JP4732503B2 - ストラップコネクタ及びストラップコネクタを備えた楽器用ストラップ - Google Patents

ストラップコネクタ及びストラップコネクタを備えた楽器用ストラップ Download PDF

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Description

本発明は、楽器用ストラップに適用されるストラップコネクタ、及びストラップコネクタを備えた楽器用ストラップに関する。
この種の楽器用ストラップとして、例えば、特許文献1に開示されるようなものが知られている。図11(a),(b)に示すように、楽器用ストラップ(以下、ストラップと称す)100は、ストラップベルト101と、ストラップベルト101の長さを調節するアジャスタ102と、ストラップベルト101の端部に設けられたストラップコネクタ103とを備えている。楽器200のボディ201には、ストラップコネクタ103を着脱するためのコネクタピン203が取り付けられている。ストラップコネクタ103には、コネクタピン203を挿通させて保持する保持孔104と、保持孔104からストラップベルト101に向けて延びるスリット105とが設けられている。演奏者は、楽器200を肩や首に掛ける前に、ストラップコネクタ103のスリット105にコネクタピン203を挿入することによって、ストラップ100を楽器200のボディ201に取り付ける。
しかしながら、上記従来のストラップコネクタ103では、スリット105へのコネクタピン203の挿入がし難く、コネクタピン203への着脱が容易に行えなかった。そのため、例えば、コンサートやライブにおいて、演奏者がステージ上に複数台のギターを予め準備し、曲に合わせてギターを持ち替えて演奏する場合、演奏者にとって、ギター対するストラップの取り付け、取り外しを容易に行えない等の不都合が生じることがあった。また、ナイロン製や皮製のストラップコネクタを長い間使用していると、コネクタピンへの着脱が繰り返されることによりストラップコネクタがよれて変形したり、素材の経時変化によりストラップコネクタが硬くなることがある。特に、このような場合、コネクタピンに対するストラップコネクタの着脱がし難くなり、ストラップの取り付け、取り外しに時間を要するとの問題が生じやすかった。
特開2001−83962号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタピンへの着脱を容易に行うことのできるストラップコネクタ及びストラップコネクタを備えた楽器用ストラップを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、楽器用ストラップに適用され、楽器に取り付けられたコネクタピンに着脱されるストラップコネクタであって、コネクタピンの頭部よりも大きい直径を有する第1の孔と、コネクタピンの頭部よりも小さい直径を有する第2の孔と、第1の孔及び第2の孔を繋ぐと共にコネクタピンの首部の直径よりも小さい幅を有するスリットとを含む基板からなり、基板のスリットに隣接する部分が撓み、基板には、更に、第1の孔から第2の孔に向かって延びる一対の第1の長孔と、第2の孔に近接する位置から第1の孔に向かって延びる一対の第2の長孔とが設けられ、各第1の長孔は、ストラップコネクタの軸線を中心に対称に配置され、各第2の長孔は、ストラップコネクタの軸線を中心に対称に配置され、前記第1及び第2の孔、前記一対の第1の長孔、及び前記スリットは一つの繋がった孔として形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、第1の孔はコネクタピンの頭部よりも大きい直径を有しているため、第1の孔にコネクタピンを容易に挿入することができる。また、基板のスリットに隣接する部分が撓むため、第1の孔に挿入したコネクタピンを、スリットを通して第2の孔に嵌め込むことができる。更に、第2の孔に嵌め込まれたコネクタピンを、スリットを通して第1の孔に戻し、ストラップコネクタから取り外すこともできる。こうした一連の手順によって、コネクタピンに対してストラップコネクタを容易に着脱することができる。また、長孔とスリットとに囲まれた部分を他の部分から孤立させることによって、ストラップコネクタの特定部分にのみ可撓性が生じるようになり、結果として、基板のスリットに隣接する部分を撓ませることができる。更に、第1及び第2の長孔が協調して作用することによって、基板のスリットに隣接する部分での撓みを助長することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、基板は、剛性を有する材料からなることを要旨とする。
