JP4645920B2 - エアガン用自動装填ボルト組立体 - Google Patents

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本発明は、エアガンに組込まれたボンベの圧縮ガスの圧力で作動させられる自動装填ボルト組立体に関する。
狙撃銃のボルトの大半は、手動ボルトである。手動ボルトは、弾丸を銃の薬室内に装填する時に射手によって手動操作される。手動ボルトの操作を、圧縮ガスの圧力を利用して自動化し、射手の負担を軽減させたものが自動装填ボルト組立体である。この種の自動装填ボルト組立体の1つが、エアガン用として、米国特許第3,572,310号(千葉氏に対し、1971年3月23日に付与)に開示される。上記特許の図5に示される通り、従来のエアガン用自動装填ボルト組立体の欠点は、構造が複雑で、部品点数が多いことである。又、上記特許コラム3、第36行に開示される強力な激発スプリング(firing spring34)を必要とするため、弾丸発射時の反動が大きい点も従来のエアガン用自動装填ボルト組立体の欠点である。
上記の通り、従来のエアガン用自動装填ボルト組立体は、弾丸発射時の反動が大きいと言う致命的な欠点を有する。
本発明は、上記欠点を解消するため、構造が簡単で、弾丸発射時の反動が極めて小さいエアガン用の新規な構造を有する自動装填ボルト組立体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、自動装填ボルト組立体を、基本的に:銃身尾端内に該銃身と同軸的に形成されるシリンダと; 該シリンダ内に軸方向に可動な状態で同軸的に“すきまばめ”される中空ピストンと; 該中空ピストン内に同軸的に軸方向に可動な状態で組み込まれる撃針;の合計、3点の部品から構成する。
上記の通り、本発明の自動装填ボルト組立体は、わずか3点の部品から構成される。又、その個々の部品も構造が単純である。従って、本発明の自動装填ボルト組立体は個々の部品を安価に製造でき。それら部品の組立てが容易である。
以下、本発明の実施例の形態を、図1に基づいて説明する。
図1に示す通り、本発明の自動装填ボルト組立体は、基本的に:銃身2の尾端内に該銃身2と同軸的に形成されるシリンダ10と; 該シリンダ10内に軸方向に可動な状態で同軸的に“すきまばめ”される中空ピストン6と; 該中空ピストン6内に同軸的に軸方向に可動な状態で組み込まれる撃針9;の合計、3点の部品から構成される。
図1に示す通り、本発明のエアガンは:銃身2と;銃身2に組み込んだ自動装填ボルト組立体(10、6、9)と; マガジン15と; 引金13とから構成される。
マガジン15は、自己の内部に複数の弾丸1を収納する構造を有する。当該構造は、上記米国特許第3,572,310号に詳細に開示される。上記米国特許を引用することによって、該米国特許の記載内容をここに全て、本願明細書に取り入れる。
マガジン15は、複数の弾丸1を自己の内部に収納する。該複数の弾丸1は、マガジン15内で整列させられて、弾丸支持台の上に配置される。当該支持台は、圧縮ばねによって上向きに弾性的に偏倚され、それによって弾丸1を上方に送り出す。マガジン15は、図1に示される通り、銃身2に設けられたマガジン受け部にスナップ・オン形式で装着される。
該自動装填ボルト組立体(10、6、9)は、図1の状態で、吸気口14経由で、圧縮ガスのボンベ(図示せず)からシリンダ10内に、圧縮ガスが、供給される。そうすると、該圧縮ガスの圧力を受けて、中空ピストン6が、その後退位置まで、引き金13方向に向かって後退する。中空ピストン6の後部大径部の当該後退位置を、図1において、部分的に想像線で示す。ちなみに、中空ピストン6が、一般にボルトと呼称される部品である。
中空ピストン6が、その後退位置まで後退すると、中空ピストン6の前方小径部3が、マガジン15の上方開口部を、開口させる。そうすると、該上方開口部を通って、マガジン15内の一番上の弾丸1が、銃身2内に入る。
一方、中空ピストン6が、その後退位置まで後退すると、シリンダ10の後部大径部と中空ピストン6の後部大径部との間の隙間11が拡大する。従って、この拡大した隙間11を通って、圧縮ガスの圧力が、今度は中空ピストン6の後部圧縮ガス受け部5に回り込む。そうすると、当該後部圧縮ガス受け部5に回り込んだ圧縮ガスの圧力を受けて、中空ピストン6が、今度は銃身2内を、引き金13側とは反対方向に前進して、弾丸1を、薬室内の発射位置まで前進させる。弾丸1の当該発射位置が、図1に示される。O−リング 01が、シリンダ後壁に勘合されて撃針後部大径部の外周をシールする。O−リング02が、シリンダ前壁に勘合されて中空ピストン前方小径部の外周をシールする。O−リング 03が、中空ピストン撃針受け部4に勘合されて、撃針9の前方小径部の外周をシールする。O−リング 04が、銃身2の内壁部に勘合されて、前進位置に配置された中空ピストン6の前方小径部3の外周をシールする。
この様にして、弾丸1が、図1の発射位置に配置された後、射手によって引き金13が引かれると、撃針9が、引き金13から外れるため、撃針9は、その後部大径肩部12に受ける圧縮ガスの圧力によって、中空ピストン6に対して急激に相対的に後退して、中空ピストン6内のO−リング03の開口部を開口させる。すると、シリンダ10内に充満していた圧縮ガスの圧力が、該O−リング03の開口部を通って、銃身2内の弾丸1の後面に噴出す。
こうして、銃身2内の弾丸1が、圧縮ガスの圧力によって銃身2から銃口の外部に発射されると、銃身2内の圧力は、急激に大気圧まで低下する。当然、該銃身2と連通しているシリンダ10内の圧力も急激に低下する。すると、吸気口14経由で、シリンダ10内に、ボンベから新たな圧縮ガスが、供給される。
エ0017
一方、圧縮ガスの圧力によって後退させられた撃針9は、撃針9後部に設けられた復帰スプリングを圧縮する。撃針9は、該圧縮した復帰スプリングの復元力によって前進させられて、引き金13と再び係合する。この時、引き金13と係合する撃針9は、図1からも明らかな通り、引き金13の先端爪部分が、その下端に設けられた圧縮ばねの復元力によって上方に偏倚させられるので、当該圧縮ばねの復元力によって、撃針9の凹部と再び係合させる。従って、撃針9と係合した引き金13は、図1に示される通り、圧縮ガスの圧力による撃針9の後退を阻止する。即ち、撃針9は、その後方大径肩部12に、新たな圧縮ガスの圧力を受けても後方に後退することなく、引き金13によって、図1に示される撃針9の激発可能位置に保持される。
その後、引き金13が引かれて、銃身2内の弾丸1が、圧縮ガスの圧力によって銃身2から銃口外部に発射されると、吸気口14経由で、シリンダ10内に、ボンベから新たな圧縮ガスが、供給される。従って、当該圧縮ガスの圧力によって、中空ピストン6が、引き金13の方向に向かって後方に後退させられて、図1に想像線で示される後退位置に至る。
中空ピストン6が、その後退位置に至ると、シリンダ10の後部大径部と中空ピストン6との間の隙間11が拡大する。従って、この拡大した隙間11を通って、圧縮ガスの圧力が、今度は中空ピストン6の後方の圧縮ガス受け部5に回り込む。そうすると、当該後方の圧縮ガス受け部5に回り込んだ圧縮ガスの圧力を受けて、中空ピストン6が、今度は銃身2内を、引き金13側とは反対方向に前進して、マガジン15内の次の弾丸1を、薬室内の発射位置まで前進させる。この弾丸1の当該発射位置が、図1に示される。
中空ピストン6が銃口方向に前進する時、シリンダ10の前端壁と中空ピストン6との間の空気が圧縮されるが、圧縮された当該空気は、中空ピストン6がシリンダ10に“すきまばめ”されているので、中空ピストン6とシリンダ10との間の当該“すきま”を通って、中空ピストン6の後方に逃れることができる。このため、シリンダ10の前端壁と中空ピストン6との間で圧縮された当該空気が、中空ピストン6の銃口方向への前進運動を妨げることはない。
以上で、最初の弾丸1から次の弾丸1までの、本発明の自動装填ボルトによる銃の弾丸1の装填作業が何の妨げもなく完了する。従って、本発明によって、射手は、銃の引き金13を単に引くだけで、マガジン15の弾丸1が尽きるまで、射撃のみに神経を集中させることができる。
本発明の実施形態を示すエアガン用自動装填ボルト組立体の中央縦断面図。
符号の説明
1 弾丸;
2 銃身;
3 中空ピストン前方小径部;
4 中空ピストン撃針受け部;
5 中空ピストン後部圧縮ガス受け部;
6 中空ピストン;
10 シリンダ;
11 シリンダと中空ピストンとの間の拡大した隙間;
12 撃針後部大径肩部;
13 引き金;
14 吸気口;
15 マガジン;
01 シリンダ後壁に勘合されて撃針後部大径部の外周をシールするO−リング;
02 シリンダ前壁に勘合されて中空ピストン前方小径部の外周をシールするO−リング;
03 中空ピストン撃針受け部に勘合されて撃針前方小径部の外周をシールするO−リング; 及び
04 銃身内壁部に勘合されて、前進位置に配置された中空ピストンの前方小径部の外周をシールするO−リング。

Claims (1)

  1. 銃身尾端内に該銃身と同軸的に形成されるシリンダと; 該シリンダ内に軸方向に可動な状態で同軸的に“すきまばめ”される中空ピストンと; 該中空ピストン内に同軸的に軸方向に可動な状態で組み込まれる撃針とからなるエアガン用自動装填ボルト組立体において、
    該シリンダは、円筒形状を有し、小径前部と大径後部から成り、
    該中空ピストンは、該シリンダ内に、「すきまばめ」され、該シリンダ内を、該シリンダの軸線方向に可動であって、該シリンダと該中空ピストンとの間の隙間は、該中空ピストン後部が該シリンダの後部大径部に入ると拡大し、圧縮ガスが容易に当該拡大した隙間を通過して、該中空ピストン後部の圧縮ガス受け部に入って、該中空ピストンを銃口方向に向けて前進させ、それによって、該中空ピストン前方の銃身内の弾丸を、薬室内の所定の発射位置に配置し、
    該撃針は、棒状の形状を有し、該撃針の後部大径肩部に圧縮ガスの圧力を受けて、該撃針を、該銃口方向とは反対の方向に後退させて該撃針によって塞がれているO−リングの開口部を開口させて、該シリンダ内の圧縮ガスを弾丸の後面に噴出させて弾丸を発射させ、
    該シリンダの前壁と該中空ピストンとの間の空気は、該中空ピストンが、該シリンダに対して前進する際、圧縮されて、該シリンダに“すきまばめ”されている該中空ピストンとシリンダとの間の“すきま”を通って、該中空ピストンの後方に逃れ、それによって、該シリンダの前壁と該中空ピストンとの間で圧縮された該空気によって該中空ピストンの前進運動が妨げられることが無いエアガン用自動装填ボルト組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3572310A (en) * 1968-02-02 1971-03-23 Kensuke Chiba Compressed gas gun and valve therefor
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