JP4683507B2 - 信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局 - Google Patents
信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4683507B2 JP4683507B2 JP30281499A JP30281499A JP4683507B2 JP 4683507 B2 JP4683507 B2 JP 4683507B2 JP 30281499 A JP30281499 A JP 30281499A JP 30281499 A JP30281499 A JP 30281499A JP 4683507 B2 JP4683507 B2 JP 4683507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- signature
- bit
- transmission mode
- signature bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/0202—Channel estimation
- H04L25/0212—Channel estimation of impulse response
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】
未公開のドイツ特許出願 DE 19826036 号明細書によると、マルチパス受信により生じた無線信号のひずみを抑圧することは既に公知である。そのためには、無線信号を符号分割多元接続(CDMA)伝送モードで基地局から移動局へ伝送する際には特に、対応する伝送チャネルのインパルス応答がマルチパス受信について評価される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局において、1つの複合されたチャネル評価器および1つのチャネル評価ルーティンだけが符合分割多元接続(CDMA)伝送モードおよび時分割多元接続(TDMA)伝送モードに対して必要であるように構成して、移動局の複雑さを緩和することである。またこれにより、TDMA伝送モードだけでなくCDMA伝送モードにも使用できるデュアルモード移動局を、単純な形で実現することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、
移動通信システムにおける信号伝送チャネルのインパルス応答(h)の評価方法において、
信号をシグネチャビットおよび情報ビットと共に、時分割多元接続(TDMA)伝送モード、または符号分割多元接続(CDMA)伝送モードのいずれかにおいて信号伝送チャネルを介して基地局から伝送し、
該信号を移動局で受信し、
前記シグネチャビットを、該伝送された信号から、移動局の唯1つの複合型チャネル評価器により、伝送モードに依存して抽出し、
信号伝送チャネルの前記インパルス応答(h)を、唯1つの複合型チャネル評価器により、対応する伝送モードに対して抽出されたシグネチャビット(5)に従って評価する、
ここで、TDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)をシーケンス(25)として、タイムスロット(35、40)の2つの情報ビットセクション(30)の間で多重化してそれぞれ伝送し、
前記シグネチャビット(5)を、前記伝送された信号(20)から唯1つの複合型チャネル評価器(45)により、対応するタイムスロット(35、40)内での該シグネチャビットのタイミングに依存して抽出し、
CDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)を、前記情報ビット(10)と共に時分割多重化および/または符号分割多重化して伝送し、
前記シグネチャビット(5)を前記伝送された信号(20)から、唯1つの複合型チャネル評価器(45)により該シグネチャビットのタイミングおよび/または符号化に依存して抽出する、
ようにして解決される。
【0005】
また前記課題は、
移動通信システムにおいて信号伝送チャネルのインパルス応答(h)を評価するための評価手段を有する移動局において、
前記評価手段は、唯1つの複合型チャネル評価器を含み、
前記唯1つの複合型チャネル評価器は、
信号伝送チャネルを介して、時分割多元接続(TDMA)伝送モード、または符号分割多元接続(CDMA)伝送モードのいずれかにより、シグネチャビットおよび情報ビットと共に伝送された信号を基地局から受信し、
前記唯1つの複合型チャネル評価器は、
前記シグネチャビットを、該伝送された信号から、伝送モードに依存して抽出し、
前記唯1つの複合型チャネル評価器は、
信号伝送チャネルの前記インパルス応答(h)を、対応する伝送モードに対して抽出されたシグネチャビットに従って評価する、
ここで、TDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)をシーケンス(25)として、タイムスロット(35、40)の2つの情報ビットセクション(30)の間で多重化してそれぞれ伝送し、
前記シグネチャビット(5)を、前記伝送された信号(20)から唯1つの複合型チャネル評価器(45)により、対応するタイムスロット(35、40)内での該シグネチャビットのタイミングに依存して抽出し、
CDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)を、前記情報ビット(10)と共に時分割多重化および/または符号分割多重化して伝送し、
前記シグネチャビット(5)を前記伝送された信号(20)から、唯1つの複合型チャネル評価器(45)により該シグネチャビットのタイミングおよび/または符号化に依存して抽出する、
