JP4714531B2 - ジグザグデータ発生回路 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データを圧縮符号化する際にデータの順序を変えて読み出すジグザグデータ発生回路に関するものである。
図2は、従来の画像データ符号化装置の概略の構成図である。
この画像データ符号化装置は、図2(a)に示すように、ビデオカメラ等で撮影された画像データを伝送したり保存したりするために圧縮符号化するもので、元の画像データが記憶されるRAM(Random Access Memory)1、このRAM1に記憶された画像データを8×8画素のブロック単位に読み出して離散コサイン変換を行うDCT(Discrete Cosine Transform)部2、離散コサイン変換された画像データを量子化する量子化部3、量子化された画像データを一時的に記憶するRAM4、及びこのRAM4の画像データを読み出して圧縮符号に変換する符号化部5を有している。
これらのRAM1,4、DCT部2、量子化部3及び符号化部5は、システムバス6を介して全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)7に接続されている。更に、システムバス6には、制御用のプログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)8と、DMAC(Direct Memory Access Controller)9が接続されている。DMAC9は、RAM1,4と、DCT部2、量子化部3及び符号化部5との間で、CPU7を介さずに直接データ転送を行うためのものである。
符号化部5は、量子化された1ブロック分の画像データを記憶するローカルメモリ5a、読み出しの順番NOに従ってローカルメモリ5aから画像データDTを順次読み出し、圧縮符号化して画像信号OUTを出力する符号化回路5b、及び符号化回路5bから与えられる読み出しの順番NOに基づいてローカルメモリ5aの読み出し対象のアドレスADRを生成するアドレス生成回路5cで構成されている。
次に動作を説明する。
RAM1に記憶された画像データは、横8画素、縦8画素の64画素からなるブロック単位に読み出され、DCT部2で離散コサイン変換され、量子化部3で量子化された後、RAM4に格納される。更に、RAM4に格納された画像データは、符号化処理のためブロック単位に符号化部5のローカルメモリ5aに転送される。
図2(b)はジグザグスキャンの説明図で、ローカルメモリ5aに格納された1ブロック分の画像データを模式的に示したものである。8行8列の格子状に仕切られた各升目が画素を示し、各升中の左上の数字は、その画素のデータが格納されているアドレス(0〜63)を示している。尚、ここではメモリの一般的な表現に従い、アドレスは0番地から開始するものとして説明する。
即ち、左上の画素のデータが0番地に、その右隣の画素のデータが1番地に格納され、左から3番目〜8番目の画素のデータは、それぞれ2番地〜7番地に格納されている。同様に、上から2行目の画素のデータは、左から順番に8番地〜15番地に格納されている。このように、1ブロック分の画素のデータは、行と列の位置に従って、ローカルメモリ5aにシーケンシャルに格納される。
一方、符号化回路5bは、ローカルメモリ5aに格納された画素のデータを、シーケンシャルではなく、図2(b)中に破線の矢印で示したように、ジグザグに読み出すようになっている。即ち、1番目は左上の画素(0番地)、2番目はその右隣の画素(1番地)、3番目は斜め左下の画素(8番地)、4番目はその下の画素(16番地)、5番目は斜め右上の画素(9番地)、…というように、ジグザグスキャンが行われる。なお、図2(b)の各升の右下の数字は、その画素のデータを読み出す順番(1〜64)を示している。
符号化回路5bは、順番NOを、1,2,3,…,64の順に1ずつ増加させてアドレス生成回路5cに与える。アドレス生成回路5cは、例えばROMを用いたルックアップテーブルにより、順番NOに対応するアドレスADRを読み出してローカルメモリ5aに出力する。これにより、ローカルメモリ5aからジグザグスキャンされて読み出された画素のデータDTが出力される。符号化回路5bは、ローカルメモリ5aからジグザグスキャンで読み出された画像データDTを圧縮符号化し、画像信号OUTを出力する。
離散コサイン変換が行われた画像データは、有効成分がブロックの左上隅に集中し、右下側の画素の成分はほとんど0に近くなるという性質を有している。このため、ジグザグスキャンで読み出された後半のデータはほぼ0になるので、効率的にデータ圧縮を行うことができるので、MPEG(Motion Picture Expert Group)2,4等の画像圧縮方式として広く用いられている。
特開平10−50049号公報 特開平9−134590号公報
上記特許文献1,2には、ジグザグスキャンの規則性に着目して、読み出し順序を制御する装置が記載されている。
しかしながら、前記画像データ符号化装置では、ジグザグスキャンのために、8×8(=64)画素のデータを格納するローカルメモリ5aに加えて、ROMを用いたルックアップテーブルや専用のハードウエアを用いたアドレス生成部5cが必要になり、回路規模が大きくなるという課題があった。
本発明は、簡単な回路構成でジグザグにデータを読み出すことができるジグザグデータ発生回路を提供すること目的としている。
本発明は、アドレス信号に従ってシーケンシャルに与えられる画像データの順序を入れ替えて所定の順番に出力するジグザグデータ発生回路において、選択信号で書込動作が指定されたときには、第1の入力側に共通に与えられる前記画像データを個別に与えられる書込クロックに従って保持し、該選択信号で読出動作が指定されたときには、第2の入力側に与えられるデータを共通に与えられるシフトクロックに従って保持する複数のレジスタと、前記アドレス信号をデコードし、該アドレス信号の値に応じた信号を前記書込クロックとして対応する前記レジスタに与えるアドレスデコーダとを備え、前記複数のレジスタは、各出力側を次のレジスタの第2の入力側に順次接続してシフトレジスタを構成可能としたことを特徴としている。
本発明では、読出動作時にスキャンレジスタを構成する個々のレジスタに、書込動作時に、アドレス信号に基づいて予め読み出す順番に従って画像データを保持するようにしている。これにより、読出順序を変換するためのルックアップテーブルや専用のハードウエアを必要とせずジグザグスキャンが可能になり、回路構成を簡素化することができるという効果がある。
スキャンレジスタを複数に分割しておき、読出動作時にこれらのスキャンレジスタを順番に読み出すように構成すると、同時にスキャン動作を行うレジスタの数を減少させることができ、シフト動作による消費電流を低減させることができる。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示すジグザグデータ発生回路の構成図である。
このジグザグデータ発生回路は、例えば図2中の符号化部5のローカルメモリ5aとアドレス生成回路5cに代えて設けられるもので、離散コサイン変換された8×8画素からなるブロックの画像データをジグザグスキャンによって順序を入れ替えて読み出して符号化回路5bに出力するものである。
このジグザグデータ発生回路は、1ブロック分の64個の画像データを保持して順番に出力するための縦続接続された64個のレジスタ(REG)10(但し、i=1〜64)、画像データの読み出しの順番に従ってその画像データを格納するレジスタ10を選択するアドレスデコーダ21,22、及びANDゲート31,32を有している。各レジスタ10は同一構成で、例えばレジスタ10に示したように、セレクタ11、FF(Flip-Flop)12及びORゲート13で構成されている。
セレクタ11は、選択信号SELに従って、システムバスから与えられる画像データDATまたは後段のレジスタ10の出力信号のいずれか一方を選択するもので、例えば選択信号SELがレベル“H”の時に入力端子Aに与えられる画像データDATを、レベル“L”の時には入力端子Bに与えられる後段の出力信号を選択するようになっている。初段のレジスタであるレジスタ1064のセレクタ11の入力端子Bは、“L”(または“H”)に固定接続されている。
FF12は、セレクタ11で選択されて入力端子Dに与えられる信号を、クロック端子Cに与えられる信号のタイミングで保持して出力端子Qから出力するものである。FF12の出力端子Qは、前段のレジスタ10のセレクタに接続されている。なお、最終段のレジスタであるレジスタ10のFF12の出力端子Qは、符号化回路5bに接続されている。ORゲート13の第1の入力端子には、後述するアドレスデコーダ22から、レジスタ10毎に異なる書込許可信号Aj(但し、j=0〜63)が与えられ、第2の入力端子には符号化回路5bから共通のシフトクロック信号SCKが与えられるようになっている。そして、ORゲート13の出力端子がFF12のクロック端子Cに接続されている。
アドレスデコーダ21は、システムバスから与えられるアドレス信号ADRの上位ビットの信号UADを解読してこのジグザグデータ発生回路が選択されているか否かを判定し、選択されているときにイネーブル信号ENAを“H”にするものである。イネーブル信号ENAは、ANDゲート31,32の第1の入力端子に与えられている。
ANDゲート31の第2の入力端子には、システムバス上の画像データDATをジグザグデータ発生回路に書き込むときに“H”となる書込制御信号WEが与えられ、このANDゲート31から選択信号SELが出力されるようになっている。また、ANDゲート32の第2の入力端子には、システムバス上のクロック信号CLKが与えられ、このANDゲート32から書込クロック信号WCKが出力されるようになっている。
一方、アドレスデコーダ22は、アドレス信号ADRの下位6ビットの信号LADを解読し、この信号LADの値jに対応する出力端子に書込クロック信号WCKを書込許可信号Ajとして出力するものである。アドレスデコーダ22から出力される書込許可信号Ajは、読み出し順にシフトレジスタを構成するように接続されたレジスタ10に与えられるようになっている。即ち、i番目のレジスタ10には、i番目に読み出すべきアドレスjに対応する書込許可信号Ajが与えられるようになっている。