この構成によれば、ストラップコネクタを形成する基板は剛性を有するため、ナイロン製や皮製のストラップコネクタとは異なり、コネクタピンへの着脱が繰り返されることによりストラップコネクタがよれて変形することがなく、また、素材の経時変化に伴い硬くなることもない。これにより、コネクタピンが挿入される第1の孔や、コネクタピンが通過するスリットの寸法変化を極力抑制することができる。よって、ストラップの取り付け、取り外しを繰り返しても、コネクタピンに対するストラップコネクタの着脱がし難くなることもない。
求項に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、第1の孔の内周面とスリットの内側面とが滑らかな曲線に沿って繋がっていることを要旨とする。
この構成によれば、第1の孔に挿入したコネクタピンを、スリットを通して第2の孔に円滑に嵌め込むことができる。よって、コネクタピンにストラップコネクタを一層容易に装着することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、第2の孔の内周面とスリットの内周面とが滑らかな曲線に沿って繋がっていることを要旨とする。
この構成によれば、第2の孔に嵌め込まれたコネクタピンを、スリットを通して第1の孔に円滑に戻すことができる。よって、コネクタピンからストラップコネクタを一層容易に取り外すことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、スリットの内側面は、円弧に沿って延びる曲面であることを要旨とする。
この構成によれば、第1の孔から第2の孔へのコネクタピンの移動、第2の孔から第1の孔へのコネクタピンの移動を一層円滑に行うことができる。よって、コネクタピンにストラップコネクタを装着したり、コネクタピンからストラップコネクタを取り外したりすることが更に容易に行える。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、基板は、意匠面を構成する第1の面と、第1の面の裏側に位置する第2の面とを有し、第2の面には、楽器との接触による衝撃を緩和するための衝撃緩和部材が設けられていることを要旨とする。
コンサートやライブなどにおいて、演奏者が動きながら演奏するときに、ストラップコネクタが楽器のボディに接触して、ボディの表面に傷を付けてしまうことがある。その点、この構成によれば、衝撃緩和部材によって、ストラップコネクタがボディに接触してもその接触による衝撃が緩和されるため、ボディの表面に傷を付けないようにすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、基板は、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、又はポリアセタール樹脂からなることを要旨とする。
この構成によれば、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、又はポリアセタール樹脂はいずれも機械的強度及び耐久性に優れているため、高い強度及び耐久性を有するストラップコネクタを提供することができる。
請求項に記載の発明は、ストラップベルトと、請求項1〜7のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタとを備え楽器用ストラップであって、ストラップコネクタは、前記ストラップベルトの端部に設けられ、かつ楽器に取り付けられたコネクタピンに対し着脱されることを要旨とする。
この構成によれば、請求項1と同等の作用効果を得ることのできる楽器用ストラップを提供することができる。
本発明によれば、コネクタピンへの着脱を容易に行うことのできるストラップコネクタ及びストラップコネクタを備えた楽器用ストラップを提供することができる。
以下、本発明に係るストラップコネクタをギター用ストラップに適用したものに具体化した一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1に示すように、ギター用ストラップ(以下、ストラップと称す)10は、ストラップベルト(以下、ベルトと称す)11と、ベルト11の長さを調節するアジャスタ12と、ベルト11の両端に設けられた一対のストラップコネクタ13とを備えている。一方、ギター1のボディ2は、ヘッド3に近い第1端部2aと第1端部2aの反対側に位置する第2端部2bとにコネクタピン4をそれぞれ有している。演奏者は、ギター1を肩に掛ける前に、ストラップコネクタ13にコネクタピン4を装着することにより、ストラップ10をギター1のボディ2に取り付ける。
図2〜図4に示すように、ストラップコネクタ13は、所定の厚みを有する一枚の基板14を含み、略三角形の平面形状を有している。基板14は、ストラップコネクタ13の意匠面を構成する第1の面14aと、第1の面14aの裏側に位置する第2の面14bとを有している。基板14の第1の面14aには、意匠性の向上のため、艶消しや鏡面仕上げ等の表面加工が施されている。また、図示はしないが、基板14の第1の面14aには、ブランド名を表すロゴマークや模様などが印刷又は刻印されている。
第2の面14bには、ギター1との接触による衝撃を緩和する衝撃緩和部材としての弾性部材15が設けられている。弾性部材15は、ゴムやエラストマー等の弾性材料をシート状に成形したものであって、基板14の形状及び寸法に合わせて所定の形状に形成されている。弾性部材15は、第2の面14bの全体及び基板14の外周縁の全体を覆うようにして、基板14に一体化されている。基板14の外周縁には、断面L字状の段差部14cが設けられている。基板14の段差部14cには、弾性部材15の外周縁が嵌め込まれている。ストラップコネクタ13は、基板14の外周縁に弾性部材15を被覆することによって、断面略円形状の外周縁を有している。
基板14は、剛性を有する樹脂材料からなり、射出成形により形成されている。基板14を形成する樹脂材料として、成形性や機械的強度に優れる樹脂材料が用いられ、具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂等が挙げられる。これらのうち、機械的強度や耐久性に優れ、しかもゴムやエラストマー等の弾性部材15との密着性にも優れているとの観点から、ポリアセタール樹脂が最も好ましい。
上述したように、ストラップコネクタ13は、基板14及び弾性部材15を一体化して形成された構造体からなる。そして、その構造体には、コネクタピン4の頭部4aが挿通される第1の孔16と、コネクタピン4が保持される第2の孔17と、第1の孔16と第2の孔17とを繋ぐスリット18と、ベルト11が通される通し孔19とが設けられている。また、その構造体には、更に、スリット18との間に撓む部分Aを形成する一対の第1の長孔20と、部分Aでの撓みを助長する一対の第2の長孔21とが設けられている。本実施形態において、第1及び第2の孔16,17、第1の長孔20、及びスリット18は一つの繋がった孔として形成されると共に、第2の長孔21のみが独立した孔として形成されている。
通し孔19は、略逆三角形状をなす基板14の上端付近に設けられている。通し孔19は、横方向に沿って延びる長孔からなり、ベルト11の幅よりも少し大きめに形成されている。ベルト11は、基板14の通し孔19に通されてベルト11に縫合することにより、ストラップコネクタ13の上端に固定される。通し孔19の上面19aは平坦面であるのに対し、通し孔19の下面19bは円弧に沿って延びる曲面を含む。
第1の孔16は、基板14の略中央において通し孔19に近接して設けられている。第1の孔16は、略円形状を有している。第1の孔16は、コネクタピン4の頭部4aを挿入可能に形成されている。このため、第1の孔16の直径は、コネクタピン4の頭部4aの直径よりも大きく、具体的には、コネクタピン4の頭部4aの外径の11/10〜3/2の範囲に設定されている。
第2の孔17は、基板14の略中央において第1の孔16よりも下方に設けられている。第2の孔17は、第1の孔16と同じく略円形を有している。第2の孔17は、コネクタピン4の頭部4aを抜けないように保持する。このため、第2の孔17の直径は、コネクタピン4の頭部4aの直径よりも小さく、コネクタピン4の首部4bの直径と同等かそれよりも大きく設定されている。第1及び第2の孔16,17は、それらの中心線をストラップコネクタ13の軸線C1と一致させるようにして配置されている。
スリット18は、括れた形状を有している。スリット18は、その軸線を第1及び第2の孔16,17の中心線と一致させるようにして配置されている。スリット18は、対向する一対の内側面18aを有している。スリット18の一対の内側面18aは、いずれも円弧に沿って延びる曲面からなる。また、スリット18の幅は、スリット18の中央で最も狭く、第1及び第2の孔16,17に向かうに従い広くなる。具体的には、スリット18の幅は、スリット18の中央でコネクタピン4の首部4bの直径の2/3〜1/4の範囲に設定されている。
スリット18の上端では、スリット18の内側面18a及び第1の孔16の内周面16aが滑らかな曲線に沿って繋がっている。同様に、スリット18の下端でも、第2の孔17の内周面17a及びスリット18の内側面18aが滑らかな曲線に沿って繋がっている。なお、第1の孔16の内周面16aのうちスリット18に近接する部分、スリット18の両内側面18a、及び第2の孔17の内周面17aには、C面加工が施されている。
一対の第1の長孔20は、第1の孔16から第2の孔17に向かってそれぞれ延びている。各第1の長孔20は、いずれも同一寸法を有する略三日月形状を有している。各第1の長孔20は、ストラップコネクタ13の軸線C1を中心に対称に配置されている。また、一対の第2の長孔21は、基板14上の第2の孔17に近接する位置から第1の孔16に向かって延びている。各第2の長孔21は、いずれも同一寸法を有する略S字状に形成されている。第2の長孔21の幅は、第2の長孔21の下端から先端に向かうに従い狭くなる。一対の第2の長孔21も、第1の長孔20と同じく、ストラップコネクタ13の軸線C1を中心に対称に配置されている。
本実施形態では、スリット18と一対の第1の長孔20とにそれぞれ囲まれた2つの部分A、即ち基板14のスリット18に隣接する部分Aが撓むように形成されている。また、一対の第2の孔17が、基板14のスリット18に隣接する部分Aでの撓みを助長するために形成されている。このため、スリット18は、基板14のスリット18に隣接する部分Aでの撓みに起因して、第1及び第2の孔16,17間でのコネクタピン4の移動を規制する第1の形状(図7(a)参照)と、第1及び第2の孔16,17間でのコネクタピン4の移動を許容する第2の形状(図7(b)参照)とを取り得る。
次に、コネクタピン4に対するストラップコネクタ13の脱着について図5〜図7を参照して説明する。
コネクタピン4へのストラップコネクタ13の装着に際し、まず、図5(a)に示すように、演奏者は、コネクタピン4の頭部4aをストラップコネクタ13の第1の孔16に挿入する。このとき、第1の孔16の直径はコネクタピン4の頭部4aの直径よりも大きいため、第1の孔16には、コネクタピン4の頭部4aが容易に挿入される。第1の孔16にコネクタピン4を挿入した時点で、コネクタピン4は、スリット18の内側面18aと接触したり、接触したとしてもスリット18の内側面18aを押圧したりしない。このため、図7(a)に示すように、基板14のスリット18に隣接する部分Aには撓みが生じていない。よって、スリット18は、コネクタピン4の通過を規制する第1の形状に保持されており、スリット18の中央の幅は、コネクタピン4の首部4bの直径よりも小さく(狭く)なっている。
次に、図5(b)に示すように、演奏者は、ストラップコネクタ13を引き上げることにより、コネクタピン4を、スリット18を通して第2の孔17に嵌め込む。コネクタピン4がスリット18を通過する際、図6及び図7(b)に示すように、コネクタピン4の首部4bがスリット18の内側面18aと接触して、両内側面18aを横方向(図6及び図7(b)の矢印方向)に押圧する。その結果、基板14のスリット18に隣接する部分Aが撓み、スリット18は、図7(a)に示す第1の形状から押し広げられて、コネクタピン4の通過を許容する第2の形状(図7(b)参照)へと変形させられる。こうして、スリット18でのコネクタピン4の通過が許容されて、図5(c)に示すように、第2の孔17にコネクタピン4が嵌め込まれる。これにより、コネクタピン4にストラップコネクタ13が装着されるため、ストラップ10がギター1のボディ2に取り付けられる。
コネクタピン4からストラップコネクタ13を取り外す際は、ストラップコネクタ13を押し下げる。このときも、スリット18の内側面18aがコネクタピン4の首部4bにより横方向(図6及び図7(b)の矢印方向)に押圧されるため、基板14のスリット18に隣接する部分Aが撓む。このため、スリット18は、図7(a)に示す第1の形状から押し広げられて、図7(b)に示す第2の形状へと変形させられる。こうして、スリット18でのコネクタピン4の通過が許容されて、図5(a)に示すように、第1の孔16にコネクタピン4が移動させられる。これにより、コネクタピン4からストラップコネクタ13を外すことができ、ストラップ10をギター1のボディ2から取り外すことができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ストラップコネクタ13では、第1の孔16がコネクタピン4の頭部4aよりも大きい直径を有しているため、第1の孔16にコネクタピン4を容易に挿入することができる。また、基板14のスリット18に隣接する部分Aが撓むため、第1の孔16に挿入したコネクタピン4を、スリット18を通して第2の孔17に嵌め込むことができる。更に、第2の孔17に嵌め込まれたコネクタピン4を、スリット18を通して第1の孔16に戻し、ストラップコネクタ13から取り外すこともできる。こうした一連の手順によって、コネクタピン4に対してストラップコネクタ13を容易に着脱することができる。
(2)基板14は、剛性を有する樹脂材料からなる。この構成によれば、ストラップコネクタ13を形成する基板14は剛性を有するため、ナイロン製や皮製のストラップコネクタとは異なり、コネクタピン4への着脱が繰り返されることによりストラップコネクタ13がよれて変形することがなく、また、素材の経時変化に伴い硬くなることもない。これにより、コネクタピン4が挿入される第1の孔16や、コネクタピン4が通過するスリット18の寸法変化を極力抑制することができる。よって、ストラップ10の取り付け、取り外しを繰り返しても、コネクタピン4に対するストラップコネクタ13の着脱がし難くなることもない。
(3)第1の孔16からは、第2の孔17に向かって一対の第1の長孔20が延びている。この構成によれば、スリット18と一対の第1の長孔20とにそれぞれ囲まれた2つの部分Aを他の部分から孤立させることによって、基板14のスリット18に隣接する部分Aを撓ませることができる。これにより、ストラップコネクタ13は、全体として剛性を有しているものの、特定の部分にのみ可撓性を有することができる。従って、ストラップとしての機能を損なうことなく、コネクタピン4に対するストラップコネクタ13の着脱を容易にすることができる。
(4)基板14の略中央には、第2の孔17付近から第1の孔16に向かって延びる一対の第2の長孔21が設けられている。この構成によれば、第1及び第2の長孔20,21が協調して作用することによって、基板14のスリット18に隣接する部分Aでの撓みを助長することができる。従って、第1の孔16から第2の孔17へのコネクタピン4の移動、第2の孔17から第1の孔16へのコネクタピン4の移動を円滑に行うことができる。よって、コネクタピン4にストラップコネクタ13を装着したり、コネクタピン4からストラップコネクタ13を取り外したりすることが一層容易に行える。
(5)スリット18の上端では、スリット18の内側面18a及び第1の孔16の内周面16aが滑らかな曲線に沿って繋がっている。この構成によれば、第1の孔16に挿入したコネクタピン4を、スリット18を通して第2の孔17に円滑に嵌め込むことができる。よって、コネクタピン4にストラップコネクタ13を一層容易に装着することができる。
(6)スリット18の下端でも、第2の孔17の内周面17a及びスリット18の内側面18aが滑らかな曲線に沿って繋がっている。この構成によれば、第2の孔17に嵌め込まれたコネクタピン4を、スリット18を通して第1の孔16に円滑に戻すことができる。よって、コネクタピン4からストラップコネクタ13を一層容易に取り外すこともできる。
(7)スリット18の一対の内側面18aは、いずれも円弧に沿って延びる曲面からなる。この構成によれば、第1の孔16から第2の孔17へのコネクタピン4の移動、第2の孔17から第1の孔16へのコネクタピン4の移動を一層円滑に行うことができる。よって、コネクタピン4にストラップコネクタ13を装着したり、コネクタピン4からストラップコネクタ13を取り外したりすることが更に容易に行える。
