JP4660381B2 - 計算機システムの性能評価装置、性能評価方法、及び性能評価プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、計算機システムの性能を評価する技術に係わり、特に、UML(Unified Modeling Language 統一モデリング言語)で記述された情報を用いて作成されたシミュレーションモデル情報を用いて評価する計算機システムの性能評価装置、計算機システムの性能評価方法、及び計算機システムの性能評価プログラムに関する。
コンピュータからなる設計装置でもって、新規に各種の業務を実行させるための計算機システムを設計するに際して、前記設計装置で、設計対象の計算機システムで各業務を実行させるためのソフト的なシミュレーションモデルを作成して、このシミュレーションモデルで業務を実行させるることによって、設計対象の計算機システムの性能を予測するようにしている。このように、事前に設計対象の計算機システムの性能を予測することによって、計算機システムの開発設計作業を効率的に進めることができる。
ここで、UML(統一モデリング言語)を用いることの特徴を説明する。
設計される実際の計算機システムにおいては、計算機システム毎にプラットフォーム(ハードウェアの種類、数量、構成)が異なる場合が存在する。このような場合、MDA(Model Driven Architecture)では、先ず、計算機システム設計の各工程におけるに構想段階等の上流工程からUML(Unified Modeling Language 統一モデリング言語)を用いてプラットフォームに依存しないPIMモデル(PIM: Platform Independent Model)を作成する。
次に、この作成したPIMモデルからモデルコンパイラを用いてプラットフォームに依存したPSMモデル(PSM; Platform Specific Model)を生成する。これらのPIMモデル、PSMモデルに基づいて機能および性能に関するシミュレーションを実行して、それぞれの検証を行い、問題点を発見できることがその大きな利点となっている。
特許文献1の「性能評価モデル生成装置および性能評価モデル生成方法」においては、入力されたクラス図とシーケンス図とからなるUMLモデルに含まれるシーケンス図における独立した処理単位を示すソフト部材である各オブジェクトを、この処理単位が実行されるハード部材である各ノードへ変換することにより性能評価モデルを生成する技術が開示されている。
特開2001―318812号公報
しかしながら、上述した性能評価モデル生成手法についても、まだ改良すべき次のような課題があった。すなわち、UMLモデルを性能評価モデルへ変換する変換規則においては、UMLモデルにおけるシーケンス図において、メッセージの送信元オブジェクトのクラス(処理内容)と送信先オブジェクトのクラスのタイプに応じて、各オブジェクトの変換先ノードの種類が規定されており、プラットフォーム(ハードウェアの種類、数量、構成)情報を利用していない。
入力となるUMLモデルは、クラス図とシーケンス図となっており、クラス図の中に特別に拡張した記法により処理リソース情報を記述している。この手法であると全体のシステム構成の情報が得られないため想定されるプラットフォーム(ハードウェアの種類、数量、構成)の違いによる性能評価が困難であると思われる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、各リソースと各オブジェクトとの関係の示す計算機リソース構成図とシーケンス図とからシミュレーションモデル情報を作成することにより、評価対象計算機システムにおける種々のプラットフォームに対応した性能評価を実施でき、計算機システムの設計をより効率的に進めることができる計算機システムの性能評価装置、計算機システムの性能評価方法、及び計算機システムの性能評価プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の計算機システムの性能評価装置においては、外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報と、計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理手段と、
入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから計算機システムにて前記業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成手段と、
このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて入力情報データベースに記憶された負荷条件で業務のシミュレーションを実行して、計算機システムにおける応答時間特性と計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行手段と、この特性評価実行手段で得られた評価結果を出力する評価結果出力手段とを備えている。
このように構成された計算機システムの性能評価装置においては、入力情報データベース内に、計算機リソース構成図情報、シーケンス図情報、及び負荷条件がUMLで記述された状態で記憶される。計算機リソース構成図情報においては、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係が規定されている。すなわち、評価対象の計算機システムの各リソース(資源)の構成は、評価対象の計算機システムのプラットフォーム(ハードウェアの種類、数量、構成)に相当する。
したがって、この計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とで作成されるシミュレーションモデル情報において、各オブジェクトが割付けられるリソースは、計算機リソース構成図情報で規定されたリソースであり、各オブジェクトが有する機能(クラス)の種別によって定まるリソースではない。このことは、評価対象の計算機システムのプラットフォームが変更されると、作成されるシミュレーションモデル情報も異なる。
よって、評価対象計算機システムにおける種々のプラットフォームに対応した性能評価を実施できる。
また、別の発明においては、上述した発明の計算機システムの性能評価装置において、前記シミュレーションモデル情報作成手段は、UMLで記述された、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報における性能に関する情報を抽出して、この抽出した性能に関する情報を用いてシミュレーションモデル情報を作成するようにしている。
また、別の発明に係わる計算機システムの性能評価方法は、外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報と、計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理ステップと、入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから計算機システムにて業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成ステップと、このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて入力情報データベースに記憶された負荷条件で前記業務のシミュレーションを実行して、計算機システムにおける応答時間特性と計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行ステップと、特性評価実行ステップで得られた評価結果を出力する評価結果出力ステップとを備えている。
このように構成された計算機システムの性能評価方法においては、先に説明した計算機システムの性能評価装置とほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
また、別の発明に係わる計算機システムの性能評価プログラムは、コンピュータに、外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す計算機リソース構成図情報と、計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理ステップ、
入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから計算機システムにて前記業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成ステップ、
このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて入力情報データベースに記憶された負荷条件で業務のシミュレーションを実行して、計算機システムにおける応答時間特性と計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行ステップ、
この特性評価実行ステップで得られた評価結果を出力する評価結果出力ステップ
を実行させる。
このように構成された計算機システムの性能評価プログラムにおいては、先に説明した計算機システムの性能評価装置とほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とからシミュレーションモデル情報を作成している。
したがって、評価対象計算機システムにおける種々のプラットフォームに対応した性能評価を実施でき、計算機システムの設計をより効率的に進めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる計算機システムの性能評価方法及び性能評価プログラムが適用される計算機システムの性能評価装置の概略構成を示すブロック図である。
例えばコンピュータで構成された計算機システムの性能評価装置内には、操作者が各種データや指示を入力するための例えばキーボード等の操作部1、評価対象の計算機システムに関する各種情報が入力される例えば各種の入力装置で構成された評価対象計算機情報入力部2、例えばHDD等の記憶装置内に形成された入力情報データベース3、各種の可変データを記憶するRAM等で構成された記憶部4、表示部5が設けられている。
さらに、この計算機システムの性能評価装置内には、アプリケーションプログラム上に形成された、UMLデータ処理部6、UMLツール7、分析処理部11、組合条件指定部13、特性情報抽出部14、シミュレーションモデル情報作成部16、特性評価実行部18、評価結果編集出力部20等が設けられている。
以下、各部の構成及び動作の詳細を順を追って説明していく。
この計算機システムの性能評価装置でもって、評価対象の計算機システムの性能評価を実施する技術者は、評価対象の計算機システムで実行される各業務(シナリオ)の実行頻度を含む負荷条件の負荷条件テーブルと、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す計算機リソース構成図を表示するための情報(以下、計算機リソース構成図と略記する)と、評価対象の計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図を表示するための情報(以下、シーケンス図と略記する)とを作成して、評価対象計算機情報入力部2へ入力する。
評価対象計算機情報入力部2へ入力された負荷条件テーブル、計算機リソース構成図、シーケンス図は、UMLデータ処理部6においてUMLツール7を用いて、その記述言語がUML(統一モデリング言語)に変換されて、入力情報データベース3内に、それぞれ負荷条件テーブル8、計算機リソース構成図9、シーケンス図10として書込まれる。より具体的には、負荷条件テーブル8はCSV方式で記述され、計算機リソース構成図9及びシーケンス図10はXML方式で記述される。
この実施形態の評価対象の計算機システムは、2つの業務(シナリオ1、シナリオ2)を平行して、又は単独で実施すると仮定している。
負荷条件テーブル8内には、図2に示すように、2つの業務(シナリオ1、シナリオ2)の1日(24時間)内の各時間帯における実行回数が設定されている。
計算機リソース構成図9は、図3(a)に示すように、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す。この実施形態の計算機システムにおいては、インターネット21に対して、リソースとして、クライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24が接続されている。クライアントPC(ノード)22に対してブラウザ25のオブジェクトが関係付けられており、WebSノード23に対してWebサーバ26のオブジェクトが関係付けられており、DBSノード24に対してDBサーバ27のオブジェクトが関係付けられている。
各ノード22、23、24におけるスケジュール方式(PASchdPolicy)は、UMLツール7にて、各ノードにタグを設定して、
PASchdPolicy = DELAY
のように指定する。
実施形態においては、クライアントPC22のスケジュール方式を単純な遅れ時間(DELAY)とし、WebSノード23のスケジュール方式をプロセッサシェアリング(SHARE)とし、DBSノード24のスケジュール方式を先着順(First-Come First-Serve:FCFS)と想定した。
したがって、クライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24は、計算機システムのプラットフォームを構成する。
なお、場合によっては、図3(b)に示すように、評価対象の計算機システムにおける、ブラウザ25、Webサーバ26、DBサーバ27の3つのオブジェクトは変更せずに、プラットフォームを、クライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24、DBSノード24aのように変更して、DBサーバ27のオブジェクトをDBSノード24、DBSノード24aの2つのノード(リソース)に関係付けた計算機リソース構成図9aも作成可能である。
シーケンス図10は、評価対象の計算機システムで実行される業務(シナリオ)における各オブジェクト間の実行順序を示す。この実施形態においては、2つの業務(シナリオ1、シナリオ2)が実行されるので、図4(a)、図4(b)に示す各業務(シナリオ1、シナリオ2)に対応した2つのシーケンス図10a、10bが存在する。図示するように、ブラウザ25、Webサーバ26、DBサーバ27の3つのオブジェクトの実行順序をメッセージ29で接続し、各オブジェクト25〜27で行う処理(アクション)28の内容はメッセージ29で指定される。
図4(a)に示す業務(シナリオ1)のシーケンス図10aにおいては、ブラウザ25→Webサーバ26→DBサーバ27→Webサーバ26→ブラウザ25の順序で各処理28が実行されていく。
図4(b)に示す業務(シナリオ2)のシーケンス図10bにおいては、ブラウザ25→Webサーバ26→DBサーバ27→Webサーバ26→DBサーバ27→Webサーバ26→ブラウザ25の順序で各処理28が実行されていく。
さらに、各処理(アクション)28に対して、負荷タイプとして、オープン型(ApopenLoad)又はクローズ型(PaclosedLoad)が設定され、許容の負荷量(Papopulation)が設定される。さらに、各処理(アクション)28には、処理時間(ParespTime)が設定される。これらの負荷タイプ、負荷量、処理時間は、それぞれ、各処理(アクション)28に対してタグ30として設定される。例えば、
ParespTime=10ms、PaclosedLoad=1、Papopulation=5
のように設定される。
図5(a)に、業務(シナリオ1)のシーケンス図10aにおける各オブジェクト25〜27で行う各処理(アクション)28の処理時間を示すオブジェクト処理時間テーブル31aを示す。また、図5(b)に、別の業務(シナリオ2)のシーケンス図10bにおける各オブジェクト25〜27で行う各処理(アクション)28の処理時間を示すオブジェクト処理時間テーブル31aを示す。
図1の分析処理部11は、XML形式で記述された計算機リソース構成図9及びシーケンス図10を分析して、図6に示すDOM(Document Object Model)としてのタグ定義テーブル12を作成して記憶部4に設定する。
特性情報抽出部14は、組合せ条件指定部18の指定に基づいて、タグ定義テーブル12内のシミュレーションモデル情報を作成するのに必要な項目を抽出して、特性情報ファイル15を作成して記憶部4に設定する。
シミュレーションモデル情報作成部16は、特性情報ファイル15内に記憶された計算機リソース構成図9及びシーケンス図10の特性情報に基づいて、図7(a)、(b)に示す、各業務(シナリオ1、シナリオ2)毎のシミュレーションモデル情報を作成して、記憶部4のシミュレーションモデル情報メモリ17に書込む。
シミュレーションモデル情報の形式は、評価の目的に応じてさまざまな種類(待ち行列モデル、ダイナミックモデル、ペトリネットモデル)が可能であるが、この実施形態においては、待ち行列モデルを採用している。
待ち行列方式のシミュレーションモデル情報は、図7(a)、(b)に示すように、概略的に説明すると、図4(a)、(b)に示すシーケンス図10a、10bにおけるブラウザ25、Webサーバ26、DBサーバ27の3つのオブジェクトを、図3(a)に示す計算機リソース構成図9の対応するプラットフォームのクライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24に置換えたものである。そして、クライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24の前に待ち行列用メモリ32を設けている。
特性評価実行部18は、操作部1からの指令に基づいて、シミュレーションモデル情報メモリ17に記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて入力情報データベース3に記憶された負荷条件テーブル8に記憶された各時間帯における各業務(シナリオ1、2)の実行回数だけ、業務のシミュレーションを実行して、評価対象の計算機システムにおける応答時間特性と計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を算出して、評価結果を記憶部4の評価結果メモリ19へ書込む。
評価結果編集出力20は、記憶部4の評価結果メモリ19に記憶されている評価結果を編集して、表示部5に表示出力する。図9(a)、(b)は、表示部5に表示された評価結果を示す図である。図9(a)は、1日24時間の各時間帯における各業務(シナリオ1、2)の実行指令の入力時刻から該当業務の終了時刻までの待ち時間を示す応答時間特性である。各業務(シナリオ1、2)毎に応答時間特性を表示している。さらに、クライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24の全部に亘る平均利用率を表示している。図9(b)は、各業務(シナリオ1、2)を平均化した応答時間特性及び平均利用率を表示している。
なお、組合せ条件指定部13は、図3(a)、(b)に示すいずれの計算機リソース構成図9、9aをシミュレーションモデル情報の作成に採用するかを指定する。そして、指定指示を特性情報抽出部14及び特性評価実行部18へ送出する。すなわち、異なるプラットフォームを選択指定する。
図8は計算機システムの性能評価装置の全体動作を示す流れ図である。先ず、計算機リソース構成図、シーケンス図等の計算機情報が入力されると(S1)、UMLツール7を用いて、XML形式の計算機リソース構成図9、シーケンス図10を作成して入力情報データベース3へ書込む(S2)。さらに、負荷条件が入力されると(S3)、負荷条件テーブル8を作成して入力情報データベース3へ書込む(S4)。
計算機リソース構成図9及びシーケンス図10を分析して、タグ定義テーブル12を作成して記憶部4に設定する(S5)。組合条件指定部8から指定された(S6)プラットフォームの計算機リソース構成図9、9aを含む特性情報ファイル15を作成する(S7)。計算機リソース構成図9及びシーケンス図10の特性情報に基づいて、各業務(シナリオ1、シナリオ2)毎のシミュレーションモデル情報を作成する(S8)。
シミュレーションモデル情報を負荷条件で実行して、評価対象の計算機システムを評価する(S9)。他の評価条件があれば(S10)、S6へ戻る。他の評価条件がなければ、評価結果を表示出力する(S11)。
このように構成された計算機システムの性能評価装置においては、入力情報データベース3内に記憶される計算機リソース構成図9においては、評価対象の計算機システムに組込まれたクライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24等の各リソースと、ブラウザ25、Webサーバ26、DBサーバ27等の各オブジェクトとの関係が規定されている。
すなわち、評価対象の計算機システムの各リソース(資源)の構成は、評価対象の計算機システムのプラットフォーム(ハードウェアの種類、数量、構成)に相当するので、この計算機リソース構成図9とシーケンス図10とで作成され図7に示するシミュレーションモデル情報において、ブラウザ25、Webサーバ26、DBサーバ27等の各オブジェクトが割付けられるクライアントPC(ノード)22、WebSノード23、DBSノード24等のリソースは、計算機リソース構成図9で規定されたリソースであり、各オブジェクトが有する機能(クラス)の種別によって定まるリソースではない。
このことは、評価対象の計算機システムのプラットフォームが変更されると、計算機リソース構成図9は別の計算機リソース構成図9となり、作成されるシミュレーションモデル情報も異なる。
よって、評価対象計算機システムにおける種々のプラットフォームに対応した性能評価を実施できる。
本発明の一実施形態に係わる計算機システムの性能評価方法及び性能評価プログラムが適用される計算機システムの性能評価装置の概略構成を示すブロック図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置内に形成された負荷条件テーブルの記憶内容を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置で作成された計算機リソース構成図を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置で作成されたシーケンス図を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置で用いるオブジェクト処理時間テーブルの内容を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置で作成されたタグ定義テーブルの記憶内容を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置で作成されたシミュレーションモデル情報を示す図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置の動作を示す流れ図 同実施形態の計算機システムの性能評価装置における計算機システムの評価結果を示す図
符号の説明
1…操作部、2…評価対象計算機情報入力部、3…入力情報データベース、4…記憶部、5…表示部、6…UMLデータ処理部、7…UMLツール、8…負荷条件テーブル、9,9a…計算機リソース構成図、10,10a,10b…シーケンス図、11…分析処理部、12…タグ情報テーブル、13…組合条件指定部、14…特性情報抽出部、15…特性情報ファイル、16…シミュレーションモデル情報作成部、17…シミュレーションモデル情報メモリ、18…特性評価実行部、19…評価結果メモリ、20…評価結果編集出力部、21…インターネット、22…クライアントPC(ノード)、23…WebSノード、24,24a…DBSノード、25…ブラウザ、26…Webサーバ、27…DBサーバ、28…処理、29…メッセージ、30…タグ

Claims (4)

  1. 外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報と、前記計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、前記業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理手段と、
    前記入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから前記計算機システムにて前記業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成手段と、
    このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて前記入力情報データベースに記憶された負荷条件で前記業務のシミュレーションを実行して、前記計算機システムにおける応答時間特性と前記計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行手段と、
    この特性評価実行手段で得られた評価結果を出力する評価結果出力手段と
    を備えたことを特徴とする計算機システムの性能評価装置。
  2. 前記シミュレーションモデル情報作成手段は、前記UMLで記述された、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報における性能に関する情報を抽出して、この抽出した性能に関する情報を用いて前記シミュレーションモデル情報を作成することを特徴とする請求項1記載の計算機システムの性能評価装置。
  3. 外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報と、前記計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、前記業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理ステップと、
    前記入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから前記計算機システムにて前記業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成ステップと、
    このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて前記入力情報データベースに記憶された負荷条件で前記業務のシミュレーションを実行して、前記計算機システムにおける応答時間特性と前記計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行ステップと、
    この特性評価実行ステップで得られた評価結果を出力する評価結果出力ステップと
    を備えたことを特徴とする計算機システムの性能評価方法。
  4. コンピュータに、
    外部から入力された、評価対象の計算機システムに組込まれた各リソースと各オブジェクトとの関係を示す、評価対象の計算機システムに応じて可変である計算機リソース構成図情報と、前記計算機システムで実行される業務における各オブジェクト間の実行順序を示すシーケンス図情報と、前記業務の実行頻度を含む負荷条件とをそれぞれUMLで記述して記憶装置内の入力情報データベースに記憶するUMLデータ処理ステップ、
    前記入力情報データベースに記憶された計算機リソース構成図情報とシーケンス図情報とから前記計算機システムにて前記業務を実行するためのシミュレーションモデル情報を作成してシミュレーションモデル情報メモリに記憶するシミュレーションモデル情報作成ステップ、
    このシミュレーションモデル情報メモリに記憶されたシミュレーションモデル情報を用いて前記入力情報データベースに記憶された負荷条件で前記業務のシミュレーションを実行して、前記計算機システムにおける応答時間特性と前記計算機システムにおけるリソースの利用率とを含む特性評価を行う特性評価実行ステップ、
    この特性評価実行ステップで得られた評価結果を出力する評価結果出力ステップ
    を実行させるための計算機システムの性能評価プログラム。
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