JP4655370B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波インバ−タ回路を用いた直列共振点灯方式の放電灯点灯装置で、特に放電灯の寿命末期に放電灯点灯装置と放電灯を保護する保護回路を備えた放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波インバ−タ回路を用いた放電灯点灯装置は特開平11−26177に開示されているものが知られている。
【0003】
図3は、従来の放電灯点灯装置の2次電圧を検出し、保護を行う放電灯点灯装置の回路図である。図3において、商用交流電流をダイオ−ドブリッジDB1で全波整流し、チョ−クコイルL3とスイッチング素子Q1とで形成されるチョッピング回路により昇圧し、平滑した直流電源の出力がトランジスタインバ−タ回路に入力される。トランジスタインバ−タ回路においては、出力トランジスタQ19,Q20が駆動回路5の出力する駆動信号により、高周波で交互にオンオフ駆動され、チョ−クコイルL1とコンデンサC5とで形成される直列共振回路の共振周波数より高い数十kHzの高周波電圧が出力される。この高周波電圧はコンデンサC6、チョ−クコイルL1をへて、負荷として接続された放電灯6の両極フィラメント6a、6bを介して高周波電流が流れる。この電流により各フィラメント6a、6bが余熱される。各フィラメント6a、6bの余熱後、駆動回路5の駆動信号の周波数をチョ−クコイルL1とコンデンサC5とで構成される直列共振回路の共振周波数の近傍まで、高周波電流の周波数を低下させると、チョ−クコイルL1とコンデンサC5の共振作用により、放電灯6の両極のフィラメント6a、6b間に高い共振電圧が加わり、放電灯6が点灯する。点灯後放電灯6に流れる管電流はチョ−クコイルL1のインピ−ダンスにより制御(限流)される。正常点灯中は出力トランジスタQ19,Q20がデュ−ティ−50%でオン/オフ(数十kHz周期)している。
【0004】
上記のような高周波インバ−タ回路を用いた直列共振点灯方式の天井放電灯点灯装置では、通常一つの点灯装置には複数の放電灯が使用されている。また、電源スイッチSW1により複数の点灯装置をオンオフしており、設置されている場所が高いところにある場合が多いため、1本の放電灯の寿命がきても速やかに交換されることがない。また、放電灯は、片側の極のフィラメントに塗布されている電子放射物質(エミッタ−)が無くなる状態(以下、片エミッタ−レス状態と記す)、もしくは両極のフィラメントに塗布されている電子放射物質(エミッタ−)が無くなる状態(以下、両エミッタ−レス状態と記す)を経て、最後にフィラメントそのものが電子放射物質(エミッタ−)となってしまいフィラメントそのものが切れてしまう。そのような状態になった放電灯では、フィラメントが切れるまでの各段階で点灯時の高い共振電圧が放電灯のフィラメントに常時もしくは周期的に引火されるために、放電灯のソケットの絶縁不良やフィラメントの加熱による極ダレ、チョ−クコイルL1、共振コンデンサC5、高周波インバ−タ回路のスイッチング素子Q19,Q20の電気的あるいは温度的ストレスを与える等が問題となっていた。このような危険を防ぐため、複数放電灯を有する放電灯点灯装置では、放電灯の寿命末期の検出回路を設けて、その検出出力でインバ−タ回路やチョッピング回路の出力の上限を設定値以下に制御させるような安全性の改善が要請され、図3に示す放電灯点灯装置の先行例が考案されていた。
【0005】
その装置では、放電灯6が寿命末期となった場合、放電灯6の管電圧の上昇を2次電圧の上昇としてエミレス検出回路14により検出し、放電灯の管電圧の上昇を一定の上限値以上にならないように制御回路13によりインバ−タ回路のスイッチング素子Q19,Q20のオンオフのデュ−ティ−比を制御しインバ−タ回路の出力の平均電圧を低下させたり、制御回路12によりチョッピング回路のスイッチング素子Q1のオンオフのデュ−ティ−比を制御し、インバ−タ回路へ供給される直流電源電圧を低下させるようになっている。
【0006】