(8)コンサートやライブなどにおいて、演奏者が動きながら演奏するときに、ストラップコネクタ13がギター1のボディ2に接触して、ボディ2の表面に傷を付けてしまうことがある。その点、本実施形態によれば、基板14の第2の面14bには、ギター1との接触による衝撃を緩和する衝撃緩和部材としての弾性部材15が設けられている。この構成によれば、弾性部材15によって、ストラップコネクタ13がボディ2に接触してもその接触による衝撃が緩和されるため、ボディ2の表面に傷を付けないようにすることができる。
(9)基板14を形成する樹脂材料として、具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂等が挙げられる。この構成によれば、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、又はポリアセタール樹脂はいずれも機械的強度及び耐久性に優れているため、高い強度及び耐久性を有するストラップコネクタ13を提供することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、第1及び第2の長孔20,21を省略してもよい。例えば、図8に示すように、第1及び第2の長孔20,21を省略したストラップコネクタ80を採用してもよい。この場合、例えば、基板81のスリット82に隣接する部分Aにおいて、同部分Aを肉薄にすることによって可撓性を助長することもできる。これ以外にも、基板81のスリット82に隣接する部分Aのみを可撓性材料により形成し、それ以外の部分を非可撓性材料により形成してもよい。
・本実施形態において、一対の第2の長孔21のうちの一方又は両方を省略してもよい。例えば、図9に示すように、一対の第2の長孔21を省略したストラップコネクタ90を採用してもよい。この場合、ストラップコネクタ90では、スリット91と一対の第1の長孔92とにそれぞれ囲まれた略C字状をなす部分Aが撓む。
・本実施形態において、一対の第1の長孔20のうち一方又は両方を省略してもよい。例えば、図10(a),(b)に示すように、第2の孔97から第1の孔96向かって延びる第2の長孔98を備えたストラップコネクタ95を採用してもよい。第2の長孔98は、第2の孔97に近接する略台形状の四角孔98aと、その四角孔98aら上方に延びる細長い孔98bとからなる。この場合、ストラップコネクタ95では、スリット99と細長い孔98bとに囲まれた略C字状をなす部分Aが撓む。また、四角孔98aの両側部には、スリット99の幅を広げるときに使用される一対の摘み部98cが設けられている。
・本実施形態において、第1及び第2の孔16,17は、例えば、楕円や菱形などの形状に変更してもよい。また、第1及び第2の長孔20,21の形状も、ストラップコネクタ13の意匠性を考慮して、任意の形状に変更してもよい。
・本実施形態において、上述した樹脂以外にも、例えば木材、金属、高強度ゴム等、剛性を有する任意の材料から基板14を形成してもよい。
・本実施形態において、第1の孔16の内周面16aとスリット18の内側面18aとが滑らかな曲線に沿って繋がっていなくてもよく、例えば、鈍角をなすように交差していてもよい。同じく、第2の孔17の内周面17aとスリット18の内側面18aとが滑らかな曲線に沿って繋がっていなくてもよく、例えば、鈍角をなすように交差していてもよい。
・本実施形態において、スリット18は、括れていなくてもよい。つまり、スリット18の対向する一対の内側面18aは、互いに平行に配置される平坦面であってもよい。
・本実施形態において、ストラップコネクタ13から弾性部材15を省略してもよい。また、弾性部材15は、ゴムやエラストマー等の弾性材料以外に、スポンジやフェルト等のクッション性に富む素材から形成してもよい。
・本発明のストラップコネクタ13は、ギター用ストラップ10に適用されるものとして具体化したが、これ以外にも、キーボードやエレキベース用ストラップに適用されるものとして具体化してもよい。
・本発明の楽器用ストラップは、ギター用ストラップ10に具体化したが、これ以外にも、キーボードやエレキベース用ストラップに具体化してもよい。
