JP4730926B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は洗浄装置に関する。より詳しくは、洗浄対象であるワークの保持手段自体の陰にな洗浄や水切り作業ができなくなる領域を解消すべく改良した洗浄装置に関する。
この種の改良技術に関し、ワークを載置する回転テーブルの回転中心から偏心した位置に該回転テーブルの回転方向と一致する方向に回転可能なローラ等からなる押圧部材によってワークを押圧保持しながら、噴射ノズルから洗浄液を吹付けて洗浄作業をしたりエア等を吹付けて水切り作業を行う洗浄装置が開示されている(特許文献1参照)。ところで、この従来技術は、押圧部材がワークの回転中心から偏心した位置に当接し、その当接部分がワークに対して常に移動することから、保持手段自体の陰となって洗浄ないし水切り作業ができなくなる問題が解消される点で有効である。しかしながら、前記回転テーブルが搬送チェーンを介して間欠的に移動され、それぞれの停止位置において駆動側のギヤに連係して回転駆動されるように構成されていたため、長期間の稼働による搬送チェーン等の無端状走行帯の伸びによって、停止位置における駆動側のギヤとの連係に狂いが生じて回転動作に問題が生じ、洗浄作用に支障が生じるといった技術的課題があった。
特開2004−113836号公報
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑み、更に改良を重ねて、ワークの保持手段自体による陰の問題を解消するとともに、そのワークに対する保持作用及び洗浄作用の安定化を図り、長期間の稼働により搬送チェーン等の無端状走行帯に伸びが生じたとしても、ワークの各停止位置における洗浄作用に支障が生じることのない洗浄装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、ワークが載置されるワーク載置部と、ワークの上面を押えつける押圧部材と、洗浄媒体を噴射する噴射ノズルとを備え、前記ワーク載置部に載置されたワークを押圧部材により押えつけながら洗浄媒体を吹付けて洗浄を行う洗浄装置において、ワーク上面に対して垂直方向に回転中心を有する回転体に、その回転中心から偏心した位置に前記押圧部材と前記噴射ノズルを設けるとともに、ワークを搬送する搬送手段に前記ワーク載置部を設け、その搬送手段の停止位置のワークに対して前記押圧部材による押圧作用を付与した状態で前記回転体を回転させることによって、前記押圧部材のワーク上面を押えつける位置を変更しながら洗浄を行うという技術手段を採用した。すなわち、押圧部材及び噴射ノズル側を移動させるように構成することにより、ワークに対する保持動作及び洗浄作用の安定化を図るとともに、ワーク載置部を移動する搬送チェーン等の無端状走行帯の伸びに起因する問題も解消し得るように改良した点に特徴を有する。因みに、洗浄媒体は液体でも気体でもよく、ここにいう洗浄にはエア等を吹付けて水切りを行う場合も含む。前記回転中心を挟んで押圧部材と噴射ノズルを設けるようにしてもよい(請求項2)。
本発明においては、押圧部材と噴射ノズルを回転体の回転中心から偏心した位置に設け、それらの押圧部材と噴射ノズルを移動させることにより、ワークを押えつける位置を変更しながら洗浄を行うように構成したので、次の効果を得ることができる。
(1)ワークの保持手段自体による陰の問題を解消することができ、ワークの全面に対する的確な洗浄作用が可能である。
(2)押圧部材と噴射ノズルを共に回転体の回転によって移動させるので、ワークに対する安定した保持作用及び洗浄作用が容易に得られる。
(3)押圧部材及び噴射ノズル側を移動させるように構成したので、ワーク載置部を移動する搬送チェーン等の無端状走行帯の伸びに起因する従来の問題を解消することができる。
本発明は、電力計用の透明カバーなどのように有底状のワークの洗浄に好適であるが、これに限らず押圧可能な上面を有するワークに対する広い適用が可能である。図1は本発明が適用される洗浄システム全体のレイアウトを例示した概略平面図である。図示のように、電力計用の透明カバーなどの適宜のワーク1は供給コンベヤ2を介して供給され、ストッパ3により規制される所定位置において反転移載機構4のハンド5により挟持された上、表裏を反転しながら搬入部6に位置するワーク載置部7上に載置され、しかる後そのワーク載置部7が各作業部へ移動して順次所期の処理が実行されるように構成されている。なお、各作業部への移動は、ワーク載置部7を支持したチェーン等からなる搬送手段8の間欠的な駆動により実行される。しかして、搬入部6のワーク載置部7上に載置されたワーク1は、ワーク載置部7を支持した搬送手段8によりシャッタ9,10で仕切られた洗浄空間へ移動され、先ず作業部Aにおいて内面及び外面の双方の表面に対する洗浄作業が行われる。ここでは、一体的に設けられた押圧部材と噴射ノズルを回転中心から偏心させた状態で回転することにより、押圧部材による陰の問題を解消しながら噴射ノズルからの洗浄媒体による吹付け洗浄が行われる。この場合、前記洗浄媒体に温水を使用すれば、ラベル等のノリが加温され剥がれやすくなる。次に作業部B,Cに順次移動され、ワーク1の外表面に残存するラベル等の付着物に対する剥離作業が行われる。ここでは、ワーク上面に沿って直線的に移動する移動体に押圧部材と噴射ノズルを設け、それらの押圧部材と噴射ノズルを往復移動させることにより、押圧部材による陰の問題を解消しながら噴射ノズルからの強力な噴射媒体の吹付け作用によりラベル等の付着物に対する剥離作業が行われる。本例ではワーク1の上面を2つの部分に分割し、作業部B,Cにおいてそれらの部分に対する剥離作業が行われることになる。
