JP4647949B2 - マルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディアコンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システム - Google Patents

マルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディアコンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システム Download PDF

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Description

本発明は、マルチメディアコンテンツを再構成する技術に関するものであり、特にマル
チメディアコンテンツを目的に応じて再構成する技術に関するものであり、さらに特には
マルチメディアコンテンツを再構成してコマーシャルコンテンツを生成する技術に関する
ものである。
近年、マルチメディアコンテンツ(以下MMコンテンツと称する)をさまざまな端末で
扱える環境が整ってきた。また、MMコンテンツの数自体も増加している。大量のMMコ
ンテンツの中から視聴したいMMコンテンツを一般のユーザが選択するためには、各MM
コンテンツのダイジェストや、予告編などの所謂コマーシャル(CM)コンテンツがある
と便利である。その場合、特に、MMコンテンツの内容をまとめただけのダイジェストよ
りも、コンテンツの予告編のようにコマーシャル的に再構成したいわゆるCMコンテンツ
が有効である。しかしながら、このようなダイジェストや、予告編などのCMコンテンツ
を人手により手動で作成するにはコストがかかり過ぎて、MMコンテンツの増加に対応す
ることができないという問題があった。
また、プレゼンテーションを収録し、自動的にWeb公開用のコンテンツを生成するツールが、株式会社リコー(R)によってMPMeister(R)と呼ぶツールが製作されている。
そこで、例えば、利用者の嗜好に基づいてマルチメディアコンテンツからダイジェスト
を生成し、配信する技術が考案されていた(特許文献1)。
特開2003−333500号公報 株式会社リコー著「MPMeister V1.3日本語環境リリースノート」株式会社リコー発行、2004年7月9日
しかしながら、この技術においては、配信先の個人の嗜好性に基づいてダイジェストを
生成して配信する技術ではあるものの、CM目的を含む利用目的および利用端末に応じて
自動的にMMコンテンツを再構成する技術ではなかった。
また、上記MPMeister(R)は、1時間のプレゼンテーションを1時間のコンテンツとして生成する。このため、短い時間で手軽にプレゼンテーションを視聴したい、あるいは毎日少しずつプレゼンテーションを視聴していきたい、といった利用者の要望に対応できなかった。特に携帯端末を表示デバイスとして想定した場合、長時間の視聴は難しいため、コンテンツを特にショートクリップとして提供するほうが望ましいのであったが、従来のMPMeister(R)は、プレゼンテーションの一部分を切り出して部分的なコンテンツとして配信することができなかったので、携帯端末のようなデバイスでの視聴には不向きであった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用目的に従ってMMコンテンツ素材
からMMコンテンツを再構成するマルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディア
コンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。また、特に、CMコンテンツやショートクリップを自動的に生成することができるマルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディアコンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、利用目的に応じてマルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成装置であって、前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定手段と、前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定手段と、前記利用目的設定手段によって設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定手段によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択手段と、選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装
置において前記利用目的設定手段は、CMとしての利用、ショートクリップとしての利用、および受動的視聴利用の少なくとも1つの利用目的を含む前記利用目的情報の設定入力を受け付けるものであり、前記利用環境設定手段は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用の少なくとも1つの利用環境を含む前記利用環境情報の設定入力を受け付けるものであることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載のマルチメディアコンテンツ
再構成装置において、ユーザの前記利用目的情報および前記利用環境情報を蓄積するユー
ザ情報データベースを、さらに備え、前記利用目的設定手段は、前記ユーザ情報データベ
ースに蓄積された前記利用目的情報を受け付け、前記利用環境設定手段は、前記ユーザ情
報データベースに蓄積された前記利用環境情報を受け付けるものであることを特徴とする
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記利用目的設定手段は、映像コンテンツの予告編、商品説明およびプロモーションビデオのうち少なくとも1つを含むコマーシャル(CM)コンテンツの提示を利用目的とする利用目的情報、ショートクリップの提示を利用目的とする利用目的情報、プレゼンテーションの少なくとも一部分の提示を利用目的とする利用目的情報、および緊急情報の提供を利用目的とする利用目的情報の少なくともいずれかを受け付け、前記コンテンツ再構成手段は、前記CMコンテンツ、前記ショートクリップ、前記プレゼンテーションの少なくとも一部分、および前記緊急情報の少なくともいずれかを含む前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記コンテンツ再構成手段は、前記マルチメディアコンテンツを生成するための音楽データの設定を受け付ける音楽設定手段と、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツ素材を検索する素材検索手段と、選択された前記テンプレート、前記音楽データ、および検索された前記マルチメディアコンテンツ素材から、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツを再構築するマルチメディアコンテンツ再構築手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記利用環境における前記マルチメディアコンテンツを表示する表示画面のレイアウト、各素材コンテンツのタイムライン、およびコンテンツ切り替え時のエフェクト情報を含む前記テンプレートを蓄積するテンプレートDBを、さらに備え、前記選択手段は、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記テンプレートDBに蓄積した前記テンプレートから選択してユーザに対して表示して、前記ユーザにより選択された前記テンプレートの設定入力を受け付けるものであることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記選択手段は、ユーザによるテンプレート設定入力を受け付け、受け付けられた設定入力により前記テンプレートを生成して、前記テンプレートDBに蓄積し、かつ、蓄積された前記テンプレートを組み合わせて新たにテンプレートを生成して前記テンプレートDBにさらに蓄積するものであることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6または7に記載のマルチメディアコンテンツ
再構成装置において、音楽情報を蓄積する音楽情報DBを、さらに備え、前記音楽設定手
段は、設定された前記テンプレート、前記利用目的情報、および利用環境情報に基づいて
、音楽情報を選択して表示し、前記ユーザによる設定入力を受け付けるものであることを
特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項5〜8のいずれか1つに記載のマルチメディア
コンテンツ再構成装置において、前記音楽設定手段は、設定を受け付ける音楽としてBG
M(バックグラウンドミュージック)の設定を受け付けるものであることを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項5〜9のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記マルチメディアコンテンツ素材およびそのインデックス情報を蓄積するマルチメディアコンテンツ素材DBを、さらに備え、前記素材検索手段は、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツ素材DBから前記マルチメディアコンテンツ素材を抽出するものであることを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項5〜10のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記素材検索手段は、前記マルチメディアコンテンツ素材におけるキーワード情報を抽出して重要度を設定するキーワード抽出手段と、画像情報を抽出し重要度を設定する画像抽出手段と、映像情報を抽出して重要度を設定する映像抽出手段と、音声情報を抽出して重要度を設定する音声抽出手段と、を有し、前記マルチメディアコンテンツ再構築手段は、上記抽出された情報の重要度に基づいて前記マルチメディアコンテンツを生成することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11に記載のマルチメディアコンテンツ再構
成装置において、前記キーワード抽出手段は、前記マルチメディアコンテンツ素材DBか
ら前記キーワード情報を抽出して重要度を設定するものであり、かつ前記ユーザによる前
記抽出されたキーワードの変更入力および新たなキーワードの設定入力を受け付けるもの
であることを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項11または12に記載のマルチメディアコン
テンツ再構成装置において、前記画像抽出手段は、画像の特徴による重要度の判定、前記
キーワード抽出手段による重要度の設定入力、前記ユーザによる画像重要度の設定入力の受け付け、および画像認識による画像切り出しの少なくとも1つに基づいて画像を抽出するものであることを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項13に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記画像抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記画像の抽出方法を選択するものであることを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項11〜14のいずれか1つに記載のマルチメ
