JP4717768B2 - トークンバケット方式およびそれを用いたルーター - Google Patents

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Description

本発明は、トークンバケット方式およびそれを用いたルーターにおけるMBS調整技術に関する。
最近のネットワーク利用において、FTP(File Transfer Protocol),HTTP(Hyper Text Transfer Protocol),音声や映像などを同一のネットワーク上で通信することが多くなってきている。FTPやHTTPなどのデータは、ネットワーク内で遅延やパケットロスが発生しても、利用者が遅いと感じる程度で済むが、音声や映像などの配信では、遅延やパケットロスが発生すると、会話ができなくなったり、映像が途切れて利用できない状態に陥ってしまう。
従来、このような問題を解決するために、QoS(Quality of Service)制御が利用されている。QoS制御は、ネットワーク上で優先順位をつけて音声や映像をFTPやHTTPなどのデータより優先して通信する方法で、パケットの流量を監視するポリサーが必要になる。このような方式として、定期的な送信機会をトークンで与え、トークンを蓄積および発行してパケットの流量を制御するトークンバケット方式が知られている。トークンを蓄積できる最大量をMBS(Maximum Burst Size)といい、入力パケットのバースト耐力を決める値である。
図9に一般的なルーター501の構成を示す。ルーター501は、下位のネットワークに接続される複数のポートを有する入力処理部502が各ポートからパケットを入力して、各ポートのそれぞれの出力はトークンバケット方式による帯域制限部503,504および505に出力される。ランドロビン506は、各帯域制限部503,504および505を巡回して上位のポートを介して上位のネットワークに接続する。
図10にトークンバケット方式を行う帯域制限部503のブロック図を示す。尚、帯域制限部504および505も同じ構成である。図10において、入力処理部502からポリサー507に入力されるパケットは、トークンバケット509からトークンを受け取ってバッファ508に出力される。つまり、パケットがバッファ508に出力される毎に、トークンバケット509のトークンが1つ減ることになる。一方、バッファ508が入力したパケットをランドロビン506に出力すると、そのパケットのトークンをトークンバケット509に戻す。つまり、バッファ508からパケットがなくなる毎に、トークンバケット509のトークンが1つ増えることになる。また、パケットがポリサー507に入力された時に、トークンバケット509にトークンが残っていない場合、つまり、MBSを超えた場合は、ポリサー507はこのパケットを破棄する。
このようにして、トークンバケット方式では、トークンバケット509とバッファ508とを行き来するトークンの数量を予め設定されたMBSで管理することによって、ポリサー507を通過するパケットの流量、即ち帯域を制限することができるようになっている。
このようなMBSを用いたトークンバケット方式において、バーストサイズを制御する方法が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−173726号公報
ところが、MBSの大きさは、使用しているバッファ量の大きさによって決められるので、固定の値に設定される。MBSが大きい場合は、急激にデータが集中するバーストに対する耐力が大きくなるが、バッファされる量も大きくなるため、データ遅延が大きくなってしまう。逆に、MBSが小さい場合は、バッファされる量が少ないので、データ遅延が少ないが、バースト耐力が小さくなって、データが溢れてしまうことになる。一方で、先に述べたように、FTP,HTTP,音声や映像などサービス内容に依って、データ遅延を優先したい場合と、バースト耐力を優先したい場合があり、MBSが固定値の場合、様々なサービスに適した対応が取れなくなってしまうという問題が生じる。
また、上記従来技術のようにバーストサイズを自動設定する場合でも、FTP,HTTP,音声や映像などサービス内容に応じた細かい対応が難しいという問題もある。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、パケットの優先度に応じてMBSを設定するようにし、様々なサービスに対応できるトークンバケット方式およびそれを用いたルーターを提供することである。
本発明に係るトークンバケット方式は、入力するパケットの帯域を制御するポリサーと、前記ポリサーが出力するパケットを蓄積するバッファと、パケットの最大量に応じたトークンを蓄積するトークンバケットとで構成される帯域制限部と、前記バッファに蓄積するパケットの最大量を設定するMBS設定部とを有し、トークンの数量に応じて前記ポリサーを通過するパケットの流量を制御するトークンバケット方式において、前記ポリサーに入力するパケットの複数の優先度を識別する優先度識別部と、前記優先度の数に応じた数の複数の前記帯域制限部とを設け、前記MBS設定部は、前記優先度識別部が識別した優先度に応じたパケットの最大量を設定する。
そして、前記帯域制限部に、前記ポリサーが廃棄するパケットの数量をカウントする廃棄カウンタを設け、前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記最大量を現在値より大きくすることを特徴とする。
特に、前記優先度識別部は、優先度の識別をIEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用することを特徴とする。
或いは、所定の時間をカウントするエージング部を設け、前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記エージング部がカウントする所定の時間だけ前記最大量を現在値より大きくすることを特徴とする。
また、本発明に係るルーターは、入力するパケットの帯域を制御するポリサーと、前記ポリサーが出力するパケットを蓄積するバッファと、パケットの最大量に応じたトークンを蓄積するトークンバケットとで構成される帯域制限部と、前記バッファに蓄積するパケットの最大量を設定するMBS設定部とを有するルーターにおいて、前記ポリサーに入力するパケットの複数の優先度を識別する優先度識別部と、前記複数の優先度の数に応じた数の複数の前記帯域制限部とを設け、前記MBS設定部は、前記優先度識別部が識別した優先度に応じたパケットの最大量を設定する。
そして、前記帯域制限部に、前記ポリサーが廃棄するパケットの数量をカウントする廃棄カウンタを設け、前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記最大量を現在値より大きくすることを特徴とする。
特に、前記優先度識別部は、優先度の識別をIEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用することを特徴とする。
或いは、所定の時間をカウントするエージング部を設け、前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記エージング部がカウントする所定の時間だけ前記最大量を現在値より大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、遅延を考慮する必要がないパケットに対しては、できるだけパケット廃棄を起こさないようにし、遅延を考慮する必要があるパケットに対しては、優先して通過させるので、様々なサービスに適した流量の制御が可能となる。
特に、予めMBSの割り当てをパケットの優先度に応じて決めておくことにより、通過するパケットの優先度に応じたMBSを自動的に割り当てることが可能となる。
また、パケットが廃棄された場合には、一時的にMBSを深くするように制御するので、パケット廃棄をできるだけ少なくすると共に、パケットの遅延を最小限に抑えることができる。
さらに、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用することによって、独自のフレーム構成を新たに設ける必要がなく、IEEE802.3x規格の範囲内で、品質の高いネットワークを提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
本発明に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターの第1の実施形態について、図面を用いて詳しく説明する。図1はルーター101の構成を示すブロック図である。ルーター101は、下位ネットワークと上位ネットワークとを接続するネットワークスイッチで、下位ネットワークに接続される複数のポート(例えば、ポート1からポート24)を有し、それぞれのポートは、様々なサービスを利用するユーザーに接続される。
ルーター101は、下位ネットワークに接続される複数のポートを収納するVLAN処理部102と、VLAN処理部102の各出力ポートには帯域制限部103,104,105と、各帯域制限部103,104,105の出力パケットを巡回して取り出して上位のポートから上位のネットワークに接続するランドロビン(RR)106とで構成されている。尚、帯域制限部104および105は省略してあるが、帯域制限部103と同じ構成である。また、各帯域制限部はポートの数だけ持っており、例えば、図1の場合は、ルーター101の入力ポートが24ポートなので、24個の帯域制限部を有している。
ここで、VLAN(Virtual LAN)について図2を用いて説明する。VLANは、仮想的なネットワークを形成するためのIEEE802.3x規格のオプション規格で、図2に示すように、通常のMACフレームに、VLANタグ付加した拡張VLANフレームになっている。