ように構成して解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1に、移動電話、無線電話またはこれらに類するものとして実現できる移動局15を示す。移動局15は、フィルタ55に接続されたアンテナ50を有する。アンテナ50を介して、移動局15は信号20を受信する。この信号20は、図1に示されていない基地局から、移動通信システムの信号伝送チャネル1を介して伝送される。図1を参照すると、信号20を移動局15へ伝送するための2通りの異なる地理的経路が、異なる矢印で示されている。この、移動局15における信号20のマルチパス受信のため、受信信号20にマルチパスひずみが生じる。フィルタ55はフィルタおよびミキサ回路を有し、信号20をベースバンド信号rに変換する。そしてベースバンド信号rは、移動局15の第1の等化器60、第2の等化器65および唯1つの複合型チャネル評価器45に入力される。第1のシグネチャ参照信号75と同様に、第2のシグネチャ参照信号80が複合型チャネル評価器45に供給される。移動局15の唯1つの複合型チャネル評価器45は、信号伝送チャネル1のインパルス応答hに対する評価を出力し、それを第1の等化器60または第2の等化器65の一方へ供給する。第1等化器60の出力側および第2等化器65の出力側はマルチプレクサ70に接続されており、マルチプレクサ70は第1等化器60および第2等化器65の出力信号を多重化して、多重化された出力信号dを形成する。この多重化された出力信号dは、移動局15の判定装置により判定される。前記判定装置は、図1には示されていない。判定された多重化された出力信号を処理するための移動局15の装置も、上記のもの以外は図1に示されていない。
【0007】
移動局15は、時分割多元接続(TDMA)伝送モードと同様に、符号分割多元接続(CDMA)伝送モードによる信号伝送に使用できる。基地局と移動局15の間の信号伝送に使用される伝送モードは、基地局から移動局15へ信号伝送の開始時に通知される。TDMA伝送モードにおける信号伝送が供給された場合、移動局15の制御装置は第1等化器60を起動する。前記制御装置は図1に示されていない。CDMA伝送モードにおける信号伝送が供給されると、前記制御装置は第2等化器65を起動する。
【0008】
移動局15で受信された信号20のマルチパスひずみを補償するために、信号伝送チャネル1のインパルス応答hを知る必要がある。インパルス応答hの評価は通常、伝送信号20に多重化された、いわゆるシグネチャビット(signature bits)5を使用して実行される。信号伝送チャネル1のインパルス応答hを評価する別の手法は、ブラインドまたは適応アルゴリズムを使用することである。
【0009】
【実施例】
以下では、シグネチャビット5を使用するインパルス応答hの評価を例にとって説明する。図3を参照すると、TDMA伝送モードでは、移動局15へ伝送される信号20はタイムスロット35、40に分割される。図3では、第1のタイムスロット35および第2のタイムスロット40が、例として時間軸t上に示されている。各タイムスロット35、40は、情報ビット10を有する2つの情報ビットセクション30を含む。シグネチャビット5はシグネチャビットシーケンス25として、対応するタイムスロット35、40の2つの情報ビットセクション30の間に多重化されるか、または埋め込まれて伝送される。タイムスロット35、40のタイミング、および情報ビットセクション30の長さ、およびシグネチャビットシーケンス25は所定であり移動局15では既知である。従って、対応するタイムスロット35、40におけるTDMA伝送モードに応じたシグネチャビット25のタイミングもまた、移動局15、特に複合型チャネル評価器45では既知である。
【0010】
CDMA伝送モードでは、情報ビット10およびシグネチャビット5は符号分割多重化および/または時分割多重化することができる。CDMA伝送モードにおける時分割多重化信号20の例は、図4に示されている。図4を参照すると、シグネチャビット5を有するシグネチャビットシーケンス25、および情報ビットを10を有する情報ビットセクション30は、情報ビットセクション30が2つのシグネチャビットシーケンス25に埋め込まれ、各シグネチャビットシーケンス25が2つの情報ビットセクション30の間に埋め込まれるように多重化されている。これにより、情報ビットセクション30およびシグネチャビットシーケンス25は図4のように、移動局15で既知である所定の長さで時間軸t上に配置される。従って、CDMA伝送モードにおけるシグネチャビットシーケンス25のタイミングもまた、移動局15、特に複合型チャネル評価器45で既知である。
【0011】
シグネチャビットシーケンス25のタイミングは、CDMA伝送モードに対するのと同様にTDMA伝送モードに対しても複合型チャネル評価器45で既知なので、シグネチャビットシーケンス25をアンテナ50が受信した信号20から抽出し、フィルタ55によりベースバンドに変換することが出来る。基地局と移動局15の間で信号20を伝送するための目下の伝送モードは、複合型チャネル評価器45において移動局15の制御装置から既知である。従って、TDMA伝送モードでは、図3に例示した対応するタイムスロット35、40におけるシグネチャビットのタイミングに依存して、シグネチャビット5が伝送信号20から複合型チャネル評価器45により抽出される。CDMA伝送モードでは、図4に例示したシグネチャビットのタイミングに依存して、シグネチャビット5は伝送信号20から複合型チャネル評価器45により抽出される。
【0012】
付加的にまたは択一的に、CDMA伝送モードにおいてはシグネチャビット5は、情報ビット10と共に伝送信号20に多重化して伝送される符号であってもよい。CDMA伝送モードにおける伝送のためのシグネチャビット5の符号化もまた所定であり、移動局15、特に複合型チャネル評価器45において既知である。従ってシグネチャビット5もまた、伝送信号20から複合型チャネル評価器45により、CDMA伝送モードでのそれらの符号化に依存して抽出することができる。移動局15の制御装置は、基地局と移動局15の間の信号伝送の開始時に、使用される伝送モードを複合型チャネル評価器45に通知する。そのため、複合型チャネル評価器45は、伝送信号20からシグネチャビット5を抽出するために正しいタイミングおよび/または符号化を使用することができる。CDMA伝送モードを使用する場合、制御装置は複合型チャネル評価器45とCDMA伝送モードの形式、つまりシグネチャビット5が情報ビット10と共に時分割多重化および/または符合分割多重化されて伝送されるのかどうかをも通知する必要もある。この手法では、伝送信号20におけるシグネチャビット5のタイミングおよび/または符号化は、実際に使用されるCDMA伝送モードに関して複合型チャネル評価器45で既知である。
【0013】
TDMA伝送モードを使用する場合は、第1のシグネチャ参照信号75が複合型チャネル評価器45に供給され、第1等化器60を起動する。CDMA伝送モードを使用する場合は、第2のシグネチャ参照信号80が複合型チャネル評価器45に供給され、第2等化器65を起動する。複合型チャネル評価器45は、伝送信号20から抽出されたシグネチャビットシーケンス25を、実際に使用される伝送モードの対応するシグネチャ参照信号75、80と比較する。この比較の結果に依存して、複合型チャネル評価器45は信号伝送チャネル1のインパルス応答hを評価し、その評価を起動された等化器60、65に供給する。信号伝送チャネル1のインパルス応答hの前記評価によりインパルス応答eが計算されて、起動された等化器60、65に対してh*e≒1であるように実現される。この手法では、マルチパスひずみである信号伝送チャネル1からの影響を、起動された等化器60、65によって近似的に補償することができ、起動された等化器60、65の出力は、最初に基地局により送信された情報ビット10に近似的に対応する。
【0014】
適応アルゴリズムを信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価に使用すると、シグネチャビットシーケンス25の抽出により、基地局と移動局15の間の信号伝送の開始時に、複合型チャネル評価器45を初期化することが出来る。つまり上述の手法では、信号伝送チャネル1のインパルス応答hに対する第1の評価を、トレーニング期間中に計算することができる。その後で、先行して受信された情報ビット10を複合型チャネル評価器45が使用して、信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価を適応化し、これによりいわゆる判定指向モード中に、信号伝送チャネル特性において比較的遅い変動を追跡する。前記情報ビット10は、起動された等化器60、65により第1の評価に従って検出および等化され、図1に示されていない判定装置によって判定される。判定指向モード中の信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価の適応化は、特にトレーニング期間の完了後に実行される。
【0015】
上述の適応アルゴリズムは、TDMA伝送モードにおけるすべてのタイムスロット35、40に応用できる。これにより上述の手法では、トレーニング期間中に信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価が、複合型チャネル評価器45によりすべてのタイムスロット35、40に含まれるシグネチャビットシーケンス25を使用してまず初期化される。対応するタイムスロット35、40に含まれるシグネチャビットシーケンス25の前後にある情報ビット10は、移動局15のメモリに保存される。前記メモリは図1には示されていない。対応するタイムスロット35、40の最初の情報ビット10は、信号伝送チャネル1のインパルス応答hの初期化された評価に基づいて検出され、等化される。対応するタイムスロット35、40の以降の情報ビット10はすべて、起動された第1等化器60により、信号伝送チャネル1のインパルス応答hの適応評価に基づいて検出され等化される。その際、判定指向モード中に先行して検出され、等化されて判定された同じタイムスロット35、40の情報ビット10が考慮に入れられる。
【0016】
信号伝送チャネル1のインパルス応答hを複合型チャネル評価器45により評価する別の手法は、ブラインドアルゴリズムを使用することである。ここでは、シグネチャ参照信号75、80は複合型チャネル評価器45に供給されないか、伝送信号20内にシグネチャビットシーケンス25は存在しない。
【0017】
図2は、トレーニング期間中に信号伝送チャネル1のインパルス応答hを評価するためのアルゴリズムを示す。ステップ100では移動局15の制御装置が、基地局と移動局15の間の信号伝送のために選択されたのはTDMA伝送モードなのか、CDMA伝送モードなのかをチェックする。TDMA伝送モードが選択されたならばプログラムはステップ105に分岐し、それ以外ならばステップ110に分岐する。
ステップ105では複合型チャネル評価器45がシグネチャビットシーケンス25を伝送信号20から、対応するタイムスロット35、40内でのシグネチャビット5のタイミングに依存して抽出する。その後、前記プログラムはステップ115に進む。
ステップ115では、第1のシグネチャ参照信号75が複合型チャネル評価器45にロードされる。
ステップ110では、複合型チャネル評価器45がシグネチャビットシーケンス25を伝送信号20から、伝送信号20内のシグネチャビット5のタイミングおよび/または符号化に依存して抽出する。その後前記プログラムは、ステップ120に進む。
