JP4695737B2

JP4695737B2 - Poisonous bait container for pests

Info

Publication number: JP4695737B2
Application number: JP21723599A
Authority: JP
Inventors: 隆史杉山
Original assignee: Fumakilla Ltd
Current assignee: Fumakilla Ltd
Priority date: 1999-07-30
Filing date: 1999-07-30
Publication date: 2011-06-08
Anticipated expiration: 2019-07-30
Also published as: JP2001037396A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴキブリやアリ等の匍匐害虫用の毒餌剤を入れて上記匍匐害虫を誘引すると共にこれを食べさせて駆除するための匍匐害虫用の毒餌剤容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種の匍匐害虫用の毒餌剤容器は図１に分解して示すようになっていて、平面形状が略正方形になっている本体ａと蓋体ｂとが、本体ａ側に立設した支柱ｃを介して上下に離間して組み立てられており、本体ａの中央部に設けた給餌部ｄに設けた針ｅに毒餌剤を取り付けるようにしている。
【０００３】
そしてこの従来の毒餌剤容器は本体ａ及び蓋体ｂが床面と平行になるように、すなわち、横置き状にして台所等の床の隅に設置するようになっている。ゴキブリやアリ等の匍匐害虫は本体ａの外周縁から支柱ｃの間を通って給餌部に出入りする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の毒餌剤容器にあっては、容器の外周縁全体が開口していることにより、害虫の進入経路を広くとることができる利点がある反面、壁と戸棚の間等の極めて狭い場所での設置できないという欠点があった。
【０００５】
すなわち、上記毒餌剤容器は横置きしかできなかったため、これがいかに小形であっても、これの平面形状はある程度の大きさになって、所定以上の大きさの設置スペースが必要となり、上記した壁と戸棚等の間の、極めて狭い、例えば１〜２ｃｍ位の隙間内に設置することができなかった。
【０００６】
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、横置きと縦置きができ、横置きによる害虫の進入路を広くできるという利点を生かしたまま、縦置きにより、極めて狭い隙間にも設置できるようにした毒餌剤容器を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る匍匐害虫毒餌剤容器は、外周の一部を直線状に形成した前後の側壁を、上記直線状部を底壁にて、他の部分を周壁にて連結すると共に、この両側壁の内側で、かつこれの直線状部に近い位置に毒餌剤保持部を設け、さらに上記周壁に、一方の側壁を下側にした横置き状態で匍匐害虫が出入する出入口を複数設けると共に、側壁の直線状部両側の端部付近に設けられた上記出入口に、側壁の直線状部を下側にした縦置き状態での匍匐害虫の匍匐進入路となる案内壁を上記側壁の直線状部の端部付近から傾斜路として匍匐害虫を前記毒餌剤保持部に案内するように設け、両側壁の直線状部を床面に接触した縦置きと、前後の側壁の一方を床面に接触した横置きの双方の姿勢にて用いることができるようにした構成になっている。
【０００８】
そして上記構成の匍匐害虫毒餌剤容器における前後の側壁の少なくとも一方の側壁の毒餌剤保持部に揮散孔を設けた構成になっている。
【０００９】
【作用】
上記構成の匍匐害虫用の毒餌剤容器は、両側壁の直線状部を床面に接触した縦置きと、前後の側壁の一方を床面に接触した横置きの双方の姿勢にて用いることができる。そして縦置きした状態では、案内壁を通って匍匐害虫が出入りする。また横置きした状態では、上記案内壁及び連結部材の間を通って匍匐害虫が出入りする。毒餌剤容器内に進入した匍匐害虫は毒餌剤保持部に保持された毒餌剤を喫食する。
【００１０】
また、上記毒餌剤容器の毒餌剤保持部にて保持された毒餌剤の揮散成分が側壁に設けた揮散孔より揮散される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図２以下に基づいて説明する。
毒餌剤容器１は一部を直線状にして略半円弧状に形成され、前後に所定の間隔をとって対向する前後の側壁１ａ，１ｂと、この両側壁１ａ，１ｂを連結する囲壁とからなっている。そしてこの囲壁は直線状部を連結する底壁２と半円弧部を連結する周壁３とからなっている。
【００１２】
周壁３には複数の匍匐害虫の出入口４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄが設けてある。この各出入口４ａ〜４ｄの前後方向の大きさは周壁３の略全幅にわたっているが、周方向の大きさは、大型のゴキブリがスムーズに出入りできる大きさにとられている。そしてこの各出入口４ａ〜４ｄには、毒餌剤容器１を底壁２を下側にして縦置き状態での進入路となる案内壁５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄが設けてある。なお、この各案内壁のうち、最も底部に近い位置に設けた出入口４ａ，４ｄの案内壁５ａ，５ｄは側壁の直線状部の端部から登り坂状に構成され、他の案内壁５ｂ，５ｃは周壁２から円弧状に構成されている。そして案内壁５ａ〜５ｄは前後の各側壁１ａ，１ｂの中央下部に向けて傾斜されている。前後の側壁１ａ，１ｂの中央下部には毒餌剤を挟み保持するための保持用突起６ａ，６ｂが設けてある。
【００１３】
この毒餌剤容器１は紙やプラスチックにて構成される。そしてこれの成形は図２、図５に示すように、前後方向に２分割し、これの対向面を接着し、あるいは互いに係合させることにより一体構成となっている。そしてこの分割部材を組み合わせるときに、両側壁１ａ，１ｂの保持用突起６ａ，６ｂ間に錠剤状に成形された毒餌剤７を保持させる。
【００１４】
図６〜図８は上記前後の側壁１ａ，１ｂと、この両側壁１ａ，１ｂを連結する連結部材（周壁）の構成の他例を示すもので、両側壁１ａ，１ｂの間に、各側壁１ａ，１ｂと別部材とした周壁３を介在させた構成となっている。
【００１５】
前後の側壁１ａ，１ｂを連結する部材としては上記した周壁３に限るものではなく、両側壁１ａ，１ｂ間に介在させる部材であれば板状あるいは柱状等の連結部材を用いてもよい。また側壁１ａ，１ｂを直線状部に近い出入口に沿って設けられる案内壁５ａ，５ｄの入口側端部は側壁１ａ，１ｂの直線状部の端部に一致させる必要はなく、直線状部の端部より中央側へ、あるいは上方へ少しずれてもよい。
【００１６】
前後の側壁１ａ，１ｂの中央下部で、上記保持用突起６ａ，６ｂの周囲部に揮散孔８が設けてある。
【００１７】
上記保持用突起６ａ，６ｂの頂部の面積は毒餌剤７の側面形状の大きさより充分小さくなっていて、図９（ａ）に示すように、両保持用突起６ａ，６ｂ間に保持された毒餌剤７の外縁部の全体が容器内に露出されるようになっている。
【００１８】
なお図９の（ｂ），（ｃ），（ｄ），（ｅ）は上記保持用突起６ａ，６ｂの変形例を示すもので、（ｂ）は円柱状にしたもの、（ｃ）は針状にしたもの、（ｄ）は複数の針状にしたもの、（ｅ）は三角台形状にしたものをそれぞれ示す。これらのいずれの突起も毒餌剤７の側面の中心部の少ない接触面積で保持できるようになっている。
【００１９】
本発明に係る毒餌剤容器が対象としている匍匐害虫としては、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリなどのゴキブリ類、トビイロケアリ、ルリアリ、イエヒメアリなどのアリ類、ダンゴムシ、ワラジムシ、ナメクジなどが含まれる。
【００２０】
そしてこれらの匍匐害虫に用いる毒餌剤の有効成分としては、上記各匍匐害虫のうちで、最も駆除しにくいゴキブリ類を殺すことができる（殺虫作用）を有する化合物が用いられる。これには、例えば、レスメトリン、ペルメトリン、サイフェノトリン、サイパーメスリン、エトフェンプロックス、トラロメスリンなどのピレスロイド系化合物、フェニトロチオン、ダイアジン、クロルピリホスなどの有機リン系化合物、プロボクサ、カルバリルなどのカーバイト系化合物、ピリプロキシフェン、メトプレンなどのホルモン剤、ホウ酸、ヒドラメチルノン等を例示できるが、これらに限定されるものではない。
【００２１】
上記構成の毒餌剤容器１は図２、図６に示すように、側壁１ａ，１ｂの直線状部を下にして縦置き状に、また図１０に示すように、前後の側壁１ａ，１ｂのいずれかを下にして横置き状にして床面に用いる。そして縦置き状の場合は、上記直線状部に近い下側の出入口４ａ，４ｄから案内壁５ａ，５ｄを匍匐して害虫が出入りする。また横置き状の場合には、各出入口４ａ〜４ｄから下側の側壁を匍匐して害虫が出入りする。そしてこの各害虫は保持用突起６ａ，６ｂに保持された毒餌剤７を喫食する。
【００２２】
図１１、図１２は他の実施の形態を示すもので、直線状部に近い方の出入口４ａ，４ｅの入口部の両側がゴキブリが進入しやすいように切欠いてある。また揮散孔８が複数の円形孔を水平方向にならべた形態になっている。この揮散孔８は図１３に示すように、円形孔を円弧状に配置してもよい。さらにこの各揮散孔８は前後の両側壁１ａ，１ｂに設け、あるいは一方の側壁にのみ設けてもよい。
【００２３】
上記したように、匍匐害虫の出入口４ａ〜４ｅは側壁１ａ，１ｂの直線状部以外の周縁部に、案内壁と周壁（連結部材）との間に構成される。そしてこの各出入口は幼児の指が容易に入らないような大きさになっていて、内側に保持した毒餌剤を誤食することがないようにしている。前後の側壁１ａ，１ｂの間隔はこの間をゴキブリ等の匍匐害虫が通り抜けることができる間隔、例えば１〜１．５ｃｍが適当である。
【００２４】
次に各条件下における試験例を示す。

【００２５】
【表１】

【００２６】
表１に示す結果から明らかなように、本発明容器を用いた場合には、横置き（表）、縦置き、横置き（裏）のいずれかの方向に設置した場合にも、変化なく優れた喫食性を示した。
【００２７】

【００２８】
【表２】

【００２９】
表２に示す結果から明らかなように、錠剤の外縁部が全て露出する構造の本発明容器は、錠剤の外縁部が一部（上側）のみ露出（対照容器１）あるいは全く露出（対照容器２）しない場合に比べて、優れた喫食性を示した。
【００３０】

【００３１】
【表３】

【００３２】
表３に示す結果から明らかなように、誘引成分の揮散孔を設けた本発明容器は、揮散孔を設けない場合に比べて優れた誘引性を示した。
【００３３】
上記実施の形態において、底部を除く周縁部の形状は半円弧状に限るものではなく、適宜の形状にしてもよい。
【００３４】
なお、上記各実施の態様での毒餌剤容器では出入口４ａ〜４ｅを側壁１ａ，１ｂの直線状部以外の周縁部にのみ設けた例を示したが、横置き状で用いる場合には、毒餌剤容器の直線状部にも出入口を設けてもよく、これにより横置き使用時の捕獲効果を向上することが可能である。
【００３５】
【発明の効果】
本発明によれば、匍匐害虫用の毒餌剤容器を前後の側壁の一方を床に接触させた横置きと、両側壁の直線状部を下側にして直立した縦置きの両方の姿勢で用いることができる。
【００３６】
従って、広い個所では、周壁に設けた各出入口が床面に沿って匍匐害虫の進入路を広くなる横置き状で用いることができ、壁と戸棚の間等、狭い空間では縦置きにして、この間に設置できる。
【００３７】
そして縦置きした状態では、底部に近い出入口より匍匐害虫が出入りするが、この出入りより毒餌剤保持部へ向けて案内壁を匍匐して匍匐害虫がスムーズに出入りする。
【００３８】
毒餌剤は、これの外周縁の略全体が露出した状態で保持することができ、これにより、匍匐害虫による毒餌剤の食い付きを良くすることができる。また、上記毒餌剤の揮散成分が揮散孔より外部へ揮散するので、毒餌剤の誘引成分を効果的、かつ広範囲に拡散することができる。
【００３９】
さらに本発明によれば、毒餌剤は前後の側壁間に保持したことにより、横置きした場合に、両側壁のいずれを下側にしても毒餌剤の作用効果は全く同じであり、横置きによる使用時には、これの表裏を考慮することなく無作為に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来例を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態で、かつ縦置き状態を示す斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態の正面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図６】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図７】図６のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図８】図７のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図９】（ａ），（ｂ），（ｃ），（ｄ），（ｅ）は毒餌剤の保持部の保持構造を示す説明図である。
【図１０】本発明の実施の形態で、かつ横置き状態を示す斜視図である。
【図１１】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図１２】図１１のＥ−Ｅ線に沿う断面図である。
【図１３】揮散孔の他例を示す正面図である。
【図１４】（ａ），（ｂ）は対照容器の餌保持形態を示す説明図である。
【符号の説明】
１…毒餌剤容器、１ａ，１ｂ…側壁、２…底壁、３…周壁、４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅ…出入口、５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ…案内壁、６ａ，６ｂ…保持用突起、７…毒餌剤、８…揮散孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a poison bait container for a pest for attracting the above-mentioned insect pest by feeding a poison bait for a insect pest such as a cockroach or an ant and feeding it.
[0002]
[Prior art]
A conventional poison bait container for this kind of insect pest is shown in an exploded view in FIG. 1, and a main body a and a lid body b having a substantially square planar shape are erected on the main body a side. The poison bait is attached to the needle e provided in the feeding part d provided in the central part of the main body a.
[0003]
The conventional poison bait container is installed in the corner of the floor of a kitchen or the like so that the main body a and the lid b are parallel to the floor surface, that is, horizontally. The insect pests such as cockroaches and ants enter and exit the feeding section from the outer periphery of the main body a through the column c.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned conventional poison bait container has an advantage that a pest entry path can be widened by opening the entire outer peripheral edge of the container, but in an extremely narrow place such as between a wall and a cupboard. There was a drawback that could not be installed.
[0005]
That is, since the poison bait container can only be placed horizontally, no matter how small it is, the planar shape of the container becomes a certain size, and a space larger than a predetermined size is required. It could not be installed in a very narrow gap, for example, about 1 to 2 cm, between the door and the cupboard.
[0006]
In consideration of the above, the present invention is considered to be installed horizontally and vertically, and can be installed in extremely narrow gaps by vertically placing it while taking advantage of the wide access path of pests by horizontally placed. An object of the present invention is to provide a poisonous bait container.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the insect pest bait container according to the present invention has a front and rear side wall in which a part of the outer periphery is formed in a straight line, the straight part in the bottom wall, and the other part in the peripheral wall. In addition, a poison bait holder is provided on the inner side of the both side walls and close to the linear part of the side walls. Further, the insect pests enter and leave the peripheral wall with one side wall facing down. A guide wall serving as a pest entry path for insect pests in a vertically placed state with the straight portion of the side wall positioned below the entrance and exit provided near both ends of the straight portion of the side wall. Is provided so as to guide the insect pest to the poison bait holder as an inclined path from the vicinity of the end of the straight portion of the side wall, and the straight portions of both side walls are in contact with the floor surface, One side can be used in both horizontal postures in contact with the floor Has a configuration was.
[0008]
And it is the structure which provided the volatilization hole in the poison bait holding | maintenance part of at least one side wall of the front and back side walls in the insect pest bait container of the said structure.
[0009]
[Operation]
The poison bait container for insect pests having the above configuration should be used in both the vertical position where the linear portions of both side walls are in contact with the floor surface and the horizontal position where one of the front and rear side walls is in contact with the floor surface. it can. In the vertical state, the moth pests enter and exit through the guide wall. Moreover, in the state of being placed horizontally, the insect pest enters and exits between the guide wall and the connecting member. The insect pest that has entered the poison bait container eats the poison bait held in the poison bait holder.
[0010]
Moreover, the volatilization component of the poison bait held in the poison bait holding part of the poison bait container is volatilized from the volatilization hole provided in the side wall.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The poison bait container 1 is formed in a substantially semicircular arc shape with a part in a straight line, and includes front and rear side walls 1a and 1b opposed to each other with a predetermined interval in front and rear, and a surrounding wall connecting both side walls 1a and 1b. It has become. And this surrounding wall consists of the bottom wall 2 which connects a linear part, and the surrounding wall 3 which connects a semicircular arc part.
[0012]
The peripheral wall 3 is provided with a plurality of

insect pest entrances

4a, 4b, 4c and 4d. The size of each of the entrances 4a to 4d in the front-rear direction extends over substantially the entire width of the peripheral wall 3, but the size in the circumferential direction is such that a large cockroach can enter and exit smoothly. Each of the entrances 4a to 4d is provided with

guide walls

5a, 5b, 5c, and 5d that serve as entrance paths in a state in which the poison bait container 1 is placed vertically with the bottom wall 2 facing down. Of these guide walls, the guide walls 5a and 5d of the entrances 4a and 4d provided at positions closest to the bottom are formed in an upward slope from the end of the straight portion of the side wall, and the

other guide walls

5b and 5c is comprised from the surrounding wall 2 at circular arc shape. The guide walls 5a to 5d are inclined toward the lower center of the front and rear side walls 1a and 1b.

Holding projections

6a and 6b for holding and holding the poison bait are provided at the lower center of the front and rear side walls 1a and 1b.
[0013]
The poison bait container 1 is made of paper or plastic. As shown in FIGS. 2 and 5, the molding is divided into two in the front-rear direction, and the opposing surfaces thereof are bonded together or engaged with each other to form an integral structure. And when this division | segmentation member is combined, the poisonous bait 7 shape | molded by the tablet shape is hold | maintained between the

protrusion

6a, 6b for holding | maintenance of both side walls 1a, 1b.
[0014]
FIGS. 6 to 8 show other examples of the configuration of the front and rear side walls 1a and 1b and a connecting member (peripheral wall) for connecting the both side walls 1a and 1b, and each side wall between the side walls 1a and 1b. It has a configuration in which a peripheral wall 3 as a separate member from 1a and 1b is interposed.
[0015]
The member for connecting the front and rear side walls 1a, 1b is not limited to the peripheral wall 3 described above, and a plate-like or columnar connecting member may be used as long as it is a member interposed between the side walls 1a, 1b. Moreover, the side walls 1a and 1b do not have to be aligned with the end portions of the linear portions of the side walls 1a and 1b, because the end portions of the guide walls 5a and 5d provided along the entrance and exit close to the linear portion do not need to be aligned. You may shift | deviate slightly from the edge part to the center side or upward.
[0016]
Volatilization holes 8 are provided around the

holding projections

6a and 6b at the lower center of the front and rear side walls 1a and 1b.
[0017]
The area of the top of the holding

projections

6a and 6b is sufficiently smaller than the size of the side surface shape of the poison bait 7, and as shown in FIG. 9 (a), the bait held between the holding

projections

6a and 6b. The entire outer edge of the agent 7 is exposed in the container.
[0018]
9 (b), 9 (c), 9 (d), and 9 (e) show modified examples of the holding

projections

6a and 6b, FIG. 9 (b) shows a cylindrical shape, and FIG. 9 (c) shows a needle. (D) shows a plurality of needles, and (e) shows a triangular trapezoid. Any of these protrusions can be held with a small contact area at the center of the side surface of the poison bait 7.
[0019]
Examples of the insect pests targeted by the poisonous bait container according to the present invention include cockroaches such as black cockroaches, German cockroaches, and American cockroaches, ants such as flying white keari, luriari, yhimehimeri, dandruff beetles, barley beetles, slugs, and the like.
[0020]
And as an active ingredient of the poison bait used for these moth pests, the compound which can kill the cockroach which is hard to get rid of among the above moth pests (insecticidal action) is used. This includes, for example, pyrethroid compounds such as resmethrin, permethrin, cyphenothrin, cypermethrin, etofenprox, tralomethrin, organophosphorus compounds such as fenitrothion, diazine, chlorpyrifos, and carbite compounds such as proboxa and carbaryl, pyriproxy. Examples include hormonal agents such as phen and metoprene, boric acid, hydramethylnon, and the like, but are not limited thereto.
[0021]
As shown in FIGS. 2 and 6, the poison bait container 1 having the above-described configuration is placed vertically with the straight portions of the side walls 1a and 1b down, and as shown in FIG. 10, the front and rear side walls 1a and 1b Either side down and use it on the floor. In the case of vertical installation, pests enter and exit the guide walls 5a and 5d through the lower entrances 4a and 4d close to the linear portion. In the case of the horizontal orientation, the pests enter and exit from the doorways 4a to 4d through the lower side wall. Each pest eats the poison bait 7 held by the holding

projections

6a and 6b.
[0022]
11 and 12 show another embodiment, and both sides of the entrance portions of the entrances 4a and 4e closer to the linear portion are notched so that cockroaches can easily enter. Moreover, the volatilization hole 8 has a form in which a plurality of circular holes are arranged in the horizontal direction. As shown in FIG. 13, the volatilization holes 8 may be circular holes arranged in an arc shape. Further, each of the volatilization holes 8 may be provided on the front and rear side walls 1a and 1b, or may be provided only on one side wall.
[0023]
As described above, the entrance / exit 4a to 4e of the insect pest is formed between the guide wall and the peripheral wall (connecting member) at the peripheral edge other than the linear part of the side walls 1a and 1b. Each doorway is sized so that an infant's finger cannot easily enter, so that the poison bait held inside is not accidentally eaten. The interval between the front and rear side walls 1a and 1b is suitably an interval at which a pest such as a cockroach can pass through, for example, 1 to 1.5 cm.
[0024]
Next, test examples under each condition are shown.

[0025]
[Table 1]

[0026]
As is clear from the results shown in Table 1, when the container of the present invention is used, it is excellent without change even when installed in any of the horizontal (front), vertical, and horizontal (back) directions. Eating habit was shown.
[0027]

[0028]
[Table 2]

[0029]
As is apparent from the results shown in Table 2, the container of the present invention having a structure in which the outer edge of the tablet is completely exposed is partially exposed (control container 1) or completely exposed (control container 2). ) Excellent eating habits as compared to the case without.
[0030]

[0031]
[Table 3]

[0032]
As is apparent from the results shown in Table 3, the container of the present invention provided with the volatilization holes for the attracting component showed superior attractiveness as compared with the case where no volatilization holes were provided.
[0033]
In the above embodiment, the shape of the peripheral portion except for the bottom is not limited to semicircular, it may be appropriate shape.
[0034]
In addition, in the poison bait container in each of the above embodiments, the entrances 4a to 4e are provided only at the peripheral edge portions other than the linear portions of the side walls 1a and 1b. An entrance / exit may be provided also in the linear portion of the agent container, thereby improving the capturing effect when the container is placed horizontally.
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention, a poison bait container for moth pests is used in both a horizontal position in which one of the front and rear side walls is in contact with the floor and a vertical position in which the straight portions on both side walls are on the lower side. be able to.
[0036]
Therefore, in a wide place, each doorway provided in the peripheral wall can be used in a horizontally placed shape that widens the approach path of pests along the floor surface, and in a narrow space such as between a wall and a cupboard, It can be installed during this time.
[0037]
In the state of being placed vertically, the moth pest enters and exits from the entrance near the bottom, and the moth pest smoothly enters and exits from the entrance and exit through the guide wall toward the poison bait holder.
[0038]
The poison bait can be held in a state in which substantially the entire outer periphery of the poison bait is exposed, whereby the bite of the poison bait can be improved. Moreover, since the volatilization component of the poison bait is volatilized to the outside through the volatilization hole, the attracting component of the poison bait can be effectively diffused over a wide range.
[0039]
Furthermore, according to the present invention, the poison bait is held between the front and rear side walls, so that when it is placed horizontally, the action and effect of the poison bait are exactly the same regardless of which side wall is on the bottom. At the time of use, it can be used at random without considering the front and back.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a conventional example.
FIG. 2 is a perspective view showing a vertically installed state according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view of the embodiment of the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 6 is a perspective view showing another embodiment of the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
9 (a), (b), (c), (d), and (e) are explanatory views showing a holding structure of a poison bait holder. FIG.
FIG. 10 is a perspective view showing an embodiment of the present invention and a horizontal state.
FIG. 11 is a perspective view showing another embodiment of the present invention.
12 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG.
FIG. 13 is a front view showing another example of the volatilization hole.
14 (a) and 14 (b) are explanatory views showing a bait holding form of a control container.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Poison bait container, 1a, 1b ... Side wall, 2 ... Bottom wall, 3 ... Perimeter wall, 4a, 4b, 4c, 4d, 4e ... Entrance / exit, 5a, 5b, 5c, 5d ... Guide wall, 6a, 6b ... For holding Projection, 7 ... Poisonous bait, 8 ... Volatilization hole

Claims

The front and rear side walls formed with a part of the outer periphery in a straight line are connected to the straight part by the bottom wall and the other part by the peripheral wall. A poison bait holding part is provided at a close position, and a plurality of entrances and exits for insect pests are provided on the peripheral wall with one side wall facing down, and provided near the ends on both sides of the linear part of the side wall. In the above-mentioned entrance / exit, the guide wall serving as a moth entry path for moth pests in a vertically placed state with the straight portion of the side wall on the lower side is used as an inclined path from the vicinity of the end of the straight portion of the side wall. It is provided so as to guide the poison bait holder, and can be used in both the vertical position in which the linear portions of both side walls are in contact with the floor and the horizontal position in which one of the front and rear side walls is in contact with the floor. A poison bait container for moth pests, characterized in that

2. The poison bait container for insect pests according to claim 1, wherein a volatilization hole is provided in the poison bait holder on at least one of the front and rear side walls.