図2において、201は拡張VLANフレーム、202はフレーム同期を取るためのプリアンブル(PA)、203はフレームのスタートを示すデリミタ(SFD)、204は拡張VLANフレーム201のヘッダ部分、209はデータ、210は誤り検出用のフラグ(FCS)をそれぞれ示している。また、拡張VLANフレーム201のヘッダ部分204において、205は受信先のMACアドレス(DMAC)、206は送信元のMACアドレス(SMAC)、207はVLANタグ、208はフレームタイプをそれぞれ示している。
VLANタグ207において、211はフレームタイプ(TPID)、212はVLANタグ制御情報(TCI)をそれぞれ示している。尚、TPID=0x8100は、このフレームがVLANフレームであることを示す。さらに、TCI212において、213は優先度を示すユーザープライオリティ(PRI)、214はフォーマット形式(CFI)、215はVLANのIDを示すVLAN識別子(VLAN−ID:VID)をそれぞれ示している。
ネットワーク上の通信装置は、VLANタグ207のTPID211が0x8100になっているか否かでVLANタグが付加された拡張フレームであるか否かを識別することができる。さらに、VLANフレームの優先度を示すプライオリティ値は、3ビットのPRI213で表すことができ、数字が大きいほど優先度が高くなる。例えば、画像や音声などリアルタイム性の強いデータを送出する装置は優先度を高くして送出するように予め決めておくことができる。
このように、図1のVLAN処理部102の各ポートに接続されるユーザーは、ネットワーク提供者との契約内容、或いは利用するサービス内容(音声や映像など)に応じて、優先度が定められており、VLAN処理部102は、各ポートから入力するパケットに対して、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を設定する。尚、VLANタグのプライオリティ値はVLAN処理部102が行っても構わないし、ユーザー側がパケットを送る際に設定するようにしても構わない。
次に、図1の帯域制限部103の構成について説明する。図1において、帯域制限部103は、VLAN処理部102が出力するパケットをクラシファイ107でVLANタグのプライオリティ値に応じて出力するポリサーを選択する。本実施形態では、ポリサー108,109,110および111の4つのポリサーにパケットの優先度に応じて振り分けられる。
MBS制御部118は、バッファ112を優先度に応じて、各ポリサー108,109,110および111が出力するパケットを蓄積する領域を設定する。
バッファ112は、設定された領域に応じたトークンを各トークンバケット113,114,115および116とに与える。
ポリサー108,109,110および111は、クラシファイ107からパケットを入力する毎に、トークンバケット113,114,115および116からトークンを受け取って、パケットとトークンを一緒にバッファ112に出力する。尚、この時、トークンバケット113,114,115および116にトークンがなかった場合は、ポリサー108,109,110および111は、クラシファイ107から入力したパケットを破棄する。
スクリプト優先制御部117は、バッファ112の各優先度に応じて各領域に蓄積されているパケットを優先度に応じて、例えば、優先度の高いパケットから順に、ランドロビン106に出力する。
次に、MBS設定部118が設定するMBS設定値について説明する。先に説明したように、VLANタグのプライオリティ値は3ビットなので、8種類の優先度に分けることができる。この様子を図3に示す。本実施形態では優先度を4つに分け、プライオリティ値111および110を最も優先度の高いHigh(H)に、プライオリティ値101および100を次に優先度の高いMediumHigh(MH)に、プライオリティ値011および010を少し優先度の低いMediumLow(ML)に、プライオリティ値001および000を最も優先度の低いLow(L)にMBSを設定している。従って、MBS制御部118は、ポリサー108が出力するパケットをバッファ112のHの領域に、ポリサー109が出力するパケットをバッファ112のMHの領域に、ポリサー110が出力するパケットをバッファ112のMLの領域に、ポリサー111が出力するパケットをバッファ112のLの領域に、それぞれ蓄積するよう設定する。また、バッファ112は、設定された領域に応じたトークンを各トークンバケット113,114,115および116とに与える。
ここで、優先度に応じたトークンの処理について図4および図5を用いて説明する。尚、図4は、優先度別の動作を分かり易く説明するために、図1の帯域制限部103における4つの優先度に対応する4つのポリサーと4つのトークンバケットをそれぞれ1つにまとめて描いた図である。つまり、図4のポリサー302は、優先度に応じて、図1のポリサー108,109,110および111のいずれかに相当し、図4のトークンバケット301も、優先度に応じて、図1のトークンバケット113,114,115および116のいずれかに相当する。また、図1と同符号のものは同じものを示す。
