JP4703281B2 - Bwrの過度燃料健全性監視システム - Google Patents
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Description
(1)炉心シミュレータ、データライブラリー、過渡解析器から構成され、炉心の内部状態が炉心シミュレータを用いて計算され、かつ過渡事象中における原子炉装置の動作が過渡解析器を用いてシミュレートされ過渡時MCPRを計算するようになっているもの(特開平6−347586号公報参照)。
(2)原子炉で過渡事象の発生を想定した場合においても燃料の健全性を確保するために、炉心性能計算手段の情報に基づいて過渡解析を行い当該時点でのCPRや最大線出力密度(LHGR)を計算する過渡解析計算手段と、通常時に遵守すべきCPRなどの運転制限値計算手段を具備し、CPRなどが運転制限値を逸脱した場合に制御棒の選択挿入などの指令を発することや、炉心状態の変化が大きいときには事前解析によって予め求められた運転制限値を与えるもの(特開平10−2987号公報参照)。
(3)原子炉の炉心性能監視システムのMCPRおよびMLHGR計算プログラムを異常な過渡事象発生と同時に起動し、計算プログラムではMCPRおよびMLHGRをできる限りリアルタイムで計算するようにし、それが不可能な場合にも定常運転復帰後に解析できるように炉心状態データおよび局所出力領域モニタ(LPRM)データを格納する記憶装置を整備しており、また、MCPRの計算には沸騰遷移後の冷却材流動まで計算できる解析コードを使用するもの(特開平8−136688号公報参照)。
(4)原子炉の炉心監視に関わるデータから、限界出力相関式を用いて全燃料棒のCPRを算出し、算出されたCPRから限界出力相関式におけるデータの不確実性を考慮した上で、沸騰遷移に至る燃料棒本数の期待値を求め、これらの計算結果を視覚的に表示し、全運転領域に亘る現実的な熱的余裕を視覚的に確認・把握し、安全性を損なうことなく効率の良い運転を可能とするもの(特開平2001−99976号公報参照)。
等がある。
11 過渡現象記録装置、
12 炉心燃料データ
13 サイトLAN
20 炉心全バンドル過渡シミュレータ
21 オフサイトLAN
30 インターネット
Claims (13)
- BWRプラントの主要パラメータの過度的変化を監視記録する過渡現象記録装置と、過渡的変化発生時における運転条件、機器トリップ時刻及び動作時刻を時系列的に記録するプロセスコンピュータデータと、炉心の特性を評価する炉心核燃料データとをサイトLANで結ぶとともに、前記過渡現象記録装置、前記プロセスコンピュータデータ及び前記炉心核燃料データに記録されたデータに基づいて、炉心全バンドルの限界出力比の変化と炉心の全ての燃料バンドルの被覆管温度変化を計算する炉心全バンドル過渡シミュレータをオフサイトLANに結び、前記サイトLAN及び前記オフサイトLANを1つまたは複数のコンピュータネットワーク上に結合させ、デ−タの移動、評価要求指示及び計算結果表示を行うように構成されるとともに、運転時の通常でない過渡的変化が発生した場合に、前記過渡現象記録装置に記録されている前記主要パラメータの過度的変化、前記プロセスコンピュータデータ及び前記炉心核燃料データを読み込み、前記炉心全バンドル過渡シミュレータにより計算された計算結果に基づいて燃料の健全性を評価するBWRの過渡燃料健全性監視システムであって、
前記コンピュータネットワーク上で前記炉心全バンドル過渡シミュレータ、前記プロセスコンピュータデータ、前記炉心核燃料データ及び前記過渡現象記録装置間を移動する仲介エージェントと、前記仲介エージェントを介して前記炉心全バンドル過渡シミュレータ、前記プロセスコンピュータデータ、前記炉心核燃料データ及び前記過渡現象記録装置を個別に動作させるラッパーと、を備え、
前記炉心全バンドル過渡シミュレータは、運転時の通常でない過渡変化が発生した場合に、前記仲介エージェントを介して全燃料棒に対する過渡シミュレーションに必要なデータを取得するとともに、炉心の全ての燃料バンドルについて被覆管の最高温度および被覆管が温度上昇した時間を計算するように構成されており、
前記炉心全バンドル過渡シミュレータにより計算された炉心の全ての燃料バンドルについての前記被覆管の最高温度及び前記被覆管が温度上昇した時間を判断基準と比較することにより各燃料バンドルの健全性を評価し、その評価結果を記録し管理するデータサーバを有していることを特徴とするBWRの過渡燃料健全性監視システム。 - 沸騰遷移が発生した燃料データを燃料健全性表示装置の画面上に表示することにより各燃料バンドルの沸騰遷移発生の経験の履歴を表示することを特徴とする、請求項1記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 前記炉心全バンドル過渡シミュレータの計算結果である原子炉の主要パラメータを実際のプラントの前記過渡現象記録装置で記録された主要パラメータと比較し、表示することを特徴とする、請求項2記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- プラント挙動データからの主要パラメータの変化を直接境界条件として前記炉心全バンドル過渡シミュレータに入力して燃料被覆管温度の健全性を評価することを特徴とする、請求項1または2に記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 個々のローカルネットワーク上のラッパーが収集した情報を、インターネットを介して別のローカルネットワーク上のラッパーに伝える手段として、電子メールを用いることを特徴とする、請求項1記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 電子メールの送受信を管理するメールエージェントを設け、メールクライアントを限定して送受信を管理すること、添付ファイルを暗号化してセキュリティを管理すること、あるいはメールインボックスを管理することにより、ジョブの優先度を管理する機能を有することを特徴とする、請求項5記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 前記仲介エージェントとして、複数のコンピュータネットワーク間で、必要なデータを収集して、電子メールを通信手段として利用して、そのデータをメールの添付ファイルとして送信する仲介エージェントと、メール着信を検出して添付ファイルから必要データを取得し、前記炉心全バンドル過渡シミュレータに必要なデータを生成・実行する仲介エージェントとを有することを特徴とする、請求項1記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 前記炉心全バンドル過渡シミュレータの計算結果をメールの添付ファイルとして送信するエージェントと、メール着信を検出し、予め特定されたメールクライアントに配信するエージェントを有することを特徴とする、請求項7記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 前記炉心全バンドル過渡シミュレ−タの計算結果を電子メールの添付ファイルとして配信する際に、同時に結果をグラフ化する機能をグラフ化マクロの形式で配信する機能を有することを特徴とする、請求項8記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 配信されたメ−ルの添付ファイルから、バンドルの炉心位置、沸騰遷移が発生した時刻、被覆管温度変化、最高被覆管温度、リウェット時刻、ドライアウト時間、BT燃料棒本数及び燃料健全性判断結果が表示されることを特徴とする、請求項1記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 表示される情報をWebサーバで管理することにより、必要な情報をWeb上に公開することを特徴とする、請求項10記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 収集されたデータをXMLで表現することにより標準化し、Webサービスへ提供すること、あるいはデータベース化することにより、広範な解析要求に対応できることを特徴とする、請求項1または11記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
- 収集されたデータを表計算ツールで扱える様にデータ形式化してデータベース化することにより、共通駆動エンジンを備えた汎用アプリケーションでの利用を可能とすることにより、広範な解析要求に対応できることを特徴とする、請求項1記載のBWRの過渡燃料健全性監視システム。
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