JP4651259B2 - 電話網におけるロブドビットシグナリングのためのpcmデータフレーム調整システムおよび方法 - Google Patents
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Description
(発明の属する技術分野)
本発明は、電話網データ通信に関し、詳細には、ロブドビットシグナリング(RBS)の影響を減少させる手段に関する。
【0002】
(発明の背景)
現在の公衆電話交換網(Public Switched Telephone Network、以下PSTNと記述)は、ほぼ完全にデジタル方式である。中央局(CO:Central Office)と電話器セット間の「最後のマイル」は、「ローカルループ」としても知られているが、電話網の唯一のアナログ方式部分である。中央局と電話網のバックボーンは、完全にデジタル方式である。
【0003】
米国におけるネットワーク上のデジタル信号は、T1回線のようなT−キャリア方式を含む、さまざまなキャリア媒体を通じて送信されている。T1回線は1.544Mbpsで動作し、最高24 64Kbps音声チャネルを搬送する。T1(とT3)回線は、アナログ信号とデジタル信号間の変換に、パルス符号変調(PCM:Pulse Code Modulation、以下PCMと記述)と呼ばれるサンプリング技術を利用する。受信地において、本来のアナログ信号に再現可能なデジタル情報を形成するために、アナログ信号は、8kHzでサンプリングされて、8ビット/サンプル量子化器によって、量子化される。ローカルループ上のエンドユーザとデジタル網上のそれとの接続を、「PCMチャンネル」と呼ぶことができる。
【0004】
T1回線は、24の各音声チャネルに8ビットを割り当てたフレーム構造を使用する。T1フレームは193ビットで構成され、特別なビットを追加してそのフレーム境界を表示する。単一音声チャネルの観点から、フレームは、8ビットで構成され、単一チャンネルの観点から見たフレームは、「PCMフレーム」または「スロット」と呼ぶことができる。
【0005】
アナログ信号同様、データをローカルループを通してデジタル網に送信可能である。データを送信するには、PCMチャンネル制約条件に適合させるようデータをフォーマット化することが必要である。PCMフレーム10の実例シーケンスを図1に示す。デジタル化されたアナログ信号の場合、各スロットSは、アナログ信号の一個8ビットのサンプルを有する。データ用に、この変調方式は、ビットをシンボルに、そしてシンボルを集合にマップする。データから発生した集合点の連続した並びは、アナログ信号に変換され、ローカルループを介して送信される。ネットワークは、この信号を任意のアナログ信号であるかのように処理する。
【0006】
各々のフレームは、デジタル化されたサンプルだけでなくネットワーク信号情報を含むことができる。信号情報は、例えば呼の状態、または電話がオフフックかどうかのような情報を示すために使用される。T1回線上で信号情報を搬送するために、ロブドビットシグナリング(RBS:Robbed Bit Signaling、以下RBSと記述)と呼ばれる帯域内周波シグナリング技術が用いられる。信号情報を搬送するための予備のバンド幅がないので、RBSは、特定のフレームから周期的に1ビットを奪う。その後、このビットは、信号情報のために使われる。個々のT1回線用に標準化されたRBSでは、6番目のフレーム毎に1ビットが奪われる。このビットは、最下位ビットである(図1の12と14で示す)。したがって、音声符号化のすべての第6番目のサンプルは、7ビットの音声データと1ビットの信号情報で構成される。RBSに起因する音声サンプルの劣化は、実際にはほとんど無い。
【0007】
PCMフレームストリームを「RBSフレーム」16の連続的、周期的反復として記述することは、好都合である。各RBSフレーム16は、6個のスロットSで構成される。各スロットは、「オクテット」と呼ばれる1個の8ビットPCMコード名を含む。いったん呼が確定されると、RBSが対象とする特定のスロットは、呼の間じゅう固定されたままである。図1に示す実例では、スロットS6、スロットS12、等が、RBSの対象となる。
【0008】
