JP4660827B2 - 映像信号処理装置、コントラスト制御方法及びプログラム - Google Patents

映像信号処理装置、コントラスト制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、映像信号処理装置、コントラスト制御方法及びプログラムに関するものである。
従来、入力された映像信号の輝度信号ヒストグラムに基づいて入力輝度信号のコントラストを強調する映像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この映像処理装置は、図17に示すように、補正特性x10の傾きを調整することにより、コントラスト強調処理を行うようにしている。
特開2002−262303号公報(第5頁、図31)
しかし、従来の映像処理装置では、表示装置に、有機EL(Organic Electro-Luminescence)のような自発光型のものを使用した場合、入力側輝度信号のコントラスト強調処理を行うことにより、輝度が増加すると、表示装置の消費電力が増加する。
このため、特に、バッテリで動作する携帯端末においては、視聴できる時間が短くなってしまう。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、消費電力の増加を抑えることが可能な映像信号処理装置、コントラスト制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る映像信号処理装置は、
映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成するヒストグラム生成部と、
前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、前記ヒストグラム生成部が生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得する画素数取得部と、
前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させるコントラスト制御部と、を備え
前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
ことを特徴とする。
前記コントラスト制御部は、
前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルを補正する補正特性を、前記コントラスト強調処理を行わせる補正特性に決定し、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記コントラスト強調処理を停止させる補正特性に決定する補正特性決定部と、
前記補正特性決定部が決定した補正特性に従って前記輝度レベルを補正して前記映像信号の変調を行う変調部と、を備えるようにしてもよい。
前記コントラスト制御部は、前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値以上のときは、少なくとも高階調エリアに属する輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させるようにしてもよい。
前記画素数取得部は、前記明るさ判定用の階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数に対して重み付けを行い、重み付けを行った画素数を取得するようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係るコントラスト制御方法は、
映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成するステップと、
前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得するステップと、
取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させるステップと、を備え
前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成する手順、
前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得する手順、
取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させる手順、を実行させるためのものであって、
前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
ことを特徴とする
本発明によれば、コントラストを強調した場合でも、消費電力の増加を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る映像信号処理装置を図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、映像信号処理装置を携帯端末に適用した場合について説明する。
本実施形態に係る携帯端末の構成を図1に示す。
携帯端末1は、アンテナ11と、無線回路12と、符号復号処理回路13と、マイク14と、レシーバ15と、キー16と、メモリ17と、DAC18と、スピーカ19と、TVアンテナ20と、TVチューナ21と、高画質化回路22と、表示装置23と、CPU24と、CPUバス25と、ビデオI/F26,27と、を備える。
メモリ17とDAC18とCPU24とは、CPUバス25を介して接続され、高画質化回路22とCPU24とは、ビデオI/F26を介して接続され、高画質化回路22と表示装置23とは、ビデオI/F27を介して接続される。
この携帯端末1は、映像シーンの輝度レベルが黒(低い、暗い)側に分布している場合には、コントラスト強調処理を行う一方、輝度レベルが白(高い、明るい)側に分布している場合には、コントラスト強調処理を停止し、コントラスト強調処理による消費電力の増加を抑えるように構成されている。
アンテナ11は、空中を伝送されてきた電波を受信し、高周波電気信号に変換し、変換した高周波電気信号を無線回路12に供給するとともに、無線回路12から供給された高周波電気信号を電波に変換して発信するものである。
無線回路12は、CPU24に制御され、符号復号処理回路13から入力された数十メガヘルツ帯域の電気信号を高周波電気信号に変換し、変換した高周波電気信号をアンテナ11に出力する。
また、無線回路12は、アンテナ11から入力された高周波電気信号を数十メガヘルツ帯域の電気信号に変換し、変換した電気信号を符号復号処理回路13に出力する。
