JP4664084B2 - サードパーティ呼制御とサードパーティ呼制御に関するデバイス制御を容易にするシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般には、サードパーティ呼制御とサードパーティ呼制御に関するデバイス制御のシステムおよび方法に関し、より詳細には、SIP(session initiation protocol)を利用した、サードパーティ呼制御とサードパーティ呼制御に関するデバイス制御のシステムおよび方法に関する。
サードパーティ呼制御は、非エンドポイントのエンティティと他のエンティティとの間に発呼と呼接続管理を可能にする。初期の電話網では、呼は、発呼するために必要なシグナリングとインターフェースを提供したエンドポイントで開始するという前提に基づいていた。より新しい電話網でも、基本的なネットワーク動作は、媒体とシグナリングの機能を持つエンドポイントで発呼することを必要とした。そのため、以前の公衆交換電話網(PSTN)では、サードパーティ呼制御をサポートしていなかった。PSTNの標準化が進展するのに伴い、サードパーティ呼制御のしくみが発表されたが、これまで広く実装されたサードパーティ呼制御の解決法はほとんど存在しない。すべての呼はシグナリングと適切なインターフェースを提供できるエンドポイントで開始するという前提は、POTS(plain old telephone service)には十分であったが、この前提は、高度なサービスと高度なデータインターフェースの発展の制約となった可能性がある。
ソフトスイッチが導入されると、メディアとシグナリングを事実上分離することが可能になった。ソフトスイッチは、従来のPSTNをVoIP(voice over internet protocol)製品に接続するために使用されるアプリケーションプログラムインターフェース(API)である。ソフトスイッチは、PSTNをIPネットワークに接続し、複数のシグナリングタイプを管理した。
今日、マルチメディアネットワークはインターネットプロトコルに基づいており、そのため、メディアとシグナリングの分離、および、通信セッションのシグナリングとメディア面からのアプリケーションの分離が可能になっている。その結果、サードパーティアプリケーションサーバが、接続中の呼の属性を効果的に管理することができる。SIPは、様々な理由の中でも特に、IPネットワークでリアルタイムの通信セッションの開始をサポートするために作り出された。SDP(session description protocol)と併用すると、SIPは、通信セッションで媒体の転送とシグナリングを実際上分離することができる。
SIPがサードパーティ呼制御を実装するしくみを提供するものの、サードパーティ呼制御を可能にする方式がいくつか導入されている。しかし、いずれの方式も重大な不利点がある。最も一般的な方式は、現在のCTI(computer−telephony−integration)モデルに非常に似たSIPサードパーティ呼制御を開発することである。この手法では、バックツーバック(back−to−back)ユーザエージェントが、他のユーザエージェントとの複数のコールレグ(call leg)を制御し、橋渡し役となる。不都合な点は、SIPの終端間のセマンティックが壊れることである。なぜならば、各ユーザエージェントは、自身が他のエンドポイントではなくバックツーバックユーザエージェントとセッションしているとみなすからである。この方式を有効にするには、サードパーティ制御が、バックツーバックのユーザエージェントを明示的に認識しなければならない。
別のSIP方式では、ピアツーピアの構成を使用してサードパーティ呼制御をモデル化する。このSIP方式では、バックツーバックのユーザエージェントの必要はなくなるが、エンドポイントが処理しなければならないSIPプリミティブの種類の複雑性が増大する。このような方式が望ましい場合はあるが、これまで実装が成功した例は知られていない。
したがって、当業界では、SIPとともにピアツーピアの構成を使用して、サードパーティ呼制御を通じて通信デバイスを制御しおよび監視するシステムおよび方法が必要とされる。
したがって、当業界では、サードパーティ呼制御を提供し、SIPとともにピアツーピアの構成を使用してサードパーティ呼制御を実施する場合に伴う複雑性を克服する、通信デバイスを制御しおよび監視するシステムおよび方法が必要とされる。
大まかに説明すると、本発明は、SIPとともにピアツーピアの構成を使用して、サードパーティ呼制御を容易にするシステムおよび方法を備える。より具体的には、本発明は、通信デバイスをその論理的表現およびその物理的表現としてモデル化し、論理的表現と物理的表現を一意の識別子に関連付け、ネットワーク上のすべての通信デバイスを識別し、識別された通信デバイス間の関係を判定し、各物理的表現へのデバイス制御チャネルを確立し、各論理的表現への呼制御チャネルを確立し、呼制御チャネルおよびデバイス制御チャネルを介して論理的表現および物理的表現を制御し、呼制御チャネルおよびデバイス制御チャネルを介して論理的表現および物理的表現の状態を監視し、論理的表現および物理的表現の状態を表すデータを格納するためのプロトコルを含むシステムおよび方法を備える。
有利には、本発明は、SIPとともにピアツーピアの構成を使用したサードパーティ呼制御の解決法を提供する。本発明は、SIPメッセージングを使用して通信デバイス間の2地点間通信を実装することに伴う複雑性に対処することにより、制御ユニットが、すべての通信デバイスエンドポイント間の通信を容易にするバックツーバックのユーザエージェントを認識する必要性を実質的になくす。XML(extensible markup language)とSOAP(simple object access protocol)コードと併せてSIPメッセージングを導入し、使用することを通じて、本発明は、ピアツーピア型のサードパーティ呼制御を実装することに伴う複雑な状況を効果的にうまく処理する。本発明の方法によれば、通信デバイスが別個の論理的表現と物理的表現としてモデル化される。論理的表現は、回線/呼のサービスを可能にし、物理的表現は、通信デバイスの物理的属性へのアクセスを許可する。別個の通信チャネルが、制御ユニットと通信デバイスの論理的表現との間(すなわち呼制御チャネル)と、制御ユニットと通信デバイスの物理的表現との間(すなわちデバイス制御チャネル)に開かれる。別個の通信チャネルは、監視ユニットと通信デバイスの論理的表現との間(すなわち呼制御チャネル)、および、監視ユニットと通信デバイスの物理的表現との間(すなわちデバイス制御チャネル)にも開かれる。別個の通信チャネルを制御しおよび監視することにより、本発明は、通信デバイスの論理的表現と物理的表現を効果的に制御しおよび監視することができる。
本発明のこの他の特徴および利点は、添付図面と併せて本発明のこの詳細な説明を読み、理解すると明らかになるであろう。
次いで図面を参照するが、すべての図面で、同様の参照符号は同様の構成要素またはステップを表す。図1は、本発明の例示的実施形態によるサードパーティ呼制御システム300のための環境100のブロック図である。環境100は、図2を参照して下記でより完全に説明する、よく知られるコンピューティングシステム、環境、および/または構成に見られるものと同様のハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素を含む複数のクライアントシステム106を備える。各クライアントシステム106は、システム106に常駐するサードパーティ呼制御システム300を備える。通例は、複数のクライアントシステム106a、106bが、ドメイン名システム(DNS)の名前空間のネットワーク下位階層103に存在する。当業者は、ネットワークの下位階層103は、通例、2つ以上のクライアントシステム106(これに限定しないが、相互と通信する複数のコンピュータシステムを含む)のグループ間で通信するために接続するのに適したインフラストラクチャと設備を備えることを理解されよう。各下位階層ネットワーク103とクライアントシステム106は、これらに限定しないが、スター構成、バス構成、あるいはリング構成を含む複数のトポロジで構成することができる。また、ネットワークの下位階層103とクライアントシステム106は、これらに限定しないが、ピアツーピアアーキテクチャまたはクライアント/サーバアーキテクチャを含む特定のアーキテクチャに属するものと広く分類してもよい。ネットワーク下位階層103は、また、クライアントシステム106の地理的な位置とタイプによって分類してもよい。例えば、1つの建物内など相互に近接して位置する複数のコンピュータシステムまたはサーバを通信できるように接続するネットワーク下位階層103は、多くの場合ローカルエリアネットワーク(LAN)と称され、コンピュータシステムが互いから遠く離れて位置する場合、ネットワーク下位階層103は、一般には、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)と称され、コンピュータシステムが大学のキャンパスや軍事施設などの限定された地理的範囲内に位置する場合、ネットワーク下位階層103は、通例キャンパスエリアネットワーク(CAN)と称され、コンピュータシステムが1つの市または町の中でともに接続される場合、ネットワーク下位階層103は、一般に都市エリアネットワーク(MAN)と称され、コンピュータシステム同士がユーザの住居内で接続される場合、ネットワーク下位階層103は、多くの場合、ホームエリアネットワーク(HAN)と称される。
各クライアントシステム106は、プロキシサーバ109(業界では時に「ホームサーバ」109とも称される)に通信できるように接続する。当業者は、プロキシサーバ109は一般には、クライアントシステム106と別のサーバの間に位置することを理解されよう。クライアントシステム106が、(コンピュータアプリケーション、プログラム、またはプログラムモジュールの動作を通じて)宛先サーバに要求を行うと、プロキシサーバ109は、その要求を自身で満たすことを試みる。プロキシサーバ109が、クライアントシステム106からの要求を満たすことができない場合は、プロキシサーバ109はその要求を宛先サーバに転送する。プロキシサーバ109の主要な目的は、宛先サーバに送信される要求の数を可能な限り少なくすることにより、ユーザまたはクライアントシステム106のグループ内のパフォーマンスを向上させることである。プロキシサーバ109は、下記で図2を参照して説明するコンピュータシステム210と同様の構成とすることができる。
