JP4655752B2 - 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ - Google Patents

位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ Download PDF

Info

Publication number
JP4655752B2
JP4655752B2 JP2005141174A JP2005141174A JP4655752B2 JP 4655752 B2 JP4655752 B2 JP 4655752B2 JP 2005141174 A JP2005141174 A JP 2005141174A JP 2005141174 A JP2005141174 A JP 2005141174A JP 4655752 B2 JP4655752 B2 JP 4655752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection signal
angle
magnetic sensor
signal
noise component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005141174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006317327A (ja
Inventor
明展 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2005141174A priority Critical patent/JP4655752B2/ja
Publication of JP2006317327A publication Critical patent/JP2006317327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4655752B2 publication Critical patent/JP4655752B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

本発明は、交流磁界を磁気センサで検出することにより、磁気センサの検出信号に基づいて位置や角度を求める交流磁界方式の位置角度検出装置に関する。
本発明の位置角度検出装置は、例えば、ヘルメットに磁気センサを装着して頭部の位置や角度を検出して頭部の動きをモニタリングするヘッドモーショントラッカ等に利用される。
ヘッドモーショントラッカは、ゲーム機のヴァーチャルリアリティ(VR)や実際の航空機で、頭部装着型表示装置使用者の頭部の位置および角度を計測する装置として利用されている。
例えば、VR技術では、頭部装着型表示装置を装着する者の頭部の動きに応じて変化する画像を視認させることで、VR空間を体験させる。この場合、装着者の頭部の位置と向き(角度)とを測定し、測定結果に対応させて頭部装着型表示装置の表示画像を変化させるようにするために、ヘッドモーショントラッカを用いている。
また、救難飛行艇による救難活動において、発見した救難目標を見失うことがないようにするため、頭部装着型表示装置により表示される照準画像と救難目標とが対応した時にロックすることにより、その後は、頭部の位置と角度とを測定し、ロックされた救難目標との位置関係を演算して、上記表示装置装着者が救難目標を見失わないように表示することが行われている。この場合、救難目標との位置関係を演算する際に、航空機の緯度、経度、高度、飛行体の姿勢に加えて、頭部装着型表示装置を装着する者の頭部の位置と角度とを測定することが必要になり、ヘッドモーショントラッカを用いている。
ヘッドモーショントラッカのひとつに、交流磁気方式のものがある(例えば特許文献1参照)。これは、頭部装着型表示装置等に磁気センサを固定し、予め頭部装着型表示装置等を使用する空間領域に交流磁界を発生しておき、磁気センサによって現在位置での磁気データ(磁界強度、向き)を随時測定することで、測定結果に基づいて、磁気センサの位置と角度、ひいては磁気センサを固定した頭部装着型表示装置等の位置と角度とを算出するものである。
図8は交流磁気方式の位置角度検出装置の磁気センサをヘルメットに装着したヘッドモーショントラッカの構成を模式的に示した図である。位置角度検出装置100は、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に向けられた3軸コイルにより交流磁界を発生する磁気ソース101と、ヘッドモーショントラッカ使用者が頭部に取り付ける頭部装着型表示装置103と、頭部装着型表示装置103に固定された3軸ピックアップコイルからなる磁気センサ104と、磁気ソース101および磁気センサ104の制御を行う制御部105を備えている。制御部105について、さらに制御動作を機能ごとに分けて説明すると、磁気ソース101に搭載された3軸コイルを励磁して交流磁界を発生する制御を行うときに、3軸コイルの励磁信号となる交流基準信号を生成する基準信号発生部106と、磁気センサ104により交流磁界を検出したときの検出信号(磁界強度、磁界の向き)から磁気センサ104の現在地点での位置および角度を算出する位置角度算出部107とを備えている。位置角度算出部107による位置、角度の算出方法のひとつは、電磁気学理論に基づく理論計算(ビオサバールの法則などによる計算)により磁気センサ104の地点での位置および角度を求めるものである。また、他の算出方法は、予め、交流磁界が発生する空間での磁界分布を測定して磁気マッピングデータを記憶しておき、磁気センサ104の現地点での磁気データと記憶された磁気マッピングデータとの比較により、現地点の位置および角度を算出するようにしている。
