JP4712763B2 - オイルフィードモニタ - Google Patents

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本発明は、吐出量が可変してもフロートのストローク長を一定に保つことができると共に、フロートをセンシングする際、センシングポイントの調整が不要になる有用なオイルフィードモニタに関する。
従来、斯かるオイルフィードモニタとしては、例えば、油の流れを確認する方法として、油が流れる管路に流量計の構造を利用しフロートなる構造物の動作にて確認を行い、尚且つ、そのフロートをセンシングしている。構造としては、油の流れによりフロートが上がり流れが無くなったらフロートが下がるシステムになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−257294号公報
しかしながら、上述のような従来のオイルフィードモニタでは、油が連続に流れる場合は問題ないが、間欠に流れた場合、フロートの戻りが慣性力により戻るため、間欠の間隔が短くなるにつれて初期位置まで戻らない状態になってしまうといった問題がある。
また、油の吐出量が多い場合、フロートにかかる抵抗が大きくなり戻りが遅れるなど影響があると共に、油の吐出量によりフロートの動作距離が変わり、センシングポイントを油の吐出量によりその都度変更しなければならないといった不都合をも生じている。
しかも、潤滑装置(ポンプ)の油の吐出量は様々であり、吐出量が小さい場合はフロートのストローク長も短くなり、逆に吐出量が多い場合はストローク長が長くなってしまうのが常套である。
ここで、ストローク長が長い場合(吐出量が多い時)、フロートが一往復するストローク長の時間も長くなり、油の吐出を間欠制御する場合、間欠する時間が短くなるにつれて、フロートが元の位置まで戻れなくなる結果、1サイクル毎に、フロートが同期しなくなるといった問題がある。
また、オイル出口は、通常、小さい穴径で一箇所のため、油がフロートの隙間を通り出口に流れきるのに時間を要し、フロートは油が流れ終わらないと元の位置にまで戻ってこなくなり、特に、油の粘度が高い(硬い油)時はこの影響を受けてしまうといった問題がある。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、吐出量が可変しても、フロートのストローク長を一定に保つことができると共に、フロートをセンシングする際、センシングポイントの調整も不要になる有用なオイルフィードモニタを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本発明のオイルフィードモニタの要旨は、オイル入口とオイル出口とを連通する管路と、該管路内に遊動自在に配置されたフロートを備えてなるオイルフィードモニタにおいて、前記フロートのストローク長を一定に保持するためのストッパ機構を設けると共に、前記フロートとオイル出口へ直線的に連通し開口している管路出口部との間の管路における側部と、オイル出口とを連通させることで余剰の油や粘度の高い油を排出するバイパス管を前記管路出口部より太径にして設けたことである。
本発明のオイルフィードモニタでは、前記フロートの動作距離を一定に保持するためのストッパ機構を設けたことによって、仮令、吐出量が可変しても、フロートのストローク長を一定に保つことができるため、容易に使用できると共に、信頼性及び安定性があるといった効果を奏する。
また、前記ストッパ機構が、フロートのストローク長を規制せしめるフロート戻しバネ及び/又はストローク規制用ストッパ若しくはフロート調整カラーであることによって、強制的にフロートを所期位置まで戻すことができるため、仮令従来の如き油の吐出量が多くてフロートにかかる抵抗が大きくなっても、また、油が間欠に流れた場合でも(フロートの戻りが慣性力により戻るため、間欠の間隔が短くなるにつれて)フロートが初期位置まで戻らない状態になってしまうといった従来の問題を解消でき、また、ストローク規制の構成が頗る単純であるため、大量生産に適し、価格も低廉なものとして需用者に供給することができる。
更に、オイル出口の近傍に同オイル出口よりも大径に開口されて余剰な油若しくは粘度のある油を排出せしめるバイパス管を設けたことによって、油を効率良く通すことができる分、安定してフロートを動作させることができる。
換言すれば、油の吐出量が多い場合若しくは粘度が高い場合など、出口の穴径が大きい方のバイパス管に油が流れるため、如何なる吐出量であってもフロートのストローク長を一定に保つことができるものであり、尚且つ、フロートをセンシングする際、センシングポイントもワンポイントになり、従来の如き調整が不要になるといった効果を奏するのである。
フロートのストローク長を一定に保持するためのストッパ機構を設ける。このストッパ機構としては、フロートのストローク長を規制せしめるフロート戻しバネ及び/又はストローク規制用ストッパ若しくはフロート調整カラーが良く、延いては、前記オイル出口の近傍に同オイル出口よりも大径に形成されて余剰な油を排出せしめるバイパス管を設ける。
以下、本発明の第1実施例について、図1乃至図2を参照しながら説明する。図中Aは本実施例に係るオイルフィードモニタであり、このオイルフィードモニタAは、図2に示すように、オイル入口1とオイル出口2とを連通する管路3と、該管路3内に遊動自在に配置されたフロート4と、該フロート4のストローク長を一定に保持するためのストッパ機構5とを備えている。
フロート4は、管路3の内径よりも僅かに小さい鉄製のフロート(例えば、比重が潤滑油より大きい鋼球)からなり、オイル入口1とオイル出口2とを連通する管路3内に遊動自在に配置されると共に、同フロート4のストローク長を一定に保持するためのストッパ機構5を備えている。
ストッパ機構5は、例えば、フロート4のストローク長を規制せしめるフロート戻しバネからなり、その下位に組み付けられたストローク規制用ストッパ6を備えている。尚、図中7はセンサ(近接スイッチ)である。
このように構成される本実施例のオイルフィードモニタは、仮令、吐出量が可変しても、ストッパ機構5の規制でフロート4のストローク長を一定に保つことができるため、換言すれば、強制的にフロートを所期位置まで戻すことができるため、従来の如き油の吐出量が多くてフロートにかかる抵抗が大きくなっても、また、油が間欠に流れた場合でも(フロートの戻りが慣性力により戻るため、間欠の間隔が短くなるにつれて)フロートが初期位置まで戻らない状態になってしまうといった従来の問題を解消することができ、また、フロート4が機械的動作であることも相俟って、信頼性及び安定性に優れるといった利点を有する。
次に、本発明の第2実施例を図3乃至図4を参照しながら説明する。尚、理解を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号で示し、構成の異なるところのみを新たな番号を付して以下に説明する。
図中Bは本実施例に係るオイルフィードモニタであり、このオイルフィードモニタBは、図4に示すように、オイル入口1とオイル出口2とを連通する管路3と、該管路3内に遊動自在に配置されたフロート4とを備えている。
フロート4は、オイル入口1とオイル出口2とを連通する管路3内に遊動自在に配置されると共に、第1実施例と同様、同フロート4のストローク長を一定に保持するためのストッパ機構5を備えている。
ストッパ機構5は、フロート4のストローク長を規制せしめるフロート戻しバネからなり、かつ、その下位にフロート調整カラー9が組み付けられている。
更に、前記オイル出口の近傍には、図4に示すように、前記フロート4とオイル出口2へ直線的に連通し開口している管路出口部3aとの間の管路3における側部と、オイル出口2とを連通させることで余剰の油や粘度の高い油を排出するバイパス管8を、前記管路出口部3aより太径にして設けられており、余剰な油若しくは粘度のある油を排出せしめることができる。
このように構成される本実施例のオイルフィードモニタは、前記フロート4とオイル出口2へ直線的に連通し開口している管路出口部3aとの間の管路3における側部と、オイル出口2とに、図4に示すように前記管路出口部3aより太径にしてバイパス管8を連通させたことによって、油を効率よく通過させることができる分(ストッパ機構5と協働して)フロート4を安定的に動作させると共に、油の吐出量が多い場合若しくは粘度が高い場合など、出口の穴径が大きい方のバイパス管8に油が流れるため、如何なる吐出量であってもストローク長を一定に保つことができるのである。
尚、本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包含するものである。
本発明のオイルフィードモニタの第1実施例を示すシステム図である。 同実施例のオイルフィードモニタを示す説明図である。 本発明のオイルフィードモニタの第2実施例を示すシステム図である。 同実施例のオイルフィードモニタを示す説明図である。
符号の説明
1 オイル入口
2 オイル出口
3 管路
4 フロート
5 ストッパ機構
6 ストローク規制用ストッパ
7 センサ(近接スイッチ)
8 バイパス管
9 フロート調整カラー

Claims (1)

  1. オイル入口とオイル出口とを連通する管路と、該管路内に遊動自在に配置されたフロートを備えてなるオイルフィードモニタにおいて、前記フロートのストローク長を一定に保持するためのストッパ機構を設けると共に、前記フロートとオイル出口へ直線的に連通し開口している管路出口部との間の管路における側部と、オイル出口とを連通させることで余剰の油や粘度の高い油を排出するバイパス管を前記管路出口部より太径にして設けたこと、
    を特徴とするオイルフィードモニタ。
JP2007141564A 2007-05-29 2007-05-29 オイルフィードモニタ Active JP4712763B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58225520A (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 株式会社日立製作所 フロ−スイツチ

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