次に、ワーク1はシャッタ10,11で仕切られた水切り空間へ移動され、作業部D,Eにおいて水切り作業が繰返し実行される。ここでは、押圧部材と噴射ノズルを回転中心から偏心させた状態で回転することにより、押圧部材による陰の問題を解消しながら噴射ノズルからの高速エアによる水切り作業が行われる。しかして、作業部D,Eにおける水切り作業が完了したワーク1は、搬送手段8の間欠駆動によるワーク載置部7の移動により搬出部12へ移送され、反転移載機構13のハンド14によって挟持された上、表裏を反転して元の状態に戻しながら排出コンベヤ15上に載置されて順次排出されることになる。なお、図中16はワーク載置部7に形成されたワーク1の内面洗浄用の開口部を示したものである。
図2及び図3は本発明を適用した実施例を示したものであり、図2はその外面洗浄部を示した要部構成図、図3は内面洗浄部を示した要部拡大構成図である。図2に示したように、本実施例においては、チェーンからなる搬送手段8に支持されたワーク載置部7の各停止位置の上方に、ワーク1の上面に対して垂直方向に回転中心を有する回転軸17を設置し、その下端部に設けた取付部材18を介して回転中心から偏心した位置にローラからなる押圧部材19と噴射ノズル20を回転軸17を挟んで両側に配設している。回転軸17は軸受21によって回転可能に支持され、モータ22、プーリ23、ベルト24及びプーリ25を介して回転駆動されるように構成されている。軸受21は上下部が昇降用シリンダ26により昇降可能に構成された昇降用支持枠27,28に固定され、その昇降用支持枠27,28を昇降して、押圧部材19をワーク1の上面に押し当てることにより、高さの異なるワーク1に対しても対応し得るように構成されている。図中29は軸受21の昇降用軸受、30は昇降軸31の昇降用軸受である。なお、回転軸17は内部に供給路32を備え、ロータリジョイント33を経由して洗浄液供給側と接続するとともに、可撓性供給管34を介して噴射ノズル20に接続している。しかして、所定位置にワーク載置部7が移動し、回転軸17の下方にワーク1が搬送された場合には、前記昇降用シリンダ26により昇降用支持枠27,28を下降させ、押圧部材19によりワーク1の上面を押圧した状態においてモータ22により回転軸17を回転し、ワーク1の上面に対する押圧部材19の当接位置を変えながら噴射ノズル20からの洗浄液を吹付けることにより、ワーク1に対する外面洗浄が実行されることになる。その場合、上面の高さが異なるワーク1であっても、噴射ノズル20とワーク1の上面との距離が同じとなり、均一な洗浄作用が得られる。
図3に示したように、ワーク載置部7の各停止位置の下方にも、垂直方向に回転中心を有する回転軸35が設置され、その上端部に設けた取付部材36を介して内面用の噴射ノズル37が配設されている。回転軸35は軸受38により回転可能に支持され、噴射ノズル37が旋回してワーク1内面に対する吹付け方向を周方向に変化させながら内面全体に対する洗浄ができるように構成されている。また、回転軸35は昇降可能に支持され、噴射ノズル37による吹付け高さを調整できるように構成されている。図示のように、回転軸35及び取付部材36の内部には供給路39,40が形成され、ロータリジョイント41を経由して供給される洗浄液を噴射ノズル37へ供給するように構成されている。図中42,43はベベルギヤで、これらのベベルギヤ42,43を介してモータ44、プーリ45、ベルト46、プーリ47及び回転軸48を経由して伝達される回転力が回転軸35に付与されるように構成されている。
本発明が適用される洗浄システム全体のレイアウトを例示した概略平面図である。 本発明を適用した実施例の外面洗浄部を示した要部構成図である。 同実施例の内面洗浄部を示した要部拡大構成図である。
1…ワーク、2…供給コンベヤ、3…ストッパ、4…反転移載機構、5…ハンド、6…搬入部、7…ワーク載置部、8…搬送手段、9〜11…シャッタ、12…搬出部、13…反転移載機構、14…ハンド、15…排出コンベヤ、16…開口部、17…回転軸、18…取付部材、19…押圧部材、20…噴射ノズル、21…軸受、22…モータ、23…プーリ、24…ベルト、25…プーリ、26…昇降用シリンダ、27,28…昇降用支持枠、29,30…昇降用軸受、31…昇降軸、32…供給路、33…ロータリジョイント、34…可撓性供給管、35…回転軸、36…取付部材、37…噴射ノズル、38…軸受、39,40…供給路、41…ロータリジョイント、42,43…ベベルギヤ、44…モータ、45…プーリ、46…ベルト、47…プーリ、48…回転軸

Claims (2)

  1. ワークが載置されるワーク載置部と、ワークの上面を押えつける押圧部材と、洗浄媒体を噴射する噴射ノズルとを備え、前記ワーク載置部に載置されたワークを押圧部材により押えつけながら洗浄媒体を吹付けて洗浄を行う洗浄装置において、ワーク上面に対して垂直方向に回転中心を有する回転体に、その回転中心から偏心した位置に前記押圧部材と前記噴射ノズルを設けるとともに、ワークを搬送する搬送手段に前記ワーク載置部を設け、その搬送手段の停止位置のワークに対して前記押圧部材による押圧作用を付与した状態で前記回転体を回転させることによって、前記押圧部材のワーク上面を押えつける位置を変更しながら洗浄を行うように構成したことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記回転中心を挟んで押圧部材と噴射ノズルを設けた請求項に記載の洗浄装置。
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