JP2011062550A - ウエイト・トレーニングウェア - Google Patents

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Abstract

【課題】実際のプレー時の動きの中で、筋肉にバランスよく負荷をあたえるものであって、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉を鍛えることができるウエイト・トレーニングウェアを提供すること。
【解決手段】少なくとも肩関節部7を有し、天然繊維又は化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材3、4で形成したウエイト・トレーニングウェア上着。
【選択図】図1a

Description

本発明は、トレーニング時、身体全体にバランスよく均一な重量負荷がかかった状態を作りだしトレーニング効果を高めるためのウエイト・トレーニングウェアに関するものである。
スポーツ選手のトレーニング方法の一つとして、ウエイト・トレーニングがある。然しながら、従来のウエイト・トレーニングは、トレーニング器具やおもりを使用しているために、実際のスポーツ時の動きと同じ動作で行うことができなかった。このため、スポーツ選手各自が、ウエイト・トレーニングにて本来使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうことも多分にあった。
この改善策としては、スポーツトレーナーによる正しいトレーニング器具の使い方指導や筋肉トレーニング方法の指導が必要であるが、スポーツトレーナーの人材育成は中々進歩していないのが現況である。
また、各スポーツ選手は各自の目指すスポーツ自体の練習に加えてウエート・トレーニングをも実践しなくては成らず、場合によっては、これが疲労蓄積の原因ともなりかねない。
本発明が解決しようとする問題点は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが、実際に目的とするスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイト・トレーニングによって、本来目的とするスポーツが使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうことを防止し、身体全体にバランスよく負荷をかけうるという、新規なウエイト・トレーニングウェアを提供するものである。
また、本発明のウエイト・トレーニングウェアは、実際のプレー時の動きの中で、筋肉にバランスよく負荷をあたえるものであって、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉を鍛えることができるウエイト・トレーニングウェアを提供するものである。
本発明におけるトレーニングウェア生地素材は、ストレッチ性(伸縮性)があり、該生地素材はトレーニングウェアとして最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する生地素材にて構成されている。
本発明は、まず天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した、重量負荷があり且つストレッチ性のある一枚の生地素材を形成するものである。
該生地素材は、一枚の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合には、更に該生地素材をボンディング等で一枚重ね合わせて二重とし、または複数枚重ね合わて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いることでウエイト・トレーニングウェアを具現化している。
尚、前記化学繊維としては、重量感のあるポリウレタンを採択することも好ましい。
また、本発明においては、前記生地素材を一枚でベース生地素材として縫製してトレーニングウェアを製作するに際し、該トレーニングウェアの関節部位はストレッチ性に富んだ機能を必要とするために前記一枚の生地素材のみにて形成し、前記関節部以外は重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いる。
また、本発明における、前記トレーニングウェアの生地素材は、重量負荷が大きいため着用者の発汗作用が著しく部分的に吸汗発散機能のある経編エステルメッシュ等のメッシュ素材を生地素材として使用し、前記トレーニングウェアに発汗部を適宜設けた。
更にまた、本発明においては、ウェイト・トレーニングウェアを通常のトレーニングウェア内側に縫製して一体化、または、通常のトレーニングウェアの内側に着込むアンダーウェアとなし、該トレーニングウェアは天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した重量負荷のある生地を二枚合わせて接着剤等にてボンディング又は縫製してストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用生地素材を形成している。
該生地素材は、一枚の生地素材ではトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合更に該生地素材をボンディングあるいは縫製等で二枚重ね、または複数枚重ね合わせして単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材にて関節部位等を除くストレッチ性をあまり必要としない部位を構成してウエイト・トレーニングウェア又はウエイト・トレーニング用アンダーウェアを具現化したものである。
斯くして、本発明は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが実際の目的とするスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイト・トレーニングによって、本来目的とするスポーツが使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうという欠点を防止し、身体全体にバランスよく負荷をかけうるウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
また、本発明のウエイト・トレーニングウェアは、実際の練習時に着用してプレー時の動きを実践し、その動きの中で筋肉に負荷をあたえるもので、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉をバランスよく鍛えることができるウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
更にまた、本発明においてはウエイト・トレーニングウェアを脱いで、試合用のウェアに着替えたときに非常に身軽さを感じることから、機敏性が極めて向上するという効果もあり、該効果は従来のウエイト・トレーニングでは、期待できなかったものである。
尚、厳密な意味での運動選手のトレーニングに限られず、一般的競技力向上や、一般的健康保持乃至増進、更にはリハビリ回復能力の向上もまた顕著な効果と言える。
本発明の第一実施例を説明するウエイト・トレーニングウェア上着前身頃部を示す外観図である。 図1aのウエイト・トレーニングウェア上着後身頃を示す外観図である。 本発明の第一実施例を説明するウエイト・トレーニングウェアのパンツ前身頃を示す外観図である。 図2(a)のウエイト・トレーニングウェアパンツ後身頃を示す外観図である。 図2(a)のウエイト・トレーニングウェアパンツ横身頃を示す外観図である。 図1のA−A拡大断面説明図である。 本発明の第二実施例を説明する拡大断面図である。
本発明におけるトレーニングウェア生地素材は、ストレッチ性があり、該生地素材はトレーニングウェアとして最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する生地素材にて構成されていることが好ましい。
本発明は、天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した、重量負荷があり且つストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用生地素材を形成する。
尚、該生地素材を、化学繊維中のポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウエイトリコットボンディング生地素材とすることも好ましい形態といえる。
而して、前記生地素材は、一枚の生地素材ではトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合更に該生地素材をボンディングあるいは縫製等で一枚重ね合わせて二重とし、または複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いていることを要旨としている。
尚、前記化学繊維として、重量感のあるポリウレタンを選択することも好ましい形態である。
また、本発明においては、前記生地素材を一枚でベース生地素材として縫製してトレーニングウェアを製作するに際し、該トレーニングウェアの関節部位は、ストレッチ性に富んだ機能を必要とするために前記一枚の生地素材のみで形成し、前記関節部以外は重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの生地素材を用いた構成が好ましい。
また、本発明の前記トレーニングウェアの生地素材は、重量負荷が大きいために着用者の発汗作用が著しく部分的に吸汗発散機能のあるメッシュ素材を生地素材として使用し、前記トレーニングウェアにメッシュ素材からなる発汗部を適宜に設けることが好ましい。
また、本発明の前記メッシュ素材は、経編からなるエステルメッシュであることも好ましい形態と言える。
更にまた、本発明においては、ウェイト・トレーニングウェアを通常のトレーニングウェア内側に縫製して一体化、または、通常のトレーニングウェアの内側に着込むアンダーウェアとなし、該トレーニングウェアは天然繊維及び/又は化学繊維(何れも一種又は複数種の)を交編又は交織した、重量負荷がある生地を二枚合わせて接着剤等にてボンディング又は縫製してストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用生地素材を形成している。
そして、該生地素材は、一枚の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合に、更に該生地素材をボンディング又は縫製等で二枚重ねまたは複数枚重ね合わせして単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ねまたは複数枚重ねの生地素材にて関節部位等を除くストレッチ性をあまり必要としない部位を構成したウエイト・トレーニングウェア又はウエイト・トレーニング用アンダーウェアとすることもまた好ましい応用例となる。
尚、本発明明細書に於いて言うウエイト・トレーニングウェアとは、厳密な意味での運動選手のためのトレーニング用に限らず、健康保持乃至増進用、リハビリ回復能力向上用あるいは一般的競技力向上用ウェアをも広く含む概念である。
図1(a)、(b)並びに図2(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の第一実施例を説明するもので、図1(a)は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着前身頃部を示す外観説明図、図1(b)は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着後身頃を示す外観説明図、図2(a)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ前身頃を示す外観説明図、図2(b)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ後身頃を示す外観説明図、図2(c)は本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツ横身頃を示す外観説明図である。
また、図3は図1(a)におけるA−A断面拡大図を示す概略図であり、図3はトレーニングウェア生地素材の構成配列を説明するものである。
図1、並びに図2において、1は本発明のウエイト・トレーニングウェア上着を示し、2は同じく本発明のウエイト・トレーニングウェアパンツを示している。 而して、3は、本実施例で採択した、2ウェイトリコットボンディング生地素材、4は、同二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材、5は、同エステルメッシュから成る発汗部を示し、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3、二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材4、エステルメッシュから成る発汗部5からなるトレーニングウェア上着1,トレーニングウェアパンツ2における、6は首部、7は肩関節部、8は腕関節部、9は股の関節部、10は腰関節部、11は膝関節部をそれぞれ示している。
斯くして本実施例は、上記、首部6、肩関節部7、腕関節部8、股の関節部9、腰関節部10、膝関節部11をストレッチ性に富んだ機能を必要とする関節部として扱い、該関節部はトレーニングウェアとして非常に動きのある部位であり、特に伸縮性が要求されるため、該関節部は、一枚の2ウェイトリコットボンディング生地素材3からなるベース生地素材のみで構成した。
また、上記関節部位付近は、部位によっては、着用者の発汗作用が著しいので、本例ではエステルメッシュからなる発汗部5にて構成し、該発汗部5はストレッチ性に富んだ部位としている。
そして、上記以外の他の部位には、適度なストレッチ性(伸縮性)があれば、運動には支障がないために、前記ベース生地素材の2ウェイトリコットボンディング生地素材3を二枚重ね合わせるか、複数枚重ね合わせて形成した2ウェイトリコットボンディング生地素材4を用いている。
即ち、本実施例のウェイト・トレーニングウェア1(上着)、2(パンツ)は発汗部5を除くベース生地素材を2ウェイトリコットボンディング生地素材3をベース素材として縫製しており、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3部分が、関節部として表示される部位6、7、8、9、10、11等で表面に現れ図1、並びに図2に表示されている。
そして、上記、関節部以外は、2ウェイトリコットボンディング生地素材3に2ウェイトリコットボンディング生地素材を、もう一枚重ね合わせるか、複数枚重ね合わせ、ストレッチ性(伸縮性)を維持し、且つ、トレーニングウェア1、2として最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する2ウェイトリコットボンディング生地素材4にて構成されていることが条件となる。
斯くして、本実施例では、上記の条件を満足させるために、トレーニングウェア1、2の生地素材としては、ポリエステルとポリウレタンを交編した2ウェイトリコット生地を二枚重ねて接着剤12にてボンディングして、ストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成した。
前記形成された2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、一枚の生地素材でウェイト・トレーニングウェア1、2として、最適な重量負荷が得られない場合に、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材を接着剤13にてボンディングして二枚重ねとし、または、複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材4を用いて関節部以外を構成している。
また、図3は図1のA−A断面概略図を示すもので、図3において、4は2ウェイトリコットボンディング生地素材を示し、該部分は2ウェイトリコットボンディング生地素材を接着剤13を介してボンディングし二枚重ね構造となし、ウェイト・トレーニングウェアの本体を形成している。
また、5は本例で採択したエステルメッシュから成る発汗部を示しており、該発汗部5から関節部を構成する2ウェイトリコットボンディング生地素材3に縫製にて連繋されており、該2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、また二重の2ウェイトリコットボンディング生地素材4へと連繋されている。
而して本例にて採択した経編のエステルメッシュから成る発汗部5の構成は、着用者の発汗作用が著しい2ウェイトリコットボンディング生地素材3、4を部分的に開口しているもので、該発汗部5は冬季用ウェイト・トレーニングウェアにあっては、保温のために発汗部5は不要になったり、規模を小さくしたり、配置場所を任意に変更する等、如何様にも変更できることは、当然のことである。
而して、本実施例のトレーニングウェア生地素材である2ウェイトリコットボンディング生地素材3は、ストレッチ性があり、該生地素材はトレーニングウェアとして最適な重量負荷を得るために単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有する生地素材にて構成されている。
また、本実施例に使用されるトレーニングウエアの生地素材たる2ウェイトリコットボンディング生地素材3、4は、上記の条件を満足できるように、ポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウェイトリコット生地を二枚重ね接着剤12にてボンディングして、ストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成している。
そして、前記2ウェイトリコットボンディング生地素材3の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合に、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材3を接着剤13にてボンディングして二枚に重ね合わせて二重とし、または複数枚重ね合わせて単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材3を2ウェイトリコットボンディング生地素材4としてを用いることにより本実施例のウェイト・トレーニングウェアを構成している。
Figure 2011062550
Figure 2011062550
而して、上記表1、並びに表2は、大学の野球部の協力を得て、A選手、B選手に本発明のウエイト・トレーニングウェアを着用して2週間という短期の合宿に参加してもらい、該2週間の合宿前後の選手の体力測定を行った結果を示すものである。
表1、並びに表2のそれぞれの選手のウエイト・トレーニングウェアの使用前と使用後の運動能力を測定して比較すと、A線手、B選手共に2週間の使用後の筋力並びに敏捷性のアップが容易に確認できた。
尚、念のため附言するが、表1、表2に於ける数値の向上は、僅か2週間という短期間の使用を考えれば、スポーツ医学の常識上、極めて大なる数値の向上たること明らかである。
図4は本発明の第二実施例を示す要部拡大断面図で、トレーニングウェア生地素材3とウェアの化粧表生地との関係を示している。図4において、14はウェア化粧表生地、3は2ウェイトリコットボンディング生地素材、4は二重にボンディングされた2ウェイトリコットボンディング生地素材、12は2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成する接着剤、13は2ウェイトリコットボンディング生地素材4を形成する接着剤を示している。
而して、本発明の第二実施例は、通常のトレーニングウェア内側に縫製して一体化する構成のウェイト・トレーニングウェア、または、通常のトレーニングウェアの内側に着込むアンダーウェア形状のウェイト・トレーニングウェアである。
そして、該トレーニングウェアは、化学繊維として採択したポリエステルとポリウレタンとを交編した2ウェイトリコット生地を接着剤層にてボンディングしてストレッチ性のある一枚のトレーニングウェア用2ウェイトリコットボンディング生地素材3を形成している。
前記該2ウェイトリコットボンディング生地素材3は一枚の生地素材でトレーニングウェアとして最適な重量負荷が得られない場合には、更に該2ウェイトリコットボンディング生地素材3をボンディング等で二枚重ね、または複数枚重ね合わせして単位面積あたりの重量(目付)をアップせしめ、該重量を増した二枚重ね、または複数枚重ねの2ウェイトリコットボンディング生地素材4にて関節部位等を除く、ストレッチ性をあまり必要としない部位を構成したものであって、本発明の応用例を広く示している。
斯くして、本発明は、従来のトレーニング器具やおもりを使用したウエイト・トレーニングが実際のスポーツの時と同じ動作で行うことができず、ウエイトトレーニングによって本来使用する筋肉と違う筋肉をも鍛えてしまうという欠点を防止するウエイト・トレーニングウェアを提供することができた。
また、本発明は、実際の練習時に着用してプレー時の動きを実践し、その動きの中で筋肉に負荷をあたえるもので、効果的なトレーニングを行いながら、当該スポーツに必要な筋肉を鍛えることができるものである。
本発明においてはウエイト・トレーニングウェアを脱いだ時、通常のウェアでは非常に軽く感じることから、機敏性が向上する等の効果があり、その効果は従来のウエイトトレーニングでは、期待できなかった新規な効果を有しており、ウエイト・トレーニングの方法を合理的に改革していくもので、そのウエイト・トレーニングウェアの製造は産業上大いに利用価値の大きいものである。
更に、本発明は、前記厳密な意味での運動選手用のみならず、一般的競技力の向上、一般的健康保持乃至増進、あるいはリハビリ回復能力向上、のためのウェアとしても適用可能であり、その産業的利用価値乃至範囲は更に拡大される。
1 ウエイト・トレーニングウェア上着
2 ウエイト・トレーニングウェアパンツ
3 2ウェイトリコットボンディング生地素材
4 二重合わせの2ウェイトリコットボンディング生地素材
5 発汗部
6 首部
7 肩関節部
8 腕関節部
9 股の関節部
10 腰関節部
11 膝関節部
12 接着剤
13 接着剤
14 ウェア化粧表生地

Claims (12)

  1. 少なくとも肩関節部を有し、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着。
  2. 少なくとも首部、肩関節部及び腕関節部を有し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着。
  3. 少なくとも首部、肩関節部及び腕関節部を有し、首部、肩関節部及び腕関節部の各近傍から適宜選択される発汗部及び首部下端から胴体部の裾端まで縦方向に延びる背中の中央部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェア上着。
  4. 通常のトレーニングウェア上着の表衣内側に一体化して使用されるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のウエイト・トレーニングウェア上着。
  5. 一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ。
  6. 少なくとも膝関節部を有し、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ。
  7. 少なくとも膝関節部を有し、発汗部である股間及び該腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ。
  8. 少なくとも膝関節部を有し、発汗部である股間、腹部側の股間上端から腹部上端まで縦方向に延びる股上前部及び臀部側の股間上端から臀部上端まで縦方向に延びる股上後部は、メッシュ素材で形成し、それ以外は、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニングウェアパンツ。
  9. 通常のトレーニングウェアパンツの表衣内側に一体化して使用されるものであることを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れかに記載のウエイト・トレーニングウェアパンツ。
  10. 通常のトレーニングウェア上着の内側に着込むものであって、少なくとも肩関節部を有し、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニング用アンダーウェア上着。
  11. 通常のトレーニングウェアパンツの内側に着込むものであって、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニング用アンダーウェアパンツ。
  12. 通常のトレーニングウェアパンツの内側に着込むものであって、少なくとも膝関節部を有し、一種又は複数種の天然繊維及び/又は一種又は複数種類の化学繊維を交編又は交織した単位面積あたりの重量で500g/m以上の目付を有し且つストレッチ性のある一枚の生地素材で形成したことを特徴とするウエイト・トレーニング用アンダーウェアパンツ。
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