交流磁気方式のヘッドモーショントラッカでは、予め、位置の基準となる原点および座標系を定め、さらに方向の基準となる基準方向とを定めている。具体的には、磁気ソースの位置を原点としてXYZ座標系を定め、さらに、X軸方向を基準方向として定めている。
そして磁気センサからの検出信号に基づいて、上述した算出方法により、座標原点(磁気ソース101の中心)から磁気センサ104までの位置移動量であるX、Y、Zの位置座標情報、および磁気センサの基準方向に対する角度移動量であるアジマス方向(X軸に対する回転)、エレベーション方向(Y軸に対する回転)、ロール方向(Z軸に対する回転)の角度情報を求めるようにして、これら位置角度情報から磁気センサを固定してある頭部装着型表示装置、さらには頭部の位置や角度を求めている。
特開2002−81904号公報
交流磁気方式の位置角度検出器では、磁気ソースや磁気センサの周辺に種々の信号線が配線されている場合がある。これらの信号線にON、OFF信号等の電流信号が流れると、電流の急激な変化が発生し、それに伴って電磁ノイズが発生する。
磁気ソースと磁気センサとが存在する空間で電磁ノイズが発生すると、その影響は、交流磁界にも及ぶこととなる。例えば、交流基準信号として正弦波を生成して、磁気ソースから正弦波波形の交流磁界を発生させているときに、これに電磁ノイズが重畳すると、磁気センサは、正弦波波形にパルス的なノイズ波形が重畳された信号(図2参照)を受信することとなり、ノイズ成分を含んだ検出信号に基づいて位置や角度を算出することになる。
そのため、位置角度算出部が検出信号から磁気センサの現在の位置および角度を算出するときの検出信号の信号レベルがノイズ分だけ変化することになり、算出される位置、角度の精度が低下したり、出力値が不安定になったりすることがあった。
このような場合に、時系列的に検出信号を採取し、移動平均処理を行うことでノイズの影響を低減することもできるが、その場合は、本来の信号自体も平均化されてしまうので、応答性が鈍くなってしまう。
そこで、本発明は、電磁ノイズが重畳された信号を受信した場合であっても、ノイズの影響を除去して正確な位置・角度を得ることができる位置角度検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の位置角度検出装置は、交流基準信号を生成する基準信号生成部と、交流基準信号に基づいてコイルを励磁することにより空間に交流磁界を発生する磁気ソースと、交流磁界が発生している空間内の任意の地点における交流磁界を検出する磁気センサと、検出信号の波形と交流基準信号の波形とを比較して、両信号の位相を揃えた上で一方の信号強度が他方の信号強度と同じになるように信号レベルを拡大、縮小した上で差分を算出することにより磁気センサから出力される検出信号に含まれる電磁ノイズに起因するパルス状ノイズ成分を抽出するノイズ成分抽出部と、検出信号から前記ノイズ成分抽出部により抽出されたノイズ成分を除去した訂正検出信号を生成する訂正検出信号作成部と、訂正検出信号に基づいて磁気センサの位置および角度を算出する位置角度演算部とを備え、算出した磁気センサの位置および角度から磁気センサを取り付けた物体の位置および角度を求めるようにしている。
この発明によれば、基準信号生成部により生成された交流基準信号に基づいて、磁気ソースが、周囲の空間に交流磁界を発生する。磁気センサは、交流磁界が発生している空間内の任意の地点に配置され、その地点での交流磁界を検出し、検出信号を出力する。
何らかのノイズが発生して検出信号に電磁ノイズに起因するパルス状ノイズ成分が含まれている場合に、ノイズ成分抽出部は、検出信号の波形と交流基準信号の波形とを比較して、両信号の位相を揃えた上で一方の信号強度が他方の信号強度と同じになるように信号レベルを拡大、縮小した上で差分を算出することにより検出信号に含まれているノイズ成分を抽出する。そして、訂正検出信号作成部は、検出信号から前記ノイズ成分抽出部により抽出されたノイズ成分を除去する演算を行い、訂正検出信号を生成する。そして、位置角度演算部は、ノイズ成分が除去された訂正検出信号に基づいて位置および角度を算出する。
本発明によれば、磁気センサが検出する信号に電磁ノイズが含まれていても、ノイズ成分を除去した訂正検出信号で位置や角度を算出することができるので、精度よく、安定性に優れた位置、角度情報を得ることができる。
(その他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記発明において、訂正検出信号作成部は、検出信号におけるパルス状ノイズ成分が重畳した部分を補間データに置換することによりノイズ成分を除去した訂正検出信号を作成するようにしてもよい。
これにより、ノイズ成分が重畳していないときに検出されると推定される信号を、訂正検出信号として得ることができるので、位置、角度正確な演算を行うことができる。
また、別の観点からなされた本発明の一形態であるヘッドモーショントラッカは、上述した位置角度検出装置の磁気センサをヘルメットに装着し、ヘルメットの位置および角度を検出するようにしている。
この発明によれば、電磁ノイズが発生した場合でも、正確な位置、角度を算出することができるヘッドモーショントラッカとすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態である位置角度検出装置10の構成を示すブロック図である。この位置角度検出装置10は、磁気ソース11と、ヘルメット13に装着された磁気センサ14と、磁気ソース11と磁気センサ14とに接続され、これらを制御する制御部20から構成される。
磁気ソース11は、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の方向に向けられた3軸コイル12を有しており、後述する基準信号生成部21で生成された交流基準信号に基づいて3軸コイル12を、X,Y,Z軸それぞれ1軸ごと励磁する動作を繰り返すようにして、周囲の空間に、時間的に分解された3種類の交流磁界(交流磁場)を繰り返し発生する。
