JP4655704B2 - メタルハライドランプ - Google Patents

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Description

本発明は主に集魚灯として用いられるランプ電力が3.6KW〜4.2KWのメタルハライドランプに関するものである。
集魚灯については例えば特許文献1に次のような記載がある。「集魚灯の歴史は古く、日本の場合、明治時代まではかがり火を用いて魚を磯や船べりに集めるいさり火漁法が行われていた。大正時代に入ると石油灯やアセチレン灯を用いた集魚灯 が用いられるようになり、昭和に入ると集魚灯は電化され電球タイプのものに代わっていった。この電球はタングステンフィラメント形式の白熱灯であったが、電気/光変換効率が低く、発熱が大きく、寿命が短いなどの欠点があった。そのため、1970年代の後半から電力効率の良いハロゲンランプに取って代わるようになった。このハロゲンランプは白熱灯の一種であるが、球内に不活性ガスとともにハロゲン元素またはハロゲン化合物を封入することにより、ランプ寿命を大幅に延ばすとともに光束の減衰を少なくしたものであった。さらに1980年に入るとより光力の大きいメタルハライド灯が主流を占めるようになり、今日に至っている。全国的に見ると、現在、1灯2KW〜3KWのメタルハライド灯が最もよく使われている。」(特許文献1)
また、特許文献2には次のような記載がある。「さらに最近では3KW、4KWのランプが開発され使用されはじめている。3KW以上のランプでは、ランプ設計上、発光管の内径は25mm以上、電極先端間距離は150mm以上とする必要がある。」(特許文献2)
近年、ランプ電力が3.6〜3.8KWで点灯したとき最適な特性が得られるように設計されたメタルハライドランプを光量アップのため、船の発電機の電源電圧を上げることにより、ランプ電力を4.2KWまで上げて使用されるようになってきた。ところが、従来ランプは3.6KW〜3.8KW用に設計されているので、ランプ電力を4.2KWまで上げて使用すると極端に寿命が短くなるという問題があった。
そこで、本発明者等は3.6〜3.8KW用のランプをランプ電力を4.2KWまで上げて使用しても寿命特性が悪くならないランプを具現化するために種々の試験を行ったが、前記特許文献2に開示された発光管の内径を25mm以上、電極先端間距離を150mm以上とすることだけでは充分でないことが分かった。
特開2003−134967号公報 特公平6−93354号公報
本発明は前記に鑑みなされたもので、ランプ電力が3.6〜4.2KWの範囲で使用しても発光管の黒化が少なく、寿命特性が優れたメタルハライドランプを提供することを目的とする。
本発明のメタルハライドランプは、発光管の両端に少なくとも電極極芯と該電極極芯に巻回された電極コイルとよりなる主電極を備え、前記発光管の内部には水銀、希ガスおよび希土類金属のハロゲン化物が封入され、前記発光管は外球内に保持され、当該発光管の内径が46〜49mmであるメタルハライドランプであって、前記発光管内径をD(mm)、前記電極極芯の先端部中央(S)から前記発光管の端部におけるテーパー部(9)までの距離をF(mm)としたとき、
15≦F≦D/2
なる関係式を満たすことを特徴としている。
本発明によれば、発光管の両端に少なくとも電極極芯と該電極極芯に巻回された電極コイルとよりなる主電極を備え、前記発光管の内部には水銀、希ガスおよび希土類金属のハロゲン化物が封入され、前記発光管は外球内に保持され、当該発光管の内径が46〜49mmであるメタルハライドランプであって、前記発光管内径をD(mm)、前記電極極芯の先端部中央(S)から前記発光管の端部におけるテーパー部(9)までの距離をF(mm)としたとき、
15≦F≦D/2
なる関係式を満たすことを特徴としているので、ランプ電力が3.6〜4.2KWの範囲で点灯しても発光管の黒化が少なく、寿命特性が優れている。
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図2はメタルハライドランプを示し、1は透明石英からなる発光管、2は発光管1の両端に設けられた電極、11は硬質ガラスからなる外管、13は発光管1を外管11内に支持するための電気導入線を兼ねたステンレスからなる支持線および12は口金である。外管11内は発光管1および支持線13等の保護のために高真空又は不活性ガス雰囲気にされている。