このように、従来の放電灯点灯装置では放電灯の寿命末期の管電圧が所定値以上にならないように制御し、管電圧の異常上昇による放電灯点灯装置の回路部品の電気的あるいは温度的ストレスの防止のみを行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、放電灯が寿命末期の片エミッタ−レス状態になった場合に高周波インバ−タ方式の放電灯点灯装置にて通常の点灯状態を継続した場合には数十秒でフィラメント切れとなるため、電圧を制御してそのまま寿命末期の放電灯の点灯を継続する経済的メリットがあまりない。また放電灯のフィラメントの加熱による極ダレの問題もあり、さらに、このような複数の放電灯を点灯させる放電灯装置で、1本の放電灯だけが不動作であるようなとき、作業者によっては電源スイッチを遮断せずに放電灯を交換しようとする場合があるが、このときもインバ−タ回路は動作しているため、作業者が外しかけの放電灯の電極やソケットに誤って触れた場合高周波高圧電流による電撃を受ける可能性があるが、そのことに対する防止は不十分であるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、挿入されている放電灯が寿命末期の片エミッタ−レス状態や、両エミッタ−レス状態に至った場合の放電灯点灯装置において、放電灯点灯装置の回路部品の電気的あるいは温度ストレスを低減してその装置を保護でき、放電灯のフィラメントの加熱による極ダレの防止や放電灯の交換時に作業者の受ける電撃を防止できる放電灯点灯装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の放電灯点灯装置は、直流カットコンデンサの放電灯側端子の交流電圧を整流して出力される直流電圧を検出して出力する交流電圧検出回路と、この交流電圧検出回路の出力する検出値が所定の値以下になった時に高周波インバ−タ回路の電源供給を停止させる保護回路を設ける事で、挿入されている放電灯が寿命末期の片エミッタ−レス状態や、両エミッタ−レス状態に至った場合の放電灯点灯装置において、放電灯点灯装置の回路部品の電気的あるいは温度ストレスを低減してその装置を保護でき、放電灯のフィラメントの加熱による極ダレの防止や尚かつ、放電灯の交換時に作業者の受ける電撃を防止できる放電灯点灯装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、商用交流電流を整流し、平滑して得られた直流電源の出力をチョ−クコイル(限流コイル)と共振コンデンサとを直列に接続した直列共振回路を用いて高周波の高電圧の交流電源に変換する高周波インバ−タ回路を有し、前記インバ−タ回路の出力端子を前記チョ−クコイル(限流コイル)を介して放電灯の一方の極のフィラメントの電源側に接続し、他方の極のフィラメントの電源側を直流カットコンデンサを介して接地側に接続し、前記放電灯の両極フィラメントの非電源側間に前記共振コンデンサを接続した放電灯点灯装置であって、前記直流カットコンデンサの放電灯側端子の交流電圧を整流して出力される直流電圧を検出して出力する交流電圧検出回路と、この交流電圧検出回路の出力する検出値が所定の値以下になった時に前記高周波インバ−タ回路の電源供給を停止させる保護回路を有することを特徴とするもので、この構成によれば前記直流カットコンデンサを流れる交流電流は、放電灯の管電流と共振コンデンサに流れるフィラメント電流の和であるため、放電灯の寿命末期の両エミッタ−レス状態での放電灯の管電流の低下を前記直流カットコンデンサの交流電圧の低下として、放電灯の寿命末期の両エミッタ−レス状態を精度良く検出できるという作用を有するものである。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、1つの前記高周波インバ−タ回路にて複数個の放電灯を並列点灯する際に、それぞれの放電灯に前記交流電圧検出回路及び前記直流電圧検出回路を有し、前記交流電圧検出回路のいずれかの出力の検出値が所定の値以下になった時、または、前記直流電圧検出回路のいずれかの出力する検出値が前記直流電源の電圧の半分の値を中心とする所定値の範囲外になった時に前記高周波インバ−タ回路の電源供給を停止させる保護回路を有することを特徴とするもので、この構成によれば、1つの高周波インバ−タ回路にて複数個の放電灯を並列点灯する場合に、それぞれの放電灯の寿命末期の片エミッタ−レス状態、両エミッタ−レス状態の検出を確実に行うことができるという作用を有するものである。
【0014】
