JP4701614B2 - アレイスピーカ用のキャビネット及びアレイスピーカシステム - Google Patents

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本発明は、小型スピーカを複数備えたアレイスピーカ用のキャビネット及びアレイスピーカシステムに関する。
近年、プラズマテレビや液晶テレビに代表される薄型テレビが市場で人気を博している。これに伴い、オーディオ分野においても薄型テレビにあわせた薄型スピーカシステムの要求が高まっている。
かかる薄型スピーカシステムを実現するためには、サイズの小さなスピーカユニットを複数利用せざるを得ないが、小型のスピーカユニットを採用した場合には最低共振周波数f0が高くなり、中低音域のパワーが不足してしまう。また、薄型スピーカシステムを実現するためには、スピーカを小型化するほか、各スピーカユニットを収容するキャビネットを薄型化しなければならないが、キャビネットを薄型化すると、ユニット背後の奥行きが不足するとともに、該キャビネット全内容量も小さくなり、上記と同じく中低音域のパワーが不足してしまう。
このような背景に鑑み、例えばスピーカのエッジのストローク(図10参照)を大きくすることによってスピーカの容積をかせぎ、小型でありながら中低音域のパワーの増大を図った特殊なスピーカユニットを採用する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、この他にも、図10に示す口径Cを大きくしたスピーカを別にパネル等に取り付けるといった方法や、サブウーファーなど低音をカバーするスピーカを別に設けるといった方法が提案されている。
[online][平成15年11月18日検索]インターネット<URL:http://www.pioneer.co.jp/crdl/rd/7-2.html#5>
しかしながら、非特許文献1に記載された方法では、上記の如く特殊なスピーカユニットを採用しなければならず、高コスト化を招くといった問題が生ずる。また、上記他の方法では、小型スピーカとは異なる別のスピーカ(サブウーファー等)を用意しなければならず、高コスト化を招くとともに、スピーカシステムが大型化・複雑化してしまうといった問題が生ずる。
本発明は、上述した問題を鑑みてなされたものであり、簡易な構成でありながら、小型スピーカを複数備えたアレイスピーカの所定領域のパワーを改善することができるアレイスピーカ用のキャビネット及びアレイスピーカシステムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明に係るアレイスピーカ用のキャビネットは、複数のスピーカユニットによって構成されたスピーカアレイが取り付けられる略直方体のキャビネットであって、長手方向の該キャビネットの面に沿って設けられた前記各スピーカユニットを取り付けるための複数の取付部と、前記長手方向に沿った該キャビネットの両側の端部に設けられた開口部と該キャビネットの内側において前記スピーカユニット間の位置に内部空間を仕切る仕切板が設けられ、前記仕切板は、前記開口部と前記仕切板とで形成される共鳴管の基本共振周波数が、音圧レベルを強調すべき所定の共振周波数となる前記スピーカユニット間の位置に設けられていることを特徴とする。
かかる構成によれば、キャビネットの短手方向の面に設けられた開口部とキャビネットの内側に設けられた仕切板によって片開管の共鳴管が形成される。共鳴管は、その長さに応じた波長の周波数で共鳴するため(図3及び下記式(1)参照)、この共鳴管の長さを目的とする周波数帯(例えば中低音域の周波数帯)にあわせて調節することで、目的とする周波数帯域のパワーを改善することができる。
ここで、ラインアレイスピーカ用のキャビネットを複数備え、前記各キャビネットは、前記取付部が全て同一方向に向くように積み重ねられ、前記各キャビネットには、前記キャビネット毎に前記開口部からの距離がそれぞれ異なる前記仕切板が設けられているマトリクスアレイスピーカ用のキャビネットを構成しても良い。
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成でありながら、小型スピーカを複数備えたアレイスピーカの所定領域のパワーを改善することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
A.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係るアレイスピーカシステム100の構成を示す図である。アレイスピーカシステム100は、ラインアレイスピーカ装置200とオーディオ再生装置300とを備えている。
<ラインアレイスピーカ装置200>
ラインアレイスピーカ装置200は、キャビネット210と、該キャビネット210に直線状に取り付けられた複数のスピーカユニット220−k(1≦k≦14)によって構成されている。なお、スピーカユニット220−kの数は14個に限定する趣旨ではなく、ラインアレイスピーカ装置200の設計等に応じて適宜設定・変更可能である。
スピーカユニット220−kは、既存の小型スピーカユニットによって構成されている。一般には、コーン型のスピーカユニットが用いられることが多いが、該コーン型のスピーカユニットに限定する趣旨ではなく、様々のスピーカユニットを採用することができる。ただし、形式や性能が異なるスピーカユニットを使用した場合には、後述するビームの指向制御性が悪化する(コントロールできない)ことが懸念されるため、使用するスピーカユニット200−kの形式や性能については統一するのが望ましい。
一方、キャビネット210は、略直方体の筺体であり、図1に示すように長手方向の面(以下、長面)には、スピーカユニット220−kと同数の取付部211−kが直線状に略一定間隔をおいて設けられている。各スピーカユニット220−kは、これら各取付部211−kを介してキャビネット210に取り付けられ、これによりラインアレイスピーカ(ライン状に配列されたスピーカ群)が形成される。
また、キャビネット210の各端部(図1では短手方向の各面)には、それぞれキャビネット210の内部の空気を開放する開口部212L1、212R1が設けられ、キャビネット210の内側には、内部空間を仕切る仕切板213が設けられている。なお、開口部212L1、212R1については、キャビネット210の各端部に設けられていれば良く、例えば図2のAに示すようにスピーカユニット220−kが設置されている面(設置面)と同じ面の端部、あるいは図2のBに示すように該設置面とは異なる面の端部等に設けても良い。また、開口部212L1、212R1の形状についても、図1に示す円状に限定する趣旨ではなく、図2に示す長方形状など、様々な形状を採用することができる。
かかる構成を有するキャビネット210は、片端が仕切板213によって密封され、他端が各開口部212L1、212R1によって開放された片開管の共鳴管として作用する。周知の通り、共鳴管は、その長さに応じた波長の周波数で共鳴する。この共鳴管による共鳴現象を積極的に利用し、共鳴管の長さを目的とする周波数帯(本実施形態では中低音域の周波数帯)にあわせて調節することで、目的とする周波数帯域のパワーを改善するのが本実施形態である。以下、共鳴現象を利用して中低音域のパワーを改善する方法について詳述する。
図3は、共鳴管(片開管の場合)の共鳴現象を説明するための図である。この共鳴管の共振周波数は共鳴管長(以下、単に管長)に依存し、具体的には下記式(1)に管長L等を代入することによって求められる。
fn=(2n+1)*c/4L (n=0,1,2,・・・) ・・・(1)
fn;共振周波数(Hz)
c ;音速(m/s)
L ;共鳴管長(m)
この式(1)に管長L(m)を代入すると共に、n=0,1,2,・・・といった値を代入することで、基本共振、3倍共振、5倍共振・・・といった共振が得られる。ただし、本実施形態では、上記式(1)にn=0を代入したときの基本共振(図3に示す破線参照)を主に利用することで中低音域の音圧レベルの増強を図る。具体的には、このキャビネット210に取り付けられるスピーカユニット220−kの最低共振周波数f0が120(Hz)程度であれば、この最低共振周波数f0よりも低い中低音域の音圧レベルを増強するべく、基本共振周波数を80(Hz)程度に設定し、このときの管長Lを求める。このようにして求めた管長Lと、図1に示すキャビネット210における開口部212から仕切板213までの距離W1(若しくはW2)が一致するように、仕切板213の位置を決定する。例えば、音速c=344(m/s)の条件のもとで基本共振周波数を80(Hz)に設定する場合、上記式(1)より管長Lは約1.1(m)となるため、この場合には、上記開口部212から約1.1(m)離れた位置に仕切板213を設ける。
このように、基本共振周波数にあわせて仕切板213を設ける位置を適宜変えることで、最低共振周波数よりも低い中低音域の音圧レベルを増強することが可能となる。ここで、本実施形態においては、1枚の仕切板213により、開口部212L1によって開放された共鳴管と、開口部212R1によって開放された共鳴管とが形成される。これにより、1枚の仕切板213により共鳴管が1つ形成される場合と比較して、広い周波数範囲で音圧レベルを増強することが可能となる。これら各共鳴管の管長(すなわち、開口部212L1から仕切板213までの距離W1及び開口部212R1から仕切板までの距離W2)については、パワーの増強を目的とする周波数に応じて適宜設定すれば良い。なお、基本共振以外の高次の共振については元々発生しにくく、その上、吸音材やスピーカ位置が定在波の節上にくることでその影響はより小さくなる。
<オーディオ再生装置300>
図4は、オーディオ再生装置(オーディオ信号供給装置)300の構成を示す図である。
デコーダ310は、オーディオソースをデコードし、デコード後のデジタルオーディオ信号を共振制御部311に供給する。
共振制御部311は、キャビネット210による共振のON/OFFを制御する手段であり、ハイパスフィルタ311aと選択部311bとを備えている。
ハイパスフィルタ(制御手段)311aは、共振に寄与する低域側の周波数成分を取り除く手段であり、そのカットオフ周波数は取り除くべき周波数成分に応じて設定されている。
選択部311bは、図示せぬ操作部(入力手段)等から与えられる共振のON/OFF指示に従って、フィルタ手段320に供給する信号の切り換え操作を行う。具体的には、操作部等から共振をONとする指示が与えられると、選択部311bはデコーダ310から供給されるデジタルオーディオ信号をそのままフィルタ手段320に供給する一方、共振をOFFとする指示が与えられると、選択部311bはハイパスフィルタ311aによって共振に寄与する周波数成分が取り除かれたデジタル信号をフィルタ手段320に供給する。
以上説明した共振制御部311を設けることで、ユーザはキャビネット210による共振のON/OFFを任意に切り換えることができ、この結果、常時低音がブーストされるために夜間使用できないといった問題を未然に抑制することが可能となる。
フィルタ手段320は、デコーダ310から供給されるデジタルオーディオ信号を高周波領域の信号と低周波領域の信号とに分割する手段であり、例えば等しいカットオフ周波数が設定されたハイパスフィルタHPFとローパスフィルタLPFとによって構成されている。ここで、各フィルタHPF、LPFは、後述するビームコントロールの対象となる周波数とそうでない周波数とに分けるために利用され、ハイパスフィルタHPFを通過した高周波領域の信号はビームコントロール手段330に供給される一方、ローパスフィルタLPFを通過した低周波領域の信号は重み付け手段360に供給される。
ビームコントロール手段(供給制御手段)330は、ハイパスフィルタHPFを通過した高周波領域の信号について、各スピーカユニット220−kから出力されるビームの角度等を制御(すなわち、ビームコントロール)する手段である。具体的には、ビームコントロール手段330は、上記高周波領域の信号について、設定された位置で各スピーカユニット220−kから出力される音の位相が一致するように遅延処理等を施し、重み付け手段360に供給する。このように、本実施形態では、ハイパスフィルタHPFを通過する高周波領域の信号についてのみビームコントロールを行い、ローパスフィルタLPFを通過する低周波領域の信号についてはビームコントロールを行わない。その理由は遅延処理を行わないことで中低音域の音圧及び音質を確保し、またそれにより共振を起こしやすくするためである。具体的には、ローパスフィルタLPFを通過した低周波領域の信号については、ビーム形成処理を施すことなく、同相で重み付け手段360に供給する。ただし、この時、高周波領域の信号との遅延のずれを解消するため、ローパスフィルタLPFの後段に遅延処理部350を設け、これにより全スピーカユニット220−kに固定遅延(一定量の遅延)をかけるようにする。
重み付け手段360は、供給されるデジタルオーディオ信号に重み(ゲイン)を付加する手段であり、スピーカユニット220−kの2倍の数の乗算器361−k’によって構成されている。これら各乗算器361−k’には、ゲイン制御装置(図示略)から上記デジタルオーディオ信号に乗算すべき係数(妥当な窓関数係数やベッセルアレイ係数等)が与えられる。これら各係数は、所望する指向特性等に応じて適宜設定・変更される。重み付け手段360は、供給されるデジタルオーディオ信号に窓関数係数やベッセルアレイ係数等に基づく重みを付加し、加算手段340に供給する。
加算手段(供給制御手段)340は、スピーカユニット220−kと同数の加算器341−kによって構成されている。各加算手段341−kには、それぞれ所定の重みが付加されたビームコントロールされている高周波領域の信号とビームコントロールされていない低周波領域の信号とが供給される。各加算器341−kは、供給される各信号をそれぞれ加算し、対応する各スピーカユニット220−kに出力する。各スピーカユニット220−kは、与えられる信号に基づき音を発生させるが、各スピーカユニット220−kが取り付けられているキャビネット210は、上記の如く共鳴管構造を有している。このキャビネット210の共鳴現象により、目的とする中低音域の音圧レベルを増強することが可能となる。
B.第2実施形態
図5は、第2実施形態に係るマトリクスアレイスピーカ装置200’の構成を示す図である。マトリクスアレイスピーカ装置200’は、基本的には図1に示すラインアレイスピーカ装置200を縦方向に複数積み重ねたものである。積み重ねられた各キャビネット210の取付部211−kは、全て同一方向に向くように配置されている。
一方、各キャビネット210に設けられた仕切板213の位置は、各層毎にそれぞれ異なっている。このように、各層毎に仕切板213の位置を変え、管長が異なる共鳴管を多数形成することで、より広い周波数範囲で音圧レベルを増強することができる。図6は、管長が異なる共鳴管のレスポンスイメージをあらわす図であり、最も長い管長L1を有する共鳴管のレスポンスをC1、次に長い管長L2(<L1)を有する共鳴管のレスポンスをC2、・・・k番目に長い管長Lkを有する共鳴管のレスポンスをCkであらわしている。
図6及び上記式(1)から明らかなように、共鳴管の管長Lが長ければ基本共振周波数は低くなり、共鳴管の管長Lが短ければ基本共振周波数は高くなる。この特性を利用し、例えば図5に示す第1層のキャビネット210の開口部212L1と仕切板213とによって形成される共鳴管(第1層の左側の共鳴管)の長さを「L1」に設定し、第2層のキャビネット210の開口部212R2と仕切板213によって形成される共鳴管(第2層の右側の共鳴管)の長さを「L2」に設定し、第3層のキャビネット210の開口部212L3と仕切板213とによって形成される共鳴管(第3層の左側の共鳴管)の長さを「L3」に設定し、・・・第6層のキャビネット210の開口部212R6と仕切板213とによって形成される共鳴管(第6層の右側の共鳴管)の長さを「Lk」に設定する。このように、左側に形成される共鳴管と右側に形成される共鳴管との管長のバランスが全体としてほぼ均等になるように仕切板213を設けることで、広い周波数範囲で音圧レベルを増強することができるとともに、不自然な定位感を与えてしまうといった問題(例えば、管長の長い共鳴管を左側に偏って形成したために不自然な定位感を与えてしまう等)を未然に防止することができる。
C.その他
上述した第1実施形態では、キャビネット210の1つの長面に複数の取付部211−kを設けた場合について説明したが、例えば図7に示すように複数の面に複数の取付部211−k’(1≦k’≦n)を設け、各取付部211にスピーカユニット220−k’を取り付けても良い。かかる構成よれば、スピーカユニットの数が増えることでパワーが上がり、より共振が起こりやすくなる。また、開口部212については、左右いずれか一方の端部にのみ設けても良い。ここで、いずれか一方の端部にのみ開口部を設けた場合には、仕切板213を設けずに、1つのキャビネット210で1本の共鳴管が形成されるようにしても良い。また、仕切板213については、目的とする周波数範囲に応じてキャビネット210の内側に複数枚設けても良い(図8参照)。
また、上述した第2実施形態では、第1実施形態に係るラインアレイスピーカ装置200を単に縦に積み上げて構成したマトリクスアレイスピーカ装置200’を例示したが、例えば図9に示すようにキャビネット210の長手方向の上下面の任意箇所に孔230を設け、音響迷路を形成するようにしても良い。かかる構成によれば、共鳴管長を長く設定することができ、より低い周波領域の音のパワーを増強することができる。なお、マトリクスアレイスピーカ装置200を構成するキャビネット210の数やキャビネット210に取り付けるスピーカユニット220−kの数については、スピーカシステムの設計等に応じて適宜変更可能である。
第1実施形態に係るアレイスピーカシステムの構成を示す図である。 同実施形態に係るキャビネット端部の構成を示す図である。 同実施形態に係る共鳴管の共鳴現象を説明するための図である。 同実施形態に係るオーディオ再生装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係るマトリクスアレイスピーカ装置の構成を示す図である。 同実施形態に係る管長がそれぞれ異なる共鳴管のレスポンスイメージをあらわす図である。 その他のラインアレイスピーカ装置の構成を示す図である。 その他のラインアレイスピーカ装置の構成を示す図である。 その他のマトリクスアレイスピーカ装置の構成を示す図である。 従来のスピーカの構成を示す図である。
符号の説明
100・・・アレイスピーカシステム、200・・・ラインアレイスピーカ装置、200’・・・マトリクスアレイスピーカ装置、210・・・キャビネット、211・・・取付部、212・・・開口部、213・・・仕切板、220・・・スピーカユニット、300、300’・・・オーディオ再生装置、310・・・デコーダ、320・・・フィルタ手段、LPF・・・ローパスフィルタ、HPF・・・ハイパスフィルタ、330・・・ビームコントロール手段、340・・・加算手段、350・・・遅延処理部。

Claims (5)

  1. 複数のスピーカユニットによって構成されたスピーカアレイが取り付けられる略直方体のキャビネットであって、
    長手方向の該キャビネットの面に沿って設けられた前記各スピーカユニットを取り付けるための複数の取付部と、
    前記長手方向に沿った該キャビネットの両側の端部に設けられた開口部と
    該キャビネットの内側において前記スピーカユニット間の位置に内部空間を仕切る仕切板が設けられ
    前記仕切板は、前記開口部と前記仕切板とで形成される共鳴管の基本共振周波数が、音圧レベルを強調すべき所定の共振周波数となる前記スピーカユニット間の位置に設けられていることを特徴とするアレイスピーカ用のキャビネット。
  2. 複数のスピーカユニットによって構成されたスピーカアレイが取り付けられる略直方体状のキャビネットであって、
    長手方向の該キャビネットの面に沿って設けられた前記各スピーカユニットを取り付けるための複数の取付部と、
    前記長手方向に沿った該キャビネットの両側の端部に設けられた開口部
    該キャビネットの内側において前記スピーカユニット間の位置に内部空間を仕切る仕切板が設けられ
    前記各取付部は、複数存在する前記長手方向の面のうちのある1つの面に、一定の間隔をおいて設けられており、
    前記仕切板は、前記開口部と前記仕切板とで形成される共鳴管の基本共振周波数が、音圧レベルを強調すべき所定の共振周波数となる前記スピーカユニット間の位置に設けられていることを特徴とするラインアレイスピーカ用のキャビネット。
  3. 請求項2に記載のラインアレイスピーカ用のキャビネットを複数備え、
    前記各キャビネットは、前記取付部が全て同一方向に向くように積み重ねられ、
    前記各キャビネットには、前記開口部からの距離がキャビネット毎にそれぞれ異なる前記仕切板が設けられていることを特徴とするマトリクスアレイスピーカ用のキャビネット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のキャビネットと、
    前記キャビネットに取り付けられたスピーカアレイと、
    入力されるオーディオ信号を前記スピーカアレイを構成する各スピーカユニットに供給するオーディオ信号供給装置とを備え、
    前記オーディオ信号供給装置は、
    入力される前記オーディオ信号を高周波領域の信号と低周波領域の信号とに分割するフィルタ手段と、
    前記高周波領域の信号については、設定された位置で各スピーカユニットから出力される音の位相が一致するように遅延処理を施して各スピーカユニットに供給する一方、前記低周波領域の信号については、遅延処理を施さずに若しくは全て同一の遅延処理を施して各スピーカユニットに供給する供給制御手段と
    を具備することを特徴とするアレイスピーカシステム。
  5. 請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のキャビネットと、
    前記キャビネットに取り付けられたスピーカアレイと、
    入力されるオーディオ信号を前記スピーカアレイを構成する各スピーカユニットに供給するオーディオ信号供給装置とを備え、
    前記オーディオ信号供給装置は、
    前記キャビネットによる共振のON/OFF指示を入力する入力手段と、
    前記共振をOFFとすべき指示が与えられた場合、入力されるオーディオ信号から前記キャビネットの共振に寄与する周波数領域の信号成分を取り除いた後、前記各スピーカユニットに供給する一方、共振をONとすべき指示が与えられた場合には、入力されるオーディオ信号から前記周波数領域の信号成分を取り除くことなくそのまま前記各スピーカユニットに供給する制御手段と
    を具備することを特徴とするアレイスピーカシステム。
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