JP4693620B2 - Cadデータ管理装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに応じたCADデータを生成するCADデータ管理装置に関する。
本発明のCADデータ管理システムの背景技術として、特開2003−186922号公報に開示される3次元形状データ閲覧制御装置がある。
この3次元形状データ閲覧制御装置は、3次元CADシステムにより生成される3次元CADデータからの変換により作成した3次元形状データを、ネットワークに接続されたクライアント端末に提示して閲覧可能とする3次元形状データ閲覧制御装置であって、3次元CADデータの変換により作成された3次元形状データを記憶可能な第1及び第2の記憶手段と、ユーザ毎に第1の認証記号を割り当てることにより、前記第1の記憶手段に記憶されている3次元形状データを提示するためのアクセス権限を付与する第1のアクセス権限付与手段と、前記クライアント端末にて入力された認証記号を検証することにより、前記第1のアクセス権限付与手段で割り当てられた第1の認証記号であるか否かを判別する第1の検証手段と、前記第1の検証手段が第1の認証記号であると判別した場合に、前記第1の記憶手段に記憶されている3次元形状データを、前記クライアント端末から送られた要求に応答して提示する第1の提示制御手段と、前記第1の記憶手段に記憶されている3次元形状データに含まれる一部のデータを、前記第2の記憶手段に転送して記憶させる転送手段と、ユーザ毎に第2の認証記号を割り当てることにより、前記第2の記憶手段に記憶されている3次元形状データを提示するためのアクセス権限を付与する第2のアクセス権限付与手段と、前記クライアント端末にて入力された認証記号を検証することにより、前記第2のアクセス権限付与手段で割り当てられた第2の認証記号であるか否かを判別する第2の検証手段と、前記第2の検証手段が第2の認証記号であると判別した場合に、前記第2の記憶手段に記憶されているデータを、前記クライアント端末から送られた要求に応じて提示する第2の提示制御手段とを備える構成である。
この背景技術によれば、第2のアクセス権限付与手段は、ユーザ毎に第2の認証記号を割り当てることにより、第2の記憶手段に記憶されている3次元形状データを提示するためのアクセス権限を、第1のアクセス権限付与手段とは独立して付与する。これにより、アクセス権限を適切に管理して、提供される情報のセキュリティを高めることができる。
特開2003−186922号公報
前記背景技術の3次元形状データ閲覧制御装置は、ネットワークのデータ転送速度や記憶装置における記憶容量、各ユーザが使用するコンピュータの処理性能等に基づく制約のため、大きなデータ量を有する設計情報の共有化が困難であるという課題を前提に、3次元CADシステムにより生成された設計情報を縮小するなどして、データ量を削減した情報の共有化を図り、この共有化する情報に対するアクセス権限を適切に管理することができるようにすることを目的としたものである。なお、3次元形状データを識別するための識別番号及び3次元形状データの作成者を示すデータが削除するデータとして開示されるのみに留まっている。
しかしながら、背景技術の3次元形状データ閲覧制御装置はデータ量を削除した情報を共有化する場合において、この共有化する情報へのアクセスの可否を判断し、アクセス可能であれば共有化する情報を提供するだけであり、各ユーザに適切なCADデータを提供することができないという課題を有する。特に、例えば設計工程を想定した場合に、ユーザである設計者が設計すべき事項は各設計者又はグループ等の組織の単位で相違し、その設計すべき成果物により用いることが必要となるCADデータの完成度が異なる。例えば、設計者AはCADデータの初期の作成段階である大まかなモデルだけで自己の設計すべき成果物を作成でき、設計者BはCADデータの中期の作成段階であるより詳細なモデルが必要であり、設計者CはCADデータの完成段階である完成モデルが必要であるといった状況が存在する。こういった状況下で、背景技術を用いて属性データの一部が削除されたCADデータが設計者Aに送信され、データがまったく削除されていないCADデータが設計者B、設計者Cに送信されたとしても、形状に関してはどちらのCADデータも同じであり、不必要に完成度の高いCADデータがどの設計者にも送信され、情報漏洩を考慮する情報の秘匿性の観点から望ましくない。つまり、ユーザが必要とする可能な限り必要最低限のCADデータをそれぞれのユーザに応じて提供することが必要となる。このような場合に背景技術のように、CADデータの属性データのうち特定の属性データを削除しただけでは、ユーザに最適なCADデータを提供することができない。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、それぞれのユーザにできる限り合致したCADデータを提供するCADデータ管理装置を提供することを目的とする。
発明に係るCADデータ管理装置は、CADデータへの取得要求に対する取得管理を行うCADデータ管理装置であって、CADデータを構成する複数の構成要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部と、CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、現在取得対象となっているCADデータをCADデータ格納部から読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部とを含み、前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、前記CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランク、当該秘匿ランクに対応させて前記CADデータの構成要素の時系列中の時点を示すチェックポイントを含むと共に、前記CADデータ格納部に格納されているCADデータ毎に規定され、前記取得制御規則中のチェックポイントが、CAD装置上でモデルを作成する際に使用する命令の使用率と前記チェックポイントとを対応付けた定義テーブルにより定義され、前記命令の使用率が低いチェックポイントほど前記秘匿ランクを低く対応付けられており、前記取得要求判断部が、前記CAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき前記取得制御規則から秘匿ランク及び/又はチェックポイントを特定し、前記CADデータ再生成部が、少なくとも前記取得要求判断部が特定した前記秘匿ランク及び/又はチェックポイントに応じて前記定義テーブルにより定まる時点以前の前記CADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するものである。
発明に係るCADデータ管理装置は必要に応じて、CAD取得要求に秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が含まれ、CAD取得要求に係るユーザに対応する取得制御規則中の秘匿ランク及び/又はチェックポイントよりもCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が下位である場合に、前記CADデータ再生成部がCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するものである。
発明に係るCADデータ管理プログラムは、CADデータへの取得要求に対する取得管理をコンピュータに行わせるためのCADデータ管理プログラムであって、CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、CADデータを構成する複数の構成要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部から現在取得対象となっているCADデータを読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部としてコンピュータを機能させ、前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、前記CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランク、当該秘匿ランクに対応させて前記CADデータの構成要素の時系列中の時点を示すチェックポイントを含むと共に、前記CADデータ格納部に格納されているCADデータ毎に規定され、前記取得制御規則中のチェックポイントが、CAD装置上でモデルを作成する際に使用する命令の使用率と前記チェックポイントとを対応付けた定義テーブルにより定義され、前記命令の使用率が低いチェックポイントほど前記秘匿ランクを低く対応付けられており、前記取得要求判断部が、前記CAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき前記取得制御規則から秘匿ランク及び/又はチェックポイントを特定し、前記CADデータ再生成部が、少なくとも前記取得要求判断部が特定した前記秘匿ランク及び/又はチェックポイントに応じて前記定義テーブルにより定まる時点以前の前記CADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するものである。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。

ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、下記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。
実施形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム及び方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
[1.発明の概要説明]
図1は本実施形態に係るCADデータ管理システムの概要説明図である。管理者がデザインのCADデータを本管理システムのサーバ40にチェックインすると、各ユーザからのコンピュータを介した要求に対して各ユーザに適合した形でCADデータが生成されて送信される構成である。
本実施形態のCADデータ管理システムが対象とするCADデータは、履歴情報を有するCADデータである。すなわち、CADデータが形状データに付随して履歴情報を有する。ここで、履歴とは現在までに経て来たSTEP、コマンドなどの次第を意味する。コマンドとはCAD装置上でモデルを作成する際に使用者が指示する命令である。例えば、「押出し」、「回転」、「スイープ」、「ロフト」等がある。したがって、履歴とは例えばコマンドの並びであったり、順位を示す情報とコマンドからなるもの(「1 回転」「2 スイープ」・・・「n 回転」)である。
[2.システム構成]
図2は本実施形態に係るCADデータ管理システムのシステム構成図の一例である。パーソナルコンピュータ11、12、21、22はCADデータを要求するユーザが使用するコンピュータである。コンピュータ30は管理者が使用するコンピュータである。大型コンピュータ40は管理サーバが構築されているコンピュータである。大型コンピュータ50は本システムで使用するDBMS(データベース管理システム)が構築されているコンピュータである。コンピュータ11、12、30、大型コンピュータ40、50はシステムが構築されている会社の構内通信網に接続しており、相互に通信が可能となっている。コンピュータ21、22は別の会社の構内通信網に接続しており、コンピュータ11、12、30、大型コンピュータ40、50と相互に通信する場合には別ネットワークへの中継機器となるルータ60、70等を介してインターネット80を経由して行われる。以下、管理サーバが構築されている大型コンピュータ40を管理サーバ40とし、同様に、DBMSが構築されている大型コンピュータ50をDBMS50とする。
[3.ハードウェア構成図]
図3は本実施形態に係るCADデータ管理システムの構成要素のハードウェア構成図である。管理サーバ40はコンピュータ上に構築され、ハードウェアの構成としてはCPU(Central Processing Unit)41、DRAM(Dynamic Random Access Memory)42等のメインメモリ、外部記憶装置であるHD(hard disk)43、表示装置であるディスプレイ44、入力装置であるキーボード45及びマウス46、ネットワークに接続するための拡張カードであるLANカード47、CD−ROMドライブ48等からなる。
例えば、CD−ROMに格納されている管理サーバプログラムがHD43上に複製(インストール)され、必要に応じて管理サーバプログラムがメインメモリ42に読み出され、CPU41がかかるプログラムを実行することで管理サーバ(装置)を構成する。
また、パーソナルコンピュータ11、12、21、22、DBMS50もサーバ20が構築されているコンピュータのハードウェアの構成と略同様である。厳密にはサーバ20、DBMS50が構築されている大型コンピュータの方がパーソナルコンピュータ11、12、21、22と比べ、ハイパフォーマンスで且つ高信頼性のハードウェアを用いている。
[4.ユーザ情報テーブル]
図4は本実施形態に係るユーザ情報テーブルの説明図である。
図4(a)はユーザ情報テーブルである。この図4(a)に示すように、ユーザ情報テーブルは、ユーザ名、秘匿ランク、CKPT(ChecK PoinT)の属性を有する。ユーザ名はユーザ識別情報であり、ユーザを識別可能であればIDであってもよい。
秘匿ランクは秘匿にすべき順位付けである。例えば、「A(例えば、リーダ)」は全ての形状を閲覧可能とし、「B(例えば、設計)」はある段階のCADデータを閲覧可能とし、「C(例えば、協力会社、サプライヤ)」は秘匿ランク「B」の段階より前段階のCADデータを閲覧可能とし、「D(協力会社B、サプライヤ)」は秘匿ランク「C」の段階より前段階のCADデータを閲覧可能とする秘匿ランクである。
CKPTはチェックポイントであり、履歴中の特定の順番を示す。CKPTは履歴中の任意の位置に設けることができ、最終段階のCADデータに対して付与することもできる。
図4(b)ではステップ(又はコマンド)の並びから履歴を示すと共に、その履歴の中からステップを特定する3つのCKPTを例示している。履歴はツリー構造で示すことができ、この場合のツリー構造も複数のタイプを採ることができる。図4(b)の左側の履歴ツリーでは上方が最終段階であり、下方が初期段階である。一方、図4(b)の右側の履歴ツリーでは上方が初期段階であり、下方が最終段階である。
図4(c)では図4(b)で例示した各CKPTでのCADデータによるモデルを示している。初期段階のCKPT1は簡素なモデル形状であり、中間段階のCKPT2は厚みを有するモデル形状であり、終了段階のCKPT3は奥行き方向の中央部分に凹みを有するモデル形状となっている。
[5.CKPT自動定義]
図5は本実施形態に係るCKPT自動定義の説明図である。
CKPTは共有目的のCADデータを管理する管理者又はCADデータを作成するデザイナが特定の順番のSTEP(又はコマンド)に手動で付与するCKPT手動定義方法と、管理コンピュータ30が取り込まれたCADデータに対して自動的に付与するCKPT自動定義方法とがある。CKPT手動定義方法は、所謂当業者であれば明らかなようにGUIを通して、例えばCKPT手動定義用のフォームを介してCKPTを設定する。
CKPT自動定義方法は図5に示すように、方法1はSTEPに関して設定すべきCKPT数に基づき総STEP数から自動的にCKPTを設定する方法である。方法1はより具体的には最終段階の履歴を考慮して、「設定すべきCKPT数+1」で総STEP数を除算し、商に各CKPTの順番を乗算することで求めることができる。すなわち、図5に示す例におけるA部品の場合、設定すべきCKPT数は3であり、総STEP数は200であるため、その乗算結果である単位CKPT当たりのSTEP数は50となる。なお、単位CKPT当たりのSTEP数は、設定すべきCKPT数と総STEP数とを用いて上述の算出方法により得た結果について丸め込み処理を行っても良い。上述の方法により取得されたCKPTとSTEP数との対応関係に関する内容は、STEP数定義テーブルに反映される。たとえば、STEP数定義テーブルはCKPTとSTEPからなる。STEPの値を管理者が変更する構成にすることもできる。
方法2はコマンドに関してCKPTとコマンド使用率を予め設定しておき、該当コマンド使用率と全てのコマンドからCKPTを設定する方法である。ここで対象とするコマンドは全てのコマンドを対象としてもよいが、一部のコマンドを対象とすることにもでき、例えば、処理系フィーチャコマンドを対象とすることができる。ここで、処理系コマンドは、形状の詳細化に直接的に寄与する処理系フィーチャを生成するものであるため、処理系コマンドの実行数の増加に比例して形状の詳細化の度合いも増加する関係にある。さらに、コマンド使用率定義テーブルを定義することもできる。コマンド使用率定義テーブルはCKPT、コマンド使用率[%]からなる。STEP数定義テーブルと同様に、コマンド数定義テーブルを定義することもできる。逆に、STEP数使用率定義テーブルを定義することもできる。
[6.動作]
図6は本実施形態に係るCADデータ管理システムの動作フローチャートである。図7は本実施形態に係るCADデータ管理システムのユーザ毎の処理のフローチャートである。
予め、管理者は管理コンピュータ30を用いてCADデータをチェックインし、ユーザ情報テーブル及びCKPTを設定する必要がある。このCADデータは一つではなく複数のCADデータを登録することができ、それぞれのCADデータに対してユーザ情報テーブル及びCKPTの設定を要する。
まず、ユーザはパーソナルコンピュータ11、12、21、22を用いて管理サーバ40にアクセスする。管理サーバ40はログイン画面の情報をアクセスしてきたパーソナルコンピュータに送信し、ログインを要請する。
ユーザはディスプレイに表示されているログイン画面に対してキーボードを用いてID及びパスワードを入力する。
管理サーバ40はID、パスワードを認証し、認証に成功した場合には認証に成功したユーザが参加しているプロジェクト名を選択可能に表示する画面の情報をユーザに係るパーソナルコンピュータに送信する。
ユーザが選択可能に表示されているプロジェクト名の中から自己がCADデータを取得したいプロジェクト名を選択する。
管理サーバ40はかかる選択したプロジェクトIDを受信し、プロジェクトID及びユーザIDに対応するCADデータ、ユーザ情報テーブルの秘匿ランク、CKPTをデータベース50から読み出す(ステップ101)。
管理サーバ40はCKPTがあるか否かを判断する(ステップ111)。CKPTがなければそのままのCADデータをユーザに送信する(ステップ121)。
管理サーバ40はCKPTに基づき定義テーブルからCKPTに対応するSTEP数を読み出す(ステップ112)。
管理サーバ40は読み出したSTEP数までのCADデータを生成する(ステップ113)。そして、ステップ121に進む。
図7に示すように、管理者によりチェックインがなされた後に、ユーザのアクセスがあって認証を経てそれぞれのユーザに合致した処理がなされる。図7中のユーザは図4(a)のユーザと合致した例を示している。
「ユーザい」の場合にはユーザ情報テーブルから情報を読み取ることで秘匿性が「A」であることが明らかとなりCADデータを新たに生成することなく形状決定を行い、そのままのCADデータをチェックアウトする。
「ユーザろ」の場合にはユーザ情報テーブルから情報を読み取ることで秘匿性が「B」であることが明らかとなり定義テーブルからCKPTのSTEP数を特定し、かかるSTEP数に基づきCADデータを生成して形状決定を行い、チェックアウトする。「ユーザは」「ユーザに」についても同様である。ここで、「ユーザに」のCKPTは自動的にCKPTが設定されたのではなく、管理者またはCADデータを作成した者により設定されている点が相違する。
図6が条件分岐で順次処理する動作のフローチャートであるのに対し、図7はユーザアクセス時点でユーザ毎の処理を判別している。言い換えるならば、前者がif分で実装しているのに対し、後者がswitch文(複数条件分岐)で実装していると言うこともできる。
[7.本実施形態の効果]
本実施形態に係るCADデータ管理システムによれば、管理者が管理コンピュータ30を介して管理DBMS50にCADデータを格納し、ユーザ情報テーブルを設定することで、ユーザの要求に応じて管理サーバ40がユーザ情報テーブルからアクセスしてきたユーザに基づきCKPTを特定し、定義テーブルからCKPTに基づきSTEP数を特定し、この特定されたSTEP数のCADデータを生成し、要求のあったユーザに送信するので、各ユーザは自己に合致した業務上に必要最小限の範囲のCADデータを取得することができる。
[手動CKPTと自動CKPTの複合動作]
秘匿ランクの数から必要なCKPT数を算出し、自動的にCKPTを設定する場合に、最初は手動で秘匿ランクに対してCKPTを設定し、算出したCKPT数から手動で設定したCKPT数を減算したCKPT数のみのCKPTを自動的に設定する構成にすることもできる。
そうすることで、管理者が必ずCKPTを設定したいSTEP数を特定することで、より適切な生成CADデータを生成することができる。
[生成CADデータの記録]
生成したCADデータは同一ユーザ毎に記憶スペースに記録し、同一の要求があった場合にCADデータの生成のための手順を経ることなく出力する構成にすることもできる。また、生成したCADデータは、CADデータ、秘匿ランク毎に記録することもでき、管理サーバ40はまず読み出したCADデータ、秘匿ランクに対応する生成CADデータが記録されているか否かを判断し、記録されていない場合には通常通りCADデータの生成のための手順を実行し、対応するCADデータが記録されている場合にはCADデータの生成のための手順を経ることなく記録しているCADデータを出力する構成にすることもできる。そうすることで、迅速にCADデータを出力できるだけでなく、生成したCADデータを記録する記憶領域を節約することもできる。
[ユーザ情報テーブルを参照した生成データの記録の決定]
生成したCADデータを記憶領域に記録するか否かを判断する場合に、ユーザ情報テーブルを参照して、同じCADデータ、秘匿ランクがいくつあるかを算出し、算出した数が閾値を超えている場合にのみ記憶領域に生成したCADデータを記録する構成にすることもできる。
同一のCADデータ、秘匿ランクが複数あるということは、以降同一のCADデータの要求が多数あることが推測され、かかる多数の要求のあるCADデータのみを生成後記録することで記憶領域を節約することができると共に、該当CADデータの検索処理の向上を図ることができ、また、多くのユーザに対して迅速なCADデータの出力を行うことができる。
[下位CKPTのCADデータ生成]
秘匿性の高い上位秘匿ランクとこの上位秘匿ランクより秘匿性の低い下位秘匿ランクがあり、下位秘匿ランクに設定される下位CKPTよりも新しい時点の上位CKPTが上位秘匿ランクに設定されている場合に、通常であれば上位秘匿ランクに設定されているユーザが管理サーバ40にアクセスした場合には上位CKPTに応じたCADデータが生成されてユーザはかかるCADデータを取得することができるが、さらに、ユーザが上位CKPT以下の下位CKPTを指定した場合にはかかる下位CKPTに応じたCADデータが管理サーバ40により生成されてユーザはかかるCADデータを取得することができる。この場合に、例えばステップ101直後にユーザに対して下位CKPTを示す処理を挿入することもでき、ユーザが示された下位CKPTを指定する構成にすることもできる。当然ながら、上位CKPTを取得した後に下位CKPTを指定する構成にすることもできる。さらには、上位CKPTに対してはそれより下位CKPTに応じたCADデータを全て生成してユーザに送信する構成にすることもできる。ここでの処理に限らないが、管理サーバ40での処理、パーソナルコンピュータ11、12、21、22での処理は、所謂当業者であればそれぞれに振り分けて実装することができ、上位CKPTに応じたCADデータを取得したユーザのパーソナルコンピュータ11、12、21、22上では各下位CKPTに応じた時点のCADデータを生成する構成にすることもできる。具体的な実現方法の一例としては、上位CKPTに応じたCADデータとは別に上位CKPT以下の下位CKPTに関する情報を含むCKPT用データを添付し、パーソナルコンピュータ11、12、21、22上ではCADデータとCKPT用データを用いて下位CKPTに応じたCADデータを生成又は参照可能にする構成がある。
[CKPTの設定]
管理者による管理コンピュータ30でのCKPTの設定方法の例を次に列挙する。
≪1≫図4(b)に示すツリーを表示し、管理者が手動でCKPTを設定する。
≪2≫自動で設定されたCKPTと図4(b)に示すツリーを表示し、管理者がCKPTを編集可能にして設定する。
≪3≫前記≪1≫及び≪2≫で、管理者が指定したCKPTで管理コンピュータ30又は管理サーバ40で指定したCKPTに応じたCADデータを生成し管理コンピュータ30上で参照可能にする。
≪4≫前記≪3≫で管理者が指定したCKPTに拘らず設定したCKPTは自動的にそのCKPTに応じたCADデータが生成される。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
[付記] 上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) CADデータへの取得要求に対する取得管理を行うCADデータ管理装置であって、
CADデータを構成する要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部と、CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、現在取得対象となっているCADデータをCADデータ格納部から読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部とを含むCADデータ管理装置。
したがって、CAD取得要求がなされた場合に取得要求判断部がCAD取得要求に応じ、取得制御規則に基づいて判断し、CADデータ再生成部が当該取得要求判断部の結果に応じた時点以前のCADデータを再生成するので、取得制御規則に規定される取得権限に対してCADデータが再生成され、CAD取得要求に適切に対応したCADデータを提供することができ、逆に、不必要なCADデータを提供することがなく、CADデータの秘匿性を維持することができる。
前記取得制御規則の一例は、実施形態ではユーザ情報テーブルとしている。
(付記2) 前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランクを含み、前記取得要求判断部がCAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき取得制御規則から秘匿ランクを特定し、前記CADデータ再生成部が当該取得要求判断部で特定した秘匿ランクに応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成する
前記付記2に記載のCADデータ管理装置。
特に、取得制御規則にユーザ識別情報と共に、又は、ユーザ識別情報に代わって、取得要求を行うユーザが属するグループを識別するためのグループ識別情報を含み、前記取得要求判断部がCAD取得要求に係るユーザ識別情報ではなくグループ識別情報に基づき取得制御規則から秘匿ランクを特定する構成にすることもできる。ユーザ毎に秘匿ランクを設定するよりも複数のユーザからなるグループ毎に秘匿ランクを設定する方が管理上容易となる。また、ユーザ識別情報をグループ識別情報より優先し、若しくは、グループ識別情報をユーザ識別情報より優先して用いて秘匿ランクを特定する構成にすることもできる。
(付記3) 前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランク、CADデータの構成要素の時系列中の時点を示すチェックポイントを含み、前記取得制御規則がCADデータ格納部に格納されているCADデータ毎に規定され、前記取得制御規則中のチェックポイントが設定対象となるCADデータの構成要素の時系列中で複数設定され、前記取得要求判断部がCAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき取得制御規則からチェックポイントを特定し、前記CADデータ再生成部が少なくとも当該取得要求判断部で特定したチェックポイントに応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成する
前記付記1に記載のCADデータ管理装置。
したがって、秘匿ランクでなく、チェックポイントに基づいてCADデータが再生成されるので、同じ秘匿ランクに対してでもさえ複数のチェックポイントを設定することができる。
特に、設定時にある秘匿ランクのユーザに対しては秘匿ランクで定まるチェックポイントの中からのみ選択可能にする構成にすることもでき、設定者が誤ってチェックポイントを設定することを防ぐことができる。
ここでも、(2)で前説したグループの概念を適用することもできる。
(付記4) 前記取得制御規則中のチェックポイントが少なくとも取得制御規則中の秘匿ランクの数に応じて自動的に設定される前記付記3に記載のCADデータ管理装置。
したがって、管理者がチェックポイントに関して何ら設定をしなくともチェックポイントを設定することができ、管理上利便性が高い。より具体的には、管理者不在の場合に、CADデータを格納した場合であっても、自動的に設定が完了する。
より詳細には、低い秘匿ランク方向に向かってCADデータの時系列中で古い時点のチェックポイントが設定される。
(付記5) 前記取得制御規則中の既に手動で設定されているチェックポイントの数を少なくとも取得制御規則中の秘匿ランクの数から減算した数のチェックポイントが自動的に設定される前記付記3に記載のCADデータ管理装置。
したがって、管理者が少なくとも設定すべきとしたチェックポイントを除いて必要なチェックポイントが自動的に設定され、管理上有意義である。
特に、管理者が単にチェックポイントを設定するのではなく、秘匿ランクに対応させて設定することで、設定がなされていない秘匿ランクに対してチェックポイントが設定され、予め管理者が設定したチェックポイントを基準に秘匿ランクに対してチェックポイントが設定され、より管理者の意図に対応した自動的なチェックポイントの設定を実現することができる。例えば、秘匿ランクA、B、C、D(アルファベット順に高い秘匿ランクとし、ここでは秘匿ランクAが一番高い)があり、チェックポイント1を秘匿ランクAに設定し、チェックポイント2を秘匿ランクCに設定した場合には、2つのチェックポイントのうち1つめのチェックポイントをチェックポイント1とチェックポイント2の間の時系列中の時点を示すチェックポイント1´として秘匿ランクBに設定し、残りのチェックポイントをチェックポイント2以前の時系列中の時点を示すチェックポイント2´として秘匿ランクDに設定する。
(付記6) CAD取得要求に秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が含まれ、CAD取得要求に係るユーザに対応する取得制御規則中の秘匿ランク及び/又はチェックポイントよりもCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が下位である場合に、前記CADデータ再生成部がCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成する
前記付記2または3に記載のCADデータ管理装置。
したがって、ユーザが自己のユーザ識別状態に対応する取得制御規則中の秘匿ランク及び/又はチェックポイントよりも下位の秘匿ランク及び/又はチェックポイントを指定した場合に、かかる指定に対応した時点以前のCADデータを再生成して提供することができ、より古い時点以前のCADデータを取得することができる。ユーザが自己の秘匿ランクよりも下位の秘匿ランクのユーザに再生成されるCADデータを参照することができても、秘匿性の観点からは不具合が生じることはない。
(付記7) CADデータへの取得要求に対する取得管理をコンピュータに行わせるためのCADデータ管理プログラムであって、CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、CADデータを構成する要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部から現在取得対象となっているCADデータを読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部として機能させるためのCADデータ管理プログラム。
前記CADデータ管理装置は、プログラムとして把握することもできる。
(付記8) 前記付記1ないし6のCADデータ管理装置と、当該CADデータ管理装置にCADデータ取得要求を行うコンピュータとを含むCADデータ管理システム。
前記CADデータ管理装置は、システムとして把握することもできる。
本発明の実施形態に係るCADデータ管理システムの概要説明図である。 本発明の実施形態に係るCADデータ管理システムのシステム構成図の一例である。 本発明の実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係るユーザ情報テーブルの説明図である。 本発明の実施形態に係るCKPT自動定義の説明図である。 本発明の実施形態に係るCADデータ管理システムの動作フローチャートである。 本発明の実施形態に係るCADデータ管理システムのユーザ毎の処理のフローチャートである。
符号の説明
11 パーソナルコンピュータ
12 パーソナルコンピュータ
21 パーソナルコンピュータ
22 パーソナルコンピュータ
30 管理コンピュータ
40 大型コンピュータ(管理サーバ)
41 CPU
42 DRAM
43 HD
44 ディスプレイ
45 キーボード
46 マウス
47 LANカード
48 CD−ROMドライブ
50 大型コンピュータ(DBMS)
60 ルータ
70 ルータ
80 インターネット

Claims (3)

  1. CADデータへの取得要求に対する取得管理を行うCADデータ管理装置であって、
    CADデータを構成する複数の構成要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部と、
    CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、
    現在取得対象となっているCADデータをCADデータ格納部から読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部とを含み、
    前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、前記CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランク、当該秘匿ランクに対応させて前記CADデータの構成要素の時系列中の時点を示すチェックポイントを含むと共に、前記CADデータ格納部に格納されているCADデータ毎に規定され、
    前記取得制御規則中のチェックポイントが、CAD装置上でモデルを作成する際に使用する命令の使用率と前記チェックポイントとを対応付けた定義テーブルにより定義され、前記命令の使用率が低いチェックポイントほど前記秘匿ランクを低く対応付けられており、
    前記取得要求判断部が、前記CAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき前記取得制御規則から秘匿ランク及び/又はチェックポイントを特定し、
    前記CADデータ再生成部が、少なくとも前記取得要求判断部が特定した前記秘匿ランク及び/又はチェックポイントに応じて前記定義テーブルにより定まる時点以前の前記CADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ管理装置。
  2. CAD取得要求に秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が含まれ、
    CAD取得要求に係るユーザに対応する取得制御規則中の秘匿ランク及び/又はチェックポイントよりもCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報が下位である場合に、前記CADデータ再生成部がCAD取得要求に係る秘匿ランクに関する情報及び/又はチェックポイントに関する情報に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成する
    前記請求項1に記載のCADデータ管理装置。
  3. CADデータへの取得要求に対する取得管理をコンピュータに行わせるためのCADデータ管理プログラムであって、
    CAD取得要求に応じて、CADデータに対する取得に関して、当該CADデータに対する取得権限を規定した取得制御規則に基づいて判断する取得要求判断部と、
    CADデータを構成する複数の構成要素が時系列に配することが可能なCADデータを取得対象として格納しているCADデータ格納部から現在取得対象となっているCADデータを読み出し、前記取得要求判断部での判断結果に応じて定まる時点以前のCADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ再生成部としてコンピュータを機能させ、
    前記取得制御規則が、取得要求を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報、前記CADデータの取得のレベルを定める秘匿ランク、当該秘匿ランクに対応させて前記CADデータの構成要素の時系列中の時点を示すチェックポイントを含むと共に、前記CADデータ格納部に格納されているCADデータ毎に規定され、
    前記取得制御規則中のチェックポイントが、CAD装置上でモデルを作成する際に使用する命令の使用率と前記チェックポイントとを対応付けた定義テーブルにより定義され、前記命令の使用率が低いチェックポイントほど前記秘匿ランクを低く対応付けられており、
    前記取得要求判断部が、前記CAD取得要求に係るユーザ識別情報に基づき前記取得制御規則から秘匿ランク及び/又はチェックポイントを特定し、
    前記CADデータ再生成部が、少なくとも前記取得要求判断部が特定した前記秘匿ランク及び/又はチェックポイントに応じて前記定義テーブルにより定まる時点以前の前記CADデータの構成要素のみでCADデータを再生成するCADデータ管理プログラム。
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