今、MBS設定部118が、バッファ112に(H)の優先度のMBSを設定した場合、バッファ112からトークンバケット301に渡されて蓄積されるトークンの最大量は、トークンバケット301の底を示す点線351からHとMHの境界部分の点線353までとなる。また、MBS設定部118が、バッファ112に(MH)の優先度のMBSを設定した場合、バッファ112からトークンバケット301に渡されて蓄積されるトークンの最大量は、トークンバケット301の底を示す点線351からMHとMLの境界部分の点線354までとなり、(H)の優先度に比べてトークンの量が多くなり、バッファ112に蓄積されるパケットの量も多くなる。同様に、MBS設定部118が、バッファ112に(ML)の優先度のMBSを設定した場合、バッファ112からトークンバケット301に渡されて蓄積されるトークンの最大量は、トークンバケット301の底を示す点線351からMLとLの境界部分の点線355までとなり、さらに、発行されるトークンの量が多くなる。優先度の一番低い(L)が設定された場合は、トークンバケット301の上部(点線356)まで蓄積することができ、バッファ112に蓄積されるパケットの量も多くなる。尚、バッファ112に蓄積されるパケットの量が多くなと、ポリサー302によって廃棄されるパケットは少なくなるが、伝送遅延は大きくなる。
尚、図4では4つの優先度に対応するポリサーとトークンバケットを1つにまとめて描いてが、図1の帯域制限部103に対応するように、4つの優先度毎にトークンバケットを描くと図5に示すようになる。図5(a)は優先度が(H)の場合のトークンバケット113の様子を描いたもので、ポリサー108が使用できるトークンバケット113に蓄積されているトークンが少ないので、バッファ112に蓄積されるパケットも少なくなり、伝送遅延は小さくなる。図5(b)は優先度が(MH)の場合のトークンバケット114の様子を描いたもので、ポリサー109が使用できるトークンバケット114に蓄積されているトークンが図5(a)の場合より少し増えるので、バッファ112に蓄積されるパケットも増えるが、その分だけ伝送遅延は少し大きくなる。図5(c)は優先度が(ML)の場合のトークンバケット115の様子を描いたもので、ポリサー110が使用できるトークンバケット115に蓄積されているトークンがかなり多くなり、バッファ112に蓄積されるパケットも増えるので、揺らぎなどによってポリサー110で廃棄されるパケットは少なくなるが、伝送遅延は大きくなる。図5(d)は優先度が(L)の場合のトークンバケット116の様子を描いたもので、ポリサー111が使用できるトークンバケット116に蓄積されているトークンが一番多く、バッファ112に蓄積されるパケットも最大となるが、その分だけ伝送遅延は大きくなる。
このように、第1の実施形態に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターは、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を用いて、パケットの優先度に応じたMBSすなわちバッファ量を設定するので、FTP,HTTPなど特別に遅延を考慮する必要がないパケットに対しては、バッファ量を多くしてできるだけパケット廃棄を起こさないようにし、音声や映像など遅延を考慮する必要があるパケットに対しては、バッファ量を少なくして優先して通過させることができる。
また、予めMBSの割り当てとパケットの優先度を対応させて決めておくので、通過するパケットの優先度に応じたMBSを自動的に割り当てることができる。
さらに、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用することによって、独自のフレーム構成を新たに設ける必要がなく、IEEE802.3x規格の範囲内で、品質の高いネットワークを提供することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターについて説明する。本実施形態のルーター101は、第1の実施形態で説明した図1のブロック図において帯域制限部103,104および105の構成が異なる以外は同じ構成である。
本実施形態では、第1の実施形態の図4に示す帯域制限部103に対して、図6に示す帯域制限部153のように構成される。尚、図1および図4と同符号のものは同じものを示す。
帯域制限部153において、ポリサー302が廃棄するパケットの数をカウントする廃棄カウンタ305が設けられ、廃棄カウンタ305は廃棄するパケットの数をMBS設定部118に出力する。尚、MBS設定部118は第1の実施形態と同じように4つの優先度に応じたMBSをバッファ112に設定し、バッファ112はトークンバケット301との間で優先度に応じた量のトークンを発行する。また、第1の実施形態で説明したように、ポリサー302は図1のポリサー108,109,110および111を1つにまとめて描いたものであるから、廃棄カウンタ305はポリサー108,109,110および111のそれぞれに設けられる。
図6において、例えば、(H)の優先度のパケット扱う場合について説明する。この場合、ポリサー302は図1のポリサー108に相当し、トークンバケット301は図1のトークンバケット113に相当する。クラシファイ107が(H)の優先度のパケットをポリサー302に出力すると、ポリサー302はトークンバケット301からトークンを受け取ってバッファ112に出力する。このように、ポリサー302が受け取るトークンがある場合は、第1の実施形態と同じように動作する。
次に、ポリサー302が受け取るトークンがなくなった場合、第1の実施形態では、そのパケットを破棄するようにしたが、本実施形態では、破棄するパケットの数を廃棄カウンタ305でカウントする。MBS設定部118は、廃棄カウンタ305の出力を常にモニタし、所定値以上になった場合、バッファ112に設定するMBSを現在値より増加させる。例えば、(H)の優先度の場合の最初に設定したMBSは点線353で示す位置にあったが、廃棄カウンタ305の出力が所定値以上になった場合、点線453で示す位置に引き上げる。この結果、トークンの量が増えてバッファ112に蓄積されるパケットの数も増加するので、ポリサー302で廃棄されるパケットの数が少なくなる。尚、MBS設定部118は、廃棄カウンタ305が所定値を超えた時点で、廃棄カウンタ305をリセットする。また、MBSを現在値より増やしても廃棄カウンタ305のカウント値が所定値を超える場合は、MBSをさらに増やすようにしても構わない。
ここでは、(H)の優先度のパケット扱う場合について説明したが、それ以外の(MH),(ML)および(L)の優先度の場合も、MBS設定部118は、それぞれの優先度に応じた廃棄カウンタ305のカウント値が所定値を超える場合は、それぞれの優先度に対応するバッファ112のMBSを現在値より増やす。
このように、第2の実施形態に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターは、ポリサー302が廃棄したパケットの数を廃棄カウンタ305でカウントし、MBS設定部118は廃棄カウンタ305が出力するカウント値が所定値を超える場合に、その優先度毎に設定されているMBSを増やすので、最初に設定したMBSが実際のパケット流量に適さない場合でも、廃棄されるパケットが少なくなるように優先度毎に制御することができる。
尚、廃棄されるパケットの数が所定値を超えない場合は、第1の実施形態と同じように動作するので、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を用いて、FTP,HTTPなど特別に遅延を考慮する必要がないパケットや、音声や映像など遅延を考慮する必要があるパケットに応じて、バッファ量を制御することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターについて説明する。本実施形態のルーター101は、第1の実施形態で説明した図1のブロック図において帯域制限部103,104および105の構成が異なる以外は同じ構成である。
本実施形態では、第2の実施形態の図6に示す帯域制限部153に対して、図7に示す帯域制限部163のように構成される。尚、図1および図6と同符号のものは同じものを示す。
帯域制限部163において、MBS設定部118にはエージングカウンタ306が設けられている。廃棄カウンタ305は、第2の実施形態で説明したように動作し、廃棄するパケットの数をMBS設定部118に出力する。尚、MBS設定部118は第1の実施形態と同じように4つの優先度毎にそれぞれMBSを設定し、バッファ112はトークンバケット301との間で優先度に応じた量のトークンを発行する。また、第1の実施形態で説明したように、ポリサー302は図1のポリサー108,109,110および111を1つにまとめて描いたものであるから、廃棄カウンタ305と同様に、エージングカウンタ306もポリサー108,109,110および111のそれぞれの対応して廃棄カウンタ305と同じ数だけ設けられる。
図7において、例えば、(H)の優先度のパケット扱う場合について説明する。この場合、ポリサー302は図1のポリサー108に相当し、トークンバケット301は図1のトークンバケット113に相当する。クラシファイ107が(H)の優先度のパケットをポリサー302に出力すると、ポリサー302はトークンバケット301からトークンを受け取ってバッファ112に出力する。このように、ポリサー302が受け取るトークンがある場合は、第1の実施形態と同じように動作する。
次に、ポリサー302が受け取るトークンがなくなった場合、第2の実施形態で説明したように、破棄するパケットの数を廃棄カウンタ305でカウントする。MBS設定部118は、廃棄カウンタ305の出力を常にモニタし、所定値以上になった場合、バッファ112に設定するMBSを、例えば、現在値の点線353から点線453で示す位置に引き上げる。同時に、MBS設定部118は、廃棄カウンタ305をリセットして、エージングカウンタ306を動作させる。エージングカウンタ306は、所定の時間が経過するまでカウントするタイマーで、所定の時間が経過したらMBS設定部118に所定の時間が経過したことを知らせる。
MBS設定部118は、所定の時間が経過するまでに、再び、廃棄カウンタ305の出力が所定値以上になった場合、MBSをさらに増やして、廃棄カウンタ305をリセットし、エージングカウンタ306を動作させる。所定の時間が経過する間、廃棄カウンタ305の出力が所定値以上にならなかった場合は、MBSを初期設定値、つまり点線353の位置にMBSを戻す。
尚、ここでは、(H)の優先度のパケット扱う場合について説明したが、それ以外の(MH),(ML)および(L)の優先度の場合も、MBS設定部118は、それぞれの優先度に応じた廃棄カウンタ305のカウント値が所定値を超える場合は、それぞれの優先度に対応するバッファ112のMBSを現在値より増やすと同時に、それぞれの優先度に応じた廃棄カウンタ305をリセットし、それぞれの廃棄カウンタ305に応じたエージングカウンタ306を動作させて、所定の時間が経過する間、廃棄カウンタ305の出力が所定値以上にならなかった場合は、MBSをそれぞれの優先度に応じた初期設定値に戻す。
次に、これらのMBS設定部118の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。尚、図8のフローチャートはにおいて、廃棄カウンタ305のカウント値が所定値を超えたか否かの判定処理を示すステップS403,S405およびS408は、廃棄パケットの有無を判定する処理として簡略化して描いてある。尚、図8のフローチャートの処理は、各優先度毎に行われるので、優先度の数だけ同じ処理が必要になるが、ここでは、(H)の優先度に対する処理として説明する。
(ステップS401)MBS設定処理を開始する。
(ステップS402)(H)の優先度に応じたMBSの初期値を設定する。
(ステップS403)(H)の優先度のパケットを扱うポリサー302がパケットを廃棄したか否かを判定し、廃棄していない場合は、ポリサー302はトークンバケット301からトークンを受け取ってパケットをバッファ112に出力し、ステップS403でループする。つまり、パケットを廃棄する状態が起こらなければ、帯域制限部163は通常の動作を行う。尚、パケットを廃棄したか否かの判定は、先に説明したように、廃棄カウンタ305のカウント値が所定値を超えたか否かで判定しても構わない。
(ステップS404)パケットを廃棄する状態が起こった場合、MBSを現在値より増加し、(H)の優先度のパケットを扱うバッファ112のバッファ量を増やす。
(ステップS405)再び、(H)の優先度のパケットを扱うポリサー302がパケットを廃棄したか否かを判定し、まだ、パケットが廃棄される場合は、さらにMBSを増加し、(H)の優先度のパケットを扱うバッファ112のバッファ量をさらに増やす。
(ステップS406)MBSを増加した結果、パケット廃棄が起らなくなった場合、エージングカウンタ306を設定し、所定の時間をカウントさせる。
(ステップS407)エージングカウンタ306が所定の時間をカウントし終えたか否かを判定し、所定の時間をカウントし終えた場合は、ステップS402に戻り、MBSを初期値に設定し直す。
(ステップS408)エージングカウンタ306が所定の時間をカウントし終える前に、(H)の優先度のパケットを扱うポリサー302がパケットを廃棄したか否かを判定し、パケットが廃棄された場合は、ステップS404に戻り、MBSをさらに増加させ、(H)の優先度のパケットを扱うバッファ112のバッファ量をさらに増やす。パケットが廃棄されない場合は、ステップS407との間でループし、エージングカウンタ306が所定の時間をカウントし終えるのを待つ。
このように、第3の実施形態に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターは、ポリサー302が廃棄するパケットの数が所定値を超える場合に、その優先度毎に設定されているMBSを増やすと同時に、所定の時間が経過する間、廃棄カウンタ305の出力が、再び、所定値以上にならなかった場合は、MBSをそれぞれの優先度毎に予め決められた初期設定値に戻すので、一時的にパケットの流量が増えた場合にMBSが不必要に引き上げられたままになることを防止することができる。
以上、各実施形態において説明してきたように、本発明に係るトークンバケット方式およびそれを用いたルーターは、遅延を考慮する必要がないパケットに対しては、できるだけパケット廃棄を起こさないようにし、遅延を考慮する必要があるパケットに対しては、優先して通過させるので、様々なサービスに適した流量の制御が可能となる。
特に、予めMBSの割り当てをパケットの優先度に応じて決めておくことにより、通過するパケットの優先度に応じたMBSを自動的に割り当てることが可能となる。
また、パケットが廃棄された場合には、一時的にMBSを深くするように制御するので、パケット廃棄をできるだけ少なくすると共に、パケットの遅延を最小限に抑えることができる。
さらに、IEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用することによって、独自のフレーム構成を新たに設ける必要がなく、IEEE802.3x規格の範囲内で、品質の高いネットワークを提供することが可能となる。
第1の実施形態に係るトークンバケット方式を用いたルーターのブロック図である。 拡張VLANフレームを説明する説明図である。 プライオリティ値とMBS設定値の関係を示す説明図である。 第1の実施形態の帯域制限部103のブロック図である。 優先度毎のトークンバケットを説明する説明図である。 第2の実施形態の帯域制限部153のブロック図である。 第3の実施形態の帯域制限部163のブロック図である。 第3の実施形態のMBS設定部118の処理を示すフローチャートである。 従来のトークンバケット方式を用いたルーターのブロック図である。 従来の帯域制限部503のブロック図である。
符号の説明
101,501・・・ルーター
102・・・VLAN処理部
103,104,105・・・帯域制限部
106・・・ランドロビン
107・・・クラシファイ
108,109,110,111,302・・・ポリサー
112・・・バッファ
113,114,115,116,301・・・トークンバケット
117・・・スクリプト優先制御部
118・・・MBS設定部
207・・・VLANタグ
213・・・ユーザープライオリティ(PRI)
305・・・廃棄カウンタ
306・・・エージングカウンタ

Claims (6)

  1. 入力するパケットの帯域を制御するポリサーと、前記ポリサーが出力するパケットを蓄積するバッファと、パケットの最大量に応じたトークンを蓄積するトークンバケットとで構成される帯域制限部と、
    前記バッファに蓄積するパケットの最大量を設定するMBS設定部とを有し、
    トークンの数量に応じて前記ポリサーを通過するパケットの流量を制御するトークンバケット方式において、
    前記ポリサーに入力するパケットの複数の優先度を識別する優先度識別部と、
    前記帯域制限部に前記ポリサーが廃棄するパケットの数量をカウントする廃棄カウンタを設けると共に、前記優先度の数に応じた数の複数の前記帯域制限部を設け、
    前記MBS設定部は、前記優先度識別部が識別した優先度に応じたパケットの最大量を設定し、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記最大量を現在値より大きくすること
    を特徴とするトークンバケット方式。
  2. 請求項1に記載のトークンバケット方式において、
    前記優先度識別部は、優先度の識別をIEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用すること
    を特徴とするトークンバケット方式。
  3. 請求項1または2に記載のトークンバケット方式において、
    所定の時間をカウントするエージング部を設け、
    前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記エージング部がカウントする所定の時間だけ前記最大量を現在値より大きくすること
    を特徴とするトークンバケット方式。
  4. 入力するパケットの帯域を制御するポリサーと、前記ポリサーが出力するパケットを蓄積するバッファと、パケットの最大量に応じたトークンを蓄積するトークンバケットとで構成される帯域制限部と、
    前記バッファに蓄積するパケットの最大量を設定するMBS設定部と
    を有するルーターにおいて、
    前記ポリサーに入力するパケットの複数の優先度を識別する優先度識別部と、
    前記帯域制限部に前記ポリサーが廃棄するパケットの数量をカウントする廃棄カウンタを設けると共に、前記優先度の数に応じた数の複数の前記帯域制限部を設け、
    前記MBS設定部は、前記優先度識別部が識別した優先度に応じたパケットの最大量を設定し、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記最大量を現在値より大きくすること
    を特徴とするルーター。
  5. 請求項に記載のルーターにおいて、
    前記優先度識別部は、優先度の識別をIEEE802.3x規格のVLANタグのプライオリティ値を利用すること
    を特徴とするルーター。
  6. 請求項4または5に記載のルーターにおいて、
    所定の時間をカウントするエージング部を設け、
    前記MBS設定部は、前記廃棄カウンタが予め定めた所定値を超えた場合に、前記エージング部がカウントする所定の時間だけ前記最大量を現在値より大きくすること
    を特徴とするルーター。
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