JP4690580B2

JP4690580B2 - Tissue paper flexibility, water absorption imparting agent and tissue paper flexibility, water absorption imparting method

Info

Publication number: JP4690580B2
Application number: JP2001157479A
Authority: JP
Inventors: 修横溝; 朝海田中; 和義椚瀬; 豊子山田
Original assignee: Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
Current assignee: Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
Priority date: 2001-05-25
Filing date: 2001-05-25
Publication date: 2011-06-01
Anticipated expiration: 2021-05-25
Also published as: JP2002348796A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はティッシュペーパーに柔軟性、吸水性を付与することのできるティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理剤及び、その処理剤を用いたティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
紙や紙製品、特にトイレットペーパーやティッシュペーパー等の家庭用の紙類には適度な柔軟性、吸水性が要求されている。このような要求に応えるため、処理剤によって紙類を処理することが行われている。この種の処理剤として、従来より、グリセリン、脂肪酸エステル類、パラフィン類、第４級アンモニウム塩等が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グリセリンは紙類に要求される柔軟性を付与するために大量に使用しなければならず、処理コストが高くつくという問題があった。また、脂肪酸エステル類、パラフィン類は、少ない使用量で紙類に適度な柔軟性を付与できる反面、紙類に要求される吸水性を低下させるという問題があった。更に第４級アンモニウム塩は金属腐食性があるため、紙類を処理する際に飛散した第４級アンモニウム塩によって処理設備の金属部分が錆びたり腐食し、設備の耐久性が低下するという問題があった。
【０００４】
本発明は上記従来の処理剤の問題点に鑑みなされたもので、金属を腐食する虞れがないとともに、ティッシュペーパーに柔軟性、吸水性を効果的に付与できるティッシュペーパーの柔軟性、吸水性処理剤及びティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理剤は、アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩を含有することを特徴とする。また本発明のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理方法は、この処理剤により、アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が、ティッシュペーパー中に０．０１〜１０．０重量％含有されるように処理することを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明の処理剤に使用するアルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩は、アルコールのアルキレンオキシド付加体に、五酸化燐、塩化ホスホリル等のリン酸化剤を反応させて得られるリン酸エステルに、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等のアルカリを反応させて得られる。このリン酸エステルも、通常、モノエステル、ジエステル、トリエステルの混合物として得られ、アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸化剤との反応生成物中にトリエステルが混在していても、そのままアルカリと反応させることができる。
【００１０】
アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルの塩の製造原料として用いられるアルコールとしては、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、脂環式アルコール等が挙げられるが、炭素数が１２〜１８の脂肪族飽和アルコール、脂肪族不飽和アルコールが好ましい。またアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等が挙げられるが、エチレンオキシド、プロピレンオキシドが好ましい。アルコールのアルキレンオキシド付加体を得るに当たり、アルコール、アルキレンオキシドはそれぞれ２種以上の異なるものを混合して使用することができる。また異なる２種以上のアルキレンオキシドを付加させる場合、アルキレンオキシドはランダムに付加していても、ブロック状に付加していても良い。アルコールに対するアルキレンオキシドの付加重合度は１〜１５程度が好ましい。アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸化剤との反応により得られるリン酸エステルがジエステル及び／又はトリエステルの場合、リン酸とエステル化して結合しているアルコールのアルキレンオキシド付加体の残基部分は、アルコール残基の種類、アルキレンオキシドの種類、重合度等が同一のものであっても、異なるものであっても良い。
【００１１】
本発明のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理剤は、上記アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩の少なくとも１種を、水に溶解または分散した水溶液或いは乳化液として使用する。通常、有効成分を４０〜９０重量％程度含む水溶液、乳化液として使用する。本発明の処理剤によりティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理するには、本発明処理剤を噴霧器によりスプレーする方法、含浸機により浸漬処理する方法等が挙げられるが、処理後のティッシュペーパー中に上記アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が合計で、固形換算量として０．０１〜１０．０重量％含有されるように処理することが必要である。より好ましくは、処理後のティッシュペーパー中に上記エステルの塩が合計で、固形分換算量として０．１〜５．０重量％含有されるように処理することが望ましい。上記エステルの塩の含有率が０．０１重量％未満では十分な柔軟性が付与されない。また、１０．０重量％を超えると柔軟性がかえって低下する。
【００１２】
本発明のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理剤には、上記アルコールのアルキレンオキシド付加体とリン酸とのエステルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩の他に、更に必要に応じて他の成分、例えば鉱物油、脂肪酸エステル等の平滑剤、ポリ（オキシエチレン）アルキルエーテル、ポリ（オキシエチレン）脂肪酸エステル等の乳化剤等を配合することもできる。
【００１４】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
【００１５】
実施例１〜４
表１に示す処理剤有効成分を用い、その含有率が４０．０重量％（２種以上の有効成分を含む場合には合計の含有率が４０．０重量％）となるように、有効成分を水に溶解又は分散させて処理剤を調整した。
【００１６】
【表１】

【００１７】
各処理剤を、柔軟処理を施していないティッシュペーパーに、付着量が表１に示す量（有効成分の固形分換算量）となるようにスプレー噴霧処理した後、２４時間風乾させ、その後、更に恒温恒湿室（温度２０℃、湿度６５％ＲＨ）内で１２時間以上放置し、含有水分率が平衡になった後、ティッシュペーパーの柔軟性、吸水性を評価した。結果を未処理のティッシュペーパーの場合とあわせて表１に示す。
【００１８】
処理後のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性は以下のようにして評価した。
柔軟性
被試験紙５枚を片手で握り、柔軟性の評価を行った。評価基準は以下の５段階とした。
５：非常に柔らかい。
４：柔らかい。
３：やや柔らかい。
２：柔軟剤未使用と同等。
１：柔らかくない。
【００１９】
吸水性
処理後のティッシュペーパーにスポイトから水滴（イオン交換水）を滴下し、吸水状態を未処理のティッシュペーパーと比較して以下の基準で評価した。
○：未処理のものに比べて吸水性が良好となる。
△：未処理のものと同程度の吸水性。
×：未処理のものより吸水性が悪くなり、紙本来の吸水性が阻害される。
【００２０】
また上記各処理剤による錆び発生の有無を確認するため、各処理剤を有効成分含有率が１．０重量％となるように水で希釈した試料を調製し、この試料をキャピラリーチューブ（長さ７５ｍｍ、直径１．５〜１．６ｍｍ）を用いて研磨した鉄片の上に一定量滴下し（液量４０μＬ、滴下直径８ｍｍ）、２４時間室温で放置した後の鉄片の発錆状態を観察して、以下の５段階で評価した。これらの結果を、試料調整に用いた水を用いて同様の試験を行ったブランクの試験結果とともに表２に示す。
５：錆の発生が全く認められない。
４：僅かに錆が発生している。
３：液滴部分全部に点状の錆が発生している。
２：錆の発生面積が液滴部分面積の約半分。
１：液滴部分のほぼ全面に錆が発生している。
【００２１】
【表２】

【００２２】
比較例１〜１０
表３に示す処理剤有効成分を用い、その含有率が４０．０重量％（２種以上の有効成分を含む場合には合計の含有率が４０．０重量％。また乳化剤を併用した場合には乳化剤も含めた合計の含有率が４０重量％）となるように、有効成分を水に溶解又は分散させて処理剤を調整した。比較例８〜１０については、表３に示す量のポリオキシエチレンアルキルエーテルを乳化剤として併用し、温水加水法により乳化して処理剤を調整した。尚、乳化剤として、比較例８はポリオキシエチレン（３０モル）ラウリルエーテルを、比較例９はポリオキシエチレン（２０モル）ステアリルエーテルを、比較例１０はポリオキシエチレン（８モル）セチルエーテルを使用した。
【００２３】
【表３】

【００２４】
各処理剤を、柔軟処理を施していないティッシュペーパーに表３に示す付着量となるように噴霧処理した後、２４時間風乾させ、その後、更に恒温恒湿室（温度２０℃、湿度６５％ＲＨ）内で１２時間以上放置して、含有水分率が平衡になった後、ティッシュペーパーの柔軟性、吸水性を実施例と同様に評価した。これらの結果を表３に示す。また処理剤による錆び発生試験を実施例と同様にして行った結果を表４に示す。
【００２５】
【表４】

【００２６】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のティッシュペーパーの柔軟性、吸水性付与処理剤は、ティッシュペーパーに優れた柔軟性と吸水性を同時に付与することができる。また本発明の処理剤は鉄を錆びさせる虞れが少ないため、処理設備の金属部分が腐食する虞れが少ない等の優れた効果を発現する。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tissue paper flexibility, a water absorption imparting agent capable of imparting flexibility and water absorbency to tissue paper, and a tissue paper flexibility and water absorbability imparting method using the treatment agent.
[0002]
[Prior art]
Appropriate flexibility and water absorption are required for paper and paper products, especially household paper such as toilet paper and tissue paper. In order to meet such demands, papers are processed with a processing agent. Conventionally, glycerin, fatty acid esters, paraffins, quaternary ammonium salts, and the like have been used as this type of treatment agent.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, glycerin has to be used in a large amount in order to impart flexibility required for papers, and there is a problem that the processing cost is high. In addition, fatty acid esters and paraffins can impart moderate flexibility to papers with a small amount of use, but there is a problem that water absorption required for papers is lowered. Furthermore, since the quaternary ammonium salt is corrosive to metal, the quaternary ammonium salt scattered during the processing of papers rusts or corrodes the metal part of the processing equipment, which reduces the durability of the equipment. there were.
[0004]
The present invention has been made in view of the problems of the above-mentioned conventional treatment agents, and there is no possibility of corroding metals, and flexibility and water absorption of tissue paper that can effectively impart flexibility and water absorption to tissue paper. It aims at providing the softness | flexibility of a processing agent and tissue paper, and the water-absorbing provision processing method.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That flexibility tissue paper of the present invention, water-imparting treatment agent is an alkali metal salt of an ester of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid A alcohol, characterized in that it contains an alkaline earth metal salt. The tissue flexibility, water resistance imparting treatment method of paper of the invention, Ri by the treatment agent of this, an alkali metal salt of an ester of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid A alcohol, alkaline earth metal salts The tissue paper is processed so as to be contained in an amount of 0.01 to 10.0% by weight.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Ester alkali metal salts, alkaline earth metal salts of alkylene oxide adducts with phosphoric acid alcohol used in this onset Ming treatment agent, the alkylene oxide adducts of alcohols, phosphorus pentoxide, such as phosphoryl chloride It can be obtained by reacting a phosphoric ester obtained by reacting a phosphorylating agent with an alkali such as sodium hydroxide, potassium hydroxide, magnesium hydroxide or calcium hydroxide. This phosphate ester is also usually obtained as a mixture of a monoester, a diester and a triester, and even if a triester is mixed in the reaction product of an alkylene oxide adduct of alcohol and a phosphorylating agent, the alkali ester is used as it is. Can be reacted .
[0010]
Examples of the alcohol used as a raw material for producing an ester salt of an alkylene oxide adduct of alcohol and phosphoric acid include aliphatic alcohols, aromatic alcohols, and alicyclic alcohols. Aromatic saturated alcohols and aliphatic unsaturated alcohols are preferred. Examples of the alkylene oxide include ethylene oxide, propylene oxide, and butylene oxide, and ethylene oxide and propylene oxide are preferable. In obtaining an alkylene oxide adduct of alcohol, two or more different alcohols and alkylene oxides can be mixed and used. When two or more different alkylene oxides are added, the alkylene oxides may be added randomly or in a block form. The addition polymerization degree of alkylene oxide to alcohol is preferably about 1 to 15. When the phosphate ester obtained by the reaction of the alkylene oxide adduct of alcohol with a phosphorylating agent is a diester and / or triester, the residue part of the alkylene oxide adduct of alcohol bonded by esterification with phosphoric acid is The types of alcohol residues, the types of alkylene oxide, the degree of polymerization, etc. may be the same or different.
[0011]
Flexibility of tissue paper of the present invention, water-imparting treatment agent is an alkali metal salt of an ester of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid in the upper Kia alcohol, at least one alkaline earth metal salt, dissolved in water Alternatively, it is used as a dispersed aqueous solution or emulsion. Usually, it is used as an aqueous solution or emulsion containing about 40 to 90% by weight of the active ingredient. Flexibility of tissue paper by treatment agent of the present invention, the water-absorbent imparting treatment, a method of spraying the present invention the treatment agent by sprayer, a method such as immersing the impregnating device and the like, the processed tissue paper treated as an alkali metal salt of an ester of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid in the upper Kia alcohol, alkaline earth metal salts in total, are contained 0.01 to 10.0 wt% as a solid equivalent amount in It is necessary to. More preferably, the treatment is performed so that the total amount of the ester salt is 0.1 to 5.0% by weight in terms of solid content in the treated tissue paper . The content of the salt of the ester is not applied has sufficient flexibility is less than 0.01 wt%. Moreover, flexibility is rather lowered when it exceeds 10.0 wt%.
[0012]
Flexibility of tissue paper of the present invention, the water-imparting treatment agent, ester alkali metal salt of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid in the upper Kia alcohol, in addition to the alkaline earth metal salt, if necessary Other components, for example, mineral oil, smoothing agents such as fatty acid esters, emulsifiers such as poly (oxyethylene) alkyl ethers, poly (oxyethylene) fatty acid esters, and the like can also be blended.
[0014]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples.
[0015]
Examples 1 to 4
Use the active ingredient shown in Table 1 so that the content is 40.0% by weight (when two or more active ingredients are included, the total content is 40.0% by weight). Was dissolved or dispersed in water to prepare a treatment agent.
[0016]
[Table 1]