符号復号処理回路13は、CPU24に制御され、無線回路12から供給された信号に復号処理を施し、この信号が通話用音声信号の場合には、この通話用音声信号をレシーバ15に供給し、文字データ、あるいは、画像データの場合には、これらのデータをCPU24に供給する。
また、符号復号処理回路13は、マイク14から入力された音声信号、及び、CPU24から入力された文字データ、画像データに符号化処理を施し、符号化処理を施したこれらの文字データ、画像データを無線回路12に出力する。
マイク14は、音声を入力して音声信号に変換するものであり、変換した音声信号を符号復号処理回路13に供給する。
レシーバ15は、符号復号処理回路13から供給された通話用音声信号を音声に変換して出力するものである。
キー16は、ユーザが通話やメールの送受信を行うときに操作するものである。キー16は、操作されると、この操作情報、あるいは、編集入力された文字データをCPU24に供給する。
メモリ17は、CPU24が各処理を実行するためのプログラムやワークエリア、固定パターンやメロディ等の着信音のデータを格納する。
また、メモリ17は、発信者の名前等が記述された電話帳データ、アドレス帳等の個人情報、ダウンロードした着信メロディの音声データ、動画、静止画等の画像データを格納する。
DAC18は、CPU24から供給されたデジタルの音声データをアナログの音声信号に変換するものであり、変換した音声信号をスピーカ19に供給する。
スピーカ19は、DAC18から供給された音声信号に基づいて音声を再生し、再生した音声を出力するものである。
TVアンテナ20は、例えば、アナログ放送、デジタル放送により受信したTV放送電波を高周波電気信号に変換するものであり、変換した高周波電気信号をTVチューナ21に供給する。
TVチューナ21は、TVアンテナ20から供給された高周波電気信号に復調処理を施してCMOSレベルの電気信号に変換するものであり、変換した電気信号をCPU24に供給する。
尚、TVチューナ21をスタック形式でCPU24に直接実装されても良いし、CPU24と同一シリコンチップに形成されてもよい。また、TV放送用のインタフェースもCPU24と同一シリコンチップ上に形成してもよい。
高画質化回路22は、ビデオI/F26を介してCPU24からビデオ信号が供給され、供給されたビデオ信号に高画質化処理を施すことにより、表示装置23による高画質化表示を実現させるためのものである。
高画質化回路22は、図2に示すように、RGB−YUV変換部101と、色差−HS変換部102と、特徴点検出部103と、I/F部104と、変調部105と、HS−色差変換部106と、YUV−RGB変換部107と、セレクタ108と、内部バス109と、を備える。
ビデオI/F26とI/F部104、I/F部104と変調部105とは、内部バス109を介して接続される。
RGB−YUV変換部101は、CPU24からビデオI/F26を介して入力されたRGB形式のビデオ信号R1,G1,B1のそれぞれの値を、輝度信号Y1の輝度レベルと色差信号U1,V1のそれぞれの色差(値)とに変換するものである。
ビデオ信号R1,G1,B1の値を、それぞれ、r1,g1,b1とし、色差信号U1,V1のそれぞれの色差をu1,v1として、RGB−YUV変換部101は、次の式(1)〜(3)に従って、この変換を行う。
y1=0.290×r1+0.5870×g1+0.1140×b1 ・・・・・・・(1)
u1=(−0.1687)×r1+(−0.3313)×g1+0.5000×b1・・・(2)
v1=0.5000×r1+(−0.4187)×g1+(−0.0813)×b1・・・(3)
RGB−YUV変換部101は、式(1)に従って求めた輝度レベルの輝度信号Y1を変調部105に、式(2),(3)に従って求めた色差の色差信号U1,V1を色差−HS変換部102に供給する。
色差−HS変換部102は、RGB−YUV変換部101から供給された色差信号U1,V1のそれぞれの色差u1,v1に色相、彩度変換を施し、色差u1,v1を、色相信号H1の色相と彩度信号S1の彩度とに変換するものである。
色相信号H1の色相をh1、彩度信号S1の彩度をs1として、図3に示すように、横軸を色差v1、縦軸を色差u1を表すものとすると、色相h1、彩度s1を示すベクトルは、色相信号H1の色相h1と彩度信号S1の彩度s1とのベクトル和によって表される。このベクトルの大きさが彩度s1を示し、色差v1に対するこのベクトルの角度が色相h1を示す。
色差−HS変換部102は、次の式(4),(5)に従って色相、彩度変換を行う。
h1=tan-1(u1/v1) ・・・・・・・・・・・・・(4)
s1=SQR(u12+v12) ・・・・・・・・・・・・・・(5)
色差−HS変換部102は、式(4)に従って求めた色相h1の色相信号H1,式(5)に従って求めた彩度s1の彩度信号S1を変調部105に供給する。
特徴点検出部103は、RGB−YUV変換部101が変調部105に供給した輝度信号Y1、色差−HS変換部102が変調部105に供給した色差信号H1、彩度信号S1を取得し、取得した輝度信号Y1、色差信号H1、彩度信号S1から、その特徴点を検出するものである。
特徴点検出部103は、特徴点として、図4に示すようなヒストグラムをフレーム毎に生成する。このヒストグラムは、映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルy1を階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルy1の画素数を示すものである。
本実施形態では、複数の階調エリアを16階級として、各階調エリアを、それぞれ、第1階調エリアYhst0〜第15階調エリアYhst15とする。
また、1フレームの画素数をn(nは自然数)、各画素の輝度信号をY1(1)〜Y1(n)、輝度信号Y1(1)〜Y1(n)のそれぞれの輝度レベルをy1(1)〜y1(n)とする。そして、輝度レベルy1(1)〜y1(n)は、それぞれ、0〜255のいずれかの値とする。
特徴点検出部103は、輝度レベルy1(1)〜y1(n)を、各階調エリアYhst0〜Yhst15に分類し、各階調エリアYhst0〜Yhst15に属する輝度レベルy1を有する画素の画素数を調べて、このようなヒストグラムを生成する。
このようなヒストグラムを生成することにより、単純に暗い画面なのか、または、暗い画面の中に月や星等の画像が存在する画面なのかを判別することができる。
特徴点検出部103は、このヒストグラムを生成するとともに、フレーム毎に、輝度レベルy1(1)〜y1(n)から、最小輝度レベルymin、平均輝度レベルy_aver、最大輝度レベルymax等の特徴点データを算出する。
特徴点検出部103は、次の式(6)に従って平均輝度レベルy_averを求める。
