JP4663361B2 - Moving handrail drive device for passenger conveyor - Google Patents
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Description
この発明は、エスカレータ及び動く歩道等の乗客コンベヤの移動手摺を駆動する装置に係るものである。 The present invention relates to an apparatus for driving a moving handrail of a passenger conveyor such as an escalator and a moving sidewalk.
図8及び図9は、従来の乗客コンベヤの移動手摺駆動装置を示す。
この内、図8は、特許文献1に記載されたマンコンベヤの移動手摺駆動装置と同様の構成を有するものである。
即ち、乗客コンベヤのトラス等からなる主枠1に固定枠51が固設されている。この固定枠には、押付ローラ58a、58b及び58cが移動手摺5の移動方向へ向けて並設されており、更に、各押付ローラ58a、58bの間にスプロケット57aと57bが取り付けられている。
固定枠51に接近して上下方向に移動可能な可動枠52が設けられている。この可動枠52には、各押付ローラ58a、58b及び58cに相対して駆動ローラ53a、53b及び53cが取り付けられており、各駆動ローラ53a、53b及び53cには、スプロケット54a、54b及び54cがそれぞれ取り付けられている。更に、駆動スプロケット55と従動スプロケット56が同軸に固設されている。
8 and 9 show a conventional handrail drive device for a passenger conveyor.
Among these, FIG. 8 has the same configuration as the moving handrail drive device of the man conveyor described in
That is, the
A
ここで、従動スプロケット56とスプロケット54a、54b及び54c、更にスプロケット57aと57bには、チェーン59が巻き掛けられている。また、駆動スプロケット55には、乗客コンベヤを駆動する駆動機からの駆動力を伝えるチェーン60が巻き掛けられていている。
従って、チェーン60に図示の矢印方向(下方向)の張力が作用して駆動スプロケット55が回転すると、チェーン59は従動スプロケット56に駆動されて図示の矢印方向(時計方向)へ循環する。この循環によってスプロケット54a、54b及び54cを介して駆動ローラ53a、53b及び53cが回転する。移動手摺5は駆動ローラ53a、53b及び53cと押付ローラ58a、58b及び58cによって挟持されており、駆動ローラ53a、53b及び53cの回転によって図示の矢印方向(左方向)へ移動する。
Here, a
Therefore, when the tension in the arrow direction (downward) shown in the figure acts on the
ここで、移動手摺5を駆動するのに必要な駆動力をFとすると、3個の駆動ローラ53a、53b及び53cがそれぞれ(F/3)の駆動力を分担することによって移動手摺5を駆動することができる。
今、各駆動ローラ53a、53b及び53cの直径をDdとし、各スプロケット54のピッチ円直径をDsとすると、駆動ローラ53aとスプロケット57aの間のチェーン59の張力Taは、
Ta=(F/3)・(Dd/Ds)
となる。スプロケット57aと駆動ローラ53bの間のチェーン59も張力Taとなる。従って、可動枠52は、(2・Ta)の力で押し下げられ、移動手摺5に対する押付力として作用する。
次に、駆動ローラ53bとスプロケット57bの間のチェーン59の張力Tbは、
Tb=Ta+(F/3)・(Dd/Ds)=2・(F/3)・(Dd/Ds)
となる。スプロケット57bと駆動ローラ53cの間のチェーン59も張力Tbとなる。従って、可動枠52は、(2・Tb)の力で押し下げられ、移動手摺5に対する押付力として作用する。
Here, assuming that the driving force necessary to drive the moving
Now, assuming that the diameter of each
Ta = (F / 3) · (Dd / Ds)
It becomes. The
Next, the tension Tb of the
Tb = Ta + (F / 3). (Dd / Ds) = 2. (F / 3). (Dd / Ds)
It becomes. The
更に、駆動ローラ53cと従動スプロケット56の間のチェーン59の張力Tcは、駆動ローラ53cの駆動力による張力が加算される。従って、
Tc=Tb+(F/3)・(Dd/Ds)=3・(F/3)・(Dd/Ds)
となる。駆動スプロケット55に巻き掛けられた駆動チェーン60の張力Tiは、駆動スプロケット55のピッチ円直径をD、従動スプロケット56のピッチ円直径をDiとすると、
Ti=Tc・(Di/D)
となる。
従って、移動手摺5を駆動する駆動力Fに応じて発生するチェーン59の張力によって可動枠52は押し下げられる。その可動枠52に取り付けられた駆動ローラ53a、53b及び53cは移動手摺5に押し付けられることになり、その押付力Tは、
T=(2・Ta)+(2・Tb)+Ti=6・(F/3)・(Dd/Ds)+3・(F/3)・(Dd/Ds)・(Di/D)=(2+Di/D)・F・(Dd/Ds)
となる。
ところで、摩擦力Fdは、押付力Tと接触面間の摩擦係数μによって計算され、
Fd=T・μ
となる。そこで、駆動ローラ53a、53b及び53cの直径Dd、各スプロケット54のピッチ円直径Ds、駆動スプロケット55のピッチ円直径D、及び従動スプロケット56のピッチ円直径Diを所定値に設定することによって、常に変化する移動手摺5の走行抵抗に対して一定の余裕を保った摩擦力Fdの下で移動手摺5を駆動することができる。
Further, the tension due to the driving force of the
Tc = Tb + (F / 3). (Dd / Ds) = 3. (F / 3). (Dd / Ds)
It becomes. The tension Ti of the
Ti = Tc · (Di / D)
It becomes.
Therefore, the
T = (2 · Ta) + (2 · Tb) + Ti = 6 · (F / 3) · (Dd / Ds) + 3 · (F / 3) · (Dd / Ds) · (Di / D) = (2 + Di / D) ・ F ・ (Dd / Ds)
It becomes.
Incidentally, the frictional force Fd is calculated by the pressing force T and the friction coefficient μ between the contact surfaces,
Fd = T · μ
It becomes. Therefore, by setting the diameter Dd of the
また、図9は、特許文献2に記載された乗客コンベヤの手摺ベルト駆動装置と同様の構成に有するものである。
即ち、案内ローラ62で移動手摺5を案内して手摺シーブ61に巻き掛けて駆動するものである。ここで、移動手摺5が弛緩して手摺シーブ61の外周面から離脱するのを防止するために、弛み防止具63を設け、一定の区間に亘って移動手摺5を手摺シーブ61に押し付けるようにしたものである。
即ち、弛み防止具63の中間部にはブラケット64が取り付けられている。このブラケット64には、リンクレバー65の一端が取り付けられている。リンクレバー65はピン66によって揺動自在に主枠1に支持され、他端はピン67によってロッド68に取り付けられている。ロッド68は、主枠1に突設された突片69を摺動自在に貫通し、スプリング70を介して端部に止金71が取り付けられている。
従って、ロッド68を図示の矢印方向へ移動させることによって、リンクレバー65が揺動して弛み防止具63を押し上げる。この結果、移動手摺5は手摺シーブ61に押し付けられて駆動される。
Further, FIG. 9 has the same configuration as that of the handrail belt driving device for the passenger conveyor described in Patent Document 2.
In other words, the
That is, the
Accordingly, by moving the rod 68 in the direction of the arrow shown in the figure, the
従来の乗客コンベヤの移動手摺駆動装置のうち、図8に記載のものは、移動手摺5の走行抵抗の変動に応じて押付力が変化するので、滑りを発生させることなく移動手摺5を駆動することができる。
ところで、移動手摺5は摩擦によって駆動される。上記のように、摩擦力は押付力Tと接触面間の摩擦係数μによって決まる。このため、移動手摺5を材質の異なる新規なものに取り替えたことによって、又は長年の使用によって摩擦係数μが減少した場合、それ迄の押付力Tよりも増大させて必要な摩擦力にする必要がある。上記図8に記載の乗客コンベヤの移動手摺駆動装置の場合、押付力Tを変えるには、各駆動ローラ53の直径Dd、各スプロケット54のピッチ円直径Ds、駆動スプロケット55のピッチ円直径D、及び従動スプロケット56のピッチ円直径Diを変化させなければならない。このため、摩擦係数μの変化による摩擦力の変動に対応するのは容易ではない、という問題があった。
一方、図9に記載の乗客コンベヤの移動手摺駆動装置においては、止金71によって一旦弛み防止具63を設定すると、移動手摺5を手摺シーブ61に押し付ける押付力は、一定値に固定される。このため、停止しているときも稼働中のときと同様の押付力が作用することになり、移動手摺5に圧痕が付いて傷み易い、という問題があった。
Among the conventional moving handrail driving devices for passenger conveyors, the one shown in FIG. 8 drives the moving
By the way, the moving
On the other hand, in the moving handrail driving device for the passenger conveyor shown in FIG. 9, once the loosening
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、移動手摺の走行抵抗の変動に応じて摩擦力を変動させて移動手摺を駆動すると共に、移動手摺の摩擦係数の変化にも容易に対応することができる乗客コンベヤの移動手摺駆動装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and drives the moving handrail by changing the frictional force according to the change in the running resistance of the moving handrail, and also changes the friction coefficient of the moving handrail. It is an object of the present invention to provide a moving handrail drive device for a passenger conveyor that can be easily handled.
この発明に係る乗客コンベヤの移動手摺駆動装置は、乗客コンベヤの移動手摺に当接して回動する手摺駆動滑車に、移動手摺を押付ローラで押し付けて駆動する乗客コンベヤの移動手摺駆動装置に係るものであって、一端が乗客コンベヤの主枠に揺動自在に係止されて移動手摺に沿って延設された揺動アームに押付ローラと中間従動輪を取り付け、この中間従動輪に、動力源からの駆動力を手摺駆動滑車に伝達する動力伝達手段に巻き掛けて「く」の字状に屈曲させることにより、動力伝達手段の張力の分力によって揺動アームを手摺駆動滑車側へ揺動させて押付ローラで移動手摺を押し付けるようにしたものである。 A moving handrail driving device for a passenger conveyor according to the present invention relates to a moving handrail driving device for a passenger conveyor that is driven by pressing a moving handrail with a pressing roller against a handrail driving pulley that rotates in contact with the moving handrail of the passenger conveyor. A pressing roller and an intermediate driven wheel are attached to a swinging arm, one end of which is swingably locked to the main frame of the passenger conveyor and extended along the moving handrail, and a power source is attached to the intermediate driven wheel. The swinging arm is swung to the handrail drive pulley side by the component of the tension of the power transmission means by winding it around the power transmission means that transmits the driving force from the handrail drive pulley to the handrail drive pulley. The moving handrail is pressed by the pressing roller.
この発明は上記のとおり、揺動アームに押付ローラと中間従動輪を取り付け、この中間従動輪に動力伝達手段を巻き掛けて「く」の字状に屈曲させて手摺駆動滑車に駆動力を伝達するようにしたので、動力伝達手段に作用する張力の分力によって揺動アームが手摺駆動滑車側へ揺動して移動手摺が押付ローラによって押し付けられる。このため、移動手摺の走行抵抗の変動に応じて駆動力が変化すると、押付ローラは駆動力の変化に応じた押付力で移動手摺を押し付ける、という効果を奏する。
また、揺動アームが乗客コンベヤの主枠に係止される係止点を変更して押付ローラと係止点との距離を変えることによって、押付ローラの押付力を変えることができる。このため、移動手摺の摩擦係数が変化しても必要な摩擦力を容易に得ることができる、という効果を奏する。
As described above, according to the present invention, the pressing roller and the intermediate driven wheel are attached to the swing arm, and the power transmission means is wound around the intermediate driven wheel and bent into a “<” shape to transmit the driving force to the handrail drive pulley. As a result, the swing arm swings toward the handrail drive pulley by the component force of the tension acting on the power transmission means, and the moving handrail is pressed by the pressing roller. For this reason, when a driving force changes according to the fluctuation | variation of the running resistance of a moving handrail, there exists an effect that a pressing roller presses a moving handrail with the pressing force according to the change of a driving force.
Further, the pressing force of the pressing roller can be changed by changing the locking point at which the swing arm is locked to the main frame of the passenger conveyor and changing the distance between the pressing roller and the locking point. For this reason, even if the friction coefficient of a moving handrail changes, there exists an effect that required friction force can be obtained easily.
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1を示し、特に、手摺駆動滑車の外周に沿って押付ローラを分散設置した、いわゆる、シーブドライブ方式のエスカレータの移動手摺駆動装置、について述べる。
図1は、エスカレータの主要部の縦断面図、図2は、図1のII―II線断面を矢視した断面図である。両図において、階間に跨設された主枠1の左右の側部には、長手方向へ向けて踏段チェーン2が延設されている。この踏段チェーン2には、乗客を乗せる踏段3が係止されている。踏段3の両側の欄干4部分には、無端状に張設されて踏段3と同期して循環する移動手摺5が設けられている。この移動手摺5を駆動するために、手摺駆動滑車11が設けられている。即ち、移動手摺5は、案内ローラ13に導かれて湾曲して手摺駆動滑車11の外周面と摩擦接触している。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to the part which is the same or it corresponds, and duplication of description was omitted.