ネットワークにおける異なるキャリアは、RBSフレームから異なるスロットを選択して奪うことができる。スロットの並びがネットワークを通過すると、RBSフレーム内の複数のスロットが対象とされるからである。出力で観察されるロブドビットのパターンは、RBSフレームからRBSフレームまで同一である。
【0009】
RBSが情報を奪うので、データ送信時に問題が発生する。前述のごとく、音声(アナログ)情報に対する損失は、実際には最小である。しかし、例えばモデム等でデジタルデータを送受信する際、データビットの周期的損失は継続的エラーの原因となる。モデムの観点からいえば、中央局コーデックで受信されるアップストリーム信号振幅を伝送するPCMコードの最下位ビットを搬送するのに一般に使用される情報から、1個のビット12,14を奪取することで、RBSは、アップストリームデータ中のあるスロットのノイズ量子化を増加させる。換言すれば、RBSは、システムに制約を負わせる。
【0010】
RBSに対処するために、ITU−V.90準拠のPCMモデムは、RBS対象となるスロットコンステレーションを選択する際には、より厳しい制限の設計制約条件を課さなければならない。一般的には、設計の制約は、コンステレーション点の合計数を減少させる、また、それと等価なことになるが、RBS対象スロットが確実に支援できる最小コード点間隔を増加させる。PCMモデムは、RBS対象スロットのために異なるコンステレーション点を選択しなければならなくなる。
【0011】
次の実例は、V.90標準がRBSに対処する方法を図示したものである。V.90において、TRN2dの第1のシンボルはRBSフレームのスロット0に指定される。TRN2d長とトレーニングシーケンスのすべては、その後、各データモードフレームの第1のシンボルもRBSフレームのスロット0になるような制約を受ける。これは、6個のオクテットの整数倍のシンボル範囲に次の送信されたフィールド長の各々を拡張して実現できる。したがって、データモードでは、データフレームの各シンボルのRBSスロット、または同じことだが、ネットワークRBSフレームに関連したV.90ダウンストリームデータフレームの位置が、デジタル方式のPCMモデム送信器のタイミングで無計画に決定され、データモードおよび次に続く全レートネゴシエーションのためのTRN2dのスタート後に固定される。
【0012】
PCMモデムに類似したITU−V.90と同様に、PCMアップストリーム変調方式の設計は、RBSの結果として拘束される。1999年1月20日出願の米国特許番号第09/234451号で開示されたようなPCM変調方式は、トレリス符号化にさらなる設計の制約を強要するので、RBSに処理するV.90方式は、PCMアップストリーム変調方式には能率的に利用できない。前のシンボルに基づいてシンボルを制約するあらゆるコード体系は、RBS制約と衝突し、効率を低下させ得る。このように、データフレーム位置とネットワークRBSフレーム位置は、コンステレーション点およびデータフレーム内の特定のスロットに正常に使用されるマッピングパラメータを強く制約する。開示されたPCMアップストリーム変調方式において、さらなる制約が、コンステレーションセットおよびマッピングパラメータに課されているので、トレリス修正されたデータフレームスロット3,7,11のためのパワー制限が満たされ得る。
【0013】
残念なことに、RBS制約の克服のためにV.90が使用する解決策は、PCMアップストリーム変調方式では機能しない。例えば、V.92のアップストリームデータフレームは、12スロット長である。RBSとトレリス符号化制約はあわせて、送信コンステレーションを制約しすぎる可能性があるため、アナログPCMモデムで送信されるトレーニングシーケンスの第1シンボルと一致するように、各アップストリームデータフレームの第1シンボルを固定することでは、満足な解決策が得られない。したがって、RBS対象スロットがトレリス修正シンボルと最小限一致するように、ネットワークRBSフレームと、アップストリームデータモードフレームとの相対位相をデジタルモデムが調整する、PCMアップストリーム変調方式を利用できる方法が必要とされる。RBS対象スロットが符号化された対象スロットと一致する場合、システムの柔軟性は低くなり、結果として性能劣化の原因となる。