図1はメタルハライドランプの発光管を示す。1は透明石英製の発光管、2は発光管1の両端に設けられた電極である。前記電極2は電極極芯4と電極コイル5とで構成されている。電極極芯4の外側端部はモリブデン箔7に溶接されている。モリブデン箔6の電極2とは反対側にはモリブデン線からなる外部リード8が溶接されている。電極極芯4の一部とモリブデン箔6と外部リード8の一部とは発光管1のピンチシール部7で両側から圧着固定されている。図には示していないが、発光管1内には水銀、希ガスおよび希土類金属のハロゲン化物が封入されている。希土類金属ハロゲン化物としてはSc、Dy、Tm、Ho等のハロゲン化物が使用可能である。その他Tl、In、Na、Cs、Sn等の金属のハロゲン化物を添加してもよい。希土類金属としてScを添加すると寿命特性がよくなる傾向にある。さらに、Tl、Inのハロゲン化物を添加するとアークの安定性がよくなる。また、イカの視感度のピークは波長が460〜480nm付近にあり、Inのハロゲン化物の添加でイカが感じる光量を約5%アップできる。なお、希土類金属のハロゲン化物の他にTl、In、Na、Cs、Sn等の金属のハロゲン化物を添加しても寿命特性への影響は認められなかった。
図3は発光管1の端部断面を拡大して示したもので、発光管は本管部3、端部に向って細く絞られたテーパー部9、細管部21およびピンチシール部7とより構成されている。前記テーパー部9の発光管内面位置は電極極芯4の先端中央部Sからの距離AおよびBで表される円弧で囲まれた斜線で示すテーパー部領域10内に位置するように構成されている。すなわち、電極極芯4の先端中央部Sからテーパー部9までの距離FはB≦F≦Aを満足するように構成されている。図中、直線Pは前記電極極芯4の先端部中央Sを通り、発光管軸方向に垂直な面を表している。なお、前記テーパー部9は図面では直線で表されているが、必ずしも直線である必要はなく、いくつかの直線の組み合わせあるいは曲線であっても良い。
このランプの動作原理は次のとおりである。安定器(図示せず)を介して電源が口金12に供給されると、発光管1の両端に取り付けられた電極2、2間で希ガス放電を開始する。この放電による熱で発光管内に封入された水銀および希土類金属ハロゲン化物の一部が蒸発し、放電は希ガス放電から水銀および希土類金属放電へと移行する。
本発明者等はこのような構成の発光管を設計するに当たり、図1に示す主電極間距離Le(mm)と図3に示す発光管内径D(mm)、電極極芯径E(mm)、ランプ電力をWlとしたとき、Wl/(3.14×D×Le×0.01)で表される管壁負荷(W/cm)および電極極芯先端中央部Sから発光管端部テーパー部9までの距離F(mm)とランプ特性との関係を試験した。以下、試験結果を実施例により説明する。
<試験1>基本的なランプ構成は前述の図1、図2および図3の通りで、極芯径Eを2.6および2.9mm、発光管内径Dを46および49mm、電極間距離Leを160mm、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fを13.0、15.0、19.0、20.0、23.0、24.5、25.0および26.5mmの値に設定し、各設定値の組み合わせで表1に示すランプ番号1から20までの20通りのランプを試作した。なお、封入物は始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、ScI3を16.5mgおよびNaIを83.5mg封入した。
これらのランプを約3.6KWのランプ電力で裸垂直点灯姿勢で5.5時間点灯−0.5時間消灯の繰り返し点灯試験を実施した。約3000時間点灯後のランプ特性を表1に示す。試験データより明らかなように、これらのランプ仕様の内、ランプ番号1〜4および17〜20のランプではいずれも発光管の黒化が発生し、光束維持率が50%以下であった。これに対してランプ番号5〜16のランプでは発光管の黒化は微少で、光束維持率は60%以上であった。
以上の試験結果より、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件を満足すれば、発光管の黒化は微少で、光束維持率が優れていることが分かった。
Figure 0004655704
<試験2>基本的なランプ構成は前述の図1、図2および図3の通りで、極芯径Eを2.6および2.9mm、発光管内径Dを46および49mm、電極間距離Leを190mm、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fを13.0、15.0、19.0、20.0、23.0、24.5、25.0および26.5mmの値に設定し、各設定値の組み合わせで表2に示すランプ番号21から40までの20通りのランプを試作した。なお、封入物は始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、ScI3を16.5mgおよびNaIを83.5mg封入した。
これらのランプを約3.6KWのランプ電力で裸垂直点灯姿勢で5.5時間点灯−0.5時間消灯の繰り返し点灯試験を実施した。約3000時間点灯後のランプ特性を表2に示す。試験データより明らかなように、これらのランプ仕様の内、ランプ番号21〜24および37〜40のランプではいずれも発光管の黒化が発生し、光束維持率が50%以下であった。これに対してランプ番号25〜36のランプでは発光管の黒化は微少で、光束維持率は60%以上であった。
以上の試験結果より、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件を満足すれば、発光管の黒化は微少で、光束維持率が優れていることが分かった。
Figure 0004655704
<試験3>基本的なランプ構成は前述の図1、図2および図3の通りで、極芯径Eを2.6および2.9mm、発光管内径Dを46および49mm、電極間距離Leを160mm、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fを13.0、15.0、19.0、20.0、23.0、24.5、25.0および26.5mmの値に設定し、各設定値の組み合わせで表3に示すランプ番号41から60までの20通りのランプを試作した。なお、封入物は始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、ScI3を16.5mgおよびNaIを83.5mg封入した。
これらのランプを約4.2KWのランプ電力で裸垂直点灯姿勢で5.5時間点灯−0.5時間消灯の繰り返し点灯試験を実施した。約3000時間点灯後のランプ特性を表3に示す。試験データより明らかなように、これらのランプ仕様の内、ランプ番号41〜44および57〜60のランプではいずれも発光管の黒化が発生し、光束維持率が50%以下であった。これに対してランプ番号45〜56のランプでは発光管の黒化は微少で、光束維持率は60%以上であった。
以上の試験結果より、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件を満足すれば、発光管の黒化は微少で、光束維持率が優れていることが分かった。
Figure 0004655704
<試験4>基本的なランプ構成は前述の図1、図2および図3の通りで、極芯径Eを2.6および2.9mm、発光管内径Dを46および49mm、電極間距離Leを190mm、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fを13.0、15.0、19.0、20.0、23.0、24.5、25.0および26.5mmの値に設定し、各設定値の組み合わせで表4に示すランプ番号61から80までの20通りのランプを試作した。なお、封入物は始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、ScI3を16.5mgおよびNaIを83.5mg封入した。
これらのランプを約4.2KWのランプ電力で裸垂直点灯姿勢で5.5時間点灯−0.5時間消灯の繰り返し点灯試験を実施した。約3000時間点灯後のランプ特性を表4に示す。試験データより明らかなように、これらのランプ仕様の内、ランプ番号61〜64および77〜80のランプではいずれも発光管の黒化が発生し、光束維持率が50%以下であった。これに対してランプ番号65〜76のランプでは発光管の黒化は微少で、光束維持率は60%以上であった。
以上の試験結果より、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件を満足すれば、発光管の黒化は微少で、光束維持率が優れていることが分かった。
Figure 0004655704
<試験5>基本的なランプ構成は前述の図1、図2および図3の通りで、電極極芯径は2.7mm、発光管内径Dは47mm、電極間距離Leは145mmとし、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fは13、15、20、24および26mmの5種類および封入物は下記A〜Cの3種類とし、それぞれの組み合わせで表5に示すランプ番号81から95までの15通りのランプを試作した。
A仕様:
始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、DyI3を15.5mg、NaIを80.5mgおよびTlIを15mg封入した。
B仕様
始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、TmI3を15.5mg、InIを80.5mgおよびCsIを15mg封入した。
C仕様:
始動用希ガスとしてArを4×10Pa、水銀を500mg、HoI3を15.5mg、TlIを15mg、InIを15mgおよびNaIを80.5mg、封入した。
これらのランプをランプ電力約4.0KWで裸垂直点灯姿勢で5.5時間点灯−0.5時間消灯の繰り返し点灯試験を実施した。点灯時間約3000時間後の試験結果を表5に示す。
表5より、封入物をScI以外のものに変えても、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件を満足すれば、発光管の黒化は微少で、光束維持率が優れていることが確認できた。これに対し、電極極芯先端部中央Sから発光管端部テーパー部9までの距離Fが15≦F≦D/2の条件から外れた場合には、発光管が黒化して、光束維持率が50%以下になった。
Figure 0004655704
以上の試験結果から次のことが明らかとなった。ランプ電力3.6KW〜4.2KWの範囲で点灯しても発光管の黒化が少なく、光束維持率が優れ、寿命特性の良好なランプを得るための条件は次のとおりである。
(1)発光管内径をD(mm)、電極極芯の先端部中央(S)から前記発光管の端部におけるテーパー部(9)までの距離をF(mm)としたとき、
15≦F≦D/2
なる関係式を満たすこと。
Fの値が15mmよりも小さいと、電極からの熱がテーパー部9に伝わりやすいため、テーパー部9の温度が上がり過ぎて、封入物と発光管部材とが反応し発光管の黒化が発生するものと考えられる。
また、Fの値がD/2よりも大きいと、電極からの熱がテーパー部9に伝わり難いため、テーパー部9の温度が充分に上がらないため、ハロゲンサイクルが阻害され、遊離した金属が発光管内壁に付着して発光管の黒化が発生するものと考えられる。
さらに、以上の試験結果およびここにはデータを挙げていないが、別の試験結果から次のことを確認している。
(2)発光管内径Dは46〜49mmの範囲が好ましい。その理由は光束維持率を高められるからである。
Dの値が46mmよりも小さいと、発光管管壁温度が上がり過ぎて、封入物と発光管部材とが反応し発光管の黒化が発生するものと考えられる。
また、Dの値が49mmよりも大きいと、発光管管壁温度が充分に上がらないため、ハロゲンサイクルが阻害され、遊離した金属が発光管内壁に付着して発光管の黒化が発生するものと考えられる。
(3)Scのハロゲン化物を封入した場合、電極間距離Leは160〜190mmの範囲が好ましい。その理由は光束維持率を高められるからである。
Leの値が160mmよりも小さいと発光管管壁温度が上がり過ぎて、封入物と発光管部材とが反応し発光管の黒化が発生するものと考えられる。
また、Leの値が190mmよりも大きいと垂直点灯の場合、発光管の上下部で発光分離が起こり(上部は蒸気圧の高い物質、下部は蒸気圧の低い封入物の発光)、ハロゲンサイクルが阻害され、遊離した金属が発光管内壁に付着して発光管の黒化が発生するものと考えられる。
(4)Dy、Tm、Ho等のSc以外の希土類金属のハロゲン化物を封入した場合、電極間距離Leは130〜160mmの範囲が好ましい。その理由は光束維持率を高められるからである。
Leの値が130mmよりも小さいと発光管管壁温度が上がり過ぎて、封入物と発光管部材とが反応し発光管の黒化が発生するものと考えられる。
また、Leの値が160mmよりも大きいと垂直点灯の場合、発光管の上下部で発光分離が起こり(上部は蒸気圧の高い物質、下部は蒸気圧の低い封入物の発光)、ハロゲンサイクルが阻害され、遊離した金属が発光管内壁に付着して発光管の黒化が発生するものと考えられる。
(5)電極極芯径Eは2.6〜2.9mmの範囲が好ましい。その理由は光束維持率を高められるからである。
Eの値が2.6mmよりも小さいと、電極極芯温度が上がり過ぎて、テーパー部9の温度が上がり、封入物と発光管部材とが反応し発光管の黒化が発生するものと考えられる。
また、Eの値が2.9mmよりも大きいと、電極極芯の温度が充分に上がらないため、テーパー部9の温度が下がり、ハロゲンサイクルが阻害され、遊離した金属が発光管内壁に付着して発光管の黒化が発生するものと考えられる。
本発明のメタルハライドランプの発光管の構成を示す図である。 本発明のメタルハライドランプのランプ全体の構成を示す図である。 本発明のメタルハライドランプの発光管端部構造を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 発光管
2 電極
3 本管部
4 電極極芯
5 電極コイル
6 モリブデン箔
7 ピンチシール部
8 外部リード
9 テーパー部
11 外管
12 口金
13 支持線
21 細管部
Le 主電極間距離
D 発光管本管内径
S 電極極芯先端部中央部
A 電極極芯先端中央部からテーパー部までの最大距離
B 電極極芯先端中央部からテーパー部までの最小距離
F 電極極芯先端中央部からテーパー部までの距離

Claims (1)

  1. 発光管の両端に少なくとも電極極芯と該電極極芯に巻回された電極コイルとよりなる主電極を備え、前記発光管の内部には水銀、希ガスおよび希土類金属のハロゲン化物が封入され、前記発光管は外球内に保持され、当該発光管の内径が46〜49mmであるメタルハライドランプであって、前記発光管内径をD(mm)、前記電極極芯の先端部中央(S)から前記発光管の端部におけるテーパー部(9)までの距離をF(mm)としたとき、
    15≦F≦D/2
    なる関係式を満たすことを特徴とするメタルハライドランプ。
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