1 to 4
1 is a longitudinal sectional view of a main part of the escalator, and FIG. 2 is a sectional view taken along the line II-II in FIG. In both figures, a step chain 2 extends in the longitudinal direction on the left and right sides of the
主枠1にはブラケット10が突設されており、複数の取付穴10aが穿設されている。移動手摺5の移動方向に延設された揺動アーム15の一端には、取付穴10aに対応させて複数の取付穴15aが穿設されており、ピン14によって揺動自在に係止されている。揺動アーム15の他端は、押付ばね16によって支持されている。押付ばね16は図2に詳細を示したとおり、主枠1に立設されたねじ棒16aが押付ばね16を貫通し、更に揺動アーム15の端部を遊貫している。押付ばね16は、ねじ棒16aと螺合するナット16bによって下支えされて頂部に揺動アーム15の他端が載置されている。ねじ棒16aの先端部にはナット16cが螺着されていて、揺動アーム15がねじ棒16aから外れるのを防止している。従って、揺動アーム15は、押付ばね16によって常時上方へ押されている。
また、揺動アーム15の中間部には、バランスレバー17がピン17aによって揺動自在に係止されている。バランスレバー17の両端には、それぞれハート型の取付板19が揺動自在に軸支されている。各取付板19の双腕部にはそれぞれ押付ローラ18が取り付けられている。従って、揺動アーム15には4個数の押付ローラ18が取り付けられており、押付ばね16によって揺動アーム15が上方へ押されると、押付ローラ18はそれぞれ等しい押付力で移動手摺5を押し付ける。
A
Further, a
主枠1の一方の端部に設置された駆動機6と駆動スプロケット8には、駆動チェーン7が巻き掛けられている。駆動スプロケット8と同軸に、踏段スプロケット9と手摺駆動主軸スプロケット21が取り付けられていて、共に回動する。手摺駆動滑車11と同軸に手摺駆動スプロケット12が取り付けられている。なお、手摺駆動スプロケット12のピッチ円直径は、手摺駆動主軸スプロケット21のピッチ円直径と同値とする。
また、揺動アーム15の他端部には、中間従動輪である中間従動スプロケット20が取り付けられている。この中間従動スプロケット20は、図2に示したとおり、互いに固着されて同軸に並設された動力側スプロケット20aと負荷側スプロケット20bで構成されている。また、中間従動スプロケット20の軸心は、手摺駆動主軸スプロケット21と手摺駆動スプロケット12の軸心を結ぶ線よりも下方に偏心している。
ここで、踏段スプロケット9は踏段チェーン2を循環駆動する。手摺駆動主軸スプロケット21と動力側スプロケット20aには動力側チェーン22が巻き掛けられている。負荷側スプロケット20bと手摺駆動スプロケット12には負荷側チェーン23が巻き掛けられている。従って、動力側チェーン22と負荷側チェーン23は、「く」の字状に屈曲した経路を経て手摺駆動スプロケット12に駆動力を伝達することになる。
A drive chain 7 is wound around a
An intermediate driven
Here, the
図3は、移動手摺駆動装置の駆動機構を示す説明用図である。図において、中間従動スプロケット20は、下方に偏心しており、その軸心から手摺駆動主軸スプロケット21の軸心及び手摺駆動スプロケット12の軸心までの距離を等辺とし、底角をδとする二等辺三角形の頂点に位置する。動力側チェーン22及び負荷側チェーン23の上辺が、それぞれ二等辺三角形の底辺に対する法線L3となす角度をθ2とする。ピン14による支点と中間従動スプロケット20の軸心とを結ぶ直線をL1とし、直交する直線をL2とする。法線L3と直線L2がなす角度をθ1とする。また、手摺駆動滑車11の直径をD1、手摺駆動スプロケット12のピッチ円直径をD2とする。
手摺駆動滑車11に、移動手摺5を駆動するのに必要な駆動力Fが作用したとすると、負荷側チェーン23には、駆動力Fに応じて張力T1が発生する。即ち、
T1=F・(D1/D2)
この張力T1は、動力側チェーン22、中間従動スプロケット20及び負荷側チェーン23を介して手摺駆動主軸スプロケット21によって供給される。
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a driving mechanism of the moving handrail driving device. In the figure, the intermediate driven
Assuming that a driving force F necessary for driving the
T1 = F · (D1 / D2)
This tension T1 is supplied by the handrail drive
動力側チェーン22及び負荷側チェーン23に張力T1が作用すると、中間従動スプロケット20に、直線L2方向へ向けて揺動力F1が発生する。即ち、
F1=T1・cos(θ2+θ1)+T1・cos(θ2−θ1)
=2・T1・cos(θ1)・cos(θ2)
また、押付ばね16によって直線L2方向へ向けて常時揺動力F0が発生している。
