JP4674171B2 - 既設管の更生工法 - Google Patents
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Description
このようにモルタルがずれ落ちると、特に製管機が下方向に向いた際にモルタルが落し、隙間が充填されていない更生管となってしまう不具合が生じるためである。
これは、ポンプで吐出できないと隙間の充填ができないためである。
これは、モルタルの粘性が低くなったり高くなったりする変動を起こすと、隙間への注入充填を行うためのポンプからの吐出量が安定しなくなるためである。すなわち、モルタルの粘性が低い場合は、隙間の中でモルタルがその自重によってずれ落ちることにより隙間が充填されてない更生管になったり、或いはポンプから吐出されるモルタルの吐出量が多くなるために隙間から溢れ出て管内を汚したり、モルタルが製管機に付着固化して製管機が動かなくなる等の不具合を生じたりするためである。逆に、モルタルの粘性が高くなると、ポンプから吐出されるモルタルの吐出量が少なくなり、隙間が充填されてない更生管になってしまう不具合が発生する。
原料として、セメント(普通ポルトランドセメント,早強ポルトランドセメント,超早強ポルトランドセメント,中庸熱ポルトランドセメント等のポルトランドセメントや高炉セメント,シリカセメント等の混合セメント)と水を必須成分として、他に
・混和材(フライアッシュ,高炉スラグ,シロカヒューム等)
・膨張材(CaO,3CaO・Al2O3・CaSO4,6CaO・Al2O3・SO3等)
・膨張剤(アルミ粉,珪素粉など)
・減水剤(リグニンスルホン酸系,ナフタレンスルホン酸系,メラミンスルホン酸系,ポリカルボン酸系,アミノスルホン酸系等)
・分離低減剤(メチルセルロース系,ポリビニルアルコール系,ヒドロキシルアルコール系,ポリアクリル酸ソーダ系,ポリアクリルアミド系)
・骨材(珪砂,川砂,砕石粉等)
・ポリマーディスパーション(アクリル系,酢酸ビニル系,エチレン酢酸ビニル系,SBR系など)
を適宜配合してフロー値200mm以上となるように構成される。
・トリポリリン酸ナトリウム,テトラポリリン酸ナトリウム,ピロリン酸ナトリウム等の等の無機リン酸塩
・脂肪族化合物や環式化合物のカルボン酸塩
・硫酸化油,アルキル硫酸塩,アルキルエーテル硫酸塩,アルキルエステル硫酸塩等の脂肪族硫酸エステルやアルキルアリールエーテル硫酸等の環式化合物硫酸エステル塩
・アルキルスルホン酸塩,スルホコハク酸塩等の脂肪族スルホン酸塩やアルキルアリル及びアルキルナフタレンスルホン酸塩等の環式化合物スルホン酸塩
・アルキルリン酸塩,エーテルリン酸塩等の脂肪族リン酸エステル塩やアルキルアリールエーテルリン酸塩等のリン酸エステル塩
等の分散剤が使用できる。
・混和材(フライアッシュ,高炉スラグ,シロカヒューム等)
・膨張材(CaO,3CaO・Al2O3・CaSO4,6CaO・Al2O3・SO3等)
・膨張剤(アルミ粉,珪素粉など)
・減水剤(リグニンスルホン酸系,ナフタレンスルホン酸系,メラミンスルホン酸系,ポリカルボン酸系,アミノスルホン酸系等)
・分離低減剤(メチルセルロース系,ポリビニルアルコール系,ヒドロキシルアルコール系,ポリアクリル酸ソーダ系,ポリアクリルアミド系)
・骨材(珪砂,川砂,砕石粉等)
・ポリマーディスパーション(アクリル系,酢酸ビニル系,エチレン酢酸ビニル系,SBR系など)
が必要に応じて含まれている。これらを混練したA液は、流動性の高いフロー値200mm以上の低粘度モルタルとなっている。
11 製管機
12 隙間
13 螺旋管(更生管)
13a プロファイル
14 供給ホース
14a 注入ノズル
15 プロファイル供給機
16 台車
21 モルタル混練/供給ポンプ
22 定量供給部
31 油圧ユニット
32 発電機
33 モルタルミキサー
34 アジテーター
35 A液ポンプ
36 B液タンク
37 B液ポンプ
38 A液用ホース
39 B液用ホース
41 A液遮断装置
42 A液流量カウンタ
43 B液遮断装置
44 B液流量カウンタ
Claims (6)
- 両側縁部に接合部が形成された長尺状の帯状体を、管渠内面に接合部を螺旋状に接合させながら製管機により製管するとともに、管渠と新たに形成された螺旋管との隙間に高粘度モルタルを注入する工法において、低粘度モルタルを地上から配管を通じて管渠内に設置された混練部を有するポンプに供給するとともに、粘度を増加させる添加剤を前記混練部に供給することにより高粘度モルタルとし、前記混練部を有するポンプにより前記隙間に高粘度モルタルを注入する既設管の更生工法であって、
前記低粘度モルタルを供給する配管において、混練部の前段に流量カウンタと遮断装置を設置し、前記混練部に低粘度モルタル及び添加剤を設定量供給した後、その低粘度モルタルの供給を遮断装置で遮断し、混練部で低粘度モルタル及び添加剤を混合して高粘度モルタルとし、前記混練部を有するポンプにより前記隙間にこの高粘度モルタルを注入することを特徴とする既設管の更生工法。 - 前記流量カウンタが設定値となると遮断装置を起動させ、低粘度モルタルの混練部への供給を自動的に遮断し、混練を開始するともに、次回に低粘度モルタルを混練部へ供給するための流量カウンタ原点を設定するシステムを有することを特徴とする請求項1に記載の既設管の更生工法。
- 前記添加剤を地上から添加剤用配管を通じて前記混練部に供給し、この添加剤用配管において、混練部の前段に添加剤用流量カウンタと添加剤用遮断装置を設置し、前記混練部に低粘度モルタル及び添加剤を設定量供給した後、その添加剤の供給を添加剤用遮断装置で遮断し、混練部で低粘度モルタル及び添加剤を混合して高粘度モルタルとし、前記混練部を有するポンプにより前記隙間にこの高粘度モルタルを注入することを特徴とする請求項1又は2に記載の既設管の更生工法。
- 前記添加剤用流量カウンタが設定値となると添加剤用遮断装置を起動させ、添加剤の混練部への供給を自動的に遮断し、混練を開始するともに、次回に添加剤を混練部へ供給するための流量カウンタ原点を設定するシステムを有することを特徴とする請求項3に記載の既設管の更生工法。
- 前記遮断装置がピンチバルブであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の既設管の更生工法。
- 前記遮断装置がスクイズオフ工具であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の既設管の更生工法。
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JP2006045587A JP4674171B2 (ja) | 2006-02-22 | 2006-02-22 | 既設管の更生工法 |
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2006
- 2006-02-22 JP JP2006045587A patent/JP4674171B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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