JP4709208B2 - モバイル端末 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)通信システムに係わり、具体的には、基地局における負荷を最適化し制御するために、モバイル端末によってデータを基地局に送信するのに使用されるリソース(例えば、ビットレート、許容パワー、パワーオフセット)の利用を制限する方法に関する。
WCDMA通信システムにおいては、モバイル端末から送信され得るデータ量を制限するように、基地局が、ある種の負荷制御を行うことが、しばしば必要になる。
基地局は、この負荷制御を行う必要がある。何故なら、この負荷制御を行わない場合、非常の多くのモバイル端末が非常に高いデータレートで同時に送信を行うと、WCDMAアップリンクは、高いインターフェアランスを受け、カバレッジが低下する。本発明は、基地局における負荷を最適化し制御するために、基地局とモバイル端末によって実行できる負荷制御技術を提案することによって、この問題に対処するものである。
本発明は、ビジィーインジケータ、最大リソースインジケータ、および最小リソースインジケータを含む3つのダウンリンク信号を、基地局がモバイル端末にブロードキャスト可能にする負荷制御方法を含む。ダウンリンク信号受信に応じて、モバイル端末は、該モバイル端末がデータを基地局に送信するのに使用するリソース(例えば、ビットレート、送信パワー、パワーオフセット)の利用を制限する。モバイル端末は、また、リソースリクエストを含むアップリンク信号を基地局に送ることができる。基地局は、必要ならば、ダウンリンク信号を変更するためにリソースリクエストを使用できる。これらのダウンリンク/アップリンク信号を適正に使用することにより、基地局は、負荷状況に対して自動的に最適化される。例えば、低負荷状況では、基地局は、キャリアセンス多元接続(CSMA)原理と同様に動作して高いデータレートと短い遅延をもたらすように、負荷制御方法を使用できる。高負荷状況では、基地局は、符号分割多元接続(CDMA)原理または時間スェジュール原理(time sheduled principal)と同様な態様で並列送信を使用して高い容量および安定性をもたらすように、負荷制御方法を使用できる。
図1には、本発明により、ともに負荷制御方法130を実行する基地局110(1つのみ図示)およびモバイル端末120(1つのみ図示)を含むWCDMA通信ネットワーク100のブロック図が示されている。図示されているように、基地局110は、送信機112、受信機114、およびプロセッサ116を含む。モバイル端末120は、送信機122、受信機124、およびプロセッサ126を含む。ここで説明する基地局110およびモバイル端末120に関連した多くの構成要素およびその詳細は、この産業分野において周知であることに留意されたい。従って、ここでは、周知の構成要素の説明ならびに本発明を理解するのに必要のない説明は省略する。
基本的に、負荷制御方法130は、基地局110における負荷状況(共用リソース)を最適化するために、モバイル端末120のリソースの利用を制限する。これを達成するために、負荷制御方法130は、ビジィーインジケータ132、最大リソースインジケータ134、および最小リソースインジケータ136(オプション)を含むダウンリンク信号を基地局110(送信機112)からモバイル端末120(受信機124)へブロードキャストするように、基地局110(送信機112)をイネーブルする。ダウンリンク信号132、134、および136の受信に応じて、モバイル端末120(プロセッサ126)は、それが次にデータ138を基地局110(受信機114)に送信するのに使用するリソース(例えば、ビットレート、許容パワー、パワーオフセット)の利用を制限する。モバイル端末120(送信機122)は、また、リソースリクエスト140を含むアップリンク信号を基地局110(受信機114)に送ることができる。基地局110(プロセッサ116)は、ダウンリンク信号132、134および136中の値または設定の変更(必要ならば)の補助のために、リソースリクエスト140を使用する。以下の例において説明されるように、基地局110の動作が、負荷状況に対して自動的に最適化されるのは、これら新たな信号132、134、136および140の適正な使用によるものである。
負荷制御方法130をどのようにして実施できるかに関していくつかの異なった例について説明する前に、基地局110にはどのような共用リソースがあるのかということと、この共用リソースは、負荷制御方法130によれば、モバイル端末120によって制限され得る、異なった種類のリソースにどのように関係するかということについて、簡単に説明する。基本的に、基地局110における共用リソースは、非直交(non−orthogonal)アップリンクのシステムでは、受信パワーである。基地局110における受信パワーは、基地局110によってサービスされる全てのモバイル端末120の組合せパワーに比例する。モバイル端末120の送信パワーは、送信データ138のビットレートに関係するので、ビットレートが高くなれば、送信パワーは大きくなる。従って、モバイル端末120は、次の2つのリソース、すなわち、ビットレートと送信パワーを制限でき、基地局110における共用リソースに影響を与えることができる。さらに、WCDMA通信システム100には、アップリンクにおいて連続的に送信される低レート制御チャネル(例えば、専用物理制御チャネル(DPCCH))およびデータチャネルがある。従って、ここではパワーオフセットと呼ばれる、モバイル端末120によって制限できる別のリソースが存在することになる。パワーオフセットは、データチャネルと制御チャネルとの間に分配されるパワー間の関係である。従って、基地局110のける共用リソースの利用は、本発明によって、モバイル端末120に、ビットレート、送信パワー、または制御信号とデータチャネルとの間のパワーオフセットを制限させることにより、制御できる。
図2は、ビジィーインジケータ132、最大リソースインジケータ134、および自立的ランピングプロシージャ(ramping procedure)を使用する負荷制御方法130の第1実施例が、どのようにして、基地局およびモバイル端末により実行されるかを示す図である。この例では、ビジィーインジケータ132および最大リソースインジケータ134が、基地局110から絶えず(constantly)ブロードキャストされる。そして、各モバイル端末120(UE1、UE2、UE3の3つのみが示されている)は、ダウンリンク信号132および134を受ける必要があるとともに、下記ルールに従う必要がある。
●一般に、モバイル端末120は、データ138の送信を開始することができ、最大リソースインジケータ134によって与えられる制限の範囲内で、ビットレート/パワー/パワーオフセットを自立的に(autonomously)選択する。
●そして、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされると、モバイル端末120は、データ138の送信開始を許可されず、そのビットレート/パワー/パワーオフセットを増加することも許可されない。データ138を既に送信中のモバイル端末120は、依然として最大リソースインジケータ134の制限に従わなければならないが、同じビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ送信継続を許可される。
●そして、ビジィーインジケータ132がクリアされ、“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットされると、モバイル端末120は、データ138の送信開始を許可される。しかし、モバイル端末120が、ビジィーインジケータ132がクリアされるのを待ち続けていたのであれば、モバイル端末120は、フルビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138の送信開始を直ちには許可されず、ビットレート/パワー/パワーオフセットをランプアップ(ramp−up)しなければならない。ランピングプロシージャは、固定(例えば、規格で特定)されても良いし、チャネルセットアップで設計可能としても良い。ランピングプロシージャは、また、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされていた間データ138を送信していたがビットレート/パワー/パワーオフセットを増加したかったモバイル端末120に適用される。さらに、ランピングフェーズにあるモバイル端末120は、ビジィーインジケータ132がビットレート/パワー/パワーオフセットのさらなる増加を許容していなければ、それに従う必要がある。
負荷制御方法130のこの実施例に関連したルールは、下記のように別の形で表現することもできる。
●UE120(モバイル端末120)、ビジィーインジケータ(BI)フィールド132を次のように解釈する。
○ BI=BUSYならば
・データ138を送信していないUEは、データ138の送信を許可されないか、または
・既にデータ138を送信中のUEは、依然として最大リソースインジケータ134の制限に従わなければならないが、現在の(あるいはそれより低い)ビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ送信継続を許可される
○ BI=NOT BUSYならば
・UEは、データ138の送信開始を許可されるが、ビジィーインジケータ(BI)132が“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットされるのをUEが待ち続けていた場合には、は、UE送信されるデータのビットレート/パワー/パワーオフセットをランプアップ(ramp−up)するランピングプロシージャ(ramping procedure)に従う必要があるか、または、
・UEは、ビジィーインジケータ(BI)132が“ビジィー(BUSY)”にセットされていた間、データを送信していて、送信されるデータのビットレート/パワー/パワーオフセットを増加したかったのであれば、ランピングプロシージャに従って、送信されるデータ138のビットレート/パワー/パワーオフセットを増加させることができる
この種の動作の例が、図2に示されている。時点t1において、UE120のユーザはデータ138の送信を開始し、直ちに、最大ビットレート/パワー/パワーオフセットを使用できる。何故なら、ビジィーインジケータ132が“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットされている(ボックス1参照)からである。基地局110は、セル中の増加した負荷を検出すると、ビジィーインジケータ132を“ビジィー(BUSY)”にセットする(ボックス2参照)。基地局110は、ある測定値が特定の閾値を超えたことに基づいて、この決定をすることができる。基地局110は、セルの負荷が減少するまで“ビジィー(BUSY)”を送信し続ける。時点t2において、UE120のユーザは、再び、データ138を、最大ビットレート/パワー/パワーオフセットで送信できるが、最初からリソース全体を使用する必要はない(ボックス3参照)。基地局110は、負荷の増加を検出するが、負荷が時点t3において所要の閾値に到達する(ボックス4参照)まで、ビジィーインジケータ132を“ビジィー(BUSY)”にセットしない。