この結果、揺動アーム15は、ピン14を支点とする揺動トルクが発生し、ピン17aには、押付力Fiが発生する。ここで、ピン14から直線L1上のピン17aの位置までの距離をXi、同じく中間従動スプロケット20の軸心までの距離をX1、押付ばね16までの距離をX0、揺動アーム15、バランスレバー17及び中間従動スプロケット20の自重による下向きの搖動トルクToをとすると、押付力Fiは、
Fi=(F1・X1+F0・X0−To)/Xi
この押付力Fiは、バランスレバー17を介して左右の取付板19に均等に伝えられ、更に、4個の押付ローラ18に均等に作用し、その値をFi´とする。従って、押付ローラ18が作用する部位の移動手摺5と手摺駆動滑車11との摩擦係数をμとすると、その摩擦力Ftは、
Ft=μ・Fi´
となる。ここで、(摩擦力Ft)>(移動手摺5を駆動するのに必要な駆動力F)となるように、押付力Fiを設定することによって、滑りを生じさせることなく移動手摺5を踏段3と同期させて循環させることができる。
なお、摩擦係数μは、移動手摺5の材質又は使用期間によって変動する。この摩擦係数μが低下した場合は、押付ばね16のばね定数を増大させればよい。また、ブラケット10の取付穴10a及び揺動アーム15の取付穴15aを適当に選択することによっても対応することができる。
When the tension T1 acts on the
F1 = T1 · cos (θ2 + θ1) + T1 · cos (θ2−θ1)
= 2 · T1 · cos (θ1) · cos (θ2)
Further, the
As a result, the
Fi = (F1 · X1 + F0 · X0−To) / Xi
This pressing force Fi is evenly transmitted to the left and right mounting
Ft = μ · Fi ′
It becomes. Here, by setting the pressing force Fi so that (friction force Ft)> (driving force F necessary to drive the moving handrail 5), the moving
Note that the friction coefficient μ varies depending on the material of the moving
上記実施の形態1によれば、揺動アーム15に押付ローラ18と中間従動スプロケット20を取り付け、中間従動スプロケット20に動力側チェーン22及び負荷側チェーン23を巻き掛けて「く」の字状に屈曲させて手摺駆動滑車11に駆動力を伝達するようにしたので、動力側チェーン22及び負荷側チェーン23に作用する張力T1の分力によって揺動アーム15が手摺駆動滑車11側へ揺動して押付ローラ18が移動手摺5を押し付ける。このため、移動手摺5の走行抵抗が変動したとしても、押付ローラ18は上記変動に応じて押付力を変化させるので、移動手摺5は滑ることなく駆動される。
特に、揺動アーム15を用いて、てこの原理を応用したので、押付ローラ18による必要な押付力を容易に得ることができる。
また、押付ローラ18による押付位置は、負荷側チェーン23の張設方向には関係なく、手摺駆動滑車11の外周上の任意の位置に設定することができる。
更に、揺動アーム15の取付穴15aとブラケット10の取付穴10aを適当に選択してピン14の位置を変更することによって距離Xiを変えることができるので、押付ローラ18の押付力を変えることができる。このため、過分な力で押し付けるのを避けて走行抵抗の実情に合った押付力にすることができる。
更にまた、押付ローラ18は、中心が揺動アーム15に軸支されて自在に揺動するバランスレバー17の両端部に取り付けられるので、各押付ローラ18の押付力は均等化される。即ち、特定の押付ローラ18に押付力が集中することはないので、移動手摺5の負担が軽減される。
According to the first embodiment, the pressing
Particularly, since the lever principle is applied using the
Further, the pressing position by the pressing
Furthermore, since the distance Xi can be changed by appropriately selecting the mounting
Furthermore, since the
更にまた、押付ばね16によって揺動アーム15を上方へ揺動させるようにしたので、揺動アーム15、バランスレバー17及び中間従動スプロケット20の自重による下向きの搖動トルクToを打ち消すことができる。このため、動力側チェーン22及び負荷側チェーン23に作用する張力T1によって、必要とする押付力を容易に発生させることができる。
更にまた、押付ばね16によって揺動アーム15を揺動させるようにしたので、移動手摺5の走行抵抗が変動したとしても、押付ばね16のばね定数を変えることによって容易に対応することができる。
更にまた、押付ばね16は、常時揺動アーム15を押し上げているので、起動の当初から遅滞なく移動手摺5を駆動することができる。
更にまた、手摺駆動滑車11は、直径D1が大きいので、押付ローラ18によって押し付けられて移動手摺5と接触する部分の面積が広い。このため、図4(a)に示したとおり、応力分布は、P1及びP2の如くなり、同(b)に示したように、直径の小さい手摺駆動滑車11´及び押付ローラ18´による場合の応力分布P1´及びP2´よりもピーク値が低くなる。このため、押付によって移動手摺5が受ける負担を軽減することができる。
更にまた、中間従動スプロケット20は、互いに固着されて同軸上に並設された動力側スプロケット20aと負荷側スプロケット20bで構成し、動力側スプロケット20aには動力側チェーン22を巻き掛け、負荷側スプロケット20bには負荷側チェーン23を巻き掛けたので、限られたスペースに手摺駆動を装着することができる。
なお、上記実施の形態1では、図3において、動力側チェーン22及び負荷側チェーン23の上辺に張力が作用する場合について述べたが、下辺に張力が作用する場合も同様である。
Furthermore, since the
Furthermore, since the
Furthermore, since the
Furthermore, since the
Furthermore, the intermediate driven
In the first embodiment, the case where tension acts on the upper side of the
実施の形態2.
図5及び図6は、この発明の実施の形態2を示し、特に、手摺駆動滑車ごとに押付ローラを対向設置した、いわゆる、ローラドライブ方式のエスカレータの移動手摺駆動装置を示す。
図5は、エスカレータの主要部の縦断面図、図6は、図5のVI−VI線断面を矢視した断面図である。両図において、エスカレータの主枠1には、取付基板30が取り付けられている。この取付基板30には、手摺駆動スプロケット31と、4個の手摺駆動滑車32と、この手摺駆動滑車32と同軸に取り付けられた4個のスプロケット33と、従動スプロケット34が、回動自在に取り付けられている。
ここで、図6に示したとおり、手摺駆動スプロケット31は、同軸に取り付けられた動力側スプロケット31aと負荷側スプロケット31bで構成されており、動力側スプロケット31aには、中間従動スプロケット20の駆動力を伝える負荷側チェーン23が巻き掛けられている。また、負荷側スプロケット31bには、各スプロケット33と従動スプロケット34に巻き掛けられて循環するチェーン35が巻き掛けられている。
各手摺駆動滑車32には、それぞれ押付ローラ18が対向設置されて移動手摺5を挟持している。
Embodiment 2. FIG.
5 and 6 show a second embodiment of the present invention, and in particular, a so-called roller drive type escalator moving handrail drive device in which a pressing roller is provided facing each handrail drive pulley.
5 is a longitudinal sectional view of the main part of the escalator, and FIG. 6 is a sectional view taken along the line VI-VI in FIG. In both figures, an
Here, as shown in FIG. 6, the
Each handrail drive
上記実施の形態2によっても、上記実施の形態1と同様に、中間従動スプロケット20に動力側チェーン22及び負荷側チェーン23を巻き掛けて「く」の字状に屈曲させて手摺駆動スプロケット31に駆動力を伝達するようにしたので、動力側チェーン22及び負荷側チェーン23に作用する張力の分力によって揺動アーム15が手摺駆動滑車32側へ揺動して押付ローラ18が移動手摺5を押し付けて挟持する。このため、移動手摺5の走行抵抗が変動すると、押付ローラ18は上記変化に応じて押付力を変化させるので、移動手摺5は滑ることなく駆動される。
特に、手摺駆動滑車32は、4個が直線状に配置されるので、移動手摺5を手摺駆動滑車32へ導くのに移動手摺5の屈曲は小さい曲率で足りる。このため、移動手摺5に与える負担を軽減させることができる。
Also in the second embodiment, similarly to the first embodiment, the power-
In particular, since four
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3におけるエスカレータの主要部の縦断面図で、特に、中間従動輪を異軸に取り付けられた互いに独立した2個のスプロケットで構成したものである。
即ち、中間従動輪を、直上に取り付けられた中間従動スプロケット41aと、直下に取り付けられた中間従動スプロケット41bとし、いずれも揺動アーム15に取り付けられている。ここで、動力伝達手段である手摺駆動チェーン42は、一連で構成され、手摺駆動主軸スプロケット21と各中間従動スプロケット41a及び41bと、手摺駆動スプロケット12に巻き掛けられて、「く」の字状に屈曲して循環する。
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of the main part of the escalator according to Embodiment 3 of the present invention. In particular, the intermediate driven wheel is composed of two independent sprockets attached to different shafts.
That is, the intermediate driven wheel is an intermediate driven
従って、実施の形態3によっても同様に、手摺駆動チェーン42に作用する張力の分力によって揺動アーム15が手摺駆動滑車11側へ揺動して押付ローラ18が移動手摺5を押し付けて挟持する。このため、移動手摺5の走行抵抗が変動すると、押付ローラ18は上記変化に応じて押付力を変化させるので、移動手摺5は滑ることなく駆動される。
また、中間従動輪を、異軸に取り付けられて互いに独立した中間従動スプロケット41aと、中間従動スプロケット41bとしたので、動力伝達手段である手摺駆動チェーン42を一連にすることができる。このため、手摺駆動チェーン42の張設が容易である。
更に、手摺駆動チェーン42は、手摺駆動主軸スプロケット21から中間従動スプロケット41aに至る部分と、同じく中間従動スプロケット41bに至る部分は平行している。同様に手摺駆動スプロケット12から中間従動スプロケット41aに至る部分と、同じく中間従動スプロケット41bに至る部分も平行している。従って、手摺駆動チェーン42に作用する張力が同じであれば、左右いずれの方向へ回動する場合でも、押付ローラ18は同じ押付力で移動手摺5を押し付ける。このため、ピン14の設定及び押付ばね16による押付力の調整は、いずれか一方の運転について行えばよいので、容易に調整することができる。
Therefore, similarly in the third embodiment, the
Further, since the intermediate driven wheels are the intermediate driven
Further, in the handrail drive chain 42, the portion from the handrail drive
なお、上記実施の形態1から3では、いずれも乗客コンベヤであるエスカレータの移動手摺について述べたが、動く歩道の移動手摺であっても同様である。
また、中間従動輪としてスプロケット20又は41a及び41bを用いるものとし、動力伝達手段として、チェーン22及び23又は42を用いるものとしたが、中間従動輪として歯付プーリを用いるものとし、動力伝達手段として上記歯付プーリと噛合するタイミングベルトを用いるものとしてもよい。
In the first to third embodiments, the moving handrail of the escalator which is a passenger conveyor has been described. However, the same applies to the moving handrail of a moving sidewalk.
The
1 主枠、 2 踏段チェーン、 3 踏段、 4 欄干、 5 移動手摺、 6 駆動機、 7 駆動チェーン、 8 駆動スプロケット、 9 踏段スプロケット、 10 ブラケット、 10a 取付穴、 11 手摺駆動滑車、 12 手摺駆動スプロケット、 13 案内ローラ、 14 ピン、 15 揺動アーム、 15a 取付穴、 16 押付ばね、 16a ねじ棒、16b ナット、16c ナット、 17 バランスレバー、 17a ピン、 18 押付ローラ、 19 取付板、 20 中間従動スプロケット、 20a 動力側スプロケット、 20b 負荷側スプロケット、 21 手摺駆動主軸スプロケット、 22 動力側チェーン、 23 負荷側チェーン、 30 取付基板、 31 手摺駆動スプロケット、 31a 動力側スプロケット、 31b 負荷側スプロケット、 32 手摺駆動滑車、 33 スプロケット、 34 従動スプロケット、 35 チェーン、 41a 中間従動スプロケット、 41b 中間従動スプロケット、 42 手摺駆動チェーン。
1 main frame, 2 step chain, 3 step, 4 balustrade, 5 moving handrail, 6 drive machine, 7 drive chain, 8 drive sprocket, 9 step sprocket, 10 bracket, 10a mounting hole, 11 handrail drive pulley, 12 handrail drive sprocket , 13 guide roller, 14 pin, 15 swing arm, 15a mounting hole, 16 pressing spring, 16a screw rod, 16b nut, 16c nut, 17 balance lever, 17a pin, 18 pressing roller, 19 mounting plate, 20 intermediate driven
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