ディアコンテンツ再構成装置において、前記映像抽出手段は、映像の特徴による重要度の
判定、前記キーワード抽出手段による重要度の設定入力、前記ユーザによる映像重要度の設定入力の受け付け、および映像認識による画像切り出しの少なくとも1つに基づいて映像を抽出するものであることを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置であって、前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記映像抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記映像の抽出方法を選択するものであることを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項11〜16のいずれか1つに記載のマルチメ
ディアコンテンツ再構成装置において、前記音声抽出手段は、音声認識技術による重要度
の判定、前記キーワード抽出手段による重要度の設定入力、ワードスポッティング技術に
よる重要度の判定、前記ユーザによる音声の重要度の設定入力の受け付け、および音声認識技術による音声の切れ目による切り出しの少なくとも1つに基づいて音声を抽出するものであることを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項17に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記音声抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記音声の抽出方法を選択するものであることを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項2〜18のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記マルチメディアコンテンツの視聴者および配信者を含むユーザに対して、前記マルチメディアコンテンツ素材の少なくとも一部分を表示させないように設定する制限設定入力を受け付ける制限設定手段を、さらに有し、前記コンテンツ再構成手段は、前記制限設定手段によって表示させないように設定された前記マルチメディアコンテンツ素材の部分を除外して、前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、請求項11〜19のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置において、前記キーワード抽出手段、前記画像抽出手段、前記映像抽出手段、および前記音声抽出手段のうち少なくとも2つの抽出手段の重要度の優先順位を設定する優先順位設定入力を受け付ける抽出優先度設定手段を、さらに備え、前記コンテンツ再構成手段は、前記抽出優先度設定手段によって設定された優先順位に、さらに基づいて前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、利用目的に応じてマルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成方法であって、前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定工程と、前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定工程と、前記利用目的設定工程において設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定工程によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択工程と、選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成工程と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、請求項21に記載のマルチメディアコンテンツ再構
成方法において、前記利用目的設定工程は、CMとしての利用および受動的視聴利用の少
なくとも1つの利用目的を含む前記利用目的情報のユーザによる設定入力を受け付けるも
のであり、前記利用環境設定工程は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用
の少なくとも1つの利用環境を含む前記利用環境情報のユーザによる設定入力を受け付け
るものであることを特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、請求項21または22に記載のマルチメディアコン
テンツ再構成方法において、前記利用目的設定工程は、ユーザの前記利用目的情報および
前記利用環境情報を蓄積するユーザ情報データベースに蓄積された前記利用目的情報を受
け付け、前記利用環境設定工程は、前記ユーザ情報データベースに蓄積された前記利用環
境情報を受け付けるものであることを特徴とする。
また、請求項24にかかる発明は、マルチメディアコンテンツ再構成プログラムであっ
て、請求項21〜23に記載のマルチメディアコンテンツ再構成方法のいずれか1つをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項25にかかる発明は、それぞれネットワークを介して接続されて成り、マルチメディアコンテンツ素材を生成するマルチメディアコンテンツ生成装置と、前記マルチメディアコンテンツ生成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツ素材を受信し、利用目的に応じて前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成装置と、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを前記ネットワークを介して送信する送信サーバと、前記送信サーバによって送信される生成されたマルチメディアコンテンツを受信する複数の情報端末と、を備えたマルチメディアコンテンツ配信システムであって、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置は、前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定手段と、前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定手段と、前記利用目的設定手段によって設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定手段によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択手段と、選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項26にかかる発明は、請求項25に記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記マルチメディアコンテンツ生成装置は、MPMeister(R)であることを特徴とする。
また、請求項27にかかる発明は、請求項25または26に記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記情報端末は携帯電話であり、前記利用環境設定手段は、前記携帯電話の利用による利用環境情報を設定するものであることを特徴とする。
また、請求項28にかかる発明は、請求項25〜27のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記利用目的設定手段は、緊急情報の緊急配信であること、周知徹底情報の配信であること、およびプレゼンテーションコンテンツの配信であることの少なくとも1つを利用目的情報として受け付け、前記マルチメディアコンテンツ再構成手段は、緊急事態に起因する緊急情報に関するマルチメディアコンテンツ、周知徹底情報に関するマルチメディアコンテンツ、およびプレゼンテーションコンテンツであるマルチメディアコンテンツの少なくとも1つを再構成することを特徴とする。
また、請求項29にかかる発明は、請求項25〜28のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを、予め設定されたスケジュールに基づいて配信することを特徴とする。
また、請求項30にかかる発明は、請求項29に記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記マルチメディア再構成手段は、前記プレゼンテーションコンテンツであるマルチメディアコンテンツのタイムラインを維持して再構成し、前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成手段によってタイムラインを保持して再構成された前記プレゼンテーションコンテンツを、前記タイムラインを保持して前記情報端末に配信することを特徴とする。
また、請求項31にかかる発明は、請求項25〜30のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システムにおいて、前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを表示するホームページをWeb上に備え、前記携帯端末からのダウンロードを受け付けるものであることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、再構成されて利用されるマルチメディアコンテンツの
利用目的およびPCなどの利用環境情報を設定し、設定された利用目的情報および利用環
境情報に基づいて、マルチメディアコンテンツの素材を再構成するので、利用目的と利用
環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテ
ンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、利用目的の設定は、CMとしての利用、ショートクリップとしての利用、および受動的視聴利用の少なくとも1つを含む利用目的情報を設定入力でき、また利用環境の設定は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用の少なくとも1つを含む利用環境情報を設定入力できるので、設定入力によって、例えば受動的にショートクリップを携帯端末で視聴できるようにマルチメディアコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、ユーザの利用目的情報および利用環境情報を蓄
積するユーザ情報データベースから、利用目的および利用環境を設定できるので、自動的
にユーザの利用する目的と環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成で
きるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、映像コンテンツの予告編、商品説明、およびプ
ロモーションビデオのうち少なくとも1つを含むコマーシャル(CM)コンテンツ、ショートクリップ、およびプレゼンテーションなどをマルチメディアコンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツを再構成するための
テンプレートおよび音楽データを設定して、利用目的および利用環境情報に基づいてマル
チメディアコンテンツ素材を検索して再構築するので、効率よく利用目的と利用環境に適
合して再構成された音楽情報を含むマルチメディアコンテンツを自動的に再構成できるマ
ルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、利用環境における表示画面でのレイアウト、各
素材コンテンツのタイムライン、およびコンテンツ切り替え時のエフェクト情報を含むテ
ンプレートを蓄積するテンプレートDBを、さらに備えて、テンプレートDBからユーザ
はテンプレートを選択できるので、ユーザの嗜好性により適合したコンテンツを、マルチ
メディアコンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提
供できるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、ユーザによるテンプレート設定入力により新た
なテンプレートがテンプレートDBに蓄積され、かつ、蓄積されたテンプレートを組み合
わせて新たにテンプレートを生成してテンプレートDBにさらに蓄積するので、ユーザの
嗜好性により適合した選択肢の多いテンプレートを使用して、コンテンツをマルチメディ
アコンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供でき
るという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、音楽情報を蓄積する音楽情報DBを、さらに備
えて、音楽情報DBから選択して表示した音楽情報からユーザが選択できるので、ユーザ
の音楽嗜好性により適合したコンテンツをマルチメディアコンテンツから自動的に再構成
できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、BGM(バックグラウンドミュージック)を設
定できるので、ユーザの音楽嗜好性により適合したコンテンツをマルチメディアコンテン
ツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効
果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツ素材およびそのイ
ンデックス情報を蓄積するマルチメディアコンテンツ素材DBを、さらに備え、利用目的
情報および利用環境情報に基づいて、マルチメディアコンテンツ素材DBからマルチメデ
ィアコンテンツ素材を抽出するので、コンテンツを多種多様なマルチメディアコンテンツ
から的確に自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるとい
う効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツ素材の検索におい
て、キーワードとキーワードの重要度、画像情報と画像情報の重要度、映像情報と映像情
報の重要度、および音声情報と音声情報の需要度を抽出し、抽出されたそれぞれの情報を
それぞれの重要度に基づいてマルチメディアコンテンツを再構成するので、それぞれの重
要なメディアコンテンツから重要な部分を自動的に再構成できるマルチメディアコンテン
ツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツ素材DBからキー
ワードを抽出して重要度を設定するとともに、ユーザによるキーワードの変更が可能であ
るので、マルチメディアコンテンツを抽出するキーワードを自動的に設定したとしてもユ
ーザのニーズによって変更できるので、ユーザのニーズにより適合したコンテンツをマル
チメディアコンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を
提供できるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、画像抽出に際して、画像の特徴による重要度
、キーワードによる重要度、およびユーザによる画像重要度の設定の少なくとも1つに基
づいておこなうので、重要な画像を抽出でき、しかもユーザが重要度を変更できるので、
ユーザのニーズにより適合したコンテンツを画像コンテンツから自動的に再構成できるマ
ルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、再構成するコンテンツのサイズを設定して、該設定サイズに基づいて画像の抽出方法を選択することができるので、設定したサイズに基づいて最適な抽出方法を採ることができ、生成効率が高く、ユーザのニーズにより適合したコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、映像抽出に際して、映像の特徴による重要度
、キーワードによる重要度、ユーザによる映像重要度の設定、および画像認識による画像切り出しの少なくとも1つに基づいて行うので、重要な映像を抽出でき、しかもユーザが重要度を変更できるので、ユーザのニーズにより適合したコンテンツを映像コンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、再構成するコンテンツのサイズを設定して、該設定サイズに基づいて映像の抽出方法を選択することができるので、設定したサイズに基づいて最適な抽出方法を採ることができ、生成効率が高く、ユーザのニーズにより適合したコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、音声抽出に際して、音声の重要度、キーワー
ドによる重要度、ワードスポッティング技術による重要度、ユーザによる音声の重要度の設定、および音声の切り目によるきりだしの少なくとも1つに基づいて行うので、重要な音声を抽出でき、しかもユーザが重要度を変更できるので、ユーザのニーズにより適合したコンテンツを音声コンテンツから自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、再構成するコンテンツのサイズを設定して、該設定サイズに基づいて音声の抽出方法を選択することができるので、設定したサイズに基づいて最適な抽出方法を採ることができ、生成効率が高く、ユーザのニーズにより適合したコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、再構成されるマルチメディアコンテンツのユ
ーザに対して、マルチメディアコンテンツ素材の少なくとも一部分を表示させないように
設定できるので、ユーザに表示したくない部分を表示しないマルチメディアコンテンツを
自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏
する。
また、請求項20にかかる発明によれば、キーワードの抽出、画像の抽出、映像の抽出
、および音声の抽出のうちから抽出するメディアの重要度の優先順位を設定するので、ユ
ーザのニーズに適合してメディアに重要度の差異を付けてマルチメディアコンテンツを自
動的に再構成するマルチメディアコンテンツ再構成装置を提供できるという効果を奏する
また、請求項21にかかる発明によれば、再構成されて利用されるマルチメディアコン
テンツの利用目的およびPCなどの利用環境情報を設定し、設定された利用目的情報およ
び利用環境情報に基づいて、マルチメディアコンテンツの素材を再構成するので、利用目
的と利用環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディ
アコンテンツ再構成方法を提供できるという効果を奏する。
また、請求項22にかかる発明によれば、利用目的の設定は、CMとしての利用、ショートクリップとしての利用、および受動的視聴利用の少なくとも1つを含む利用目的情報をユーザが設定入力でき、また利用環境の設定は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用の少なくとも1つを含む利用環境情報をユーザが設定入力できるので、ユーザによる入力によって、例えば受動的にショートクリップを携帯端末で視聴できるようにマルチメディアコンテンツを自動的に再構成できるマルチメディアコンテンツ再構成方法を提供できるという効果を奏する。
また、請求項23にかかる発明によれば、ユーザの利用目的情報および利用環境情報を
蓄積するユーザ情報データベースから、利用目的および利用環境を設定できるので、自動
的にユーザの利用する目的と環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成
できるマルチメディアコンテンツ再構成方法を提供できるという効果を奏する。
また、請求項24にかかる発明によれば、請求項21〜23に記載のマルチメディアコ
ンテンツ再構成方法のいずれか1つをコンピュータに実行できマルチメディアコンテンツ
再構成プログラムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項25にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ生成装置と、生成されたマルチメディアコンテンツを利用目的に応じて再構成するマルチメディアコンテンツ再構成装置と、再構成されたマルチメディアコンテンツをネットワークを介して送信する送信サーバと、再構成されたマルチメディアコンテンツを受信する複数の情報端末と、を備えたマルチメディアコンテンツ配信システムであって、マルチメディアコンテンツ再構成装置は、利用目的についての利用目的情報の設定および利用される環境についての利用環境情報に基づいて、マルチメディアコンテンツを再構成するので、利用目的と利用環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成でして送信し、ユーザが視聴することができるマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項26にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツ生成装置は、MPMeister(R)であるので、再構成すべきマルチメディアコンテンツを効率的に生成でき、その結果、効率よく、利用目的と利用環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成でして送信し、ユーザが視聴することができるマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項27にかかる発明によれば、情報端末は携帯電話であり、マルチメディアコンテンツ再構成装置において利用環境を携帯電話であると設定して再構成するので、携帯電話という利用環境に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成でして効率的に送信し、ユーザが視聴することができるマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項28にかかる発明によれば、緊急情報の緊急配信や、周知徹底情報の配信や、プレゼンテーションコンテンツの配信に適した形でマルチメディアコンテンツを再構成するので、各用途に適合したマルチメディアコンテンツを自動的に再構成でして効率的に送信し、ユーザが視聴することができるマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項29にかかる発明によれば、送信サーバは、再構成されたコンテンツを、予め設定されたスケジュールに基づいて配信するので、ユーザにとって利便性の高いマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項30にかかる発明によれば、マルチメディアコンテンツのタイムラインを維持して再構成し、送信サーバは、再構成されたプレゼンテーションコンテンツを、タイムラインを保持して情報端末に配信するので、時間的な順序が正しく保たれた、ユーザにとって利便性の高いマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
また、請求項31にかかる発明によれば、再構成されたマルチメディアを表示するホームページをWeb上に備え、携帯端末からのダウンロードを受け付けるので、ユーザの要望に応じて情報を取得することができる効率と利便性の高いマルチメディアコンテンツ配信システムを提供できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるマルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディアコンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態によるマルチメディアコンテンツ再構成装置は、コマーシャル(CM)コンテンツのようなショートクリップの生成を目的とするマルチメディア(MM)コンテンツ再構成装置として具現化した形で説明する。ここでは、CMのようなショートクリップを自動生成する具現化例を、以下、簡単にCM自動生成装置と称する。以下の説明においてCM自動生成装置と称して説明するが、このCM自動生成装置が自動生成するMMコンテンツはCMに限定されるものではなく、CMのようなショートクリップ、プレゼンテーション及びその一部、災害の発生などの緊急情報、企業体などにおける周知徹底事項についての周知徹底情報、天気予報、ニュース番組、あるいは交通情報などをも含めて所謂MMコンテンツを再構成して生成するものである。
以下においては説明と簡略化するために、マルチメディアコンテンツ再構成の例として、主にCMコンテンツを自動生成することとして説明するが、しかしながら、本発明は、CMコンテンツの自動生成に限定されるものではない。CM自動生成装置は本発明によるマルチメディアコンテンツ再構成装置の多種多様に具現化できる具現例の一つに過ぎないものである。
(1.実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。実
施の形態1によるCM自動生成装置(以下、本装置と称する)は、利用目的設定部1、利
用環境設定部2、コンテンツ再構成部3、操作表示部4、および記憶部5を備える。以下
マルチメディアコンテンツを、MMコンテンツと称する。
利用目的設定部1は利用目的情報を設定し、利用環境設定部2は利用者がCMコンテン
ツを視聴する利用環境情報を設定し、コンテンツ再構成部3は利用目的設定部1によって
設定された利用目的情報および利用環境設定部2によって設定された利用環境情報に従っ
てMMコンテンツからCMコンテンツを再構成する。
コンテンツ再構成部3は、テンプレート設定部31、BGM設定部32、素材検索部3
3、MMコンテンツ再構築部34を有する。
記憶部5は、ユーザプロファイルデータベース(DB)51、CMテンプレートDB5
2、音楽素材DB53、MM素材コンテンツDB54、およびMPEG−7DB55を有
する。
利用目的設定部1は、利用者がどのような目的にMMコンテンツを利用するかを設定す
る設定入力を受け付ける。利用者がMMコンテンツを利用する目的としてはCMとして視
聴したい、受動的に視聴したい、あるいは教材として視聴したいなど、利用者が本装置に
よって再構成されるMMコンテンツを実際に利用しようとする目的である。ここでは、利
用目的設定部1には、CMコンテンツの生成を目的とする利用目的情報が入力されて受け
付けられる。
利用者は、操作表示部4を介して、利用目的としてCMコンテンツ生成目的の設定入力
を行う。操作表示部4はキーボード・マウスなど利用者が入力する入力装置と、液晶モニ
タなど利用者に対して情報を表示する表示装置(不図示)とを有する。
記憶部5には、利用者についての情報を蓄積したユーザプロファイルDB51が格納されている。利用目的設定部1は、ユーザプロファイルDB51にアクセスして、利用者の利用目的情報を取得する構成とすることができる。こうして、利用目的設定部1は、利用者が再構成するMMコンテンツの利用目的情報を設定することができるので、CMコンテンツを生成する場合に、該利用目的情報に従って再構成することができる。
利用環境設定部2は、利用者が本装置によって再構成されるMMコンテンツ、この場合
は生成されるCMコンテンツを視聴する環境を設定する。利用者の視聴環境とは例えば、
携帯端末での視聴、TV端末での視聴、あるいはパソコン上での視聴などの視聴環境であ
る。利用環境設定部2は、利用者が環境情報の設定入力を行った場合、設定された入力を
受け付ける。利用者による環境情報の設定入力は、上述の利用情報の入力と同様、操作表
示部4を介して行う。
ここで上記ユーザプロファイルDB51は、利用環境情報を蓄積することができる。そ
の場合、利用環境設定部2は、利用者の利用環境情報をユーザプロファイルDB51にア
クセスし、利用環境情報を取得する構成とすることができる。
また、ユーザプロファイルDB51は、ユーザに関する種々の情報を蓄積し、以下に説
明する各処理部がアクセスして、各処理部が必要とする利用目的情報および利用環境情報
を含む情報を読み出して、読み出した情報に従って各機能を実行する構成とすることがで
きる。こうして、利用環境設定部2は、利用者のPC端末などの利用環境情報を設定する
ことができるので、以下、CMコンテンツを生成する場合に、該利用環境情報に従って再
構成することができる。
コンテンツ再構成部3は、利用目的設定部1で設定された目的情報に応じて、コンテン
ツを再構成する。それ故、本装置のコンテンツ再構成部3によるコンテンツの再構成は、
いわばMMコンテンツを「再目的化」すると解することができる。
ここで、MMコンテンツ素材を生成するツールとして株式会社リコー(R)が既に発表
しているMPMeister(R)を用いて生成したMMコンテンツ素材を利用すること
ができる。MPMeister(R)は、Microsoft(R)社のプレゼンテーシ
ョンツールであるPowerPoint(R)によるファイルを元に、プレゼンテーショ
ン映像に自動的にインデックスを付していき、PowerPoint(R)と連動したW
eb公開用コンテンツを自動生成するツールである。
本実施の形態においては、コンテンツ再構成部3は、CMコンテンツを生成するので、
例えば、1本の映画コンテンツに対する予告編などのCMコンテンツ、あるいはプレゼン
テーション全体のマルチメディア記録に対するCMコンテンツなどを生成する。
ここで、MMコンテンツの各種加工技術としては、種々の技術が公知である。例えば特
開2000−339345号公報の公知技術を用いると、放送されたコンテンツを検索す
る際に、的確なキーワードが分からない場合でも必要な検索ができる。また特開2001
−24996号公報の公知技術を用いると、デジタル衛星データ放送などによって配信さ
れたマークアップ言語形式のデータを視聴者(ユーザ)のニーズや好みに適合した表現形
式で提供できる。本実施の形態においてはCMコンテンツ生成のためにMMコンテンツを
検索し、CMとして再構成を行うが、この検索の際に上記の公知技術を利用することがで
きる。
以下にコンテンツ再構成部3の有する各処理部について説明する。テンプレート設定部
31は、CMコンテンツの再構成に使用するCMテンプレートを操作表示部4に表示する
。コンテンツ再構成部3は、CMテンプレートDB52を有する。CMテンプレートは、
CMコンテンツの自動生成において、画面のレイアウト、各素材コンテンツのタイムライ
ン、およびコンテンツ切り替え時のエフェクトを含む情報が予め設定されたテンプレート
である。CMテンプレートDB52は、CMテンプレートを蓄積している。
テンプレート設定部31は、利用目的設定部1によって設定された利用目的および利用
環境設定部2によって設定された利用端末における利用環境情報に応じて、CMテンプレ
ートDB52に蓄積されたテンプレートを自動的に選択し、操作表示部4に表示する。
利用者が、操作表示部4に表示されたテンプレートの中から気に入ったものを選択して
入力した場合、テンプレート設定部31は、設定入力を受け付けて利用者の選択したテン
プレートを設定する。
あるいはここで、利用者が新たにCMテンプレートを操作表示部4を介して作成する構
成とすることができる。この場合、テンプレート設定部31は新たに作成されたCMテン
プレートを受け付け、受け付けられたテンプレートは、利用者の選択入力があった場合、
新たに作成されたCMテンプレートを設定し、またテンプレートDB52に蓄積すること
ができる。
また、テンプレート設定部31は、上述の利用目的情報および利用環境情報に応じて、
既存のテンプレートの部分を組み合わせて新しいテンプレートを生成し、組み合わせて新
たに生成されたテンプレートを操作表示部4に表示し、テンプレートDB52に蓄積する
構成とすることができる。
このようにして、CMの雰囲気や構成など利用者の気に入ったテンプレートを、操作表
示部4を介して利用者に提案して、より広いCMコンテンツ生成の選択肢を提示すること
ができる。あるいはまた、提示してユーザの選択を待つまでもなく自動的にテンプレート
を決定する構成とすることもできる。
BGM設定部32は、CMコンテンツの背景に流れるバックグラウンドミュージック(
BGM)を設定する。コンテンツ再構成部3は、音楽データを蓄積する音楽素材DB53
を備える。音楽素材DB53は、通常、著作権フリーの音楽データを含む音楽データを蓄
積している。BGM設定部32は、音楽素材DB53にアクセスし、ユーザプロファイル
DB51から取得した利用者の嗜好情報に応じて、CMコンテンツの雰囲気に適したBG
Mを自動選択する機能、および利用者自身が音楽を選択して設定した場合、設定された入
力を受け付けることができる機能の両方の機能を有する。こうして、利用者が操作表示部
4を介して、提示されるBGMを選択して入力することができ、あるいは自動的に利用目
的と利用環境情報を含む条件に従って自動的に選択することもできる。
素材検索部33は、キーワード抽出部331、画像抽出部332、映像抽出部333、
および音声抽出部334を有する。これら素材検索部33が有する各抽出部の機能を簡単
に述べると、キーワード抽出部331は、MMコンテンツ素材におけるキーワード情報を
抽出して重要度を設定し、画像抽出部332は画像情報を抽出して重要度を設定し、映像
抽出部333は映像情報を抽出して重要度を設定し、音声抽出部334は音声情報を抽出
して重要度を設定する。
素材検索部33はまた、CMコンテンツ生成に必要な各種のMM素材コンテンツを蓄積
するMM素材コンテンツDB54を有する。MM素材コンテンツDB54に蓄積するMM
コンテンツは、例えば既述のMPMeister(R)によって生成されたコンテンツ、
デジタル放送を受信することによって、あるいはWebページから取得したコンテンツを
蓄積することができる。
素材検索部33は、MM素材コンテンツDB54にアクセスし、必要なMMコンテンツ
を検索して抽出する。素材検索部33の有する各処理部の詳細は以下の通りである。
キーワード抽出部331は、MMコンテンツ素材のインデックス情報を蓄積するMPE
G−7DB55を有する。キーワード抽出部331は、MM素材コンテンツDB54およ
びMPEG−7DB55から、既存のキーワード抽出技術を利用して、自動的に重要なキ
ーワードを自動抽出する機能、利用者自身がキーワードを設定した場合、設定されたキー
ワードを受け付ける機能、あるいは自動抽出されたキーワードおよびその重要度に対する
利用者による変更を受け付ける機能を有する。ここで、キーワード抽出技術については、
上記の公知文献に示された技術を含めて種々の公知技術を用いて、コンテンツ素材の検索
を実現できる。こうして、キーワード抽出部331によって重要なキーワードによってM
Mコンテンツ素材を検索し抽出することができる。あるいはまた、例え的確なキーワード
が分からない場合であっても、一定程度の関連するMMコンテンツ素材を抽出することが
できる技術もある(既述)。
画像抽出部332は、公知技術である画像特徴判定技術、およびキーワード抽出部33
1において抽出されたキーワードを使用して、画像の重要度を算出し、算出された重要度
に従って重要な画像を自動的に抽出する機能を有する。また、画像抽出部332は、利用
者自身が画像を選択する選択設定、あるいは自動的に抽出された画像およびその重要度を
変更する変更設定を受け付ける機能を有する。
映像抽出部333は、公知技術である映像特徴判定技術、およびキーワード抽出部33
1において抽出されたキーワードを使用して、映像シーンの重要度を算出し、算出された
重要度に従って重要な映像シーンを自動的に抽出する機能を有する。また、映像抽出部3
33は、利用者自身が映像を選択する選択設定、あるいは自動的に抽出された映像および
その重要度を変更する変更設定を受け付ける機能を有する。
音声抽出部334は、公知技術である音声認識技術、およびワードスポッティング技術
を利用して音声の重要度を算出し、算出された重要度に従って重要な音声を自動抽出する
機能を有する。また、音声抽出部334は、利用者自身が音声の重要度を自ら設定する重
要度設定、あるいは自動抽出された音声およびその重要度を変更する変更設定を受け付け
る機能を有する。
MMコンテンツ再構築部34は、テンプレート設定部31で設定されたテンプレート、
BGM設定部32で設定されたBGM、および素材検索部33で検索され抽出された素材
を、取得した利用目的情報と利用環境情報に応じて再構成し、CMコンテンツを生成する
。ここでコンテンツを要約する技術としては、例えば特開2002−259720号公報
に示された技術を用いることができる。また、特許文献1に示された技術を用いることもできる。
図2は、MMコンテンツ素材における画像、映像、および音声の重要度の解析を説明す
る図である。図2では、時間軸201に対して、画像202、映像203、および音声2
04の各情報が提供されることが示されている。ここでイベント205、206、および
207として、プレゼンテーションソフトであるパワーポイント(R)の表示において、
ページをめくるなどのイベントによるイベント情報が適宜、メタデータとして提供されて
いる。映像、音声、および画像情報は、例えば、メタデータを利用したキーワード抽出や
画像認識、音声認識技術を利用して、それぞれの重要度が算出される。
画像抽出部332における画像の重要度解析は、キーワード抽出部331によって抽出
されたキーワードを基にして、例えば前述の特許文献1に記載されている技術を利用して
、画像の重要度を算出する。あるいは、画像に対応するメタデータがキーワードと一致す
るか否かによって画像の重要度を算出することもできる。こうして、画像抽出部332に
よって重要な画像部分を含むMMコンテンツ素材を抽出することができる。
映像抽出部333における映像の重要度解析では、シーンチェンジやズームインなどの
カメラの動きを解析し、重要度を算出する。こうして、映像抽出部333によって重要な
映像部分を含むMMコンテンツ素材を抽出することができる。
音声抽出部334における音声の重要度解析では、キーワード抽出部331によって抽
出されたキーワードを基にしてワードスポッティング技術を適用し、キーワードを含む音
声重要度を上げる、あるいは該キーワードの音声以外の音が入っている部分の重要度を下
げる、あるいは複数名の音声が入っている部分の重要度を上げるなどのルールを適用する
。こうして、音声抽出部334によって重要な音声部分を含むMMコンテンツ素材を抽出
することができる。
CMコンテンツを生成する目的の場合、コンテンツを要約することに比較すると、素材
間の関連が低くても良い場合が多いので、素材ごとに重要度を解析し、各素材の重要度の
高い部分をCM構成素材として選択することとしてもよい。もちろん、素材間の関連度を
算出し、抽出する素材の重要度を複合的に判定して決定することも可能である。
図2に示すように、イメージ(画像)重要度、ビデオ(映像)重要度、および音声重要
度が高い部分208a〜fが抽出されて、MMコンテンツ再構築部34によって再構築さ
れて、CMコンテンツが自動的に生成される。
図3は、実施の形態1によるCM自動生成装置がCMを自動的に生成する手順を示すフ
ローチャートである。ユーザは、MMコンテンツの利用目的情報を操作表示部4を介して
入力する。利用目的設定部1は、MMコンテンツの利用目的設定入力を受け付けたか否か
を判定し(ステップS101)、受け付けたと判定した場合(ステップS101のYes
)、利用目的設定部1は利用目的情報がCMか否かを判定(ステップS102)する。
利用目的設定部1は、利用目的情報がCMコンテンツの生成であると判定した場合(ス
テップS102のYes)、利用環境設定部2は、利用環境情報の設定入力を受け付けた
か否かを判定し(ステップS103)、受け付けたと判定した場合(ステップS103の
Yes)、コンテンツ再構成部3のテンプレート設定部31は、受け付けた利用目的情報
および利用環境情報に基づいて該当するテンプレートを選択し、操作表示部4に表示する
(ステップS104)。
ユーザは操作表示部4に表示されたテンプレートを採用するか否かを選択することがで
きる。操作表示部4は、利用者による選択を示す設定入力を受け付けたか否かを判定し(
ステップS105)、受け付けたと判定した場合(ステップS105のYes)、素材検
索部33は該テンプレートに従ってコンテンツ素材を検索する(ステップS106)。一
方、一定時間受け付けなかったと判定した場合(ステップS105のNo)、利用者によ
るテンプレート生成入力を受け付け(ステップS107)、さらに利用者によって新たに
生成されたテンプレートの登録設定入力を受け付けるか否かを判定し(ステップS108
)、受け付けなかったと判定した場合はそのままで(ステップS108のNo)、受け付
けたと判定した場合は(ステップS108のYes)受け付けられた新テンプレートを登
録し(ステップS109)、いずれの場合においても、ユーザによって設定されたテンプ
レートに従って素材検索部33はコンテンツ素材を検索する(ステップS106)。
素材検索部33は、素材を検索できたか否かを判定し(ステップS110)、一定時間
内に検索できなかった場合(ステップS110のNo)そのまま終了し、検索できた場合
(ステップS110のYes)、キーワード抽出部331はキーワードの設定入力を受け
付けたか否かを判定し(ステップS111)、受け付けた場合(ステップS111のYe
s)、画像抽出部332は、キーワードを使用して、画像の重要度を算出して画像を自動
抽出する(ステップS112)。ここでキーワードは、利用者が入力して受け付けること
によって設定される場合も、あるいは利用目的情報と利用環境情報から、ユーザプロファ
イルDB51に自動的にアクセスして設定する場合もある。
BGM設定部32は、キーワードを使用して、BGMとなる音楽情報を自動抽出する(
ステップS113)。映像抽出部333は、キーワードを使用して、映像シーンの重要度
を算出し、算出された重要度に従って重要な映像シーンを自動抽出する(ステップS11
4)。音声抽出部334部は、キーワード、およびワードスポッティング技術を利用して
音声の重要度を算出し、算出された重要度に従って重要な音声を自動抽出する(ステップ
S115)。
MMコンテンツ再構築部34は、テンプレート設定部31で設定されたテンプレート上
で、BGM設定部32で設定されたBGM、および素材検索部33で検索されて抽出され
た画像、映像、音声情報を含む素材を、取得した利用目的情報と利用環境情報に従って再
構成し、CMコンテンツを再構築して生成する(ステップS116)。
図4は、CMコンテンツ生成テンプレートのヘッダ部分の1例を示す模式図である。図
4に示されたCMテンプレートの一部400は、ヘッダ部410、レイアウト設定部42
0、およびエフェクト設定部430を備えて構成されている。
ヘッダ部410は、コピーライト情報を含む。レイアウト設定部420は、CMを構成
する画面領域(Regionと呼んでいる)のレイアウト情報(領域の識別子、場所、サ
イズ、画面上での表示順序など)を含む。エフェクト設定部430は、エフェクト情報(
フェードイン・アウト、ズームイン・アウトなど)を設定する。
図5は、CMコンテンツ生成テンプレートのボディ部分の一例を示す模式図である。C
Mボディ部分500は、CMを構成する素材やシーンの構成を定義し、CM全体の長さお
よびBGMを設定し、また画面上に表示されるシーンの情報などを記述する。シーン定義
部502は、Duration(時間間隔)を定義し、ヘッダ部のレイアウト情報を参照
する。シーン定義部502の各シーンの定義510、520、530、540、および5
50によって、対応するシーン1、2、3、4、および5が生成される。各シーン1〜5
の表示時間は、CM開始時間を0とした値で詳細に示されているが、シーンごとのシーン
開始時間を0とした相対的な値として記述することも可能である。
CMテンプレートは、ヘッダ部とCMボディ部が同一ファイルとして記述可能であるが
、一方、別ファイルとしても記述可能である。
図6は、図4および5で示されたテンプレートを利用して、マルチメディアコンテンツ
素材から再構成して生成されたCMコンテンツを示した模式図である。ここで、本装置が
利用するマルチメディアコンテンツ素材は、MPMeister(R)が生成したコンテ
ンツ素材であって、本装置が再構成してCMコンテンツ600を生成した。テンプレート
のCMボディ部分の記述に従って、レイアウトされたシーンが生成されて、BGM610
およびビデオを含むシーン620を備えている。
このようにして実施の形態1によるCM自動生成装置は、ユーザが利用目的および端末
などの利用環境情報を入力することにより、あるいは既に蓄積されているユーザの利用目
的および端末などの利用環境情報を装置が自動的に読み取ることにより、ユーザの利用目
的および利用環境に従ってMMコンテンツ素材を再構成してCMコンテンツを自動的に生
成することができる。
(2.実施の形態2)
実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、マルチメディアコンテンツ素材に対して利
用制限を課する利用制限部を備え、コンテンツ再構成部は、利用制限部によって利用が制
限されたマルチメディアコンテンツ素材を使用しないことである。この構成によって、ユ
ーザによる利用制限入力を受け付け、あるいはユーザプロファイルDB51の情報に従っ
て、CMコンテンツに含めないように設定されたMMコンテンツを除外して、CMコンテ
ンツを自動的に生成することができる。
図7は、実施の形態2によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。コンテンツ
再構成部30は、利用制限部35を備える。
利用制限部35は、ユーザによってCMコンテンツに含めたくない各種の情報が入力さ
れた場合、該入力情報を受け付ける。利用制限部35は、例えば、含めたくない情報をキ
ーワードとして受け付ける。あるいは、予めユーザプロファイルDB51に利用制限が課
されたキーワードが蓄積されていて、蓄積されている利用制限キーワード情報を取得する
。本実施の形態によるコンテンツ再構成部30は、利用制限部35にアクセスし、利用制
限が課されている情報を、例えばキーワードの形で取得して、再構成の対象から除外する
手順についての図示は省略するが、図3に示したステップS106の直前に、利用制限
部35による利用制限情報の入力を受け付ける。この利用制限情報の入力を受け付けるス
テップを挿入することによって、実施の形態2によるCM自動生成装置による自動生成手
順が実行できる。
このようにして、実施の形態2によるCM自動生成装置は、ユーザの入力、あるいはユ
ーザに関するデータベースに基づいて、生成するCMに含めたくないMMコンテンツ素材
を除外して再構成してCMコンテンツを自動生成することができるので、不快なあるいは
社会的に不健全な内容を除外し、一定の価値観の範囲内に収まる個人的にも社会的にも健
全なCMコンテンツを自動的に生成することができる。
(3.実施の形態3)
実施の形態3が実施の形態1と異なる点は、コンテンツ再構成部の素材検出部において
、MMコンテンツ素材を抽出する際に、それぞれの抽出部が算出する重要度に差異を設け
ることである。このために、実施の形態3によるCM自動生成装置では、それぞれの抽出
部が抽出する重要度を設定する抽出優先度設定部36を備えたことである。この構成によ
って、実施の形態3によるCMコンテンツ自動生成装置は、MMコンテンツを抽出する場
合において、画像、映像および音声情報の中から、ユーザが重要視するものを優先的に採
用できるので、同じMMコンテンツであっても、特定の種類の情報を重点的に抽出して、
例えば画像の多いCMコンテンツを自動生成することができる。
図8は、実施の形態3によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。実施の形態
3によるコンテンツ再構成部30aは、抽出優先度設定部36を備える。抽出優先度設定
部36は、ユーザによってCMコンテンツとして優先する種類のコンテンツの順位情報が
入力された場合、該優先順位情報を受け付ける。そして、MMコンテンツ再構築部34は
、抽出優先度設定部36によって設定された優先度に従って、各抽出されたMMコンテン
ツを再構築する。この結果、抽出優先度設定部36は、例えば、映像メディアの優先度を
高く設定されている場合、映像メディアが多いCMコンテンツが生成される。あるいは、
予めユーザプロファイルDB51に個人情報として優先順位情報が蓄積されていた場合、
蓄積された優先順位情報を受け付ける構成としても良い。
実施の形態3によるCM自動生成手順についての図示は省略するが、例えば、図3に示
したステップS116の直前に、抽出優先度設定部36による優先度情報を受け付ける。
この抽出優先順位情報を受け付けるステップを挿入することによって、実施の形態3によ
るCM自動生成装置による自動生成手順が実行できる。
このようにして、実施の形態3によるCM自動生成装置は、ユーザの設定入力、あるい
はユーザに関するデータベースに基づいて、生成するCMに含める種類のコンテンツの量
を変化させてCMを自動生成することができるので、例えば映像の優先順位が高い場合映
像のメディアを多く含むユーザの嗜好性をより多く反映可能なCMを自動的に生成するこ
とができる。
(4.実施の形態4)
実施の形態4によるCM自動生成装置が実施の形態1と異なる点は、コンテンツ再構成部の素材検出部において、MMコンテンツ素材を抽出する際に、抽出すべき対象の情報の切れ目を検出することによって分割して抽出することである。これにより、情報の切れ目という簡便な方法によって、効率的かつ的確にMMコンテンツを分割して抽出することができる。
また、他の異なる点は、例えば操作表示部などから再構成されるMMコンテンツのサイズが指定入力された場合、利用目的設定部あるいは利用環境設定部が指定入力を受け付け、コンテンツ再構成部は、各抽出部に対して、指定されたサイズに基づいて、分割を含む抽出方法を選択させて各MM情報を抽出することである。これにより、利用環境、例えば携帯電話機であるというような利用環境に適したサイズに基づいた抽出及び再構成を行うことによって、より配信に適した実用性の高いコンテンツを生成できる。
図9は、実施の形態4によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。図10は、実施の形態4によるCM自動生成装置において、MMコンテンツを分割して抽出することを説明する図である。
実施の形態4によるコンテンツ再構成部30bの素材検索部33bにおいて、画像抽出部332b、映像抽出部333b、および音声抽出部334bは、各抽出すべき情報の切れ目を検出して抽出する。図10は、プレゼンテーションコンテンツの一部を切り出す実施例である。プレゼンテーションの切り出しの場合は、重要な部分を抽出するためではなく、切れ目のタイミングを探すために、各種認識技術を利用する。たとえば音声の明確な切れ目があった場合、音声の切れ目を切り出しのタイミングとする。あるいは、スライド(画像)の切り替えタイミングを切り出しタイミングとする。あるいは、動画の特徴量が大きく変化した場所を切り出しタイミングとする。ここで、切り出す際に、部分コンテンツのサイズが設定されていた場合、設定されたサイズに従って、あるいはまた、最大サイズを超えないように調整して切り出していく。
画像抽出部332bは、MMコンテンツのうち画像情報1002aを、時間軸1001で見た両側において発生する画像の切れ目を検出して、分割し、抽出する。また、映像抽出部333bは、MMコンテンツのうち映像情報1003aを、時間軸1001で見た両側において発生する画像の切れ目を検出して、分割し、抽出する。また、音声抽出部334bは、MMコンテンツのうち音声情報1004aを、時間軸1001で見た両側において発生する画像の切れ目を検出して、分割し、抽出する。
ここで各抽出部は、所定のサイズに従って、各抽出部が抽出する情報の抽出方法を選択することが望ましい。実施の形態1〜3に説明された方法、および4において説明された情報の切れ目によって分割する方法の中から、所定のサイズに最も適した方法を採用して抽出する。また、利用環境設定部および利用目的設定部によって設定された情報に従って、最も適した抽出方法を選択することが望ましい。
ここで、上記各抽出部は、設定されたサイズに従って算出された最大サイズを超えないように選択する。MMコンテンツ再構築部34は、各抽出部によって抽出されたMMコンテンツを所定のサイズを超えないように再構築することが望ましい。ここで、MMコンテンツ再構成部34bは、再構築するMMコンテンツ自体のサイズに従って算出された閾値を使用して、配信対象となる再構築コンテンツのサイズを制限して再構築することができる。
実施の形態4によるCM自動生成手順についての図示は省略するが、例えば、図3に示したステップS111において、キーワード及び再構成された後のMMコンテンツの最大サイズの設定入力を受け付けたか否かを検出し、ステップS112〜S115においては各情報の抽出はサイズに従った抽出とし、S116においては抽出された各MMコンテンツを指定された最大サイズに従って選択して再構成する。
この実施の形態4によるCM自動生成装置によると、情報の切れ目を検出することによってMMコンテンツを分割して抽出できるので、簡便、効率的、そして的確にMMコンテンツを再構成できる。また、再構成されるMMコンテンツのサイズを指定して抽出方法を選択し、また利用環境に適したサイズに従って再構成を行うので、より実際の配信に適した実用性の高いコンテンツを自動的に再構成できるCM自動生成装置となる。
(5.実施の形態5)
図11は、実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの機能的ブロック図である。実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムは、ネットワーク1107によって接続されたMMコンテンツ生成装置1101、MMコンテンツ再構成装置1102、コンテンツ配信サーバ1103、携帯電話1104〜1106を備える。
ネットワーク1107はインターネット、LAN、および携帯電話網を備えて成る。MMコンテンツ生成装置1101は、MMコンテンツを生成するものであって、ここではMPMeister(R)を適用する。MMコンテンツ再構成装置1102は、ここでは実施の形態1によるCM自動生成装置を適用する。コンテンツ配信サーバ1103は、MMコンテンツ再構成装置1102によって再構成されたMMコンテンツを受信し、ネットワーク1107を介して、携帯電話1104〜1106に配信する。携帯電話1104〜1106は配信された再構成されているMMコンテンツを受信し、ユーザは視聴することができる。ここで、携帯電話の個数は特に限定するものでなく、通常複数である。又一般に、携帯電話に限らず端末、あるいは携帯端末でも適用できる。
この構成によって、MMコンテンツ生成装置1101によって生成されたMMコンテンツを基にして、MMコンテンツ再構成装置1102がMMコンテンツを再構成し、コンテンツ配信サーバ1103がネットワーク1107を介して配信することによって、視聴者は携帯電話1104〜1106を介して、再構成されて通常時間的に短縮されてまとまった、例えばCM、あるいはCMのようなショートクリップを視聴することができる。
図12〜14は、実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの実施例を説明する図である。図12に示した例は、災害など緊急情報を配信する場合の例である。事故や災害などのトラブルが発生した場合、その場で撮影された、あるいは放送で流された画像や映像に対して、文章を付加して、例えば数行のテキストが付加された素材を作成する。MPMeister(R)1101aを利用して、基本的な元素材を作成して送信し、受信したMMコンテンツ再構成装置1102aは、携帯端末に配信するための緊急情報であるショートクリップを自動生成する。自動生成されたショートクリップをコンテンツ配信サーバ1103aが携帯電話網1107を介して、携帯電話1104および1105に配信する。
ここで、緊急性の高い緊急情報は、優先的にコンテンツ配信サーバ1103aが配信するよう設定しておくことが望ましい。あるいは、夜のうちにコンテンツ配信サーバ1103aに登録して配信し、ユーザは次の日の朝に取得できる。
また、図13に示した例は、セキュリティの高い情報や、コンプライアンスなど、周知徹底したい情報を生成して配信する場合の例である。予め準備された配信コンテンツ用の資料から、MPMeister(R)1101bを用いてMMコンテンツが作成され、MMコンテンツ再構成装置1102bに送信され、周知徹底情報を目的として設定して生成された再構成MMコンテンツが、コンテンツ配信サーバ1103bを介して、携帯電話1104および1105に配信される。
ここで、配信日や配信時間を指定してコンテンツ配信サーバ1103bに登録することにより、スケジュールに従って配信することとしてもよい。また、メールなどでコンテンツの存在とそのURL(Uniform Resource Locator)を利用者の端末に通知するなどして、実際のコンテンツへのアクセスを誘導する配信方式も適用できる。
また、図14に示した例は、プレゼンテーションコンテンツの部分コンテンツを分割して配信する場合例である。MPMeister(R)1101cを利用して制作したプレゼンテーションコンテンツをコンテンツ再構成装置1102cによって再構成処理すると、図10で示した分割処理によって、部分的なMMコンテンツが生成され、再構成される。再構成されたMMコンテンツはコンテンツ配信サーバ1103cに送信され、登録されるようにしておく。コンテンツ配信サーバ1103cはプレゼンテーションのタイムラインを保ちながら、毎日(たとえば週5日)、一つのプレゼンテーションの部分コンテンツを利用者の携帯電話1104および1105に配信する。
実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムによって、MPMeister(R)などによって生成されたMMコンテンツを基にして、MMコンテンツ再構成装置がMMコンテンツを再構成し、コンテンツ配信サーバが視聴者の携帯電話などの携帯電話に配信されるので、再構成されて短縮されてまとまったショートクリップを、即座にあるいは定期的に視聴することができる。
(6.実施の形態によるCM自動生成装置のハードウェア構成)
図15は、実施の形態によるCM自動生成装置のハードウェア構成図である。本実施の形態のCMコンテンツ自動生成装置は、CPU1501などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)1502やRAM1503などの記憶装置と、HDD1504、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置1505、1511と、キーボード1512、マウス1513、および入力インタフェース1506などの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のCMコンテンツ自動生成装置で実行されるCMコンテンツ自動生成プログ
ラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキ
シブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile D
isk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のCMコンテンツ自動生成装置で実行されるCMコンテンツ自動生成
プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、
ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また
、本実施形態のCMコンテンツ自動生成装置で実行されるCMコンテンツ自動生成プログ
ラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い
また、本実施形態のCMコンテンツ自動生成プログラムを、ROM等に予め組み込んで
提供するように構成してもよい。
本実施の形態のCMコンテンツ自動生成装置で実行されるCMコンテンツ自動生成プロ
グラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとして
はCPU(プロセッサ)1501が上記記憶媒体からCMコンテンツ自動生成プログラム
を読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装
置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるマルチメディアコンテンツ再構成装置、マルチメディア
コンテンツ再構成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびマルチメディアコンテンツ配信システムは、マルチメディアコンテンツ生成技術に有用であり、特に、マルチメディア素材から自動的に再構成したマルチメディアコンテンツを生成する技術に適している。
本発明の実施の形態1によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。 MMコンテンツ素材における画像、映像、および音声の重要度の解析を説明する図である。 実施の形態1によるCM自動生成装置がCMを自動的に生成する手順を示すフローチャートである。 CMコンテンツ生成テンプレートのヘッダ部分の一例を示す模式図である。 CMコンテンツ生成テンプレートのボディ部分の一例を示す模式図である。 図4および5で示されたテンプレートを利用して、マルチメディアコンテンツ素材から再構成して生成されたCMコンテンツを示した模式図である。 実施の形態2によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。 実施の形態3によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。 実施の形態4によるCM自動生成装置の機能的ブロック図である。 実施の形態4によるCM自動生成装置において、MMコンテンツを分割して抽出することを説明する図である。 実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの機能的ブロック図である。 実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの実施例を説明する図である。 実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの実施例を説明する図である。 実施の形態5によるMMコンテンツ配信システムの実施例を説明する図である。 実施の形態によるCM自動生成装置のハードウェア構成図である。
符号の説明
1 利用目的設定部
2 利用環境設定部
3 コンテンツ再構成部
4 操作表示部
5 記憶部
31 テンプレート設定部
32 BGM設定部
33 素材検索部
34 MMコンテンツ再構築部
35 利用制限部
36 抽出優先度設定部
51 ユーザプロファイルDB
52 CMテンプレートDB
53 音楽素材DB
54 MM素材コンテンツDB
55 MPEG−7DB
331 キーワード抽出部
332 画像抽出部
333 映像抽出部
334 音声抽出部
1101 MMコンテンツ生成装置
1102 MMコンテンツ再構成装置
1103 コンテンツ配信サーバ
1104、1105、1106 携帯電話
1107 ネットワーク

Claims (31)

  1. 利用目的に応じてマルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成装置であって、
    前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定手段と、
    前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定手段と、
    前記利用目的設定手段によって設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定手段によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択手段と、
    選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成手段と、
    を備えたことを特徴とするマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  2. 前記利用目的設定手段は、CMとしての利用、ショートクリップとしての利用、および受動的視聴利用の少なくとも1つの利用目的を含む前記利用目的情報の設定入力を受け付けるものであり、
    前記利用環境設定手段は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用の少なくとも1つの利用環境を含む前記利用環境情報の設定入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  3. ユーザの前記利用目的情報および前記利用環境情報を蓄積するユーザ情報データベースを、さらに備え、
    前記利用目的設定手段は、前記ユーザ情報データベースに蓄積された前記利用目的情報を受け付け、
    前記利用環境設定手段は、前記ユーザ情報データベースに蓄積された前記利用環境情報を受け付けるものであることを特徴とする請求項1または2に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  4. 前記利用目的設定手段は、映像コンテンツの予告編、商品説明およびプロモーションビデオのうち少なくとも1つを含むコマーシャル(CM)コンテンツの提示を利用目的とする利用目的情報、ショートクリップの提示を利用目的とする利用目的情報、プレゼンテーションの少なくとも一部分の提示を利用目的とする利用目的情報、および緊急情報の提供を利用目的とする利用目的情報の少なくともいずれかを受け付け
    前記コンテンツ再構成手段は、前記CMコンテンツ、前記ショートクリップ、前記プレゼンテーションの少なくとも一部分、および前記緊急情報の少なくともいずれかを含む前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  5. 前記コンテンツ再構成手段は、
    前記マルチメディアコンテンツを生成するための音楽データの設定を受け付ける音楽設定手段と、
    前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツ素材を検索する素材検索手段と、
    選択された前記テンプレート、前記音楽データ、および検索された前記マルチメディアコンテンツ素材から、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツを再構築するマルチメディアコンテンツ再構築手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  6. 前記利用環境における前記マルチメディアコンテンツを表示する表示画面のレイアウト、各素材コンテンツのタイムライン、およびコンテンツ切り替え時のエフェクト情報を含む前記テンプレートを蓄積するテンプレートDBを、さらに備え、
    前記選択手段は、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記テンプレートDBに蓄積した前記テンプレートから選択してユーザに対して表示して、前記ユーザにより選択された前記テンプレートの設定入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項5に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  7. 前記選択手段は、ユーザによるテンプレート設定入力を受け付け、受け付けられた設定入力により前記テンプレートを生成して、前記テンプレートDBに蓄積し、
    かつ、
    蓄積された前記テンプレートを組み合わせて新たにテンプレートを生成して前記テンプレートDBにさらに蓄積するものであることを特徴とする請求項6に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  8. 音楽情報を蓄積する音楽情報DBを、さらに備え、
    前記音楽設定手段は、設定された前記テンプレート、前記利用目的情報、および利用環境情報に基づいて、音楽情報を選択して表示し、前記ユーザによる設定入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項6または7に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  9. 前記音楽設定手段は、設定を受け付ける音楽としてBGM(バックグラウンドミュージック)の設定を受け付けるものであることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  10. 前記マルチメディアコンテンツ素材およびそのインデックス情報を蓄積するマルチメディアコンテンツ素材DBを、さらに備え、
    前記素材検索手段は、前記利用目的情報および利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツ素材DBから前記マルチメディアコンテンツ素材を抽出するものであることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  11. 前記素材検索手段は、前記マルチメディアコンテンツ素材におけるキーワード情報を抽出して重要度を設定するキーワード抽出手段と、
    画像情報を抽出し重要度を設定する画像抽出手段と、
    映像情報を抽出して重要度を設定する映像抽出手段と、
    音声情報を抽出して重要度を設定する音声抽出手段と、を有し、
    前記マルチメディアコンテンツ再構築手段は、上記抽出された情報の重要度に基づいて前記マルチメディアコンテンツを生成することを特徴とする請求項5〜10のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  12. 前記キーワード抽出手段は、前記マルチメディアコンテンツ素材DBから前記キーワード情報を抽出して重要度を設定するものであり、かつ、
    前記ユーザによる前記抽出されたキーワードの変更入力および新たなキーワードの設定入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項11に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  13. 前記画像抽出手段は、画像の特徴による重要度の判定、前記キーワード抽出手段による重要度の設定入力、前記ユーザによる画像重要度の設定入力の受け付け、および画像認識による画像切り出しの少なくとも1つに基づいて画像を抽出するものであることを特徴とする請求項11または12に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  14. 前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記画像抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記画像の抽出方法を選択するものであることを特徴とする請求項13に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  15. 前記映像抽出手段は、映像の特徴による重要度の判定、前記キーワード抽出手段による重要度の設定入力、前記ユーザによる映像重要度の設定入力の受け付け、および映像認識による映像切り出しの少なくとも1つに基づいて映像を抽出するものであることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  16. 前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記映像抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記映像の抽出方法を選択するものであることを特徴とする請求項15に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  17. 前記音声抽出手段は、音声認識技術による重要度の判定、前記キーワード抽出手段による重要度の設定入力、ワードスポッティング技術による重要度の判定、前記ユーザによる音声の重要度の設定入力の受け付け、および前記音声認識技術による音声の切れ目による切り出しの少なくとも1つに基づいて音声を抽出するものであることを特徴とする請求項11〜16のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  18. 前記利用目的設定手段及び利用環境設定手段の少なくともいずれかが、再構成するコンテンツのサイズの設定を受け付けた場合、前記音声抽出手段は受け付けられた該設定サイズに基づいて前記音声の抽出方法を選択するものであることを特徴とする請求項17に記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  19. 前記マルチメディアコンテンツの視聴者および配信者を含むユーザに対して、前記マルチメディアコンテンツ素材の少なくとも一部分を表示させないように設定する制限設定入力を受け付ける制限設定手段を、さらに有し、
    前記コンテンツ再構成手段は、前記制限設定手段によって表示させないように設定された前記マルチメディアコンテンツ素材の部分を除外して、前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする請求項2〜18のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  20. 前記キーワード抽出手段、前記画像抽出手段、前記映像抽出手段、および前記音声抽出手段のうち少なくとも2つの抽出手段の重要度の優先順位を設定する優先順位設定入力を受け付ける抽出優先度設定手段を、さらに備え、
    前記コンテンツ再構成手段は、前記抽出優先度設定手段によって設定された優先順位に、さらに基づいて前記マルチメディアコンテンツを生成するものであることを特徴とする請求項11〜19のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ再構成装置。
  21. 利用目的に応じてマルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成方法であって、
    前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定工程と、
    前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定工程と、
    前記利用目的設定工程において設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定工程によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択工程と、
    選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成工程と、
    を備えたことを特徴とするマルチメディアコンテンツ再構成方法。
  22. 前記利用目的設定工程は、CMとしての利用、ショートクリップとしての利用、および受動的視聴利用の少なくとも1つの利用目的を含む前記利用目的情報の設定入力を受け付けるものであり、
    前記利用環境設定工程は、携帯端末での利用およびテレビジョン端末での利用の少なくとも1つの利用環境を含む前記利用環境情報の設定入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項21に記載のマルチメディアコンテンツ再構成方法。
  23. 前記利用目的設定工程は、ユーザの前記利用目的情報および前記利用環境情報を蓄積するユーザ情報データベースに蓄積された前記利用目的情報を受け付け、
    前記利用環境設定工程は、前記ユーザ情報データベースに蓄積された前記利用環境情報を受け付けるものであることを特徴とする請求項21または22に記載のマルチメディアコンテンツ再構成方法。
  24. 請求項21〜23に記載のマルチメディアコンテンツ再構成方法のいずれか1つをコンピュータに実行させることを特徴とするマルチメディアコンテンツ再構成プログラム。
  25. それぞれネットワークを介して接続されて成り、マルチメディアコンテンツ素材を生成するマルチメディアコンテンツ生成装置と、
    前記マルチメディアコンテンツ生成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツ素材を受信し、利用目的に応じて前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成したマルチメディアコンテンツを生成するマルチメディアコンテンツ再構成装置と、
    前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを前記ネットワークを介して送信する送信サーバと、
    前記送信サーバによって送信される生成されたマルチメディアコンテンツを受信する複数の情報端末と、を備えたマルチメディアコンテンツ配信システムであって、
    前記マルチメディアコンテンツ再構成装置は、
    前記利用目的を表す利用目的情報の設定を受け付ける利用目的設定手段と、
    前記マルチメディアコンテンツが利用される環境についての利用環境情報の設定を受け付ける利用環境設定手段と、
    前記利用目的設定手段によって設定された前記利用目的情報および前記利用環境設定手段によって設定された前記利用環境情報に基づいて、前記マルチメディアコンテンツの生成時に使用するテンプレートの部分を組み合わせて新たにテンプレートを生成してユーザに対して表示し、前記ユーザにより選択されたテンプレートの設定入力を受け付ける選択手段と、
    選択された前記テンプレートに従って、前記マルチメディアコンテンツ素材を再構成した前記マルチメディアコンテンツを生成するコンテンツ再構成手段と、
    を備えたことを特徴とするマルチメディアコンテンツ配信システム。
  26. 前記マルチメディアコンテンツ生成装置は、MPMeister(R)であることを特徴とする請求項25に記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
  27. 前記情報端末は携帯電話であり、
    前記利用環境設定手段は、前記携帯電話の利用による利用環境情報を設定するものであることを特徴とする請求項25または26に記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
  28. 前記利用目的設定手段は、緊急情報の緊急配信であること、周知徹底情報の配信であること、およびプレゼンテーションコンテンツの配信であることの少なくとも1つを利用目的情報として受け付け、
    前記マルチメディアコンテンツ再構成手段は、緊急事態に起因する緊急情報に関するマルチメディアコンテンツ、周知徹底情報に関するマルチメディアコンテンツ、およびプレゼンテーションコンテンツであるマルチメディアコンテンツの少なくとも1つを生成することを特徴とする請求項25〜27のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
  29. 前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを、予め設定されたスケジュールに基づいて配信することを特徴とする請求項25〜28のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
  30. 前記マルチメディア再構成手段は、前記プレゼンテーションコンテンツであるマルチメディアコンテンツのタイムラインを維持して再構成し、
    前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成手段によってタイムラインを保持して再構成された前記プレゼンテーションコンテンツを、前記タイムラインを保持して前記情報端末に配信することを特徴とする請求項29に記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
  31. 前記送信サーバは、前記マルチメディアコンテンツ再構成装置によって生成されたマルチメディアコンテンツを表示するホームページをWeb上に備え、前記携帯端末からのダウンロードを受け付けるものであることを特徴とする請求項25〜30のいずれか1つに記載のマルチメディアコンテンツ配信システム。
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