ステップ120では、第2のシグネチャ参照信号80が複合型チャネル評価器45にロードされる。ステップ115またはステップ120の後で、前記プログラムはステップ125に進む。
ステップ125では複合型チャネル評価器45が、ロードされたシグネチャ参照信号75、80を抽出されたシグネチャビット5と比較する。その後、前記プログラムはステップ130に進む。
ステップ130では複合型チャネル評価器45が、信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価を計算する。その後、プログラムは終了する。
【0018】
対応するシグネチャ参照信号75、80と抽出されたシグネチャビット5との比較、および信号伝送チャネル1のインパルス応答hの評価計算は、公知のアルゴリズム、例えば「 Communication Systems, 2nd edition, Simon Haykin, John Wiley & Sons, New York, 1983 」に説明されている最小二乗平均のためのアルゴリズムを使用して実現される。また、評価器としては「 Adaptive Filter Theory, 2nd edition, Simon Haykin, Prentice Hall, 1991 」に説明されているカルマン型評価器、相関器型評価器、またはそれに類するものを使用して実現される。
【0019】
CDMA伝送モードに関しては、第2等化器65は「 Digital Communications, 3rd edition John G. Proakis, MC Graw-Hill, New York, 1995 」に説明してあるRake受信機として実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による移動局のブロック線図である。
【図2】 伝送モードに依存する伝送チャネルのインパルス応答を評価するためのアルゴリズムである。
【図3】 TDMA伝送モードにおける信号の伝送を示す図である。
【図4】 CDMA伝送モードにおける信号の伝送を示す図である。
【符号の説明】
r ベースバンド信号
h インパルス応答
1 信号伝送チャネル
5 シグネチャビット
10 情報ビット
15 移動局
20 信号
25 シグネチャビットシーケンス
30 情報ビットセクション
35、40 タイムスロット
45 複合型チャネル評価器
60 第1等化器
65 第2等化器
70 マルチプレクサ
75、80 シグネチャ参照信号
Claims (6)
- 移動通信システムにおける信号伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)の評価方法において、
信号(20)をシグネチャビット(5)および情報ビット(10)と共に、時分割多元接続(TDMA)伝送モード、または符号分割多元接続(CDMA)伝送モードのいずれかにおいて信号伝送チャネル(1)を介して基地局から伝送し、
該信号(20)を移動局(15)で受信し、
前記シグネチャビット(5)を、該伝送された信号(20)から、移動局(15)の唯1つの複合型チャネル評価器(45)により、伝送モードに依存して抽出し、
信号伝送チャネル(1)の前記インパルス応答(h)を、唯1つの複合型チャネル評価器(45)により、対応する伝送モードに対して抽出されたシグネチャビット(5)に従って評価する、
ここで、TDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)をシーケンス(25)として、タイムスロット(35、40)の2つの情報ビットセクション(30)の間で多重化してそれぞれ伝送し、
前記シグネチャビット(5)を、前記伝送された信号(20)から唯1つの複合型チャネル評価器(45)により、対応するタイムスロット(35、40)内での該シグネチャビットのタイミングに依存して抽出し、
CDMA伝送モードでは、前記シグネチャビット(5)を、前記情報ビット(10)と共に時分割多重化および/または符号分割多重化して伝送し、
前記シグネチャビット(5)を前記伝送された信号(20)から、唯1つの複合型チャネル評価器(45)により該シグネチャビットのタイミングおよび/または符号化に依存して抽出する、
ことを特徴とする評価方法。 - 少なくともトレーニング期間中は、伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)を、受信されたシグネチャビット(5)を唯1つの複合型チャネル評価器(45)において、伝送モードに依存する所定のシグネチャ参照信号(75、80)と比較することにより評価する、請求項1記載の評価方法。
- 少なくとも判定指向モードの間、特にトレーニング期間の完了後は、伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)を、先行して受信された情報ビット(10)の判定に依存して評価する、請求項1または2記載の評価方法。
- 移動通信システムにおいて信号伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)を評価するための評価手段を有する移動局(15)において、
前記評価手段は、唯1つの複合型チャネル評価器(45)を含み、
前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、
信号伝送チャネル(1)を介して、時分割多元接続(TDMA)伝送モード、または符号分割多元接続(CDMA)伝送モードのいずれかにより、シグネチャビット(5)および情報ビット(10)と共に伝送された信号(20)を基地局から受信し、