y_aver=ysum/n・・・・・・・・・・・・・・・(6)
但し、ysum:合計輝度レベル
n:1フレームの画素数
I/F部104は、特徴点検出部103が検出した特徴点データ、CPU24が決定した補正特性(トーンカーブ)を保持するものである。
変調部105は、I/F部104に保持された補正特性に従い、供給された輝度信号Y1の輝度レベルy1,色相信号S1の色相s1及び彩度信号H1の彩度h1に変調処理を施すものである。
変調部105は、このような変調処理を行うことによって、それぞれ、輝度信号Y2の輝度レベルy2、色相信号S2の色相s2、彩度信号H2の彩度h2を取得する。
そして、変調部105は、取得した輝度レベルy2を有する輝度信号Y2(1)〜Y(n)をYUV−RGB変換部107に、色相s2を有する色相信号S2及び彩度h2を有する彩度信号H2をHS−色差変換部106に供給する。
HS−色差変換部106は、変調部105から供給された色相信号S2の色相s2と彩度信号H2の彩度h2とを、色差信号U2の色差u2、色差信号V2の色差v2に変換するものである。HS−色差変換部106は、色差u2の色差信号U2、色差v2の色差信号V2をYUV−RGB変換部107に供給する。
YUV−RGB変換部107は、変調部105から供給された輝度信号Y2の輝度レベルy2及び色差信号U2,V2のそれぞれの色差u2,v2を、RGB形式のビデオ信号R2,G2,B2のそれぞれの値r2,g2,b2に変換するものである。
YUV−RGB変換部107は、次の式(7)〜(9)に従ってこの変換を行う。
r2=y2+1.402×v2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)
g2=y2+(−0.34414)×u2+(−0.71414)×v2・・・・・・(8)
b2=y2+1.772×u2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
YUV−RGB変換部107は、それぞれ、式(7)〜(9)に従って求めた値r2,g2,b2のビデオ信号R2,G2,B2をセレクタ108に供給する。
セレクタ108は、YUV−RGB変換部107が出力したビデオ信号R2,G2,B2又はビデオI/F26のスルー信号を選択出力するものであり、CPU24によって制御される。
高画質化回路22は、このように構成され、ビデオI/F27を介して、セレクタ108から選択出力された信号を表示装置23に供給する。
表示装置23は、高画質化回路22から供給された信号に基づいて、画像、文字を表示するものである。表示装置23は、例えば、自発光型の有機ELディスプレイによって構成される。
CPU24は、携帯端末1全体を制御し、各処理を行うものである。具体的に、CPU24は、CPUバス25を介してメモリ17からプログラムデータを取得し、このプログラムに従ってアンテナ11と無線回路12とを制御し、着信待ちを行う。
また、CPU24は、高画質化回路22のセレクタ108を制御する。例えば、CPU24は、待ち受け状態では、高画質化処理が行われないように、ビデオI/F26とセレクタ108とを接続する。
また、CPU24は、表示させるコンテンツを判別し、例えば、TV視聴時、静止画、動画閲覧時、YUV−RGB変換部107の信号が出力されるようにセレクタ108を制御する。
この場合、高画質化処理が不要となるため、CPU24は、高画質化回路15への動作クロックの供給を停止したり、RGB−YUV変換部101からYUV−RGB変換部107までの各ブロックへの電源供給を停止したりして、低消費電力化を図る。
また、CPU24は、キー16から、ユーザによって編集された文字データが供給されると、この文字データを符号復号処理回路13に供給する。
CPU24は、キー16から、通話やメールの送受信を指示する操作情報が供給されると、符号復号処理回路13が符号化処理を施した音声信号、文字データ、画像データを送信するように、無線回路12を制御する。
CPU24は、無線回路12から着信情報が供給されたとき、メモリ17の電話帳から発信者の名前や着信メロディの音声データ、着信画像の画像データを読み出す。CPU24は、読み出した着信メロディの音声データをDAC18に供給する。
また、CPU24は、着信があったことをユーザに知らせるため、着信画像の画像データをRGB形式のビデオ信号R1,G1,B1に変換し、このビデオ信号R1,G1,B1を、ビデオI/F26を介して高画質化回路22に供給する。
CPU24は、TV放送用のインタフェースを有し、TVチューナ21から供給された電気信号を直接処理する。
CPU24は、TVチューナ21から供給された電気信号に対し、映像信号と音声信号との分離処理を行い、それぞれの復号処理を施す。CPU24は、分離処理により分離した音声信号を、CPUバス25を介してDAC18に供給する。
また、CPU24は、映像信号をRGB形式のビデオ信号R1,G1,B1として、このビデオ信号R1,G1,B1を、ビデオI/F26を介して高画質化回路22に供給する。
CPU24は、高画質化回路22にビデオ信号を供給すると、セレクタ108を制御する。CPU24は、高画質化処理を行わない場合、高画質化回路22の入力側と出力側とを接続ようにセレクタ108を制御する。
一方、CPU24は、高画質化処理を行う場合、YUV−RGB変換部107と表示装置23とを接続するように、セレクタ108を制御し、高画質化処理を施すように高画質化回路22を制御する。
CPU24は、1フレーム分の画像データの供給が完了すると、内部バス109を介して、I/F部104に保持されたヒストグラムを読み出す。
CPU24は、I/F部104から読み出したヒストグラムにおいて明るさ判定用の階調エリアを設定し、設定した明るさ判定用の階調エリアに属する輝度レベルy1を有する画素の画素数に基づいて、輝度レベルy1の補正特性を決定する。
CPU24は、第1階調エリアYhst0〜第16階調エリアYhst15を、さらに、低輝度側(黒側)の低階調エリアと中間階調エリアと高輝度側(白側)の高階調エリアとに分類し、中間階調エリアと高階調エリアとを、例えば、白側の第9階調エリアYhst8〜第16階調エリアYhst15とする。
また、この階調エリアYhst8〜Yhst15の画素数を判別するための閾値をThとする。この閾値Thは、映像信号を表示装置23に表示することによって消費する消費電力とコントラスト強調処理との関係に基づいて設定され、メモリ17は、この閾値Thを予め記憶する。
階調エリアYhst8〜Yhst15の画素が少なく、その画素数が閾値Th未満となる場合、輝度レベルy1(1)〜y1(n)は、図5(a)に示すように、黒側に多く分布する。
このように輝度レベルy1(1)〜y1(n)が分布する場合、このフレームの明るい部分の面積は小さく、表示装置23がこの映像を表示しても消費電力は少ない。また、コントラスト強調処理を行ったとしても、表示装置23の消費電力の増加は僅かである。
従って、この場合、CPU24は、補正特性を、図5(b)に示すような補正特性x1に決定する。
この補正特性x1は、入力側の輝度レベルy1(入力階調)と出力側の輝度レベルy2(出力階調)との関係を(y1,y2)で表し、(0,0)と(p1,255)とを直線で結び、(p1,255)と(255,255)とを直線で結んで表されたものである。
尚、図5(b)に示すp1は、輝度レベルy1の白側の限界値であり、255以下の値とする。また、補正特性x0は、(0,0)と(255,255)とを結ぶ直線で表されたコントラスト強調処理を停止させる補正特性である。
この補正特性x1の傾きは、補正特性x0の傾きと比較して大きくなり、この補正特性x1によれば、輝度レベルy1が増加するに従い、輝度レベルy2は、より大きく増加することになり、コントラストが強調されることになる。
次に、階調エリアYhst8〜Yhst15の画素が多く、その画素数が閾値Th以上となる場合、輝度レベルy1(1)〜y1(n)は、図6(a)に示すように、中間調に分布する。
輝度レベルy1(1)〜y1(n)がこのように分布する場合、このフレームの明るい部分の面積は大きく、表示装置23の消費電力も大きくなり、コントラスト強調処理を行うと、表示装置23の消費電力も大きく増加する。
従って、この場合、CPU24は、補正特性を、コントラスト強調処理を停止させる図6(b)に示すような補正特性x0に決定する。
この補正特性x0によれば、輝度レベルy1がそのまま輝度レベルy2となるため、コントラスト強調処理は停止される。
次に、図7(a)に示すように、階調エリアYhst8〜Yhst15の画素数が閾値Th以上であり、かつ、黒側の階調エリア、白側階調エリアの画素が存在しないか、存在するとしてもわずかである場合、白側の輝度レベルについてコントラスト強調処理を行うと、表示装置23の消費電力は大きく増加する。
一方、黒側の輝度レベルについてコントラスト強調処理を行っても表示装置23の消費電力の増加はわずかであり、また、コントラスト強調処理を行えば画像の黒浮きが抑えられる。
従って、この場合、CPU24は、補正特性を、図7(b)に示すような補正特性x2に決定する。この補正特性x2は、輝度レベルy1の黒側の限界値p2を黒レベルBlacklevelに固定して、(0,0)と(p2,0)とを直線で結び、(02,0)と(255,255)とを直線で結んで表されたものである。
この補正特性x2によれば、コントラスト強調処理の停止は黒側を除外して白側のみに適用されることになる。即ち、CPU24は、少なくとも高階調エリアに属する輝度レベルy1に対するコントラスト強調処理を停止させる。
CPU24は、このように補正特定を決定すると、決定した補正特性を、内部バス109を介してI/F部104に保持する。
次に本実施形態に係る携帯端末1の動作を説明する。
CPU24は、アンテナ11と無線回路12とを制御して着信待ちを行う。CPU24は、待ち受け状態のとき、高画質化回路22のセレクタ108を、ビデオI/F26とセレクタ108とを接続するように制御する。
アンテナ11が着信情報の電波を受信すると、無線回路12は、この着信情報をCPU24に供給する。
無線回路12から着信情報が供給されると、メモリ17の電話帳から発信者の名前や着信メロディの音声データ、着信画像の画像データを読み出し、読み出した着信メロディの音声データをDAC18に供給する。
また、CPU24は、高画質化回路22のセレクタ108を、YUV−RGB変換部107側に切り替える。そして、CPU24は、着信があったことをユーザに知らせるため、着信画像の画像データをビデオ信号に変換し、ビデオI/F26を介して、このビデオ信号を高画質化回路22に供給する。
また、TVアンテナ20が、アナログ放送、デジタル放送によりTV放送電波を受信すると、CPU24は、TVチューナ21から電気信号が供給され、映像信号と音声信号との分離処理を行い、それぞれの復号処理を施す。
CPU24は、分離処理により分離した音声信号を、CPUバス25を介してDAC18に供給する。
また、CPU24は、高画質化回路22のセレクタ108を、YUV−RGB変換部107側に切り替え、映像信号をビデオ信号として、ビデオI/F26を介して高画質化回路22に供給する。
高画質化回路22のRGB−YUV変換部101は、ビデオI/F26を介して、CPU24から入力されたRGB形式のビデオ信号R1,G1,B1のそれぞれの値r1,g1,b1を、式(1)〜(3)に従い、輝度信号Y1の輝度レベルy1と色差信号U1,V1のそれぞれの色差u1,v1とに変換する。
RGB−YUV変換部101は、各画素の輝度信号Y1(1)〜Y1(n)を変調部105に供給する。
特徴点検出部103は、RGB−YUV変換部101が変調部105に供給する各輝度信号Y1(1)〜Y1(n)を取得し、図8に示すフローチャートに従って、ヒストグラム生成処理を実行する。
特徴点検出部103は、それぞれ、最小輝度レベルyminに255、最大輝度レベルymaxに0、画素カウント数i(1≦i≦n)に1、各階調エリアYhst0〜Yhst15(に属する輝度レベルy1を有する画素)の画素数に0をセットして各値を初期化する(ステップS11)。
特徴点検出部103は、画素カウント数iの輝度レベルy1(i)が現在の最小輝度レベルymin未満か否かを判定する(ステップS12)。
輝度レベルy1(i)が最小輝度レベルymin未満と判定した場合(ステップS12;Yes)、特徴点検出部103は、この輝度レベルy1(i)を最小輝度レベルyminに設定する(ステップS13)。
輝度レベルy1(i)が最小輝度レベルymin以上と判定した場合(ステップS12;No)、特徴点検出部103は、輝度レベルy1(i)が現在の最大輝度レベルymaxを越えているか否かを判定する(ステップS14)。
輝度レベルy1(i)が最大輝度レベルymaxを越えていると判定した場合(ステップS14;Yes)、特徴点検出部103は、この輝度レベルy1(i)を最大輝度レベルymaxに設定する(ステップS15)。
特徴点検出部103は、このように最小輝度レベルymin,最大輝度レベルymaxの判定を行うと(ステップS12〜S15)、輝度レベルy1(i)が0〜15の範囲内か否かを判定する(ステップS16)。
輝度レベルy1(i)が0〜15の範囲内と判定した場合(ステップS16;Yes)、特徴点検出部103は、第1階調エリアYhst0の画素数に1を加える(ステップS17)。
輝度レベルy1(i)が0〜15の範囲内ではないと判定した場合(ステップS16;No)、特徴点検出部103は、輝度レベルy1(i)が16〜31の範囲内か否かを判定する(ステップS18)。
輝度レベルy1(i)が16〜31の範囲内と判定した場合(ステップS18;Yes)、特徴点検出部103は、第2階調エリアYhst1の画素数に1を加える(ステップS19)。
特徴点検出部103は、このように階調エリアYhst0〜13の画素数を順次調べ、輝度レベルy1(i)が0〜222の範囲内のいずれでもないと判定した場合、輝度レベルy1(i)が223〜238の範囲内か否かを判定する(ステップS20)。
輝度レベルy1(i)が223〜238の範囲内と判定した場合(ステップS20;Yes)、特徴点検出部103は、第15階調エリアYhst14の画素数に1を加える(ステップS21)。
輝度レベルy1(i)がYhst14内ではないと判定した場合(ステップS20;No)、輝度レベルy1(i)は239〜255の範囲内となるので、特徴点検出部103は、第16階調エリアYhst15の画素数に1を加える(ステップS22)。
特徴点検出部103は、このように各階調エリアYhst0〜Yhst15に属する画素数を求めると(ステップS16〜S22)、輝度レベルy1(i)と合計輝度レベルysumとを加算して新たな合計輝度レベルysumを求める(ステップS23)。
特徴点検出部103は、1フレーム分の処理が終了したか否かを判定する(ステップS24)。
画素カウント数iが1フレームの画素数n以下の場合、特徴点検出部103は、また、1フレーム分の処理が終了していないと判定する(ステップS24;No)。
このように判定すると、特徴点検出部103は、画素カウント数iをインクリメントし(ステップS25)、ステップS12〜S23を再度実行する。
一方、画素カウント数iが1フレームの画素数nを越えた場合、特徴点検出部103は、1フレーム分の処理が終了したと判定する(ステップS24;Yes)。
このように判定すると、特徴点検出部103は、式(6)に従い、合計輝度レベルysumを画素数nで割り、平均輝度レベルy_averを算出し(ステップS26)、ヒストグラム生成処理を終了させる。
このヒストグラム生成処理を具体的に説明する。
例えば、図9(a)に示すように、第1番目の画素の輝度信号Y1(1)につき、この輝度レベルy1(1)を55とすると、この輝度レベルy1(1)は最小輝度レベルymin=255未満となる(ステップS12;Yes)。このため、特徴点検出部103は、最小輝度レベルyminを55に設定する(ステップS13の処理)。
特徴点検出部103は、図9(b)に示すように、第4階調エリアYhst3の画素数に1を加え(ステップS16〜22の処理)、合計輝度レベルysumに輝度レベルy1(1)=55を加える(ステップS23の処理)。加算した結果、特徴点検出部103は、合計輝度レベルysum=55を取得する。
次に、図9(c)に示すように、第2番目の画素の輝度レベルy1(2)を39とすると、この輝度レベルy1(2)は最小輝度レベルymin=55未満となる(ステップS12;Yes)。このため、特徴点検出部103は、最小輝度レベルyminを39に設定する(ステップS13の処理)。
特徴点検出部103は、図9(d)に示すように、第4階調エリアYhst3の画素数に1を加え(ステップS16〜22の処理)、合計輝度レベルysum=55に輝度レベルy1(2)=39を加える(ステップS23の処理)。加算した結果、特徴点検出部103は、合計輝度レベルysum=94を取得する。
次に、図10(a)に示すように、第3番目の画素の輝度レベルy1(3)を199とすると、この輝度レベルy1(3)は最大輝度レベルYmax=0を越えるため(ステップS14;Yes)、特徴点検出部103は、最大輝度レベルymaxを199に設定する(ステップS15の処理)。
特徴点検出部103は、図10(b)に示すように、第13階調エリアYhst12の画素数に1を加え(ステップS16〜22の処理)、合計輝度レベルysum=94に輝度レベルy1(2)=199を加える(ステップS23の処理)。加算した結果、特徴点検出部103は、合計輝度レベルysum=293を取得する。
図10(c)に示すように、輝度レベルy1(4)を215とすると、この輝度レベルy1(4)は最大輝度レベルymax=199を越える(ステップS14;Yes)。このため、特徴点検出部103は、最大輝度レベルymaxを215に設定する(ステップS15の処理)。
特徴点検出部103は、図10(d)に示すように、第14階調エリアYhst13の画素数に1を加え(ステップSS16〜22の処理)、合計輝度レベルysum=293に輝度レベルy1(2)=215を加える(ステップS23の処理)。加算した結果、特徴点検出部103は、合計輝度レベルysum=508を取得する。
特徴点検出部103は、このような処理を行って1フレームについて図5(a)〜図7(a)に示すようなヒストグラムを生成し、式(6)に従い、平均輝度レベルy_averを求める(ステップS26の処理)。
そして、特徴点検出部103は、図11に示すフローチャートに従い、白黒レベル設定処理を実行する。
特徴点検出部103は、階調エリアYhst0に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS31)。階調エリアYhst0に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS31;No)、特徴点検出部103は、黒レベルBlacklevelに0を代入する(ステップS32)。
階調エリアYhst0に属する画素数が0と判定した場合(ステップS31;Yes)、特徴点検出部103は、階調エリアYhst1に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS33)。階調エリアYhst1に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS33;No)、特徴点検出部103は、黒レベルBlacklevelに15を代入する(ステップS34)。
階調エリアYhst1に属する画素数が0と判定した場合(ステップS33;Yes)、特徴点検出部103は、階調エリアYhst2に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS35)。階調エリアYhst2に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS35;No)、特徴点検出部103は、黒レベルBlacklevelに31を代入する(ステップS36)。
階調エリアYhst2に属する画素数が0と判定した場合(ステップS35;Yes)、特徴点検出部103は、黒レベルBlacklevelに47を代入する(ステップS37)。
特徴点検出部103は、このように黒レベルを設定すると、階調エリアYhst15に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS38)。階調エリアYhst15に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS38;No)、特徴点検出部103は、白レベルWhitelevelに255を代入する(ステップS39)。
階調エリアYhst15に属する画素数が0と判定した場合(ステップS38;Yes)、特徴点検出部103は、階調エリアYhst14に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS40)。階調エリアYhst14に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS40;No)、特徴点検出部103は、白レベルWhitelevelに239を代入する(ステップS41)。
階調エリアYhst14に属する画素数が0と判定した場合(ステップS40;Yes)、特徴点検出部103は、階調エリアYhst13に属する画素数が0か否かを判定する(ステップS42)。階調エリアYhst13に属する画素数が0ではないと判定した場合(ステップS42;No)、特徴点検出部103は、白レベルWhitelevelに223を代入する(ステップS43)。
階調エリアYhst13に属する画素数が0と判定した場合(ステップS42;Yes)、特徴点検出部103は、白レベルWhitelevelに207を代入し(ステップS44)、この白黒レベル設定処理を終了させる。
次に、この白黒レベル設定処理を具体的に説明する。
図12(a)に示すように、階調エリアYhst0,Yhst1の画素数がともに0であって、階調エリアYhst2の画素数が0ではない場合(ステップS31;Yes,S33;Yes,S35;No)、特徴点検出部103は、黒レベルBlacklevelを31に設定する(ステップS36の処理)。
また、階調エリアYhst15,Yhst14の画素数がともに0であって、階調エリアYhst13の画素数が0ではない場合(ステップS38;Yes,S40;Yes,S42;No)、特徴点検出部103は、白レベルWhitelevelを223に設定する(ステップS43の処理)。
一方、図12(b)に示すように、特徴点検出部103は、階調エリアYhst4の画素数が0であったとしても(ステップS31;Yes,S33;Yes,S35;Yes)、黒レベルBlacklevelを47に設定する(ステップS37の処理)。
このように、Blacklevelを最大47に制限して、黒側の限界エリアを設けることにより、映像シーンの昼夜が反転するような過剰な補正は防止される。
また、特徴点検出部103は、階調エリアYhst12の画素数が0であったとしても(ステップS38;Yes,S40;Yes,S42;Yes)、白レベルWhitelevelを207に設定する(ステップS44の処理)。
このように、白レベルWhitelevelを最大201に制限するための白側限界エリアを設定するため、過度のコントラスト強調処理は防止される。
特徴点検出部103は、このように白黒レベル設定処理を実行して黒レベルBlacklevel、白レベルWhitelevelを設定すると、黒レベルBlacklevel、白レベルWhitelevelをI/F部104に保持する。
特徴点検出部103がこのような特徴点データをI/F部104に保持すると、CPU24は、図13に示すフローチャートに従って補正特性決定処理を実行する。
CPU24は、I/F部104に保持されたヒストグラムを参照する(ステップS51)。
CPU24は、階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が閾値Th未満か否かを判定する(ステップS52)。
階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が閾値Th未満と判定した場合(ステップS52;Yes)、CPU24は、補正特性を、コントラスト強調処理を行わせる補正特性x1に決定する(ステップS53)。
階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が閾値Th以上と判定した場合(ステップS52;No)、CPU24は、黒側の階調エリアと白側の階調エリアの両方に画素が存在するか否かを判定する(ステップS54)。
黒側の階調エリアと白側の階調エリアの両方に画素が存在すると判定した場合(ステップS54;Yes)、CPU24は、補正特性を、コントラスト強調処理を停止させる補正特性x0に決定する(ステップS55)。
黒側の階調エリアと白側の階調エリアの両方に画素が存在しないか、存在するとしてもわずかであると判定した場合(ステップS54;No)、CPU24は、補正特性を、コントラスト強調処理の停止は黒側を除外して白側のみに適用する補正特性x2に決定する(ステップS56)。
CPU24は、決定した補正特性をI/F部104に保持し(ステップS57)、この補正特性決定処理を終了させる。
次に、この補正特性決定処理及び変調処理を具体的に説明する。
尚、ここでは、携帯端末1における表示装置23の全画素数を、例えば、320×180(=57600画素)として、この階調エリアYhst8〜Yhst15の画素数の閾値Thを、5000とする。
この閾値Th=5000は、実験等により、映像信号を表示装置23に表示することによって消費する消費電力とコントラスト強調処理との関係に基づいて設定されたものである。
階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が5000未満の場合(ステップS52;Yes)、輝度レベルy1(1)〜y1(n)は、図5(a)に示すように、黒側に多く分布する。この場合、CPU24は、補正特性を補正特性x1に決定する(ステップS53の処理)。
CPU24が、白側の限界値p1を、図14に示すように、例えば、207(Whitelevel)として、この補正特性x1を、I/F部104に保持した場合(ステップS57の処理)、変調部105は、この補正特性x1に従って、輝度レベルy1(1)〜y1(n)に変調処理を施す。
この補正特性x1において、例えば、白側の限界値p1を207に設定すると、Y(1)=47のとき、y2(1)=58となり、輝度レベルy1(1)は11だけ増加する。一方、y1(n)=207のとき、y2(n)=255となり、輝度レベルy1(n)は、48だけ上昇する。
このように、輝度レベルy1(1)〜y1(n)が黒側に多く分布している場合、この補正特性x1によれば、コントラストが強調され、表示装置23は、メリハリのある映像を表示する。
次に、階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数は5000以上の場合(ステップS52;No)、図6(a)に示すように、輝度レベルy1(1)〜y1(n)は中間調に多く分布する。この場合、CPU24は、補正特性を補正特性x0に決定する(ステップS55の処理)。
CPU24が、図15に示すような補正特性x0をI/F部104に保持した場合(ステップS57の処理)、変調部105は、この補正特性x0に従って、輝度レベルy1(1)〜y1(n)に変調処理を施す。
この補正特性x0において、例えば、Y(1)=0のとき、y2(1)=0となり、y1(n)=255のとき、y2(n)=255となり、コントラスト強調処理は停止される。
このように、輝度レベルy1(1)〜y1(n)が中間調に多く分布している場合、この補正特性x0によれば、コントラスト強調処理は停止され、表示装置23の消費電力の増加は抑制される。
次に、階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が5000以上となり(ステップS52;No)、図7(a)に示すように、黒側の階調エリア、白側階調エリアの画素が存在しない場合(ステップS54;No)、CPU24は、補正特性を補正特性x2に決定する(ステップS56;No)。
CPU24が、黒側の限界値p2を、図16に示すように、例えば、31(Blacklevel)として、補正特性x2をI/F部104に保持した場合(ステップS57の処理)、変調部105は、この補正特性x2に従って、輝度レベルy1(1)〜y1(n)に変調処理を施す。
この補正特性x2において、例えば、y1(1)=31のとき、y2(1)=0となり、輝度レベルy1(1)は31低下する。一方、y1(n)=255のとき、y2(n)=255となり、輝度レベルy1(n)は、変化しない。
このように、黒側の階調エリア、白側階調エリアの画素が存在しない場合、この補正特性x2によれば、黒側では、コントラスト強調処理が行われ、白側では、コントラスト強調処理が停止される。そして、画像の黒浮きが抑えられ、かつ、表示装置23の消費電力が低減する。
以上説明したように、本実施形態によれば、CPU24は、階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が閾値Th未満の場合、補正特性を、コントラスト強調処理を行わせる補正特性x1に決定する。また、CPU24は、階調エリアYhst8〜Yhst15の合計画素数が閾値Th以上の場合、補正特性を、コントラスト強調処理を停止させる補正特性x0に決定するようにした。
従って、表示装置23の消費電力の増加を抑えつつ、画像を高画質化することができ、しかも、視聴できる時間を長くすることができる。このため、特に、有機ELのような自発光型の表示装置23を備えた場合、その効果は大きい。
また、黒側の階調エリア、白側階調エリアの画素が存在しない場合、CPU24は、コントラスト強調処理の停止は黒側を除外して白側のみに適用する補正特性に決定するようにした。従って、表示装置23の消費電力の増加を抑えつつ、画像の黒浮きを抑えることができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、設定した明るさ判定用の階調エリアを、例えば、白側の階調エリアYhst8〜Yhst15として説明した。しかし、設定した明るさ判定用の階調エリアは、階調エリアYhst8〜Yhst15に限られるものではなく、目標とする消費電力やコントラスト強調処理を実施したい映像シーンに応じて設定されることができる。
また、明るさ判定用の階調エリアは、必ずしも連続している必要はなく任意に設定することができる。
また、コントラスト強調処理を行うか停止するかを判別する画素数の閾値Thについても同様に、5000に限定されるものではない。この明るさ判定用の階調エリア、閾値Thを、キー16を操作することにより、手動設定されるようにすることもできる。
例えば、字幕スーパーやポップアップウィンドウが表示装置23に表示された場合、字幕スーパーやポップアップウィンドウと同じ輝度の階調エリアを、コントラスト強調処理停止のための合計画素数を計算する階調エリアから除外しても良い。
この字幕スーパーやポップアップウィンドウが表示されたときは、コントラスト強調処理を停止させるようにしてもよい。
また、コントラスト強調処理停止のために各階調エリアの画素数を加算する際、例えば、第9階調エリアYhst8の画素数×1、第10階調エリアYhst9の画素数×2というように階調エリア毎に画素数の重み付けを行うようにしてもよい。
上記実施形態の図14に示す例では、白側の限界値p1を207に設定するようにした。しかし、限界値p1は、207に限られるものではなく、コントラスト強調処理を行っても消費電力の増加がわずかであれば、207〜255のいずれの値であってもよい。
また、図16に示す例では、黒側の限界値p2を固定する点も、同様に黒レベルBlacklevelに限られるものではなく、0〜47のいずれの値であってもよい。
また、図5(b)に示すような補正特性x1において、(p1,255)と(255,255)を直線で結ぶ必要はなく曲線で結んでもよい。図6(b)に示すような補正特性x0、図7(b)に示すような補正特性x2においても同様である。
上記実施形態では、映像信号はTV画像信号として説明した。しかし、映像信号は、TV画像信号に限られるものではなく、例えば、メモリカードや半導体メモリ、ハードディスクに記録された動画の映像信号、静止画の画像信号であっても良いし、また、有線や無線ネットワークからダウンロードまたは、ストリーミングにより取得した動画の映像信号、静止画の画像信号であってもよい。
上記実施形態では、CPU24が高画質化回路22のセレクタ108を制御するものとして説明した。しかし、セレクタ108は、CPU24の制御とは切り離して切り替えが行われるようにしてもよい。
例えば、バッテリ残量がある一定値以下になったとき、CPU24の制御とは切り離してセレクタ108が切り替えられるように構成されてもよいし、携帯端末1が開閉式の携帯電話の場合に、開閉スイッチを備え、この開閉スイッチに連動してセレクタ108が切り替えられるように構成されてもよい。
上記実施形態において、CPU24はTVチューナ21の出力信号を直接処理できるインタフェースを備えているものとして説明した。しかし、これに限られるものでなく、インタフェース変換用の集積回路(IC)を備えるようにしてもよい。この場合、インタフェース変換用のICを、CPU24との接続部分に専用の端子を設けて接続してもよいし、CPUバス25に接続してもよい。
また、携帯端末1にアプリケーションプロッセッサやコプロッセッサ等の画像処理装置が搭載されている場合、このインタフェース変換用のICを、これらのプロセッサと同一シリコンチップ上に形成してもよいし、別のシリコンチップにスタック形式で実装してもよい。また、表示装置23のコントローラ(図示せず)、ドライバIC、TVチューナ21内に実装してもよい。
上記実施形態では、映像信号処理装置を携帯端末1に適用した場合について説明した。しかし、携帯端末1に限定されるものではなく、本実施形態の映像信号処理装置を、コンピュータ、TV等に適用することもできる。
また、上記実施形態では、プログラムが、それぞれメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、映像信号処理装置を、全体装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
本発明の実施形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す高画質化回路の構成を示すブロック図である。 図2に示す色差−HS変換部が実行する色相、彩度変換を示す図である。 図2に示す特徴検出部が生成するヒストグラムを示す図である。 コントラスト強調処理を行わせる場合の(a)ヒストグラム、(b)補正特性を示す図である。 コントラスト強調処理を停止させる場合の(a)ヒストグラム、(b)補正特性を示す図である。 コントラスト強調処理の停止は黒側を除外して白側のみに適用する場合の(a)ヒストグラム、(b)補正特性を示す図である。 図2に示す特徴点検出部が実行するヒストグラム生成処理を示すフローチャートである。 ヒストグラム生成処理の具体例(1)を示す図である。 ヒストグラム生成処理の具体例(2)を示す図である。 図2に示す特徴点検出部が実行する白黒レベル設定処理を示すフローチャートである。 白黒レベル設定処理の具体例を示す図である。 図2に示す特徴点検出部が実行する補正特性決定処理を示すフローチャートである。 コントラスト強調処理を行わせる場合の補正特性の具体例を示す図である。 コントラスト強調処理を停止させる場合の補正特性の具体例を示す図である。 コントラスト強調処理の停止は黒側を除外して白側のみに適用する場合の補正特性の具体例を示す図である。 従来のコントラスト強調処理を示す図である。
符号の説明
1・・・携帯端末、22・・・高画質化回路、23・・・表示装置、24・・・CPU、103・・・特徴点検出部、105・・・変調部

Claims (6)

  1. 映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成するヒストグラム生成部と、
    前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、前記ヒストグラム生成部が生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得する画素数取得部と、
    前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させるコントラスト制御部と、を備え
    前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記コントラスト制御部は、
    前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルを補正する補正特性を、前記コントラスト強調処理を行わせる補正特性に決定し、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記コントラスト強調処理を停止させる補正特性に決定する補正特性決定部と、
    前記補正特性決定部が決定した補正特性に従って前記輝度レベルを補正して前記映像信号の変調を行う変調部と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記コントラスト制御部は、前記画素数取得部が取得した画素数が予め設定された閾値以上のときは、少なくとも前記高階調エリアに属する輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記画素数取得部は、前記明るさ判定用の階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数に対して重み付けを行い、重み付けを行った画素数を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
  5. 映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成するステップと、
    前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得するステップと、
    取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させるステップと、を備え
    前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
    ことを特徴とするコントラスト制御方法。
  6. コンピュータに、
    映像信号のフレーム内における各画素の輝度レベルを複数の階調エリアに分類し、各階調エリアに属する輝度レベルの画素数を示すヒストグラムを生成する手順、
    前記複数の階調エリアから、低輝度側の低階調エリアと、高輝度側の高階調エリアと、前記低階調エリアと前記高階調エリアの中間の輝度の中階調エリアを選択して、前記高階調エリアと前記中階調エリアからなる明るさ判定用階調エリアを設定し、生成した前記ヒストグラムから前記明るさ判定用階調エリアに属する輝度レベルを有する画素の画素数を取得する手順、
    取得した画素数が予め設定された閾値未満のときは、前記輝度レベルに対してコントラスト強調処理を行い、前記画素数が前記閾値以上のときは、前記輝度レベルに対するコントラスト強調処理を停止させる手順、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記閾値は、前記映像信号を表示することによって消費する消費電力が、前記コントラスト強調処理を行うことで増加する増加量が大きくならない値に設定されている、
    ことを特徴とするプログラム。
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