JP4656935B2 - 非接触マルチカード対応機器 - Google Patents

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この発明は、複数の種類のICカードに対応する非接触マルチカードリーダ・ライタなどの非接触マルチカード対応機器に関するものである。
非接触のICカードリーダ・ライタとして、特定の種類のICカードのみに対応するものが知られているが、例えば1つのビル内に複数のテナントが入り、それぞれのテナントが、互いに別の種類のICカードで運用を行なう場合には、それらの複数の種類のICカードに対応する非接触マルチカードリード・ライタが必要となる。
この非接触マルチカードリーダ・ライタとして、特定の種類のICカードに対応するICカードリーダ・ライタを複数台準備して、複数の種類の各ICカードに対応するように構成することが考えられるが、この構成では、複数のICカードリーダ・ライタの設置に必要なスペースが大きくなり、またコストも高くなる。
非接触マルチカードリーダ・ライタとして、1つのカードリーダ・ライタで複数の種類の各ICカードのそれぞれに対応するものが、例えば特開2001−283162号公報で提案されている。
特開2001−283162号公報
しかし、特開2001−283162号公報に開示されたものは、複数の種類のICカードのそれぞれに対する探索信号を固定された所定順序で時系列に発生するので、応答性が悪い。
この発明は、この不都合に着目し、応答性を改善することのできる非接触マルチカード対応機器を提案するものである。
この発明による非接触マルチカード対応機器は、種(Nは正の整数)のICカードに対するN種の探索信号を発生し、N種のICカードに対応する非接触マルチカード対応機器であって、探索モード切換回路とモード切換スイッチを備え、前記探索モード切換回路は、少なくとも第1、第2探索モードを切換え、前記第1探索モードは、それ単独でまたは前記第2探索モードとの組み合わせで、前記N種のすべてのICカードに対する探索信号を時系列に発生し、これに加え、前記第2探索モードでは、前記N種のICカードの中の所定の種類のICカードに対する探索信号を、前記第1探索モードよりも高い発生頻度で発生する構成、または前記所定の種類のICカードに対する探索信号を、前記第1探索モードでは発生せずに、前記第2探索モードで発生するように構成され、さらに、前記探索モード切換回路は、前記モード切換スイッチの操作により、所定時間だけ前記第1探索モードから前記第2探索モードに切換え、前記所定時間の経過後には、自動的に前記第1探索モードに復帰するように構成されたことを特徴とする。
この発明による非接触マルチカード対応機器では、探索モード切換回路により、第1、第2探索モードを選択することが可能となり、これらに第1、第2探索モードでは、互いに異なる探索信号列を発生するので、応答性を改善することができる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明による非接触マルチカード対応機器の実施の形態1と、併せて複数の種類のICカードを示す構成図である。図2はこの実施の形態1の非接触マルチカード対応機器の回路構成図、図3は実施の形態1の非接触マルチカード対応機器の探索動作説明図である。
実施の形態1は、この発明による非接触マルチカード対応機器である非接触マルチカードリーダ・ライタの実施の形態1であり、機器本体1を備え、複数の種類のICカード2、例えば3つの種類のICカードA、B、Cのそれぞれに対応可能に構成される。機器本体1は、1つのモード切換スイッチ11を有する。このモード切換スイッチ11は、具体的には、機器本体1の上面(表面)に配置された押しボタンスイッチであり、押し下げられたときにオンとなり、押し下げを解除したときにオフとなる。なお、このモード切換スイッチ11をトグル式のスイッチとし、それを一方に倒したときに、スイッチがオンとなり、他方に倒したときにオフとなるようにすることもできる。