プロキシサーバ109は、電話ホームサーバ112に通信できるように接続する。プロキシサーバ109bは、SIP電話機128(ここでは一般に「通信デバイス128」とも称する)にも通信できるように接続する。電話ホームサーバ112は、クライアントシステム106a、106bと、関連付けられた電話デバイスとの通信を可能にする。電話ホームサーバ112は、下記で図2を参照して説明するコンピュータシステム210と同様の構成とすることができ、一般には、電話デバイスと通信するために動作することが可能なアプリケーション、プログラム、またはプログラムモジュールを備える。
通例、電話ホームサーバ112は、PBX121を通じて、間接的にまたは直接、時分割多重化(TDM)電話機118(ここでは一般に「通信デバイス118」とも称する)に通信できるように接続する。当業者は、PBX121は、限られた数の外部回線を内部のTDM電話機118と共有するために一般に組織内で使用される私設電話網であることを理解されよう。PBX121は、着呼を受け付け、その呼をTDM電話機118などの該当するデバイスに転送することにより、コールセンターとして機能する。従来、PBX121は、CTIシステム(すなわちPBX121b)として構成されるが、SIP対応PBX121aとして構成してもよい。本発明の例示的実施形態では、電話ホームサーバ112は、CTIデータおよび/またはメッセージをSIPデータおよび/またはメッセージに変換または翻訳し、SIPデータおよび/またはメッセージをCTIデータおよび/またはメッセージに変換または翻訳するように適合されたSIPフロントエンド(FE)ユニット125に通信できるに接続する。SIP FEユニット125は、通信のために非SIP対応PBX121bに接続する。ネットワーク下位階層103に存在する各PBX121a、121bは、公衆交換電話網(PSTN)132を介して、これらに限定しないがTDM電話機118c、PBX(図示せず)、またはクライアントシステム106cなど、ネットワーク下位階層103の外側にある他のデバイスに通信できるように接続することができる。
各クライアントシステム106のサードパーティ呼制御システム300は、関連付けられた通信デバイス118、128との通信を助けるユーザインターフェース315と適切なソフトウェア(図3を参照してより詳細に説明する)を備える。メッセージとデータが適切な場所に誘導されることができるように、すべてのクライアントシステム106とすべての通信デバイス118、128は、一意の識別子を有することが好ましい。単なる例示的な目的で、クライアントシステム「A」106aとクライアントシステム「B」106bは、DNS名前空間の下位階層「phones.example.com」に存在するとする。したがって、クライアントシステム「A」106aは、「userA@example.com」という一意のリソース識別子(URI)で識別され、クライアントシステム「B」106bは、URI「userB @example.com」で識別される。TDM電話機「A」118aは、クライアントシステム「A」106aに関連付けられ、内線番号「1111」とURI「1111 @PBXA.phones.example.com」で識別される。同様に、TDM電話機「B」118bは、クライアントシステム「B」106bに関連付けられ、内線番号「2222」とURI「2222@PBXB.phones.example.com」で識別される。SIP電話機128もクライアントシステム「B」106bに関連付けられ、URI「userB−phone @phones.example.com」で識別される。TDM電話機「C」118cは、クライアントシステム「C」106cに関連付けられ、「phones.examples.com」のネットワーク下位階層103にないため、番号「555−1212」で識別される。
電話ホームサーバ112は、リアルタイムコラボレーション(RTC)サーバを備えることが好ましく、このサーバは、PBX121のすべてまたはグループに対するフロントエンドの役割を果たし、したがってPBXトポロジがネットワークの残りの部分から抽象化されるようにする。電話ホームサーバ112の一方の側にあるSIPドメインは、電話ホームサーバ112のもう一方の側にある電話ドメインとは異なるセキュリティ手法を利用することができる。そのようなSIPセキュリティ手法の1つでは、サードパーティ呼制御のユーザは、インスタントメッセージのユーザが認証されるのと同じ方式で(すなわちユーザ名とパスワードを使用して)認証される。また、電話機または回線の認証規則は、その電話機または回線の「所有者」に結びつけることができ、その「所有者」のために他の認証データと同じ場所に属することができる。これは、例えば、回線または電話機をユーザに結びつけ、そのユーザのプロキシサーバ109に、その電話機または回線へのアクセスを許可する役割を負わせることによって達成される。
好ましくは、クライアントシステム「A」106aは、TDM電話機「A」118aを監視および制御する機能を含み、クライアントシステム「B」106bは、TDM電話機「B」118bおよびSIP電話機128を監視および制御する機能を含む。クライアントシステム「C」106cのユーザに発呼するには、クライアントシステム「A」106aのユーザは、ユーザインターフェース315(図3参照)を介してサードパーティ呼制御ソフトウェアを利用して、例えば「555−1212」にダイヤルする。クライアントシステム「A」106aは、プロキシサーバ「A」109aにSIPメッセージを送り、プロキシサーバ「A」109aは、そのSIPメッセージを電話ホームサーバ112に送る。SIPメッセージは、TDM電話機「A」118aに関連付けられた一意の識別子(すなわち「1111 @PBXA.phones.example.com」)と、クライアントシステム「A」106aに関連付けられた一意の識別子(すなわち「userA@example.com」)を含んでいる。この一意の識別子情報により、SIPメッセージがネットワーク内で正しい場所に確実に送信される。電話ホームサーバ112は、SIPメッセージ中の識別情報に基づき、SIP対応PBX「A」121aにSIPメッセージを送る。SIP対応PBX「A」121aは、SIPメッセージを解釈し、番号「555−1212」を呼び出す制御コマンドをTDM電話機「A」118aに送信し、電話ホームサーバ112を介して新しいSIPメッセージをクライアントシステム「A」106aに送り返す。TDM電話機「A」118aは、制御コマンドを受け取り、番号「555−1212」にダイヤルする。クライアントシステム「A」106aは、また、状態問い合わせのSIPメッセージを通じて、TDM電話機「A」118aを監視している。TDM電話機「A」118aが回線を開き、番号「555−1212」をダイヤルすると、クライアントシステム「A」106aは、TDM電話機「A」118aによって行われている動作を識別する状態データを含むSIPメッセージを受信する。クライアントシステム「A」106aは、この状態データを記憶し、このデータをユーザインターフェース315によって使用して、TDM電話機「A」118aの最新の状態(すなわち、TDM電話機「A」が開かれた回線を有し、「555−1212」にダイヤルしている)をユーザに知らせることができる。
クライアントシステム「B」106bのユーザは、TDM電話機「B」118bまたはSIP電話機128で、TDM電話機「C」118cに電話をかけることができる。クライアントシステム「B」106bのユーザが、TDM電話機「B」118bでTDM電話機「C」118cに電話をかけたい場合、プロセスは、以下の点を除いては、上記でクライアントシステム「A」106aについて説明したプロセスと実質的に同じである。PBX「B」121bは、SIP対応のPBX121aではないので、CTIデータしか扱うことができない。そのため、電話ホームサーバ112は、クライアントシステム「B」106bからのSIPメッセージをSIP FEユニット125に送る。SIP FEユニット125は、SIPメッセージを解釈し、SIPメッセージを、「555−1212」を呼び出すことをTDM電話機「B」に命令するCTIデータに変換し、そのCTIデータをPBX「B」121bに送る。PBX「B」121bは、「555−1212」にダイヤルするように命令する制御コマンドをTDM電話機「B」118bに送信し、CTI応答をSIP FEユニット125に送る。SIP FEユニット125は、CTI応答を解釈し、その応答をSIP応答に変換し、電話ホームサーバ112を介してSIP応答をクライアントシステム「B」106bに送る。しかしながら、クライアントシステム「B」106bのユーザがSIP電話機128でTDM電話機「C」118cに電話をかけたい場合は、クライアントシステム「B」106bは、SIPメッセージをプロキシサーバ「B」109bに送り、プロキシサーバ「B」109bは、そのSIPメッセージをSIP電話機128に送る。代替実施形態では、プロキシサーバ「B」109bは、SIPメッセージを電話ホームサーバ112に送り、電話ホームサーバ112が、SIPメッセージをSIP電話機128に提供する。SIP電話機128は、SIPメッセージを受信し、SIPメッセージに働きかけるように動作するので、中間的な変換は必要でない。このような代替実施形態では、SIP電話機128は、回線を開き、番号「555−1212」を呼び出し、電話ホームサーバ112またはプロキシサーバ「B」109bを通じてクライアントシステム「B」106bに新しいSIPメッセージを送る。