前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、
前記シグネチャビット(5)を、該伝送された信号(20)から、伝送モードに依存して抽出し、
前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、
信号伝送チャネル(1)の前記インパルス応答(h)を、対応する伝送モードに対して抽出されたシグネチャビット(5)に従って評価する、
ここで、TDMA伝送モードにおいて、前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、シグネチャビット(5)を前記伝送された信号(20)から、対応するタイムスロット(35、40)内での該シグネチャビットのタイミングに依存して抽出し、
ここで前記シグネチャビット(5)はシーケンス(25)として、タイムスロット(35、40)の2つの情報ビットセクション(30)間で多重化されてそれぞれ伝送され、
CDMA伝送モードにおいて、前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、シグネチャビット(5)を前記伝送された信号(20)から該シグネチャビットのタイミングおよび/または符号化に依存して抽出し、
ここで前記シグネチャビット(5)は、前記情報ビット(10)と共に時分割多重化および/または符号分割多重化されて伝送される、
ことを特徴とする移動局。 - 前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、少なくともトレーニング期間中は、伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)を、受信する移動局(15)で受信されたシグネチャビット(5)と伝送モードに依存する所定のシグネチャ参照信号(75、80)とを比較することにより評価する、請求項4記載の移動局。
- 前記唯1つの複合型チャネル評価器(45)は、少なくとも判定指向モード中、特にトレーニング期間の終了後は、伝送チャネル(1)のインパルス応答(h)を、先行して受信された情報ビット(10)の判定に依存して評価する、請求項4または5記載の移動局。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP98120283.1 | 1998-10-27 | ||
EP98120283A EP0998054B1 (en) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | Method for estimation of an impulse response of a signal transmission channel and mobile station |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000138622A JP2000138622A (ja) | 2000-05-16 |
JP4683507B2 true JP4683507B2 (ja) | 2011-05-18 |
Family
ID=8232866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30281499A Expired - Lifetime JP4683507B2 (ja) | 1998-10-27 | 1999-10-25 | 信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6603749B1 (ja) |
EP (1) | EP0998054B1 (ja) |
JP (1) | JP4683507B2 (ja) |
DE (1) | DE69803574T2 (ja) |
DK (1) | DK0998054T3 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001257627A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Kawasaki Steel Corp | 無線受信機 |
IT1320534B1 (it) * | 2000-07-11 | 2003-12-10 | Cselt Centro Studi Lab Telecom | Procedimento di trasmissione per reti di comunicazione, relativosistema e terminale. |
CA2457812C (en) | 2004-02-16 | 2011-10-11 | Dieter Schulz | Method of dynamic adaptation for jitter buffering in packet networks |
US7573894B2 (en) * | 2004-02-17 | 2009-08-11 | Mitel Networks Corporation | Method of dynamic adaptation for jitter buffering in packet networks |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06252699A (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-09 | Sony Corp | 時分割多重化処理方式における自動等化器 |
JPH0823574A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動体通信装置 |
JPH09501032A (ja) * | 1993-08-02 | 1997-01-28 | モトローラ・インコーポレーテッド | Cdma受信機において通信信号を受信しかつデコードするための方法および装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI89434C (fi) * | 1991-05-30 | 1993-09-27 | Nokia Mobile Phones Ltd | Av skilda moduler hopsaettbar radiotelefon |
US5712868A (en) * | 1992-06-30 | 1998-01-27 | Motorola, Inc. | Dual mode communication network |
DE4311656C1 (de) * | 1993-04-08 | 1994-04-21 | Ant Nachrichtentech | Geradeinterpolationsmethode zur Kanalstoßantwortadaption in Empfängern für TDMA-Mobilfunksysteme |
US5668837A (en) * | 1993-10-14 | 1997-09-16 | Ericsson Inc. | Dual-mode radio receiver for receiving narrowband and wideband signals |
FI102797B (fi) * | 1994-10-07 | 1999-02-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Signaalin ilmaisumenetelmä TDMA-matkaviestinjärjestelmän vastaanottime ssa sekä menetelmän toteuttava vastaanotin |
SE503522C2 (sv) * | 1994-10-31 | 1996-07-01 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning för kanalestimering |
US6339612B1 (en) * | 1998-02-09 | 2002-01-15 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for joint detection of data in a direct sequence spread spectrum communications system |
FI106663B (fi) * | 1998-03-27 | 2001-03-15 | Nokia Networks Oy | Tiedonsiirtomenetelmä ja radiojärjestelmä |
US6144710A (en) * | 1998-04-23 | 2000-11-07 | Lucent Technologies, Inc. | Joint maximum likelihood sequence estimator with dynamic channel description |
DE19826036C2 (de) | 1998-06-12 | 2000-05-25 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Trennung von mehreren überlagerten codierten Nutzersignalen |
EP0971485A1 (en) * | 1998-07-08 | 2000-01-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Multiuser detection in CDMA using a correlation matrix |
-
1998
- 1998-10-27 DK DK98120283T patent/DK0998054T3/da active
- 1998-10-27 EP EP98120283A patent/EP0998054B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-27 DE DE69803574T patent/DE69803574T2/de not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-09-13 US US09/395,240 patent/US6603749B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-25 JP JP30281499A patent/JP4683507B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06252699A (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-09 | Sony Corp | 時分割多重化処理方式における自動等化器 |
JPH09501032A (ja) * | 1993-08-02 | 1997-01-28 | モトローラ・インコーポレーテッド | Cdma受信機において通信信号を受信しかつデコードするための方法および装置 |
JPH0823574A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動体通信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0998054B1 (en) | 2002-01-23 |
DE69803574T2 (de) | 2002-08-29 |
EP0998054A1 (en) | 2000-05-03 |
JP2000138622A (ja) | 2000-05-16 |
US6603749B1 (en) | 2003-08-05 |
DE69803574D1 (de) | 2002-03-14 |
DK0998054T3 (da) | 2002-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7203165B1 (en) | Data transmission device and method | |
DE69925314T2 (de) | Adaptiver Empfänger für drahtlose Kommunikation | |
GB2298338A (en) | Optimising communications channel parameters | |
KR20070007159A (ko) | 적응 mimo 무선 통신 시스템 | |
WO2001048992A1 (en) | Selection of equaliser according to the mobile communication rate | |
EP1142155B1 (en) | Signalling method and telecommunication system | |
JP3077635B2 (ja) | 高速無線アクセス装置 | |
JP2004524727A (ja) | 複数の拡散符号を用いた単純なブロック空間時間ダイバーシティ | |
WO2017103557A1 (en) | Radio communication | |
WO2002031992A3 (de) | Signalstärkeausgleich für stark zeitvariante mobilfunkkanäle | |
US6668030B2 (en) | Radio communication systems | |
AU3148899A (en) | Data communication and radio system | |
JP4683507B2 (ja) | 信号伝送チャネルのインパルス応答の評価方法および移動局 | |
JP2000188565A (ja) | デ―タストリ―ム中で受信されたデ―タバ―ストのタイミング位置を推定する方法 | |
KR100991415B1 (ko) | 버스트로 송신된 신호의 수신기에 대한 조정 방법 및 이에 대응하는 수신기 | |
US5677934A (en) | Multipath propagation compensation in a TDMA system | |
CA2551129C (en) | Method of synchronization on the uplink channel of a simulcast network | |
AU720022B2 (en) | Synchronization method, and associated circuitry, for improved synchronization of a receiver with a transmitter using nonlinear transformation metrics | |
KR101076756B1 (ko) | 통신 시스템에서 채널 변화량에 따라 적응형 수신 신호복호 장치 및 방법 | |
US6697351B1 (en) | Filter for telecommunications system | |
JPH11504178A (ja) | Tdm/tdma受信機におけるキャリヤ位相再生 | |
KR100425611B1 (ko) | 통신 단말 장치, 기지국 장치 및 적응 등화 처리 방법 | |
WO1996042143A1 (en) | Arrangement and method in a base station | |
JPH06204925A (ja) | ダイバーシチ受信装置 | |
JP3657276B2 (ja) | 無線機調整方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061023 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091016 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100113 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100215 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100218 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100315 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100413 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101004 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20101020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110107 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4683507 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |