JP4647659B2 - コロケートされた異なるシステムに関連する送受信器の調停 - Google Patents

コロケートされた異なるシステムに関連する送受信器の調停 Download PDF

Info

Publication number
JP4647659B2
JP4647659B2 JP2007526647A JP2007526647A JP4647659B2 JP 4647659 B2 JP4647659 B2 JP 4647659B2 JP 2007526647 A JP2007526647 A JP 2007526647A JP 2007526647 A JP2007526647 A JP 2007526647A JP 4647659 B2 JP4647659 B2 JP 4647659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transceiver
arbitration signal
packet
wlan
arbitration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007526647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008502262A (ja
Inventor
オラフ、ヒルシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NXP BV
Original Assignee
NXP BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NXP BV filed Critical NXP BV
Publication of JP2008502262A publication Critical patent/JP2008502262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647659B2 publication Critical patent/JP4647659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks

Description

本発明は一般に、無線通信システムに関し、より詳細には、互いに近接する異なる送受信器、例えばブルートゥース送受信器と無線LAN送受信器とを操作する技術に関する。
情報通信に関連した技術は、ここ数十年で急速に進化している。例えば無線通信技術は、当初は物珍しく見られていた製品の供給から移動体通信に必須の手段である製品の供給へとこの20年で移行した。おそらく、このような無線技術の中でもっとも影響力があるのは、携帯電話のシステムおよび製品であった。携帯電話技術は、既存の無線通信システムに移動という拡張性(mobile extension)をもたらすべく登場し、従来の回線交換式無線パスを使用してユーザにどこでも通信可能である覆域(ubiquitous coverage)を提供した。しかし、より最近では、ほとんどすべての通信エリアで、無線通信技術が有線接続に取って代わり始めている。WLAN(Wireless local area networks、無線ローカル・エリア・ネットワーク)は、家庭とオフィスの両方で急速に従来の有線ネットワークに替る人気の技術となりつつある。同じくして、PDAとコンピュータとの間などでデータの移動を行うブルートゥース無線リンクは、他の近距離アプリケーション、例えば無線ヘッドセットなどに対応して普及してきている。
WLAN技術とブルートゥース技術はどちらも近距離での無線データ通信を提供するが、異なるアプリケーションに対応するので、WLAN装置とブルートゥース装置が互いに近接して操作されることがより一般的となってきている。例えば、図1(a)に示されるように、無線アクセス・ポイント(AP)がWLANリンクを介してハンドセットと通信している同じ時に、ヘッドセットがブルートゥース・リンクを介してそのハンドセットと通信していることができる。
この使用シナリオでは、ブルートゥース装置とWLAN装置が部分的に重複する帯域幅を使用することから、両者の間で干渉を生じさせる可能性がある。例えば、図1(b)に示すように、ブルートゥース装置は、そのアクセス機構として周波数ホッピングを使用する。ブルートゥース送信器は、1MHz幅ごとに79あるチャネル間で1秒間に1600回チャネル切換え(hop)を行う。一方、IEEE802.11b/gに準じて動作するWLAN装置は、LBT(listen-before-talk、電波を送出する前に外部からの電波を調べて送出可能かどうかを決める手法)(CSMA(Carrier Sensing Multiple Access、搬送波感知多重アクセス))機構を使用する。この機構は、3つの特定の重複しない22チャネル/MHz幅を用いる。その結果、ブルートゥース装置がWLANチャネル内で送信を試みる可能性は27.8%(22÷79)ある。WLAN信号の相対的強度しだいでは、ブルートゥース信号が、あるいはブルートゥース信号およびWLAN信号の両方が破損し、受信器がデータを複合できなくなる。
チャネル重複によって生じる問題に加え、WLAN送受信器とブルートゥース送受信器の両方が同じ装置、例えば携帯電話またはPDAに統合されるという次第に一般的となりつつあるシナリオにおいて、別の問題も生じる。この状況では、前記装置の一方の送受信器から送信される信号が、もう一方の送受信器の受信信号の処理過程(receive signal chain)内のチャネル・フィルタの前に置かれた低ノイズ増幅器(LNA)を飽和状態にする可能性がある。このコロケーションに起因する干渉(co-location interference)により、もう一方の送受信器の受信器は受信感度が鈍り、その所期の信号をうまく受信できない。
したがって、WLAN送受信器とブルートゥース送受信器のコロケーションを可能にし、それに関連したコロケーションに起因する干渉を軽減または除去する技術および装置を提供することが望ましいはずである。
本発明によるシステムおよび方法は、異なる送受信器、例えばWLAN送受信器とブルートゥース(BT)送受信器が伝送媒体を共用できるようにする調停の方法、システム、および装置を提供することによって、この必要その他に対処する。様々な調停信号(arbitration signals)により、送受信器は媒体の使用権獲得(seizure of ownership of the medium)を示すことが可能となり、ならびに特別な調停ケース、例えば優先パケットの送/受信などにも対応できるようになる。一部の調停機能は、設計に融通性をもたらすためにハードウェア・プログラムが可能である。
本発明の1つの例示的な実施形態によれば、第1送受信器と第2送受信器との間で無線媒体へのアクセスを調停する方法は、第2送受信器により第1調停信号線をアサート(asserting)するステップであって、その際、第1送受信器が送信を妨げられることになるステップと、第1送受信器により第2調停信号線をアサートするステップであって、その際、第2送受信器が送信を妨げられることになるステップと、第2送受信器により第3調停信号線をアサートするステップであって、その際、第2送受信器が優先パケットを送信または受信することになるステップと、第1送受信器により第4調停信号線をアサートするステップであって、その間に第1送受信器が第1着信パケットに関連するアドレスを評価するステップとを含む。
本発明の他の例示的な実施形態によれば、送受信器システムは、第1パケットを送信および受信するための第1送受信器と、第2パケットおよび第1送受信器を第2送受信器に接続する複数の調停信号線を送信および受信するための第2送受信器とを含み、複数の調停信号線は、第2送受信器によりアサートされ、その際、第1送受信器が送信を妨げられることになる、第1調停信号線と、第1送受信器によりアサートされ、その際、第2送受信器が送信を妨げられることになる、第2調停信号線と、第2送受信器によりアサートされ、その際、第2送受信器が優先パケットを送信または受信することになる、第3調停信号線と、第1送受信器によりアサートされ、その間に第1送受信器が第1着信パケットに関連するアドレスを評価する、第4調停信号線とを含む。
添付の図面は本発明の例示的な実施形態を示す。
以下の本発明の詳細な説明は、添付の図面を参照する。異なる図面の同じ参照番号は、同じまたは類似の要素を識別する。また、以下の詳細な説明は、本発明を限定するものではない。その代わりに、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。
この議論にある背景を与えるために、まず図2に関して1つの例示的なWLANシステムが説明される。しかし、本発明がいずれかの具体的なWLANシステムへの実装に限定されるものでないことは当業者には理解されよう。そこでは、有線ネットワーク10(例えばイーサネット・ネットワーク)が、そのネットワークに接続されたファイル・サーバ12およびワークステーション14を有する。典型的な有線ネットワークが多くの固定ワークステーション14を処理することになるが、図2では、簡単にするために1つしか示されていないことは当業者には理解されよう。有線ネットワーク10はまた、ルータ18を介してWLAN16に接続される。ルータ18はWLAN16のアクセス・ポイント(AP)を前記有線ネットワークと相互接続し、その接続を介して、アクセス・ポイントは、例えば、ファイル・サーバ12と通信することができる。図2の例示的なWLANシステムでは、それぞれが各自のAPをもつ、3つのセル20、22、および23(ときには基本サービス・セット(BSS)または基本サービス・エリア(BSA)とも呼ばれる)が示されているが、ここでもまた、これより多くの、あるいはこれより少ないセルがWLAN16に提供されてよいことは当業者には理解されよう。各セル内で、各APは無線接続を介していくつかの無線局(W)にサーブする。無線局Wはどんな装置、例えばパーソナル・コンピュータ、携帯情報端末、カメラ、携帯電話、あるいはISM帯域(2.4GHz)で動作するWLAN技術、例えば802.11b/gを介してシステムと通信可能な1つのWLAN送受信器を有し、そこにブルートゥース送受信器を統合してもつ他のどんな装置であってもよい。さらに、ブルートゥース送受信器を備えるいくつかの装置、例えばプリンタあるいはヘッドセットがセル20、22、および23内にあり、これらは無線局Wと通信する。
図3に示されるように、各無線局Wは、WLAN送/受信およびブルートゥース送/受信のために2つの送受信器30(「WLAN送受信器」)および32(「BT送受信器」)を備える。本発明のこの例示的な実施形態によれば、2つの送受信器30および32による送信に関連するコロケーションに起因する干渉を軽減または除去するように意図された方法で2つの送受信器からの送信を制御するために、4つの調停信号、RXIND、WL、BT、およびPRIが使用される。この例示的な実施形態ではまた、ブルートゥース送受信器がマスター装置として動作するのか、それともスレーブ装置として動作するのかを考慮する。本発明の1つの例示的な実施形態によれば、BT送受信器32をマスターとする視点からの調停の概略は、図4の流れ図に示されるように動作する。そこでは、BT送受信器32が、ステップ40で、送信すべきデータをもつと、ステップ41で、RXIND信号線をチェックする。WLAN送受信器30が着信WLANパケットを検出すると、RXIND信号が高に設定される。これにより、WLAN送受信器30に、着信パケットが読んで、おそらく応答または返答する必要のあるものであるかどうかを判定する機会が与えられる。すなわちそれがWLAN送受信器30に宛てられたユニキャスト・フレームである場合である。同様に、着信WLANパケットがWLAN送受信器に宛てられたものでない場合は、WLAN送受信器30はWL信号線をアサートせず、BT送受信器32がその媒体を使用できるようにする。したがってRXINDが高に設定されている場合、ステップ42で、BT送受信器32は、1ブルートゥース・パケット期間のあいだ待つ。
フローはステップ43に進み、そこでBT送受信器32がWL信号線をチェックする。WLAN送受信器32がWLANデータを送信する権利を留保する必要があるとき、WL信号線は高に設定される。WL信号が高の場合、BT送受信器は、WLAN送受信器がWLを低に設定するまで、ステップ44を通るループを介して待つ。次いで、ステップ45で、BT送受信器32がBT信号を高に設定し、これによりWLAN送受信器30に、BT送受信器32がBTデータを送信するためにその媒体を留保していることを示す。ステップ46で、BT送受信器はWL信号を再度チェックする。このステップは、競合状態、例えばBT送受信器32がBT信号を上げるのと同時に、WLAN送受信器30がWL信号を上げるといったことを防ぐために、本発明の例示的実施形態に与えられてよい。ステップ43および46でBT送受信器30がWL信号をチェックする間にWLAN送受信器30がWL信号を上げた場合、ステップ47で、BT送受信器は、WLAN送受信器がWL信号線をディアサート(de-assert)するのを待つ。ステップ46で結果が「NO」になると、フローはステップ48へ進み、そこでBT送受信器32がブルートゥース・データ・フレームの送信を進める。
マスターとして動作するBT送受信器32は、例えば、応答を受信するために、図5に示すように、フレームの受信期間を通してBT信号を高レベルに維持する。この例では、WL信号線およびRXIND信号線はこの期間を通して低であることに留意されたい。次いで、ステップ49で、BT送受信器32はBT信号線を下げて、WLAN送受信器が媒体にアクセスできるようにする。あるいは、BT送受信器32がスレーブ装置として、すなわちBTマスターの送信を待ち、着信トラフィックに返答するだけの装置として動作している場合、BT送受信器32は、RX期間の前にBT信号線をアサートする。スレーブ・モードで動作するBT送受信器32によってパケットが検出されない場合、BT送受信器32は即座にBT信号線をディアサートする。一方、BT送受信器32が着信BTパケットを検出した場合、残りのパケットの受信を保護し、媒体を次の送信スロット用に留保するために、BT送受信器32はBT線をその高の状態に保つ。
次にWLANの送信および受信に目を向けると、WLANの視点からWLAN送受信器30とBT送受信器32との間を調停する例示的な方法が図6に示されている。そこでは、WLAN送受信器32が、ステップ60で、送信を望んでいると判定すると、ステップ61で、まずBT信号線をチェックする。BT信号線が高の場合、WLAN送受信器30は、BT信号線がディアサートされるまで待つ(ステップ62)。次いで、ステップ63で、WLAN送受信器30は、WL信号を上げて送信媒体に対するその使用権をアサートする。ステップ63のタイミングは、本発明の例示的な諸実施形態に応じて様々であってよい。図5に示されるように、WLANシステムにバックオフ期間が与えられ、その期間中にWLAN送受信器30は媒体を監視して、他のWLAN装置がその媒体にアクセスしているかどうかを調べる。他のWLAN装置が媒体にアクセスしていると判定した場合、WLAN送受信器30はそのバックオフ・タイマを止め、再度スタートさせてアクセスを遅らせる。したがって、本発明の例示的な実施形態は、WL信号線がWL送受信器によって上げられる時間が、バックオフ期間のどの時点にでもなるようにプログラム可能であるよう考慮している。1つの純粋に例示的な実施形態によれば、WLAN送受信器30の媒体アクセス制御層(medium access control layer)のハードウェア部分が、バックオフ期間終了の所定のマイクロ秒数前に、WL信号線をアサートする。あるいは、システムは、例えばトラフィック条件に基づいて、WL信号線が上げられる時間をバックオフ期間内で適宜様々にすることもできる。
ステップ63でWL信号線が上げられた後、ステップ64で、WLAN送受信器がWLANパケットを送信する。送信すべきパケットがより多くある場合、すべてのWLANパケットが送信されるまで、フローはステップ64および65をループする。パケットの送信が完了すると、ステップ66および67で、WLAN送受信器は、APからの応答パケットの受信を待つか、あるいは応答ウィンドウが時間切れになるまで待つ。次いで、ステップ68で、WLAN送受信器30は、WL信号を下げ、それによりBT送受信器32が使用できるように媒体を解放する。
例えば断片化フレームやバースト・フレームに、あるいは追加のフレームがWLAN送受信器によって直ちに送信されなければならない他の事例に対応するために、パケットを送信する必要と応答を待つ必要から決定された時間を超える期間にわたってWLAN送受信器30がWL信号を高のままにしておくことが好ましいこともある。例えば、断片化フレームおよびバースト・フレームは、単一のSIFS期間によって分けられているので、所定の期間内で検出されてよい。したがってプログラム可能な、延長されたWL高信号期間(extended WL high signal period)は、ステップ66と68との間に与えられてよい。延長されたWL高信号期間はプログラム可能であるので、メーカー、インストール実施者、および/またはその他のユーザがこの期間を様々にして、例えば断片化フレームおよびバースト・フレームの受信ミスを避けたいという希望とBT送受信器32に帯域幅を提供する必要性とのバランスを取ることが可能である。本発明の例示的な実施形態のもう1つの特徴は、ステップ68でWLAN送受信器がWL信号線をディアサートした後に開始するもう1つのタイマの提供である。このタイマは、WL送受信器30によるWL信号線の2度のアサーションの間で、BT送受信器32が着信BTパケットを送信および/または受信する周期的な機会をもてるようにする最小限の時間を提供するのに使用されてよい。この後者の期間は、可変的でありプログラム可能である。
上記で述べたように、受信サイドでは、WLAN送受信器30が、着信WLパケットのプリアンブル(incoming WL packet preamble)を検出すると、着信パケットに関連するアドレスを復号するまで、RXIND信号線を上げる。着信パケットがWLAN送受信器30に宛てられている場合、WLAN送受信器30はパケット受信期間のあいだWL信号を上げる。さらに、受信されたフレームが応答を必要とする場合、あるいは断片化フレームまたはバースト・フレームが受信された場合、WLAN送受信器30は、フレーム交換シーケンスが完了するまでWL信号線をアサートし続ける。一方、受信されたWLANフレームがブロードキャスト・フレームである場合、あるいはフレームがエラーを含む場合、WLAN送受信器30は、その部分でそれ以上の行為が伝送媒体へのアクセスを必要としないので、すぐにWL信号線をディアサートできる。
図3に戻ると、本明細書で論じるべき最後の調停信号は、ブルートゥース優先信号PRIである。この信号により、BT送受信器32は、WALN送受信器30に、送信または受信すべき高優先パケット、例えば音声データを運搬するのに使用されるHV3パケットをもっていることを知らせることが可能になる。高優先パケットがBT送受信器32によって送信されることになった場合、BT送受信器32は送信に先立ってPRI信号線を上げる。PRI信号線がアサートされると、WLAN送受信器30は進行中の送信をすべて止め、WL信号線を低に戻す。WLAN送受信器30が応答パケットの受信を待っている場合、あるいはその反対でパケットの受信を待っている場合、WLAN送受信器30は、留保された媒体の保護なしであっても受信モードのままでいることができる。RXIND信号線はPRI信号のアサートに影響を受けず、WLAN送受信器30がパケットの存在を検出するあいだ高を維持する。BT送受信器32が、優先パケットの送信を望むとき、すでに媒体の使用権をもつ場合、BT送受信器は、次のTXスロットの終了までBT信号線を高のまま維持し、そうでなければBT信号も上げる。
高優先パケットがBT送受信器32によって受信される場合、BT送受信器32は次のRXスロットの開始時にPRI信号を上げる(図5参照)。次いで、次のTXスロットの開始時に、BT送受信器32はまたBT信号線を上げる。BT送受信器32が、高優先パケットの受信を望むときにすでに媒体の使用権を有する場合、BT送受信器32は、PRI線を上げるときにBT信号線を解放する。上記の例示的な調停処理により、システムは、受信されたBT高優先パケット(PRIは高、BTは低)と送信されたBT高優先パケット(PRIとBTの両方が高に設定)とを区別することができる。
上記で説明した例示的な実施形態は、本発明を限定するのではなく、本発明をすべての点で例示するものであるよう意図されている。したがって本発明は、本明細書に含まれる説明から引き出すことのできる数多くの変形形態が詳細な実装において当業者により可能である。かかるすべての変形形態および修正形態は、以下の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲および趣旨の内にあると考えられる。本出願の説明で使用される要素、行為、あるいは指示は、本発明に決定的に必要あるいは不可欠であると明示的に記載されているのでない限り、いずれもそのようなものとして解釈されてはならない。また、本明細書で使用されるとき、冠詞「a」は1つまたは複数の項目を含むように意図されている。
ハンドセットにコロケートされたWLAN送受信器とブルートゥース送受信器とを概念的に示す図である。 図1(a)のWLAN送受信器とブルートゥース送受信器に関連する送信を示す図である。 本発明が実装されてよいWLAN/BTシステムを示す図である。 WLAN送受信器、BT送受信器、および本発明の例示的な実施形態による複数の調停信号線を含む送受信器システムを示す図である。 本発明の例示的な実施形態による、ブルートゥース・パケット送信における送信媒体へのアクセスを調停する方法を示す流れ図である。 本発明の例示的な実施形態による、調停信号および無線インターフェース・フォーマットを示すタイミング図である。 本発明の例示的な実施形態による、ブルートゥース・パケット送信における送信媒体へのアクセスを調停する方法を示す流れ図である。

Claims (26)

  1. 第1送受信器と第2送受信器との間で無線媒体へのアクセスを調停する方法であって、(a)前記第2送受信器により第1調停信号BTを有効にするステップであって、その際、前記第1送受信器が送信を妨げられることになるステップと、(b)前記第1送受信器により第2調停信号WLを有効にするステップであって、その際、前記第2送受信器が送信を妨げられることになるステップと、(c)前記第2送受信器により第3調停信号PRIを有効にするステップであって、その際、前記第2送受信器が優先パケットを送信または受信することになるステップと、(d)前記第1送受信器により第4調停信号RXINDを有効にするステップであって、その間に前記第1送受信器が第1着信パケットに関連するアドレスを評価するステップとを含む、方法。
  2. 前記第2送受信器および前記第1送受信器が同一の装置に共に存在する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1送受信器がWLAN送受信器であり、前記第2送受信器がブルートゥース送受信器である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステップ(b)が、前記第1送受信器が、複数の第1パケットを送信し対応する応答パケットを受信するまで、第1期間のあいだ前記第2調停信号WLを有効にした状態に維持するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1期間を、前記第2調停信号WLが前記有効にした状態のままで前記第1送受信器が断片化フレームまたはフレーム・バーストを検出できるようにする第2期間によって延長するステップを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記第2期間が、前記第1送受信器に関連してハードウェアでプログラム可能である、請求項に記載の方法。
  7. 前記ステップ(b)が、(b)パケットの送信に関連するバックオフ期間中の所定の時間に、前記第1送受信器により前記第2調停信号WLを有効にするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記所定の時間が、前記第1送受信器に関連するハードウェアでハードウェア・プログラムが可能である、請求項に記載の方法。
  9. 前記所定の時間が適宜可変である、請求項に記載の方法。
  10. 所定の時間内前記第2調停信号WLを連続的に有効にすることを妨げるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記所定の時間が、前記第1送受信器に関連するハードウェアでハードウェア・プログラムが可能である、請求項10に記載の方法。
  12. ステップ(a)の実施に、前記第2調停信号WLを有効にしないことを判定するステップが先行する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1調停信号BTを有効にした後、前記第1調停信号BTが確かに上げられていないようにチェックするステップと、前記第2送受信器によりパケットを送信するステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 第1パケットを送信および受信するための第1送受信器と、第2パケットおよび前記第1送受信器を第2送受信器に接続する複数の調停信号を送信および受信するための第2送受信器とを含む送受信器システムであって、前記複数の調停信号が、前記第2送受信器により有効にされ、その際、前記第1送受信器が送信を妨げられることになる、第1調停信号BTと、前記第1送受信器により有効にされ、その際、前記第2送受信器が送信を妨げられることになる、第2調停信号WLと、前記第2送受信器により有効にされ、その際、前記第2送受信器が優先パケットを送信または受信することになる、第3調停信号PRIと、前記第1送受信器により有効にされ、その間に前記第1送受信器が第1着信パケットに関連するアドレスを評価する、第4調停信号RXINDとを含む、送受信器システム。
  15. 前記第2送受信器および前記第1送受信器が同一の装置に共に存在する、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1送受信器がWLAN送受信器であり、前記第1パケットがWLANパケットであり、前記第2送受信器がブルートゥース送受信器であり、前記第2パケットがブルートゥース・パケットである、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記第1送受信器が、前記第1送受信器が複数の第1パケットを送信し対応する応答パケットを受信するまで、第1期間のあいだ前記第2調停信号WLを有効にした状態に維持する、請求項14に記載のシステム。
  18. 前記第1送受信器が、前記第1期間を、前記第2調停信号WLが前記有効にされた状態のままで前記第1送受信器が断片化フレームまたはフレーム・バーストを検出できるようにする第2期間によって延長する、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記第2期間が、前記第1送受信器に関連してハードウェアでプログラム可能である、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記第1送受信器が、第1パケットの送信に関連するバックオフ期間中の所定の時間に、前記第2調停信号WLを有効にする、請求項14に記載のシステム。
  21. 前記所定の時間が、前記第1送受信器に関連するハードウェアでハードウェア・プログラムが可能である、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記所定の時間が適宜可変である、請求項20に記載のシステム。
  23. 前記システムが、所定の時間内前記第2調停信号WLを連続的に有効にすることを妨げる、請求項14に記載のシステム。
  24. 前記所定の時間が、前記第1送受信器に関連するハードウェアでハードウェア・プログラムが可能である、請求項23に記載のシステム。
  25. 第2前記送受信器が、前記第1調停信号BTを有効にすることに先行して、前記第2調停信号WLが有効にされないことを判定する、請求項14に記載のシステム。
  26. 第2前記送受信器が、前記第1調停信号BTを有効にした後、前記第1調停信号BTが確かに上げられていないことをチェックし、次いで、第2パケットを送信する、請求項25に記載のシステム。
JP2007526647A 2004-06-07 2005-06-07 コロケートされた異なるシステムに関連する送受信器の調停 Expired - Fee Related JP4647659B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US57802004P 2004-06-07 2004-06-07
US62370504P 2004-10-29 2004-10-29
PCT/IB2005/051860 WO2005122431A1 (en) 2004-06-07 2005-06-07 Arbitrating colocated transceivers associated with different systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008502262A JP2008502262A (ja) 2008-01-24
JP4647659B2 true JP4647659B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=34970180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007526647A Expired - Fee Related JP4647659B2 (ja) 2004-06-07 2005-06-07 コロケートされた異なるシステムに関連する送受信器の調停

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8045533B2 (ja)
EP (1) EP1756973B1 (ja)
JP (1) JP4647659B2 (ja)
KR (1) KR101123533B1 (ja)
CN (1) CN1965503B (ja)
AT (1) ATE417421T1 (ja)
DE (1) DE602005011610D1 (ja)
WO (1) WO2005122431A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8412097B2 (en) * 2005-09-16 2013-04-02 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Methods, electronic devices, and computer program products for coordinating bluetooth and wireless local area network communication
US7844222B2 (en) * 2006-05-24 2010-11-30 Broadcom Corporation Method and system for changing priority of slave frames in multiwire coexistence
TW200818815A (en) 2006-07-20 2008-04-16 Nxp Bv Coexistence device communication
ATE518391T1 (de) * 2006-12-21 2011-08-15 Nxp Bv Dienstgüte für wlan- und bluetooth-kombinationen
US7546404B2 (en) * 2007-08-30 2009-06-09 Mediatek Inc. Method and apparatus for arbitration in a wireless device
US8345704B2 (en) * 2007-12-05 2013-01-01 Broadcom Corporation Method and system for multi-radio coexistence and a collaborative interface
US7945206B2 (en) * 2009-02-04 2011-05-17 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Data packet transmission scheduling in a mobile communication system
WO2011077577A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 三菱電機株式会社 無線通信装置および帯域制御方法
JP5680983B2 (ja) 2011-02-03 2015-03-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 無線通信装置
US8971813B2 (en) * 2011-04-26 2015-03-03 Broadcom Corporation Method and apparatus for avoiding in-device interference
WO2013105263A1 (ja) * 2012-01-13 2013-07-18 三菱電機株式会社 無線通信装置および無線通信方法
US10372190B1 (en) * 2018-06-26 2019-08-06 Cypress Semiconductor Corporation System and methods for arbitrating communications by collocated communication circuitry
US20200220571A1 (en) 2019-01-04 2020-07-09 Qorvo Us, Inc. Apparatus supporting multi-radio coexistence
US11595972B2 (en) * 2019-01-16 2023-02-28 Cypress Semiconductor Corporation Devices, systems and methods for power optimization using transmission slot availability mask

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030125019A1 (en) * 2002-01-03 2003-07-03 Bajikar Sundeep M. Mitigating interference among multiple radio device types

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039358B1 (en) * 2000-01-10 2006-05-02 Symbol Technologies, Inc. Coexistence techniques in wireless networks
EP1119137B1 (en) * 2000-01-20 2006-08-16 Lucent Technologies Inc. Interoperability for bluetooth/IEEE 802.11
US7193965B1 (en) * 2000-05-04 2007-03-20 Intel Corporation Multi-wireless network configurable behavior
AU1143602A (en) * 2000-10-06 2002-04-15 Aryya Communications Inc Systems and methods for interference mitigation among multiple wlan protocols
US6954616B2 (en) 2001-03-22 2005-10-11 Transdimension, Inc. Top-level controller for wireless communication devices and protocols
CN1379566A (zh) * 2001-04-06 2002-11-13 超维公司 一种适用于共享介质组网的无冲突访问方法及其装置
US7190679B2 (en) * 2002-05-16 2007-03-13 Motorola, Inc. Method and apparatus for arbitrating transmit events in a multimode communication device
US7340236B2 (en) * 2002-08-07 2008-03-04 Texas Instruments Incorporated System for operational coexistence of wireless communication technologies
US7194283B2 (en) * 2002-08-14 2007-03-20 Intel Corporation Method and apparatus for communication using multiple communication protocols
US6842607B2 (en) * 2002-09-09 2005-01-11 Conexant Systems, Inc Coordination of competing protocols
US20040242159A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-02 Roberto Calderon Interoperability and coexistence between two disparate communication systems
US20040116075A1 (en) * 2002-12-17 2004-06-17 Texas Instruments Incorporated Dual platform communication controller, method of controlling a dual platform communication and wireless communication system employing the same
US20040192222A1 (en) * 2003-03-26 2004-09-30 Nokia Corporation System and method for semi-simultaneously coupling an antenna to transceivers
EP1605643B1 (en) * 2004-06-07 2020-01-15 STMicroelectronics International N.V. Packet priority setting method and apparatuses for a wireless terminal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030125019A1 (en) * 2002-01-03 2003-07-03 Bajikar Sundeep M. Mitigating interference among multiple radio device types

Also Published As

Publication number Publication date
KR101123533B1 (ko) 2012-03-12
JP2008502262A (ja) 2008-01-24
WO2005122431A1 (en) 2005-12-22
CN1965503B (zh) 2012-10-31
CN1965503A (zh) 2007-05-16
US20070177542A1 (en) 2007-08-02
EP1756973B1 (en) 2008-12-10
EP1756973A1 (en) 2007-02-28
ATE417421T1 (de) 2008-12-15
US8045533B2 (en) 2011-10-25
KR20070030821A (ko) 2007-03-16
DE602005011610D1 (de) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4647659B2 (ja) コロケートされた異なるシステムに関連する送受信器の調停
JP4682136B2 (ja) コロケートされている無線の操作
US9295075B2 (en) Coordinating data communications using frequency division multiplexing and time division multiplexing
US20040242159A1 (en) Interoperability and coexistence between two disparate communication systems
EP1626541B1 (en) Method and system for achieving enhanced quality and higher throughput for collocated IEEE 802.11B/G and bluetooth devices in coexistent operation
US7929912B2 (en) Apparatus for and method of Bluetooth and WiMAX coexistence in a mobile handset
EP1838040B1 (en) Method, machine-readable storage and system for transmit power control techniques to reduce mutual interference between coexistent wireless networks
KR100894264B1 (ko) 동일한 주파수 대역에서 동작하는 다중 무선 콤퍼넌트들의공존을 가능하게 하기 위한 시스템들 및 방법들
EP1860833B1 (en) Method and system for changing priority of slave frames in Bluetooth/WLAN coexistence
TWI364945B (en) Enhanced 2-wire and 3-wire wlan bluetooth coexistence solution
WO2004045092A1 (en) Interoperability and co-existence between two disparate communication systems
US8976719B2 (en) Systems and methods for providing categorized channel reservation
US20080233875A1 (en) Method and System for Collaborative Coexistence of Bluetooth and WIMAX
US20040242252A1 (en) Mechanism for reserving multiple channels of a single medium access control and physical layer
US10219161B2 (en) Method and apparatus for operating a device on a licensed spectrum and an unlicensed spectrum
US11956005B2 (en) Apparatus supporting multi-radio coexistence
JP5704682B2 (ja) 無線通信システム、干渉防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080606

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees