。これらの隆起部またはリブはまた、隆起部がダイプレートにより形成されるときに突出部の断面形状を形成するであろう。最初の突出部前駆体厚さは、隆起部をその長さに沿って離間した位置で横方向にカッティングして隆起部の個別のカット部分を形成することにより形成される。これらのカット部分は、カットラインに沿って互いに直接隣接しているので、この時点では、個別の突出部を形成することもなければ、最小距離だけ離間した突出部を形成することもない。これまでは、ベース層の長手方向の延伸(隆起部の方向または機械方向の延伸)により、隆起部のこれらのカット部分を分離させ、こうして分離されたカット部分が、押し出された隆起部のプロファイルに基づく離間したフック部材を形成した。しかしながら、本発明では、カッティングされたリブ部分または隆起部部分は、延伸を行うことなく単純に熱処理される。熱処理では、カット部分の厚さの少なくとも最大部分の収縮率は、5〜90パーセント、好ましくは30〜90パーセントである。これにより、カット部分は、一般的には少なくとも10μm、好ましくは少なくとも50μm分離されて、個別の突出部を形成する。次に、熱処理を継続させて、カット部分のより多くの領域または全領域(たとえば、フック部材のステム部分の少なくとも一部分またはカット部分の切込み程度の深さまで)を収縮させることができる。得られる熱処理された突出部、好ましくはフックは、好ましくは実質的に直立および/または剛性である。
添付の図面を参照しながら本発明をさらに説明する。ここで、いくつかの図において同じ参照番号は同じ部分を指す。
図4〜図7を参照すると、これらの図面には、本発明により作製または熱処理することのできる高分子フックファスナー部分が例示されている。フック部分は、参照番号10により全体的に示される。フックファスナー部分10は、略平行な上部および下部主表面12および13を有するフィルム状ベース層11と、ベース層11の少なくとも上部表面12から突出する複数の離間したフック部材14と、を含む。ベース層は、平面状表面を有することもできるし、または耐引裂性もしくは強化に望まれうる表面特徴部を有することもできる。フック部材14はそれぞれ、一方の端部に、ベース層11に結合されたステム部分15を含み、好ましくはベース層11に対向するステム部分15の端部に、ヘッド部分17を含む。ヘッド部分17は、ステム部分の片側または両側にステム部分15を越えて突出するフック係合部またはアーム36、37を有する。図7aおよび図7bに示されるフック部材は、ループファスナー部分のループ間へのヘッド部分17の進入を助けるためにステム部分15に対向するラウンド表面18を有する。
図7aおよび図7bを参照すると、これらの図面には、小さいフック部材14の1つの代表的な部材が示されている。その寸法は、矢印間の参照値により表される。高さ寸法は20である。ステム部分およびヘッド部分15および17は、厚さ寸法21(図示されているように、ヘッドがステムに接合する位置では同一である)を有し、ヘッド部分17は、幅寸法23およびアームドループ24を有する。ステム部分は、ベースフィルム11に至るフレアリング16の前のそのベースで幅寸法22を有する。示されている厚さは、フックの厚さであり、ステムの厚さは、ステムの上端からステムの下端に向かって徐々に増加し、下端位置で、ステムは高分子バッキングに接合される。他の形状では、2つの対向面34および35間の最短距離として厚さを測定することができる。同様に、2つの対向面間の最短距離として幅寸法を測定することができる。
図4のようなフックファスナー部分を形成するための第1の実施形態の方法を図1に概略的に示す。一般的には、本方法は、最初に、たとえば放電機械加工によりカッティングされた開口を有するダイ52に熱可塑性樹脂を通して押出機51から図2に示されるストリップ50を押し出すことにより、ベース53と、ベース層53の上部表面上に突出する細長い離間した隆起部またはリブ54(形成される突出部またはフック部材の断面形状を有する)と、を有するストリップ50を形成することを含む。冷却液(たとえば水)が充填された急冷タンク56を貫通するようにストリップ50をローラー55の周囲に沿って牽引し、その後、カッター58により隆起部またはリブ54(但し、ベース層53ではない)をその長さに沿って離間した位置で横方向にスリッティングまたはカッティングする。図3に示されるように、個別の突出部の形態に形成されるカット部分の所望の初期厚さにほぼ対応する長さを有するリブ54の個別部分57をカッターにより形成する。所望により、同一のストリップに対して、異なるカット角またはカット周期を使用することもできる。切込み(カット)は、リブの長手伸長方向に対して任意の所望の角度、一般的には90°〜30°の角度でありうる。場合により、リブを形成するポリマーにさらなる分子配向を提供するために(カッティング時および熱処理時に収縮するそれらの能力を増大させる)かつ/またはリブおよびリブのスリッティングにより形成される生成フック部材のサイズを減少させるために、カッティング前にストリップを延伸することができる。往復ブレードもしくは回転ブレード、レーザー、またはウォータージェットのような任意の従来の手段を用いてカッター58によりカッティングすることができるが、好ましくは、リブ54の長手伸長方向に対して約60〜80度の角度に方向付けられたブレードを用いてカッティングする。
カット部分の少なくとも上側部分が5〜90パーセントの収縮または厚さの減少を生じるように、加熱の温度および継続時間を選択しなければならない。非接触加熱源には、放熱体、熱風、火炎、UV、マイクロ波、超音波、または集束IR加熱ランプが包含されうる。この熱処理は、突出部またはフック部分を形成するカット部分を含む全ストリップに施すこともできるし、またはストリップのごく一部分もしくはゾーンに施すこともできる。またはより高いもしくはより低い加工度でストリップの異なる部分を熱処理することにより、異なる特性を有する突出部を形成することもできる。このようにして、たとえば、異なる成形リブプロファイルを押し出す必要もなく、異なる性能レベルを有する領域を含むフックを片フックストリップ上に得ることが可能である。この熱処理により、ストリップの領域を横切って連続的にまたは勾配をもたせて、突出部またはフック要素を変化させることができる。このようにして、突出部またはフック要素は、フックファスナー部分の規定の領域を横切って連続的に変化しうる。さらに、この規定の領域において、突出部またはフックの密度は、実質的に同一のフィルムベース層カリパスまたは厚さ(たとえば50〜500ミクロン)を共有する異なる領域と同一でありうる。後続のカッティングおよび/または熱処理の差異にもかかわらず、すべての領域で、隆起部およびベース層を形成する材料が実質的に同一の基本重量および同一の相対量になるように、押出ストリップを容易に作製することができる。機械方向(長手方向)またはフックストリップの横方向に単一または複数の列で異なる厚さまたは断面プロファイルを有するような異なるタイプの突出部またはフックが得られるように、示差的な熱処理を異なる列に沿って施したりまたは異なる列を横切って施したりすることができる。基本ストリップ押出製造法を変更する必要もなくカスタマイズされた性能が得られるように、隆起部またはリブのカット部分を形成した後の任意の時点で熱処理を行うことができる。
図4〜図7は、熱処理を施すことによりフックヘッド部分17の厚さ21を減少させた後の図3のカットフックのフック部材を示している。フック部材の他の寸法が変化する可能性もある。それは質量保存の結果である。アームドループ24が増加するにつれて、一般的には、高さ20はわずかに増加し、かつヘッド部分幅23は増加する。ステム部分およびヘッド部分は、全フック部材14に沿った不完全な熱処理が原因でベースからヘッド部分まで不均一でテーパーの付いた厚さ寸法21を有する。一般的には、未処理部分は、カット部分のもとの厚さまでの厚さを有する。ほぼ完全に熱処理されたカット部分は、均一な厚さ21を有し、移行ゾーンが未処理部分と処理済部分とを分離するであろう。この実施形態では、不完全な熱処理はまた、アーム先端39からステム15に隣接したアーム部分36、37までのフックヘッド部分の厚さ21の変動を生じる。
突出部またはフック部材の厚さの減少は、一般的には厚さ方向に対応する機械方向に少なくとも突出部(たとえば、フックヘッドおよび/またはステム部分)のメルトフロー誘起分子配向が緩和されることにより引き起こされる。また、カッティング前に長手方向にリブを延伸した場合のように、延伸誘起分子配向が存在する場合、厚さの減少が起こりうる。メルトフロー誘起分子配向は、溶融押出法により加圧および剪断力の下でポリマーをダイオリフィスに通して押圧するときに形成される。ダイのリブまたは隆起部形成領域により、成形リブ中にメルトフロー誘起分子配向が形成される。このメルトフロー誘起分子配向は、リブまたは隆起部に沿って長手方向すなわち機械方向に延在する。延伸誘起分子配向は、メルトフロー誘起配向を有するか否にかかわらず、成形ストリップの長手方向延伸により形成される可能性がある。リブまたは隆起部をカッティングするとき、分子配向は、一般的には、カットリブ部分の厚さ寸法方向に延在するはずであるが、分子配向は、カット部分の厚さに対して約0〜45度の角度で延在する可能性がある。突出部またはフック部材を形成しようと意図されるカット部分における初期分子配向は、一般的には少なくとも10パーセント、好ましくは20〜100パーセントである。
カット部分を本発明に従って熱処理するとき、カット部分の分子配向は減少し、得られる突出部またはフック部材の厚さ寸法は減少する。厚さの減少量は、主に、機械方向に延在するカット部分の分子配向の量またはフック厚さ寸法に依存する。処理時間、温度、熱源の性質などのような熱処理条件もまた、カット部分の厚さ減少に影響を及ぼしうる。熱処理を進行させるにつれて、カット部分または突出部の厚さの減少は、全カット部分厚さが減少するまで、突出部を下ってベースの方向に上側部分からベースまたはステム部分に拡がる。一般的には、完全に熱処理した場合または同程度まで部分的に熱処理した場合、厚さの減少は、形成された突出部において突出部を下方にたどって実質的に同一である。突出部の一部分だけを熱処理した場合、上部の熱処理された部分から、実質的に減少しない厚さを有する実質的に非加熱の部分まで、厚さが増加する移行ゾーンが存在する。厚さ寸法が収縮するとき、処理された部分の幅は、一般的には増加し、一方、全体的な突出部の高さは、わずかに増加し、フックではアームドループは増加する。最終結果として、経済的に直接形成することができないかまたは従来の方法ではまったく形成することのできない間隔をもたせて各列にわずかに離間して配列された突出部またはフック部材が得られる。また、熱処理された突出部、一般的にはフックヘッドおよび場合によりステムは、10パーセント未満、好ましくは5パーセント未満の分子配向レベルにより特性付けられるが、ベースフィルム層の配向は、実質的に低減されない。一般的には、フック部材のステムまたはベースフィルム層のすぐ隣の突出部の配向は、10パーセント以上、好ましくは20パーセント以上であろう。
