JP4677473B2 - デジタル光処理投影装置及びその表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル投影と表示技術に関し、特に、デジタル光処理投影装置及びその表示方法に関する。
デジタル光処理(Digital Light Processing:DLP)投影装置は、現在の主流なデジタル投影装置のうちの一つであり、その結像原理は、次のように説明する。図1を参照する。投影装置100は、照明システム110、光変調デバイス120、及び、投影レンズ130を含む。そのうち、光変調デバイス120は、さらに、駆動回路板121及びこの駆動回路板121に設置されるデジタルマイクロミラーデバイス122を含む。デジタルマイクロミラーデバイス122は、予め設定された光入射方向を有する。照明システム110は、光源112、光積分ロッド113、複数のレンズ114、及び、反射ミラー116aを含む。光源112により提供された照明光束112aは、光積分ロッド113とレンズ114を通過した後に、反射ミラー116aにより反射され、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射し、そして、このデジタルマイクロミラーデバイス122は、照明光束112aを映像光束112a′に変換し、投影レンズ130内に入射させる。続いて、投影レンズ130は、映像光束112a′をスクリーン(図示せず)に投影し映像を形成させる。
図2を参照する。デジタルマイクロミラーデバイス122は、双安定(Bi-stabel)状態を有する複数のマイクロミラー123を含み、マイクロミラー123は、一つの画素又は一つの二次画素を表し、また、双安定状態は、それぞれ、マイクロミラーが二つの異なる傾斜角度を有することを表し、例えば、第一の安定状態の傾斜角度は+12度であり、第二の安定状態の傾斜角度は、−12度である。照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射するときに、第一の安定状態にあるマイクロミラー123(図2の太実線で示される)が光を投影レンズ130内に反射し、第二の安定状態にあるマイクロミラー123(図2の太点線で示される)が光を投影レンズ130の外への所定方向に反射することができる。このとき、第一の状態は、光オン状態(On-state)であり、第二の安定状態は、光オフ状態(Off-state)である。
そのうち、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向は、デジタルマイクロミラーデバイス122の製造プロセス及びデジタルマイクロミラーデバイス122の駆動チップにより決まり、一般的には、デジタルマイクロミラーデバイスメーカーは、デジタルマイクロミラーデバイスの予め設定された光入射方向が識別されやすいために、デジタルマイクロミラーデバイス上に識別用マーク、例えば、図1に示すデジタルマイクロミラーデバイス122の識別マーク122aを予め付けておく。
あるマイクロミラーが故障し、デジタル映像信号がその状態を制御できないときに、このマイクロミラーは、スポットと称される。スポットは、二種類に分けられ、光オン状態にあるマイクロミラーは、明るいスポットと称され、光オフ状態にあるマイクロミラーは、黒いスポットと称される。通常、鑑賞者にとって、黒いスポットが明らかでないため、少量の黒いスポットが存在しても構わない。しかし、明るいスポットが比較的容易に気付かれ、視覚上での違和感を鑑賞者に与えやすいので、明るいスポットを生じさせないことが望ましい。
照明光束112がデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向に沿って入射する場合、デジタルマイクロミラーデバイス122に明るいスポットが存在すれば、標準出荷基準を満たせず、廃棄処分をしなければならないので、デジタル光処理投影装置の歩留まりが低くなり、これにより、デジタル光処理投影装置の製造コストを増加させる。
本発明の目的は、製造コストが低いデジタル光処理投影装置及びその表示方法を提供することにある。
本発明の他の目的と利点は、本発明に開示された技術の特徴により更に知られることができる。
前述した一又は部分又は全部の目的或いは他の目的を達成するために、本発明の一実施例によるデジタル光処理投影装置の表示方法は、(a)駆動回路板と、複数のマイクロミラー及び予め設定される光入射方向を表示するための識別マークを含むデジタルマイクロミラーデバイスと、を含む光変調装置を提供するステップであって、マイクロミラーの位置が第一の安定状態と第二の安定状態から選択され、且つ、デジタルマイクロミラーデバイスが駆動回路板上に設けられ、そのうち、第一の安定状態の前記マイクロミラーが、前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を投影レンズ内に反射し、第二の安定状態の前記マイクロミラーが、前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズの外への所定方向に反射するステップと、(b)前記予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイスに入射する照明光束を提供するステップであって、第二の安定状態にあるマイクロミラーが、動作方向に沿って入射した照明光束の中の光を投影レンズ内に反射し映像を投影させ、第一の安定状態にあるマイクロミラーが、動作方向に沿って入射した照明光束の中の光を投影レンズの外への所定方向に反射する。
本発明の一実施例によるデジタル光処理投影装置は、照明光束を提供する光源を有する照明システムと、映像を投影するための投影レンズと、駆動回路板を含む光変調装置と、複数のマイクロミラー及び予め設定された光入射方向を表示するための識別マークを含むデジタルマイクロミラーデバイスであって、マイクロミラーの位置が第一の安定状態と第二の安定状態から選択され、かつ、デジタルマイクロミラーデバイスが駆動回路板上に設けられ、そのうち、第一の安定状態のマイクロミラーが、予め設定された光入射方向に沿って入射した光源を投影レンズ内に反射し、第二の安定状態のマイクロミラーを予め設定された光入射方向に沿って入射した光を投影レンズの外への所定方向に反射するデジタルマイクロミラーデバイスと、を含み、そのうち、照明光束は、予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイスに入射し、第二の状態のマイクロミラーが、動作方向に沿って入射した照明光束の中の光を投影レンズ内に反射し映像を投影させ、第一の状態のマイクロミラーが、動作方向に沿って入射した照明光束の中の光を投影レンズの外への所定方向に反射する。
本発明は、照明光束を、デジタルマイクロミラーデバイスの予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイスに入射させるので、照明光束がデジタルマイクロミラーデバイスの予め設定された光入射方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイスに入射する場合において暗いスポットが無く明るいスポットが存在するデジタルマイクロミラーデバイスを再利用することができ、これにより、明るいスポットを暗いスポットに変えることにより標準出荷基準を満たさせ、デジタル光処理投影装置の製造コストを下げることができる。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明し、これにより、本発明の前述の技術と他の技術、特徴及び利点が、より容易に理解できる。
なお、次の各実施例の説明は、添付した図面を参照して行われたものであり、本発明の実施可能な特定の実施例を例として示すために用いられる。本発明に言及した方向の用語、例えば、上、下、前、後、左、右などは、添付した図面の方向を参考するためのみである。よって、以下に使用された方向の用語は、説明のために用いられ、本発明を制限するためのものでない。
図3を参照する。デジタル光処理投影装置200は、照明システム210、光変調装置120、及び、投影レンズ130を含む。光変調装置120は、駆動回路板121と駆動回路板121上に設けられるデジタルマイクロミラーデバイス122を含む。照明システム210は、光源112、光積分ロッド113、及び、複数のレンズ114を含むが、図1に示すような反射ミラー116aを含まない。光源112により提供される照明光束112aは、光積分ロッド113とレンズ114を通過した後に、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射し、このデジタルマイクロミラーデバイス122は、照明光束112aを映像光束112bに変換し、投影レンズ130内に入射させる。光源112からデジタルマイクロミラーデバイス122までの照明光束112aの光軸が直線(図3に示すように)である。そのうち、図2に示すように、予め設定された光入射方向は、予め設定された光入射方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射した照明光束112aの中の光が、第一の安定状態のマイクロミラー123(図2の太実線で表示される)により投影レンズ130内に反射され、第二の安定状態のマイクロミラー123(図2の太点線で表示される)により投影レンズ130の外への所定方向に反射されることを指す。この時、第一の安定状態は、光オン状態と称され、第二の安定状態は、光オフ状態と称される。これに対して、図4に示すように、動作方向は、動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射した照明光束112aの中の光が、第二の安定状態のマイクロミラー123(図4の太実線で表示される)により投影レンズ130内に反射され、第一の安定状態のマイクロミラー123(図4の太点線で表示される)により投影レンズ130の外への所定方向に反射されることを指す。この時、第二の安定状態は、光オン状態であり、第一の安定状態は、光オフ状態である。
以下、説明の便宜のために、照明システム110から発した照明光束112aが予め設定された方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射する設計を第一の設計と称し、照明システム210から発した照明光束112aが動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射する設計を第二の設計と称する。
前述した実施例において、製造を便利にするために、投影装置の照明システム210、光変調装置120、及び、投影レンズ130を個別にモジュール化しても良い。このようにして、第一の設計の投影装置100及び第二の設計の投影装置200のために、異なる照明システムを個別に設計する必要があり、第二の設計の投影装置200が第一の設計の投影装置200の光変調装置120及び投影レンズ130と同じものを使用できるようにさせることにより、投影機全体を再設計する負担を軽減することができる。
例えば、他の一実施例において、図5に示すように、図1の照明システムを再設計することができる。反射ミラー115を増設することにより、照明システム310により提供される照明光束112aを、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射させ、これにより、第二の設計の投影装置200は、第一の設計の投影装置100の光変調装置120および投影レンズ130と同じものを使用しても良い。第二の設計の投影装置200の照明システム310は、反射ミラー115のみを増設する必要がある。
以下、デジタル光処理投影装置200を採用する表示方法を説明する。この表示方法は、
(a)駆動回路板121及びデジタルマイクロミラーデバイス122を含む光変調装置120を提供するステップであって、デジタルマイクロミラーデバイス122は、第一の安定状態及び第二の安定状態の複数のマイクロミラー123と、予め設定された光入射方向(図3と図5の識別マーク122aにより識別されることができる)と、を含み、且つ、デジタルマイクロミラーデバイス122は、駆動回路板121上に予め設置された予定方位で駆動回路板121上に設けられるステップと、
(b)照明光束112aを提供するステップであって、照明光束112aは、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射し、且つ、デジタルマイクロミラーデバイスは照明光束を映像光束112bに変換し、投影レンズ130に入射させ映像を投影させるステップと、
を含む。そのうち、照明システム110を照明システム210に変えること、又は、反射ミラー115を増設した照明システム310を使うことにより、光変調装置120及び投影レンズ130を変更せずに、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射することを達成することができる。
また、第一の設計の投影装置100と第二の設計の投影装置のために異なる光変調装置を個別に設計することにより、第二の設計の投影装置が第一の設計の投影装置100の照明システム110及び投影レンズ130と同じものを使用することができる。これについては、例えば、次の第二の実施例で説明する。
図6を参照する。デジタル光処理投影装置300は、光変調装置200、照明システム110及び投影レンズ130を含む。光変調装置220は、駆動回路板221及び駆動回路板221上に設置されるデジタルマイクロミラーデバイス122を含む。そのうち、デジタルマイクロミラーデバイス122は、デジタル光処理投影装置300において駆動回路板221上に予め設置された予定方位を有するが、デジタルマイクロミラーデバイス122は、動作方位で駆動回路板221上に設置され、この動作方位は、駆動回路板上に設置された前記予定方位と所定の角度を成す。
照明システム110は、光源112、光積分ロッド113、複数のレンズ114及び反射ミラー116aを含む。光源112により提供された照明光束112aは、光積分ロッド113とレンズ114を通過した後に、反射ミラー116aにより反射され、そして、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射する。
そのうち、第二の設計の投影装置300の光変調装置220と第一の設計の投影装置100の光変調装置120との相違点は、光変調装置220の構造が、デジタルマイクロミラーデバイス122を、デジタルマイクロミラーデバイス122の表面の法線ベクタルII′を中心として所定の角度、例えば、180度自転させた後に、動作方位で駆動回路板221の表面223上に設置するものであることにある。これにより、動作方向は、予め設定された光入射方向に対して、デジタルマイクロミラーデバイス122の表面の法線ベクタルII′を中心として所定の角度、例えば、180度自転させる方向である。駆動回路板221は、デジタル映像信号を提供するために用いられ、デジタルマイクロミラー122を制御することにより、デジタルマイクロミラーデバイス122に入射した照明システム110からの照明光束112aに対して変調を行い映像光束112cに変換し、投影レンズ130内に入射させる。第二の設計の投影装置300は、第一の設計の投影装置100の照明システム110及び投影レンズ130と同じものを使用することができるが、第二の設計の投影装置300の光変調装置200のみについて、前述した方法により製造する。
以下、デジタル光処理投影装置300を採用する表示方法について説明する。この方法は、
(a)駆動回路板221及びデジタルマイクロミラーデバイス122を含む光変調装置220を提供するステップであって、デジタルマイクロミラーデバイス122は、第一の安定状態及び第二の安定状態の複数のマイクロミラー123と、予め設定された光入射方向(図6の識別マーク122aにより識別されることができる)と、を含み、且つ、デジタルマイクロミラーデバイス122は、駆動回路板221上に予め設置される予定方位と所定の角度を成す動作方位で駆動回路板221上に設けられるステップと、
(b)照明光束112aを提供するステップであって、照明光束112aは、デジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射し、且つ、デジタルマイクロミラーデバイスは、照明光束を映像光束112cに変換し、投影レンズ130に入射させ映像を投影させるステップと、
を含む。そのうち、デジタルマイクロミラーデバイス122を、デジタルマイクロミラーデバイス122の表面の法線ベクトルII′を中心して所定の角度、例えば、180度自転させた後に、動作方位で駆動回路板221の表面223上に設けることにより、照明システム110を変更せずに、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定される光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射するようにさせることができる。
本発明の第一及び第二の実施例による投影装置200と300は、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定される光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射するので、元々光オン状態のマイクロミラー123は、光オフ状態になり、入射してきた照明光束112aの中の光を投影レンズ130の外への所定方向に反射させるが、元々光オフ状態のマイクロミラー123は、光オン状態になり、入射してきた照明光束112aの中の光を投影レンズ130内に反射させる。よって、本実施例による投影装置200と300は、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイスの予め設定された光入射方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイスに入射する場合において暗いスポットが無く明るいスポットが存在するデジタルマイクロミラーデバイスを再利用することができ、これにより、明るいスポットを暗いスポットに変えることにより標準出荷基準を満たさせ、デジタル光処理投影装置の製造コストを一定程度下げることができる。また、良い出荷品質を達成するために、暗いスポットに変わる明るいスポットの数が、通常、1〜3個に制御される必要があり、即ち、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定される光入射方向に沿って入射し、且つ、デジタルマイクロミラーデバイス122が駆動回路板121上に予め設置される予定方位で駆動回路板121上に設けられる場合において、デジタルマイクロミラーデバイス122が有する明るいスポットの数が1〜3個である。
他の実施例において、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射し、デジタルマイクロミラーデバイス122により変換されて形成された映像光束が有する映像の明暗は、照明光束112aが予め設定された光入射方向に沿って入射する場合においてデジタルマイクロミラーデバイス122により変換された映像光束が有する映像の明暗とは、互いに相反する。よって、投影を正確に行うために、駆動回路板121、221上に明暗反転ユニット(図示せず)を設けても良く、これにより、駆動回路板121/221に入力された映像信号が有する映像の明暗を反転することができる。それに応じて、第一及び第二の実施例の表示方法は、さらに、駆動回路板121、221に入力される映像信号が有する映像の明暗を反転するステップであって、映像信号が有する映像と、デジタル光処理投影装置により投射される映像との明暗は同じであるステップをさらに含んでも良い。
他の一実施例において、照明光束112aがデジタルマイクロミラーデバイス122の予め設定される光入射方向と異なる動作方向に沿ってデジタルマイクロミラーデバイス122に入射するので、デジタルマイクロミラーデバイス122により変換されて形成された映像光束が有する映像は、照明光束112aが予め設定された光入射方向に沿って入射する場合においてデジタルマイクロミラーデバイス122により変換された映像光束が有する映像とは、その方向が相反し、これにより、スクリーンに投影された映像が逆方向の状態となる。よって、投影を正確に行うために、駆動回路板121、221上に映像方向反転ユニット(図示せず)を設置する必要があり、これにより、駆動回路板121、221に入力された121、221の映像信号が有する映像の方向を反転する。それに応じて、第一及び第二の実施例における表示方法は、さらに、駆動回路板121、221に入力される映像信号が有する映像の方向を反転するステップであって、映像信号が有する映像と、デジタル光処理装置により投影される映像との方向が同じであるステップを含む。
また、他の実施例において、投影装置に進入する映像信号に対して明暗反転と映像方向の処理を予め行い、その後、投影装置に入力させることにより、映像を正確に投影することもできる。
本発明が前述した好適な実施例に基づいて以上のように開示されたが、前述した好適な実施例は、本発明を限定するためのものでなく、当業者は、本発明の精神と範囲を離脱しない限り、本発明に対して些細な変更と潤色を行うことができるので、本発明の保護範囲は、添付した特許請求の範囲に定まったものを基準とする。また、本発明の何れの実施例又は特許請求の範囲は、本発明に開示された全ての目的又は利点又は特徴を達成する必要がない。また、要約の部分と発明の名称は、特許文献の検索を助けるためのみのものであり、本発明の権利範囲を限定するものでない。
従来の投影装置の構造を示す図である。 図1に係る投影装置のデジタルマイクロミラーデバイスにおけるマイクロミラーの動作を示す図である。 本発明の第一の実施例による投影装置の構造を示す図である。 図6に係る投影装置のデジタルマイクロミラーデバイスにおけるマイクロミラーの動作を示す図である。 本発明の第一の実施例による投影装置の他の実施例の構造を示す図である。 本発明の第二の実施例による投影装置の構造を示す図である。
符号の説明
100、200、300 投影装置
110、210、310 照明システム
112 光源
112a 照明光束
112a′、112b、112c 映像光束
113 光積分ロッド
114 レンズ
115 反射ミラー
116a 反射ミラー
120、220 光変調装置
121、221 駆動回路板
223 駆動回路板の表面
122 デジタルマイクロミラーデバイス
122a 識別マーク
123 マイクロミラー
130 投影レンズ
II′ 法線ベクタル

Claims (6)

  1. デジタル光処理投影装置の表示方法であって、
    駆動回路板と、前記駆動回路板上に設置され、複数のマイクロミラー及び予め設定された光入射方向を表示するための識別マークを含むデジタルマイクロミラーデバイスと、を含む光変調装置を提供するステップであって、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、前記デジタル光処理投影装置の中において前記駆動回路板上に予め設定された予定方位を有し、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、動作方位で前記駆動回路板上に設置され、前記動作方位は、前記駆動回路板上に予め設定された前記予定方位と所定の角度を成し、前記所定の角度は、180度であり、前記マイクロミラーの位置が第一の安定状態及び第二の安定状態から選択され、前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記予定方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を投影レンズ内に反射し、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズの外への所定方向に反射し、前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記動作方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズ内に反射し、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズの外への所定方向に反射するステップと、
    前記予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿って前記デジタルマイクロミラーデバイスに入射する照明光束を提供するステップであって、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーは前記動作方向に沿って入射した前記照明光束を前記投影レンズ内に反射し映像を投影させ、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーは前記動作方向に沿って入射した前記照明光束を前記投影レンズの外への所定方向に反射するステップと、
    を含み、
    前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記駆動回路板上に予め設定された前記予定方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、1〜3個の明るいスポットを有し、前記明るいスポットは、前記デジタルマイクロミラーデバイスの前記マイクロミラーの位置がずっと前記第一の安定状態にあることを指す、
    表示方法。
  2. 前記駆動回路板に入力する映像信号が有する映像の明暗を反転するステップをさらに含み、
    前記映像信号が有する前記映像の明暗は、前記デジタル光処理投影装置により投影される映像の明暗と同じであり、
    前記駆動回路板に入力する映像信号が有する映像の方向を反転するステップをさらに含み、
    前記映像信号が有する前記映像の方向は、前記デジタル光処理投影装置により投影される映像の方向と同じである、
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記照明光束を提供するステップは、光源により前記照明光束を発するステップを含み、前記光源から前記デジタルマイクロミラーデバイスまでの前記照明光束の光軸は、直線である、
    請求項1に記載の表示方法。
  4. 照明光束を発する光源を有する照明システムと、
    映像を投影するための投影レンズと、
    駆動回路板と、前記駆動回路板上に設置され、複数のマイクロミラー及び予め設定された光入射方向を表示するための識別マークを含むデジタルマイクロミラーデバイスと、を含む光変調装置であって、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、前記デジタル光処理投影装置の中において前記駆動回路板上に予め設定された予定方位を有し、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、動作方位で前記駆動回路板上に設置され、前記動作方位は、前記駆動回路板上に予め設定された前記予定方位と所定の角度を成し、前記所定の角度は、180度であり、前記マイクロミラーの位置が第一の安定状態及び第二の安定状態から選択され、前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記予定方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズ内に反射し、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズの外への所定方向に反射し、前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記動作方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズ内に反射し、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーが前記予め設定された光入射方向に沿って入射した光を前記投影レンズの外への所定方向に反射する光変調装置と、
    を含み、
    前記照明光束は、前記予め設定された光入射方向と異なる動作方向に沿って前記デジタルマイクロミラーデバイスに入射し、前記第二の安定状態の前記マイクロミラーは、前記動作方向に沿って入射した前記照明光束を前記投影レンズ内に反射し映像を投影させ、前記第一の安定状態の前記マイクロミラーは、前記動作方向に沿って入射した前記照明光束を前記投影レンズの外への所定方向に反射し、
    前記デジタルマイクロミラーデバイスは前記駆動回路板上に予め設定された前記予定方位で前記駆動回路板上に設けられるときに、前記デジタルマイクロミラーデバイスは、1〜3個の明るいスポットを有し、前記明るいスポットは、前記デジタルマイクロミラーデバイスの前記マイクロミラーの位置がずっと前記第一の安定状態にあることを指す、
    デジタル光処理装置。
  5. 前記駆動回路板に入力する映像信号が有する映像の明暗を反転するための明暗反転ユニットをさらに含み、
    前記映像信号が有する前記映像の明暗は、前記デジタル光処理投影装置により投影される映像の明暗と同じであり、
    前記駆動回路板に入力する映像信号が有する映像の方向を反転するための映像方向反転ユニットをさらに含み、
    前記映像信号が有する前記映像の方向は、前記デジタル光処理投影装置により投影される映像の方向と同じである、
    請求項4に記載のデジタル光処理装置。
  6. 前記光源から前記デジタルマイクロミラーデバイスまでの前記照明光束の光軸は、直線である、
    請求項4に記載のデジタル光処理装置。
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