また請求項5に記載の発明は、前記高周波インバ−タ回路に供給される直流電源として、商用交流電流を整流し、チョ−クトランスとスイッチング素子とで昇圧、平滑するチョッピング回路と、このチョッピング回路のチョ−クトランスの補助電源巻線の出力電流を整流し、前記インバ−タの駆動回路に供給することを特徴とするもので、この構成によれば、前記の放電灯の寿命末期の片エミッタ−レス状態、両エミッタ−レス状態の検出の結果により高周波インバ−タ回路に供給される直流電源と高周波インバ−タ回路のスイッチング素子を駆動する駆動回路の直流電源をほぼ同時に遮断することができ、高周波インバ−タ回路のスイッチング素子の電気的あるいは温度的ストレスを防止できるという作用を有するものである。
【0016】
また請求項7に記載の発明は、前記商用交流電流が遮断されるまで、前記保護回路が保持され、前記商用交流電流が再入力されると、前記保護回路をリセットすることで、前記チョッピング回路動作を復帰させる回路と前記高周波インバ−タの動作を復帰させる回路を有することを特徴とするもので、この構成によれば、一旦何らかの理由で保護回路が動作したら、商用電源を入れ直すまで前記チョッピング回路動作を停止させて、放電灯及び放電灯点灯装置を保護でき、異常な状態が解消されない場合は商用電源を入れ直しても再び前記チョッピング回路動作を停止させて放電灯及び放電灯点灯装置を保護できるという作用を有するものである。
【0017】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における放電灯点灯装置について添付の図1及び図2を参照しつつ説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施例1の放電灯点灯装置のブロック図である。
【0019】
図1において、商用交流電源1から出力される交流電源は電源SW1を介して接続されるダイオ−ドブリッジDB1で整流され、昇圧チョッパ回路からなる力率改善回路2で昇圧され、所定の高圧の直流電流に変換される。この力率改善回路2は、チョ−クトランスT1の主巻線T1aの一端がダイオ−ドブリッジDB1のプラス側出力端子DB1aに接続され、チョ−クトランスT1の主巻線T1a他端と接地側との間にスイッチング素子Q1が接続されている。このスイッチング素子Q1は力率改善駆動回路3(例えば、インフィニオン社IC、品名TDA4862)によって、スイッチング駆動される。また、チョ−クトランスT1の主巻線T1aの出力端子は、ダイオ−ドD3を介して平滑コンデンサC4に接続されている。力率改善回路2の出力端子が接続された平滑コンデンサC4の両端には、ハ−フブリッジインバ−タからなるインバ−タ回路4が接続されている。このインバ−タ回路4の2つのスイッチング素子Q2,Q3は、駆動回路5(例えば、アイア−ル社製IC、品名IR2153)によって駆動される。インバ−タ回路4の出力端子は、チョ−クコイルL1を介して蛍光灯などの放電灯6の負荷に接続されている。
【0020】
また、放電灯6の両極のフィラメント6a、6bには、共振用コンデンサC5が接続されている。また、フィラメント6bの接地側端子には直流カットコンデンサC6が接続されている。さらに、この直流カットコンデンサC6の両端の交流電圧に応じて両エミッタ−レス状態の検出を行う両エミッタ−レス検出回路8と前記直流カットコンデンサC6の両端の直流電圧に応じて片エミッタ−レス状態の検出を行う片エミッタ−レス検出回路7とが設けられる。また、直流カットコンデンサC6にアノ−ド端子が接地側に、カソ−ド端子がこのコンデンサC6とフィラメント6bの接地側端子の接続点6cにそれぞれ接続したダイオ−ドD4が並列に接続されている。
【0021】
また、ダイオ−ドブリッジDB1のプラス側出力端子DB1aは、力率改善回路2より発生する高周波のスイッチングノイズを平滑するコンデンサC1が接続され、また、抵抗R1を介してコンデンサC2に接続され平滑された直流は力率改善駆動回路3に供給される。
【0022】
また、チョ−クトランスT1の補助電源巻線T1bと電流検出巻線T1cの一端は接地側に接続され、一方補助電源巻線T1bの他端はダイオ−ドD2に接続されている。力率改善回路2が正常に動作している時にはダイオ−ドD2で整流された直流電圧はコンデンサC3にて平滑され、インバ−タ回路4の駆動回路5に電源として供給され、合わせて、ダイオ−ドD1で整流され力率改善駆動回路3にも供給される。一方、チョ−クトランスT1の電流検出巻線T1cの他端は抵抗R2を介して力率改善駆動回路3に接続され、ゼロ電流検出信号として入力されている。
【0023】