このジグザグデータ発生回路の場合、レジスタ10には書込許可信号A0が与えられ、2番目のレジスタ10には書込許可信号A1が与えられ、3番目のレジスタ10には書込許可信号A8が与えられ、4番目のレジスタ10には書込許可信号A16が与えられている。以下同様で、最後部のレジスタ1061,1062,1063,1064には、それぞれ書込許可信号A47,A5,A62,A63が与えられている。
次に、動作を説明する。
システムバスに接続されたRAMから、離散コサイン変換されて量子化された1ブロック分の画像データDATが、クロック信号CLKに同期して、アドレス信号ADRに従ってシーケンシャルに読み出される。画像データDATはアドレス信号ADRと共に、シーケンシャルに、このジグザグデータ発生回路に与えられる。アドレス信号ADRの上位ビットの信号UADはアドレスデコーダ21で解読され、イネーブル信号ENAは“H”となる。
このとき、書込制御信号WEは“H”であるのでANDゲート31から出力される選択信号SELは“H”となり、各レジスタ10のセレクタ11では入力端子A側が選択され、システムバス上の画像データDATがFF12の入力端子Dに与えられる。また、ANDゲート32からは、クロック信号CLKと同じタイミングの書込クロック信号WCKが出力される。
一方、アドレス信号ADRの下位6ビットの信号LADはアドレスデコーダ22で解読され、書込クロック信号WCKと同じタイミングで該当する下位アドレスの値jに応じた書込許可信号Ajが出力される。
システムバス上のアドレス信号ADRの下位6ビットの信号LADの値jは、0から63まで順次1ずつ増加し、これと同時にそのアドレスjに対応する画像データDATが出力される。これにより、各レジスタ10には、そのレジスタ10に与えられる書込許可信号Ajのタイミングで画像データDATが書き込まれる。
レジスタ10〜1064へのデータ書き込みが完了すると、イネーブル信号ENAは“L”となり、選択信号SELと書込クロック信号WCKは“L”に固定される。この時点で、i番目のレジスタ10には、i番目に読み出すべきアドレスjの画像データDATが格納されている。
選択信号SELが“L”となったことにより、各レジスタ10内のセレクタ11は入力端子B側に切り替えられ、64個のレジスタ10〜1064によるシフトレジスタが構成される。この状態で、符号化回路5bから各レジスタ10にシフトクロック信号SCKを与えると、レジスタ10に保持されているデータが符号化回路5bに出力されると共に、レジスタ10に保持されているデータはレジスタ10i-1 に移動する。また、レジスタ1064のデータは、“L”(または“H”)となる。従って、シフトクロック信号SCKを順次与えることにより、ジグザグスキャンの順番に画像データDTが読み出される。
なお、このジグザグデータ発生回路では、レジスタ1064の入力端子Bを“L”に固定しているが、この入力端子Bに、他のスキャンチェーンのスキャン出力データ端子或いはスキャン入力端子からの入力データを接続し、レジスタ10の出力端子を他のスキャンチェーンのスキャン入力データ端子或いはスキャン出力端子に接続することにより、スキャンテスト時のスキャンチェーンとしても使用することができる。この場合も、スキャンシフト時には、選択信号SELが“L”となって各レジスタ10によって入力端子Bが選択され、シフト動作が行われる。
以上のように、この実施例1のジグザグデータ発生回路は、データ読み出し時にシフトレジスタを構成するよう設けられた64個のレジスタ10と、このシフトレジスタから読み出した画像データDTがジグザグスキャンの順番になるように、データ書き込みの順番を指定する書込許可信号Ajを生成して対応するレジスタ10に与えるアドレスデコーダ22を有している。これにより、RAMによるローカルメモリ、及びROMによるルックアップテーブルや専用のハードウエアによるアドレス生成部を必要とせず、簡単な回路構成でジグザグに画像データを読み出すことができるという利点がある。
更に、レジスタ10はスキャンテスト時のスキャンチェーンの一部としても利用することができるので、スキャンチェーン用のレジスタの数を削減することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) ジグザグスキャンの対象となる1ブロックを8画素×8画素としたが、1ブロックの画素数はこれに限定するものではない。
(2) ジグザグスキャンの順番は、図2(b)の順に限定するものではない。
(3) システムバスを介してジグザグデータ発生回路へ画像データの書き込みを行うように説明したが、DCT部や量子化部からジグザグデータ発生回路へ画像データを直接書き込むようにしても良い。
(4) レジスタ1064のセレクタ11の入力端子Bを“L”または“H”に固定接続しているが、レジスタ10のFF12の出力端子Qを、このレジスタ1064のセレクタ11の入力端子Bに接続してループ状のシフトレジスタを構成するようにしても良い。これにより、同じ画像データを何回でも繰り返して読み出すことができる。これは、例えば符号化回路で圧縮符号化した結果、所定のビットレートにならなかったときに、再度読み出して異なる圧縮率で再符号化する場合の処理を簡素化できるという利点がある。
