JP4681685B1 - 映像編集システムおよび映像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送用高品位映像の編集処理を複数の分散計算機で行いつつ、全体の処理効率或いは処理速度を高めることができる映像編集システムおよび映像編集方法を提供する。
【解決手段】タイムシーケンス上に規定される開始点から終了点までの1つの映像要素を1つのレイヤに割り付け、複数のレイヤが、タイムシーケンス上に重複可能に配置されるように記述される連続映像の編集規定情報に基づいて、連続映像を高解像度映像として編集する映像編集システムにおいて、編集規定情報に基づいて連続映像を複数の部分期間に分割して管理する管理端末と、分割された複数の部分期間ごと編集処理を行う複数の分散計算機と、を備え、部分期間は、前記複数のレイヤのうちの任意の1つのレイヤの前記開始点または前記終了点を分割点とするとき、互いに隣接する前記分割点の間の期間である、ことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像編集システムおよび映像編集方法に関する。
近時、高速な広域コンピュータネットワーク網の整備に伴い、各種の計算機利用サービスを遠隔計算機を用いて提供する、所謂SaaS(Software as a Service)技術、或いはクラウドコンピューティングと呼ばれる技術が普及してきている。SaaS技術においては、利用者の手元にある端末コンピュータ(以下、クライアントと呼ぶ)では処理に必要な情報の入力と処理結果の出力のみを行い、その間の情報処理の大半は遠隔計算機(以下、リモートサーバと呼ぶ)で行っている。
他方、近時の放送用映像の高品位化により、映像の編集に伴う計算機処理負荷が著しく増大してきている。映像の編集の例としては、画面(動画)の一部に他の小さな別の画面(動画)を組み込み、所謂ピクチャー・イン・ピクチャー映像を作成する処理、加工された特殊な文字やアニメーション効果を持った文字を映像に重ねる処理、画面の一部をぼかすデフォーカス処理等の特殊効果を施す処理等がある。
高品位、即ち高解像度で画素数の多い映像に対してこれらの編集を行うためには、専用のソフトウェアと高性能な計算機からなる映像編集用の装置が必要となるが、この種の映像編集用の装置は一般に高価である。放送番組を制作する事業者(以下、番組制作者と呼ぶ)毎に映像編集用の装置を保有するとすれば番組制作者にとって無視し得ないコスト負担となる。
この映像編集用の装置をSaaS技術を用いた映像編集システムとして構築すれば、番組制作者のコスト負担を低減することができる。即ち、高品位映像の編集処理を行う装置本体をリモートサーバとして構成し、編集を行うための情報入力を複数のクライアント(番組制作者側に配置される)から行えるようにすれば、装置全体のコストが分散されるため、各番組制作者のコスト負担を低減することができる。
さらに、高品位映像の編集処理を行うリモートサーバ自体を、単一の高機能高性能コンピュータではなく、複数の低コストのパーソナルコンピュータによって構成することによって、システム全体のコストを低減することができる。つまり、処理負荷の高い高品位映像の編集処理を、複数の低コストのパーソナルコンピュータに分散処理させることによって、処理の高速化とシステムの低コスト化を同時に実現することができる。以下、リモートサーバを構成する複数のパーソナルコンピュータを分散計算機と呼ぶ。
一般に、分散型のシステムにおいては、どのような処理をどのように分割し、かつ分割した処理をどのように夫々の分散計算機に分担させるか、によって全体の処理速度が大きく左右される。つまり、分割対象の処理内容に応じた適切な分割方法を取らないと、各分散計算機の処理効率は必ずしも上がらず、全体としての処理速度が期待した以上に向上しないという事態が生じうる。
本発明は、放送用高品位映像の編集処理という特殊性を考慮して複数の分散計算機に処理を分割し、全体の処理効率或いは処理速度を高めることができる映像編集システムおよび映像編集方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る映像編集システムは、タイムシーケンス上に規定される開始点から終了点までの1つの映像要素を1つのレイヤに割り付け、複数の前記レイヤが、夫々の前記開始点と前記終了点に基づいて前記タイムシーケンス上に重複可能に配置されるように記述される連続映像の編集規定情報に基づいて、前記連続映像を高解像度映像として編集する映像編集システムにおいて、前記編集規定情報に基づいて前記連続映像を複数の部分期間に分割し、前記高解像度映像の編集処理の分散処理を前記部分期間ごとに管理する管理端末と、分割された複数の前記部分期間ごとにそれぞれ分散して、前記高解像度映像の編集処理を行う複数の分散計算機と、を備え、前記部分期間は、前記タイムシーケンス上に複数のレイヤが重なっている場合において、前記複数のレイヤのうちの任意の1つのレイヤの前記開始点または前記終了点を分割点とするとき、互いに隣接する前記分割点の間の期間である、ことを特徴とする。
本発明に係る映像編集システムおよび映像編集方法によれば、放送用高品位映像の編集処理という特殊性を考慮して複数の分散計算機に処理を分割し、全体の処理効率或いは処理速度を高めることができる。
本実施形態に係る映像編集システムの構成例を示す図。 クライアントとリモートサーバで行う映像編集の概略の流れを示すフローチャート。 編集後の映像と、映像を編集するための編集規定情報の一例を示す図。 アニメーション編集の一例を説明する図。 映像を編集するための編集規定情報の一例を示す図。 編集規定情報に基づく、階層的な編集処理の流れを示す図。 管理テーブルによる分散計算機の分散処理方法の概念を示す図。 第1の比較例の分散処理方法を示す図。 第2の比較例の分散処理方法を示す図。 本実施形態と第2の比較例との処理の相違を示す第1の図。 本実施形態と第2の比較例との処理の相違を示す第2の図。 部分期間をさらに単位期間に分割して分散処理する実施形態の説明図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(1)システム概要
図1は、本発明の一実施形態に係る映像編集システム1のシステム構成例を示す図である。映像編集システム1は、複数のクライアント3とリモートサーバ2とが、インターネット等の広域ネットワーク10を介して接続されている。
クライアント3は、例えばパーソナルコンピュータ等で構成される端末装置であり、夫々、番組制作者A、B等が管理する装置である。ここでの番組制作者とは、無線テレビジョン放送の放送事業者の他、有線テレビジョン放送事業者や番組制作会社等を含む。
一方、リモートサーバ2は、所謂ハイビジョン映像等の高品位高解像度の映像を高速に処理することができるサーバである。リモートサーバ2は、サービス提供者が管理する装置であり、サービス提供者はリモートサーバ2を、例えば耐震、耐火災等の各種障害対策が施された建物等に設置する。リモートサーバ2は、番組制作者から提供される高品位高解像度の映像に対して、同じく番組制作者から提供される仕様に基づいて「編集」し、編集後の高品位高解像度の映像を番組制作者に返送するサービスを提供している。
ここで、本実施形態における「編集」の概念について簡単に説明しておく。通常、番組制作者は、スタジオや野外等で撮影すると、不要な部分をカットしたり、必要な場面をつなぎ合わせたりして、放送時間に収まるよう撮影した生映像に対する1次編集を行う。その後、1次編集された映像に対して特定の映像処理、即ち2次編集を行う。2次編集の例としては、画面の一部に他の動画や静止画を重畳合成する処理、画面の一部をぼかす処理、画面の一部に適宜の文字やグラフィクス、或いはこれらの組み合わせを重畳合成する処理、文字やグラフィクス、或いはこれらの組み合わせに所定の動きを加えながら合成するアニメーション合成処理等がある。
上記のような編集作業(2次編集の編集作業)は、番組制作者が実際に映像を見ながら、経験と感性に基づく対話型の形態で行うのが効率的である。しかしながら、今日の高品位高解像度のデジタル映像は画素数が膨大であり、高品位高解像度の映像に対して直接対話型で上記の編集作業を行おうとすると、編集装置としてのコンピュータに非常に高い処理能力が求められる。
そこで、本実施形態に係る映像編集システム1では、番組制作者が保有するクライアント3では、高品位高解像度映像の解像度を低減した低解像度映像(この低解像度映像をプロキシ映像と呼ぶ場合がある)に対して対話型の編集を行うものとしている。そして、対話型編集の結果として得られた編集内容を、高性能のコンピュータであるリモートサーバ2に編集仕様として送り、リモートサーバ2では、送られてきた編集仕様に基づいて高品位高解像度映像に対する実際の編集処理を自動的に行うものとしている。クライアント3からリモートサーバ2に送られる編集仕様は、リモートサーバ2での処理内容を規定する編集規定情報であり、例えばXML(Extensible Mark-up Language)等を用いたコンピュータで解読可能な言語で記述されるものである。
このように、本実施形態にかかる映像編集システム1では、低解像映像を用いた対話型の編集作業はクライアント3で行い、この編集作業の結果として得られる編集規定情報に基づいて高解像度映像に対する実際の編集処理をリモートサーバ2で行っている。
図1に示すように、本実施形態おけるリモートサーバ2は分散型のリモートサーバであり、管理端末20と複数の分散計算機23、及び記憶部21、管理テーブル201を少なくとも有する構成となっている。管理端末20及び分散計算機23は、例えば汎用のパーソナルコンピュータである。管理端末20は、クライアント3から編集規定情報を受信し、この編集規定情報に基づく複数の分散計算機23による高解像度映像の編集処理の実行を管理する。後述するように、本実施形態では、独自の編集規定情報の構造及び管理端末20の処理管理を用いることによって、特定の少数の分散計算機23に処理負荷が集中することを防止し、また同じ処理を複数の分散計算機23で重複して処理するといった無駄を排除している。この結果、それぞれの分散計算機23は低コストのパーソナルコンピュータであっても、全体として高性能で高速な分散型リモートサーバ2を実現している。
図2は、クライアント3とリモートサーバ2で行う映像編集の概略の流れを示すフローチャートである。
ステップST11では、番組制作者が撮影し、さらに不要部分のカット等の1次編集を施した高品位高解像度の映像(以下、単に高解像度映像という)をクライアント3からリモートサーバ2に送信する。クライアント3から送信されてきた高解像度映像は、リモートサーバ2の記憶部21に保存される(ステップST21)。この高解像度映像から解像度が低減されたプロキシ映像(低解像度映像)が生成され(ステップST22)、クライアント3に送信する(ステップST23)。プロキシ映像は、元の高解像度映像に比べると画質は劣化しているが、データ量は小さい。
クライアント3は、受信したプロキシ映像を保存する一方(ステップST12)、保存したプロキシ映像を表示装置に表示して、プロキシ映像に対する編集作業を対話型で実施する(ステップST13)。プロキシ映像に対する編集の内容は、最終的に行われる高解像度映像に対する編集の内容と実質的に同じものであり、編集の対象が高解像度映像ではなく低解像度のプロキシ映像である点が相違しているだけである。つまり、プロキシ映像に対する編集は高解像度映像に対する編集を模擬したシミュレート編集である。
シミュレート編集の作業は、例えば、30分や1時間の番組1本分といった長さの映像に対して行われ、プロキシ映像に対するシミュレート編集の全体が完了するまで、クライアント3側で継続して行われる。
シミュレート編集の作業と並行して、クライアント3では、シミュレート編集の具体的な内容を記述する編集規定情報を生成する(ステップST14)。番組1本分のシミュレート編集が終了すると、番組1本分に対応する編集規定情報がクライアント2からリモートサーバ2の管理端末20に送信される(ステップST15、ステップST24)。
リモートサーバ2は、受信した編集規定情報に基づいて、記憶部21に保存されている高解像度映像や高解像度グラフィックス等を用いた編集処理を、複数の分散計算機23で分散処理する(ステップST25)。その後、編集された最終的な高解像度映像を記憶部21に保存する一方(ステップST26)、リモートサーバ2からクライアント3に送信する(ステップST27、ステップST16)。
(2)編集処理の詳細
以下、リモートサーバ2に送られてくる編集規定情報、及びステップST25におけるリモートサーバ2での編集処理の内容を、具体例を用いて説明する。
図3(a)は、複数の映像要素を組み合わせて編集した編集後の映像(或いは編集過程の映像)の一例を示す図である。なお、リモートサーバ2で行われる編集処理は、総て高解像度の動画や高解像度の静止画、文字、グラフィックス等を用いて行われるため、以下の記載では特に言及しない限り、総て高解像度の動画や画像を編集対象としている。
一方、図3(b)は、図3(a)の映像を編集するための編集規定情報の一例を示す図である。編集規定情報は、タイムラインとも呼ばれ、映像の開始から終了までの時間の流れに沿って記述されている。時間の流れは必ずしも実際の時刻である必要はなく、コマ番号(通常、1秒間に30コマ)でもよい。
編集規定情報はレイヤ構造となっており、通常、最下層のレイヤ(1)にメイン映像が割り当てられる。メイン映像は多くの場合背景となる動画であり、図3(B)に示す例では、t1からt8まで継続する。
メイン映像の右上には、四角形の台座(文字背景(1))が重畳され、さらにその上に「山田さんのご家族」という文字(1)が重畳されている。文字背景(1)と文字(1)は、それぞれレイヤ(2)とレイヤ(3)に割り当てられ、t2からt6までの間表示されるように編集規定情報に規定されている。
一方、メイン映像の左下には、雲状の文字背景(2)が重畳され、その上に「ふたりは何を相談しているのでしょう?」という文字(2)が重畳されている。文字背景(2)と文字(2)は、それぞれレイヤ(4)とレイヤ(5)に割り当てられ、t3からt7までの間表示されるように編集規定情報に規定されている。さらに、文字背景(2)と文字(2)に対しては、「スライドイン」や「フェードアウト」といったアニメーション効果を付加することが規定されている。
「スライドイン」は、図4(a)、(b)に示すように、画面の端から現れて画面の所定の位置で停止するといった動きを伴う映像効果である。本例の編集規定情報では、文字背景(2)と文字(2)が、t3において画面下の左端から現れて、t4で画面下の中央近辺で停止することが規定されている。
「フェードアウト」は、画像の透明度を徐々に高めていって最終的に消してしまう映像効果である。図4(d)に示す本例の編集規定情報では、文字背景(2)と文字(2)が、t5で消え始め、t6で完全に消えるように(図4(c))規定している。
次に、複数の分散計算機23に効率よく分散処理させるための編集規定情報のデータ構造、およびこのデータ構造を用いた各分散計算機23の処理方法について、図3(b)や図4(d)に例示した編集規定情報を用いて説明する。
図5(a)と図5(b)は、編集規定情報の時間的な流れと構造との対応関係を示す図である。本実施形態に係る編集規定情報は、図5(a)に示すように、タイムシーケンス上に規定される開始点から終了点までの1つの映像要素を1つのレイヤに割り付け、複数のレイヤが、夫々の開始点と終了点に基づいてタイムシーケンス上に重複可能に配置されるように記述される。例えば、1つの映像要素である文字(1)は開始点t2から終了点t6までレイヤ(3)に割り付けられ、他の1つの映像要素である文字(2)は、レイヤ(3)と重複する開始点t3から終了点t7までの期間レイヤ(5)に割り付けられる。「スライドイン」や「フェードアウト」といった映像効果は、効果を施す対象と同じレイヤに割り付けるが、これらの映像効果も開始点(例えばt3やt5)と終了点(例えばt4やt7)で規定される独立した映像要素と考える。
そして、本実施形態に係る編集規定情報では、複数のレイヤのうちの任意の1つのレイヤの開始点または終了点を分割点とするとき、互いに隣接する分割点の間の期間を「部分期間」と定義し、タイムシーケンス上に連続する映像をこの「部分期間」の単位で管理することを特徴としている。図5では(以下も同様)「部分期間」を「Part」と表記しており、複数の「Part」を時間順に、「Part 1」、「Part 2」のように識別している。
「部分期間」の中では、どのレイヤにおいても映像要素がその「部分期間」の途中から開始されたり、途中で終了したりすることがなく、重複するレイヤを縦方向に見たとき、1つの「部分期間」内の処理は一定である。
編集規定情報は、例えばxml等の言語で記述されるが、図5(b)に示すように、それぞれの「部分期間(Part)」に分割して記述される。そして、編集規定情報の各「部分期間(Part)」内には、その「部分期間(Part)」内で実行すべき処理内容が具体的に記述される。各「部分期間(Part)」の処理内容は、レイヤの低い順から処理が記述されており、階層的な処理を行うのに便利な構造となっている。
例えば、図5(c)に記述される「Part 3」の処理は、図6に示すように、1)メイン映像を記憶部21から読み込む、2)文字背景(1)を読み込む、3)文字(1)を生成する、4)文字背景(1)に文字(1)を重畳合成して中間データ(1)を生成する、5)メイン映像に中間データ(1)を重畳合成して中間データ(2)を生成する、6)文字背景(2)を読み込む、7)文字(2)を生成する、8)文字背景(2)に文字(2)を重畳合成して中間データ(3)を生成する、9)中間データ(2)に中間データ(3)をアニメーション合成(スライドイン)して最終結果を得る、という階層的なステップで実行される。
上記のように、タイムシーケンス上の処理を「部分期間(Part)」に分割することによって、複数の分散計算機23による分散処理を効率よく行うことが可能となる。図7(a)、(b)は、「部分期間(Part)」と各分散計算機23との対応関係を示す図である。
管理端末20は、クライアントから送信されてきた編集規定情報に基づいて、図7(b)に例示する管理テーブル201を作成し、管理する。管理テーブル201には、「部分期間(Part)」、「Job」、及び「ステータス」が互いに関連付けられている。図7(b)の例では、「部分期間(Part)」と「Job」は1対1に関係付けられており、「Job」と「ステータス」も1対1に関係付けられている。
「ステータス」はそれぞれの「Job」の進行状況を示す情報であり、未処理、処理中、処理済などである。編集処理の開始前は、総てのステータスが「未」となっている。編集処理が開始されると、各分散計算機23は、管理テーブルの「ステータス」を参照し、「未」となっている「Job」を自分の実行すべき処理内容として取り込み、そのステータスを「未」から「処理中」に変更する。そして、取り込んだ「Job」の処理が完了すると、ステータスを「処理中」から「済」に変更する。
ステータスが「処理中」または「済」となっている「Job」に対しては、分散計算機23はその「Job」を取り込まないため、同じ「Job」が重複して処理されることはない。また、各「部分期間(Part)」或いは「Job」には識別情報が付されているため、各分散計算機23が実行する順序は編集規定情報に記述された順序(タイムシーケンス順)である必要はなく、それぞれの分散計算機23が自己の編集処理が終了した時点で記録部21に保存してゆけばよい。記録部21に保存された映像は、識別情報に基づいて時間順に並べ替えることができる。
このため、各分散計算機23は、取り込んだ「Job」の処理が終了すると他の分散計算機23の処理状況を気にすることなく、ステータスが「未」の「Job」が残っている限り、次から次へとその「Job」を取り込んで処理することが可能となり、無駄な待ち時間を生じさせることなく非常に効率的な分散処理ができる。
上述した本実施形態の分散処理の有効性をさらに明確に示すため、他の分散処理方法による2つの比較例と対比させながら説明する。
図8は、第1の比較例として、レイヤごとに分散計算機を割り当てて分散処理する方法を示している。この方法では、上位のレイヤを分担する分散計算機は、下位のレイヤの処理が終了するのを待つ必要があり、待ち時間が多くなって効率が悪い。また、上位のレイヤを担当する分散計算機は、下位のレイヤで生成した中間データ等を利用する必要があり、分散計算機間での中間データの授受の頻度が多くなり、これも効率を低下させる要因となる。
また、編集規定情報の構造をレイヤごとに記述すると、各分散計算機が処理するフレーム番号(コマ番号)がどのレイヤに関与しているかを探索する必要があり、特にレイヤの数が多くなると探索時間が大きくなり処理効率が低下する。
これに対して、本実施形態に係る分散方式では、「部分期間(Part)」ごとに分散計算機を割り当てる方式としており、各「部分期間(Part)」にはその期間に関連する総てのレイヤの処理が含まれている。このため、各分散計算機23は、下層レイヤから上層レイヤまで自己の中で順に処理していけばよく、待ち時間が発生しない。また、各「部分期間(Part)」には、処理すべきフレーム番号(コマ番号)に対応する総てのレイヤの処理がまとめて記述されているため、フレーム番号(コマ番号)とレイヤとの対応関係を検索する時間は殆ど発生しない。
言い換えれば、本実施形態に係る分散方式は、ある1つの分散計算機が行う処理と、他の分散計算機が行う処理との間の依存関係を排除した方式である。つまり、ある分散計算機がある処理を行い、その処理結果に基づいて他の分散計算機が処理するといった依存関係を完全に排除した方式である。この結果、それぞれの分散計算機の待ち時間が発生せず、分散計算機全体としての稼動効率を向上させることができる。
さらに、部分期間相互の処理に依存関係が無いため、部分期間を短くして、より多くの分散計算機による処理を実行することも可能となる。
図9は、第2の比較例として、フレームごと(コマごと)に分散計算機を割り当てて処理する方法を示している。この方法では、それぞれの分散計算機が総てのレイヤの処理をフレームごとに行うことになる。このため、図10に示すように、メイン映像(動画)の読み込み処理だけでなく、文字、グラフィクス、或いは静止画のようにフレーム単位では殆ど変化しない映像要素も、分散計算機ごとに記憶部21から読み込んで、さらに中間データを生成する必要がある。
これに対して、本実施形態に係る分散方式は、「部分期間(Part)」ごとに分散計算機を割り当てる方式であるため、部分期間内で変化しない映像要素に関しては、部分期間の最初に一度だけ読み込んでおけば、或いは中間データを一度だけ生成しておけば、部分期間の間はこれらの映像要素を再利用することができる。動画はフレームごとに変化するため、図11(b)に示すように、動画の読み込み処理や、動画と他の静止画との合成処理はフレームごと(コマごと)に行う必要があるが、それ以外のハッチングで示した処理は部分期間の中で最初の1回だけ実施すればよい。このため、フレームごとに各分散計算機に分散処理させる方法(第2の比較例)に比べると、処理時間が大幅に短縮され、効率の高い分散処理を実現することができる。
(3)他の実施形態
上述した実施形態における「部分期間(Part)」は、映像要素の長さや、各レイヤでの映像要素の重なり具合に依存して異なってくる。したがって、部分期間の長さが非常に長くなる場合は、その部分期間を分担する分散計算機23の処理時間も長くなる。そこで、以下に示す実施形態では、1台の分散計算機23における1回の処理時間の均一化を図っている。
具体的には、図12(a)に示すように、「部分期間」が所定の固定長の「単位期間」よりも長い場合は、「部分期間」をさらに「単位期間」に分割し、各分散計算機23は、分割された「単位期間」での編集処理(これを「Job」とする)を行うようにする。
この場合、管理端末20が管理する管理テーブル201は、図12(b)に示すように、1つの「部分期間(Part)」に対して複数の「Job」が関連付けられる。そして、各「Job」ごとに、そのJobの進行状況を示す「ステータス」が付される。「ステータス」の内容、及び各分散計算機2によるステータスを参照や変更方法は、前述した実施形態と同じである。
「単位期間」の長さは特に限定するものではないが、例えば、30フレーム(30コマ)分の長さ(時間にすると1秒)である。
この実施形態によれば、各分散計算機23は同一の長さの「単位期間」での処理を実行することになるため、各分散計算機23での処理負荷が「部分期間」の長さによらず均一化される。
なお、「部分期間」を固定長の「単位期間」に分割した場合、図12(a)の「Part 4」のように、余りの期間が生じる場合がある。このような場合には、余りの期間を、同じ部分期間内の最も遅い単位期間に含めてもよい。最後の単位期間に対応するJob(図12(a)では「Job 7」の処理は多少大きくなるが、Job数を増やすよりも処理効率は高くなる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る映像編集システム1、及び映像編集方法によれば、放送用高品位映像の編集処理という特殊性を考慮して複数の分散計算機に処理を分割し、全体の処理効率或いは処理速度を高めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 映像編集システム
2 リモートサーバ
3 クライアント
20 管理端末
21 記憶部
23 分散計算機
201 管理テーブル

Claims (9)

  1. タイムシーケンス上に規定される開始点から終了点までの1つの映像要素を1つのレイヤに割り付け、複数の前記レイヤが、夫々の前記開始点と前記終了点に基づいて前記タイムシーケンス上に重複可能に配置されるように記述される連続映像の編集規定情報に基づいて、前記連続映像を高解像度映像として編集する映像編集システムにおいて、
    前記編集規定情報に基づいて前記連続映像を複数の部分期間に分割し、前記高解像度映像の編集処理の分散処理を前記部分期間ごとに管理する管理端末と、
    分割された複数の前記部分期間ごとにそれぞれ分散して、前記高解像度映像の編集処理を行う複数の分散計算機と、
    を備え、
    前記部分期間は、前記タイムシーケンス上に複数のレイヤが重なっている場合において、前記複数のレイヤのうちの任意の1つのレイヤの前記開始点または前記終了点を分割点とするとき、互いに隣接する前記分割点の間の期間である、
    ことを特徴とする映像編集システム。
  2. 前記映像要素は、前記連続映像の背景として最下層のレイヤに割り付けられる動画、及び、前記開始点と前記終了点の間前記動画の上に重ねて表示される静止画または文字画像を少なくとも含む、ことを特徴とする請求項1に記載の映像編集システム。
  3. 前記編集規定情報は、前記部分期間ごとにその期間に処理すべき内容が記述されており、前記部分期間に前記映像要素が複数重複している場合は、重複する前記複数の映像要素に対する総ての編集処理が記述されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像編集システム。
  4. 前記編集規定情報は、前記部分期間ごとにその期間に処理すべき総ての内容が記述されており、ある部分期間で行う処理と、他の部分期間で行う処理との間の依存関係が排除されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像編集システム。
  5. 前記分散計算機は、前記レイヤの最下層から階層的に編集の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像編集システム。
  6. 前記部分期間が所定の固定長の単位期間より長い場合は、
    前記管理端末は、前記部分期間をさらに前記単位期間に分割して管理し、
    前記各分散計算機は、分割された前記単位期間ごとにそれぞれ分散して、前記高解像度映像の編集処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像編集システム。
  7. 前記管理端末は、前記部分期間を前記単位期間で分割した余りの期間は、前記部分期間内の最も遅い単位期間に含めて管理する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の映像編集システム。
  8. 前記管理端末は、前記部分期間または前記単位期間ごとに分割した管理テーブルを用いて前記分散処理の管理を行い、
    前記管理テーブルには、前記部分期間または前記単位期間ごとに処理の進行状況を、未処理、処理中、処理済で示すステータスが付されており、
    前記各分散計算機は、前記ステータスが未処理となっている前記部分期間または前記単位期間の処理を取得して実行し、処理の実行中は前記ステータスを未処理から処理中に変更し、処理の終了後は処理中から処理済に変更する、
    ことを特徴とする請求項1または6に記載の映像編集システム。
  9. タイムシーケンス上に規定される開始点から終了点までの1つの映像要素を1つのレイヤに割り付け、複数の前記レイヤが、夫々の前記開始点と前記終了点に基づいて前記タイムシーケンス上に重複可能に配置されるように記述される連続映像の編集規定情報に基づいて、前記連続映像を高解像度映像として編集する映像編集方法において、
    前記編集規定情報に基づいて前記連続映像を複数の部分期間に分割し、前記高解像度映像の編集処理の分散処理を前記部分期間ごとに管理し、
    分割された複数の前記部分期間ごとに、前記高解像度映像の編集処理を複数の分散計算機でそれぞれ分散処理し、
    前記部分期間は、前記タイムシーケンス上に複数のレイヤが重なっている場合において、前記複数のレイヤのうちの任意の1つのレイヤの前記開始点または前記終了点を分割点とするとき、互いに隣接する前記分割点の間の期間である、
    ことを特徴とする映像編集方法。
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