このように構成された実施の形態1の放電灯点灯装置において、放電灯6が正常な点灯状態である場合の動作について図1、図2を参照しつつ説明を行う。
【0024】
電源スイッチSW1をオンした電源投入時、まずダイオ−ドブリッジDB1の出力電流が抵抗R1を介して力率改善駆動回路3に供給され、この力率改善駆動回路3が動作し、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始する。これにより、力率改善回路2が動作し、ダイオ−ドブリッジDB1の出力電流を昇圧し、平滑した直流電流を高周波に変換するインバ−タ回路4に供給する。
【0025】
また、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始するとチョ−クトランスT1の補助電源巻線T1bと電流検出巻線T1cには主巻線T1aと補助電源巻線T1bおよび電流検出巻線T1cとの巻数比に応じたパルス出力電圧が出力される。すると、電流検出巻線4cの出力電圧は抵抗R2を介して、力率改善駆動回路3への制御信号として(前記TDA4862のゼロ電流検出端子への入力信号として)力率改善駆動回路3(IC3)に入力され、また、図2に示すようにスイッチング素子Q1のソ−スと接地間に挿入された抵抗R19のソ−ス側電圧をドレイン電流検出信号として、同様にこの力率改善駆動回路3(IC3)に入力される。また、補助電源巻線T1bの出力電流はダイオ−ドD2にて整流され、コンデンサC3にて平滑され抵抗R18を介してツェナ−ダイオ−ドD11のツェナ−電圧を上限値とした補助電源がインバ−タ回路4の駆動回路5に供給され、インバ−タ回路4が正常に動作を開始する。
【0026】
ここでラッチ回路9は力率改善駆動回路の電源電圧(接続点D1a)が上昇するだけでは、トランジスタQ6,Q7はオフ状態を維持するため、ダイオ−ドD12のアノ−ド側、ダイオ−ドD13のカソ−ド側であるトランジスタQ6,Q7のコレクタはハイインピ−ダンス状態を維持し、力率改善駆動回路3(IC3)の動作には何の影響も与えず、力率改善駆動回路3(IC3)は正常に動作を継続する。また、力率改善駆動回路3(IC3)が動作を停止してもダイオ−ドブッリジDB1から抵抗R1を介して電源電圧が供給される限り上記トランジスタQ6,Q7のコレクタはハイインピ−ダンス状態を維持し続ける。
【0027】
ここでコンデンサC14、C15は高周波スイッチングを行っているインバ−タ回路4から発生するスイッチングノイズ等によりトランジスタQ6、Q7がオンしないように防止するためのものである。
【0028】
上述したように、力率改善回路2が正常に動作することにより、インバ−タ回路4の駆動回路5が動作し、スイッチング素子Q2,Q3にて構成されるハ−フブリッジインバ−タ回路4からの出力電流が放電灯6に供給され、放電灯6が高周波点灯される。
【0029】
正常に放電灯6が、高周波点灯されると、コンデンサC6の非接地側、即ちフィラメント6bに接続された側の電圧は、放電灯6のフィラメント6a,6b間を直接流れ、直流カットコンデンサC6に流れ込む管電流とフィラメント6a、共振コンデンサC5、フィラメント6b、直流カットコンデンサC6の経路で流れるフィラメント電流の合わさった電流が前記直流カットコンデンサC6に流れ、この直流カットコンデンサC6のインピ−ダンスに応じて発生する高周波の交流電圧と力率改善回路2の直流出力電圧(コンデンサC4の電圧)のほぼ半分の電圧との合成された電圧が出力される。
【0030】
ところが放電灯6が寿命末期となり、フィラメント6a、6bの電子放射物質(エミッタ−)が同時に喪失する両エミッタ−レス状態が発生した場合には放電灯6の管電流が減少し、それに応じて前記直流カットコンデンサC6に出力される高周波の管電流の交流電圧のみが減少する。
【0031】
ここで本発明の実施の形態1の放電灯の両エミッタ−レス検出回路8による放電灯保護の具体例について、図1、図2を参照しつつ説明する。
【0032】