熱処理は、一般的には、ポリマー溶融温度の近傍またはそれより高い温度で行われる。ポリマー溶融温度を有意に超える熱を受ける場合、突出部のフックヘッド部分または上端のポリマーの実際の溶融を最小限に抑えるために、処理時間を減少させる。熱処理は、フックヘッドおよび/またはステムの厚さの減少を引き起こすのに十分な時間で行われるが、ベース層の著しい変形を起こしたり、突出部のフックヘッド部分または上端のメルトフローを生じたりすることがないようにしなければならない。熱処理はまた、フックヘッド部分のエッジのラウンディングを引き起こして、衣服用途に使用した場合に感触を改良することができる。
本発明の突出部は、きわめて近接させて配列することができる。たとえば、わずかに離間したフックまたは突出部が望まれるのであれば、各列に25個/cm以上のフックまたは突出部を存在させることができる。列は、ある方向または大きさで延在し、その方向または大きさで少なくとも部分的にオーバーラップし、好ましくは50パーセント以上、最も好ましくは90パーセント以上オーバーラップするフックまたは突出部により規定される。好ましくは、フックまたは突出部は、少なくとも30個/cm、さらには50個/cm以上100個/cmまで、可能であればそれ以上まででありうる。突出部またはフック部材の全密度は、もとのリブ部材の密集度および幅にきわめて大きく依存しうる。リブ部材がわずかに離間している場合、きわめて高いフック密度が可能である。リブを形成した後、リブ部材またはフック列を横切る方向にベースの延伸配向を行うことにより、リブ部材間の間隔をあけることができる。これは、各列の多数の突出部を保持しつつ、ベース層の厚さを減少させて、より軟質またはより低い剛性にするのに有益でありうる。
フックファスナー部分を作製することのできる好適な高分子材料としては、メルトフロー誘起分子配向が可能な熱可塑性樹脂、たとえば、ポリオレフィン(ポリプロピレンやポリエチレンなど)、ポリビニルクロリド、ポリスチレン、ナイロン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレートなど)、ならびにそれらのコポリマーおよびブレンドを含む熱可塑性樹脂が挙げられる。好ましくは、樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン−ポリエチレンコポリマー、またはそれらのブレンドである。
ベース層は、好ましくは、成形フィルムであり、好ましくは、音波溶接、熱接合、縫着、または接着剤(感圧接着剤もしくはホットメルト接着剤を含む)のような所望の手段により基材に接合できる程度に、かつ突出部をしっかりと固着させて剥離力または剪断力を受けたときに耐引裂き性を提供できる程度に、十分に厚い。しかしながら、押出技術分野の当業者には公知であるように、ベース層は、他の押出可能な形状となりうる。たとえば、成形フィルムがフック部材を有し、使い捨て衣服で使用されるファスナーとしての使用目的を有する場合、ベース層は、厚すぎて必要以上に剛性になるようであってはならない。一般的には、フィルムベース層は、単独で使用したときにまたは不織、製織、もしくはフィルムタイプのベース層のようなさらなるキャリヤーベース層構造体にラミネーティングしたときに軟質であると感じられるように、10〜2000、好ましくは10〜200のガーレイ剛性を有する。キャリヤーベース層もまた、同様に、使い捨て衣服または物品に使用するために軟質でなければならない。最適なベース層厚さは、ストリップの作製に用いられる樹脂に依存するであろうが、軟質ベース層では、一般的には20μm〜1000μm、好ましくは20〜200μmである。
実施例および試験方法
試験方法
フック寸法
実施例および比較例のフック材料の寸法は、約25倍の倍率のズームレンズを備えたライカ(登録商標)の顕微鏡を用いて測定した。x−y方向に移動可能なステージ上にサンプルを配置し、ステージ移動を最も近いミクロン数にまるめて測定した。各寸法について少なくとも3回の反復実験を行って平均した。図7aおよび図7bにおおまかに描かれているように、フック幅は距離23により示され、フック高さは距離20により示され、アームドループは距離24により示され、そしてフック厚さは距離21により示される。フック厚さは、フックの上端で測定したものであり、フックの上端からステムの下部にわたり約300ミクロンであった。
分子配向および結晶化度
配向および結晶化度は、X線回折法を用いて測定される。銅Kα線と散乱線のHiSTARTM二次元検出器位置整合とを用いて、ブルッカー(Bruker)マイクロ回折計(ウィスコンシン州マジソンのブルッカーAXS(Bruker AXS,Madison,Wisconsin))により、データを収集する。回折計は、グラファイト入射ビームモノクロメーターおよび200マイクロメートルピンホールコリメーターを備える。X線源は、リガクRU200(Rigaku RU200)(マサチューセッツ州ダンバーズのリガクUSA(Rigaku ,Danvers,MA))回転アノードならびに50キロボルト(kV)および100ミリアンペア(mA)で操作される銅ターゲットよりなるものであった。0度(2θ)を中心に検出器を設定し、サンプルと検出器の距離を6cmに設定して、透過ジオメトリーでデータを収集する。フックアームを除去した後でフック材料の薄い切片を機械方向にカッティングすることにより、試験試料を取得する。入射ビームはカット切片の平面に垂直であり、したがって、押出ウェブの横方向に平行である。レーザーポインターおよびディジタルビデオカメラアライメントシステムを用いて、3つの異なる位置を測定する。ヘッド部分17の中心近傍で、ステム部分15の中点近傍で、およびバッキング11の表面12のすぐ上のステム部分17の下端にできるかぎりに近接させて、測定を行う。ガッズ(GADDS)TMソフトウェア(ウィスコンシン州マジソンのブルッカーAXS(Bruker AXS Madison,Wisconsin))を用いて、データを3600秒間蓄積し、検出器感度および空間線形性を補正する。6〜32度(2θ)の散乱角範囲内における結晶ピーク面積と全ピーク面積(結晶+アモルファス)との比として、結晶化度を計算する。1の値は、100パーセントの結晶化度を表し、ゼロの値は、完全にアモルファスな物質(結晶化度0パーセント)に対応する。二次元回折データの径方向トレースから分子配向パーセントを計算する。以下に定義されるトレース(A)および(C)により規定される2つの位置間でバックグラウンド強度およびアモルファス強度が直線的であると仮定する。各要素についてトレース(B)のバックグラウンド強度およびアモルファス強度を内挿し、トレースから引いて(B’)を求める。トレース(B’)のプロットは、配向がないときの一定の強度または選択配向が存在するときの振動強度パターンを有する。選択配向をもたない結晶分率の大きさは、振動パターン中の最小値により規定される。配向結晶分率の大きさは、振動パターン最小値を超える強度により規定される。配向パーセントは、トレース(B’)から各成分を積分することにより計算される。
トレース(A):リーディングバックグラウンドエッジおよびアモルファス強度;χに沿って径方向に12.4〜12.8度(2θ)、0.5度のステップサイズ。
トレース(B):ランダム結晶分率および配向結晶分率、バックグラウンド散乱、およびアモルファス強度;χに沿って径方向に13.8〜14.8度(2θ)、0.5度のステップサイズ。
トレース(C):トレーリングバックグラウンドエッジおよびアモルファス強度;χに沿って径方向に15.4〜15.8度(2θ)、0.5度のステップサイズ。
トレース(B’):トレース(B)からアモルファス強度およびバックグラウンド強度を引くことにより取得されるランダム結晶分率および配向結晶分率。
トレース(A)の散乱角中心:(12.4〜12.8)度=12.6度2θ
トレース(B)の中心:(13.8〜14.8)度=14.3度2θ
トレース(C)の中心:(15.4〜15.8)度=15.6度2θ
補間定数=(14.3−12.6)/(15.6−12.6)=0.57
各アレイ要素[i]について:
強度(アモルファス+バックグラウンド)[i]=[(C[i]−A[i])*0.57]+A[i]
B’[i]=B[i]−強度(アモルファス+バックグラウンド)[i]
B’[i]vs[i]のプロットから:
B’(ランダム)[i]=振動パターン中の最小の強度値
B’(配向)[i]=B’[i]−B’(ランダム)[i]
シンプソンの積分法および次の面積を用いて、配向材料のパーセントを計算する。
B’[i]=全結晶面積(ランダム+配向)=面積(全体)
B’(配向)[i]=配向結晶面積=面積(配向)
B’(ランダム)[i]=ランダム結晶面積=面積(ランダム)
配向材料%=(面積(配向)/面積(全体))×100
前駆体フックウェブ
図1に示される装置を用いてメカニカルファスナーフック材料ウェブを作製した。177℃〜232℃〜246℃のバレル温度プロファイルおよび約235℃のダイ温度を用いて、6.35cm一軸スクリュー押出機(24:1L/D)により、TiO2(0.5%)で顔料着色されたポリプロピレン/ポリエチレン耐衝撃性コポリマー(SRC7−644,1.5MFI、ダウ・ケミカル(Dow Chemical))を押し出した。押出物は、放電機械加工によりカッティングされた開口を有するダイに通して垂直方向下向きに押し出したものである。ダイにより成形した後、水を約10℃に保持して6.1メートル/分の速度で押出物を水槽に通して急冷する。次に、ウェブをカッティングステーションに通して前進させ、ウェブの横方向から測定して23度の角度で横切るようにリブ(ベース層ではない)をカッティングした。切込みの間隔は、305ミクロンであった。1センチメートルあたりのリブまたはカットフックの列は、約10であった。このフックの全体的プロファイルを図7に示す。
比較例C1
カッティングステップ後、ウェブのフック側の熱処理をまったく行うことなく、先に記載した前駆体フックウェブを2対のニップロール間で長手方向(MD)に約3.65〜1で延伸し、個々のフック要素をさらに分離させた。延伸後、1センチメートルあたりのリブまたはカットフッククロスウェブの列は、約15であった。得られた非熱処理フック材料の寸法を下記の第1表に示す。
