JP4657185B2 - 養生シート用支持金具、およびそれを用いた鉄筋コンクリート基礎の施工方法 - Google Patents
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Description
鉄筋コンクリート基礎は、建築物の土台を十分な強度と精度とによって長年に亘り、確実に支えることができる品質を確保しなければならず、その施工にあっては、根切り・地業、捨てコン打ち、配筋・型枠パネルの組み立て設置、生コンクリートの打設、天端レベラー流しおよび養生、型枠の解体・整地などの一連の作業を、夫々適正な条件の下に行わなければならず、特に養生作業は、季節毎の気温や雨雪などの気象条件が、完成後の強度や外観に大きな影響を及ぼすものとなることから、打設コンクリートの露出状となる基礎天端に養生シートを被着して保温性や防水性、保湿性などの条件を適正な範囲に確保し、強度の低下やクラックの発生などを確実に防止する必要がある。
そうした中にも、その打開策となるようなものとして、例えば特開2002−121893号公報「布基礎用養生材」発明として提案されているもののように、基礎打設空間の上部を覆う被覆部と、該被覆部の端部から下方へ連続してなり、かつ基礎打設空間の外縁部に設置された型枠の上端部側外面に被着する被着部とからなり、被覆部および被着部が連続する発泡体から形成され、全体の断面形状が、被覆部の中央部が上方に突出するような略円弧形状をなし、さらに被着部の被覆部と反対側の端部断面が円状となるよう形成され、型枠パネル上端縁間を密閉状に被覆し、アンカーボルトの突出にも対応可能であり、強風の吹き付けによっても外れない程度に強固な装着を可能とするものや、特開2003−293380号公報「基礎コンクリートの養生方法及び養生カバー」発明として提案されているもののように、養生カバーが、側面カバー部材と天面カバー部材とに分割され、側面カバー部材はボード状のものからなり、内面側にヒーターとマグネットを備え、天面カバー部材は、シート状またはマット状のものからなり、それら側面カバー部材と天面カバー部材とは面ファスナーで連結されるものとし、冬期間のヒーターによる加温を可能とし、面ファスナーによって天面カバー部材を開閉し易くしたもの等が散見される。
このように、従前までに提案のある「布基礎用養生材」発明のような技術手段では、型枠パネル上端縁間に一旦装着してしまうと天端補修や天端レベラー流しの作業のときに、例えば一人の作業者の手によって簡単に取り外すことが困難であり、着脱作業性についての改善が臨まれるものであったり、また、「基礎コンクリートの養生方法及び養生カバー」発明のようなものの場合は、天面カバー部材の着脱を、面ファスナーを用いて簡便にできるようなものとしているが、天面カバー部材上に雨水が溜まったり、雪が積もったりすると、コンクリート基礎の天端に天面カバー部材の下面が接触し、荷重を加えて変形させたり、保温性を損ねてコンクリートの硬化を妨げたりしてしまう虞があり、さらなる改善が求められるものであった。
そこで、この発明は、降雨や積雪に遭っても速やかに排水、排雪することが可能であり、しかも天端補修や天端レベラー流しなどの作業のとき、少人数であっても簡便且つ迅速に養生シートの取り外し、および再装着を行うことができる養生シートの支持技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の養生シート用支持金具、およびそれを用いた新規な鉄筋コンクリート基礎の施工方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の養生シート用支持金具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネル上端縁枠に対し、着脱自在な仮固定用の挟着機構を備えた取り付き部と、該取り付き部にその下端が一体化、支持され、上端がわは、同取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達するよう湾曲形成され、当該取り付き部に対峙するがわの型枠パネルとの関係なくして自立するようにした支杆部と、該支杆部上端付近に一体化され、養生シート鞍掛け用の横架材を着脱自在に嵌合可能に形成された支承部とからなり、仮固定後も、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させた支杆部の先端は、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにした構成を要旨とする養生シート用支持金具である。
上記した、養生シート用支持金具に関連し、この発明には、それを使用した鉄筋コンクリート基礎の施工方法も包含している。
即ち、複数枚の型枠パネルを用いて、鉄筋コンクリート基礎用の成型空間を設定する如く鉛直状の対峙面壁を形成するよう組み立てる型枠パネル設置工程の後、該成型空間内に生コンクリートを充填するコンクリート充填工程を行うと同時か、またはその前後の何れかの段階に、適宜間隔置きとなるよう任意に選択された各型枠パネルの上端縁夫々に、上記請求項1ないし5何れか一項に記載した養生シート用支持金具の取り付き部を着脱自在に仮固定させる支持金具装着工程、および、それら養生シート用支持金具の、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させ、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにした支杆部の先端に一体化してなる各支承部間に横架材を載架する横架材装架工程を行い、後の養生シート覆設・養生工程により、同横架材上方から鞍掛け状とするよう、両側の型枠パネル背面がわに掛けて養生シートを覆設し、所定時間に亘ってコンクリートを被覆、養生させ、撤収工程によって養生を完了した基礎コンクリートから、養生シート、横架材、養生シート用支持金具、型枠パネルおよび各種緊結金具類を撤収するよう設定されてなる、この発明の基本をなす前記養生シート用支持金具を用いた鉄筋コンクリート基礎の施工方法である。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
取り付き部は、横転状とした横架材の一部を載架可能とする支承部と、該支承部を支える支杆部とを、コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネル上端縁枠に対し、着脱自在に仮固定可能とする機能を果たすものであり、任意に選択された型枠パネル上端縁枠に対し、支承部および支杆部を、確りと所望の姿勢に仮固定可能なものとしなければならず、バネを有する洗濯挟み型やネジを有する万力型などのような挟着機構を有して簡単且迅速に着脱可能なものとすべきであるが、磁性金属製の型枠パネルに対して磁力で吸着、固定可能なものとすることも可能である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
また、支杆部4の上端44上部には、直径9mmの丸鋼棒製であって直径22mmの曲率によってU字型に折曲され、高さhを65mmに設定した支承部45の底部が、熔接によって強固に一体化してある。
以上のとおりの構成からなるこの発明の養生シート用支持金具1は、この発明に包含される鉄筋コンクリート基礎の施工方法を実施可能とするものであり、以下では、その鉄筋コンクリート基礎の施工方法の作業手順に従い、その作用について説示すると、先ず、図2および図3中に示すように、金属製の複数枚の型枠パネル(株式会社NSP製)P,P,……を用いて所定の鉄筋かぶり厚を確保し、コンクリート基礎用の成型空間を設定する如く鉛直状の対峙面壁を形成するよう組み立てる型枠パネル設置工程を行い、続くコンクリート充填工程にて、コンクリート製造設備からトラクタアジテータまたはトラックミキサ(生コンミキサー車)によって建設現場まで輸送されたレディーミクストコンクリートを該成型空間内に充填し、その充填作業と同時平行してか、またはその前段階である型枠パネルP,P,……設置直後か、あるいは成型空間内に生コンクリートを充填した直後か、の何れかの段階であって、望ましくは生コンクリート充填作業の障害とならない、生コンクリート充填直後の時点に、次に示す支持金具装着工程を行う。
以上のような構成からなる実施例1の養生シート用支持金具1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1ないし図3中に示した、取り付き部2の嵌着用ブロック21を、図1中に示すように、縦寸法Yが40mm、横幅Xが75mm、奥行きZが40mmの横転角柱型に形成したものとしてあり、図2および図3に示すように、型枠パネルPの上端縁水平面壁P2の下面P3に添わせて仮固定したときに、支杆部4が、鉄筋コンクリート基礎Bに平行する方向に転倒するのを阻止し、特にその直立案内部42ならびに支承部45を正確に鉛直状に保持し得るものとなり、挟着機構3の仮止め板31の挟着動作を確実なものとすることができ、しかも肉抜き孔22が鋼製の嵌着用ブロック21を軽量化し、仮固定のときに仮止め板31に加わる負荷を軽減して、より安定した上端縁水平面壁P2への挟着を実現化するという利点が得られるものとなる。
叙述の如く、この発明の養生シート用支持金具、およびそれを用いた鉄筋コンクリート基礎の施工方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの布基礎用養生材に比較して軽量且つ低廉化させると共に、養生シートの着脱作業性を向上して遥かに経済的なものとすることができる上、基礎天端の補修や天端レベラー流しの作業性を大幅に改善し得るものとなることから、人手不足に悩む建設業界は勿論のこと、型枠パネルや各種緊結金具類などを取り扱う建築資材業界全体にとっても、気象条件に係わらず品質の高いコンクリート基礎の建造を果たし得るものとなり、エンドユーザーである一般企業や一般家庭から高い評価がなされる結果、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 取り付き部
21 同 嵌着用ブロック
22 同 肉抜き孔
23 同 底面
24 同 外側鉛直面壁
25 同 天面
26 同 平板体
27 同 支柱板
3 挟着機構
31 同 仮止め板
32 同 係脱孔
33 同 被覆部
34 同 緊締孔
35 同 ナット
36 同 蝶ネジ
4 支杆部
41 同 下端
42 同 直立案内部
43 同 湾曲部
44 同 上端
45 同 支承部
5 横架材
6 養生シート
B 鉄筋コンクリート基礎
B1 同 アンカーボルト
P 型枠パネル
P1 同 上端縁枠
P2 同 上端縁水平面壁
P3 同 上端縁水平面壁の下面
P4 同 折曲面壁
P5 同 折曲面壁の内がわ面
P6 同 成型用面壁
P7 同 成型用面壁の背面
Claims (7)
- コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネル上端縁枠に対し、着脱自在な仮固定用の挟着機構を備えた取り付き部と、該取り付き部にその下端が一体化、支持され、上端がわは、同取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達するよう湾曲形成され、当該取り付き部に対峙するがわの型枠パネルとの関係なくして自立するようにした支杆部と、該支杆部上端付近に一体化され、養生シート鞍掛け用の横架材を着脱自在に嵌合可能に形成された支承部とからなり、仮固定後も、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させた支杆部の先端は、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにしたことを特徴とする養生シート用支持金具。
- コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネル上端縁枠に対し、着脱自在な仮固定用の挟着機構を備えた取り付き部と、該取り付き部にその下端が一体化、支持され、上端がわは、同取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置に達するよう湾曲形成され、当該取り付き部に対峙するがわの型枠パネルとの関係なくして自立するようにした支杆部と、該支杆部上端付近に一体化され、養生シート鞍掛け用の横架材を着脱自在に嵌合可能に形成された支承部とからなり、仮固定後も、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させた支杆部の先端は、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにしたものとし、対峙状となる一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネル上端縁枠に沿う適宜間隔置きとなる箇所、夫々に取り付き部を装着して複数個を設置し、それらの各支承部に架け渡すよう横架材を載架させ、充填コンクリート天端を掩覆するよう、同横架材上方から両側の型枠パネル背面がわに養生シートを鞍掛け状に覆設可能にしてなるものとしたことを特徴とする養生シート用支持金具。
- 取り付き部は、コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネルの成型用面壁の裏面がわとなる背面、該成型用面壁の上端縁水平面壁の下面、および該上端縁水平面壁の成型用面壁とは反対がわであって鉛直下向きに折曲された小幅の折曲面壁内がわ面の夫々に当接、可能な接合面壁を有する横転角柱型に形成され、型枠パネルの背面に接合されるのとは反対がわとなる外側鉛直面壁か、または、成型用面壁の上端縁水平面壁下面に接合されるのとは反対がわとなる下がわ水平面壁かの何れか一方から支杆部を延伸させた嵌着用ブロックを有し、該支杆部の鉛直状に立ち上がる直立案内部に対し、先端がわを、嵌着用ブロック上面壁との間に、当該型枠パネル上端縁水平面壁を挟着、可能とするよう下向きに折曲させた仮止め板の、基端がわ中途適所の肉厚方向に穿設された係脱孔が、上下移動自在且つ嵌着用ブロック上面壁との間に、当該型枠パネル上端縁水平面壁を挟み込んだ場合には、その弾性力によって仮固定可能に遊嵌されるようにした、請求項1または2何れか一項記載の養生シート用支持金具。
- 取り付き部は、コンクリート基礎用として所定量の生コンクリートが打設され、対峙状となっている一対の型枠パネルの中の何れか一方の型枠パネルの成型用面壁の裏面がわとなる背面、該成型用面壁の上端縁水平面壁の下面、および該上端縁水平面壁の成型用面壁とは反対がわであって鉛直下向きに折曲された小幅の折曲面壁内がわ面の夫々に当接、可能な接合面壁を有する横転角柱型に形成され、型枠パネルの背面に接合されるのとは反対がわとなる外側鉛直面壁か、または、成型用面壁の上端縁水平面壁下面に接合されるのとは反対がわとなる下がわ水平面壁かの何れか一方から支杆部を延伸させた嵌着用ブロックを有し、該支杆部の鉛直状に立ち上がる直立案内部に対し、先端がわを、嵌着用ブロック上面壁との間に、当該型枠パネル上端縁水平面壁を挟着、可能とするよう下向きに折曲させた仮止め板の基端に樹脂製の被覆部が施され、同基端がわ中途適所の肉厚方向に穿設された係脱孔が、上下移動自在且つ嵌着用ブロック上面壁との間に、当該型枠パネル上端縁水平面壁を挟み込んだ場合には、その弾性力によって仮固定可能とするよう遊嵌されてなるものとした、請求項1または2何れか一項記載の養生シート用支持金具。
- 支承部が、概略U字型に形成され、横架材となる木製の貫板の適所を係合、支持可能に形成された、請求項1ないし4何れか一項記載の養生シート用支持金具。
- 複数枚の型枠パネルを用いて、鉄筋コンクリート基礎用の成型空間を設定する如く鉛直状の対峙面壁を形成するよう組み立てる型枠パネル設置工程の後、該成型空間内に生コンクリートを充填するコンクリート充填工程を行うと同時か、またはその前後の何れかの段階に、適宜間隔置きとなるよう任意に選択された各型枠パネルの上端縁の夫々に、上記請求各項何れか一に記載した養生シート用支持金具の取り付き部を着脱自在に仮固定させる支持金具装着工程、および、それら養生シート用支持金具の、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させ、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにした支杆部の先端に一体化してなる各支承部間に横架材を載架する横架材装架工程を行い、後の養生シート覆設・養生工程により、同横架材上方から鞍掛け状とするよう、両側の型枠パネル背面がわに掛けて養生シートを覆設し、所定時間に亘ってコンクリートを被覆、養生させ、撤収工程によって養生を完了した基礎コンクリートから、養生シート、横架材、養生シート用支持金具、型枠パネルおよび各種緊結金具類を撤収するよう設定されてなる、請求項1ないし5何れか一項記載の養生シート用支持金具を用いた鉄筋コンクリート基礎の施工方法。
- 複数枚の型枠パネルを用いて、鉄筋コンクリート基礎用の成型空間を設定する如く鉛直状の対峙面壁を形成するよう組み立てる型枠パネル設置工程の後、該成型空間内に生コンクリートを充填するコンクリート充填工程を行うと同時か、またはその前後の何れかの段階に、適宜間隔置きとなるよう任意に選択された各型枠パネルの上端縁の夫々に、上記請求各項何れか一に記載した養生シート用支持金具の取り付き部を着脱自在に仮固定させる支持金具装着工程、および、それら養生シート用支持金具の、当該取り付き部から伸び上がり、対峙する一対の型枠パネル間の中央付近所定高さ寸法上方位置にまで達させ、対峙する他方の型枠パネルとは関係しない自由端のままに止まらせるようにした支杆部の先端に一体化してなる各支承部間に横架材を載架する横架材装架工程を行い、後の養生シート覆設・養生工程により、同横架材上方から鞍掛け状とするよう、両側の型枠パネル背面がわに掛けて養生シートを覆設し、所定時間に亘ってコンクリートを被覆、養生させ、該養成中の適時に、養生シートの一部または全部を剥ぎ、型枠パネルの上端縁と、横架状に支持された横架材との間から、コンクリート基礎上部の点検、補修ならびに天端レベラーの供給を行い、再度養生シートを被せ直して養生を完了させ、撤収工程によって養生を完了した基礎コンクリートから、養生シート、横架材、養生シート用支持金具、型枠パネルおよび各種緊結金具類を撤収するよう設定されてなる、請求項1ないし5何れか一項記載の養生シート用支持金具を用いた鉄筋コンクリート基礎の施工方法。
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