磁気センサ14は、磁気ソース11と同様の3軸コイル16を有しており、磁気ソース11の3軸コイル12のいずれか1軸が励磁されて発生した交流磁界を、磁気センサ14の3軸コイル16がそれぞれ検出し、さらに3軸コイル12の残り2つの軸がそれぞれ励磁されたときに発生する交流磁界についても同様に検出し、合計3×3の9個の測定データで、(一地点についての一時点の)1回測定分の磁気センサ14の検出信号として出力する。なお、これら9個の測定データは、いずれもノイズが重畳していない限り、波形形状は交流基準信号と同じであり、信号強度が異なるだけの相似形状となっている。
制御部20は、CPU、ROM、RAM、HDD等のハードウェア機器からなるいわゆるコンピュータシステムで構築され、さらに、その記憶領域に位置角度検出装置として必要なソフトウェアが記憶されており、装置起動の際に、これらソフトウェアをロードすることにより、位置角度検出に必要な各種の機能が実現されるようにしてある。
制御部20が磁気ソース11および磁気センサ14を用いて実行する機能を説明するために、制御部20を機能ブロック的に分けて説明すると、制御部20は、基準信号生成部21と、ノイズ抽出部22と、訂正検出信号生成部23と、位置角度算出部24とから構成される。
このうち、基準信号生成部21は、CPUの内蔵クロックを基にして、正弦波波形を有する交流基準信号を生成する制御を行う。
ノイズ抽出部22は、検出信号Dからノイズ成分を抽出する演算する制御を行う。本実施形態のノイズ抽出部22は、磁気センサ14からの検出信号Dを交流基準信号Eと比較する信号比較部25を有しており、図2に示すように、2つの信号波形を比較することにより、検出信号Dと交流基準信号Eとの波形が相似形状であるか否かを判定する。具体的には、一方の信号強度が、他方の信号強度と同じになるように信号レベルを拡大、縮小して差分を算出し、有意な差分が存在すれば、その差分が発生した部分にノイズが重畳していると判定する。差分がなければノイズ成分はないと判定される。
訂正検出信号生成部23は、検出信号からノイズ成分を除去した訂正検出信号を生成する制御を行う。図3は、検出信号のなかのノイズ成分が重畳した部分を拡大した図である。検出信号は、制御部20内で処理するためにAD変換されデジタル化されており、離散的な測定点の集合となっている。各測定点のうち、ノイズ抽出部22によりノイズ重畳部分として抽出された測定点(複数点であってもよい)を削除する。そして、削除した点に隣接する両側の測定点のデータを用いて補間することにより補間データを算出し、削除した測定点に代えて、補間データを用いた訂正検出信号を生成する。上述したように、3軸コイル12と3軸コイル16とにより、合計9個の測定データの組が(一地点についての一時点の)1回測定分の磁気センサ14の検出信号として出力されることになるが、これら9個の測定データそれぞれについて、ノイズ成分を除去し、補間したデータの組が訂正検出信号となる。
位置角度算出部24は、訂正検出信号生成部23により算出された訂正検出信号に基づいて、磁気センサ14が存在する地点での磁気センサ14の位置および角度を算出する制御を行う。位置および角度の算出は、訂正検出信号による実測値と、電磁気学理論に基づく理論計算(ビオサバールの法則などによる計算)で求められる理論値とを対応させることにより行われる。あるいは、他の算出方法として、予め、空間内の各所についての実測データをデータベースとして記憶しておき、これと今回の訂正検出信号データとを対応させて、位置や角度を算出する。
次に、上記位置角度検出装置10による位置角度測定の処理手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。
位置角度検出装置10を起動して、交流基準信号Eに基づいて磁気ソース11の3軸コイル12を励磁し、交流磁界を発生させる。磁気センサ14が現在存在する場所、時点での磁界データを検出し、その検出信号Dを保存する(S101)。
保存された検出信号Dを、交流基準信号Eと比較し、2つの波形が相似であるかを判定する(S102)。相似であると判定されたときはS104に進み、相似でないと判定されたときはS103に進む。
相似でないとないと判定されたときは、ノイズが重畳していることになるので、ノイズが重畳している部分について、ノイズを削除するとともに補間した訂正検出信号を作成し、S104に進む(S103)。
続いて、検出信号または訂正検出信号に基づいて、磁気センサ14の位置と角度とを算出する演算を行う(S104)。
以上の演算処理を実行することにより、ノイズを削除した測定データに基づいて、位置や角度を求めることができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の他の一実施形態である位置角度検出装置30の構成を示すブロック図である。図5において、図1で示したものと同じ構造部分については、同符号を付すことにより、説明の一部を省略する。
この位置角度検出装置30では、ノイズ抽出部22が、図1のように信号比較部25ではなく、閾値比較部26を備えている。閾値比較部26は、検出信号に含まれる交流波形のピーク値の変動が閾値を超えるか否かに基づいて、ノイズ成分であるか否かを判定する。
すなわち、図6(a)に示すような変調されていない正弦波の場合、図6(b)に示すような変調された正弦波(窓関数による変調)の場合のいずれにおいても、予め、交流波形のピーク値の許容変動幅をひとつ前のピーク値の±10%とし(閾値が前ピーク値の±10%と設定した場合である)、これを超えた変動がある場合には、ノイズ成分であると判定する。