クライアントシステム「C」106cからTDM電話機「C」118cを介してTDM電話機「B」118bが呼び出されると、例えば、TDM電話機「B」118bが鳴音し、クライアントシステム「B」106bは、自身の監視動作を通じてその鳴音を検出する。すなわち、クライアントシステム「B」106bは、TDM電話機「B」118bが鳴音していることを識別する状態データを伴うSIPメッセージを受信する。この状態データは、クライアントシステム「B」106bによって記憶され、ユーザインターフェース315を介して、TDM電話機「B」118bが鳴音していることをユーザに知らせるために使用される。
当業者は、通信できるように接続することは、これらに限定しないが、アナログ、デジタル、有線、および無線の通信チャネルを含む、信号および/または媒体の双方向通信のための任意タイプの接続を含む、または必要とすることを認識されよう。そのような通信チャネルは、これらに限定しないが、銅線、光ファイバ、無線周波、赤外線、衛星、または他の設備および媒体を利用することができる。また、当業者は、サードパーティ呼制御システム300は、他の環境100との関連で利用してもよく、そのため、本発明は、異なる環境100で効果的に実施することができ、例示的環境100に限定すべきでないことも理解されよう。したがって、適切な環境100は、複数のクライアントシステム106、プロキシサーバ109、電話ホームサーバ112、通信デバイス118、128、およびPBX121を備えることができ、そのため、図1に示すクライアントシステム106、プロキシサーバ109、電話ホームサーバ112、通信デバイス118、128、およびPBX121の数に限定されない。さらに、本発明は、TDM電話機118やSIP電話機128などの電話通信デバイス118、128のみに限定されない。通信デバイス118、128は、これらに限定しないが、携帯電話、ラップトップ、デスクトップ、携帯情報端末(PDA)、インスタントメッセージアプリケーション、電子メールアプリケーションなどの別のデバイスまたはコンピュータソフトウェアプログラムと通信することが可能な任意タイプのデバイスまたはコンピュータソフトウェアプログラムを含む。
図2に、図1のサードパーティ呼制御システムが本発明の例示的実施形態により利用することが可能なコンピューティング環境200とそのコンピュータシステム210、280のブロック図を示す。コンピューティング環境200とそのコンピュータシステム210、280は、本発明を実施するのに適したコンピューティング環境とコンピュータシステムの一例を表すに過ぎず、本発明の使用または機能の範囲について限定を示唆するものではない。また、コンピュータシステム210、280は、例示的コンピューティング環境200に図示する構成要素のいずれか1つまたは組合せに関連する依存性または必要性を有するものとも解釈すべきでない。
したがって、本発明は、多数の他の汎用または特殊用途のコンピューティングシステム環境または構成で動作が可能であることを理解されたい。本発明のクライアントシステム106として使用するのに適する可能性があるよく知られるコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例には、これらに限定しないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドデバイスまたはラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサを利用したシステム、セットトップボックス、プログラム可能な家電製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、それらのシステムまたはデバイスを含む分散型コンピューティング環境などがある。
本発明は、コンピュータシステムによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令を備えた、一般的なコンテキストで説明することもできる。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、プログラミング、オブジェクト、コンポーネント、データ、データ構造などを含む。本発明は、通信ネットワークを通じて接続された遠隔処理デバイスによってタスクが実行される分散型コンピューティング環境で実施することができる。分散型コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、これに限定しないがメモリ記憶デバイスを含むローカルおよびリモート両方のコンピュータ記憶媒体に置くことができる。
例示的クライアントシステム106、電話ホームサーバ112、プロキシサーバ109は、図2に示すコンピュータシステム210の形態の汎用コンピューティングデバイスを備えることができる。コンピュータシステム210の構成要素は、これらに限定しないが、処理装置220、システムメモリ230、および、システムメモリ230を含む各種のシステム構成要素を双方向のデータおよび/または命令の通信のための処理装置220に結合するシステムバス221を含むことができる。システムバス221は、各種のバス構成の任意のものを使用したメモリバスまたはメモリコントローラ、ペリフェラルバス、ローカルバスを含む数種のバス構成のいずれでもよい。限定ではなく例として、そのような構成には、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Association)ローカルバス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス(「メザニンバス」とも称される)を含む。
コンピュータシステム210は通例、各種のコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステム210からのアクセス、読み取りおよび書き込みが可能な利用可能媒体からなることができ、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不能の媒体を含むことができる。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ、データ構造、プログラムモジュール、プログラム、プログラミング、ルーチンなどの情報を記憶するための方法または技術として実施された、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不能の媒体を含む。コンピュータ記憶媒体には、これらに限定しないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、または他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、光磁気記憶デバイス、磁気ディスクストレージ、または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータシステム210からアクセスすることが可能な他の媒体が含まれる。上記の媒体の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲に含まれる。
システムメモリ230は、読み取り専用メモリ(ROM)231およびランダムアクセスメモリ(RAM)232などの揮発性および/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。起動時などにコンピュータ210中の要素間の情報転送を指示する基本ルーチンを含んだ基本入出力システム233(BIOS)は、通例、ROM231に記憶される。RAM232は通例、処理装置220から即座にアクセスできる、かつ/または処理装置220によって現在操作されているデータおよび/またはプログラム命令を格納する。限定ではなく例として、図2には、オペレーティングシステム234、アプリケーションプログラム235、他のプログラムモジュール236、およびプログラムデータ237を示し、これらは、その全体または一部が時折RAM232に常駐することができる。
コンピュータ210は、この他の取り外し可能/取り外し不能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体も含むことができる。単なる例として、図2には、取り外し不能、不揮発性の磁気媒体の読み書きを行うハードディスクドライブ241、取り外し可能、不揮発性の磁気ディスク252の読み書きを行う磁気ディスクドライブ251、およびCD−ROMや他の光学媒体などの取り外し可能、不揮発性の光ディスク256の読み書きを行う光ディスクドライブ255を示す。例示的コンピューティング環境200に含めることが可能な他の取り外し可能/取り外し不能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体には、これらに限定しないが、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、固体素子RAM、固体素子ROMなどが挙げられる。ハードディスクドライブ241は通例、インターフェース240などの取り外し不能メモリインターフェースを通じてシステムバス221に接続され、磁気ディスクドライブ251と光ディスクドライブ255は通例、インターフェース250などの取り外し可能メモリインターフェースによりシステムバス221に接続される。
上記で述べ、図2に示す、ドライブ241、251、255とそれらに関連付けられたコンピュータ記憶媒体は、コンピュータシステム210にコンピュータ可読命令、データ、データ構造、プログラムモジュール、プログラム、プログラミング、またはルーチンの記憶を提供する。例えば、図2では、ハードディスクドライブ241に、オペレーティングシステム244、アプリケーションプログラム245、他のプログラムモジュール246、およびプログラムデータ247が記憶されている。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム234、アプリケーションプログラム235、他のプログラムモジュール236、およびプログラムデータ237と同じものでも、異なってもよいことに留意されたい。オペレーティングシステム244、アプリケーションプログラム245、他のプログラムモジュール246、プログラムデータ247には、少なくともそれらがオペレーティングシステム234、アプリケーションプログラム235、他のプログラムモジュール236、およびプログラムデータ237の異なるコピーであることを表すために、異なる参照符号を付している。ユーザは、キーボード262、および一般にはマウス、トラックボール、タッチパッドと称されるポインティングデバイス261などの、接続された入力装置を通じてコンピュータシステム210にコマンドと情報を入力することができる。他の接続された入力装置(図示せず)としては、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星受信アンテナ、スキャナなどがある。これらおよび他の入力装置は、多くの場合、システムバス221に結合されたユーザ入力インターフェース260を通じて処理装置220に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)などの他のインターフェースおよびバス構成で接続してもよい。モニタ291あるいは他のタイプの表示装置も、ビデオインターフェース290などのインターフェースを介してシステムバス221に接続される。モニタ291に加えて、コンピュータシステム210は、スピーカ297、プリンタ296などの他の周辺出力装置も含むことができ、それらは、出力周辺インターフェース295を通じて接続することができる。
コンピュータシステム210は、リモートコンピュータシステム280など1つまたは複数のリモートコンピュータシステムとの双方向の通信接続リンクを使用するネットワーク環境で動作することができる。リモートコンピュータシステム280は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、または他の一般的なネットワークノードであり、図2にはリモートコンピュータシステム280のメモリ記憶装置281しか示していないが、通例はコンピュータシステム210との関係で上記に挙げた要素の多くまたはすべてを含む。図2に図示する双方向通信接続リンクは、ローカルエリアネットワーク(LAN)271とワイドエリアネットワーク(WAN)273を含むが、他のネットワークを含むこともできる。そのようなネットワークは、オフィス、企業内のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットなどに一般的に見られる。
LAN271に通信できるように接続される場合、コンピュータシステム210は、ネットワークインターフェースまたはアダプタ270を通じてLAN271に接続する。WAN273に通信できるように接続される場合、コンピュータシステム210は通例、インターネットなどのWAN273を通じて通信リンクを確立するためのモデム272または他の手段を含む。モデム272は、内蔵型でも外付け型でもよく、ユーザ入力インターフェース260または他の適切な構成を介してシステムバス221に接続することができる。ネットワーク環境では、コンピュータシステム210との関連で図示するプログラムモジュール、またはその一部は、遠隔のメモリ記憶装置281に記憶することができる。限定ではなく例として、図2では、リモートアプリケーションプログラム285がメモリ記憶装置281にある。図のネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間に双方向の通信リンクを確立する他の手段を使用してよいことは理解されよう。
図3に、本発明の例示的実施形態による、通信デバイス118、128を制御および監視する本発明のサードパーティ呼制御システム300のブロック図を示す。上記で図2を参照して説明したハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントに加えて、各クライアントシステム106はさらに、サードパーティ呼制御アプリケーション303とエンティティ複製記憶ユニット318を備える。
エンティティ複製記憶ユニット318は、これらに限定しないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、磁気メモリ装置、光学メモリ装置、ハードディスクドライブ、取り外し可能の揮発性または不揮発性メモリ装置、光学記憶媒体、磁気記憶媒体、またはRAMメモリカードなど、データを記憶し、取り出すことが可能なメモリデバイスである。あるいは、エンティティ複製記憶ユニット318は、有線および/または無線のネットワークシステムを通じてアクセスできる遠隔の記憶設備であってもよい。また、エンティティ複製記憶ユニット318は、上記のような、主要メモリデバイスと補助メモリデバイスの多段式システムからなるメモリシステムであってもよい。主要メモリデバイスと補助メモリデバイスは、相互のためのキャッシュとして動作することができ、あるいは、補助メモリデバイスは、主要メモリデバイスの予備の役割を果たしてもよい。さらに別の構成では、エンティティ複製記憶ユニット318は、単純なデータベースファイル、またはSQLなどのクエリー言語を使用する検索可能なリレーショナルデータベースとして構成されたメモリ装置からなることができる。
サードパーティ呼制御プログラムアプリケーション303は、通信デバイス118、128を制御および監視する機能をクライアントシステム106に提供する。サードパーティ呼制御プログラムアプリケーション303は、ユーザインターフェース315と、監視ユニット309および制御ユニット312を含む呼制御API306とを備える。ユーザインターフェース315は、呼制御API306に通信できるように接続し、したがって監視ユニット309と制御ユニット312に通信できるように接続する。
監視ユニット309と制御ユニット312は、呼制御API306中のコンピュータソフトウェアプログラムモジュールで構成される。制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321、および、通信デバイス118、128の論理的表現324に通信できるように接続する。監視ユニット309は、通信デバイス118、128の物理的表現321と、通信デバイス118、128の論理的表現324、およびエンティティ複製記憶ユニット318に通信できるように接続する。
実際の動作で、クライアントシステム106のユーザは、サードパーティ呼制御プログラム303を介して通信デバイス118、128を制御および監視する。本発明の例示的実施形態では、通信デバイス118、128は、2つの表現としてモデル化される。より詳細には、通信デバイス118、128は、物理的表現321と論理的表現324としてモデル化することができる。電話デバイスの場合、物理的表現321は電話デバイスの物理的属性を備え、したがって、それらの物理的属性とのユーザの対話および制御を提供する。論理的表現324は、通信デバイス118、128の呼および/または回線サービスをユーザに提供する。物理的表現321と論理的表現324はともに、これらに限定しないが、ダイヤルする、電話を切る、電話に出る、呼を話中転送する、話中呼を保留にする、呼を着信転送する、呼をパーク保留する、呼を保留再応答するまたはメッセージを再生する、話中呼を会議通話に加える、会議通話から通信デバイスを退出させる、会議通話から別の話中呼を退出させる、スピーカフォンをオンまたはオフにする、DTMF(デュアルトーンマルチ周波数)を生成する、数字を収集するなどの電話機能を提供する。
ユーザインターフェース315は、クライアントシステム106aのユーザに、現在監視されている通信デバイス118、128の状態を表すデータの表示を提供する。また、ユーザインターフェース315は、クライアントシステム106のユーザによる通信デバイス118、128の制御を容易にする。当業者は、ユーザインターフェース315は、複数の構成で実装することができ、通例はコンピュータモニタ291を介してユーザに表示されることを理解されよう。ユーザインターフェース315は一般には、これらに限定しないがキーボード262および/またはマウス261などの入力装置を利用してユーザからの入力を受け取る。
ユーザからの入力を受け取ると、ユーザインターフェース315は、呼制御API306に制御要求を行う。制御要求は、呼制御API306の制御ユニット312に送られる。ユーザ要求がデバイスの属性(すなわち物理的表現321に関連する)に関連するか、呼の属性(すなわち論理的表現324に関連する)に関連するかに応じて、制御ユニット312は、適切なSIPメッセージを通信デバイス118、128に送る。ユーザ要求が呼の属性に関連する場合は、制御ユニット312は、通信デバイス118、128およびその論理的表現324に適切なSIPメッセージを送る。ユーザ要求がデバイスの属性に関連する場合は、制御ユニット312は、通信デバイス118、128およびその物理的表現321に適切なSIPメッセージを送る。したがって、通信デバイス118、128が、受け取ったSIPメッセージに記述されるユーザ要求を満たす。通信デバイス118、128は、元のSIPメッセージに対するSIP応答を送ることができる。上記で図1を参照して述べたように、通信デバイス118、128がSIP電話機128である場合、SIP電話機128は、元のSIPメッセージに対する適切なSIP応答を生成することができる。通信デバイス118、128が、SIP対応PBX121aに関連付けられたTDM電話機118である場合は、SIP対応PBX121aが、元のSIPメッセージに対するSIP応答を生成する。通信デバイス118、128が、通常のPBX121bに関連付けられたTDM電話機118である場合は、SIP FE125が、PBX121bからのCTI応答を、元のSIPメッセージに対するSIP応答に変換する。通信デバイス118、128からのSIP応答は、制御ユニット312に送られ、そしてユーザインターフェース315に送られることができる。
監視ユニット309は、継続的にSIP通知メッセージを生成し、そのメッセージを通信デバイス118、128の物理的表現321と論理的表現324に送る。監視ユニット309は、SIP通知メッセージに対する応答を使用して、通信デバイス118、128の現在の状態を表すデータを生成する。生成されたデータは、監視ユニット309からエンティティ複製記憶ユニット318に送られ、記憶ユニット318に記憶される。本発明の例示的実施形態では、エンティティ複製記憶ユニット318に記憶されたデータは、監視されている通信デバイス118、128の正確な現在の状態を表す。エンティティ複製記憶ユニット315に記憶されたデータは、監視ユニット309を介してユーザインターフェース315に送られて、通信デバイス118、128の現在の状態をユーザに表示する。通信デバイス118、128の監視と制御は、独立した機能であり、そのため監視ユニット309は、通信デバイス118、128の現在の状態を表すデータを取得するために制御ユニット312と直接通信することはない。
本発明の例示的実施形態で、呼制御(すなわち通信デバイス118、128の論理的表現324の制御または監視)とデバイス制御(すなわち通信デバイス118、128の物理的表現321の制御または監視)は、従来のSIPメッセージングと、XMLコードの使用を通じて結合される本発明のSIPメッセージング拡張を通じて実現される。アプリケーション層の制御/シグナリングプロトコルであるSIPは、当業者によく知られる標準的プロトコルである。簡単に説明すると、SIPは、通信デバイス118、128とクライアントシステム106との間の通信をサポートする。SIPは、通信セッションの開始、変更、および終了についての標準を提供する。各通信セッションは、通信デバイス118、128とクライアントシステム106間のSIP関係によって表され、通信デバイス118、128とクライアントシステム106間のSIPダイアログによって管理される。SIPは、これらに限定しないが、RTP(real−time transport protocol)、RTSP(real−time streaming protocol)、MEGACO(media gateway control protocol)、およびSDPなどの他の一般的なプロトコルと連動して機能する。他の一般的なプロトコルとともに、SIPは、クライアントシステム106が通信デバイス118、128を識別し、それらに接続し、したがって通信セッションを作成することを可能にする。SIPは、各種のサービスを実装するために使用される必要なプリミティブを提供するが、SIPは、ここに記載される呼制御API306に関連するプログラムモジュールなどのプログラムモジュールも、ここに記載されるメソッドまたはプロトコルも提供しない。
例えば、これは限定ではないが、表1〜8に、ここに記載される本発明の機能に関連する例示的なSIPメッセージの呼のフローを提供する。サードパーティ呼制御の初期化は、通信デバイス118、128への2つの異なる制御チャネルを開くことから開始する。この制御チャネルの1つは、通信デバイス118、128の物理的表現321へのチャネルであり、デバイス制御チャネル327と称される。もう一方の制御チャネルは、通信デバイス118、128の論理的表現324へのチャネルであり、呼制御チャネル330と称される。SIPの術語では、チャネル327、330は、クライアントシステム106と通信デバイス118、128間のダイアログからなる。
表1および2に、通信デバイス118、128の物理的表現321へのデバイス制御チャネル327を初期化するSIP呼のフローを示す。より詳細には、表1は、SIPによって提供されるクエリー機能とデバイス制御チャネル327の作成を示し、表2は、クライアントシステム106が、デバイス制御チャネル327に関連付けられたデバイスの状態を許可する場合を示す。
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表3および4は、通信デバイス118、128の論理的表現324との呼制御チャネル330を確立するためのSIP呼のフローを提供する。より詳細には、表3は、SIPで提供されるクエリー機能を示し、表4は、クライアントシステム106が、呼制御チャネル330に関連付けられた呼/ダイアログの状態を許可する場合を示す。呼制御チャネル330の作成は、表1に示すSIP呼のフローと同様である。電話機と回線のURIが同じである場合(すなわち通信デバイス118、128とデバイス制御チャネル327のリモートエンドポイントが同じである場合)は、デバイス制御チャネル327の初期化の際にその情報がすでに収集されているので、2度目にSIP OPTIONSメッセージを送信する必要はない。
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表5は、発呼するクライアントシステム106のSIP呼のフローを示す。より詳細には、表5は、クライアントシステム「B」106bが、スピーカ電話を使用してクライアントシステム「C」106cへの発呼する場合を示し、ここにはSIP NOTIFYに対する200 OK応答は示していない。本発明の例示的実施形態では、シンプルオブジェクトアクセスプロトコル(SOAP)要求とXMLコードをSIP SERVICEおよびSIP NOTIFYメッセージと併せて使用して呼の初期化を可能にする。SIPでは、REFERは、REFERによって生じたトランザクションの状態への暗黙的な許可を作成する。すでにすべての呼/ダイアログの状態への許可が存在するため、状態の変化はNOTIFYを通じて更新され、最初のREFERについての応答コードは、呼が接続された後に初めて送信され、呼び出されたリソースが利用できなくなると許可は明示的に終了される。
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表6は、TDM電話機118が発呼する場合のSIP呼のフローを示す。より詳細には、表6は、クライアントシステム「B」106bがTDM電話機118bを使用してクライアントシステム「C」106cへ発呼する場合を示す。表5と同様に、NOTIFYに対するSIP200 OKは示していない。
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表7は、クライアントシステム106が呼から接続を切断する場合のSIP呼フローを示す。そのような呼には2つのシナリオが存在する。第1のシナリオでは、クライアントシステム106によって発呼されることができる。第2のシナリオでは、TDM電話機118によって発呼されることができる。どちらのシナリオでも、クライアントシステム106が、切断される呼のダイアログ識別子を所有する。呼がクライアントシステム106によって開始された場合、ダイアログはSIP REFERメッセージを介して作成されているが、そのダイアログは、相手がINVITEメッセージに正常に応答した時に終了されている。
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表8は、クライアントシステム106が着呼する場合のSIP呼のフローを示す。入呼が到着すると(すなわち呼のINVITEメッセージまたはシグナリングが受信されると)、クライアントシステム106は、その呼の発信者に「試行中」状態のNOTIFYメッセージを送信する。
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当業者は、この他の監視および制御の状況には他の呼のフローが存在することを認識されよう。それらの状況は、これらに限定しないが、呼の着信拒否、話中応答、呼の着信転送、クライアントシステム106からの呼の切断、TDM電話機118からの呼の切断、クライアントシステム106による呼の保留、TDM電話機118からの呼の保留、呼の話中転送、呼の保留再応答、会議通話、DTMFの送信、TDM電話機118のキーパッドに物理的に入力されている数字の収集などである。これらの状況はそれぞれ、上記の表に記載されるメッセージと同様のSIPメッセージを必要とする。
図4A〜4Bに、本発明の例示的実施形態による、通信デバイス118、128の制御および監視の方法400のフローチャートを示す。ユーザが通信デバイス118、128を効果的に制御および監視するには、適切な環境100とサードパーティ呼制御システム300がなければならない。本発明は、各通信デバイス118、128を、通信デバイス118、128の物理的な属性と、通信デバイス118、128の呼および/または回線の変化する状態とを制御および監視するための2つの別個の表現にモデル化する。
通信デバイス118、128を効果的に監視および制御するために、サードパーティ呼制御アプリケーション303は、通信デバイス118、128を2つの別個の表現として認識する。したがって、ステップ403で開始した後、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ406に進み、通信デバイス118、128に論理的表現324と物理的表現321が確立される。論理的表現324は、通信デバイス118、128に関連付けられた呼および/または回線を表し、したがって、クライアントシステム106への呼/回線のサービスの提供を可能にする。物理的表現321は、通信デバイス118、128の物理的属性を表し、したがって、通信デバイス118、128とクライアントシステム106間のユーザ対話の提供を可能にする。
これら2つの表現を明示的に対象とするために、サードパーティ呼制御アプリケーション303は、これらの表現を一意にアドレス指定することができなくてはならず、したがってステップ409に進み、ここで各通信デバイス118、128の論理的表現324と物理的表現321が一意の識別子に関連付けられる。より詳細には、各論理的表現324と各物理的表現321は、SIP URIに関連付けられ、これにより、クライアントシステム106が、一意に識別される通信デバイス118、128にSIPメッセージを送信できるようになる。
各通信デバイス118、128の各論理的表現324と各物理的表現321を一意の識別子に関連付けるには、すべての通信デバイス118、128(および、したがってそのすべての論理的表現324と物理的表現321)が識別されなければならない。そのために、サードパーティ呼制御アプリケーション203は、ステップ412に進み、ここで、ネットワーク下位階層103中のすべての論理的表現324と物理的表現321が識別される。これは限定ではないが、すべての通信デバイス118、128の識別は、例えば、クライアントシステム106のネットワークディレクトリを検索することによって達成することができる。許容できるネットワークディレクトリは、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト社のオペレーティングシステムソフトウェアによって提供される「ACTIVE DIRECTORY(登録商標)」からなる。
次いで、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ415に進み、識別されたすべての通信デバイス118、128間のすべての関係が決められる。より詳細には、サードパーティ呼制御アプリケーション303は、通信デバイス118、128(すなわちTDM電話機118およびSIP電話機128)、回線、およびクライアントシステム106のユーザ間の関係および/または対応付けを決定する。このような決定もネットワークディレクトリの使用を介して達成することができる。
サードパーティ呼制御アプリケーション303は次いでステップ418に進み、制御ユニット312と監視ユニット309がそれぞれ、すべての通信デバイス118、128の物理的表現321へのデバイス制御チャネル327を確立する。上記のように、デバイス制御チャネル327は、通信デバイス118、128との間にSIPダイアログセッションを確立することによって作成される。
次いでステップ421で、制御ユニット312と監視ユニット309はそれぞれ、すべての通信デバイス118、128の論理的表現324への呼制御チャネル330を確立する。呼制御チャネル330は、通信デバイス118、128との間にSIPダイアログセッションを確立することによって作成される。
ステップ424で、制御ユニット312は、呼制御チャネルおよびデバイス制御チャネル327を通じてSIPメッセージを送信することにより、通信デバイス118、128の論理的表現324と物理的表現321の操作を指示する。上記で図3を参照して述べたように、SIPメッセージを使用して通信デバイス118、128の呼/回線および物理的属性を制御することができる。
続いてステップ427で、監視ユニット309は、呼制御チャネル330とデバイス制御チャネル327を通じてSIPメッセージを送信することにより、通信デバイス118、128の論理的表現324と物理的表現321を監視する。SIP問い合わせを利用することにより、監視ユニット309は、ネットワーク下位階層103における通信デバイス118、128の現在の状態を決める。本発明の例示的実施形態では、ステップ424と427は、実質的に同時に実行される。
その後、ステップ430で、監視ユニット309は、通信デバイス118、128の現在の状態を表すデータを、そこに記憶するためにエンティティ複製記憶ユニット318に提供する。そしてこのデータを使用して、ユーザインターフェース315を通じて特定の通信デバイス118、128の状態をユーザに知らせることができる。サードパーティ呼制御アプリケーション303は次いで、ステップ433で方法400による動作を終了する。
図5A〜5Bは、本発明の例示的実施形態による、通信デバイス118、128の論理的表現324と通信デバイス118、128の物理的表現321を一意の識別子に関連付ける方法500のフローチャートを示す。サードパーティ呼制御アプリケーション303がSIPメッセージングを介して通信デバイス118、128の論理的表現324と物理的表現321を正しくアドレス指定するために、各論理的表現324と各物理的表現321に一意の識別子が割り当てられる。この一意の識別子は、SIP URIであることが好ましい。
ステップ503で開始した後、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ506に進み、ここでサードパーティ呼制御アプリケーション303は、通信デバイス118、128がTDMタイプのデバイスであるかどうかを判定する。ステップ506で通信デバイス118、128がTDMタイプのデバイスであるとサードパーティ呼制御アプリケーション303が判定した場合、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ512に進み、論理的表現324を通信デバイス118、128の電話番号に関連付ける。サードパーティ呼制御アプリケーション303は、次いで下記のステップ515に進む。
一方、ステップ506で通信デバイス118、128がTDMタイプのデバイスではないとサードパーティ呼制御アプリケーション303が判定した場合は、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ509に進み、通信デバイス118、128がSIPタイプのデバイスであるかどうかを判定する。ステップ509で、サードパーティ呼制御アプリケーション303が、通信デバイス118、128がSIPタイプのデバイスであると判定した場合、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ527に進み、論理的表現324が、通信デバイス118、128のユーザの電子メールアドレスに関連付けられる。サードパーティ呼制御アプリケーション303は次いでステップ530に進み、物理的表現321が、通信デバイス118、128の完全修飾ドメイン名(FQDN)に関連付けられる。サードパーティ呼制御アプリケーション303は次いでステップ533で、方法500による動作を終了する。
一方、ステップ509で、通信デバイス118、128がSIPタイプのデバイスではないとサードパーティ呼制御アプリケーション303が判定した場合、サードパーティ呼制御アプリケーション303は、ステップ524に進み、エラーを返す。サードパーティ呼制御アプリケーション303は、次いでステップ533で方法500による動作を終了する。
ステップ515で、サードパーティ呼制御アプリケーション303は、通信デバイス118、128が1つのみの回線を有するかどうかを判定する。ステップ515で、サードパーティ呼制御アプリケーション303が、通信デバイス118、128が1つのみの回線を有すると判定した場合、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ521に進み、物理的表現321が、通信デバイス118、128の電話番号に関連付けられる。サードパーティ呼制御アプリケーション303は、次いでステップ533で方法500による動作を終了する。
一方、ステップ515で、サードパーティ呼制御アプリケーション303が、通信デバイス118、128が複数の回線を有すると判定した場合、サードパーティ呼制御アプリケーション303はステップ518に進み、デバイス制御チャネル327が通信デバイス118、128との接続に使用される。サードパーティ呼制御アプリケーション303は、次いでステップ533で方法500による動作を終了する。
図6A〜6Bに、本発明の例示的実施形態による、通信デバイス118、128の物理的表現321との間にデバイス制御チャネル327を確立する方法600のフローチャートを示す。通信デバイス118、128の物理的表現321を正しく制御および監視するために、制御ユニット312と監視ユニット309は、物理的表現321への通信チャネルを作成する必要がある。図6A〜6Bの記述では、制御ユニット312だけが通信デバイス118、128の物理的表現321へのデバイス制御チャネル327を確立しているが、監視ユニット309も、実質的に同じ方法600に従って、通信デバイス118、128の物理的表現321へのデバイス制御チャネル327を作成する。
ステップ603で開始した後、制御ユニット312はステップ606に進み、通信デバイス118、128の物理的表現321にSIP INVITEメッセージを送信する。SIP INVITEメッセージは、制御ユニット312と物理的表現321の間に通信セッションを作成することを試みる。次いで、ステップ609で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321からSIP OK応答を受信する。SIP OK応答は、通信デバイス118,128の物理的表現321が通信セッションへの接続開始を許可した旨の通知を返す。ステップ612で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321にSIP ACKメッセージを送信する。SIP ACKメッセージは、物理的表現321による許可を受信したことを通知して通信セッションを確立するものである。
通信セッションへの接続開始を受け付けることにより、物理的表現321は、物理的表現321が適切なSIP電話機−デバイスパッケージをサポートすることを制御ユニット312に通知する。したがって、ステップ615で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信する。SIP SUBSCRIBEメッセージは、通信デバイス118、128の物理的な属性を制御するために、制御ユニット312がSIP電話機−デバイスパッケージの許可または利用を要求していることを知らせる。
次いでステップ618で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321からSIP OKメッセージを受信する。SIP OKメッセージは、物理的表現321がデバイス制御チャネル327の確立を許可することを制御ユニット312に知らせる。
ステップ621で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の物理的表現321にSIP NOTIFYメッセージを送信する。SIP NOTIFYメッセージは、制御ユニット312と通信デバイス118、128の物理的表現321との間のデバイス制御チャネル327の確立を可能にする。通例、SIP NOTIFYメッセージは、デバイス制御チャネル327の確立を助けるXMLコードを含む。制御ユニット312は次いで、ステップ633で方法600による動作を終了する。
図7A〜7Bに、本発明の例示的実施形態による、通信デバイス118、128の論理的表現324への呼制御チャネル330を確立する方法700のフローチャートを示す。通信デバイス118、128の論理的表現324を正しく制御しおよび監視するために、制御ユニット312と監視ユニット309は、論理的表現324への通信チャネル330を作成しなければならない。図7A〜7Bの記述では、制御ユニット312のみが通信デバイス118、128の論理的表現324への呼制御チャネル330を作成しているが、監視ユニット309も、実質的に同じ方法700に従って、通信デバイス118、128の論理的表現324への呼制御チャネル330を作成する。
ステップ703で開始した後、制御ユニット312はステップ706に進み、通信デバイス118、128の論理的表現324にSIP OPTIONSメッセージを送信する。SIP OPTIONSメッセージは、通信デバイス118、128の論理的表現324がサポートするSIPの呼のタイプを問い合わせる。次いでステップ709で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の論理的表現324からSIP OK応答を受信する。SIP OK応答は、通信デバイス118、128の論理的表現324によってサポートされるSIPの呼のタイプを制御ユニット312に知らせる。
論理的表現324は、SIP OPTIONSメッセージに応答することにより、論理的表現324がSIPメッセージングをサポートすることを制御ユニット312に通知する。また、論理的表現324は、サポートされるSIPの呼を識別している。したがって、ステップ712で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の論理的表現324にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信する。SIP SUBSCRIBEメッセージは、通信デバイス118、128の回線および/または呼のサービスを制御するために、制御ユニット312がサポートされるSIPの呼を許可または利用を要求していることを知らせる。
次いでステップ715で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の論理的表現324からSIP OKメッセージを受信する。SIP OKメッセージは、論理的表現324が呼制御チャネル330の確立を許可することを制御ユニット312に知らせる。
ステップ718で、制御ユニット312は、通信デバイス118、128の論理的表現324にSIP NOTIFYメッセージを送信する。SIP NOTIFYメッセージは、制御ユニット312と、通信デバイス118、128の論理的表現324との間に呼制御チャネル330を確立することを可能にする。好ましくは、SIP NOTIFYメッセージは、呼制御チャネル330の確立を助けるXMLコードを含む。制御ユニット312は次いで、ステップ733で、方法700による動作を終了する。
本発明について詳細に説明したが、上記に記載され、頭記の特許請求の範囲に定義される本発明の主旨と範囲内で変形と変更を達成できることは理解されよう。頭記の特許請求の範囲内のすべての手段と機能を組み合わせた要素の対応する構造、材料、動作、および均等物が存在する場合は、詳細に特許権が請求される他の請求要素と組み合わせて諸機能を行うための構造、材料、または動作を包含するものとする。
本発明の例示的実施形態によるサードパーティ呼制御システムとそのための環境のブロック図である。 図1のサードパーティ呼制御システムが本発明の例示的実施形態により利用することが可能なコンピューティング環境とそのコンピュータシステムのブロック図である。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスを制御および監視するサードパーティ呼制御システムのブロック図である。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスを制御および監視する方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスを制御および監視する方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの論理的表現と通信デバイスの物理的表現を一意の識別子に関連付ける方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの論理的表現と通信デバイスの物理的表現を一意の識別子に関連付ける方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの物理的表現を含んだデバイス制御チャネルを確立する方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの物理的表現を含んだデバイス制御チャネルを確立する方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの論理的表現を含んだ呼制御チャネルを確立する方法のフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、通信デバイスの論理的表現を含んだ呼制御チャネルを確立する方法のフローチャートである。

Claims (15)

  1. 一意的な識別子を有する電話デバイスにより設定される呼クライアントシステムによって制御しおよび監視する方法であって、
    通信ネットワーク内に複数のクライアントシステムおよび電話デバイスを提供するステップであって、各クライアントシステムが、一意的な識別子と、前記電話デバイスを制御するためのユーザインターフェースを提供するハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素とを有して、前記電話デバイスを制御するために各クライアントシステムがSIPを使用する、ステップと、
    前記電話デバイスの各々に対して前記電話デバイスの論理的表現および物理的表現を提供するステップであって、前記電話デバイスの論理的表現が前記電話デバイスの通信リンクを表して、前記電話デバイスの物理的表現が前記電話デバイスの物理的属性を表して、
    前記電話デバイスがTDM電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現および物理的表現を前記電話デバイスの電話番号に関連付けるステップと、
    前記電話デバイスがSIP対応電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現を電子メールアドレスに関連付けて、前記電話デバイスの物理的表現を完全修飾ドメイン名に関連付けるステップと
    を含む、ステップと、
    前記識別子に基づいて前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップであって、前記関係は、前記クライアントシステムが前記電話デバイスの論理的表現および物理的表現によって前記電話デバイスを制御することを示す、ステップと、
    前記クライアントシステムと電話デバイスとの間の関係の各々に対して、
    前記電話デバイスの物理的表現と前記クライアントシステムとの間のデバイス制御チャネルを確立するステップであって、前記デバイス制御チャネルは、CTIプロトコルをサポートするPBXと、SIPおよびCTIプロトコル間のメッセージを変換するフロントエンドとを介する、ステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現と前記クライアントシステムとの間の呼制御チャネルを確立するステップであって、前記呼制御チャネルは、CTIプロトコルをサポートするPBXと、SIPおよびCTIプロトコル間のメッセージを変換するフロントエンドとを介する、ステップと、
    前記電話デバイスとの関係を有する各クライアントシステムのユーザインターフェースの制御のもとに、
    前記電話デバイスによる呼の設定のために、前記呼制御チャネルを使用するSIPメッセージの送信による論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用するSIPメッセージの送信による物理的表現とによって前記電話デバイスを制御するステップと、
    前記電話デバイスによる呼の受信のために、前記呼制御チャネルを使用する論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用する物理的表現とによって前記電話デバイスを監視するステップ
    を備えることを特徴とする方法
  2. 前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップは、前記通信ネットワーク内の電話デバイスの一覧表を作成するためにネットワークディレクトリを検索するステップを備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記デバイス制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP INVITEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記SIP OK応答を受信するのに応答して、前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP肯定応答(ACK)メッセージを送信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの物理的属性の状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記呼制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP OPTIONSメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの通信リンクの状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 通信ネットワークの電話デバイスにより設定される呼を制御しおよび監視するための複数のクライアントシステムの各々に対するコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可読媒体であって、各クライアントシステムが、前記電話デバイスを制御するためのユーザインターフェースを提供するハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素を有して、前記電話デバイスが、電話デバイスの論理的表現および物理的表現を有して、前記電話デバイスの論理的表現が前記電話デバイスの通信リンクを表して、前記電話デバイスの物理的表現が前記電話デバイスの物理的属性を表して、前記コンピュータ実行可能命令は、
    前記電話デバイスがTDM電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現および物理的表現を前記電話デバイスの電話番号に関連付けるステップと、
    前記電話デバイスがSIP対応電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現を電子メールアドレスに関連付けて、前記電話デバイスの物理的表現を完全修飾ドメイン名に関連付けるステップと、
    前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現と前記クライアントシステムとの間のデバイス制御チャネルを確立するステップであって、前記デバイス制御チャネルは、CTIプロトコルをサポートするPBXと、SIPおよびCTIプロトコル間のメッセージを変換するフロントエンドとを介する、ステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現と前記クライアントシステムとの間の呼制御チャネルを確立するステップであって、前記呼制御チャネルは、CTIプロトコルをサポートするPBXと、SIPおよびCTIプロトコル間のメッセージを変換するフロントエンドとを介する、ステップと、
    前記クライアントシステムのユーザインターフェースの制御のもとに、
    呼の設定のために、前記呼制御チャネルを使用するSIPメッセージの送信による論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用するSIPメッセージの送信による物理的表現とによって前記電話デバイスを制御するステップと、
    呼の受信のために、前記呼制御チャネルを使用する論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用する物理的表現とによって前記電話デバイスを監視するステップと
    を行うことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  6. 前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップは、前記通信ネットワーク内の電話デバイスの一覧表を作成するためにネットワークディレクトリを検索するステップを備えることを特徴とする請求項に記載のコンピュータ可読媒体。
  7. 前記デバイス制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP INVITEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記SIP OK応答を受信するのに応答して、前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP肯定応答(ACK)メッセージを送信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの物理的属性の状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項に記載のコンピュータ可読媒体。
  8. 前記呼制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP OPTIONSメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの通信リンクの状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項に記載のコンピュータ可読媒体。
  9. 前記デバイス制御チャネルを確立するステップは、第1のSIPのセッションを確立するステップを含み、前記呼制御チャネルを確立するステップは、前記第1のSIPのセッションとは異なる第2のSIPのセッションを確立するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ可読媒体。
  10. 複数の電話デバイスであって、各電話デバイスが、電話デバイスの論理的表現および物理的表現を有して、前記電話デバイスの論理的表現が前記電話デバイスの通信リンクを表して、前記電話デバイスの物理的表現が前記電話デバイスの物理的属性を表する、電話デバイスと、
    複数のクライアントシステムであって、各クライアントシステムが、電話デバイスを制御するためのユーザインターフェースを提供するハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素を有して、ステップを実行することによって電話デバイスにより設定される呼を制御しおよび監視して、前記ステップは、
    前記電話デバイスがTDM電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現および物理的表現を前記電話デバイスの電話番号に関連付けるステップと、
    前記電話デバイスがSIP対応電話機である場合、前記電話デバイスの論理的表現を電子メールアドレスに関連付けて、前記電話デバイスの物理的表現を完全修飾ドメイン名に関連付けるステップと、
    前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現と前記クライアントシステムとの間のデバイス制御チャネルを確立するステップであって、前記デバイス制御チャネルはSIPメッセージおよびCTIメッセージ間の変換に用いられる、ステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現と前記クライアントシステムとの間の呼制御チャネルを確立するステップであって、前記呼制御チャネルはSIPメッセージおよびCTIメッセージ間の変換に用いられる、ステップと、
    前記クライアントシステムのユーザインターフェースを介したユーザの入力に基づいて、呼の設定のために、前記呼制御チャネルを使用する論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用する物理的表現とによって前記電話デバイスを制御するステップと、
    呼の受信のために、前記呼制御チャネルを使用する論理的表現と、前記デバイス制御チャネルを使用する物理的表現とによって前記電話デバイスを監視するステップと
    を含む、クライアントシステムと
    を備える通信ネットワーク。
  11. 前記クライアントシステムと前記電話デバイスとの間の関係を判定するステップは、前記通信ネットワーク内の電話デバイスの一覧表を作成するためにネットワークディレクトリを検索するステップを備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ネットワーク。
  12. 前記デバイス制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP INVITEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記SIP OK応答を受信するのに応答して、前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP肯定応答(ACK)メッセージを送信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの物理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの物理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの物理的属性の状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ネットワーク。
  13. 前記呼制御チャネルを確立するステップは、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP OPTIONSメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記クライアントシステムから前記電話デバイスの論理的表現にSIP SUBSCRIBEメッセージを送信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムに送信されるSIP OK応答を受信するステップと、
    前記電話デバイスの論理的表現から前記クライアントシステムにSIP NOTIFYメッセージを送信して前記クライアントシステムに前記電話デバイスの通信リンクの状態の変化を通知するステップと
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ネットワーク。
  14. SIPデータをCTIデータに変換して、前記電話デバイスがTDM電話機である場合にCTIデータをSIPデータに変換するように適合された、前記電話デバイスおよび前記クライアントシステムと通信するSIPフロントエンドユニットをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ネットワーク。
  15. 前記電話デバイスは、SIP対応PBX電話機であることを特徴とする請求項10に記載の通信ネットワーク。
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