JP4726375B2 - ブラシシール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの相対移動可能な構成要素の間にブラシシールを形成する方法に関する。本発明は、更に、本方法によって形成された場合のブラシシールと、そのようなブラシシールを有した機械とに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラシシールは、回転機械分野で広く使用されており、一方の構成要素がもう一つ別の構成要素に対して比較的高い回転速度で回転するようになっていて、また高温や腐蝕性ガスや高圧等の厳しい運転条件が存在しているような特にガスタービンやジェットエンジンや他の環境でシール作用を行うものである。一般的なガスタービンやジェットエンジンは、ロータが回転可能に搭載されているハウジングを有している。ハウジングとロータとの間でシール作用を行うように構成されたブラシシールは、ロータ軸を隙間をとって取り囲むようにハウジング上に搭載されるようになっている環状担持板を有することができる。担持板の半径方向外側部分は、複数の内側に突出した剛毛(bristles)をそれに取り付けており、剛毛の長さは、剛毛の自由尖端がロータ軸の表面上を軽くこするように正確に仕上げられている。担持板は、それがシールの低圧側に在って、かくして担持板を越えて突出している剛毛の尖端部以外の剛毛を支持するように搭載されるべきである。
【0003】
上で説明したブラシシールの基本設計に対して多くの改良が提案されてきた。これまで対象とされて来た一つの特定領域では、摩耗したり、損傷したブラシシールを新しいシールに取り替える際に機械の大部分を分解する必要があった。例えば、正確に互いに嵌合し合ったり、また各々が完成したブラシシールの各々のセグメントを支持する二つ以上の弧状部片で担持体を用意し、その結果、担持体の部片が機械のハウジングに全て組み付けられると、連続したブラシシールが軸の周りに形成されることになる事が知られている。そのシールを取り替える場合には、機械を全体的に分解する必要が無く、それを部片として取り外すことができる。
【0004】
更に最近では、半径方向外端にT−形状ヘッドを有し且つそれがハウジングのスロットに嵌入するようになっている可撓性のブラシシールエレメントと共に使用するために、T−形状の周囲スロットを有した環状部片の担持体を用意することが提案されている。シールを取り替える場合、古いシールエレメントをスロットから滑り出し、次いで新しいエレメントをスロットに送り込むことができる。剛毛に対する支持は、シール組立体の低圧側に在ってスロットを形成している担持体の壁によって行っている。その種のシールは、製造がより安価で組立がより容易ではあるが、スロットの端部に接近できるようにするために、また新しいエレメントの挿入に際して古いブラシシールエレメントを取り外せるようにするために担持体ユニットを分離する前に、その担持体ユニットを一体で取り外さなければならないために、依然としてハウジングを或る程度分解する必要がある。
【0005】
別のブラシシール装置が、欧州特許公開公報EP−0905421−Aに開示されており、シールエレメントの固定処置において、シールエレメントが配置されているスロット内に押し込まれる部材を使用している。シールエレメントの最終位置を保障する為に、剛毛はキャリア内に保持され、その後、該キャリアは押し込まれた固定部材及びバッキングプレートに形成された複数の肩部に対して配置され、そして、剛毛は、これらの部材内に、ハウジング内の特別に形成されたスロット内に固定される。このような複雑さは、ハウジング、ブラシシールエレメント及び付属するバッキングプレート及び固定部材の製造費が極めて高くなる原因となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、二つの相対移動可能な構成要素の間にブラシシールを組み立てる改良された方法であって、可撓性のブラシシールエレメントを使用し、シールが摩耗や損傷を起こした場合に容易に且つ早くシールの取り替えを行えるようにする方法を提供することを目指している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の一つの態様によれば、向かい合った隣接面を有した二つの相対移動可能な構成要素の間にブラシシールを形成する方法であって、
並設された複数の金属剛毛から構成され、且つ細長片(an elongate strip)を形成するようにそれらの一端部を共に溶着している可撓性のブラシシールエレメントを用意し、該溶着している一端部が細長片の全体面から側面に沿って突出するように曲げられており、そして、それら剛毛の他端部がほぼ整列しており、
一方の構成要素にスロットを設け、そのスロットが、他方の構成要素の向かい合った面に面向するようにその一方の構成要素の上記面内に開設されており、該スロットの幅がブラシシールエレメントの剛毛の領域における厚さよりも大きくなっており、
剛毛の他方端部が一方の構成要素の上記面から突出するようにブラシシールエレメントの溶着された端部をスロット内に押し込み、
スロットの壁上を、またブラシシールエレメント上を圧迫する止着細片(an anchoring strip)をスロット内に押し込み、側面に沿って突出する剛毛の溶着された端部をスロット内に捕捉し、ブラシシールエレメントを所定位置に取り付ける各工程から構成されていることを特徴とするブラシシールを形成する方法が提供される。
【0008】
本発明の方法は、主として、ガスタービンやジェットエンジンのロータとそのハウジング等の相対回転可能な構成要素間でシール作用を行おうとするものであるが、本方法は、他の別の構成要素間でもブラシシールを形成するために使用される。例えば、二つのほぼ平坦な構成要素の間で、又は二つの不整形構成要素の間でも本方法によってシールが形成され得るものである。しかし、次に述べるように、本発明は、主要な意図された用途を参照して説明するが、本発明はその用途に限定されると見なされるべきではない。
【0009】
本発明の方法によって、シールが行われることになる移動構成要素に面向したハウジング面に接近できる限り、ブラシシールはハウジングに取り付けられるものと認識される。一般に、スロットは、エンジンの主ハウジングにボルトで取り付けられたり、さもなければ他に適当に固定される担持体(acarrier)に形成されるが、事実上、スロットはエンジンや他の機械のハウジングに直接形成されることもある。大部分の搭載に対して、スロットの周端に接近する必要が無いので、軸をハウジングから取り外したり、又はシールが装備されているハウジング部分を軸から離れるように動かすことで十分であり、それはこれまで以上に最も好都合である。摩耗したり、損傷したシールの取り外しは、剛毛の突出部分をスロットから引き出すことによって実施され、これが、更にシールエレメントに損傷を起こすかも知れないが、このことは、一般にシールが通常取り外しの前にスクラップと見なされているので問題にはならない。
【0010】
ブラシシールエレメントを造り上げている剛毛は、それらの一端部(即ち、『在来の』ガスタービンやジェットエンジンのブラシシールに対しては、剛毛の半径方向外端部)を簡単な溶接や鑞付け加工によって共に溶着することができる。例えば、剛毛は、それらの一端を露出した状態で剛毛の長さの大半を保持するクランプ装置に適切に配列されて、それら露出された端部に溶接や鑞付け(brazing)の加工が施される。そのような溶接や鑞付け加工中に使用される充填材の量は、共に溶着される端部の形状及び寸法が或る予め限定された限度内に入るように制御されるが、しかし、細長片の全体面から側面に沿って突出するように曲げられている剛毛の一端に拡大ヘッドを与えるようなものである。
【0011】
ブラシシールエレメントの製造のためのもう一つ別の可能性は、ブラシシールエレメントの範囲に沿って延びた埋めワイヤーの周りに剛毛を掛け渡し、次にその埋めワイヤーに剛毛を溶着するようにするものである。この場合、各剛毛は、埋めワイヤーの周りに掛け渡す前に十分に長くとって、埋めワイヤーの周りに掛け渡されると、各剛毛の二端が互いに隣接して置かれるようにする。
【0012】
剛毛の一端部を溶着した後に、ブラシシールエレメントのその溶着された端部は、溶着された端部に所定のビード状形状を与えるように、例えば研削加工や機械加工によって仕上げられる。その場合、剛毛の長さは、基準面としての溶着端部を使用して、剛毛の自由端部に再び研削や他の加工を加えることで正確に仕上げられるべきである。
【0013】
一方の構成要素のスロットは、単純な矩形横断面を持つようにでき、ブラシシールエレメントの溶着端部を、スロットの基端壁に圧迫して収容している。またガスタービン用の典型的な応用例においては、その基端壁は、スロットの半径方向外端を成している。そのような場合、止着細片は、内部におけるシールエレメントの位置決めに続いてスロットに単に押し込まれるべきであり、その細片は、そのエレメントの剛毛の一方面上を、またスロットの対向壁上を圧迫している。止着細片は、特別の工具を使用して、シールのその部分をスロットの基端壁に向かって力を加えながら、ブラシシールエレメントの溶着端部に対して圧迫するように、十分に深く押し込められるべきであり、その特別工具は、ブラシシールエレメントをスロット内に確実に保持して、それに対するエレメントのシール作用を確保するために止着細片を変形させる。
【0014】
もう一つ別の可能性は、スロットの基端壁にアンダーカット部を有したスロットを設けることであり、それによって、可撓性のブラシシールエレメントの溶着端部が、少なくとも部分的にそのアンダーカット部に収容されることになる。このようにして、止着細片の挿入によるシールの溶着端の歪みが最少化される。
【0015】
スロットが形成されている構成要素は、回転機械の全ハウジングの一部分から構成されたり、又はハウジングに取り付けられるようになっている別の担持体から構成される。後者の構成は、摩耗したり、損傷したシールを代えるために分解する度合が最少化されるので好ましく、ハウジングから担持体を解放する際に、担持体をロータ軸から軸方向に単に摺動するだけでよく、シールエレメントを代えるために担持体の腔部(thecarrier bore)に接近できるようにする。
【0016】
支持板は、止着細片とブラシシール要素との間に位置決めされ、その支持板は、剛毛が係合するハウジング壁から離れた側で剛毛を支持する働きをする。そのような支持板は、好ましくは、剛毛の長さの大部分を支持するようにほぼスロットの全深さに渡って延びており、それによって、剛毛の自由端は、依然として、必要とされているシール機能を行うことができる。
【0017】
シールが搭載される構成要素に対してどちらの方向にも回転する軸に使用するシールの場合、剛毛を軸に対してそれから厳密に半径方向に延ばすことができる。二つの構成要素が、向かい合った表面の面において互いに対して移動する場合についても、剛毛を同じように突出させることができる。しかし、もし軸が常に一方向に回転する場合、軸の表面に渡って拭う作用を実施するように、正確な半径方向に対して或る角度を取るように剛毛を配列することができる。軸がその平均位置の周りで小さく揺れるならば、そのような構成によって、剛毛を容易に撓ませることができる。例えば、通常毎分数万回転(rpm)で作動するガスタービンロータの場合、ロータが通常速度まで上昇するに従って幾つかの振動期間を通過するであろう。他の可能性は、一方が他方に重なった二層の剛毛を配列したシールを設けることであるが、しかし、正確な半径方向に対して、一方の層の剛毛を他方の層の角度に対して反対の角度としている。
【0018】
本発明は、本発明に係る方法によって組み立てられる度に二つの相対移動可能な構成要素の間にシールを形成するように構成されたブラシシール組立体に及んでいる。更に、本発明は、本発明に係る方法によってブラシシールが設けられる度に、二つの相対移動可能な構成要素を備えた機械にも、また二つの相対移動可能な構成要素とそれら二つの構成要素の間に搭載された本発明のブラシシール組立体とを有した機械にも及んでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明係る方法によって組み立てられたブラシシールの幾つかの具体的な実施形態を添付図面を参照して、ただ例示的に詳細に説明する。
最初に図1を参照すると、ハウジング16の内部に回転するようにロータ軸15を搭載したガスタービンエンジン等の回転機械の一部分が示されており、そのハウジングは、軸が貫通して延びている腔部17を形成している。腔部は、軸15を接近状態で取り囲むように脚(aleg)18が配置され且つ該腔部からハウジング内部に半径方向外側にスロット19が延びるように機械加工されている。スロット19は、単純な矩形横断面形状を成していて、高圧側の壁20と反対側の低圧側の壁21と基底壁22とを有している。該ハウジングは、回転機械の主ハウジングに解放可能に取り付けられる別体の担持板とすることができる。
【0020】
可撓性のブラシシールエレメント23は、図2にも示されているように、ハウジング16と軸15の外周面24との間でシール作用を行うためにスロット19内に搭載されている。ブラシシールエレメント23は、各々が金属ワイヤーから造られ且つ一端部26(即ち、半径方向外側端部)を溶接加工か、鑞付け加工のいずれかによって共に溶着され、それによってエレメント23の範囲に沿って延びたビード27を形成した複数の個々の剛毛25から構成されている。各剛毛は、正確な半径方向に対して、又は上記面との剛毛の接触点における該面への接線に対して或る共通した角度で延びているが、しかし、剛毛は、幾つかの用途に対して、正確な半径方向か、又はその接線に垂直に適切に延ばすこともある。
【0021】
ブラシシールエレメント23は、シールエレメントの挿入後にスロット19内に押し込まれた止着細片28によって、スロット19の端壁22にビード27を当てた状態でスロット19内部に保持される。止着細片28は、一般に軟質ステンレス鋼や、軟質ニッケル又はコバルトの合金等の可鍛金属(amalleable metal)から造られているが、しかし、余り需要の少ない用途に対しては、軟鉄や銅や青銅合金やアルミニウム合金が使用される。その細片は、エレメントをスロット内にしっかりと保持し且つエレメントとスロット壁との間でシール作用を行うために、細片を変形させる特別工具によってスロットの高圧側の壁20とそのスロットを向いた剛毛面との間においてスロット19内に強制的に押し込まれる。
【0022】
ブラシシールエレメント23を形成している剛毛を共に溶着した後に、溶着された一端26は、溶着された端部に所定の形状と厚さを与えるように機械加工されたり、又は研削作業を受ける。次に、ブラシシールの剛毛は、基準面として機械加工されたり、又は研削された溶着端部を使用してクランプされ、その結果、剛毛の自由端29は、基準面から非常に厳密な許容値以内で正確な長さに仕上げられる。このことは、ブラシシールエレメントを直線状に保持するか、又はシールが使用される時のものと同じ半径か又は曲率の弧状に湾曲させるかのいずれかで実施される。
【0023】
止着細片28に加えられる圧力は、ブラシシールエレメントのビード27を端壁22にしっかりと係合させ、更に高圧側の壁20とビード27に近接した剛毛との間でその止着細片に楔作用を行わせるように、その止着細片の塑性変形を確実に起こすように十分に高くなっているべきである。このようにして、ブラシシールエレメントは、シールとしての働きをするためにしっかりと所定位置に保持される。止着細片28の挿入を容易にするために、軸15に隣接した高圧側壁20の端部は、若干面取りされており、それによって止着細片に対して案内を行っている。
【0024】
ブラシシールエレメント23が使用中に摩耗したり、損傷した場合、そのエレメントは、ハウジングの取り外しに引き続いて、剛毛の突出している自由端部29を掴んで全体のシールエレメントをスロット19から引き出すことによって容易に取り外され、止着細片28は、シールエレメントと共に引き出されることになる。その後に、新しいブラシシールエレメントが、新しい止着細片28と共に装着される。
【0025】
上述の実施形態に対する変形例と代替実施形態についての次の説明において、同じ参照番号が、同じか、又はほぼ同じ構成要素を示すために使用されており、適切な限り、それら構成要素については再度説明はしない。
【0026】
図3に示されたシール組立体の変形例では、支持板31が、シールエレメントの高圧側の剛毛とスロットの高圧側壁20との間に存在するように、ブラシシールエレメント23の挿入と同時にスロット19内に填め込まれる。次に、止着細片28が、支持板31と高圧側壁20との間でスロット19内に押し込まれる。このようにして、止着細片28の挿入中におけるシールエレメント23の高圧側の剛毛に対する損傷が回避される。更に、シールの通常低圧側における圧力が、シールの通常高圧側における圧力よりも瞬間的に高くなった場合に、支持板31は、剛毛25を軸方向に過度に撓まないように支持する働きをする。
【0027】
図4の実施形態では、スロット19は、そのスロットの半径方向の一番外側端部に該スロットの主要部に結合したアンダーカット32を設けるように変形されている。この場合、ブラシシールエレメント23は、一旦シールがスロット19に完全に挿入されると、ブラシシールエレメントを軸方向に移動することで、ビード27がアンダーカット32に位置するように挿入される。次に、シールは、そのシールの高圧側の剛毛と高圧側壁20との間に止着細片28を挿入することで所定位置に保持される。この実施形態では、ブラシシールエレメントを所定位置に保持するために、止着細片はただ比較的小さな範囲で変形されるだけでよい。
【0028】
図5は、図4の組立体の変形例を示している。ここでは、図3に関連して上述したのと基本的に同じように、剛毛の高圧側と高圧側壁20との間に支持板33が設けられている。支持板33は、支持板31に対して説明したものと同じ機能を満たしている。
【0029】
図6は、代わりのブラシシールエレメントの設計を示している。埋めワイヤー35が、スロット19内に一番深く位置するようにシールエレメントの縁に沿って設けられており、各剛毛は、埋めワイヤーの周りに部分的に掛け渡されるようにするために、十分な長さとなっている。二つの構成に可能性がある、即ち、各剛毛が、或る他の構成要素に対してシール作用を行うようにした丁度シールエレメント端部から埋めワイヤーまで延びているが、しかし、埋めワイヤーの周りには部分的に掛け渡されているものと、又は各剛毛が、或る他の構成要素に対してシール作用を行うようにしたシールエレメント端部から埋めワイヤーに至って、その周りを回って剛毛のその最初の端部に隣接して位置するように戻るように延びているもののいずれかである。この第2の構成は、図6に示されている。このように剛毛を掛け渡した後に、剛毛は、共に且つ埋めワイヤーに溶着され、その後にブラシシールエレメントは、ビード27の形状及び寸法と、それから延びた剛毛の長さに関して上述と同じように仕上げられる。
【0030】
図7は、図4に示されているものとほぼ同じ構成のブラシシール組立体の使用状態を示しているが、しかし、ラビリンスシール(alabyrinth seal)に組み込まれている。ここでは、スロット19が形成されているハウジング37は、各々がほぼ矩形横断面形状を成した複数の環状リブ39を備えた形状の腔部38を有している。同様に、軸は、ラビリンスシール部40を備えるように機械加工され、軸の周囲面は、ハウジングのリブ40と互いに嵌まり合うリブ41を有することになる。このようにして、高圧ガス用の細長い漏れ通路が用意されて、それでスロット19内に填め込まれたブラシシールエレメント23のシール効果を高めることになる。
【0031】
図8は、シール組立体の代替形状を示している。ここでは、回転可能な構成要素43のハウジング(図示されていない)は、回転構成要素のほぼ軸方向に延び且つ円筒状内面45を有したフランジ44を有している。回転可能な構成要素は、その自由端部にボス46を形成しており、そのボスには、円筒状面45を向いてボス表面を貫いて開孔した単純な矩形横断面形状のスロット47が設けられている。ブラシシールエレメント48は、図1を参照にして上述したのと同じように止着細片49によってスロット47に搭載されている。ブラシシールエレメント48は、ここでは、図1の実施形態で使用されているエレメント23とは若干異なった形をしており、そこでは、剛毛は、自由端51が円筒状面45に係合できるようにビード50から半径方向外側に延びている。ブラシシールエレメント23に比較して、剛毛の詰まり密度をより高くする必要があり、その結果、ブラシシールエレメントが図示のように湾曲されると、シールエレメントの反対の湾曲にも拘らず隣接した剛毛間に依然十分なシール効果が得られることになる。
【0032】
図9は、図8の構成に使用されているようなシールエレメントに対して、十分に高い詰まり密度を達成できるような一つの方法を示している。ここでは、剛毛は二層53、54で配列されており、各層における剛毛が、正確な半径方向に対して或る角度を成して延びているが、各層における剛毛は、互いに反対の角度で延びている。そのようなシールエレメントは、都合のよいことには、図6に示されているような技術によって、しかし、剛毛を共に溶着する前に、それらがビードワイヤー35の周りを通る時に剛毛を曲げることで構成される。
【0033】
図10と図11とは、互いに向かい合った二つの平坦面56、57との間でシール作用を行うために使用され、各々の構成要素59、60に設けられた本発明のブラシシール組立体を示している。ブラシシール61は、図11に最も良く見受けられるように、不整形な開口58の周りの配列されている。ブラシシールエレメントは、エレメント23(図1)と、又は図6のものと同じように製造されており、まさしく図1を参照にして上述したように構成要素59のスロット19に搭載されている。搭載されると、剛毛の自由端29は、構成要素60の面57に係合するように構成要素59の面56を越えて突出する。
【0034】
完成されると、図10と図11のシールは、構成要素が互いに対して横に移動できるようにするが、軸方向には移動できるようにしておらず、依然、構成要素間でシールを維持している。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の第一実施形態としての、本発明の基本的なブラシシール組立体を示す概略断面図である。
【図2】第一実施形態に使用されているブラシシールエレメントの一部分のみを示す端面図である。
【図3】図1と同様な図であるが、ブラシシール組立体の第一実施形態の変形例を示す図である。
【図4】本発明のブラシシール組立体の第二実施形態を示す断面図である。
【図5】第二実施形態の変形例を示す図である。
【図6】本発明のブラシシールを形成するのに使用するための代替ブラシシールエレメントを示す断面図である。
【図7】ラビリンスシールと関連して図6のブラシシールエレメントの使用状態を示す図である。
【図8】剛毛が内部構成要素から半径方向外側に突出して外部構成要素に対するシールを形成している代替ブラシシール組立体を示す図である。
【図9】図2と同様な図であるが、本発明のブラシシールに使用する代替ブラシシールエレメントを示す図である。
【図10】本発明の更に別の実施形態として、軸方向ブラシシール組立体を示す図である。
【図11】図10のシール組立体についての端面図である。

Claims (14)

  1. 向かい合った隣接面を有した二つの相対移動可能な構成要素の間にブラシシールを形成する方法であって、
    並設された複数の金属剛毛から構成され、且つ細長片を形成するようにそれらの一端部を共に溶着している可撓性のブラシシールエレメントを用意し、該溶着している一端部が細長片の全体面から側面に沿って突出するように曲げられており、そして、それら剛毛の他端部がほぼ整列しており、
    一方の構成要素にスロットを設け、そのスロットが、他方の構成要素の向かい合った面に面向するようにその一方の構成要素の上記面内に開設されており、該スロットの幅がブラシシールエレメントの剛毛の領域における厚さよりも大きくなっており、
    剛毛の他方端部が一方の構成要素の上記面から突出するようにブラシシールエレメントの溶着された端部をスロット内に押し込み、
    スロットの壁上を、またブラシシールエレメント上を圧迫する止着細片をスロット内に押し込み、側面に沿って突出する剛毛の溶着された端部をスロット内に捕捉し、ブラシシールエレメントを所定位置に取り付ける各工程から構成されていることを特徴とするブラシシールを形成する方法。
  2. スロットは、その基端部にアンダーカットを有しており、また側面に沿って突出する剛毛の溶着された端部は、止着細片がスロット内に押し込められる前にアンダーカット内に少なくとも部分的に配置されている、請求項1に記載の方法。
  3. ブラシシールエレメントをスロット内に取り付けるために使用される止着細片は、可鍜性の金属から造られている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 可鍜性の金属は、軟質ステンレス鋼か、軟質ニッケル又はコバルトの合金か、軟鉄か、銅か、青銅か、又はアルミニウム合金の一つから選択されている、請求項3に記載の方法。
  5. 止着細片が、スロット側壁と支持板を圧迫する為にスロット内に押し込まれる前に、支持板がスロット内に入れられ且つブラシシールエレメントに寄りかかるように配置されている、請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法。
  6. 剛毛の一方端は、溶接加工か鑞付け加工の内の一方によって共に溶着されている、請求項1から5までのいずれか一つに記載の方法。
  7. 各剛毛は、該剛毛が共に溶着される前に埋めワイヤーの周りに少なくとも部分的に巻かれている、請求項1から6までのいずれか一つに記載の方法。
  8. 各剛毛は、その二つの端を互いにほぼ横付けしており、各剛毛の中央領域が上記埋めワイヤーの周りに少なくとも部分的に巻かれている、請求項7に記載の方法。
  9. 各剛毛は、上記面との剛毛尖端の接触点におけるその面に対する接線に対して垂線状に延びている、請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法。
  10. ブラシシールエレメントの各剛毛は、回転構成要素との剛毛尖端の接触点において正確な半径方向に対してほぼ同じ角度で延びている請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法であって、且つ回転構成要素とそのためのハウジングとの間でシール作用を行うブラシシールを組み立てる方法。
  11. ブラシシールは、軸方向において互いに重なり合った二層の剛毛を有しており、一方の層の剛毛は、他方の層の剛毛とは異なった角度で存在している請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法であって、且つ回転構成要素とそのためのハウジングとの間でシール作用を行うブラシシールを組み立てる方法。
  12. 二つの層の剛毛は、正確な半径方向に対して等しい反対角度で存在している、請求項11に記載の方法。
  13. ブラシシールエレメントは、回転構成要素が貫通して延びている回転機械の部品にハウジングが組み立てられる前に、スロットを形成しているハウジング内に組み立てられている、請求項9から12までのいずれか一つに記載の方法。
  14. 請求項1から13までのいずれか一つに記載の方法によって組み立てられることを特徴とするブラシシール組立体。
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