【0014】
(概要)
本発明の目的は、1または複数のシンボルによって、PCMデータフレームとネットワークRBSフレームの相対位相をシフトする方法を提供することにある。最初に、RBSがあるか否かが判定される。RBSがある場合、本発明では、どのデータスロット(もしあれば)が符号化対象とされるかが判定される。その後、必要に応じてPCMデータフレームはシフトされるので、RBS制約および符号化制約は、いかなる特別なデータスロットでも一致しない。
【0015】
本発明の一実施形態によれば、デジタルモデムは、データモードフレームとネットワークRBSフレームの相対位相を調整し、最小のトレリス修正シンボル(データフレームスロット3,7,11)数がネットワークRBS対象スロット上に来るようにする。情報は、その後アナログモデムに送信される。シフト総数は、最初のトレーニングシーケンス間に、アップストリームコンステレーションセットとマッピングパラメータを送信するのに使用される同一データシーケンスで、アナログモデムに送信される。
【0016】
本発明は、また、シンボルストリームを含むPCMデータフレームでの、RBSに起因する情報処理能力の損失を減少させる方法を含む。本方法は、RBSがPCMデータフレームを対象としているかどうか決定し、もしそうならば、PCMデータフレーム中のどのスロットがRBS対象スロットかを判定することを含む。本方法は、PCMデータフレームのどのスロット(もしあれば)が、シンボルの符号化で拘束されているか判定し、減少数のシンボルがRBSおよび符号化の対象となるように、PCMデータフレームのスロットへシンボルを挿入する調整を判定することからなる。判定された調整に基づいて、シンボルストリームのソースが調整される。
【0017】
シンボルストリームのソースは、アナログモデムであってもよく、アナログモデムは、PCMデータフレームのスロットへシンボルを挿入する調整を判定するステップを実行できる。あるいは、アナログモデムからPCMデータを受信しているデジタルモデムは、PCMデータフレームのスロットへシンボルを挿入する調整を判定するステップを実行することができ、デジタルモデムは、アナログモデムと決定された調整を通信できる。この通信は、モデム間の最初のトレーニングシーケンス時に実行できる。
【0018】
決定された調整は、PCMデータフレームの相対位相、またはシンボル命令置換、あるいはその両方の調整からなる。符号化には、トレリス符号化が含まれる。符号化は、異なるスロットでのシンボル間で依存性を有してもよい。
【0019】
本発明の利点は、シンボルのすべてが同一制約条件(例えばトレリス符号化による)を受けるわけではないデータフレーム構造を使用した、任意のPCMモデムの性能の改善を含む。
【0020】
本発明の他の利点は、検出ループ特性、アップストリームデジタル欠陥、およびAPCMパワー制限を与えて、最高速のアップストリームビットレートを達成するために、ネットワークRBSフレームやアップストリームPCMデータフレームの相対位相またはシンボル置換を最初のトレーニングシーケンス時に調整する能力からなることを特徴とする。
【0021】
さらなる本発明の他の利点は、最少トレリス修正シンボル数(例ではスロット3,7,11)がネットワークRBS対象スロット上に来るように、PCMデータフレームとネットワークRBSフレームの相対位相を調整する能力を有することを特徴とする。
【0022】
本発明の上述のおよび他の特徴および効果は、次の添付図面に関連させて採り上げた実施形態の詳細な説明からより深く理解されるであろう。
(詳細な説明)
本発明は、モトローラ社に譲渡され、引用により本願に組み込まれる1999年1月20日出願の米国特許番号第09/234,451に記載されているようなPCMアップストリーム変調方式に利用される。図1に示すように、PCMデータフレームは、各12スロットデータフレーム(データスロットS3,S7,S11)中の3個の特定のシンボルが、トレリス符号化器で生成された情報の冗長ビットを搬送するように設計される。スロット3から始まる各第4番目のデータスロットは冗長情報を含む。この特定の符号化体系とフレーム構造は、設計されたPCMアップストリーム伝送構造を典型的に示すものである。しかし、それは、予測はできるが制御できないコンステレーション制約または他チャンネル欠陥が、送信機または受信機の制約と周期的方法で一致する、一般的状況の例にすぎない。データフレーム構造が、RBSフレームと「トレリスフレーム」(トレリスコードの単一多次元シンボルに対応するシンボルのブロック)の最小公倍数(LCM)の整数倍でない場合、RBS対象スロットと、トレリス制限されたスロットの一致は、データフレームをデータフレームに回転する。特別なネットワークまたは状況に関して、ネットワーク制約条件(例えばRBS)および変調制約条件(例えば多次元のトレリス符号化)の周期が公知であるか、または決定できるようなにおいては、この回転は時変シンボル置換を使用するために追跡し、調整することができる。これにより、符号化器および復号器で、ある程度の余分な複雑さが必要とされる。
【0023】
符号化を持つどんなシステムも、数種類のフレーム構造を持っている。V.34は、それ自身のフレーム構造を有している。利用される符号化の特有のタイプに応じ、異なったシンボルには、異なった制約がある。
【0024】
上記のPCMアップストリーム変調方式では、特別なスロットのコンステレーションセットは、同一サイズの2個のセットに分割される。トレリス符号化器の状態に応じて、2個の点のサブセットのうち1個だけが、ユーザー情報を搬送するために使用される。このことは、例で選択、使用されたデータスロットS3,S7,S11のコンステレーションセットにさらなる制約条件を課す。異なるシンボルに課される制約条件は、変わってもよい。トレリス符号化器の状態によって課される1つの制約条件は、これらのスロットのコンステレーションセットが偶数点を持たなければならないことである。トレリス符号化器の状態から課される他の制約条件は、マッパーに影響を与え、等価なクラスの数が両方のコンステレーションサブセットと同じになる必要があることである。いったんコンステレーションセットが選択されると、各データスロットを支援する等価なクラスのの最大数も、アナログPCMモデムの送信器のパワー制限条件で拘束される。各データスロットを支援する等価なクラスの最大数の拘束は、アップストリームデータのビットレートを制限する。
【0025】
本発明に従って実行されるステップを図2に示す。いったん発呼されると、RBS対象スロットは、呼の時間中に設定される。本発明では、先ずどのスロット(もしあれば)がRBSの対象とされるか判定する(ステップ100)。これはデータ接続以前で、かつトレーニング手順開始前に実行される。RBS対象スロットを検出するための方法は、モトローラ社に譲渡され、本願に引用により組み込まれている1998年6月5日出願の米国特許番号第09/092,786号に記載されている。基本的に、RBS対象スロットは、アナログモデムが送信しているものと、デジタルモデムが受信しているものの差で決定される。
【0026】
本発明のステップ102は、どのスロットが符号化で対象とされるか判定することを含む。トレリス符号化の対象とされるスロットは、モデムのプロパティであって、ネットワークのものではないことは一般的に公知である。図1に示される実例データフレームにおいて、スロットS2の後の各第4スロットが対象にされる(スロットS3から開始)。
【0027】
本発明の図2の次のステップ104において、デジタルモデムは、RBSとトレリス符号化によって対象にされるシンボル数が最小になるように、データフレームと、ネットワークRBSフレームとの相対位相を調整する。シンボルがRBSおよび符号化と一致しない場合には、調整が不要なこともありうる。図1に示される例において、デジタルモデムは、最小トレリス修正シンボル(データフレームスロットS3,S7,S11)の数がRBS対象スロットS5,S11と一致するように、データフレームとネットワークRBSフレームの相対位相の調整を判定する。
【0028】
図2の次のステップ106では、デジタルモデムは、アナログモデムと位相シフト情報を通信する。PCMモデム接続のような任意のアップストリューム方向のITU−V.90のトレーニングシーケンス間に、デジタルモデムは、アナログモデムからデジタルモデムへ最速のデータ転送速度を可能にする送信器パラメータのセットを設計するために、アナログチャネルとアップストリームデジタルネットワークパスの欠陥を調査する。データ転送セッションの間に、送信器は、これらのパラメータを使用できるようにアナログモデムに送信する。
【0029】
本発明の例証的な実施形態を、図3に電話回線で示す。デジタルモデム30が、バックボーンシステム、デジタルリンクまたはノードネットワークシステム(例えばインターネットサービスプロバイダ:ISP)への接続を含むネットワーク32に接続している。デジタルモデム30は、電話中央局(CO)を通じ、アナログ電話接続36上で、ユーザー側のアナログモデム38と通信する。アナログモデム38は、ユーザーとデータを送受信し(一般的には、コンピュータへのシリアルまたはパラレル接続)、中央局34にアナログ回線上でアナログ信号として送信できる正しいフォーマットにデータを符号化する。当該技術で周知のように、その後アナログ信号は、PCMデータに変換される。PCMデータは、接続33を通じてデジタルモデム30に送信される。一般に、接続33はT1(またはT3)接続であり、したがってPCMデータは、データに課されたRBS制約条件で、データフレームを使用して送受信される。
【0030】
本発明は、すべてのシンボルが同じ制約条件に従うわけではない(例えば、トレリス符号化のため)データフレーム構造を使用している、いかなるPCMモデムの性能をも向上させる。V.90は符号化ダウンストリームを持たないので、すべてのシンボルは本質的に等価である。しかし、符号化がダウンストリーム方向のV.90に採用される場合には、本発明は、アップストリームのためにここで定義されているのと同様の方法で、モデムで利用されてもよい。
【0031】
本発明の操作を説明している次の例を、解説用の目的だけに提供する。図4において、PCMデータフレーム20を示す。キム(KIM)のPCMアップストリーム変調方式に開示されているように、データスロットS3,S7,S11は、トレリス符号化器対象スロットである。この例では、RBSはデータスロットS0を対象とし、周期は6である。したがって、RBSは、S6,S12等を対象とする。RBS制約条件とトレリス符号化制約条件は、データスロットS6に一致し、周期的(例えばここでは記載されていないがS18)に続く。もしRBS制約条件とトレリス制約条件が周期的にデータスロットに一致する場合には、システムは柔軟性を失うことになる。最大限の柔軟性を維持するために、本発明では、RBS制約条件がトレリス符号化制約条件に一致しないように、ネットワークRSBフレームに対するPCMデータフレームの位相をシフトする。この例では、PCMフレーム開始インデックスは、RBS制約条件がトレリス符号化制約条件に一致しないように1スロット左にシフトされている。矢印22で示すように、これはデータスロットS1,S5,S9等にトレリス符号化がシフトした結果である。もはやRBSとトレリス対象スロットのいかなる周期的一致も存在しない。デジタルモデムは、最初のトレーニングシーケンスの間に、アナログモデムと位相シフト情報を通信する。
【0032】
ある状況では、位相調整はRBSとトレリス符号化の共同の制約を完全に緩和するが、一方、他の状況では、そのようなオーバーラップの発生回数をシンボル順序置換なしで最小にすることができる。代わりの方法は、シンボル制約を受けたトレリスコードをRSB対象外のスロットにまぜる、RBSフレーム内でシンボル置換を定義することである。しかしながら、単一データフレーム内で位相調整なしで制限されたシンボル置換は、これらシンボル間での共同決定が必要で、通常のシンボルずつ(ymbol−by−symbol)の決定方式よりもシステムの複雑さが増す。トレリス対象シンボルが、シンボル「トレリスメイト」(トレリスフレーム内の他のシンボル)より早い時間に発生しているスロットに再配置されるとすれば、共同決定は有効かもしれない。
【0033】
トレリス対象シンボルは、そのトレリスメイトとして選択された値に基づく。トレリス対象外シンボルは、等価なクラスの点から自由に選択される。シンボルの過去の経歴に依存する計量、即ち送信パワーを最小にするように、等価なクラスの範囲内で特別な点が選択される。トレリス対象のシンボルが、そのトレリス対象外のメイトの1個より時間的に早く配置されると、トレリス対象シンボルは今後のシンボルに依存する。この今後のシンボルは、順に、パワー最小化のためのトレリス対象シンボルに依存する。なぜならば、依存関係の順序はこれらの2個(またはそれより多く)では異なるので、(すなわち、時間概念の破壊)、これらの2個(またはそれより多く)は、順にというより、むしろ共同で決定されなければならないからである。単一シンボルの決定にN個の点またはクラスにわたって検索が必要な場合、Kシンボル上の共同決定をするには、NK個の点またはクラスセットにわたる検索が必要である。NとKが一般的な値の場合、共同検索領域NKは、KN(Kシンボルのシンボルずつの決定に対する検索領域サイズ)よりもはるかに大きい。
【0034】
一例として、トレリスフレームに関する以下の標準的なシンボル順序を考えると、S0、S1、S2、S3(S3はトレリス対象)、順序が置換され、S0、S1、S3、S2となる。その後、S2とS3は、トレリス制約とパワー最小化制約を考慮して共同で決定されなければならない。
【0035】
この共同決定は、次の手順で起こる。
1.S0を自由に選択する。
2.S1を自由に選択する。
3.S3として、各トレリスサブセットのパワーを最小にする値を選択する。
4.ステップ3からS3の可能性のある各選択の中で、S2に対応するパワーを最小にする値を選択する。
5.この点まで累積パワーを最小にするS3、S2ペアを設定する。
共同決定の必要性は、1個のトレリス対象シンボルがそのトレリスメイト中の1個以前に送信される予定の場合のみ存在する。「位相シフトおよび制限された再配置」(Phase Shift and Restricted Reordering、以下PSRRと記述)と称される他の解決策では、シンボル置換を認めるが、トレリス対象シンボルは、そのトレリスメイトに先行しないという制約が追加される。位相シフトとあわせて、この実施形態は、トレリス対象シンボルとRBS対象スロット間の、最小オーバーラップを保証できる。位相シフトは、単独であらゆる可能な位相上の最小オーバーラップを達成できるが、すべてのシンボル順位付けについて可能な最小オーバーラップを達成することは保証されていないので、これは位相シフト単独法より優れた利点である。置換は、単独で全シンボル順位付けについて可能な最小オーバーラップを達成できるが、計算上の複雑さが増すことが多い点で、PSRRは置換単独法より有利である。
【0036】
本発明のこの実施形態により実行されるステップを、図5に説明する。PSRRの第1のステップは、RBSパターンから所望の位相シフトを決定することである。位相シフトがトレリス対象シンボルとRBS対象スロット間の最小オーバーラップを単独で達成できる場合には、それに応じてアナログモデムは、その位相をシフトし、調整を完了する。位相シフトが最小オーバーラップを単独で達成することができない場合には、連続的に発生するRBS対象スロットの最大オーバーラップ数が、データフレーム中の第1スロットから発生し始めるように位相を選択する。第1のデータフレームスロットから開始して、図5に示される各シンボルをしかるべきスロットに配置する手順に従う。
【0037】
図6にデータフレームで始まる例を示す。スロットは、S0〜S11までのラベルが付けられる。RBS対象スロットはそれらを指す矢印で示されいるが、この場合スロットS2,S5,S8,S11がRBS対象である。トレリス符号化で無拘束のシンボルは、「U」とラベル付けされ、一方トレリスコード対象とされるものには、「A」とラベル付けされる。シンボルは、該シンボルが属している対応トレリスフレームの番号、すなわちどのシンボルがお互いのトレリスメイトであるかを定義している番号、が指定される。この場合、スロットS3,S7,S11のシンボルが、対象とされる。データフレームは、RBS対象とトレリス対象がオーバーラップする1個のスロットS11を持つ。位相シフトは、単独ではオーバーラップを1/データフレームより少なく減らすことができない。
【0038】
図7に示すように、置換単独法は、S10とS11のシンボルを交換し得る。トレリス対象シンボルは、ここではスロットS10であり、これはRBS対象ではない。この問題解決法では、スロットS10とS11のシンボルの共同決定が必要である。
【0039】
図6のPSRR問題解決法の例を図8に示す。PSRRは、先ず、データフレームを右へ2スロットシフトするので、データフレームは、ここではS2からS13までを占有している。位相調整後のRBSとトレリス制約条件間の唯一のオーバーラップは、スロットS5で、元はA0のシンボルを持っていた。図5で定義される手順には、シンボルA0をトレリスフレーム1の第1トレリス対象外のメンバU1に交換する効果がある。時間の概念を破壊せずに、オーバーラップはゼロに減少し、したがってデータモードのさらなる複雑さは必要ない。
【0040】
位相単独法の利点は、調整実行の簡潔さ、調整完了後の複雑さがゼロであること(すなわち、データモード)と固定されたシンボル順序に対するRBSとトレリス制約条件事項間のオーバーラップを最小にする能力を持つこと、である。
【0041】
置換単独法の利点は、RBS制約条件とトレリス制約条件間の絶対最小オーバーラップを保証する能力を持つことである。
PSRRの利点は、調整完了後の複雑さの増加がほぼゼロであることと、RBSとトレリス制約条件間の絶対最小オーバーラップを保証する能力を持つことである。
【0042】
本発明は、信号線上に多くのノイズがあり(低信号対雑音比)、信号線は、数種のアプリケーションの高速データレートを支援しなければならないという状況においては理想的である。なぜなら、RBSは、特定のデータスロットを対象とするので、データレートは低下するはずだからである。データレートが低下すると、接続は、もはや所望のアプリケーションを支援することが出来ない。本発明は、量子化雑音を効果的に減少させ、より高速のデータレートを支援することにより、この状況を解決する。
【0043】
本発明は、トレリス符号化制約条件とRBS制約条件に関して説明しているが、本発明は、周期的なスロットの奪取と破損が存在するいかなるストリーミングフレームシステムにおいても機能する。
【0044】
本発明の例証的な実施形態に関して、本発明を示し、かつ説明してきたが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく本発明の形式および詳細において種々の変更、省略、および追加を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCMデータフレームの例。
【図2】本発明に従って実行されるステップのフローチャート。
【図3】本発明の例証的な実施形態に使用される電話網のブロック図。
【図4】本発明のデータモードフレームおよびネットワークRBSフレームの相対位相を調整する方法。
【図5】本発明の他の実施形態により実行されるステップ。
【図6】RBS対象のトレリスデータフレームの例。
【図7】本発明の例証的実施形態が図6に示したデータフレームを修正する方法。
【図8】本発明の別の例証的実施形態が図6に示したデータフレームを修正する方法。
Claims (2)
- シンボルストリームを有するパルス符号変調(PCM)データフレームのロブドビットシグナリング(RBS)に起因する情報処理能力の損失を減少させる方法であって、
前記PCMデータフレームのどのスロットがRBSの対象であるかを判定するステップと、
前記PCMデータフレームのどのスロット(もしあれば)がシンボルの符号化に拘束されているか判定するステップと、
RBSおよび符号化の両方の対象とされるスロットの数が減少するように、RBSの位相に対し符号化の位相をシフトするステップと、
を含む、方法。 - アナログ回線を含む電話回線でデータを送信するシステムであって、
前記アナログリンクに結合したアナログモデムと、
前記アナログリンクに交換されると共にアナログ信号からPCMデータフレームへの変換を実行するデジタル接続に結合された、デジタルモデムとを備え、
前記デジタルモデムが、
前記PCMデータフレームのどのスロットがRBSの対象であるかを判定するステップと、
前記PCMデータフレームのどのスロット(もしあれば)がシンボルの符号化に拘束されているか判定するステップとを実行し、
RBSおよび符号化の両方の対象とされるスロットの数が減少するように、RBSの位相に対し符号化の位相をシフトする、システム。
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