JP4672023B2 - 高フレーム・レートを達成するために走査ビーム・デバイスを駆動する方法 - Google Patents

高フレーム・レートを達成するために走査ビーム・デバイスを駆動する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4672023B2
JP4672023B2 JP2007548170A JP2007548170A JP4672023B2 JP 4672023 B2 JP4672023 B2 JP 4672023B2 JP 2007548170 A JP2007548170 A JP 2007548170A JP 2007548170 A JP2007548170 A JP 2007548170A JP 4672023 B2 JP4672023 B2 JP 4672023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive signal
scanning
signal
scanning element
illumination spot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007548170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008525844A (ja
Inventor
ジョンソン,リチャード・エス
メルヴィル,チャールズ・ディ
リー,キャメロン・エム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Washington
Original Assignee
University of Washington
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Washington filed Critical University of Washington
Publication of JP2008525844A publication Critical patent/JP2008525844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4672023B2 publication Critical patent/JP4672023B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/262Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Description

本発明は、全般的には高フレーム・レートを実現する方法および走査ビーム・システムに関する。より具体的には、本発明は、共振走査要素に蓄えられたエネルギを除去する方法およびシステムを実現する。
ワシントン大学によって開発された走査ビーム・デバイスは、1次元または2次元のターゲット・エリアにわたって照明スポットを走査するために、単一の光ファイバを使用する。ターゲット・エリアから反射された光は、光検出器などの光検出装置によって順次取り込まれる。次に、光検出器応答を使用して、走査パターン中の所与の時点に照明スポットによって照らされた小さい面積に対応するイメージの小さい部分の明るさを決める。
光ファイバは、任意の数の周波数で、任意の数の1次元または2次元の走査パターンで駆動されるが、光ファイバと照明スポットは、通常、螺旋形の走査パターンで、光ファイバの共振周波数で駆動される。「共振」は、本明細書では、光ファイバがその共振周波数のQ係数内で駆動されることを意味するのに使用される。共振周波数のQ係数内で駆動される時に(図3)、光ファイバは、最小量のエネルギを使用しながらその所望の偏向を達成することができる。
図1に示されているように、理想化された螺旋走査パターン11では、照明スポットは、通常は、最初の中央位置から開始し、最大の所望の直径に達するまで外向きに螺旋形に進む。照明スポットがその最大直径に達したならば、照明スポットを中央に戻すことが望ましい。1つの提案された螺旋走査パターンは、照明スポットをその最大直径まで外向きに螺旋形に進め、次に、最初の螺旋パターンを引き返すことによって照明スポットを内向きに螺旋形に進める。もちろん、望まれる場合に、走査パターンをその最大直径で開始し、その後、照明スポットを内向きに真ん中に向かって螺旋形に進めることも可能である。
図1の共振螺旋走査パターン11を達成するために、光ファイバは、その間の90°位相シフトを伴って駆動される水平と垂直の三角形振幅変調された正弦波13、15(図2)を用いて2つの駆動軸(y、zすなわち水平と垂直)に沿って駆動される。光ファイバが円形である場合には、水平と垂直の共振振動は、同一の周波数と等しい振幅を有する(しかし、それでも90°位相外れである)。駆動信号13、15の増加する振幅部分17は、照明スポットを最初の中央位置から外向きに螺旋形に進ませる。駆動信号13、15の減少する振幅部分19は、照明スポットを最初の中央位置に向かって戻って内向きに螺旋形に進ませる。ターゲット・エリアのイメージを、増加する振幅部分17、減少する振幅部分19、またはその両方の間に後方散乱された光を収集することによって入手することが行われた。
本出願人は、図2の駆動信号13、15を使用して走査要素を駆動する時に2つの重要な問題があることを見つけた。
第1に、走査要素は、通常は実質的に共振して駆動されるので、大量のエネルギを蓄える傾向がある。蓄えられたエネルギは、駆動信号の振幅が減らされた(または除去された)後であっても、走査要素に大きい振幅で動き続けさせる。たとえば、実験で、本出願人は、照明スポットが、どちらかといえば厳密に駆動信号の増加する振幅部分17に従うが、駆動信号が減少する振幅部分19に移る時に、照明スポットが厳密には従わないことを見つけた。代わりに、走査要素に蓄えられたエネルギによって、駆動信号よりはるかに低い速度で照明スポットの走査直径を減少する。
イメージ再マッピング法と駆動再マッピング法(本願の所有者が所有する2004年10月1日に出願した同時係属の米国特許出願第10/956241号に記載されており、この特許出願の開示全体が、参照によって本明細書に組み込まれている)は、駆動信号によって定義される照明スポットの理論的位置と照明スポットのより低速の実際の位置との間の差によって引き起こされるイメージの歪みに対して訂正することができるが、共振するファイバに蓄えられたエネルギによって、イメージの中央に「穴」が生じる場合がある(図4)。再マッピング法は、イメージの中央の穴について訂正することができない。イメージの中央の穴は、照明スポットがイメージの中央(たとえば、その最初の中央位置)に戻る前に、駆動信号が、駆動信号の増加する振幅部分を繰り返す時に引き起こされる。いくつかのシナリオで、この穴の直径は、イメージの半分と等しいかそれより大きくなる場合がある。
第2の問題も、走査パターン11の増加する振幅部分17と減少する振幅部分19の間に走査パターンが変化する場合があるという事実にかかわる。しかし、イメージ再マッピングまたは駆動再マッピングと他の技法とを使用することによって、同一に見えるイメージを両方の走査方向で生成させることが可能である。残念ながら、照明スポットの実際の走査パターンは、使用される場所の周辺状況要因に依存して変化することがある。通常は、温度が、走査パターンに対する最大の影響を有する。たとえば、増加する振幅部分17では、より高いまたはより低い温度によって引き起こされる変化は、小さく、無視するか、再マッピング法を用いて補償することができる。しかし、減少する振幅部分19について、温度によって引き起こされる変化は、訂正がより難しい場合がある。温度要因は、この2つの走査方向のイメージに、反対方向に変化させる可能性がある。たとえば、増加する振幅部分で、イメージが時計回りに回転する場合があり、減少する振幅部分で、イメージが反時計回りに回転する場合がある。イメージが、増加する振幅部分と減少する振幅部分との両方で取り込まれる場合に、これは、2つの発散するイメージがフレーム更新レートでトグルされる表示をもたらす可能性があり、このトグルは、結果の取り込まれるイメージを役に立たないものにする。
したがって、必要なものは、ターゲット・エリアのイメージを正確に生成しながら高フレーム・レートを実現できる方法およびシステムである。そのような方法およびシステムが、共振する走査要素に蓄えられたエネルギについて補償できるならば、望ましいはずである。
本発明は、共振走査ビーム・デバイスのフレーム・レートを改善する方法およびシステムを提供する。より具体的に言うと、本発明の方法およびシステムは、蓄えられたエネルギをすばやく除去し、短い時間で走査要素の走査を停止することを対象とする。
本発明の方法は、通常、約5Hzと約60Hzとの間、好ましくは約15Hzと約30Hzとの間のフレーム・レートである。了解できるとおり、本発明は、前述の範囲より低いまたはそれより高いフレーム・レートを実現することもでき、本発明は、そのような範囲に限定されない。
本発明の方法は、1次元走査パターンと2次元走査パターンとの両方に適用可能である。走査パターンを達成する駆動信号は、水平駆動軸と垂直駆動軸との両方で類似する周波数を有することができ(たとえば、螺旋走査パターン用)、あるいは、走査パターンは、水平駆動軸と垂直駆動軸とで異なる周波数を有することもできる(たとえば、プロペラ走査用、ラスタ走査用、または類似物用)。
さまざまな周辺状況条件にわたる改善された安定性と走査繰返し性のために、ターゲット・エリアのイメージは、通常、駆動信号の1つの部分の間に取り込まれるのみである。たとえば、螺旋走査パターンでは、イメージ・データは、照明スポットが最初の中央位置から外向きに螺旋形に進められる、走査パターンの第1部分の間にだけ取り込まれる。走査パターンの第2部分は、照明スポットをその最初の中央位置に戻すのに使用される。照明スポットが中央位置に戻ったならば、駆動信号を繰り返すことができる。
一態様で、本発明は、照明スポットを走査パターンの第1部分の終わりから最初の中央点までできる限りすばやく戻すように構成された走査パターンの第2部分用の駆動信号の生成と印加を対象とする。引き返す時間の短縮は、イメージ収集に振り向けられる増やされた回数の螺旋走査を可能にする。
一実施態様で、走査要素を駆動するのに使用される駆動信号は、第1の部分と第2の部分を含む。駆動信号の第1の部分は、照明スポットをターゲット・エリア上で所望の走査パターンで走査するのに使用される。駆動信号の第2の部分は、蓄えられたエネルギを走査要素から除去するのに使用される。1つの構成で、駆動信号の第2の部分は、駆動信号の第1の部分から位相シフトされた位相破壊信号(phase braking signal)である。駆動信号の第2の部分は、走査要素を実質的にそのゼロ動き点に戻すために、エネルギを走査要素からすばやく除去する。走査要素は、通常、その中央点で静止させられるので、穴のないターゲット・サイトのイメージを生成することができる。
走査要素が共振で駆動されるので、駆動信号と照明スポットの位置は約180°位相外れである。共振系に蓄えられたエネルギを除去するために、位相破壊信号(たとえば、駆動信号の第2の部分)は、強制的に照明スポットの位置と同位相にされる。第1の部分からの水平駆動信号と垂直駆動信号の位相を約180°だけ変更することによってそれを達成できる。これは、Y駆動信号とZ駆動信号との両方を反転することと同等である。
しかし、駆動信号の位相が、第2の部分全体を通じて一定に保たれる場合に、走査要素の位置の変化する位相は、最終的に、ファイバが約90°位相外れで駆動され、振幅が増加し始める点に達する。実際に、本出願人は、同位相駆動以外のすべてのものが、エネルギが系から除去される速度を下げることを見つけた。この理由から、実質的にすべてのエネルギが除去され、走査要素の動きが実質的に停止するまで、駆動信号の位相が走査要素の位置と同位相のままになるように駆動信号の位相を継続的に調整することが望ましい。実質的にすべてのエネルギが走査要素から除去され、走査要素が実質的に静止するや否や、駆動信号は、走査要素に再びエネルギを与え、走査振幅が増加する。
適切な位相破壊駆動信号または駆動信号の第2の部分を決める1つの例示的な方法は、フィードバック制御ループを使用することである。このフィードバック制御ループは(リアルタイムであれ反復式であれ)、走査要素からすばやくエネルギを除去するための適切な駆動信号を決めるのに使用することができる。生成された駆動信号を、システムのメモリ内に記録し、駆動信号の第2の部分として使用することができる。代替実施態様では、すべてのまたは実質的にすべてのエネルギが走査要素から除去されるまで、オペレータが、駆動信号の位相を手動で調整することができる。
本発明の他の態様、目的、および利益は、次の詳細な説明から明白になる。
本発明は、走査要素に蓄えられたエネルギをすばやく除去し、走査要素をその開始位置にすばやく戻すことによって、走査ビーム・デバイスのフレーム更新レートを改善する方法およびシステムをもたらす。
本発明の走査ビーム・システムは、走査ビーム・デバイスと、走査ビーム・デバイスのイメージ形成またはイメージ収集を制御するベース・ステーションとを含む。本発明の走査ビーム・デバイスは、さまざまな形をとることができるが、通常は、内視鏡、カテーテル、ファイバスコープ、顕微鏡、ボロスコープ、バー・コード・リーダー、イメージ・ディスプレイ、またはターゲット・エリアのイメージを生成するか、イメージを収集する他のデバイスの形である。本発明の走査ビーム・デバイスは、限定的使用デバイス(たとえば、使い捨てデバイス)または複数回使用デバイスとすることができる。このデバイスが、医療使用用である場合に、走査ビーム・デバイスは、一般に、滅菌可能であるか、あるいは使用のために密閉されたパッケージで供給されるかのいずれかによって無菌状態である。
本発明の走査ビーム・デバイスは、光のビームをターゲット・エリア上で走査する走査要素を含む。この走査要素は、単一の片持支持された光ファイバを含むことが好ましい。他の実施形態では、走査要素は、微小電気機械システム(MEMS)、検流計、ポリゴン、互いに相対的に移動される複数の光学要素、または類似物などの鏡の形をとる。残りの議論は、ターゲット・サイトのイメージ収集に使用される走査ファイバ・デバイスに焦点を合わせるが、本発明が、他の前述の走査要素やシステムをも達成することを了解されたい。
本発明の方法は、2次元螺旋走査の使用に焦点を合わせたものである。しかし、本発明が、そのような走査パターンに限定されないことを了解されたい。たとえば、本発明は、回転するプロペラの走査パターン、ラスタ走査パターンなどの他の2次元走査パターンまたは1次元直線パターンを使用することもできる。
図5、8に、走査パターンの単一サイクルにわたる駆動信号の可能な振幅変化のいくつかの例を示す2つの走査包絡線23を概略的に示す。参照を簡単にするために、Y軸駆動信号の駆動包絡線だけを、図5、8に示す。しかし、丸い光ファイバの螺旋走査パターンについて、y軸駆動信号とz軸駆動信号の走査パターンが、一般に類似する形状の包絡線を有し、2つの駆動信号13、15(図2)の間の主な相違が、駆動包絡線内のy軸駆動信号とz軸駆動信号の位相オフセットになることを了解されたい。
この駆動信号は、第1の部分27と第2の部分29とを含む。駆動信号の理想的な第1の部分27は、線形に増加する振幅(たとえば、増加する振幅部分17)を有する正弦波を含む。しかし、駆動信号の駆動再マッピングは、駆動信号の第1の部分の包絡線を変更する場合があり、包絡線は、線形に増加する振幅を有しない場合がある。
第1の部分27の終わりに、照明スポットは、走査パターンの最大半径に達している(図1)。照明スポットがその最大半径に達した後には、照明スポットと走査要素をその最初の開始点(たとえば、螺旋の中央)に戻すことが望ましい。
駆動信号の増加する振幅部分17(たとえば、第1の部分27)中と減少する振幅部分19(たとえば、第2の部分29;図2)中との照明スポットの走査パターンの前述の相違のゆえに、データ収集(たとえば、ターゲット・エリアのイメージング)は、通常、駆動信号の第1の部分27と駆動信号の第2の部分29のうちの一方だけの間に行われる。好ましい実施形態では、ターゲット・エリアのイメージングは、照明スポットの外向きの螺旋進行中に行われ、ターゲット・エリアのイメージングは、照明スポットが実質的に「ゼロ」(たとえば、その最初の中央位置またはその近く)に戻される時には行われない。
本出願人は、駆動信号に単純に「ゼロ」がセットされると、照明スポットの動きが、ゼロに向かって指数関数的に減衰することを見つけた。残念ながら、指数関数的減衰は、かなりの時間を要し、これは、高フレーム・レートの助けにはならない。たとえば、本出願人は、250の増加する螺旋を有する走査パターンについて、照明スポットの動きをゼロに落ち着かせ、最初の中央点に戻るのに、600を超える螺旋期間を要することを見つけた。しかし、正弦波の振幅を単純に減らすのではなく、本発明は、その信号が第1の部分27内の駆動信号に対する相対的な位相シフトを有する、駆動信号の「位相破壊」第2の部分29を適用する。好ましい実施形態では、第2の部分29は、第1の部分27に対して相対的に反転された位相を有する。
走査要素が、共振周波数で走査される時に、駆動信号と照明スポットの位置は、約180°位相外れである。共振する走査要素に蓄えられたエネルギを除去するために、駆動信号の第2の部分29は、強制的に走査要素の位置と同位相にされる。図6に、駆動信号の第1の部分27中に走査要素を駆動するのに使用されるy軸駆動信号とz軸駆動信号を概略的に示す。図6に示されているように、y軸駆動信号とz軸駆動信号は、90゜位相外れである。
図7に示された好ましい方法では、駆動信号の第2の部分29は、y軸駆動信号とz軸駆動信号の位相を約180°だけ変更することによって、強制的に走査要素の位置と同位相にされる。y軸駆動信号とz軸駆動信号を強制的に照明スポットの位置と同位相にすることは、y軸駆動信号とz軸駆動信号を反転することと同等である。
位相破壊信号は、通常、走査要素の動きの振幅をすばやく減らし、走査要素の周波数をわずかに遅くするという効果を有する。しかし、走査要素の周波数を遅くすることは、駆動信号と走査要素(および照明スポット)の位置との間の位相関係を経時的に変化させることになる。本出願人は、駆動信号の第2の部分29を、この信号の第2の部分の実質的に全体にわたって走査要素の位置と同位相に維持することが非常に望ましいことを見つけた。駆動信号の第2の部分の位相が、一定に保たれる場合には、走査要素の変化する周波数と変化する位置は、もう一度走査要素がこの信号と180°位相外れになる点に不可避的に達する。駆動信号の第2の部分29と走査要素の位置とが、互いに関して約90°位相外れである時には、走査要素の動きの振幅は、もう一度増加し始め、エネルギは、除去されるのではなく、もう一度走査要素に蓄えられる。
エネルギを走査要素から除去するためには、駆動信号の位相を継続的に調整し、その結果、ほとんどまたはすべてのエネルギが走査要素から除去され、走査要素の動きが実質的に止められるまで、駆動信号が走査要素と同位相のままになるようにすることが、望ましい。エネルギが走査要素から除去され、走査要素が実質的にその最初の開始点(たとえば、螺旋の中央もしくはその近く、動きの範囲の中央もしくはその近く、および/またはターゲット・エリアの中央もしくはその近く)に戻って位置決めされたならば、駆動信号サイクルを繰り返すことができ、駆動信号の増加する振幅の第1の部分27が、もう一度、照明スポットに外向きでそのイメージング・パターンで螺旋形に進ませることができる。
位相シフトに加えて、第2の部分29の駆動信号包絡線形状を最適化して、蓄えられたエネルギを走査要素からすばやく除去し、走査要素を実質的にゼロに戻すことができる。本明細書で説明する、駆動信号の位相シフトされた第2の部分29と変更された駆動信号包絡線を使用することによって、本発明者は、約50の螺旋期間より短い期間で、蓄えられたエネルギを走査要素から除去することができた。
図5、8に、走査要素からエネルギを除去するための位相破壊ドライバとして使用できる駆動包絡線のいくつかの例を示す。図5に示されているように、イメージング部分は、サンプル点0から25000まで延びる増加する振幅を有する駆動信号の第1の部分27を含む。サンプル点25000で、走査要素は、その最大の所望の直径に達し、駆動信号の第2の部分29が、走査要素からエネルギを除去するのに使用される。したがって、サンプル点25000で、y軸駆動信号とz軸駆動信号との両方の位相が、逆転される。図5には示されていないが、駆動信号の第2の部分29の位相を、照明スポットの位置との同位相関係を維持するために継続的に調整できることを了解されたい。
駆動信号の位相を変更することに加えて、駆動信号の振幅をも、この信号の第2の部分29中に調整することができる。図示の例では、駆動信号の振幅は、走査要素からエネルギをすばやく除去するために、複数のサンプル点(サンプル点25000から28000まで)の間に一定に保たれる。サンプル点28000では、エネルギの大部分が除去された後に、この信号の振幅が、走査要素に再びエネルギを与えないようにするために減らされる。最後に、少数のサンプル点(サンプル点29500から30000まで)の間に、駆動信号がゼロにセットされ、走査要素の動きを実質的にゼロに落ち着かせる。
図8に、走査要素からエネルギを除去するのに使用できる駆動包絡線のもう1つの例を示す。図8に示されているように、イメージング部分は、サンプル点0から25000まで延びる実質的に線形に増加する振幅を有する駆動信号の第1の部分27を含む。図5に似て、サンプル点25000で、走査要素は、その最大の所望の直径に達し、駆動信号の第2の部分29が、走査要素からエネルギを除去するのに使用される。したがって、サンプル点25000で、y軸駆動信号とz軸駆動信号との両方の位相が、逆転される。駆動信号の振幅を変更するのではなく、振幅は、サンプル点25000から29000まで一定に保たれる。サンプル点29000では、走査要素を実質的にゼロに落ち着かせるために、駆動信号にゼロがセットされる(たとえば、点29000から30000まで)。
了解できるとおり、図5、8に示された駆動包絡線は、本発明の走査要素からエネルギを除去するのに使用できる駆動包絡線の2つの例に過ぎない。第1の部分27は、線形もしくは非線形に増加する振幅、指数関数的に増加もしくは減少する振幅、線形もしくは非線形に減少する振幅、および/またはゼロ振幅の任意の組合せを有することができ、駆動信号の第2の部分29の振幅は、特定の走査要素とイメージング条件に従って変化する。
走査要素の位置と駆動信号とを同位相に保つための位相の継続的調整は、駆動信号の周波数の小さい変化を引き起こす。したがって、位相と周波数が互いに関係付けられるので、駆動信号の位相を調整するのではなく、その代わりに、駆動信号の周波数を調整して、走査要素からのエネルギの類似する除去を達成することができる。そのような実施形態では、蓄えられたエネルギの実質的にすべてが走査要素から除去されるまで、駆動信号の第2の部分29全体を通じて駆動信号の周波数を継続的に調整することが望ましい。
走査要素の駆動アセンブリが圧電駆動アセンブリである構成では、コントローラは、通常、電圧駆動信号を生成する。そのような構成では、駆動信号の電圧の極性は、走査要素からエネルギを除去するために、駆動信号の第2の部分29中に変更される。望まれる場合に、電圧極性を調整した後に、電圧レベルを高めて、蓄えられたエネルギを走査要素からよりすばやく除去することができる。了解できるとおり、本発明の概念は、すべてのタイプの駆動信号(たとえば、電流信号)やすべてのタイプの駆動アセンブリについて使用することができ、本発明は、電圧駆動信号に限定されない。
異なる走査要素と駆動アセンブリは、異なる特性を有するので、走査ビーム・システムを正しく動作させるためには、その走査ビーム・システム用にカスタマイズされた駆動信号を使用しなければならない。カスタマイズされた駆動信号は、走査要素をその共振周波数で走査することができ、ターゲット・エリアの各走査サイクルの後に走査要素をそのゼロ位置に戻ってすばやく再位置決めする駆動信号を用いて走査要素を駆動することによって、改善された走査レートを実現することができる。
カスタマイズされた駆動信号は、任意の従来の方法を使用して生成することができるが、通常は、駆動信号の第2の部分の位相を手動で調整することによって、または較正中に1つまたは複数のフィードバック制御ループを使用することによって、生成される。このフィードバック制御ループは、リアルタイムまたは反復式とすることができる。一実施形態で、このフィードバック制御ループを、走査ビーム・デバイスのパッケージングの前に製造業者が使用することができる。照明スポットが理想的な走査パターンに従うように、駆動信号の理想的な第1の部分を再マッピングするために、このフィードバック制御ループを任意選択で使用する。その後、同一のまたは異なるフィードバック制御ループを使用して、走査要素からエネルギをすばやく除去し、走査要素をゼロに戻す駆動信号の第2の部分を決めることができる。その後、カスタマイズされた駆動信号を、走査ビーム・デバイス内のメモリに、アルゴリズムまたはルックアップ・テーブルとして保管する。
走査ビーム・デバイスがコントローラに結合される時に、そのコントローラは、その特定の走査ビーム・デバイスのカスタマイズされた駆動信号をメモリからダウンロードすることができる。メモリや、走査ビーム・デバイスのメモリに保管できる他のデータのより完全な説明は、本願の所有者が所有する2004年10月1日に出願した同時係属の米国特許出願第10/956473号、名称「Configuration Memory for a Scanning Beam Device」に記載されており、この特許出願の開示全体が、参照によって本明細書に組み込まれている。
他の構成では、ターゲット・エリアのイメージングの直前に特定の走査ビーム要素を較正することによって、イメージング・サイトで、オペレータによって駆動信号を決めることができる。たとえば、走査ビーム要素を、ベース・ステーションに結合されるかその中に形成される較正チャンバ内に置くことができ、駆動信号を、手動でまたは自動的に再マッピングし、較正して、駆動信号の適切な第1の部分27と第2の部分29を決めることができる。駆動信号を、その特定の走査ビーム・デバイスに対して決めたならば、その駆動信号を、その走査ビーム・デバイスのメモリにアルゴリズムまたはテーブルとして保管する。もちろん、他の実施形態では、カスタマイズされた駆動信号を、走査ビーム・デバイスのメモリ以外の他のコンピュータ可読記憶要素に保管することができる。たとえば、カスタマイズされた駆動信号を、コントローラのメモリ、コントローラによってアクセス可能なリモート・データベース、または類似物に保管することができる。
図9、10に、本発明に含まれることになる走査ビーム・システム10を示す。走査ビーム・システム10はベース・ステーション12と走査ビーム・デバイス14とを含む。走査ビーム・デバイス14は、ベース・ステーションの入力インターフェース18と嵌合するように構成されたコネクタ部材16を含む。入力インターフェース18へのコネクタ部材16の結合によって、ベース・ステーション12の要素と走査ビーム・デバイス14の関連する要素との間の、電力経路、駆動信号経路、検出器経路、照明経路、および/またはデータ通信経路が生成される。
図9に示されているように、ベース・ステーション12は、通常、コントローラ20を含み、このコントローラ20は、走査ビーム・デバイス14の作動とイメージの生成を制御できるゲート・アレイ(図示せず)を含めることができる1つまたは複数のマイクロプロセッサおよび/または1つまたは複数の専用エレクトロニクス回路を有する。コントローラ20は、スキャナ駆動エレクトロニクス、検出器増幅器、A/D変換器(図示せず)を含む。コントローラ内の駆動エレクトロニクスとメモリ内に保管されたソフトウェア・モジュールが、走査ビーム・デバイス14用のカスタマイズされた制御ルーチンを実現するのに使用される。本発明の方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊化された回路、特殊化されたプロセッサ、またはこれらの組合せを用いて実施することができる。方法がソフトウェアとして実行される実施形態において、そのソフトウェアは、このシステムのメモリ内または他のコンピュータ可読媒体上で有形に実施される複数のソフトウェア・モジュールの形のアプリケーション・プログラムとして実装されることが好ましい。残りの議論は、本発明の方法のソフトウェア実装に焦点を合わせるが、本発明がソフトウェア実装に限定されないことを了解されたい。
コントローラ20は、通信バス(図示せず)を介して、ベース・ステーション12内の複数の要素と通信する。通信バスは、通常、コントローラ20と、電源22と、メモリ24と、ユーザ・インターフェース26と、1つまたは複数の光源28と、1つまたは複数の出力ディスプレイ30と、光電性位置センサ82との間の電気通信を可能にする。任意選択として、走査ビーム・デバイス14が検出アセンブリを含む場合に、ベース・ステーション12に、コントローラ20と通信する別々のイメージ保管デバイス32を含めることができる。代替実施形態では、イメージ保管デバイス32を、単純に、メモリ24内のモジュールとすることができる。了解できるとおり、本発明のベース・ステーション12を変化させることができ、図9に示されたものより少数またはこれより多数の要素を含めることができる。
使用される特定の走査ビーム・デバイス14に応じて、光源28は、光の連続ストリーム、変調された光、または光パルスのストリームを発することができる。ベース・ステーション12に、異なる照明能力を有する異なる走査ビーム・デバイスを動作させることができるようにするために、複数の異なる光源28を含めることができる。光源28には、赤光源、青光源、緑光源(本明細書では集合的に「RGB光源」と称する)、IR光源、UV光源、および/または高強度レーザ源(通常は、治療走査ビーム・デバイス用)のうちの1つまたは複数を含めることができる。光源28自体を、第1モード(たとえば、連続ストリーム)と第2モード(たとえば、光パルスのストリーム)との間で切替可能になるように構成することができる。参照を簡単にするために、光源内の他の従来の要素は、図示しない。たとえば、RGB光源が使用される場合に、その光源に、異なる光が光ファイバ50に入る前にそれらの異なる光を組み合わせるコンバイナを含めることができる。さらに、光源28は、図10ではベース・ステーション12と別々のものとして図示されているが、他の実施形態で、光源28をベース・ステーション12内に一体化できることを了解されたい。
メモリ24は、本発明の方法を実行するソフトウェア・モジュールと、ルックアップ・テーブルと、走査ビーム・デバイス14のオペレーションや較正を制御するアルゴリズムとを保管するのに使用することができる。走査ビーム・デバイス14を制御するためにコントローラ20によって使用される制御ルーチンは、通常、接続されるデバイスの動作パラメータ(たとえば、共振周波数、電圧限度、ズーム能力、カラー能力など)と一致させるように構成可能である。以下で記すように、メモリ24は、走査ビーム・デバイスの検出器46から受け取られたイメージ・データ、イメージ再マッピング・ルックアップ・テーブルとアルゴリズム、第1の部分27と第2の部分29を含む再マッピングされた駆動信号、ファイバ走査デバイスのパラメータなどを保管するのにも使用することができる。
参照を簡単にするために、ベース・ステーション12内の他の従来の要素は、図示しない。たとえば、本発明のベース・ステーション12の諸実施形態は、通常、増幅器、D/A変換器とA/D変換器、クロック、波形ジェネレータ、その他の類似物などの従来の要素を含む。
本発明の走査ビーム・デバイス14は、光のビームをターゲット・エリア36に送り、走査する走査要素34を含む。通常は光ファイバの形である導波路38が、光源28からの照明を走査要素34に送るために、光源に光学的に結合される。駆動アセンブリ40が、走査要素34に結合されており、かつ、コントローラ20から受け取られる駆動信号に従って走査要素34を作動させるように適合されている。任意選択として、走査ビーム・デバイス14に、走査ビーム・デバイス14の識別データまたはパラメトリック・データを保管する不揮発性メモリ39を含めることができる。
好ましい実施形態では、走査要素34は、片持支持された光ファイバ50である。光ファイバ50は、近位部分52と、遠位チップ56を含む遠位部分54とを含む。光ファイバ50は、通常、遠位部分54を自由に偏向できるように片持支持するために、光ファイバの少なくとも1つの点に沿って固定される。そのような実施形態では、光ファイバの近位部分52は導波路38であり、光源28からの光を透過させる。了解できるとおり、他の実施形態では、光源28からの光が、光ファイバ50内へ向けられ、遠位チップ56から出されるように、別の導波路38を、光ファイバの近位部分52に光学的に結合させることができる。
光ファイバ50は、任意の所望の寸法と断面形状を有する。光ファイバ50は、デバイスの所望の特性に応じて、対称の断面プロファイルまたは非対称の断面プロファイルを有することができる。丸い断面を有する光ファイバ50は、任意の2つの直交する軸に関して実質的に同一の共振特性を有するが、非対称の断面(たとえば、楕円)を有する光ファイバは、長軸と短軸に対して異なる共振特性を有する。望まれる場合に、光ファイバ50を、直線的または非直線的なテーパーを付けることができる。
光ファイバの遠位部分54の偏向を達成するために、光ファイバ50の片持支持された遠位部分54は、駆動アセンブリ40に結合される。図3に示されているように、駆動アセンブリ40は、通常、片持支持された遠位部分54を共振周波数のQ係数内で駆動し、好ましくは、その機械的なまたは振動の共振周波数(あるいは共振周波数の高調波)で1次元または2次元の走査パターンで駆動する。了解できるとおり、走査要素34は、実質的に共振周波数で駆動される必要はないが、走査要素34がその共振周波数で走査されない場合には、走査パターンに関する所望の半径方向変位を与えるために、より大量のエネルギが必要になる。1つの好ましい実施形態では、駆動アセンブリは圧電駆動アセンブリである。コントローラ20からの駆動信号は、駆動アセンブリ40に所望の信号を送る。この駆動信号によって、圧電駆動アセンブリが光ファイバ50の遠位チップ56を偏向させ、その結果、照明スポットが、所望の走査パターンで動かされる。好ましい駆動アセンブリは、圧電アセンブリであるが、代替実施形態では、駆動アセンブリ40に、永久磁石、電磁石、静電ドライブ、音波ドライブ、電気機械ドライブ、または類似物を含めることができる。
図10をもう一度参照すると、走査ビーム・デバイス14には、任意選択として、イメージング光の焦点を合わせ、よりよい分解能および/または改善されたFOVを提供するために、光ファイバ50の遠位端の近くに1つまたは複数のレンズ58を含めることができる。レンズ58を、走査ファイバ・デバイス14の外側ハウジング(図示せず)に結合させて、光ファイバの走査する遠位端56に対して相対的に固定することができ、かつ/または、レンズ58を、ハウジング(図示せず)に対して相対的に可動とすることができる。
検出アセンブリ44には、コントローラと通信する1つまたは複数の検出器を含めることができる。これらの検出器は、通常、増幅器やA/D変換器(図示せず)を介してコントローラに結合される。コントローラ(またはコントローラ内の駆動エレクトロニクス)は、同期化パルスを供給して、検出アセンブリ44によるデータ収集のタイミング信号を供給することができる。それに加えてまたはその代わりに、別々のクロック回路(図示せず)を使用して、検出された光を走査パターンの諸時点に対応させることができる。検出アセンブリ44は、走査ファイバ・デバイスのハウジングに接してまたはその中でどこにでも配置することができるが、通常は、ターゲット・エリア36の偏向された後方散乱された光を取り込むために、光ファイバ50の遠位部分54に近接して位置決めされる。検出アセンブリ44には、ターゲット・エリア36から後方散乱された光を受け取るために1つまたは複数の個々の検出器を含めることができる。たとえば、検出アセンブリに、リード(図示せず)を介してベース・ステーション12に伝えられる電気信号を作る光検出装置(光検出器など)を含めることができる。代替案では、検出アセンブリ44に、偏向された光をターゲット・エリアからベース・ステーション12内の光検出器に送る1つまたは複数のコレクタ・ファイバ(図示せず)を含めることができる。
駆動信号の第1と第2の部分を決める較正方法は、図9に概略的に示された較正チャンバ80内で実行することができる。較正チャンバ80は、ベース・ステーション12の一部として形成することができ、ベース・ステーション12とは別々とすることができ、あるいは、製造業者のテスト機器(図示せず)の一部として組み込むことができる。較正チャンバ80は、較正ステップ中に、(1)走査ファイバの共振周波数を決め、(2)駆動信号の第1の部分を再マッピングし、(3)蓄えられたエネルギを走査ファイバから除去するために駆動信号の第2の部分29を決め、最適化するために使用される。
較正チャンバ80は、走査ファイバ・デバイスの予想される周辺状況と一致するように周辺状況に対して制御される。較正チャンバ80は、少なくとも走査ファイバ・デバイス14の遠位部分を受ける寸法にされ、実質的に較正チャンバ80の中央に走査ファイバ・デバイスを位置決めするホルダ(図示せず)を有することができる。較正チャンバ80は、通常、コントローラに結合された光検出装置を有する。この光検出装置は、走査パターン中に照明スポットの位置を取り込む位置感応検出器(PSD)82であることが好ましい。使用中に、コントローラは、走査パターンを開始するように構成される。PSD 82からのアナログ信号は、A/D変換器(図示せず)を介してコントローラ内の専用の特殊化されたハードウェア・エレクトロニクスに送られ、コントローラは、その位置データを走査パターンの諸時点に対応させる。任意選択として、較正チャンバは、温度コントローラと、このコントローラに結合された温度センサとを有することができる。コントローラは、走査ファイバ・デバイスの走査パターンの特性試験の前後に、較正チャンバの温度を測定し、かつ/または調整するように構成することができる。
走査ファイバ・デバイス14の特性は、異なる動作モード(たとえば、異なるズーム・レベルなど)で異なって動作し、あるいは、異なる周辺状況条件(たとえば、温度など)で異なって動作する可能性があるので、走査ファイバ・デバイスが較正チャンバ80内にある時に、選択されたオペレーション・モードおよび/または周辺状況条件の一部またはすべてについて、別々のルックアップ・テーブルまたはアルゴリズムを生成することができる。選択されたオペレーション・モードまたは周辺状況条件だけが、ルックアップ・テーブルの生成に使用される場合に、本発明のコントローラは、他のモードと条件のルックアップ・テーブルを生成するために、生成されたルックアップ・テーブルとアルゴリズムの間で補間するように構成される。
たとえば、1つの構成で、異なるズーム・レベルに関する別々のルックアップ・テーブルがあってもよい。ズームは、一般に、走査の振幅を減らすために駆動アセンブリ40に送られる最大駆動電圧を下げることによって達成される。しかし、異なる電圧は、光ファイバや照明スポットの単純な振幅変化と異なる位置差を与える。したがって、異なるズーム・レベルに関する異なるルックアップ・テーブルを有することが望ましい。メモリが、多数のルックアップ・テーブルまたはアルゴリズムで過負荷になることがなくなるように、ズーム機能を特定のズーム・レベルに制限することができる。所定の間隔をおかれたズーム・レベルについて所定の個数のルックアップ・テーブルを設け、所定のズーム・レベルの間のすべての特徴付けされていないズーム・レベルは、間隔をおかれたズーム・テーブルの間で補間することによって、コントローラによってルックアップ・テーブルを生成させるようにすることができる。
さらに、異なる予想される周辺状況条件に関する、駆動信号の異なる第1の部分と第2の部分があってもよい。たとえば、システム10内のメモリに、さまざまな異なる温度または温度範囲に関するルックアップ・テーブルまたはアルゴリズムを含める。そのような実施形態では、走査ファイバ・デバイス14に、温度センサ(図示せず)を含めることができ、この温度センサは、光ファイバ50の遠位チップ56に近接する温度を測定するように構成され、かつ、温度信号をコントローラに送るように構成され、その結果、コントローラは、どのルックアップ・テーブルまたはアルゴリズムを使用すべきかを知ることができる。ズーム・テーブルに似て、複数の温度または温度範囲に関するルックアップ・テーブルだけを生成することも望ましい。したがって、この複数の温度に関するルックアップ・テーブルを補間して、残りの温度または温度範囲に関するルックアップ・テーブルを生成することができる。
走査ファイバ・デバイス14を用いてターゲット・エリア36のイメージを収集するために、ターゲット・エリア36上で照明スポット42を形成するように、光が、光源28から導波路38を介して送られ、光ファイバの遠位端56から投影される。電圧駆動信号(理想的な信号または再マッピングされた駆動信号のいずれか)の第1の部分27は、電源を介して送られ、その結果、圧電駆動アセンブリ40が、光ファイバを実質的にその共振周波数で振動させ、ターゲット・エリア36上で2次元螺旋走査パターンで照明スポットを走査する。ターゲットからの後方散乱された光は、検出アセンブリ44によって順次収集され、その収集時刻が、螺旋走査パターン内のその時点と同期化される。走査パターンのすべての点での照明スポットの既知の位置に基づいて、順次収集された光を、その後、一時に1ピクセルずつターゲット・エリアのイメージを構築するために、走査パターンのその特定の時の照明スポットの位置に対応するピクセル位置に置くことができる。照明スポットがその外側直径に達したならば、駆動信号の第2の部分29が送られて、蓄えられたエネルギを光ファイバから除去し、光ファイバをそのゼロ位置に戻す。
ここで図11を参照すると、本発明は、キット300をも達成する。キット300には、走査ファイバ・デバイス(SFD)14(内視鏡など)、使用上の注意(IFU)302、少なくとも1つのパッケージ304を含めることができる。任意選択として、キット300に、コンピュータ可読媒体(CRM)306を含めることができ、このコンピュータ可読媒体(CRM)306は、SFD 14に一体化され(不揮発性メモリ39など)、あるいはSFDとは別々である(たとえば、CD、DVD、フロッピー(登録商標)・ディスクなど)。
走査ファイバ・デバイス14は、全般的に上で説明したとおりであり、使用上の注意(IFU)302は、上で説明した方法のいずれかを示す。パッケージ304は、パウチ、トレイ、箱、チューブ、または類似物を含む、任意の従来のデバイス・パッケージングとすることができる。IFU 302は、通常は、別々の紙に印刷されるが、全体的にまたは部分的にパッケージ304の一部に印刷することもできる。
走査ファイバ・デバイスに、メモリ39を含めることができ、このメモリ39は、ターゲット・エリア上で光ファイバを走査するための第1の部分と、蓄えられたエネルギを光ファイバからすばやく除去するための第2の部分とを含む変更された駆動信号をもたらすルックアップ・テーブルおよび/または走査ファイバ・デバイスに関する他のパラメトリック情報を含む。代替案では、別々のコンピュータ可読媒体306に、駆動信号に関するカスタマイズされたルックアップ・テーブルもしくはアルゴリズム、および/または走査ファイバ・デバイスのパラメトリック・データを含めることができる。
本明細書で説明した実施例および実施形態が、例示のみを目的とすることと、それに鑑みたさまざまな修正または変更が、当業者に提案され、本願の趣旨と範囲さらに添付の特許請求の範囲に含まれなければならないことを理解されたい。たとえば、駆動信号の第1の部分26と第2の部分28は、単一の信号の異なる部分として図示され、説明されたが、代替実施形態では、第1の部分26と第2の部分28を、2つの別々の信号から形成することができる。さらに、上の説明は、イメージ収集に焦点を合わせているが、上のシステムと方法は、イメージ表示に同等に適用可能である。最後に、本発明のほとんどの実施形態は、イメージから穴を除去することを選ぶが、蓄えられたエネルギのすべてを走査要素から除去はせず、イメージに穴を残すことが望ましい場合がある。その結果、エネルギの、すべてではないが大部分を、走査要素から除去することができ、走査要素は、その開始点/最初の点に「実質的に」戻るだけになる。多数の異なる組合せが、可能であり、そのような組合せは、本発明の一部と考えられる。
本発明によって達成される例示的な2次元走査パターンを示す図である。 図1の走査パターンを生成するのに使用することができる1つの例示的なy軸駆動信号とz軸駆動信号を示す図である。 共振周波数のQ係数を示す図である。 中央に穴を有するターゲット・エリアのイメージを示す図である。 走査要素を2次元螺旋パターンで走査し、走査要素をその開始位置に戻すために走査要素からエネルギを除去する、y軸駆動信号包絡線の一例を示す図である。 駆動信号の第1の部分でのy軸駆動信号とz軸駆動信号との間の90°オフセットを示す図である。 駆動信号の第2の部分を形成する、反転されたy軸駆動信号とz軸駆動信号(図6と比較して)を示す図である。 本発明によって達成されるy軸駆動信号包絡線のもう1つの例を示す図である。 本発明によって達成される走査ビーム・システムを概略的に示す図である。 本発明によって達成される単純化された走査ファイバ・システムを示す図である。 本発明によって達成されるキットを概略的に示す図である。

Claims (33)

  1. 走査要素を含む走査ビーム・デバイスを駆動する方法であって、
    前記走査要素を第1位置にするステップと、
    ターゲット上で走査パターンで照明スポットを走査するために、駆動信号の第1の部分を用いて前記走査要素を駆動するステップと、
    前記走査要素に前記第1位置に実質的に戻らせるために、蓄えられたエネルギを前記走査要素から高速に除去するために前記駆動信号の第2の部分を用いて前記走査要素を駆動するステップと
    を含み、
    前記駆動信号の前記第2の部分を用いて前記走査要素を駆動することは、前記蓄えられたエネルギの実質的にすべてが前記走査要素から除去されるまで、前記信号の前記第2の部分と前記照明スポットの位置が実質的に同位相になるようにするために前記信号の前記第2の部分の周波数を調整することを含み、
    前記駆動信号の前記第2の部分は、少なくとも一定の振幅を有する部分を含む方法。
  2. 前記走査パターンは、2次元走査パターンである請求項1に記載の方法。
  3. 前記2次元走査パターンは、螺旋走査パターンを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記走査パターンは、1次元走査パターンである請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1位置は、前記走査要素の行程のほぼ中央にある請求項1に記載の方法。
  6. 前記駆動信号の前記第1の部分と前記駆動信号の前記第2の部分は、それぞれ、振幅変調された正弦波を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記駆動信号の前記第2の部分の少なくとも一部は、前記駆動信号の前記第1の部分の対応する部分と異なる位相を有する請求項1に記載の方法。
  8. 前記信号の前記第2の部分の少なくとも一部は、前記信号の前記第1の部分の対応する部分から約180゜位相差を有する請求項7に記載の方法。
  9. 前記駆動信号の前記第1の部分は、第1軸内で前記照明スポットを駆動する信号と、前記第1軸と直交する第2軸内で前記照明スポットを駆動する信号とを含み、前記第2軸内で前記照明スポットを駆動する前記信号は、前記第1軸内で前記照明スポットを駆動する前記信号から約90°位相シフトされ、
    前記信号の前記第2の部分は、前記第1軸内で前記照明スポットを駆動する信号と前記第2軸内で前記照明スポットを駆動する信号とを含み、前記駆動信号の前記第2の部分内の前記信号の両方は、前記第1の部分内の対応する信号から約180°シフトされる請求項7に記載の方法。
  10. 前記駆動信号の前記第1の部分と前記第2の部分は、前記走査要素の共振周波数の振幅値の半値以上の振幅値を有する帯域幅の周波数である請求項7に記載の方法。
  11. 前記駆動信号の前記第1の部分は、前記走査パターン中の前記照明スポットの位置と約90°位相外れであり、前記駆動信号の前記第2の部分は、前記照明スポットの位置と同位相である請求項1に記載の方法。
  12. 前記駆動信号の前記第2の部分を用いて前記走査要素を駆動することは、前記蓄えられたエネルギの実質的にすべてが前記走査要素から除去されるまで、前記駆動信号の前記第2の部分と前記照明スポットの位置が実質的に同位相になるようにするために前記駆動信号の前記第2の部分の位相を継続的に調整することを含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記駆動信号の前記第2の部分は、前記照明スポットを前記第1位置に戻す信号を決めるためにフィードバック制御ループを使用することによって生成される請求項12に記載の方法。
  14. 前記駆動信号の前記第2の部分は、一定の振幅、線形または非線形に減少する振幅、線形または非線形に増加する振幅、ゼロ振幅、および/または指数関数的に減少もしくは増加する振幅を有する部分を含む請求項1に記載の方法。
  15. 前記駆動信号の前記第1の部分と前記第2の部分は電圧信号であり、前記駆動信号の前記第2の部分は、前記駆動信号の前記第1の部分の電圧より高い電圧を含む請求項1に記載の方法。
  16. 前記走査要素は、片持支持された光ファイバを含む請求項1に記載の方法。
  17. 前記走査要素は、鏡を含む請求項1に記載の方法。
  18. 前記走査ビーム・デバイスは、内視鏡である請求項1に記載の方法。
  19. 駆動アセンブリに結合された走査要素を含む走査ビーム・デバイスと、
    前記走査ビーム・デバイスの前記駆動アセンブリに結合可能であり、前記走査要素を駆動するために前記駆動アセンブリに駆動信号を送るように適合されたベース・ステーションと
    を含み、
    前記駆動信号は、前記走査要素から発する照明スポットを走査パターンの開始位置から走査するように構成された第1の部分と、前記走査要素を前記開始位置に戻すために、蓄えられたエネルギを前記走査要素から高速に除去するように構成された第2の部分とを含み、
    前記ベース・ステーションは、前記蓄えられたエネルギの実質的にすべてが前記走査要素から除去されるまで、前記信号の前記第2の部分と前記照明スポットの位置が実質的に同位相になるようにするために前記信号の前記第2の部分の周波数を調整するように構成され、
    前記駆動信号の前記第2の部分は、少なくとも一定の振幅を有する部分を含む走査ビーム・システム。
  20. 前記走査パターンは、2次元走査パターンである請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  21. 前記2次元走査パターンは、螺旋走査パターンである請求項20に記載の走査ビーム・システム。
  22. 前記走査パターンは、1次元走査パターンである請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  23. 前記走査ビーム・デバイスは内視鏡である請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  24. 前記走査要素は光ファイバである請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  25. 前記走査要素は鏡である請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  26. 前記駆動信号の前記第1の部分は、振幅変調された正弦波を含む請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  27. 前記駆動信号の前記第1の部分は、前記走査パターン中の前記照明スポットの位置と約90°位相外れであり、前記駆動信号の前記第2の部分は、前記照明スポットの位置と同位相である請求項19に記載の走査ビーム・システム。
  28. 前記駆動信号の前記第1の部分と前記第2の部分は、前記走査要素の共振周波数の振幅値の半値以上の振幅値を有する帯域幅の周波数である請求項19に記載のシステム。
  29. 前記駆動信号の前記第2の部分の少なくとも一部は、前記駆動信号の前記第1の部分の対応する部分と異なる位相を有する請求項19に記載のシステム。
  30. 前記信号の前記第2の部分の少なくとも一部は、前記信号の前記第1の部分の対応する部分から約180°位相差を有する請求項29に記載のシステム。
  31. 前記駆動信号の前記第1の部分は、第1軸内で前記照明スポットを駆動する信号と、前記第1軸と直交する第2軸内で前記照明スポットを駆動する信号とを含み、前記第2軸内で前記照明スポットを駆動する前記信号は、前記第1軸内で前記照明スポットを駆動する前記信号から約90°位相シフトされ、
    前記信号の前記第2の部分は、前記第1軸内で前記照明スポットを駆動する信号と前記第2軸内で前記照明スポットを駆動する信号とを含み、前記駆動信号の前記第2の部分内の前記信号の両方は、前記第1の部分内の対応する信号から約180°シフトされる請求項29に記載のシステム。
  32. 前記ベース・ステーションは、前記蓄えられたエネルギの実質的にすべてが前記走査要素から除去されるまで、前記駆動信号の前記第2の部分と前記照明スポットの位置が実質的に同位相になるように、前記信号の前記第2の部分の位相を調整するように構成される請求項19に記載のシステム。
  33. 前記ベース・ステーションは、前記走査要素が動くのを止める前記駆動信号の前記第2の部分の周波数と振幅を決めるように構成されたフィードバック制御ループを組み込む請求項19に記載のシステム。
JP2007548170A 2004-12-23 2004-12-23 高フレーム・レートを達成するために走査ビーム・デバイスを駆動する方法 Active JP4672023B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2004/043387 WO2006071216A1 (en) 2004-12-23 2004-12-23 Methods of driving a scanning beam device to achieve high frame rates

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008525844A JP2008525844A (ja) 2008-07-17
JP4672023B2 true JP4672023B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=36615227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007548170A Active JP4672023B2 (ja) 2004-12-23 2004-12-23 高フレーム・レートを達成するために走査ビーム・デバイスを駆動する方法

Country Status (3)

Country Link
EP (2) EP2653995B1 (ja)
JP (1) JP4672023B2 (ja)
WO (1) WO2006071216A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098115A1 (ja) 2013-12-26 2015-07-02 オリンパス株式会社 光走査型画像形成装置及び光走査型画像形成方法
WO2015194164A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 オリンパス株式会社 光走査装置及び光走査型観察装置
US10754143B2 (en) 2015-08-18 2020-08-25 Olympus Corporation Optical scanning method and optical scanning apparatus
US11047671B1 (en) 2020-01-30 2021-06-29 Veravanti Inc. Forward looking RGB/optical coherence tomography duplex imager

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7680373B2 (en) 2006-09-13 2010-03-16 University Of Washington Temperature adjustment in scanning beam devices
US7738762B2 (en) 2006-12-15 2010-06-15 University Of Washington Attaching optical fibers to actuator tubes with beads acting as spacers and adhesives
US8305432B2 (en) 2007-01-10 2012-11-06 University Of Washington Scanning beam device calibration
US8212884B2 (en) * 2007-05-22 2012-07-03 University Of Washington Scanning beam device having different image acquisition modes
US8437587B2 (en) * 2007-07-25 2013-05-07 University Of Washington Actuating an optical fiber with a piezoelectric actuator and detecting voltages generated by the piezoelectric actuator
US7522813B1 (en) * 2007-10-04 2009-04-21 University Of Washington Reducing distortion in scanning fiber devices
US8411922B2 (en) 2007-11-30 2013-04-02 University Of Washington Reducing noise in images acquired with a scanning beam device
JP5665552B2 (ja) * 2011-01-06 2015-02-04 Hoya株式会社 キャリブレーション装置、及びキャリブレーション方法
JP6670143B2 (ja) * 2016-03-24 2020-03-18 パイオニア株式会社 揺動体装置の制御装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098238A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Olympus Optical Co Ltd 走査型レーザ顕微鏡
JP2000131640A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Sony Corp 画像表示装置
JP2001174744A (ja) * 1999-10-06 2001-06-29 Olympus Optical Co Ltd 光走査プローブ装置
JP2002202217A (ja) * 2001-01-04 2002-07-19 Nec Corp 振動試験機の制御装置
JP2002529792A (ja) * 1998-11-09 2002-09-10 ユニバーシティ・オブ・ワシントン 光学距離を定めるための方法および装置
JP2003302602A (ja) * 2002-03-19 2003-10-24 Eastman Kodak Co 自動立体視光学装置
JP2004170927A (ja) * 2002-10-31 2004-06-17 Microsoft Corp ペン型映写ディスプレー
JP2004532425A (ja) * 2001-03-23 2004-10-21 マイクロビジョン インコーポレイテッド ねじり共振構造の動的調整

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4972344A (en) * 1986-05-30 1990-11-20 Finial Technology, Inc. Dual beam optical turntable
EP0400408B1 (de) * 1989-06-02 1996-11-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Ausrichtung zweier Lichtwellenleiter-Faserenden und Einrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JPH07322014A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Konica Corp 画像読取装置
JP3358333B2 (ja) * 1994-10-31 2002-12-16 ミノルタ株式会社 原稿走査装置
JP2947231B2 (ja) * 1997-07-10 1999-09-13 日本電気株式会社 画像表示装置
US6294775B1 (en) * 1999-06-08 2001-09-25 University Of Washington Miniature image acquistion system using a scanning resonant waveguide
US6626834B2 (en) * 2001-01-25 2003-09-30 Shane Dunne Spiral scanner with electronic control
JP2004343902A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Canon Electronics Inc 動圧軸受を有するモータの駆動制御方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098238A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Olympus Optical Co Ltd 走査型レーザ顕微鏡
JP2000131640A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Sony Corp 画像表示装置
JP2002529792A (ja) * 1998-11-09 2002-09-10 ユニバーシティ・オブ・ワシントン 光学距離を定めるための方法および装置
JP2001174744A (ja) * 1999-10-06 2001-06-29 Olympus Optical Co Ltd 光走査プローブ装置
JP2002202217A (ja) * 2001-01-04 2002-07-19 Nec Corp 振動試験機の制御装置
JP2004532425A (ja) * 2001-03-23 2004-10-21 マイクロビジョン インコーポレイテッド ねじり共振構造の動的調整
JP2003302602A (ja) * 2002-03-19 2003-10-24 Eastman Kodak Co 自動立体視光学装置
JP2004170927A (ja) * 2002-10-31 2004-06-17 Microsoft Corp ペン型映写ディスプレー

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098115A1 (ja) 2013-12-26 2015-07-02 オリンパス株式会社 光走査型画像形成装置及び光走査型画像形成方法
JP2015125301A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 オリンパス株式会社 光走査型画像形成装置及び光走査型画像形成方法
US10108002B2 (en) 2013-12-26 2018-10-23 Olympus Corporation Optical scanning image forming apparatus and optical scanning image forming method
WO2015194164A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 オリンパス株式会社 光走査装置及び光走査型観察装置
US10754143B2 (en) 2015-08-18 2020-08-25 Olympus Corporation Optical scanning method and optical scanning apparatus
US11047671B1 (en) 2020-01-30 2021-06-29 Veravanti Inc. Forward looking RGB/optical coherence tomography duplex imager
US11530910B2 (en) 2020-01-30 2022-12-20 Veravanti Inc. Forward looking RGB/optical coherence tomography duplex imager

Also Published As

Publication number Publication date
EP2653995B1 (en) 2017-03-15
EP1851673B1 (en) 2016-11-02
WO2006071216A1 (en) 2006-07-06
JP2008525844A (ja) 2008-07-17
EP2653995A1 (en) 2013-10-23
EP1851673A4 (en) 2011-01-26
EP1851673A1 (en) 2007-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7252236B2 (en) Methods of driving a scanning beam device to achieve high frame rates
US7784697B2 (en) Methods of driving a scanning beam device to achieve high frame rates
US9800808B2 (en) Remapping methods to reduce distortions in images
JP5190267B2 (ja) イメージの歪みを減らす再マッピング法
US7298938B2 (en) Configuration memory for a scanning beam device
US20060226231A1 (en) Methods and systems for creating sequential color images
US6294775B1 (en) Miniature image acquistion system using a scanning resonant waveguide
JP4672023B2 (ja) 高フレーム・レートを達成するために走査ビーム・デバイスを駆動する方法
US7608842B2 (en) Driving scanning fiber devices with variable frequency drive signals
US7395967B2 (en) Methods and systems for counterbalancing a scanning beam device
CN107407802B (zh) 光扫描装置的驱动条件设定方法和驱动条件设定装置
JP2010534862A (ja) 圧電アクチュエータによる光ファイバの作動、及び圧電アクチュエータにより生成される電圧の検出
EP1803008B1 (en) Scanning beam system comprising a scanning beam device with a configuration memory
JP2009501960A (ja) 走査ビーム・デバイスを釣り合わせる方法及びシステム
WO2006104489A1 (en) Methods and systems for creating sequential color images
JP6218546B2 (ja) 光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置
JP2012078733A (ja) 共焦点内視鏡装置
WO2017029691A1 (ja) 光走査方法、光走査装置および光走査型観察装置
WO2007024221A1 (en) Distance determination in a scanned beam image capture device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4672023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250