(5) レジスタ1064のセレクタ11の入力端子Bを“L”または“H”に固定接続しているが、この入力端子Bに外部接続用のテスト端子からテストデータを入力できるようにしても良い。これにより、スキャンテストを行うことができる。
図3は、本発明の実施例2を示すジグザグデータ発生回路の主要部の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図1のジグザグデータ発生回路では、64個のレジスタ10〜1064を1つのシフトレジスタになるように接続していたが、この図3のジグザグデータ発生回路では、それぞれ8個のレジスタ10〜10,10〜1016,…,1057〜1064からなる8個のシフトレジスタSRG0,SRG1,…,SRG7を構成している。これらの8個のシフトレジスタSRG0〜SRG7には、シフトクロックSCKがセレクタ33によって切り替えられて、それぞれシフトクロックSCK0〜SCK7として与えられるようになっている。更に、これらの8個のシフトレジスタSRG0〜SRG7からシフトして出力されるデータは、セレクタ34によって切り替えられて符号化回路5bに与えられるようになっている。
シフトクロックSCKは6ビットの2進カウンタ35によってカウントされ、この2進カウンタ35の上位3ビットのカウント値が選択信号SELAとして、セレクタ33,34に与えられるようになっている。なお、この図3では省略しているが、各レジスタ10〜1064には、図1と同様に、画像データDAT、選択信号SEL、及び対応する書込許可信号A0〜A63が与えられるようになっている。
このジグザグデータ発生回路における各レジスタ10への画像データDATの書込動作は、図1のジグザグデータ発生回路の書込動作と同じである。
一方、読み出し時には、符号化回路5bから与えられるシフトクロックSCKがカウンタ35でカウントされる。そして、カウンタ35のカウント値が0〜7の時に、選択信号SELAが0となる。これにより、セレクタ33,34によってシフトレジスタSRG0が選択され、このシフトレジスタSGR0にシフトクロックSCK0が与えられ、シフトレジスタSRG0から読み出された画像データDTが符号化回路5bに出力される。
カウンタ35のカウント値が8〜15の時には選択信号SELAが1となり、シフトレジスタSRG1が選択され、このシフトレジスタSGR1の画像データDTが符号化回路5bに出力される。以下同様に、選択信号SELAが2,3,…,7となり、シフトレジスタSRG2,SRG3,…,SRG7の画像データDTが順次読み出されて符号化回路5bに出力される。
以上のように、この実施例2のジグザグデータ発生回路は、64個のレジスタ10〜1064を、8個単位に分割して8個のシフトレジスタSRG0〜SRG7を構成している。これにより、読み出し時には8個のレジスタ10だけがシフト動作を行うので、実施例1に比べて読み出し時のシフト動作による消費電力と雑音を低減することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例2に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) 64個のレジスタ10〜1064を8個単位に分割して8個のシフトレジスタSRG0〜SRG7を構成しているが、分割の方法はこれに限定するものではない。但し、分割方法に合わせて選択信号SELAの生成方法を変更する必要がある。
(2) 実施例1の変形例(4)と同様に、シフトレジスタSRG0〜SRG7毎に、最終段のレジスタの出力を初段のレジスタの入力側に戻すようにしても良い。
実施例1,2のジグザグデータ発生回路では、アドレス信号ADRに従ってシーケンシャルに与えられる画像データDATを、ジグザグスキャンで読み出す順番に64個のレジスタ10〜1064に格納し、1ブロック分の画像データを格納した後、これらのレジスタ10〜1064によってシフトレジスタを構成して順次読み出すようにしている。
これに対し、この実施例3は、例えばアドレス0と1の画像データDATのように、読み出す順番を入れ替える必要のないものはレジスタに格納せずにそのまま符号化回路に出力し、読み出し順番を変更する必要のある画像データDATだけをレジスタに格納することにより、レジスタの数を削減すると共に、処理時間の短縮を図るものである。
図4は、本発明の実施例3を示すジグザグデータ発生回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このジグザグデータ発生回路は、図1中のレジスタ10と同じ構成のレジスタを4個縦続接続したレジスタチェーンRCH0、8個縦続接続したレジスタチェーンRCH1、12個縦続接続したレジスタチェーンRCH2、11個縦続接続したレジスタチェーンRCH3、6個縦続接続したレジスタチェーンRCH4、及び3個縦続接続したレジスタチェーンRCH5の、6個のレジスタチェーンを有している。レジスタチェーンRCH0〜RCH5を構成する各レジスタには、量子化部3からの画像データDATが共通に与えられるようになっている。
更にこのジグザグデータ発生回路は、セレクタ36,37,38と、シーケンス制御部40と、アドレスデコーダ22Aを有している。セレクタ36は、シーケンス制御部40から出力されるシフトクロックSCKを、同じシーケンス制御部40から与えられる選択信号SELBに従って、レジスタチェーンRCH0〜RCH5の内の対応するレジスタチェーンの各レジスタに供給するものである。
セレクタ37は、シーケンス制御部40から与えられる選択信号SELBに従って、レジスタチェーンRCH0〜RCH5の内の対応するレジスタチェーンからシフトして読み出される画像データを選択して出力するものである。セレクタ37の出力側は、セレクタ38の入力端子Bに接続されている。
セレクタ38は、シーケンス制御部40から与えられる選択信号SELCに従って、入力端子Bに与えられるセレクタ37からの画像データ、または入力端子Aに与えられる量子化部3からの画像データDATのいずれかを選択して、符号化回路5bに出力するものである。ここでは、選択信号SELCが“H”のとき入力端子A、“L”のとき入力端子Bが選択されるものとする。
タイミング制御部40は、クロック信号CLKをカウントするカウンタ41を有し、このカウンタ41のカウント値に応じて、前記シフトクロックSCK、選択信号SELB,SELCの他、量子化部3に対するウエイト信号WAITと、レジスタチェーンRCH0〜RCH5内の各レジスタに対する選択信号SELと、アドレスデコーダ22Aに対する書込クロック信号WCK及びアドレス信号ADRと、符号化回路5bに対するイネーブル信号EN等を生成して出力するものである。
アドレスデコーダ22Aは、図1中のアドレスデコーダ22とほぼ同様に、6ビットのアドレス信号ADRを解読し、このアドレス信号ADRの値jに対応する出力端子に書込クロック信号WCKを書込許可信号Ajとして出力するものである。但し、64の全アドレスに対する書込許可信号Ajではなく、レジスタチェーンRCH0〜RCH5を構成する44個のレジスタに対応した書込許可信号だけを出力するようになっている。なお、図中のレジスタチェーンを構成するレジスタを示すフロック内には、アドレスデコーダ22Aから出力されて与えられる書込許可信号Ajを対応付けて示している。
図5は、図4の動作を示す信号波形図である。以下、この図5を参照しつつ、図4の動作を説明する。
クロック信号CLKに同期して、シーケンス制御部40のカウンタ41が0から順次1ずつ増加する。カウンタ41のカウント値が0〜16の間、このカウント値はアドレス信号ADRとしてアドレスデコーダ22Aと量子化部3に与えられる。これにより、量子化部3からアドレス0〜16の画像データDATが順次出力される。
まず、アドレス信号ADRが0,1のとき、シーケンス制御部40から出力される選択信号SELCが“H”となり、量子化部3から出力されたアドレス0,1の画像データDATは、セレクタ38を介して画像データDTとしてそのまま符号化回路5bに出力される。このとき、シーケンス制御部40から符号化回路5bに出力されるイネーブル信号ENは“H”となり、符号化回路5bでは、与えられた画像データDTを有効なデータと認識して圧縮符号化処理を行う。
アドレス信号ADRが2〜7のとき、イネーブル信号ENは“L”となり、選択信号SELは“H”となって、クロック信号CLKに同期した書込クロック信号WCKが出力される。これにより、各レジスタ10には量子化部3からの画像データDATが共通に与えられ、アドレスデコーダ22Aからアドレス信号ADRの値jに応じて順次出力される書込許可信号Ajによって、対応するレジスタ10にその画像データが格納される。
アドレス信号ADRが8のとき、選択信号SELCとイネーブル信号ENが“H”となり、量子化部3から出力されたアドレス8の画像データDATは、セレクタ38を介して画像データDTとしてそのまま符号化回路5bに出力される。
アドレス信号ADRが9〜15のとき、イネーブル信号ENは“L”となり、選択信号SELは“H”となって、クロック信号CLKに同期した書込クロック信号WCKが出力される。これにより、量子化部3から順次出力される画像データDATは、アドレスデコーダ22Aから順次出力される書込許可信号Ajに従って、対応するレジスタ10に格納される。
アドレス信号ADRが16のとき、選択信号SELCとイネーブル信号ENが“H”となり、量子化部3から出力されたアドレス16の画像データDATは、セレクタ38を介して画像データDTとしてそのまま符号化回路5bに出力される。
アドレス信号ADRが16まで進むと、次のクロック信号CLKでウエイト信号WAITが“H”となり、このアドレス信号ADRの増加は停止する。これにより、量子化部3からの画像データDATの出力は一時停止される。また、選択信号SEL,SELCは“L”、選択信号SEL2は“0”、イネーブル信号ENは“H”となり、クロック信号CLKに同期してシフトクロックSCKが出力される。これにより、選択信号SELBによって選択されたレジスタチェーンRCH0の画像データがシフトして出力され、セレクタ37,38を介して画像データDTとして符号化回路5bに出力される。従って、符号化回路5bには、アドレス9,2,3,10の画像データDTが順次与えられる。レジスタチェーンRCH0を構成する4個のレジスタ10の画像データDTがすべて出力されると、ウエイト信号WAITは“L”に戻り、次のクロック信号CLKの立ち上がりでアドレス信号ADRは17となる。
アドレス信号ADRが17のとき、選択信号SELCとイネーブル信号ENが“H”となり、量子化部3から出力されたアドレス17の画像データDATは、セレクタ38を介して画像データDTとしてそのまま符号化回路5bに出力される。
このように、量子化部3からの入力をそのまま符号化回路5bに出力できる画像データDATをセレクタ38を介してそのまま符号化回路5bへ出力する処理と、読み出しの順番が後になる画像データDATをレジスタチェーンRCHに一旦格納しておく処理と、読み出しの順番に構成されたレジスタチェーンRCHに画像データDATが揃った時点で量子化部3からの入力を一時停止してこのレジスタチェーンRCHの画像データDATをシフトして符号化回路5bへ出力する処理とを組み合わせることにより、ジグザグスキャンの順番に画像データDTが読み出される。
以上のように、この実施例3のジグザグデータ発生回路は、読み出しの順番を入れ替えるために画像データDATを読み出し順に格納する複数のレジスタチェーンRCHと、これらのレジスタチェーンRCHから読み出した画像データDATと量子化回路3から入力される画像データDATを切り替えて符号化回路5bに出力するセレクタ37,38と、画像データDATの入出力の順序を制御するシーケンス制御部40を有している。これにより、レジスタ10の削減(64→44)と処理時間の短縮ができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例3に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) 44個のレジスタで6個のレジスタチェーンRCH0〜5を構成しているが、構成方法はこれに限定するものではない。
(2) 出力側のセレクタ37,38は1つにまとめても良い。その場合、選択信号SELB,SELCも統合する必要がある。
(3) シーケンス制御部40による処理の順序は、図5に例示した順序に限定するものではない。
図6は、本発明の実施例4を示すジグザグデータ発生回路の構成図であり、図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このジグザグデータ発生回路は、図4の回路に、FIFO(First-In First-Out)バッファ50を追加し、これに対応してセレクタ38とシーケンス制御部40に代えて機能の異なるセレクタ39とシーケンス制御部40Aを設けたものである。
FIFOバッファ50は、入力制御信号INのタイミングに従って画像データDATを取り込み、その取り込んだ画像データDATを出力制御信号OUTのタイミングに従って取り込んだ順に出力するものである。セレクタ39は、選択信号SEL4に従って、量子化部3からの画像データDAT、セレクタ37の出力信号、及びFIFOバッファ50の出力信号のいずれかを選択し、画像データDTとして符号化回路5bに出力するものである。
シーケンス制御部40Aは、図4のシーケンス制御部40と同様の機能に加えて、FIFOバッファ50に対する入力制御信号INと出力制御信号OUT、及びセレクタ39に対する選択信号SELDを生成する機能を有している。更に、このシーケンス制御部40Aは、各レジスタチェーンRCH0〜RCH5毎に、レジスタ10のセレクタ11に対する選択信号SEL0〜SEL5を生成して出力する機能を有している。但し、ウエイト信号WAITを生成する機能は削除されている。
図7は、図6の動作を示す信号波形図である。以下、この図7を参照しつつ、図6の動作を説明する。
クロック信号CLKに同期してシーケンス制御部40Aのカウンタ41が0から順次1ずつ増加し、そのカウント値がアドレス信号ADRとしてアドレスデコーダ22Aと量子化部3に与えられ、これにより、量子化部3からアドレス信号ADRに従って画像データDATが順次出力される。この動作は、実施例3と同じである。
アドレス信号ADRが0〜16のときの動作は、図5と全く同じである。
アドレス信号ADRが16まで進むと、次のクロック信号CLKでアドレス信号ADRは17となる。
アドレス信号ADRが17のとき、シーケンス制御部40AからFIFOバッファ50に対して入力制御信号INが出力され、アドレス17の画像データDATがFIFOバッファ50に取り込まれる。
また、選択信号SELBは“0”となってセレクタ36,37によってレジスタチェーンRCH0が選択され、選択信号SELDが“1”となってセレクタ39によってセレクタ37の出力信号が選択される。更に、選択信号SLE0が“L”、イネーブル信号ENは“H”となり、クロック信号CLKに同期してシフトクロックSCKが出力される。これにより、レジスタチェーンRCH0のデータがシフトして出力され、アドレス9の画像データDATが、セレクタ37,38を介して画像データDTとして符号化回路5bに出力される。
アドレス信号ADRが18〜20のとき、引き続いて選択信号SLE0が“L”、イネーブル信号ENは“H”となり、クロック信号CLKに同期してシフトクロックSCKが出力される。これにより、レジスタチェーンRCH0のデータがシフトして出力され、アドレス2,3,10の画像データDATが画像データDTとして出力される。
一方、選択信号SEL1〜5は“H”であり、クロック信号CLKに同期して書込クロック信号WCKが出力される。これにより、量子化部3からの出力されるアドレス18〜29の画像データDATは、アドレスデコーダ22Aからアドレス信号ADRの値jに応じて出力される書込許可信号Ajに従って、対応するレジスタ10に格納される。
従って、この期間には、レジスタチェーンRCH0の各レジスタ10からの画像データDATの読み出しと、レジスタチェーンRCH1〜RCH5の該当するレジスタ10への画像データDATの書き込みが並行して行われる。
アドレス信号ADRが21のとき、選択信号SELDが“2”となり、シーケンス制御部40AからFIFOバッファ50に対して出力制御信号OUTが出力される。これにより、FIFOバッファ50に取り込まれていたアドレス17の画像データDATが、セレクタ39を介して画像データDTとして出力される。これと同時に、書込クロック信号WCKが出力され、アドレス21の画像データDATが、書込許可信号A21によって、対応するレジスタ10に格納される。
アドレス信号ADRが22,23のとき、イネーブル信号ENは“L”となり、選択信号SEL0〜5は“H”となって、クロック信号CLKに同期した書込クロック信号WCKが出力される。これにより、量子化部3から順次出力される画像データDATは、アドレスデコーダ22Aから順次出力される書込許可信号A22,A23に従って、対応するレジスタ10に格納される。
アドレス信号ADRが24のとき、選択信号SELDは“0”、イネーブル信号ENは“H”となり、量子化部3から出力されたアドレス24の画像データDATは、セレクタ39を介して画像データDTとしてそのまま符号化回路5bに出力される。
このように、量子化部3から入力された画像データDATをそのタイミングで符号化セレクタ38を介してそのまま符号化回路5bへ出力する処理と、読み出しの順番が後になる画像データDATをレジスタチェーンRCHに一旦格納しておく処理と、レジスタチェーンRCHに既に格納されている画像データを先に出力するために、入力された画像データを一旦FIFOバッファ50に取り込む処理と、レジスタチェーンRCHに揃った画像データDATをシフトして符号化回路5bへ出力する処理と、FIFOバッファ50に取り込んだ画像データを読み出して符号化回路5bに出力する処理を組み合わせることにより、ジグザグスキャンの順番に画像データDTが読み出される。
以上のように、この実施例4のジグザグデータ発生回路は、読み出しの順番を入れ替えるために画像データDATを読み出し順に格納する複数のレジスタチェーンRCHと、画像データDATを一旦取り込み、その取り込んだ順次読み出すことができるFIFOバッファ50を有している。更に、このジグザグデータ発生回路は、量子化回路3から入力される画像データDATと、レジスタチェーンRCHからシフトして読み出される画像データDATと、FIFOバッファ50から読み出される画像データDATを切り替えて符号化回路5bに出力するセレクタ37,39と、画像データDATの入出力の順序を制御するシーケンス制御部40Aを有している。これにより、実施例3と同様の利点に加えて、量子化部3からの画像データDATの入力を一時停止する必要がなくなると共に、この量子化部3からの画像データDATの入力と符号化回路5bへの画像データDTの出力とを並行して行うことが可能になり、処理時間を更に短縮することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例4に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) 44個のレジスタで6個のレジスタチェーンRCH0〜5を構成しているが、構成方法はこれに限定するものではない。
(2) 出力側のセレクタ37,39は1つにまとめても良い。その場合、選択信号SELB,SELDも統合する必要がある。
(3) シーケンス制御部40Aによる処理の順序は、図7に例示した順序に限定されない。
本発明の実施例1を示すジグザグデータ発生回路の構成図である。 従来の画像データ符号化装置の概略の構成図である。 本発明の実施例2を示すジグザグデータ発生回路の主要部の構成図である。 本発明の実施例3を示すジグザグデータ発生回路の構成図である。 図4の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例4を示すジグザグデータ発生回路の構成図である。 図6の動作を示す信号波形図である。
符号の説明
3 量子化部
5b 符号化回路
10 レジスタ
11,33,34,36〜39 セレクタ
12 FF
13 ORゲート
21,22,22A アドレスデコーダ
31,32 ANDゲート
35 2進カウンタ
40,40A シーケンス制御部
50 FIFOバッファ
SRG0〜SRG7 シフトレジスタ
RCH0〜RCH5 レジスタチェーン

Claims (6)

  1. アドレス信号に従ってシーケンシャルに与えられる画像データの順序を入れ替えて所定の順番に出力するジグザグデータ発生回路であって、
    選択信号で書込動作が指定されたときには、第1の入力側に共通に与えられる前記画像データを個別に与えられる書込クロックに従って保持し、該選択信号で読出動作が指定されたときには、第2の入力側に与えられるデータを共通に与えられるシフトクロックに従って保持する複数のレジスタと、
    前記アドレス信号をデコードし、該アドレス信号の値に応じた信号を前記書込クロックとして対応する前記レジスタに与えるアドレスデコーダとを備え、
    前記複数のレジスタは、各出力側を次のレジスタの第2の入力側に順次接続してシフトレジスタを構成可能としたことを特徴とするジグザグデータ発生回路。
  2. 前記シフトレジスタを構成する複数のレジスタの内の最終段のレジスタの出力側の信号を、初段のレジスタの第2の入力側に与えるように構成したことを特徴とする請求項1記載のジグザグデータ発生回路。
  3. アドレス信号に従ってシーケンシャルに与えられるm×n個(m,nは正の整数)の画像データの順序を入れ替えて所定の順番に出力するジグザグデータ発生回路であって、
    選択信号で書込動作が指定されたときには、第1の入力側に共通に与えられる前記画像データを個別に与えられる書込クロックに従って保持し、該選択信号で読出動作が指定されたときには、第2の入力側に与えられるデータをシフトクロックに従って保持するm×n個のレジスタと、
    前記アドレス信号をデコードし、該アドレス信号の値に応じた信号を前記書込クロックとして対応する前記レジスタに与えるアドレスデコーダとを備え、
    前記m×n個のレジスタは、m個毎に分割されて、そのm個のレジスタ毎に各出力側を前記所定の順番に次のレジスタの第2の入力側に順次接続してn個のシフトレジスタを構成し、前記選択信号で読出動作が指定されたときには、該n個のシフトレジスタ毎に順番に前記シフトクロックを与えて該シフトレジスタから順次画像データを出力するように構成したことを特徴とするジグザグデータ発生回路。
  4. 前記各シフトレジスタを構成するm個のレジスタの内の最終段のレジスタの出力側の信号を、初段のレジスタの第2の入力側に与えるように構成したことを特徴とする請求項3記載のジグザグデータ発生回路。
  5. アドレス信号に従ってシーケンシャルに与えられる画像データの順序を入れ替えて所定の順番に出力するジグザグデータ発生回路であって、
    第1の選択信号で書込動作が指定されたときには、第1の入力側に共通に与えられる前記画像データを個別に与えられる書込クロックに従って保持し、該第1の選択信号で読出動作が指定されたときには、第2の入力側に与えられるデータをシフトクロックに従って保持するレジスタを縦続接続した複数のレジスタチェーンと、
    前記アドレス信号をデコードし、該アドレス信号の値に応じた信号を前記書込クロックとして対応する前記レジスタに与えるアドレスデコーダと、
    第2の選択信号に基づいて前記複数のレジスタチェーンの内のいずれか1つに前記シフトクロックを与える第1のセレクタと、
    前記シーケンシャルに与えられる画像データまたは前記第1のセレクタで選択されたレジスタチェーンから読み出された画像データを、第3の選択信号に従って選択して出力する第2のセレクタと、
    クロック信号に基づいて前記アドレス信号、前記第1、第2及び第3の選択信号、前記書込クロック、並びに前記シフトクロックを生成するシーケンス制御部とを、
    備えたことを特徴とするジグザグデータ発生回路。
  6. アドレス信号に従ってシーケンシャルに与えられる画像データの順序を入れ替えて所定の順番に出力するジグザグデータ発生回路であって、
    第1の選択信号で書込動作が指定されたときには、第1の入力側に共通に与えられる前記画像データを個別に与えられる書込クロックに従って保持し、該第1の選択信号で読出動作が指定されたときには、第2の入力側に与えられるデータをシフトクロックに従って保持するレジスタを縦続接続した複数のレジスタチェーンと、
    前記アドレス信号をデコードし、該アドレス信号の値に応じた信号を前記書込クロックとして対応する前記レジスタに与えるアドレスデコーダと、
    入力制御信号が与えられたときには前記シーケンシャルに与えられる画像データを取り込み、出力制御信号が与えられたときには取り込んだ順番に画像データを出力する先入れ先出しバッファと、
    第2の選択信号に基づいて前記複数のレジスタチェーンの内のいずれか1つに前記シフトクロックを与える第1のセレクタと、
    前記シーケンシャルに与えられる画像データ、前記第1のセレクタで選択されたレジスタチェーンから読み出された画像データ、または前記先入れ先出しバッファから出力された画像データを、第3の選択信号に従って選択して出力する第2のセレクタと、
    クロック信号に基づいて前記アドレス信号、前記第1、第2及び第3の選択信号、前記書込クロック、前記シフトクロック、前記入力制御信号、並びに前記出力制御信号を生成するシーケンス制御部とを、
    備えたことを特徴とするジグザグデータ発生回路。
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