本発明の一実施形態に係るストラップコネクタを適用したギター用ストラップがギターに装着されている状態を示す斜視図。 ストラップコネクタの平面図。 図2の3−3線に沿った断面図。 図2の4−4線に沿った断面図。 (a)はコネクタピンを第1の孔に挿入した状態を示す部分平面図、(b)はコネクタピンがスリットを通過するときの状態を示す部分平面図、(c)はコネクタピンが第2の孔に保持された状態を示す部分平面図。 コネクタピンがスリットを通過するときの状態を示す部分斜視図。 (a)はコネクタピンを第1の孔に挿入した状態を示す部分断面図、(b)はコネクタピンがスリットを通過するときの状態を示す部分断面図。 別例のストラップコネクタの平面図。 別例のストラップコネクタの平面図。 (a)は別例のストラップコネクタの平面図、(b)は別例のストラップコネクタの断面図。 (a)は従来のストラップコネクタを示す部分斜視図、(b)は従来のストラップコネクタをコネクタピンに装着した状態を示す部分斜視図。
符号の説明
A…部分、1…ギター(楽器)、4…コネクタピン、4a…頭部、4b…首部、10…ストラップ(楽器用ストラップ)、11…ベルト(ストラップベルト)、13…ストラップコネクタ、14…基板、14a…第1の面、14b…第2の面、15…弾性部材(衝撃緩和部材)16…第1の孔、16a…内周面、17…第2の孔、17a…内周面、18…スリット、18a…内側面、20…第1の長孔、21…第2の長孔。

Claims (8)

  1. 楽器用ストラップに適用され、楽器に取り付けられたコネクタピンに着脱されるストラップコネクタであって、
    前記コネクタピンの頭部よりも大きい直径を有する第1の孔と、前記コネクタピンの頭部よりも小さい直径を有する第2の孔と、前記第1の孔及び前記第2の孔を繋ぐと共に前記コネクタピンの首部の直径よりも小さい幅を有するスリットとを含む基板からなり、
    前記基板の前記スリットに隣接する部分が撓み、
    前記基板には、更に、
    前記第1の孔から前記第2の孔に向かって延びる一対の第1の長孔と、
    前記第2の孔に近接する位置から前記第1の孔に向かって延びる一対の第2の長孔とが設けられ、
    前記各第1の長孔は、前記ストラップコネクタの軸線を中心に対称に配置され、前記各第2の長孔は、前記ストラップコネクタの軸線を中心に対称に配置され
    前記第1及び第2の孔、前記一対の第1の長孔、及び前記スリットは一つの繋がった孔として形成されていることを特徴とするストラップコネクタ。
  2. 請求項1記載のストラップコネクタにおいて、
    前記基板は、剛性を有する材料からなることを特徴とするストラップコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のストラップコネクタにおいて、
    前記第1の孔の内周面と前記スリットの内側面とが滑らかな曲線に沿って繋がっていることを特徴とするストラップコネクタ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタにおいて、
    前記第2の孔の内周面と前記スリットの内周面とが滑らかな曲線に沿って繋がっていることを特徴とするストラップコネクタ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタにおいて、
    前記スリットの内側面は、円弧に沿って延びる曲面であることを特徴とするストラップコネクタ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタにおいて、
    前記基板は、意匠面を構成する第1の面と、前記第1の面の裏側に位置する第2の面とを有し、前記第2の面には、前記楽器との接触による衝撃を緩和するための衝撃緩和部材が設けられていることを特徴とするストラップコネクタ。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタにおいて、
    前記基板は、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、又はポリアセタール樹脂からなることを特徴とするストラップコネクタ。
  8. ストラップベルトと、請求項1〜7のうちいずれか一項に記載のストラップコネクタとを備える楽器用ストラップであって、
    前記ストラップコネクタは、前記ストラップベルトの端部に設けられ、かつ楽器に取り付けられたコネクタピンに対し着脱されることを特徴とする楽器用ストラップ。
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