機器本体1には、図2に示すように、探索信号回路20と、探索モード切換回路30と、送受信機40が内蔵されている。探索信号回路20は、複数の種類のICカード2に対応して、複数の探索信号発信器を有する。実施の形態1では、3つの種類のICカードA、B、Cに対応して3つの探索信号発信器21a、21b、21cを有する。これらの探索信号発信器21a、21b、21cは、それぞれ探索信号a、b、cを発信する。探索信号a、b、cは、それぞれICカードA、B、Cに対する探索信号である。
探索モード切換回路30は、探索信号回路20に接続されており、各探索信号発信器21a、21b、21cからの探索信号a、b、cを受けるモードスイッチ31a、31b、31cを有する。送受信機40は、探索モード切換回路30に接続され、機器本体1の外部に対して探索信号列SSを発生する。
探索モード切換回路30は、2つの探索モードSM1、SM2のいずれかを選択し、送受信機40からの探索信号列SSは、これらの探索モードSM1、SM2に対応して、第1探索信号列SS1または第2探索信号列SS2に切換えられる。第1探索モードSM1は、例えば標準探索モードであり、次の第1探索信号列SS1を繰り返し発生する。
第1探索信号列SS1:a→b→a→b→a→b→c
ここでa、b、cは探索信号a、b、cである。この第1の探索信号列SS1は、各探索信号a、b、cを前記順序で時系列に発生する。この第1探索信号列SS1では、探索信号a、bの発生頻度が高く、探索信号cの発生頻度が低い。
第2探索モードSM2では、送受信機40から次の第2探索信号列SS2を繰り返し発生する。
第2探索信号列SS2:a→b→c
この第2探索信号列SS2は、第1探索信号列SS1とは相違する探索信号列である。この第2探索信号列SS2は、探索信号a、b、cを同じ頻度で発生する。
探索モード切換回路30は、モード切換スイッチ11のオン操作に応じて、探索モードSM1、SM2を切換え、それに応じて探索信号列SSを第1探索信号列SS1または第2探索信号列SS2に切換える。モード切換スイッチ11がオンされない状態では、第1探索モードSM1が選択され、第1探索信号列SS1を繰り返し発生する。モード切換スイッチ11が押し下げられてオンした状態では、第2探索モードSM2に切換わり、第2探索信号列SS2を繰り返し発生する。
この第2探索モードSM2に対応した探索信号列SS2は、モード切換スイッチ11が押し下げられてオンされている期間中に限り発生され、モード切換スイッチ11の押圧が解消されてそれがオフに復帰すると、再び第1探索モードSM1が選択され、第1探索信号列SS1が繰返し発生する。
図3は、最初にモード切換スイッチ11がオフ状態であり、第1探索モードSM1が選択され、第1探索信号列SS1が繰り返し発生している途中の時点T1において、モード切換スイッチ11がオン操作される場合の探索動作を示す。
時点T1は、第1探索信号列SS1の第1サイクルで、探索信号がa→b→a→b→a→b→cの順序で一巡し、その次の第2サイクルでa→bまで経過した時点とされる。この時点T1において、モード切換スイッチ11がオンとなり、併せて機器本体1にICカードCが、かざされて接近されたものとする。
モード切換スイッチ11のオンにより、探索モード切換回路30は時点T1において第2探索モードSM2に切換わり、探索信号列SSは第2探索信号列SS2に切換わる。この第2探索信号列SS2の第1サイクルで、探索信号をa→b→cの順序で発生する。この第2探索信号列SS2の第1サイクルで探索信号cが発生したときに、ICカードCからリターン信号CTが受信され、このICカードCと機器本体1とのアクセスが完成する。このアクセスの完成により、機器本体1とICカードCとの間で、データのやり取りが行なわれ、ICカードCの運用がなされる。
実施の形態1において、第1探索モードSM1に対応する第1探索信号列SS1では、ICカードA、Bに対する探索信号a、bの発生頻度が大きく、ICカードA、Bに対するアクセスをICカードCに比べて速やかに行なうことができる。第2探索モードSM2に対応する第2探索信号列SS2では、第1探索信号列SS1に比較して、ICカードCに対する探索信号cの発生頻度が増大しているので、ICカードCのアクセスを速やかに行なうことができ、応答性が向上する。
図4は、探索モード切換回路30を持たない従来の非接触マルチカードリーダ・ライタにおいて、図3と同様に、時点T1でICカードCを機器本体1にアクセスする場合の探索動作を参考に示す。探索信号列SSは探索信号列SS1に固定され、この探索信号列SS1が繰り返し発生される。時点T1は、図3と同様、探索信号列SS1の第2サイクルの初期であるが、この第2サイクルの終期において、探索信号cが発生するまで、ICカードCのアクセスを行なうことがでず、応答性が悪い。
実施の形態1では、モード切換スイッチ11がオンされたときに、第2探索信号列SS2を繰り返し発生しているが、モード切換スイッチ11がオンされた場合に、単に1サイクルだけ第2探索信号列SS2を発生するように変更することもできる。実施の形態1では、第2探索信号列SS2は、モード切換スイッチ11がオンされた場合に、探索信号a、b、cを同じ頻度で発生するので、すべての種類のICカードA、B、Cのアクセスを速やかに完成でき、したがって単に1サイクルの第2探策信号列SS2で充分にアクセスを完成することができる。
また、実施の形態1では、第2探索モードSM2に対応した探索信号列SS2は、モード切換スイッチ11が操作され、押し下げられている期間中に限り発生されるが、タイマーを用いてモード切換スイッチ11がオンされてから所定時間内に限り、第2探索モードSM2を選択し、探索信号列SS2を繰り返し発生させることもできる。この場合、モード切換スイッチ11は、極短時間押し下げるだけでよく、操作性を向上することができる。また、所定時間経過後に自動的に第1探索モードSM1に復帰するので、ICカードA、Bに対する探索信号a、bの発生頻度が低い第2探索モードSM2は所定時間に限ることができる。
また、実施の形態1において、モード切換スイッチ11に、それがオンされたときに点灯するLEDなどの表示器11aを併設することもできる。この表示器11aは、モード切換スイッチ11の中に内蔵することができ、それらがオンされたときに点灯して、探索モードSM2の識別を可能にし、モード切換スイッチ11の操作ミスを防止する。
実施の形態2.
この実施の形態2は、実施の形態1における第1、第2探索モードSM1、SM2に対応する第1、第2探索信号列SS1、SS2を次の通り、変更したものである。その他は、実施の形態1と同じに構成される。
第1探索信号列SS1:a→b→a→b→a→b
第2探索信号列SS2:a→b→c
なお、a、b、cはICカードA、B、Cに対する探索信号a、b、cである。
この実施の形態2は、第1探索信号列SS1を、使用頻度の高いICカードA、Bに対する探索信号a、bだけを繰り返し3回発生するモードとして、ICカードA、Bに対する応答性を実施の形態1よりも向上したものである。使用頻度の低いICカードCは、モード切換スイッチ11をオンすることにより、速やかにアクセスできる。
実施の形態3.
図5は、この発明による非接触マルチカード対応機器である非接触マルチカードリーダ・ライタの実施の形態3を示す。この実施の形態3は、機器本体1に複数のモード切換スイッチ、例えば3個のモード切換スイッチ11、12、13を配置したものである。これらのモード切換スイッチ11、12、13は、それぞれ機器本体1の上面(表面)に並べて配置された押しボタンスイッチであり、押し下げられたときにオンとなり、押し下げを解除したときにオフに復帰する。なお、このモード切換スイッチ11、12、13も、トグル式のスイッチとし、それを一方に倒したときに、スイッチがオンとなり、他方に倒したときにオフとなるようにすることもできる。
この実施の形態3では、3つのモード切換スイッチ11、12、13のいずれもが操作されずにオフしている場合に、探索モード切換回路30が第1探索モードSM1を選択し、送受信機40から次の第1探索信号列SS1を送信するように構成される。
第1探索信号列SS1:a→b→c
モード切換スイッチ11がオンされた場合には、探索モード切換回路30は第2探索モードSM2を選択し、送受信機40は次の第2探索信号列SS2を繰返し発生する。同様に、モード切換スイッチ12、13がオンされた場合には、探索モード切換回路30は、それぞれ第3探索モードSM3、第4探索モードSM4を選択し、送受信機40はそれぞれ、次の第3探索信号列SS3、第4探索信号列SS4を繰返し発生する。
第2探索信号列SS2:a→a
第3探索信号列SS3:b→b
第4探索信号列SS4:c→c
a、b、cは、種類の異なるICカードA、B、Cのそれぞれの探索信号であり、この実施の形態3の非接触マルチカードリーダ・ライタは、3種類のICカードA、B、Cのそれぞれに対応できる。
この実施の形態3では、第1探索モードSM1では、探索信号a、b、cが均等な頻度で順番に発生し、ICカードA、B、Cを均等にアクセスすることができる。しかしモード切換スイッチ11、12、13をオンにして、第2、第3、第4の探索モードSM2、SM3、SM4を選択すると、それぞれICカードA、B、Cを優先的に、直ちにアクセスすることができ、各ICカードA〜Cに対する応答性を向上することができる。
実施の形態3において、各モード切換スイッチ11、12、13には、それぞれがオンされたときに点灯するLEDなどの表示器11a、12a、13aを併設する。この表示ランプ11a、12a、13aは、モード切換スイッチ11、12、13の中に内蔵することができ、それらがオンされたときに点灯して、探索モードSM1からSM4の識別を可能にし、モード切換スイッチ11、12、13の操作ミスを防止する。また、この実施の形態3においても、モード切換スイッチ11、12、13をオンしたときに、タイマーにより、第2、第3、第4探索モードSM2、SM3、SM4を所定時間に限定し、所定時間の経過後に自動的に、第1探索モードSM1に復帰するように構成することもできる。
実施の形態4.
この実施の形態4は、実施の形態3において、第1〜第4探索モードSM1〜SM4のそれぞれに対応する第1〜第4探索信号列SS1〜SS4を次の通り変更したものである。
第1探索信号列SS1:a→b→c
第2探索信号列SS2:a→b
第3探索信号列SS3:a→c
第4探索信号列SS4:b→c
この実施の形態4においても、3つのモード切換スイッチ11、12、13が配置される。この実施の形態4では、3つのモード切換スイッチ11、12、13のいずれもが操作されずにオフしている場合に、探索モード切換回路30が第1探索モードSM1を選択し、送受信機40から第1探索信号列SS1を送信するように構成される。
モード切換スイッチ11がオンされた場合には、探索モード切換回路30は第2探索モードSM2を選択し、送受信機40は次の第2探索信号列SS2を繰返し発生する。同様に、モード切換スイッチ12、13がオンされた場合には、探索モード切換回路30は、それぞれ第3探索モードSM3、第4探索モードSM4を選択し、送受信機40はそれぞれ、第3探索信号列SS3、第4探索信号列SS4を繰返し発生する。
この実施の形態4では、モード切換スイッチ11がオンされた第2探索モードSM2では、モード切換スイッチ11のオンに伴ない、第1探索モードSM1による第1探索信号列SS1の探索信号cが削除され、第2探索信号列SS2(a→b)が発生される。同様に、モード切換スイッチ12がオンされた第3探索モードSM3では、モード切換スイッチ12のオンに伴ない、第1探索モードSM1による第1探索信号列SS1の探索信号bが削除され、第3探索信号列SS3(a→c)が発生される。また、モード切換スイッチ13がオンされた第4探索モードSM4では、モード切換スイッチ13のオンに伴ない、第1探索モードSM1による第1探索信号列SS1の探索信号aが削除され、第4探索信号列SS3(b→c)が発生される。
この実施の形態4では、第1探索モードSM1では、探索信号a、b、cが均等な頻度で順番に発生し、ICカードA、B、Cを均等にアクセスすることができる。しかしモード切換スイッチ11、12、13をオンにして、第2、第3、第4の探索モードSM2、SM3、SM4を選択すると、第2探索モードSM2では、ICカードA、Bを優先的に、第3探索モードSM3では、ICカードA、Cを優先的に、また第4探索モードSM4ではICカードB、Cを優先的に、それぞれより速やかにアクセスすることができ、各ICカードA〜Cに対する応答性を向上することができる。この実施の形態4では、第2探索モードSM2では、ICカードCに対する探索信号cを、また第3探索モードSM3では、ICカードBに対する探索信号bを、また第4探索モードSM4では、ICカードAに対する探索信号aをそれぞれ削除するので、他のICカードにアクセスを速やかに行なうことができる。
実施の形態5.
この実施の形態5は、実施の形態4において、モード切換スイッチ11、12、13を省略し、所定の種類のICカードがアクセスされた場合に、所定時間だけ、その所定のICカードに対する探索信号を削除した探索信号列を発生するようにしたものである。
この実施の形態5では、探索モード切換回路30は、実施の形態4と同じに、第1〜第4探索モードSM1〜SM4を選択でき、この第1〜第4探索モードSM1〜SM4のそれぞれに対応して、実施の形態4と同じ第1〜第4探索信号列SS1〜SS4が発生される。
この実施の形態5では、探索モード切換回路30は、常時には、第1探索モードSM1を選択し、第1探索信号列SS1(a→b→c)を繰返し発生するが、この状態でICカードCのアクセスが行なわれると、所定時間だけ第2探索モードSM2に切換わり、ICカードCの探索信号cを削除した第2探索信号列SS2(a→b)を発生する。同様に、第1探索モードSM1で、ICカードBのアクセスが行なわれると、所定時間だけ第3探索モードSM3に切換わり、ICカードCの探索信号bを削除した第3探索信号列SS3(a→c)を発生し、また、第1探索モードSM1で、ICカードAのアクセスが行なわれると、第4探索モードSM4に切換わり、ICカードAの探索信号aを削除した第4探索信号列SS4(b→c)を発生する。
この実施の形態5でも、第1探索モードSM1では、探索信号a、b、cが均等な頻度で順番に発生し、ICカードA、B、Cを均等にアクセスすることができる。しかしこの第1探索モードSM1でICカードC、B、Aがアクセスされると、それぞれ所定時間だけ第2、第3、第4の探索モードSM2、SM3、SM4が選択される。この第2探索モードSM2では、ICカードA、Bを、第3探索モードSM3では、ICカードA、Cを、また第4探索モードSM4ではICカードB、Cをより速やかにアクセスすることができ、各ICカードA〜Cに対する応答性を向上することができる。
実施の形態5において、実施の形態1と同様に、機器本体1に一つのモード切換スイッチ11を設け、このモード切換スイッチ11がオンされた状態で、しかもICカードC、B、Aのアクセスが行なわれたときに、それぞれ第2、第3、第4探索モードSM2、SM3、SM4が選択されるように、変更することもできる。
実施の形態6.
図6はこの発明による非接触マルチカード対応機器である非接触マルチカードリーダ・ライタの実施の形態6を示す。この実施の形態6は、実施の形態1におけるモード切換スイッチ11を機器本体1の底面(裏面)に配置したものである。
モード切換スイッチ11を機器本体1の底面(裏面)に配置するので、モード変換スイッチ11が、いたずらなどで誤って操作される恐れをなくすことができ、セキュリティが向上する。
なお、実施の形態3、4についても、モード切換スイッチ11、12、13を、機器本体1の底面(裏面)に配置することにより、同様に、セキュリティを向上することができる。
この発明は、非接触マルチカードリーダ・ライタなどの非接触マルチカード対応機器として利用される。
図1はこの発明による非接触マルチカード対応機器の実施の形態1を、対応する複数のICカードとともに示す構成図である。 図2は実施の形態1の回路構成図である。 図3は実施の形態1の探索動作説明図である。 図4は従来装置の探索動作説明図である。 図5はこの発明による非接触マルチカード対応機器の実施の形態3を、対応する複数のICカードとともに示す構成図である。 図6はこの発明による非接触マルチカード対応機器の実施の形態6を示す構成図である。
符号の説明
1:機器本体、11、12、13:モード切換スイッチ、
11a、12a、13aは表示器、2はICカード、
20:探索信号回路、21a、21b、21c:探索信号発信器、
30:探索モード変換回路、31a、31b、31c:モードスイッチ、
40:送受信機。

Claims (9)

  1. 種(Nは正の整数)のICカードに対するN種の探索信号を発生し、N種のICカードに対応する非接触マルチカード対応機器であって、探索モード切換回路とモード切換スイッチを備え、
    前記探索モード切換回路は、少なくとも第1、第2探索モードを切換え、前記第1探索モードは、それ単独でまたは前記第2探索モードとの組み合わせで、前記N種のすべてのICカードに対する探索信号を時系列に発生し、これに加え、前記第2探索モードでは、前記N種のICカードの中の所定の種類のICカードに対する探索信号を、前記第1探索モードよりも高い発生頻度で発生し、または前記所定の種類のICカードに対する探索信号を、前記第1探索モードでは発生せずに、前記第2探索モードで発生するように構成され、
    さらに、前記探索モード切換回路は、前記モード切換スイッチの操作により、所定時間だけ前記第1探索モードから前記第2探索モードに切換え、前記所定時間の経過後には、自動的に前記第1探索モードに復帰するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  2. 請求項1記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード切換回路は、前記第1、第2探索モードは、ともに前記N種のすべてのICカードに対する探索信号を発生し、しかも前記第2探索モードでは、記所定の種類のICカードに対する探索信号の発生頻度が、前記第1探索モードよりも高くなるように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  3. 請求項1記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード切換回路は、前記第1探索モードでは、前記N種のすべてのICカードに対する探索信号を含む探索信号列を発生し、また前記第2探索モードでは、前記所定の種類のICカードに対する探索信号だけを発生するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  4. 請求項1記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード変換回路は、少なくとも前記第1、第2探索モードに加えて、第3探索モードを切換え、この第3探索モードでは、前記第1、第2探索モードと異なる探索信号列を発生するように構成され、また、前記第2、第3探索モードに対応してそれぞれ第1、第2モード切換スイッチが設けられ、前記第1モード切換スイッチの操作により、所定時間だけ前記第1探索モードから前記第2探索モードに切換えられ、前記第2モード切換スイッチの操作により、所定時間だけ前記第1探索モードから前記第3探索モードに切換えられ、前記所定時間の経過後にはそれぞれ自動的に前記第1探索モードに復帰するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  5. 請求項記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード切換回路は、前記第1探索モードでは、前記N種のすべてのICカードに対する探索信号を発生し、併せて、前第2探索モードでは、前記N種のICカードの中の第1の種類のICカードに対する探索信号を、また、前記第3探索モードでは、前記N種のICカードの中の第2の種類のICカードに対する探索信号を、それぞれ前記第1探索モードよりも高い発生頻度で発生するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  6. 請求項記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記モード切換スイッチの操作状況を表示する表示器を設けたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  7. 請求項記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記第1、第2モード切換スイッチの操作状況を表示する表示器を設けたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  8. 請求項記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード切換回路は、記第2探索モードでは、前記第1の種類のICカードに対する探索信号だけを含む探索信号列を発生、また記第3探索モードでは、前記第2の種類のICカードに対する探索信号だけを含む探索信号列を発生するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
  9. 請求項記載の非接触マルチカード対応機器であって、前記探索モード切換回路は、記第2探索モードでは、前記第2の種類のICカードに対する探索信号を削除して前記第1の種類のICカードに対する探索信号を含む探索信号列発生、また記第3探索モードでは、前記第1の種類のICカードに対する探索信号を削除して前記第2の種類のICカードに対する探索信号を含む探索信号列発生するように構成されたことを特徴とする非接触マルチカード対応機器。
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