[0017]
Each treatment agent is spray-sprayed on tissue paper that has not been subjected to softening treatment so that the adhesion amount is the amount shown in Table 1 (in terms of solid content of active ingredient), and then air-dried for 24 hours. After leaving in a constant temperature and humidity chamber (temperature 20 ° C., humidity 65% RH) for 12 hours or more and the water content was balanced, the softness and water absorption of the tissue paper were evaluated. The results are shown in Table 1 together with the case of untreated tissue paper.
[0018]
The softness and water absorption of the treated tissue paper were evaluated as follows.
Flexibility was evaluated by grasping 5 sheets of flexible test paper with one hand. The evaluation criteria were as follows.
5: Very soft.
4: Soft.
3: Slightly soft.
2: Equivalent to using no softener.
1: Not soft.
[0019]
Water drops (ion-exchanged water) were dropped from a dropper onto tissue paper after water absorption treatment, and the water absorption state was evaluated according to the following criteria in comparison with untreated tissue paper.
○: Water absorption is better than that of untreated.
Δ: Water absorption comparable to that of untreated.
X: Water absorption is worse than that of untreated paper, and the original water absorption of paper is inhibited.
[0020]
In addition, in order to confirm the presence or absence of rust caused by each of the above treatment agents, a sample was prepared by diluting each treatment agent with water so that the active ingredient content was 1.0% by weight. A certain amount was dropped on a piece of iron polished using a diameter of 75 mm and a diameter of 1.5 to 1.6 mm (liquid amount 40 μL, drop diameter 8 mm), and the rusting state of the iron piece was observed after standing at room temperature for 24 hours. Evaluation was made in the following five stages. These results are shown in Table 2 together with the blank test results obtained by performing the same test using water used for sample preparation.
5: No occurrence of rust is observed.
4: Rust has occurred slightly.
3: Spot-like rust is generated in all droplet portions.
2: The area where rust is generated is about half of the area of the droplet.
1: Rust is generated on almost the entire surface of the droplet portion.
[0021]
[Table 2]

[0022]
Comparative Examples 1-10
Using the treating agent active ingredients shown in Table 3, the content is 40.0% by weight (when two or more active ingredients are included, the total content is 40.0% by weight. When an emulsifier is used in combination, Prepared a treatment agent by dissolving or dispersing the active ingredient in water so that the total content including emulsifier was 40% by weight. About Comparative Examples 8-10, the amount of polyoxyethylene alkyl ether of the quantity shown in Table 3 was used together as an emulsifier, and it emulsified by the warm water addition method, and adjusted the processing agent. As an emulsifier, Comparative Example 8 uses polyoxyethylene (30 mol) lauryl ether, Comparative Example 9 uses polyoxyethylene (20 mol) stearyl ether, and Comparative Example 10 uses polyoxyethylene (8 mol) cetyl ether. did.
[0023]
[Table 3]

[0024]
Each treatment agent is spray-treated on tissue paper that has not been subjected to a softening treatment so as to have an adhesion amount shown in Table 3, and then air-dried for 24 hours, and then a constant temperature and humidity chamber (temperature 20 ° C., humidity 65% RH). ) For 12 hours or more, and after the moisture content became equilibrium, the softness and water absorption of the tissue paper were evaluated in the same manner as in the examples. These results are shown in Table 3. Table 4 shows the results of the rust generation test using the treatment agent in the same manner as in the examples.
[0025]
[Table 4]

[0026]
【The invention's effect】
As described above, the tissue paper softness and water absorption imparting agent of the present invention can simultaneously impart excellent flexibility and water absorbency to the tissue paper . The processing Rizai of the present invention for fear of causing rust iron is small, the metal parts of the processing equipment to express an excellent effect of possibility is small or the like to corrode.

Claims

Alkali metal salts of esters of alkylene oxide adducts with phosphoric acid A alcohol, softness of the tissue paper is characterized by containing an alkaline earth metal salt, water-imparting treatment.

Ri by the treatment agent according to claim 1, wherein the ester alkali metal salt of an alkylene oxide adduct thereof with phosphoric acid A alcohol, alkaline earth metal salts, 0.01-10.0% by weight in the tissue paper A treatment method for imparting softness and water absorbency to tissue paper, characterized by being treated so as to be contained.