上記両エミッタ−レス状態が発生した場合、直流カットコンデンサC6の交流電圧はコンデンサC12を介して、ダイオ−ドD7,D8にて全波整流されてコンデンサC11に直流電圧として出力されており、ツェナ−ダイオ−ドD6のツェナ−電圧とトランジスタQ5のベ−ス、エミッタ間のオン電圧の和以下にコンデンサC10の直流電圧が低下すれば、トランジスタQ5はオフし、補助電源(接続点R18b)より抵抗R11、ツェナ−ダイオ−ドD6を介して両エミッタ−レス検出信号としてラッチ回路9のトランジスタQ7をオンさせる。ここで、抵抗R12、コンデンサC10は高周波スイッチングを行っているインバ−タ回路4から発生するスイッチングノイズによりトランジスタQ5が誤動作をするのを防止するためにトランジスタQ5のベ−スと接地間に接続されている。前記両エミッタ−レス状検出回路8の検出信号により、トランジスタQ7がオンされるとトランジスタQ7のコレクタ電流が流れ抵抗R13、R14にて分圧された電圧がトランジスタQ6のベ−スに入力され、トランジスタQ6のエミッタ、ベ−ス間に電圧差が生じトランジスタQ6がオンする。トランジスタQ6がオンするとトランジスタQ6のコレクタ電流が流れ抵抗R15、R16にて分圧された電圧がトランジスタQ7のベ−スに入力され、トランジスタQ7のオン状態が継続される。ラッチ回路9が上記のようにトランジスタQ6、Q7ともにオンするとトランジスタQ6のコレクタからは力率改善駆動回路3(IC3)の電源電圧とほぼ同じ電圧がダイオ−ドD12のアノ−ド側に入力され、力率改善駆動回路3(IC3)の1ピンの電圧をハイレベルに、また、トランジスタQ7のコレクタが接地電位になるためダイオ−ドD13のカソ−ド側を介して力率改善駆動回路3(IC3)の2ピンの電圧をロ−レベルに維持される。この力率改善駆動回路3(IC3)の1ピンがハイレベル,2ピンがロ−レベルの電圧が入力されるとこの力率改善駆動回路3(IC3)の内部機能により、力率改善駆動回路3(IC3)は動作を停止する。尚、コンデンサC13は、力率改善駆動回路3(IC3)のエラ−アンプの帰還素子である。以上のように力率改善回路2の動作を停止することにより放電灯と放電灯点灯装置の電気的あるいは温度的ストレスを防止し、尚かつ、両エミッタ−レス状態になった放電灯の交換時の電撃を防止することができる。
【0033】
また、フィラメント6a側の電子放射物質(エミッタ−)が喪失する片エミッタ−レスにより整流作用が発生すると直流カットコンデンサC6の直流電圧(平均電圧)は力率改善回路2の直流出力電圧(コンデンサC4の電圧)のほぼ半分の値である平常値より上昇する。この直流カットコンデンサC6の直流電圧の変動を検出することで片エミッタ−レス状態の検出する片エミッタ−レス検出回路7が直流カットコンデンサC6の放電灯側端子に接続されている。また、直流カットコンデンサC6の放電灯側端子にダイオ−ドD4のカソ−ドを接続し、接地側端子に前記ダイオ−ドD4のアノ−ドを接続している。
【0034】
また、逆にフィラメント6b側に片エミッタ−レスが発生した場合、直流カットコンデンサC6の直流電圧(平均電圧)は力率改善回路2の直流出力電圧(コンデンサC4の電圧)のほぼ半分の値である平常値より低下する。特にエミッタ−が著しく喪失した場合には、点灯、消灯を繰り返し、その際に直流カットコンデンサC6の電圧は接地電位よりも過大にマイナス電位となる。
【0035】
ここで本発明の実施の形態1の放電灯の片エミッタ−レス検出回路7の具体例について、図1、図2を参照しつつ説明する。
【0036】
本発明の片エミッタ−レス検出回路7は、直流カットコンデンサC6の放電灯側から接地側へ抵抗R8,R9,R10を直列接続して、分圧して得られた抵抗R8,R9接続点R9a及び抵抗R9,R10の接続点R10aの電圧をコンデンサC8,C9にて平滑し、接続点R9aはコンパレ−タIC1の正入力端子、接続点R10aはコンパレ−タIC2の負入力端子に接続され、一方、インバ−タ回路4の駆動回路5の電源(R18a)より、コンパレ−タIC1,IC2の電源としても供給され、また同じ接続点R18aに抵抗R7が接続され、抵抗R7の他端はツェナ−ダイオ−ドD5のカソ−ド端子に接続され、この同じ接続点からコンパレ−タIC1,IC2の比較用基準電圧としてコンパレ−タIC1の負入力端子及びコンパレ−タIC2の正入力端子に接続され、また、ツェナ−ダイオ−ドD5のアノ−ド端子が接地されている。
【0037】
また、コンパレ−タIC1,IC2のオ−プンコレクタ出力端子とエミッタ−レス検出回路の電源(接続点R18a)間にプルアップ抵抗として抵抗R7が接続され、また一方、接地側に抵抗R4、R5が直列接続され抵抗R4、R5の接続点はトランジスタQ4のベ−スに接続されている。
【0038】
また、トランジスタQ4のエミッタは接地され、トランジスタQ4のコレクタとエミッタ−レス検出回路の電源(接続点R18a)間に抵抗R3が接続され、また、トランジスタQ4のコレクタと接地間にコンデンサC7が接続されている。前記トランジスタQ4のコレクタとラッチ回路9のトランジスタQ7のベ−ス間にツェナ−ダイオ−ドD10が接続されている。
【0039】
このように構成された片エミッタ−レス検出回路において、直流カットコンデンサC6の直流電圧を抵抗R8,R9,R10にて分圧し、ツェナ−ダイオ−ドD5のツェナ−電圧と比較し、接続点R9aの電圧がツェナ−ダイオ−ドD5のツェナ−電圧より高くなった場合にコンパレ−タIC1の出力がオンとなりこのコンパレ−タIC1の出力端子はロ−レベルの電位となり、また、接続点R10aの電圧がツェナ−ダイオ−ドD5のツェナ−電圧より低くなった場合にはコンパレ−タIC2の出力がオンとなりこのコンパレ−タIC2の出力端子はロ−レベルの電位となり、いずれの場合もトランジスタQ4がオフし、抵抗R3とコンデンサC7にて構成される積分回路の電圧がツェナ−ダイオ−ドD10とラッチ回路9のトランジスタQ7がオンとなる電圧まで上昇する。
【0040】
その後は、前記両エミッタ−レス検出回路8の説明と同様に力率改善回路2を停止させて、放電灯と放電灯点灯装置の電気的あるいは温度的ストレスを防止し、尚かつ、両エミッタ−レス状態になった放電灯の交換時の電撃を防止することができる。
【0041】
ここで、本発明の実施の形態1の放電灯点灯装置の補助電源過電圧検出回路10の具体例について図1、図2を参照しつつ説明する。
【0042】
補助電源(接続点D2a)に抵抗R17が接続され、この抵抗R17の他端にはツェナ−ダイオ−ドD14のカソ−ド端子が接続され、また一方ツェナ−ダイオ−ドD14のアノ−ド端子はトランジスタQ7のベ−スに接続されている。
【0043】
接続点D2aの電圧は前記商用交流電源1をダイオ−ドブリッジDB1にて全波整流にした電圧(接続点DB1a)に比例した電圧値が発生するためチョ−クトランスT1の主巻線T1aと補助電源巻線T1bの巻数比とツェナ−ダイオ−ドD14のツェナ−電圧を最適な値とすることで、商用交流電源1の電圧が設定値より高くなればラッチ回路9のトランジスタQ6,Q7をオンさせ力率改善回路2を停止させることにより、誤って100V専用の放電灯点灯装置を200Vの動力用配電線に配線されたり、単相3線式配線の中性線がはずれた状態で商用交流電源の電圧が200Vになったとしても放電灯と放電灯点灯装置を保護できる。
【0044】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の放電灯点灯装置について、図4を参照しつつ説明する。
【0045】
図4は、実施の形態2の放電灯点灯装置のインバ−タ回路と放電灯と両エミッタ−レス検出回路、片エミッタ−レス検出回路の部分の回路図である。
【0046】
この実施の形態2の放電灯点灯装置は、インバ−タ回路4から出力される高周波出力電圧の負荷として放電灯を2灯とした場合のものである。したがって、実施の形態1のものと同一部分は同一参照符号を付して重複する説明は省略する。
【0047】
図4において、実施の形態2の放電灯点灯装置は、実施の形態1の放電灯点灯装置の第1の放電灯6に第2の放電灯11とその関連回路部品とを新たに追加したものである。この第2の放電灯11の両エミッタ−レス検出回路は、ダイオ−ドD17,D18、コンデンサC21,C22、ツェナ−ダイオ−ドD16、抵抗R22、トランジスタQ18により、実施の形態1同様に構成され、また、片エミッタ−レス検出回路はコンパレ−タIC4,IC5、抵抗R19,R20,R21、コンデンサC18,C19により実施の形態1同様に構成される。
【0048】
本実施の形態2の放電灯点灯装置においては、第1の放電灯6の両エミッタ−レス検出回路のトランジスタQ5と第2の放電灯11の両エミッタ−レス検出回路のトランジスタQ18との論理和された検出信号をトランジスタQ5のコレクタより取り出して、実施の形態1のラッチ回路9のトランジスタQ7のベ−ス端子に出力することができ、また、第1の放電灯6の片エミッタ−レス検出回路のコンパレ−タIC1、IC2の出力と第2の放電灯11の片エミッタ−レス検出回路のコンパレ−タIC4、IC5の出力の論理和された検出信号をトランジスタQ4のコレクタより取り出して、実施の形態1のラッチ回路9のトランジスタQ7のベ−ス端子に出力することができる。したがって、実施の形態1の放電灯点灯装置と同様に2つの放電灯6,11のいずれの放電灯においても両エミッタ−レス状態、片エミッタ−レス状態になった場合には、ラッチ回路9のトランジスタQ7をオンすることができる。その結果インバ−タ回路4のスイッチング素子Q2,Q3および力率改善回路2のスイッチング素子Q1を保護することができ、また放電灯交換時の電撃を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】
上述した実施の形態で詳細に説明したように、本発明の放電灯点灯装置は下記の効果を有している。
【0050】
すなわち、放電灯の寿命末期の両エミッタ−レスや片エミッタ−レス及び商用交流電源電圧を検出し、検出結果に異常があれば放電灯点灯装置の力率改善回路の動作を停止させて、商用交流電源が一旦遮断し再入力されるまでその状態を保持する。したがって、放電灯点灯装置のスイッチング素子に加わるストレスを除去して放電灯点灯装置を保護するとともに、放電灯の交換時の電撃を防止することができる。
【0051】
その結果、放電灯の交換作業の安全性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の放電灯点灯装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1の放電灯点灯装置の部分回路図
【図3】従来の放電灯点灯装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態2の2灯式の放電灯点灯装置の部分回路図
【符号の説明】
1 商用交流電源
2 力率改善回路
3 力率改善駆動回路
4 インバ−タ回路
5 駆動回路
6、11 放電灯
6a,6b フィラメント
7 片エミッターレス検出回路
8 両エミッターレス検出回路
9 ラッチ回路
10 補助電源過電圧検出回路
T1 チョ−クトランス
T1b 補助電源巻線
Q1 スイッチング素子
L1、L2 チョ−クコイル
C5、C16 共振コンデンサ
C6、C17 直流カットコンデンサ
D4、D15 ダイオ−ド

Claims (4)

  1. 商用交流電流を整流し、平滑して得られた直流電源の出力をチョ−クコイル(限流コイル)と共振コンデンサとを直列に接続した直列共振回路を用いて高周波の高電圧の交流電源に変換する高周波インバ−タ回路を有し、前記インバ−タ回路の出力端子を前記チョ−クコイル(限流コイル)を介して放電灯の一方の極のフィラメントの電源側に接続し、他方の極のフィラメントの電源側を直流カットコンデンサを介して接地側に接続し、前記放電灯の両極フィラメントの非電源側間に前記共振コンデンサを接続した放電灯点灯装置であって、前記直流カットコンデンサの放電灯側端子の交流電圧を整流して出力される直流電圧を検出して出力する交流電圧検出回路と、この交流電圧検出回路の出力する検出値が所定の値以下になった時に前記高周波インバ−タ回路の電源供給を停止させる保護回路を有することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 1つの前記高周波インバ−タ回路にて複数個の放電灯を並列点灯する際に、それぞれの放電灯に前記交流電圧検出回路及び前記直流電圧検出回路を有し、前記交流電圧検出回路のいずれかの出力の検出値が所定の値以下になった時、または、前記直流電圧検出回路のいずれかの出力する検出値が前記直流電源の電圧の半分の値を中心とする所定値の範囲外になった時に前記高周波インバ−タ回路の電源供給を停止させる保護回路を有することを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記高周波インバ−タ回路に供給される直流電源として、商用交流電流を整流し、チョ−クトランスとスイッチング素子とで昇圧、平滑するチョッピング回路と、このチョッピング回路のチョ−クトランスの補助電源巻線の出力電流を整流し、前記インバ−タの駆動回路に供給することを特徴とする請求項1乃至2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記商用交流電流が遮断されるまで前記保護回路が保持され、前記商用交流電流が再入力されると前記保護回路をリセットすることで、前記チョッピング回路動作を復帰させる回路と前記高周波インバ−タの動作を復帰させる回路を有することを特徴とする請求項3に記載の放電灯点灯装置。
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