実施例1
有孔金属プレートの真下を通過するように上記のウェブを2.4メートル/分の速度で搬送し、実質的に図7に示されるようなプロファイルを有するフック部材を形成することにより、先に記載した前駆体フックウェブをウェブのフック側で非接触熱処理に付した。15kW電気ヒーターにより提供される約185℃の温度の熱風を約3350メートル/分の速度で金属プレート中の穿孔に通してウェブのフック側をブローイングした。フックは有孔プレートから約46cmであった。ウェブの平滑ベースフィルム面を約149℃の冷却ロールで支持した。熱処理後、11℃に保持された冷却ロール上を通過するようにウェブを搬送することにより、ウェブを冷却させた。得られた熱処理フック材料の寸法を下記の第1表に示す。
実施例2
次の手順を用いて、先に記載した前駆体フックウェブをウェブのフック側で非接触熱処理に付した。フック側を上に向けてウェブの13cm×43cm部片を13cm×43cm鋼板(厚さ1.3cm)上に配置し、ウェブが収縮しないようにエッジを掴持した。ウェブ上を一様に通過するようにエアガンを約20秒間搬送することにより、400℃のマスター(Master)ブランドホットエアガン(14.5アンペア)からの熱風をウェブ上に垂直方向下向きにブローイングした。ホットエアガンのベントを50%に設定した。得られた熱処理フック材料の寸法を下記の第1表に示す。
Figure 0004732760
図4〜図7のフックファスナー部分の作製方法を概略的に示した模式図である。 図1に例示した方法のある加工段階におけるストリップの構造を示した斜視図である。 図1に例示した方法のある加工段階におけるストリップの構造を示した斜視図である。 図3に示したストリップを加熱することによりフック部分に形成されたフック部材の上面図である。 ある程度まで熱処理された図4のフック部材の側面図である。 ある程度まで熱処理された図4のフック部材の側面図である。 本発明のフック部材の概略正面図である。 本発明のフック部材の概略側面図である。

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂からベースと前記ベースの少なくとも一方の面から延在する1つ以上の隆起部とを形成するステップと、少なくとも前記隆起部中に配向を誘起するステップと、前記隆起部の部分を複数のカット部分にカッティングするステップと、その後、前記カット部分の厚さを減少させて個別の突出部を形成するのに十分な温度および時間で前記隆起部の前記カット部分の少なくとも一部分を延伸を行うことなく熱処理するステップと、を含む、直立した突出部を有するストリップを形成する方法。
  2. 前記突出部が、前記突出部の少なくとも一部分を5〜90パーセント収縮させるのに十分な温度および時間で加熱される、請求項に記載の方法。
  3. 前記突出部が、ステム部分とヘッド部分とを有するフック形状突出部であり、ヘッド部分およびステム部分の一部分が少なくとも部分的に30パーセント収縮される、請求項又はに記載の方法。
JP2004564855A 2002-12-17 2003-11-03 直立した突出部を有するストリップの形成方法 Expired - Fee Related JP4732760B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/321,899 US6814912B2 (en) 2002-12-17 2002-12-17 Heat treated high density structures
US10/321,899 2002-12-17
PCT/US2003/034994 WO2004060096A1 (en) 2002-12-17 2003-11-03 Heat treated high density structures

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010284676A Division JP2011072810A (ja) 2002-12-17 2010-12-21 直立した突出部を有するストリップの形成方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006510458A JP2006510458A (ja) 2006-03-30
JP2006510458A5 JP2006510458A5 (ja) 2006-11-30
JP4732760B2 true JP4732760B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=32507151

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004564855A Expired - Fee Related JP4732760B2 (ja) 2002-12-17 2003-11-03 直立した突出部を有するストリップの形成方法
JP2010284676A Pending JP2011072810A (ja) 2002-12-17 2010-12-21 直立した突出部を有するストリップの形成方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010284676A Pending JP2011072810A (ja) 2002-12-17 2010-12-21 直立した突出部を有するストリップの形成方法

Country Status (13)

Country Link
US (2) US6814912B2 (ja)
EP (1) EP1578223B1 (ja)
JP (2) JP4732760B2 (ja)
KR (1) KR20050085651A (ja)
CN (1) CN1809296B (ja)
AR (1) AR042786A1 (ja)
AU (1) AU2003285139A1 (ja)
BR (1) BR0317073A (ja)
MX (1) MXPA05006387A (ja)
RU (1) RU2005115838A (ja)
TR (1) TR201802816T4 (ja)
TW (1) TW200508018A (ja)
WO (1) WO2004060096A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072810A (ja) * 2002-12-17 2011-04-14 Three M Innovative Properties Co 直立した突出部を有するストリップの形成方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7052636B2 (en) * 2002-01-15 2006-05-30 3M Innovative Properties Company Heat treated profile extruded hook
US6982055B2 (en) * 2003-03-25 2006-01-03 3M Innovative Properties Company Multiheaded hook
US20050132544A1 (en) * 2003-12-23 2005-06-23 Jayshree Seth Split hook fastener
US7897078B2 (en) * 2004-03-09 2011-03-01 3M Innovative Properties Company Methods of manufacturing a stretched mechanical fastening web laminate
EP1669001A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-14 3M Innovative Properties Company Strip of male fastening means, patch cut therefrom, and fastening tape tab comprising such patch
WO2007118035A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-18 3M Innovative Properties Company Tamper-evident life vest package
US20070229268A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 3M Innovative Properties Company Vehicle inspection using radio frequency identification (rfid)
WO2007118036A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-18 3M Innovative Properties Company Human floatation device configured for radio frequency identification
US9745103B2 (en) 2006-05-05 2017-08-29 Illinois Tool Works Inc. Wide mouth gusseted pouches
DE102006047139A1 (de) * 2006-10-05 2008-04-10 Robert Bosch Gmbh Schleifvorrichtung mit lösbar verbundenem Schleifelement
US7954208B2 (en) * 2007-10-31 2011-06-07 Avery Dennison Corporation Fastening member for a molded article
US8256068B2 (en) * 2007-11-16 2012-09-04 Panduit Corp. Microhook fastener apparatus
US9138957B2 (en) 2010-06-21 2015-09-22 3M Innovative Properties Company Slit hook strips and laminates and articles containing the same
US8973225B2 (en) 2010-12-21 2015-03-10 3M Innovative Properties Company Structured surface with multiple-post caps and method of making the same
US8845943B2 (en) 2010-12-21 2014-09-30 3M Innovative Properties Company Method of making a structured surface and article therefrom
US20120260401A1 (en) * 2011-04-12 2012-10-18 Darryl Moskowitz Releasable securement device
KR102197781B1 (ko) 2011-09-16 2021-01-04 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 기계식 체결구, 체결 시스템, 및 일회용 흡수 용품
US9084701B2 (en) 2011-11-10 2015-07-21 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with hook and loop fastening systems
JP2015205032A (ja) * 2014-04-21 2015-11-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ファスニングシステム
US10341258B2 (en) 2016-05-02 2019-07-02 Ciena Corporation Dynamic adjustment of connection priority in networks
US20210371137A1 (en) * 2020-05-26 2021-12-02 Illinois Tool Works Inc. Closure strips of resealable enclosures and methods of terminating the closure strips
US11931945B2 (en) * 2020-10-20 2024-03-19 Ford Global Technologies, Llc Extruded sealed fastener

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025947A (ja) * 1988-01-11 1990-01-10 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 単位かぎファスナー部分とそれを用いた使い捨て式下着
JP2001507643A (ja) * 1997-01-09 2001-06-12 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 突子ファスナに頭部を付ける方法と装置
JP2002540872A (ja) * 1999-04-13 2002-12-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 機械式ファスナーおよびその製造方法

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3266113A (en) 1963-10-07 1966-08-16 Minnesota Mining & Mfg Interreacting articles
US3557413A (en) 1968-09-23 1971-01-26 William H Engle Nonmechanical closure
FR2082591A5 (en) 1970-03-20 1971-12-10 Velcro France Separable plastic fixing bands - prepd by continuous extrusion and subvision
CH530187A (fr) 1971-03-26 1972-11-15 Repla Internat S A H Procédé de fabrication d'un dispositif d'accrochage
ES389609A1 (es) * 1971-03-26 1971-12-16 Navas Albareda De Procedimiento para la fabricacion continua de elementos mo-nobloques dotados de protuberancias de agarre.
US4001366A (en) 1972-01-03 1977-01-04 Ingrip Fasteners Inc. Method for making self-gripping devices having integral trains of gripping elements
ES453167A1 (es) 1976-11-10 1977-11-16 Velero Espanola S A Mejoras en los procedimientos de fabricacion continua de e- lementos monobloques autofijables.
US4497860A (en) * 1978-12-18 1985-02-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Imageable prismatic array
US5011642A (en) * 1987-06-05 1991-04-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of making extruded article
JPH0217006A (ja) 1988-07-04 1990-01-22 Kuraray Co Ltd 面フアスナーの製造法
JP2810388B2 (ja) * 1988-10-27 1998-10-15 旭化成工業株式会社 ロケットモータ点火装置用容器
US5176670A (en) * 1988-12-20 1993-01-05 Kimberly-Clark Corporation Disposable diaper with improved mechanical fastening system
US5230851A (en) * 1989-01-31 1993-07-27 The Procter & Gamble Company Process of manufacturing a refastenable mechanical fastening system
US5040275A (en) * 1990-06-01 1991-08-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Strip material used for forming fasteners
US5679302A (en) * 1990-09-21 1997-10-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method for making a mushroom-type hook strip for a mechanical fastener
US5315740A (en) 1992-08-20 1994-05-31 Velcro Industries, B.V. Hook for hook and loop fasteners
JP3392887B2 (ja) * 1992-10-16 2003-03-31 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 相互係合式ファスナー
US5505747A (en) * 1994-01-13 1996-04-09 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of making an abrasive article
US5900350A (en) * 1996-06-06 1999-05-04 Velcro Industries B.V. Molding methods, molds and products
US5953797A (en) * 1996-10-09 1999-09-21 Velcro Industries B.V. Hook fasteners and methods of manufacture
US5945131A (en) * 1997-04-16 1999-08-31 Velcro Industries B.V. Continuous molding of fastener products and the like and products produced thereby
JP3505074B2 (ja) 1998-01-22 2004-03-08 Ykk株式会社 成形面ファスナー
US6066281A (en) 1998-06-16 2000-05-23 Velcro Industries B.V. Fastener products and their production
US6756327B2 (en) * 2000-10-31 2004-06-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Loop fastening component made from thermally retracted materials
US6484371B1 (en) * 2001-02-27 2002-11-26 3M Innovative Properties Company High strength, flexible, light weight hook and loop bundling straps
US6730069B2 (en) * 2001-07-05 2004-05-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Cloth-like mechanical fastener
US7052636B2 (en) * 2002-01-15 2006-05-30 3M Innovative Properties Company Heat treated profile extruded hook
US20030145440A1 (en) * 2002-01-15 2003-08-07 3M Innovative Properties Company Heat treated profile extruded hook
US20030182776A1 (en) * 2002-01-15 2003-10-02 3M Innovative Properties Company Heat treated profile extruded hook
AU2002367012A1 (en) 2002-01-15 2003-07-30 3M Innovative Properties Company Heat treated extruded hook fastener
US6687962B2 (en) * 2002-01-16 2004-02-10 Velcro Industries B.V. Fastener element patterning
US6684464B1 (en) * 2002-08-07 2004-02-03 3M Innovative Properties Company Bundling strap
US6814912B2 (en) * 2002-12-17 2004-11-09 3M Innovative Properties Company Heat treated high density structures

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025947A (ja) * 1988-01-11 1990-01-10 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 単位かぎファスナー部分とそれを用いた使い捨て式下着
JP2001507643A (ja) * 1997-01-09 2001-06-12 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 突子ファスナに頭部を付ける方法と装置
JP2002540872A (ja) * 1999-04-13 2002-12-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 機械式ファスナーおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072810A (ja) * 2002-12-17 2011-04-14 Three M Innovative Properties Co 直立した突出部を有するストリップの形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1809296B (zh) 2012-11-07
EP1578223A1 (en) 2005-09-28
US7007351B2 (en) 2006-03-07
JP2006510458A (ja) 2006-03-30
US20040111844A1 (en) 2004-06-17
EP1578223B1 (en) 2017-12-20
KR20050085651A (ko) 2005-08-29
RU2005115838A (ru) 2006-03-20
TR201802816T4 (tr) 2018-03-21
AU2003285139A1 (en) 2004-07-29
AR042786A1 (es) 2005-07-06
MXPA05006387A (es) 2005-08-26
TW200508018A (en) 2005-03-01
BR0317073A (pt) 2005-10-25
US6814912B2 (en) 2004-11-09
WO2004060096A1 (en) 2004-07-22
US20040163222A1 (en) 2004-08-26
CN1809296A (zh) 2006-07-26
JP2011072810A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4732760B2 (ja) 直立した突出部を有するストリップの形成方法
JP4716656B2 (ja) 熱処理済み異型押出しフック
US7765651B2 (en) Multiheaded hook
US7052636B2 (en) Heat treated profile extruded hook
US7048984B2 (en) Net structure and method of making
JP4668917B2 (ja) フックファスナー
US20030182776A1 (en) Heat treated profile extruded hook
JP2007516036A (ja) スプリットフックファスナ
TWI247592B (en) Heat treated profile extruded hook

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110421

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees