JP4691643B2 - ウエイト・トレーニングウェア - Google Patents

ウエイト・トレーニングウェア Download PDF

Info

Publication number
JP4691643B2
JP4691643B2 JP2004310702A JP2004310702A JP4691643B2 JP 4691643 B2 JP4691643 B2 JP 4691643B2 JP 2004310702 A JP2004310702 A JP 2004310702A JP 2004310702 A JP2004310702 A JP 2004310702A JP 4691643 B2 JP4691643 B2 JP 4691643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric material
weight
vertical direction
crotch
kinds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004310702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006122088A (ja
Inventor
勝 齋藤
保 寺尾
良彦 板垣
幸夫 杉本
悌二 田中
Original Assignee
株式会社デサント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デサント filed Critical 株式会社デサント
Priority to JP2004310702A priority Critical patent/JP4691643B2/ja
Publication of JP2006122088A publication Critical patent/JP2006122088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4691643B2 publication Critical patent/JP4691643B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Description

本発明は、トレーニング時、身体全体にバランスよく均一な重量負荷がかかった状態を作りだしトレーニング効果を高めるためのウエイト・トレーニングウェアに関するものである。
スポーツ選手のトレーニング方法の一つとして、ウエイト・トレーニングがある。然しながら、従来のウエイト・トレーニングは、トレーニング器具やおもりを使用しているために、実際のスポーツ時の動きと同じ動作で行うことができなかった。このため、スポーツ選手各自が、ウエイト・トレーニングにて本来使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうことも多分にあった。
この改善策としては、スポーツトレーナーによる正しいトレーニング器具の使い方指導や筋肉トレーニング方法の指導が必要であるが、スポーツトレーナーの人材育成は中々進歩していないのが現況である。
また、各スポーツ選手は各自の目指すスポーツ自体の練習に加えてウエート・トレーニングをも実践しなくては成らず、場合によっては、これが疲労蓄積の原因ともなりかねない。
本発明が解決しようとする問題点は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが、実際に目的とするスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイト・トレーニングによって、本来目的とするスポーツが使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうことを防止し、身体全体にバランスよく負荷をかけうるという、新規なウエイト・トレーニングウェアを提供するものである。
また、本発明のウエイト・トレーニングウェアは、実際のプレー時の動きの中で、筋肉にバランスよく負荷をあたえるものであって、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉を鍛えることができるウエイト・トレーニングウェアを提供するものである。
すなわち、本発明は、首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、該首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着
すなわち、本発明は、首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着を提供するものである
また、本発明は、首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部及び首部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる背中の中央部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着を提供するものである
尚、前記化学繊維としては、重量感のあるポリウレタンを採択することも好ましい。
また、本発明は、通常のトレーニングウェア上着の表衣内側に一体化して使用されるものであることを特徴とする前記御ウエイト・トレーニングウェア上着を提供するものである
また、本発明は、股間、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、股間、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツを提供するものである
また、本発明は、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、発汗部である股間及び該腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成し、たことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツを提供するものである
また、本発明は、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、発汗部である股間、腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部及び臀部側の股間上端から臀部上端まで縦方向に延びる股上後部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツを提供するものである。
斯くして、本発明は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが実際の目的とするスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイト・トレーニングによって、本来目的とするスポーツが使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうという欠点を防止し、身体全体にバランスよく負荷をかけうるウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
また、本発明のウエイト・トレーニングウェアは、実際の練習時に着用してプレー時の動きを実践し、その動きの中で筋肉に負荷をあたえるもので、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉をバランスよく鍛えることができるウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
更にまた、本発明においてはウエイト・トレーニングウェアを脱いで、試合用のウェアに着替えたときに非常に身軽さを感じることから、機敏性が極めて向上するという効果もあり、該効果は従来のウエイト・トレーニングでは、期待できなかったものである。
尚、厳密な意味での運動選手のトレーニングに限られず、一般的競技力向上や、一般的健康保持乃至増進、更にはリハビリ回復能力の向上もまた顕著な効果と言える。
本発明におけるトレーニングウェア生地素材は、ストレッチ性があり、該生地素材はトレーニングウェアとして最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する生地素材にて構成されていることが好ましい。
本発明は、天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した、重量負荷があり且つストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用生地素材を形成する。
尚、該生地素材を、化学繊維中のポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウエイトリコットボンディング生地素材とすることも好ましい形態といえる。
而して、前記生地素材は、一枚の生地素材ではトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合更に該生地素材をボンディングあるいは縫製等で一枚重ね合わせて二重とし、または複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いていることを要旨としている。
尚、前記化学繊維として、重量感のあるポリウレタンを選択することも好ましい形態である。
また、本発明においては、前記生地素材を一枚でベース生地素材として縫製してトレーニングウェアを製作するに際し、該トレーニングウェアの関節部位は、ストレッチ性に富んだ機能を必要とするために前記一枚の生地素材のみで形成し、前記関節部以外は重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いた構成が好ましい。
また、本発明の前記トレーニングウェアの生地素材は、重量負荷が大きいために着用者の発汗作用が著しく部分的に吸汗発散機能のあるメッシュ素材を生地素材として使用し、前記トレーニングウェアにメッシュ素材からなる発汗部を適宜に設けることが好ましい。
また、本発明の前記メッシュ素材は、経編からなるエステルメッシュであることも好ましい形態と言える。
更にまた、本発明においては、ウェイト・トレーニングウェアを通常のトレーニングウェア内側に縫製して一体化、または、通常のトレーニングウェアの内側に着込むアンダーウェアとなし、該トレーニングウェアは天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した、重量負荷がある生地を二枚合わせて接着剤等にてボンディング又は縫製してストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用生地素材を形成している。
そして、該生地素材は、一枚の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合に、更に該生地素材をボンディング又は縫製等で二枚重ねまたは複数枚重ね合わせして単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ねまたは複数枚重ねの生地素材にて関節部位等を除くストレッチ性をあまり必要としない部位を構成したウエイト・トレーニングウェア又はウエイト・トレーニング用アンダーウェアとすることもまた好ましい応用例となる。
尚、本発明明細書に於いて言うウエイト・トレーニングウェアとは、厳密な意味での運動選手のためのトレーニング用に限らず、健康保持乃至増進用、リハビリ回復能力向上用あるいは一般的競技力向上用ウェアをも広く含む概念である。
図1(a)、(b)並びに図2(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の第一実施例を説明するもので、図1(a)は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着前身頃部を示す外観説明図、図1(b)は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着後身頃を示す外観説明図、図2(a)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ前身頃を示す外観説明図、図2(b)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ後身頃を示す外観説明図、図2(c)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ横身頃を示す外観説明図である。
また、図3は図1(a)におけるA−A断面拡大図を示す概略図であり、図3はトレーニングウェア生地素材の構成配列を説明するものである。
図1、並びに図2において、1は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着を示し、2は同じく本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツを示している。 而して、3は、本実施例で採択した、2ウェイトリコットボンディング生地素材、4は、同二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材、5は、同エステルメッシュから成る発汗部を示し、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3、二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材4、エステルメッシュから成る発汗部5からなるトレーニングウェア上着1,トレーニングウェアパンツ2における、6は首部、7は肩関節部、8は腕関節部、9は股間、10は腰関節部、11は膝関節部をそれぞれ示している。
斯くして本実施例は、上記、首部6、肩関節部7、腕関節部8、股間9、腰関節部10、膝関節部11をストレッチ性に富んだ機能を必要とする関節部として扱い、該関節部はトレーニングウェアとして非常に動きのある部位であり、特に伸縮性が要求されるため、該関節部は、一枚の2ウェイトリコットボンディング生地素材3からなるベース生地素材のみで構成した。
また、上記関節部位付近は、部位によっては、着用者の発汗作用が著しいので、本例ではエステルメッシュからなる発汗部5にて構成し、該発汗部5はストレッチ性に富んだ部位としている。
そして、上記以外の他の部位には、適度なストレッチ性(伸縮性)があれば、運動には支障がないために、前記ベース生地素材の2ウェイトリコットボンディング生地素材3を二枚重ね合わせるか、複数枚重ね合わせて形成した2ウェイトリコットボンディング生地素材4を用いている。
即ち、本実施例のウェイト・トレーニングウェア1(上着)、2(パンツ)は発汗部5を除くベース生地素材を2ウェイトリコットボンディング生地素材3をベース素材として縫製しており、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3部分が、関節部として表示される部位6、7、8、9、10、11等で表面に現れ図1、並びに図2に表示されている。
そして、上記、関節部以外は、2ウェイトリコットボンディング生地素材3に2ウェイトリコットボンディング生地素材を、もう一枚重ね合わせるか、複数枚重ね合わせ、ストレッチ性(伸縮性)を維持し、且つ、トレーニングウェア1、2として最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する2ウェイトリコットボンディング生地素材4にて構成されていることが条件となる。
斯くして、本実施例では、上記の条件を満足させるために、トレーニングウェア1、2の生地素材としては、ポリエステルとポリウレタンを交編した2ウェイトリコット生地を二枚重ねて接着剤12にてボンディングして、ストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成した。
前記形成された2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、一枚の生地素材でウェイト・トレーニングウェア1、2として、最適な重量負荷が得られない場合に、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材を接着剤13にてボンディングして二枚重ねとし、または、複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材4を用いて関節部以外を構成している。
また、図3は図1のA−A断面概略図を示すもので、図3において、4は2ウェイトリコットボンディング生地素材を示し、該部分は2ウェイトリコットボンディング生地素材を接着剤13を介してボンディングし二枚重ね構造となし、ウェイト・トレーニングウェアの本体を形成している。
また、5は本例で採択したエステルメッシュから成る発汗部を示しており、該発汗部5から関節部を構成する2ウェイトリコットボンディング生地素材3に縫製にて連繋されており、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、また二重の2ウェイトリコットボンディング生地素材4へと連繋されている。
而して本例にて採択した経編のエステルメッシュから成る発汗部5の構成は、着用者の発汗作用が著しい2ウェイトリコットボンディング生地素材3、4を部分的に開口しているもので、該発汗部5は冬季用ウェイト・トレーニングウェアにあっては、保温のために発汗部5は不要になったり、規模を小さくしたり、配置場所を任意に変更する等、如何様にも変更できることは、当然のことである。
而して、本実施例のトレーニングウェア生地素材である2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、ストレッチ性があり、該生地素材はトレーニングウェアとして最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する生地素材にて構成されている。
また、本実施例に使用されるトレーニングウエアの生地素材たる2ウェイトリコットボンディング生地素材3、4は、上記の条件を満足できるように、ポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウェイトリコット生地を二枚重ね接着剤12にてボンディングして、ストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成している。
そして、前記2ウェイトリコットボンディング生地素材3の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合に、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材3を接着剤13にてボンディングして二枚に重ね合わせて二重とし、または複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材3を2ウェイトリコットボンディング生地素材4としてを用いることにより本実施例のウェイト・トレーニングウェアを構成している。
Figure 0004691643
Figure 0004691643
而して、上記表1、並びに表2は、大学の野球部の協力を得て、A選手、B選手に本発明のウエイト・トレーニングウェアを着用して2週間という短期の合宿に参加してもらい、該2週間の合宿前後の選手の体力測定を行った結果を示すものである。
表1、並びに表2のそれぞれの選手のウエイト・トレーニングウェアの使用前と使用後の運動能力を測定して比較するると、A選手、B選手共に2週間の使用後の筋力並びに敏捷性のアップが容易に確認できた。
尚、念のため附言するが、表1、表2に於ける数値の向上は、僅か2週間という短期間の使用を考えれば、スポーツ医学の常識上、極めて大なる数値の向上たること明らかである。
図4は本発明の第二実施例を示す要部拡大断面図で、トレーニングウェア生地素材3とウェアの化粧表生地との関係を示している。図4において、14はウェア化粧表生地、3は2ウェイトリコットボンディング生地素材、4は二重にボンディングされた2ウェイトリコットボンディング生地素材、12は2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成する接着剤、13は2ウェイトリコットボンディング生地素材4を形成する接着剤を示している。
而して、本発明の第二実施例は、通常のトレーニングウェア内側に縫製して一体化する構成のウェイト・トレーニングウェア、または、通常のトレーニングウェアの内側に着込むアンダーウェア形状のウェイト・トレーニングウェアである。
そして、該トレーニングウェアは、化学繊維として採択したポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウェイトリコット生地を接着剤層にてボンディングしてストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成している。
前記該2ウェイトリコットボンディング生地素材3は一枚の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合には、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材3をボンディング等で二枚重ね、または複数枚重ね合わせして単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材4にて関節部位等を除く、ストレッチ性をあまり必要としない部位を構成したものであって、本発明の応用例を広く示している。
斯くして、本発明は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが実際のスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイトトレーニングによって本来使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうという欠点を防止するウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
また、本発明は、実際の練習時に着用してプレー時の動きを実践し、その動きの中で筋肉に負荷をあたえるもので、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉を鍛えることができるものである。
本発明においてはウエイト・トレーニングウェアを脱いだ時、通常のウェアでは非常に軽く感じることから、機敏性が向上する等の効果があり、その効果は従来のウエイトトレーニングでは、期待できなかった新規な効果を有しており、ウエイト・トレーニングの方法を合理的に改革していくもので、そのウエイト・トレーニングウェアの製造は産業上大いに利用価値の大きいものである。
更に、本発明は、前記厳密な意味での運動選手用のみならず、一般的競技力の向上、一般的健康保持乃至増進、あるいはリハビリ回復能力向上、のためのウェアとしても適用可能であり、その産業的利用価値乃至範囲は更に拡大される。
本発明の第一実施例を説明するウエイト・トレーニングウェアの上着を示す外観図である。 本発明の第一実施例を説明するウエイト・トレーニングウェアのパンツを示す外観図である。 図1のA−A拡大断面説明図である。 本発明の第二実施例を説明する拡大断面図である。
符号の説明
1 ウエイト・トレーニングウェア上着
2 ウエイト・トレーニングウェアパンツ
3 2ウェイトリコットボンディング生地素材
4 二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材
5 発汗部
6 首部
7 肩関節部
8 腕関節部
9 股の関節部
10 腰関節部
11 膝関節部
12 接着剤
13 接着剤
14 ウェア化粧表生地

Claims (7)

  1. 首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、該首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着
  2. 首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着
  3. 首部、肩関節部、腕関節部及び該肩関節部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる身頃脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部及び首部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる背中の中央部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着
  4. 通常のトレーニングウェア上着の表衣内側に一体化して使用されるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のウエイト・トレーニングウェア上着
  5. 股間、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、股間、股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ
  6. 股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部及び膝関節部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、発汗部である股間及び該腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成し、たことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ
  7. 股間下端から裾端まで縦方向に延びる身頃内側脇部、ウエスト上端から裾端まで縦方向に延びる身頃外側脇部は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m 以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成し、発汗部である股間、腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部及び臀部側の股間上端から臀部上端まで縦方向に延びる股上後部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、前記一枚の生地素材に、更に前記一枚の生地素材又は複数枚の生地素材をボンディングあるいは縫製により重ねた複数枚重ねの生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ
JP2004310702A 2004-10-26 2004-10-26 ウエイト・トレーニングウェア Expired - Fee Related JP4691643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004310702A JP4691643B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 ウエイト・トレーニングウェア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004310702A JP4691643B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 ウエイト・トレーニングウェア

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010281500A Division JP2011062550A (ja) 2010-12-17 2010-12-17 ウエイト・トレーニングウェア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006122088A JP2006122088A (ja) 2006-05-18
JP4691643B2 true JP4691643B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=36717376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004310702A Expired - Fee Related JP4691643B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 ウエイト・トレーニングウェア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4691643B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006122088A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11844385B2 (en) Articles of apparel providing enhanced body position feedback
JP6864037B2 (ja) 増強されたボディポジションフィードバックを提供するアパレル製品
JP6873077B2 (ja) 増強されたボディポジションフィードバックを提供するアパレル製品
JP6297975B2 (ja) 衣服
TWI428095B (zh) 運動用衣服
US10039330B2 (en) Crotched exercise garment
JPWO2009034621A1 (ja) 運動用股付き衣類
JP2007023467A (ja) 運動用上衣
JP4295188B2 (ja) スポーツ用ウエア
JP5196492B2 (ja) 衣類
JP6211274B2 (ja) スポーツ用ウェア
JP4691643B2 (ja) ウエイト・トレーニングウェア
JP2011062550A (ja) ウエイト・トレーニングウェア
WO2021006150A1 (ja) 水着
JP6246699B2 (ja) 競泳水着
JP2005146450A (ja) 運動用スパッツ
US20240065357A1 (en) Articles of Apparel Providing Enhanced Body Position Feedback
JP6730977B2 (ja) スポーツ用パンツ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080909

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081002

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20081205

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20090420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4691643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees