JP4668839B2 - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コントローラに対するユーザの操作により処理を実行する情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
例えば家庭用ゲーム機など、コントローラを備えた情報処理装置がある。このような情報処理装置においては、コントローラが、当該コントローラに対する加速度を検知する加速度センサを備える場合がある。この場合、ユーザがコントローラを傾けてその姿勢を変化させることにより、情報処理装置は、コントローラの傾きに応じたユーザ提示情報を出力する処理を実行することができる。具体的には、例えばコントローラの傾きの向きや量に応じて、画面上に表示されるオブジェクトを移動させたり、出力する音声を変化させたりすることができる。
しかしながら、上記従来例の技術においては、以下のような問題が生じる場合がある。すなわち、ユーザがある方向に大きくコントローラを傾けていくと、増加していた加速度センサの出力値が、途中から減少することがありうる。また、逆にそれまで減少していた加速度センサの出力値が、ユーザがコントローラを傾けすぎることによって増加に転じる場合もある。このような現象が起こった場合、必ずしも傾きの量に応じたユーザ提示情報が出力されるとは限らず、ユーザに違和感を生じさせる場合がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、ユーザのコントローラを傾ける動作に応じてユーザ提示情報を出力する場合において、ユーザの違和感を少なくできる情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る情報処理装置は、コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知して出力する第1の加速度検知手段と、前記出力される第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力する情報出力手段と、を含む情報処理装置において、前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知して出力する第2の加速度検知手段と、前記出力される第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持する出力情報維持手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記情報処理装置において、前記出力情報維持手段は、前記出力される第2の加速度が所定の範囲に含まれる場合に、前記ユーザ提示情報の出力を前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持することとしてもよい。
また、上記情報処理装置において、前記所定の値は、前記コントローラの姿勢に応じて出力される前記第1の加速度の極大値又は極小値であることとしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知するセンサの出力を取得するステップと、前記取得した第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力するステップと、前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知するセンサの出力を取得するステップと、前記取得した第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知するセンサの出力を取得する第1の加速度取得手段、前記取得した第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力する情報出力手段、前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知するセンサの出力を取得する第2の加速度取得手段、及び前記取得した第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持する出力情報維持手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。ここでコンピュータは、例えばコンテンツプレーヤ、家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機、携帯用ゲーム機、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、携帯電話機等である。また、プログラムはCD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な各種情報記憶媒体に記憶されてもよい。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るエンタテインメントシステム(情報処理装置)のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、エンタテインメントシステム10は、MPU(Micro Processing Unit)11と、メインメモリ20と、画像処理部24と、モニタ26と、入出力処理部28と、音声処理部30と、スピーカ32と、光ディスク読み取り部34と、光ディスク36と、ハードディスク38と、インタフェース(I/F)40,44と、コントローラ42と、カメラユニット46と、ネットワークインタフェース48と、を含んで構成されるコンピュータシステムである。
図2は、MPU11の構成を示す図である。同図に示すように、MPU11は、メインプロセッサ12と、サブプロセッサ14a,14b,14c,14d,14e,14f,14g,14hと、バス16と、メモリコントローラ18と、インタフェース(I/F)22と、を含んで構成される。
メインプロセッサ12は、図示しないROM(Read Only Memory)に記憶されるオペレーティングシステム、例えばDVD(Digital Versatile Disk)−ROM等の光ディスク36から読み出されるプログラム及びデータや、通信ネットワークを介して供給されるプログラム及びデータ等に基づいて、各種情報処理を行ったり、サブプロセッサ14a乃至14hに対する制御を行ったりする。
サブプロセッサ14a乃至14hは、メインプロセッサ12からの指示に従って、各種情報処理を行ったり、エンタテインメントシステム10の各部を、例えばDVD−ROM等の光ディスク36から読み出されるプログラム及びデータや、通信ネットワークを介して供給されるプログラム及びデータ等に基づいて制御したりする。
バス16は、アドレス及びデータをエンタテインメントシステム10の各部でやり取りするためのものである。メインプロセッサ12、サブプロセッサ14a乃至14h、メモリコントローラ18、インタフェース22は、バス16を介して相互にデータ授受可能に接続される。
メモリコントローラ18は、メインプロセッサ12及びサブプロセッサ14a乃至14hからの指示に従って、メインメモリ20へのアクセスを行う。メインメモリ20には、光ディスク36やハードディスク38から読み出されたプログラム及びデータや、通信ネットワークを介して供給されたプログラム及びデータが必要に応じて書き込まれる。メインメモリ20はメインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hの作業用としても用いられる。
インタフェース22には画像処理部24及び入出力処理部28が接続される。メインプロセッサ12及びサブプロセッサ14a乃至14hと、画像処理部24又は入出力処理部28と、の間のデータ授受はインタフェース22を介して行われる。
画像処理部24は、GPU(Graphical Processing Unit)とフレームバッファとを含んで構成される。GPUは、メインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hから供給される画像データに基づいてフレームバッファに各種画面を描画する。フレームバッファに形成された画面は、所定のタイミングでビデオ信号に変換されてモニタ26に出力される。なお、モニタ26には例えば家庭用テレビ受像機が用いられる。
入出力処理部28には、音声処理部30、光ディスク読み取り部34、ハードディスク38、インタフェース40,44が接続される。入出力処理部28は、メインプロセッサ12及びサブプロセッサ14a乃至14hと、音声処理部30、光ディスク読み取り部34、ハードディスク38、インタフェース40,44、ネットワークインタフェース48と、の間のデータ授受を制御する。
音声処理部30は、SPU(Sound Processing Unit)とサウンドバッファとを含んで構成される。サウンドバッファには、光ディスク36やハードディスク38から読み出されたゲーム音楽、ゲーム効果音やメッセージなどの各種音声データが記憶される。SPUは、これらの各種音声データを再生してスピーカ32から出力させる。なお、スピーカ32には例えば家庭用テレビ受像機の内蔵スピーカが用いられる。
光ディスク読み取り部34は、メインプロセッサ12及びサブプロセッサ14a乃至14hからの指示に従って、光ディスク36に記憶されたプログラムやデータを読み取る。なお、エンタテインメントシステム10は、光ディスク36以外の他のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータを読み取り可能に構成してもよい。
光ディスク36は例えばDVD−ROM等の一般的な光ディスク(コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体)である。また、ハードディスク38は一般的なハードディスク装置である。光ディスク36やハードディスク38には各種プログラムやデータがコンピュータ読み取り可能に記憶される。
インタフェース(I/F)40,44は、コントローラ42やカメラユニット46等の各種周辺機器を接続するためのインタフェースである。このようなインタフェースとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。また、例えばBluetooth(登録商標)インタフェースなどの無線通信インタフェースが用いられてもよい。
コントローラ42は汎用操作入力手段であり、ユーザが各種操作(例えばゲーム操作)を入力するために用いられる。入出力処理部28は、所定時間(例えば1/60秒)ごとにコントローラ42の各部の状態をスキャンし、その結果を表す操作信号をメインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hに供給する。メインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hは、ユーザによって行われた操作の内容をその操作信号に基づいて判断する。なお、エンタテインメントシステム10は複数のコントローラ42を接続可能に構成されており、各コントローラ42から入力される操作信号に基づいて、メインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hが各種処理を実行するようになっている。
また本実施の形態においては、コントローラ42は、当該コントローラ42の状態を検知して出力するセンサ43を備えている。これにより、ユーザが例えばコントローラ42の姿勢を変えるなどコントローラ42の状態を変化させることで、メインプロセッサ12やサブプロセッサ14a乃至14hは当該コントローラ42の状態に応じた処理を実行することができる。
センサ43は、加速度センサ43a及びジャイロセンサ43bを含んで構成されている。また、ここでは加速度センサ43aは、3軸加速度センサであることとする。図3に示されるように、加速度センサ43aは、コントローラ42内に固定されており、互いに直交するx軸、y軸、及びz軸の3つの基準軸が設定されている。ここで、x軸はコントローラ42の長手方向、y軸はコントローラ42の奥行方向、z軸はコントローラ42の厚み方向にそれぞれ対応している。そして、加速度センサ43aは、3つの基準軸のそれぞれに対する加速度を検知し、検知した加速度に応じた3つの電圧値を出力する。
図4は、加速度センサ43aが検知するいずれかの軸に対する加速度と、検知した加速度に応じて出力する電圧値と、の対応関係を模式的に示すグラフである。図4に示すように、加速度センサ43aは加速度に略比例する電圧値を出力し、加速度を検知しない状態では基準電圧Voを出力する。出力される電圧値の基準電圧Voに対する高低により、各軸の正負いずれの方向に加速度が生じているかを検知することができる。なお、図において1Gは、重力加速度に相当する加速度を示している。
この加速度センサ43aの出力のうち、x軸の加速度は、コントローラ42のy軸を中心とした傾きによって変化する。例えばコントローラ42が図5(a)に示すように水平面に対して長手方向にθy1度傾いた姿勢となっている場合、x軸の加速度はGsinθy1となる。また、図5(b)に示すようにコントローラ42が図5(a)とは逆向きにθy2度傾いている場合、x軸の加速度は−Gsinθy2となる。
同様に、y軸の加速度は、コントローラ42のx軸を中心とした傾きによって変化する。例えばコントローラ42が図6(a)に示すように水平面に対して奥行方向にθx1度傾いた姿勢となっている場合、y軸の加速度はGsinθx1となる。また、図6(b)に示すように図6(a)とは逆向きにθx2度傾いている場合、y軸の加速度は−Gsinθx2となる。
また、加速度センサ43aの出力を十分短い間隔でサンプリングすることによって、エンタテインメントシステム10は急激に大きな加速度がコントローラ42にかかったことを検知することができる。例えば一時的に1Gを超える加速度がコントローラ42にかかった場合には、ユーザがなんらかの力をコントローラ42に対して加えたと考えられる。これにより、例えばユーザがコントローラ42を叩いたり振ったりした場合に、エンタテインメントシステム10は、加速度センサ43aの出力を用いてこのようなユーザの動作を検知することができる。
ジャイロセンサ43bは、コントローラ42のz軸を中心とした回転の角速度を検知し、当該角速度の情報を出力する。このジャイロセンサ43bの出力を、一定時間ごとでサンプリングし、積分する演算を行うことで、エンタテインメントシステム10はコントローラ42のz軸に対する回転の変位量を取得できる。
カメラユニット46は、例えば公知のデジタルカメラを含んで構成され、白黒、グレイスケール又はカラーの撮影画像を所定時間(例えば1/60秒)ごとに入力する。本実施の形態におけるカメラユニット46は、撮影画像をJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像データとして入力するようになっている。また、カメラユニット46は、例えばレンズをプレイヤに向けた状態でモニタ26の上に設置され、ケーブルを介してインタフェース44に接続される。ネットワークインタフェース48は入出力処理部28と通信ネットワークとに接続されており、エンタテインメントシステム10が通信ネットワークを介して他のエンタテインメントシステム10とデータ通信するのを中継するようになっている。
以下、以上のハードウェア構成を有するエンタテインメントシステム10が、加速度センサ43aの出力に応じてユーザ提示情報を出力する処理の一例について、説明する。
エンタテインメントシステム10は、機能的に、図7に示すように、ユーザ提示情報出力部51、及び出力情報制御部52を含んで構成されている。
ユーザ提示情報出力部51は、コントローラ42のx軸及びy軸に対する加速度に応じたユーザ提示情報を出力する。ここでユーザ提示情報は、エンタテインメントシステム10がユーザに提示する情報であって、例えばモニタ26に表示される映像情報であってもよいし、スピーカ32から出力される音声情報であってもよい。
ここでユーザ提示情報の内容は、x軸及びy軸の加速度の情報に応じて決まる。この場合において、ユーザ提示情報出力部51は、ユーザ提示情報の決定の際に用いるx軸及びy軸の加速度を、加速度センサ43aの出力値そのものではなく、出力情報制御部52によって出力される情報に基づいて取得する。
以下では具体例として、ユーザ提示情報は、仮想3次元空間内に配置されたオブジェクトを、所与の視点位置から所与の視線方向に向かって見た様子を示す画像であることとする。なお、ここでは視点位置及び視線方向は、当該オブジェクトが視界範囲内に収まるように、オブジェクトの位置及び向きに応じて決まるものとする。
また、当該オブジェクトは、x軸及びy軸に対する加速度に応じた方向及び速度で、仮想3次元空間内を移動することとする。すなわち、例えばユーザがコントローラ42を把持した状態で、図5(a)に例示するように向かって右側にコントローラ42を傾けると、この動作によって加速度センサ43aはx軸に正方向の加速度がかかっていることを示す出力値を出力する。この出力値に応じて、オブジェクトは仮想3次元空間内を視線方向に対して右方向に移動する。逆に図5(b)に例示するようにユーザがコントローラ42を左側に傾けると、この動作によって出力される加速度センサ43aの出力値に応じて、オブジェクトは仮想3次元空間内を視線方向に対して左方向に移動する。
また、図6(a)に例示するようにユーザがコントローラ42を前方に向けて倒すと、この動作によって加速度センサ43aはy軸に正方向の加速度がかかっていることを示す出力値を出力する。この出力値に応じて、オブジェクトは仮想3次元空間を視線方向に沿って移動する。逆に図6(b)に例示するようにユーザがコントローラ42を手前に向けると、オブジェクトは視線方向の逆方向(画面手前方向)に移動する。
さらにこの場合において、オブジェクトの移動速度は、コントローラ42の水平面に対する傾き度合いに応じて変化することとする。
ユーザ提示情報出力部51は、以上説明したような仮想3次元空間の様子を示す画像を出力し、モニタ26に表示させる。これにより、ユーザは、コントローラ42を傾ける動作によって、モニタ26に表示されているオブジェクトを操作できる。
出力情報制御部52は、加速度センサ43aから出力される各軸の加速度を示す出力値を取得する。そして、所定の処理を実行した後、x軸及びy軸の加速度の情報をユーザ提示情報出力部51に対して出力する。具体的には、出力情報制御部52は、加速度センサ43aから出力されるz軸の加速度に応じて、当該z軸の加速度が所定の条件を満たす場合には加速度センサ43aから出力されるx軸及びy軸の加速度を所定の値に変更して、ユーザ提示情報出力部51に対して出力する。これによって、ユーザ提示情報出力部51によるユーザ提示情報の出力は、z軸の加速度に応じて、x軸及びy軸の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持されることとなる。
以下、出力情報制御部52が実行する処理の具体例について説明する。ここではまず第1の例として、ユーザがコントローラ42を把持した状態で右側にコントローラ42を傾ける場合の例について、説明する。ここで、ユーザの動作によるコントローラ42のy軸を中心とした回転量を、角度φ1で表す。x軸が水平面上にある場合には、φ1=0度である。
図8は、第1の例におけるコントローラ42の姿勢の変化と、各軸の加速度の変化との対応関係を示す説明図である。図中において、最上段の図がコントローラ42の姿勢の変化を、その下のグラフがこの姿勢に応じた加速度センサ43aの出力するx軸の加速度の変化を、さらにその下のグラフが加速度センサ43aの出力するz軸の加速度の変化を、それぞれ示している。なお、この例においては、コントローラ42はy軸を中心に回転しているため、y軸の加速度は0Gのまま変化しない。
この第1の例においては、φ1<90度の間は、x軸の加速度は単調に増加するが、φ1の値が90度以上になると、x軸の加速度は減少する。したがって、x軸の加速度に応じた速度で仮想3次元空間上のオブジェクトを移動させる場合、ユーザが同じ方向にコントローラ42を傾け続けても、φ1が90度を超えるとオブジェクトの移動速度は遅くなり始めることとなり、ユーザに違和感を生じさせる場合がある。
そこで本実施の形態においては、出力情報制御部52は、z軸の加速度に応じて、x軸の加速度として所定の値をユーザ提示情報出力部51に出力する。具体的には、z軸の加速度として0G以上が出力されている場合には、これに応じてx軸の加速度として+1Gを出力する。ここで、x軸の加速度+1Gは、コントローラ42の姿勢に応じて加速度センサ43aが出力するx軸の加速度の極大値に相当する。
以上説明した制御により、出力情報制御部52がユーザ提示情報出力部51に対して出力するx軸の加速度は、図8において最下段のグラフに示されるように、z軸の加速度が0G以上の場合に一定値+1Gとなる。これにより、ユーザ提示情報出力部51によるユーザ提示情報の出力は、φ1>90度の場合であっても、φ1=90度の場合と同様の出力となる。
次に、第2の例として、第1の例とは逆にユーザが左側にコントローラ42を傾ける場合の例について、説明する。ここで、ユーザの動作によるコントローラ42のy軸を中心とした回転量を、角度φ2で表す。
図9は、第2の例におけるコントローラ42の姿勢の変化と、各軸の加速度の変化との対応関係を示す説明図である。ここで最上段の図は、第2の例におけるコントローラ42の姿勢の変化を示している。また、図に含まれる各グラフは、第1の例における図8と同様に、加速度センサ43aの出力する各軸の加速度の変化、又は出力情報制御部52の出力するx軸の加速度の変化を示している。
この例においては、第1の例の場合とは逆に、φ2<90度の間はx軸の加速度は単調に減少するが、φ2の値が90度以上になると、x軸の加速度は増加に転じる。そこで出力情報制御部52は、z軸の加速度が0G以上を出力している場合には、これに応じてx軸の加速度として−1Gを出力する。ここで、x軸の加速度−1Gは、コントローラ42の姿勢に応じて加速度センサ43aが出力するx軸の加速度の極小値に相当する。
以上説明した制御により、出力情報制御部52がユーザ提示情報出力部51に対して出力するx軸の加速度は、図9において最下段のグラフに示されるように、z軸の加速度が0G以上の場合に一定値−1Gとなる。これにより、第1の例の場合と同様に、ユーザ提示情報出力部51によるユーザ提示情報の出力は、φ1>90度の場合であっても、φ1=90度の場合と同様の出力となる。
なお、以上説明した第1及び第2の例においては、いずれもz軸の加速度が0G以上の場合にx軸の加速度を所定の値に維持することとしたが、これ以外の条件に応じてx軸の加速度を維持することとしてもよい。例えばz軸の加速度が所定の範囲に含まれる場合に、x軸の加速度を所定の値に維持することとしてもよい。こうすれば、例えばコントローラ42の回転量が90度を超えない場合であっても、回転量が所定量を超えた場合にはx軸の加速度を所定値に維持するような制御を行うことができる。
また、x軸の加速度を所定値に維持する条件となるz軸の加速度の所定の範囲は、第1の例(右方向への傾き)の場合と第2の例(左方向への傾き)の場合とで、異なるものであってもよい。例えばユーザが通常コントローラ42を把持している状態(基準状態)において、既にx軸が水平面に対して傾いている場合がある。このような場合に、基準状態におけるx軸の水平面に対する傾きに応じて、z軸の加速度の所定範囲を決定する。そして、z軸の加速度がこのように決定された所定範囲に含まれる場合に、x軸の加速度を所定値に維持することとする。これにより、基準状態からある回転量以上コントローラ42を回転させた場合に、それが左右どちらの向きの回転であっても、x軸の加速度が所定値になるような制御を行うことができる。
また以上の説明においては、z軸の加速度が所定の範囲に含まれる場合に、x軸の加速度はコントローラ42の姿勢に応じて出力される加速度の極大値又は極小値に維持されることとしたが、これ以外の値に維持されることとしてもよい。
さらに、出力情報制御部52は、以上説明したx軸の加速度を所定値に維持する処理と同様にして、y軸の加速度についても、z軸の加速度に応じて所定値に維持する処理を実行することとしてもよい。これにより、ユーザが手前又は奥にコントローラ42を傾けた場合であっても、左右に傾けた場合と同様にユーザの違和感を少なくできるような制御を実行できる。
次に、エンタテインメントシステム10が実行する処理フローの一例について、図10のフロー図に基づいて説明する。同図に示す処理は所定時間毎(例えば1/60秒毎)に実行されるものであり、光ディスク36やハードディスク38から読み出されてメインメモリ20に格納されたプログラムを、MPU11が実行することにより実現されるものである。
まず出力情報制御部52が、加速度センサ43aの出力する各軸の加速度を取得する(S1)。そして、z軸の加速度が、所定の範囲に含まれるか否かを判定する(S2)。
z軸の加速度が所定の範囲に含まれると判定した場合、出力情報制御部52は、x軸及びy軸の加速度として、それぞれの値の正負に応じて決まる所定の値(ここでは+1G又は−1G)を出力する(S3)。一方、z軸の加速度が所定の範囲に含まれないと判定した場合、出力情報制御部52はS1で取得したx軸及びy軸の加速度の値をそのまま出力する(S4)。
ユーザ提示情報出力部51は、S3又はS4で出力されたx軸及びy軸の加速度に基づいて、出力すべきユーザ提示情報を生成する(S5)。ここでは、仮想3次元空間上に配置されたオブジェクトを、x軸及びy軸の加速度に基づいて決まる新たな位置に移動させる。そして、当該オブジェクトを所与の視点位置から見た画像をユーザ提示情報として生成する。
さらにユーザ提示情報出力部51は、S5で生成されたユーザ提示情報を所定の出力デバイスに対して出力する(S6)。ここでは、S5で生成した画像を画像処理部24のフレームバッファに出力することにより、モニタ26に表示させる。これにより、コントローラ42の傾きに応じたユーザ提示情報が出力されて、ユーザに提示される。
以上説明した本実施形態によれば、ユーザがコントローラ42を所定回転量以上に回転させる結果、加速度センサ43aの出力するx軸及びy軸の加速度が回転量の変化に追随しなくなってしまう場合であっても、z軸の加速度を用いて、x軸及びy軸の加速度が所定の値を示す場合と同様のユーザ提示情報を出力できる。これにより、エンタテインメントシステム10は、ユーザのコントローラ42を傾ける動作に応じてユーザ提示情報を出力する場合において、ユーザの違和感を少なくすることができる。
なお、本実施形態は種々の変形実施が可能である。
例えば出力情報制御部52によって出力される所定の値は、加速度センサ43aによって過去に出力された加速度の値に基づいて変化することとしてもよい。例えば一定時間おきに加速度センサ43aによって出力される出力値をサンプリングする場合において、今回サンプリングされた加速度と、前回サンプリングされた加速度とを比較することにより、加速度の遷移量を算出することができる。この遷移量の正負(前回から加速度が増加しているか、又は減少しているか)や、遷移量の絶対値の大きさに応じて、所定の値を決定することとしてもよい。
具体例として、x軸及びy軸それぞれの加速度の前回サンプリングデータからの遷移量が所定値以上の場合は、ユーザが単にコントローラ42を傾けているのではなく、コントローラ42を叩いたり、振ったり、あるいは非常に速く回転させていることが考えられる。このような場合、所定の値として、通常のコントローラ42の姿勢変化によって出力される−1Gから+1Gまでの範囲の加速度ではなく、それを超える範囲の加速度が出力されるように、出力情報制御部52が出力する加速度の値の上限値又は下限値を変化させる。一方で、遷移量が所定値未満の場合には、出力情報制御部52は上述した方法により−1Gから+1Gまでの値をユーザ提示情報出力部51に対して出力する。
このような制御を行うことにより、出力情報制御部52は、加速度センサ43aが出力する加速度の時間変化に応じて、ユーザ提示情報出力部51が用いる加速度の値のとり得る範囲を変化させることができる。
また、出力情報制御部52は、例えば予めメインメモリ20に格納された変換テーブル等を用いることにより、上述した例においてz軸の加速度が所定の範囲に含まれない場合のx軸及びy軸の加速度についても、異なる値に変換して出力することとしてもよい。これにより、ユーザ提示情報出力部51は、x軸及びy軸の加速度について、z軸の加速度に関わらず、加速度センサ43aの出力する加速度を所定の条件に基づいて変換して得られる値を用いて、ユーザ提示情報を出力する処理を実行できる。
具体例として、出力情報制御部52は、加速度センサ43aの出力する加速度が所定の範囲に含まれる場合には、当該加速度の値を線形に変換して(又は変換せずに)ユーザ提示情報出力部51に対して出力する。一方で、所定の範囲に含まれない加速度については、予め定められた非線形の変換を行って得られる加速度の値を、ユーザ提示情報出力部51に対して出力する。これにより、例えばユーザ提示情報出力部51は、加速度センサ43aの出力するx軸及びy軸の加速度が−1Gから+1Gまでの範囲に含まれる場合(コントローラ43の姿勢に応じた加速度が出力されていると想定される場合)には、回転量に比例した速度でオブジェクトを移動させ、−1G未満又は+1Gを超える場合には、加速度の変化に応じた速度の変化を抑制して、オブジェクトを移動させる制御が可能となる。
本発明の実施の形態に係るエンタテインメントシステム(情報処理装置)のハードウェア構成図である。 MPUの詳細構成図である。 コントローラの一例を示す図である。 加速度センサの出力値の一例を示すグラフ図である。 コントローラの姿勢に応じて検知される加速度の一例を説明する説明図である。 コントローラの姿勢に応じて検知される加速度の別の例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るエンタテインメントシステムの機能の一例を示す機能ブロック図である。 コントローラの姿勢に応じて出力情報制御部が出力する加速度の値の一例を示す説明図である。 コントローラの姿勢に応じて出力情報制御部が出力する加速度の値の別の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るエンタテインメントシステムの動作の一例を示すフロー図である。
符号の説明
10 エンタテインメントシステム、11 MPU、12 メインプロセッサ、14a〜14h サブプロセッサ、16 バス、18 メモリコントローラ、20 メインメモリ、22,40,44 インタフェース、24 画像処理部、26 モニタ、28 入出力処理部、30 音声処理部、32 スピーカ、34 光ディスク読み取り部、36 光ディスク、38 ハードディスク、42 コントローラ、43 センサ、43a 加速度センサ、43b ジャイロセンサ、46 カメラユニット、48 ネットワークインタフェース、51 ユーザ提示情報出力部、52 出力情報制御部。

Claims (5)

  1. コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知して出力する第1の加速度検知手段と、
    前記出力される第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力する情報出力手段と、
    を含む情報処理装置において、
    前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知して出力する第2の加速度検知手段と、
    前記出力される第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持する出力情報維持手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記出力情報維持手段は、前記出力される第2の加速度が所定の範囲に含まれる場合に、前記ユーザ提示情報の出力を前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
    前記所定の値は、前記コントローラの姿勢に応じて出力される前記第1の加速度の極大値又は極小値である
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知するセンサの出力を取得するステップと、
    前記取得した第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力するステップと、
    前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知するセンサの出力を取得するステップと、
    前記取得した第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. コントローラに備えられ、該コントローラの第1の基準方向に対する第1の加速度を検知するセンサの出力を取得する第1の加速度取得手段、
    前記取得した第1の加速度に応じたユーザ提示情報を出力する情報出力手段、
    前記コントローラの前記第1の基準方向とは異なる第2の基準方向に対する第2の加速度を検知するセンサの出力を取得する第2の加速度取得手段、
    及び
    前記取得した第2の加速度に応じて、前記ユーザ提示情報の出力を、前記第1の加速度が所定の値を示す場合の出力に維持する出力情報維持手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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