ノイズ成分が抽出された後の、訂正検出信号生成部23、位置角度抽出部24による処理については、実施形態1と同様である。
次に、上記位置角度検出装置30による位置角度測定の処理手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。
位置角度検出装置30を起動して、交流基準信号Eに基づいて磁気ソース11の3軸コイル12を励磁し、交流磁界を発生させる。磁気センサ14が存在する場所、時点での磁界データを検出し、その検出信号Dを保存する(S201)。
保存された検出信号Dに含まれる交流ピーク値を順次抽出し、ピーク値の変動がひとつ前のピーク値の±10%を超えているか否かを判定する(S202)。超えてないと判定されたときはS204に進み、超えていると判定されたときはS203に進む。
超えていると判定されたときは、ノイズが重畳していることになるので、ノイズが重畳している部分について、図3で説明した処理と同様の処理を実行することにより、ノイズを削除するとともに補間した訂正検出信号を作成し、S204に進む(S203)。
続いて、検出信号または訂正検出信号のいずれかに基づいて、磁気センサ14の位置と角度とを算出する演算を行う(S204)。
以上の演算処理を実行することにより、ノイズを削除した測定データに基づいて、位置や角度を求めることができる。
本実施形態では、ピーク変動の閾値をひとつ前のピークとの比較で定めたが、これに限られない。例えば、検出信号の微分係数は、検出信号におけるピーク位置を反映するので、検出信号の微分係数をモニタすることにより、ピークの変動特性をモニタすることができる。
実施形態1や実施形態2では、位置角度測定装置の磁気センサ11は、ヘルメットに装着したが(ヘッドモーショントラッカ)、装着場所はヘルメットに限られない。動きのある測定対象物に装着することにより、その測定対象物の動きをモニタリングすることができる。
本発明は、交流磁気方式の位置角度検出装置に利用することができ、例えば、ヘルメットに装着することにより、ヘッドモーショントラッカとして利用することができる。
本発明の一実施形態である位置角度検出装置の構成を示すブロック図。 検出信号と交流基準信号とを説明する図。 ノイズ成分の削除と補間データへの置換を説明する図。 本発明の一実施形態におけるフローチャート。 本発明の他の一実施形態である位置角度検出装置の構成を示すブロック図。 検出信号を説明する図。 本発明の他の一実施形態におけるフローチャート。 従来の位置角度検出装置の構成を示すブロック図。
10:位置角度検出装置
11:磁気ソース
12:3軸コイル(送信側)
13:ヘルメット
14:磁気センサ
16:3軸コイル(受信側)
20:制御部
21:基準信号生成部
22:ノイズ抽出部
23:訂正検出信号生成部
24:位置角度算出部
25:信号比較部
26:閾値比較部

Claims (3)

  1. 交流基準信号を生成する基準信号生成部と、
    交流基準信号に基づいてコイルを励磁することにより空間に交流磁界を発生する磁気ソースと、
    交流磁界が発生している空間内の任意の地点における交流磁界を検出する磁気センサと、
    検出信号の波形と交流基準信号の波形とを比較して、両信号の位相を揃えた上で一方の信号強度が他方の信号強度と同じになるように信号レベルを拡大、縮小した上で差分を算出することにより磁気センサから出力される検出信号に含まれる電磁ノイズに起因するパルス状ノイズ成分を抽出するノイズ成分抽出部と、
    検出信号から前記ノイズ成分抽出部により抽出されたノイズ成分を除去した訂正検出信号を生成する訂正検出信号作成部と、
    訂正検出信号に基づいて磁気センサの位置および角度を算出する位置角度演算部とを備え、
    算出した磁気センサの位置および角度から磁気センサを取り付けた物体の位置および角度を求めることを特徴とする位置角度検出装置。
  2. 訂正検出信号作成部は、検出信号におけるパルス状ノイズ成分が重畳した部分を補間データに置換することによりノイズ成分を除去した訂正検出信号を作成することを特徴とする請求項1に記載の位置角度検出装置。
  3. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の位置角度検出装置の磁気センサをヘルメットに装着し、ヘルメットの位置および角度を検出することを特徴とするヘッドモーショントラッカ。
JP2005141174A 2005-05-13 2005-05-13 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ Active JP4655752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141174A JP4655752B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141174A JP4655752B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006317327A JP2006317327A (ja) 2006-11-24
JP4655752B2 true JP4655752B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=37538123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005141174A Active JP4655752B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4655752B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5711486B2 (ja) * 2010-09-13 2015-04-30 中部電力株式会社 試掘方法
CN113280799A (zh) * 2021-06-15 2021-08-20 天地伟业技术有限公司 一种球机的方位确定方法、装置及计算机可读存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032132A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Sanyo Electric Co Ltd ノイズキャンセラ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4394831A (en) * 1981-02-12 1983-07-26 Honeywell Inc. Helmet metal mass compensation for helmet-mounted sighting system
DE4407785A1 (de) * 1994-03-09 1995-09-14 Philips Patentverwaltung Anordnung zur Bestimmung der räumlichen Position eines gegenüber einem Bezugselement verschiebbaren Abtastelements
JP2835603B2 (ja) * 1996-10-08 1998-12-14 永一 坂東 人体用の変位センサー
JPH1172304A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Nissan Motor Co Ltd 走行位置センサ
JP3849250B2 (ja) * 1997-09-30 2006-11-22 株式会社島津製作所 磁気式3次元トラッカー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032132A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Sanyo Electric Co Ltd ノイズキャンセラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006317327A (ja) 2006-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2020205220B2 (en) IMU calibration
CN110133582B (zh) 补偿电磁跟踪系统中的畸变
US10041795B2 (en) Electronic device, sensor calibration method and storage medium
EP2351981B1 (en) Physical quantity measurement device and physical quantity measurement method
KR101485142B1 (ko) 자체 보정 멀티-자기력계 플랫폼을 위한 시스템 및 방법
CN111201720B (zh) 电磁位置跟踪系统中的半球模糊校正
US10746819B2 (en) Correcting field distortion in electromagnetic position tracking systems
JP6648515B2 (ja) 電子機器及びその角速度取得方法、角速度取得プログラム
JP2012503194A (ja) 加速度計からの測定値を処理する方法
KR20140093111A (ko) 지자기 센서 오차 보정 장치 및 지자기 센서 오차 보정 방법
JP2010112854A (ja) 歩行者用ナビゲーション装置および歩行者用ナビゲーション装置における移動方向検出方法
US20160223335A1 (en) Information processing device, information processing method, and computer-readable non-transitory storage medium storing information processing program
JP2014149211A (ja) オフセット推定装置及びプログラム
JP2017049115A (ja) 電子機器及び電子機器のセンサ較正方法、電子機器のセンサ較正プログラム
JP4655752B2 (ja) 位置角度検出装置およびこれを用いたヘッドモーショントラッカ
JP5082001B2 (ja) 物体の進行方向検知方法、位置検知方法、進行方向検知装置、位置検知装置、移動動態認識方法及び移動動態認識装置
KR20120058802A (ko) 3차원 위치/방향 추정 시스템에서 3차원 위치를 보정하는 장치 및 방법
JP2005070049A (ja) 伏角検出機能を支援する地磁気センサー及びその検出方法
US20140067314A1 (en) Electronic apparatus and program
JP6579478B2 (ja) 電子機器及びセンサ較正方法、センサ較正プログラム
JP2013122384A (ja) カルマンフィルタ、及び、状態推定装置
JP5168629B2 (ja) 方位角計測装置及び方位角計測方法
JP6430262B2 (ja) オフセット算出装置及びこれを用いた方位角センサ
JP5190134B2 (ja) 角速度検出方法及びその装置
JP2013088162A (ja) 状態推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4655752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3