時点t4において、UE120は送信すべきデータを受信するが送信できない。何故なら、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされているからである(ボックス5参照)。そして、時点t4後、基地局110は、セル負荷が減少したことを検出し、ビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットする(ボックス6参照)。この時点で、UE120は、データ138の送信を開始できるが、ビジィーインジケータ132がクリアされるのを待っていたので、ビットレート/パワー/パワーオフセットをランプアップしなければならない(ボックス7参照)。この場合、UE120は、ビットレート/パワー/パワーオフセットを最大許容値までランプアップできる。何故なら、UE120は、送信を待っていた唯一のモバイル端末120だからである(ボックス8参照)。時点t5およびt6において、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされている間に、UE120およびUE120がデータを得た別の状況が示されている(ボックス9参照)。基地局110がビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットした後、UE120およびUE120は、ともに、データ138の送信を開始する(ボックス10参照)。図示されているように、UE120およびUE120は、ともに、ビットレート/パワー/パワーオフセットのランピングプロシージャに従う。何故なら、UE120およびUE120は、ともに、データ138の送信を待っていたからである。セル負荷が再び所要の限界に到達すると、基地局110は、ビジィーインジケータ132を“ビジィー(BUSY)”にセットし、UE120およびUE120は、ビジィーインジケータ132が“ノットビジィー(NOT BUSY)”に戻る(ボックス11参照)まで、それらのビットレート/パワー/パワーオフセットをフリーズする。
図2には示されていないが、モバイル端末120は、データ138を送信する必要があるか否かを基地局110に知らせるために、基地局110にリソースリクエスト140を送信できる。リクエスト信号140が、ビジィーインジケータ132と組み合わせて使用される場合には、リソースリクエスト140は、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされているときに、基地局110に送られるだけでよい。基地局110は、低負荷状況における不必要な遅延を無くすように、ビジィーインジケータ132中の値をセットするために、リソースリクエスト140を使用できる。基地局110は、また、より多くのモバイル端末120が送信できるように、またはアクティブなモバイル端末120の数が少ないときに、アクティブなモバイル端末120がより高いビットレート/パワー/パワーオフセットを使用できるように、最大リソースインジケータ134中の値を調整すべきか否か判断するために、リソースリクエスト140を使用できる。
基地局110は、共用媒体における活動に基づいてインジケータ132、134および136中の値をセットする。典型例においては、基地局110は、瞬間的活動の観点からビジィーインジケータ132の状態を決定し、長期的活動の観点から最大リソースインジケータ134の状態を決定する。例えば、現在の送信負荷が、現在行われている送信の品質を落とすことなくどのモバイル端末120をもアクティブにしておくことが不可能なほど高いときには、基地局110は、ビジィーインジケータ132を“ビジィー(BUSY)”にセットできる。これは、現在行われている送信のトータルデータレートをモニターすることによって、または受信信号強度あるいはインターフェアレンスレベルのようなある信号特性を測定することによって、決定できる。これとは対照的に、負荷が、アクティブなモバイル端末120の数を増やすことができるレベルに減少したとき、基地局110は、ビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”に変更できる。ビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットした後、基地局110は、いくつかのモバイル端末120が送信ビットレート/パワー/パワーオフセットを同時にランプアップすることを検出できる。このランプアップが行われ、基地局110が現在の送信負荷が非常に高いことを検出すると、基地局110は、再び、ビジィーインジケータ132を“ビジィー(BUSY)”にセットする。
基地局110は、ビジィーインジケータ132を制御するだけでなく、その平均活動をモニターしなければならない。ビジィーインジケータ132がある時間間隔の間しばしば“ビジィー(BUSY)”にセットされるか、またはビジィーインジケータ132が長い間絶えず“ビジィー(BUSY)”にセットされているということは、モバイル端末120は送信を開始する前に待たなければならないことを意味する。このことは、また、ランピングプロシージャが、しばしば適用されることを意味する。このことを回避するために、基地局110は、最大リソースインジケータ134中の最大ビットレート/パワー/パワーオフセットを減少させることができる。こうすることによって、基地局110は、より多くのモバイル端末120に並列送信を行わせることができなければならず、これにより、“ビジィー(BUSY)”ビジィーインジケータ132の使用を減らすことができる。逆に、ビジィーインジケータ132がある時間間隔の間たまにしか“ビジィー(BUSY)”にセットされなければ、これは基地局110の無線リソースがより少なく利用されていることを意味する。この状況において、基地局110は、最大リソースインジケータ134中の許容ビットレート/パワー/パワーオフセットを増加させることができる。
ビジィーインジケータ132は、リソースを使用できないときに、モバイル端末120がデータ138の送信を開始するのを防止するのに使用できるが、複数のモバイル端末120がまさに同時にデータ138を送信すること(これは、非常に多くのモバイル端末120が送信するかまたは非常に高いデータレートで送信するために生じる衝突(コリジョン)を意味する)を防止できない。あるシナリオでは、特に、ビジィーインジケータ132が、再送信間間隔が固定時間である基地局110に使用されると、多くの連続した衝突が生じてしまう。この問題に対処するため、第3のインジケータすなわち衝突インジケータ142(図1参照)を導入する。基地局110は、最近同時送信を開始した(またはデータレートを増加した)モバイル端末120に生じる衝突の可能性を示す衝突インジケータ142をセットしブロードキャストできる。これらのモバイル端末120は、例えば、それらの再送信遅延を調整し、それらのレート/パワーオフセットを低減し、または送信を停止することにより、この問題を解決できる。
図3Aおよび図3Bは、ビジィーインジケータ132、最大リソースインジケータ134、および最小リソースインジケータ136を使用する負荷制御方法125の第2実施例が、どのようにして、基地局110およびモバイル端末120により実行されるかを示す図である。この例では、ダウンリンク信号132、134および136が、基地局110からスケジューリングチャネル上を絶えず(constantly)ブロードキャストされている。しかし、変形例として、最小リソースインジケータ136は、ブロードキャストされる代わりに、例えば、チャネルを確立するときに、より高い層のシグナリングによって各モバイル端末120に示すことができ、あるいは予め決められた規則に基づいて設計されたトランスポートフォーマットコンビネーションセット(Transport Format Combination Set)(予め設計されたデータレート)から導出できる。さらに、最小リソースインジケータ136は、より高いレベルのシグナリングによってシグナルされる他の量からも導出できる。さらに、この例に示されているように、ビジィーインジケータ132は、値“ビジィー(BUSY)”、“ノットビジィー(NOT BUSY)”またはユーザアイデンティフィケーション1,2,3・・・Kをとることができる。ここで、Kは、スケジューリングプロセスに参加しているモバイル端末120の数である。さらに、この例では、モバイル端末120は、データ138を送信する必要があるか否か、あるいはこの代わりに、送信ビットレート/パワー/パワーオフセットを増加させる必要があるか否かを基地局110に示すために、アップリンクでリソースリクエスト140を送信できる。リソースリクエスト140は、また、モバイル端末120中の送信バッファ状態および/またはパワー状況に関する情報を含むことができる。従って、この実施例では、各モバイル端末120(UE1、UE2、UE3の3つのみが示されている)は、ダウンリンク信号132、134および136を受ける必要があるとともに、下記ルールに従う必要がある。
●一般に、モバイル端末120は、データ138の送信を開始することができ、最大および最小リソースインジケータ134および136によって与えられる制限の範囲内で、ビットレート/パワー/パワーオフセットを自立的に(autonomously)選択する。モバイル端末120は、最小ビットレート/パワー/パワーオフセットを超えないビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を送信できるが、最大リソース制限を越えるビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を送信できない。
●そして、ビジィーインジケータ132が“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットされると、いずれのモバイル端末120も、前もってリソースリクエスト140を送ることなく、最大リソース制限を越えないビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を直ちに送信することが許可される。
●そして、ビジィーインジケータ132が“ビジィー(BUSY)”にセットされると、最小リソース制限を越えるビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を送信中のモバイル端末120は、そのビットレート/パワー/パワーオフセットを増加させることは許可されない。データ138を既に送信中のモバイル端末120は、依然として最大リソース制限に従わなければならないが、同じビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ送信継続を許可される。このことは、最大制限がモバイル端末で使用しているものより小さなビットレート/パワー/パワーオフセットに減少したら、モバイル端末120はビットレート/パワー/パワーオフセットをより低いレベルに減少させなければならないことを意味する。送信を開始しようとしているモバイル端末120は、最小制限を越えるビットレート/パワー/パワーオフセットを使用することはできない。
●そして、ビジィーインジケータ132がユーザアイデンティフィケーション1,2,3・・・Kを有していると、セルはスケジュールドモードで動作する。この状況では、特定時間スパンTSCH内のビジィーインジケータ132によって前から特定されていたか、またはビジィーインジケータ132によって特定されたモバイル端末132が、最小制限より大きなビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を送信することが許可される。時間スパンTSCHは、より高いレベルのシグナリングを使用して、例えばチャネルを確立するときに予め定義して、モバイル端末120にシグナリングでき内容を明らかにできる。あるいは、時間スパンTSCHは、リソースインジケータ136と同様の方法でモバイル端末120に送信することができる。複数のアイデンティフィケーション値が例えばいくつかのスケジューリングチャネル上を送信することにより同時に送信できるならば、複数の端末120を同時にスケジューリングすることができる。
負荷制御方法130のこの実施例に関連したルールは、下記のように別の形で表現することもできる。
●UE120(モバイル端末120)、ビジィーインジケータ(BI)フィールド132を次のように解釈する。
○ BI=“BUSY”ならば
・UE120が、ビットレート/パワー/パワーオフセットΔでデータ138を既に送信していたのであれば、
・min(Δmax,Δ)以下のビットレート/パワー/パワーオフセットΔで送信するか、または
・Δmin以下のビットレート/パワー/パワーオフセットΔで送信
○ BI=“NOT BUSY”ならば
・UE120は、Δmax以下のビットレート/パワー/パワーオフセットΔで送信できる
○ BI=kならば
・特定時間スパンTSCH内のビジィーインジケータ(BI)によって前から特定されていたかスケジュールされていたUE120は、Δmax以下のビットレート/パワー/パワーオフセットΔで送信できる
○ それ以外の場合(すなわち、IDが集合{BUSY,NOT_BUSY,k}に属しない場合
・スケジュールされていないUE120は、Δmin以下のビットレート/パワー/パワーオフセットΔで送信できる
上記Δmaxは、最大リソース制限を意味し、Δminは、最小リソース制限を意味する。上述したように、ダウンリンクシグナリングは、モバイル端末120から基地局110に送られるアップリンクリソースリクエスト140と組み合わせることができる。リソースリクエスト140は、例えば、モバイル端末120が送信すべきデータ138を有しているときに“1”にセットされるか、あるいはモバイル端末120がそのビットレート/パワー/パワーオフセットを増加させる必要があることを検出したときに“1”にセットされる単一ビットを含むことができる。リソースリクエスト140は、また、パワー利用可能性を考慮することができる。リソースリクエスト140の別の可能な構成例は、以下の通りである。
●例1
○ 最大リソース制限が十分ならば“0”
○ 最大リソース制限が不十分ならば“1”
●例2
○ 現在のリソース制限が十分ならば“0”
○ 現在のリソース制限が不十分ならば“1”
●例3
○ 送信すべきデータがあれば“0”
○ 送信すべきデータがなければ“1”
●例4
○ 3レベル
・送信すべきデータがなければ“DTX”
・送信すべきデータがあるがモバイル端末120が(利用できる送信パワーの制限によって)より多くのリソースを使用できなければ“0”
・送信すべきデータがあり且つモバイル端末120が(利用できる送信パワーによって制限されず)より多くのリソースを使用できれば“1”
より多くのビットを利用できれば、これらの異なった選択例を組み合わせることができる。上述のように、基地局110は、現在の負荷に応じて、最大リソースインジケータ134を適当な値にセットするために、リソースリクエスト140を使用でき、リソースリクエスト140は、また、モバイル端末120をスケジュールするのに使用できる。
負荷制御方法130の第二実施例のルールを実行できる二つの例が、図3Aと図3Bに示されている。図3Aにおいて、リソースリクエスト140は、ビジィーインジケータ132と組み合わされて使用される。この例を単純化するために、最小リソースインジケータ136は、“0”に選択されている。また、最初、最大リソースインジケータ134は、単一のモバイル端末120を受け入れるように選択されている。図示されているように、時点t2においてデータがUE120の送信バッファに到着すると、該モバイル端末120はリソースリクエスト140を“1”にセットし、それが送信許可を待っていることを基地局110に示す(ボックス1参照)。基地局110は、リソースリクエスト140をモニターする。時点t3において、基地局110は、UE120が送信を待っている唯一のモバイル端末120で、最大ビットレート/パワー/パワーオフセットを減少させる必要がないことを知ると、ビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットする(ボックス2参照)。時点t3の後、UE120は、ビジィーインジケータ132が“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットされていることを知った後、ビットレート/パワー/パワーオフセットをランピング(ramping)することなく、最大ビットレート/パワー/パワーオフセットで送信を開始できる(ボックス3参照)。しかし、いくつかのリソースリクエスト140が検出された場合、時点t4およびt5において、基地局110は、UE120およびUE120が送信を待っていることを知る(ボックス4参照)。そして、時点t6において、基地局110は、UE120およびUE120を同時に受け入れるために、ビジィーインジケータ132を“ノットビジィー(NOT BUSY)”にセットし、最大リソースインジケータ134中のビットレート/パワー/パワーオフセットを低下させる(ボックス5参照)。図3Bには、この時点において、コンフリクトを回避するように基地局110をイネーブルすることができる別の可能性が示されている。この場合、基地局110は、最大リソースインジケータ134の制限を減少させる代わりに、時点t6においてUE120を最初にスケジューリングし、次いでUE120をスケジューリングするビジィーインジケータ132を使用する(ボックス6参照)。基地局110は、リソースリクエスト140に組み合わせて、UE120およびUE120の無線伝搬状態に基づいてこのスケジューリング決定を行う。簡単のため、この例のスケジューリングスパンTSCHは、1つの送信時間間隔(Transmission Time Interval)(TTI)に選択されている。
図4Aおよび図4Bは、モバイル端末120が複数の基地局110aおよび110b(2つのみ図示)と通信を行うときに負荷制御方法130が実施され得る2つの例を示す2つの図である。無線通信システム100において、モバイル端末120は、いくつかの基地局110aおよび110bと同時に通信を行うことができる。例えば、ソフトハンドオーバ(SOHO)の場合、あるいはモバイル端末120の動作が周囲のセルにきびしいインターフェアレンスを生じさせるリスクがあるときには、モバイル端末120は、いくつかの基地局110aおよび110bからのビジィーおよびリソースインジケータ132、134および136をモニターする必要がある。この種の状況においては、種々の基地局110aおよび110bからのリソース制限ルールは、組み合わされ、モバイル端末120によって守られる。
負荷制御方法130のルールを組み合わせる方法の一例が、図4Aに示されている。図2ならびに図3Aおよび3Bを参照して説明したルールに基づいて、モバイル端末120は、基地局110aによるリソース制限Δを計算できる。同様に、モバイル端末120は、基地局110bからのリソース制限Δを得るのに、これらのルールを使用する。2つのリソース制限ΔおよびΔから、モバイル端末120は、これら2つのリソース制限の最小値Δ=min(Δ,Δ)を得て、組合せリソース制限Δを導出する。モバイル端末120は、組合せリソース制限Δを超えるビットレート/パワー/パワーオフセットでデータ138を送信できない。
図4Bに示されている別の例では、モバイル端末120は、基地局110aおよび110bに対する無線伝搬状態をも予測する。例えば、モバイル端末120は、パス利得(pathgain)を予測できる。あるいは、基地局110aおよび110bからパイロット信号が送信されるシステム100においては、これらのパイロット信号は、受信パワーが送信パワーに対してどの程度強いかを予測するのに使用される。このようにする代わりに、基地局110aおよび110bからパワー制御コマンドが送信されるCDMAシステム100においては、モバイル端末120は、伝搬中の瞬間的変化を予測するのに、これらのパワー制御コマンドを使用する。そして、モバイル端末120は、これらの予測のいずれかを、組合せリソース制限Δを導出するのに使用する。例えば、図4Bに示されているように、モバイル端末120は、2つの基地局へのパス利得GおよびGを予測し、これらの予測値を、組合せリソース制限Δを計算するときに、リソース制限ΔおよびΔを重み付けするのに使用する。例えば、基地局110aへのパス利得が基地局110bへのパス利得に比較して小さいときには、基地局110aからの制限は、リソース制限ΔおよびΔを重み付けすることによって幾分緩和できる。そして、2つの無線リンク間の利得差が十分大きければ、弱いリンクからの制限(例えば)Δを無視でき、モバイル端末120は、より良いリンクからの制限(例えば)Δに追従できる。
上述の説明から明らかなように、負荷制御方法130は、その動作を負荷に適合することにより、例えばWCDMAシステム100またはCDMAシステム100のようないずれの種類の共用媒体多対1通信システムにも使用できる。そうすることにより、システム100は、低負荷のときには、データレートを高く、遅延を短くでき、高負荷のときには、容量および安定性を高くできる。これは、低負荷状況または高負荷状況のどちらかでのみうまく動作した従来の多対1通信システムに対する利点である。
以上、本発明のいくつかの実施例について図面を参照して詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨から逸脱することなく、種々の再構成、変形および置換することができる。
図1は、本発明により、ともに負荷制御方法を実行する基地局およびモバイル端末を含むWCDMA通信ネットワークを示すブロック図である。 図2は、本発明により、ビジィーインジケータ、最大リソースインジケータ、および自立的(autonomous)ランピングプロシージャ(ramping procedure)を使用する負荷制御方法の第1実施例が、どのようにして、基地局およびモバイル端末により実行されるかを示す図である。 図3Aは、図3Bとともに、本発明により、ビジィーインジケータ、最大リソースインジケータ、および最小リソースインジケータを使用する負荷制御方法の第2実施例が、どのようにして、基地局およびモバイル端末により実行されるかを示す図である。 図3Bは、図3Aとともに、本発明により、ビジィーインジケータ、最大リソースインジケータ、および最小リソースインジケータを使用する負荷制御方法の第2実施例が、どのようにして、基地局およびモバイル端末により実行されるかを示す図である。 図4Aは、本発明により、モバイル端末が複数の基地局と通信を行うときに実行される負荷制御方法の一態様を示す図である。 図4Bは、本発明により、モバイル端末が複数の基地局と通信を行うときに実行される負荷制御方法の、図4Aの態様とは異なる態様を示す図である。

Claims (13)

  1. 基地局が生成して送信したダウンリンク信号を受信する受信機と、
    前記基地局にアップリンク信号を送信する送信機と、
    プロセッサと、を具備し、
    前記ダウンリンク信号は、ビジィーであるか否かを示すビジィーインジケータと、前記送信機がデータの送信に利用できる最大リソースを示す最大リソースインジケータとを含み、
    前記プロセッサは、
    記ダウンリンク信号を処理する手段と、
    前記ビジィーインジケータがビジィーにセットされているとき、リソースリクエストの形のアップリンク信号を発生する手段と、
    前記リソースリクエストを前記基地局に送信するように、前記送信機をイネーブルする手段とを備え、
    前記リソースリクエストは、データを前記基地局に送信する必要があるか否かを示し、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされている場合、前記プロセッサは、データの送信を開始することはできず、ビジィーにセットされたときに既にデータを送信中であれば、ビジィーにセットされたときに使用していたリソース以下のリソースでデータの送信を継続でき、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされていない場合、前記プロセッサは、前記最大リソースを使用してのデータの送信を開始することができるが、前記ビジィーインジケータが以前ビジィーにセットされていたために、前記プロセッサがデータ送信を待ち続けていたのであれば、前記プロセッサは、データを送信するために利用するリソースをランプアップするランピングプロシージャに従い、前記プロセッサが、前記ビジィーインジケータがビジィーにセットされていた間、データを送信していて、利用するリソースを増加したかったのであれば、前記プロセッサは、前記ランピングプロシージャに従って、利用するリソースを増加させる、
    ことを特徴とするモバイル端末。
  2. 基地局が生成して送信したダウンリンク信号を受信する受信機と、
    前記基地局にアップリンク信号を送信する送信機と、
    プロセッサとを具備し、
    前記ダウンリンク信号は、ビジィーであるか否か、又は、特定のモバイル端末を示すビジィーインジケータと、前記送信機がデータの送信に利用できる最大リソースを示す最大リソースインジケータと、最小リソースを示す最小リソースインジケータを含み、
    前記プロセッサは、
    前記ダウンリンク信号を処理する手段と、
    前記ビジィーインジケータがビジィーにセットされているとき、リソースリクエストの形のアップリンク信号を発生する手段と、
    前記リソースリクエストを前記基地局に送信するように、前記送信機をイネーブルする手段とを備え、
    前記リソースリクエストは、データを前記基地局に送信する必要があるか否かを示し、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされている場合、前記プロセッサは、前記最小リソースより低いリソースでデータの送信を開始でき、ビジィーにセットされたときに既にデータを送信中であれば、ビジィーにセットされたときに使用していたリソース以下のリソースでデータの送信を継続でき、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされていない場合、前記プロセッサは、前記最大リソースより低いリソースでデータを送信でき、
    前記ビジィーインジケータが、特定のモバイル端末を示している場合、前記ビジィーインジケータにより特定されている場合と、特定時間スパンT SCH 内の前記ビジィーインジケータによって以前に特定されていた場合には、前記プロセッサは、前記最大リソースより低いリソースでデータを送信でき、それ以外の場合には、前記プロセッサは、前記最小リソースより低いリソースでデータを送信できる、
    ことを特徴とするモバイル端末。
  3. 前記リソースは、ビットレート、送信パワー、またはデータチャネルと制御チャネルとの間に分配されるパワー間の関係であるパワーオフセットであることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイル端末。
  4. 前記ダウンリンク信号が、他のモバイル端末との間で生じる可能性のあるデータ衝突について前記プロセッサに知らせる衝突インジケータをさらに含むことを特徴とする請求項3記載のモバイル端末。
  5. 前記受信機は、複数の基地局が生成して送信した複数セットのダウンリンク信号を受信することができ、
    前記プロセッサは、前記送信機が前記基地局の1つに次に送信するデータに関連したリソースに対する利用制限を確立するために、前記ダウンリンク信号を処理できるとともに、組合せリソース制限を使用できることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイル端末。
  6. 前記組み合わせリソース制限は、各基地局との予測無線伝搬状態を使用して生成されていることを特徴とする請求項5に記載のモバイル端末。
  7. 基地局における負荷を最適化し制御するために、モバイル端末前記基地局にデータを送信するのに使用するリソースの利用を制限する前記モバイル端末内の方法であって、
    前記基地局から送信された複数のダウンリンク信号を前記モバイル端末受信するステップと、
    前記モバイル端末前記基地局にデータを送信するために利用するリソースに対する利用制限を確立するために、前記ダウンリンク信号を処理するステップと
    を含み、
    前記ダウンリンク信号は、ビジィーであるか否かを示すビジィーインジケータ及び前記モバイル端末がデータの送信に利用できる最大リソースを示す最大リソースインジケータを含み、
    前記ダウンリンク信号を処理するステップにおいて、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされている場合、前記モバイル端末は、データの送信を開始することはできず、ビジィーにセットされたときに既にデータを送信中であれば、ビジィーにセットされたときに使用していたリソース以下のリソースでデータの送信を継続でき、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされていない場合、前記モバイル端末は、前記最大リソースを使用してのデータの送信を開始することができるが、前記ビジィーインジケータが以前ビジィーにセットされていたために、前記モバイル端末がデータ送信を待ち続けていたのであれば、前記モバイル端末は、データを送信するために利用するリソースをランプアップするランピングプロシージャに従い、前記モバイル端末が、前記ビジィーインジケータがビジィーにセットされていた間、データを送信していて、利用するリソースを増加したかったのであれば、前記モバイル端末は、前記ランピングプロシージャに従って、利用するリソースを増加させる、
    ことを特徴とする方法。
  8. 基地局における負荷を最適化し制御するために、モバイル端末前記基地局にデータを送信するのに使用するリソースの利用を制限する前記モバイル端末内の方法であって、
    前記基地局から送信された複数のダウンリンク信号を前記モバイル端末受信するステップと、
    前記モバイル端末前記基地局にデータを送信するために利用するリソースに対する利用制限を確立するために、前記ダウンリンク信号を処理するステップと
    を含み、
    前記ダウンリンク信号は、ビジィーであるか否かを示すビジィーインジケータ、前記モバイル端末がデータの送信に利用できる最大リソースを示す最大リソースインジケータ及び最小リソースを示す最小リソースインジケータを含み、
    前記ダウンリンク信号を処理するステップにおいて、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされている場合、前記モバイル端末は、前記最小リソースより低いリソースでデータの送信を開始でき、ビジィーにセットされたときに既にデータを送信中であれば、ビジィーにセットされたときに使用していたリソース以下のリソースでデータの送信を継続でき、
    前記ビジィーインジケータが、ビジィーにセットされていない場合、前記モバイル端末は、前記最大リソースより低いリソースでデータを送信でき、
    前記ビジィーインジケータが、特定のモバイル端末を示している場合、前記ビジィーインジケータにより特定されている場合と、特定時間スパンT SCH 内の前記ビジィーインジケータによって以前に特定されていた場合には、前記モバイル端末は、前記最大リソースより低いリソースでデータを送信でき、それ以外の場合には、前記モバイル端末は、前記最小リソースより低いリソースでデータを送信できる、
    ことを特徴とする方法。
  9. 前記リソースは、ビットレート、送信パワー、またはデータチャネルと制御チャネルとの間に分配されるパワー間の関係であるパワーオフセットであることを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記ダウンリンク信号が、他のモバイル端末との間で生じる可能性のあるデータ衝突について前記モバイル端末に知らせる衝突インジケータをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記モバイル端末は、前記基地局に送信するリソースリクエストを含むアップリンク信号を発生し、
    前記リソースレクエストが、
    (A)前記最小リソースインジケータが示す最小リソースが十分か否か;
    (B)前記最大リソースインジケータが示す最大リソースが十分か否か;
    (C)送信すべきデータがあるか否か;
    (D)送信すべきデータがないか、送信すべきデータあるが前記モバイル端末がより多くのリソースを利用できないか、または送信すべきデータあるが前記モバイル端末がより多くのリソースを利用できるかという上記(A)(B)(C)および(D)の1つを示すことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記モバイル端末は、複数の基地局が生成して送信した複数セットのダウンリンク信号を受信することができ、
    前記モバイル端末は、前記モバイル端末前記基地局の1つに次に送信するデータに関連したリソースに対する利用制限を確立するために、前記ダウンリンク信号を処理できるとともに、組合せリソース制限を使用できることを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  13. 前記組み合わせリソース制限は、各基地局との予測無線伝搬状態を使用して生成されていることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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