JP4645524B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、半導体リレーなどのリレーの組立て構造の改良に関するものである。
半導体リレーには、対向した端縁111a、111aより起立した一対の壁部112、112を有し、半導体や端子などの電磁リレーの構成部品を実装したリレー基板ブロック(不図示)を載せ置くための基板載置部111と、その基板載置部111の上記基板載置部111の下方に位置した冷却フィン113とよりなるヒートシンク部材を、上下を開放した本体ケースにその上開口より挿入し、リレー基板ブロックを基板載置部111に載置、接着させる構造のものがある。
図6は、そのような従来の半導体リレーの組立て工程を示した斜視図である。
図6(a)はケース120、(b)はケース120にヒートシンク110を挿入した状態を示す図であり、この(b)の状態で、リレー基板ブロックをヒートシンク110の基板載置部111に載置、接着し、その後、ケース120内のリレー基板ブロックをポッティングするが、その作業工程の間ではケース120とヒートシンク110の側壁112とが接着されていないため、ケース120を手で持っていなければ、(c)に示すように、ケース120は落下してしまう。なお、ケース120は内壁面の下開口近傍に小片縁122を備えており、この小片縁122でもってヒートシンク110が抜け落ちないようになっている。
そこで、ケース120の落下を防止するために、両側壁112、112を拡開形成し、両側壁112、112を弾性変形させてケース120に挿嵌する方法が考えられるが、側壁112を微妙な傾斜角度で起立させるよう製造する必要があるため、またヒートシンク110が金属製であることから塑性変形することもあるため実用にはいたっていない。
また従来では、ケース120を手で持たなくてもいいように、(d)、(e)で示すように、治工具200にヒートシンク110の冷却フィン113を挿入してケース120を治工具200の載置部201で支持した状態で作業できるように工夫していたが、このような組立て作業用の治工具200を作製、準備しておく必要があり、余分なコストが発生していた。
なお次の文献には、プリント基板をケース内に組付ける際に、プリント基板の端縁を各種部品に当接させ、各種部品がケース部材から脱落しないように保持した電子機器の組立て方法が記載されている。
特開2001−7552号公報
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、組立て作業中において、ヒートシンクをケースに内嵌させたときに、治工具を用いなくてもケースの脱落を防止できるリレーを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のリレーは、起立した一対の側壁を有し、リレーの構成部品が実装されるリレー基板ブロックを載せ置くための基板載置部の下方に冷却フィンを形成したヒートシンクを、上下に開口を形成したケースに内嵌させた構造にしたリレーであって、ケースは、上開口側の内壁面には係止突部を対設し、その係止突部を、ヒートシンクの側壁の上縁に係止させて、ケースがヒートシンクから脱落することを防止する構造にしていることを特徴とする。
請求項2では、ケースの下開口側の内周縁には、ヒートシンクの基板載置部の底端を係止支持する小片縁を形成しており、ヒートシンクは、係止突部と小片縁とで挟持固定される構造にしている。
請求項3では、係止突部は、上端側が所定のさそい角度を有した誘導傾斜面を有している。
請求項1に記載のリレーによれば、ケースの係止突部を側壁の上縁に係止させる構造であるため、組立て作業中にケースがずり落ちることがなく、作業効率がよい。また、ヒートシンク側には係止構造を設ける必要がないため、簡易な手段で脱落防止を実現できる。なお、ケースを樹脂製とすれば係止突部も容易に一体成形できるため、ケースの製造はきわめて容易である。
請求項2に記載のリレーによれば、ヒートシンクの側壁が係止突部と小片縁とにより挟持されるため、ヒートシンクとケースとは組立て作業の段階で仮固定することができる。
請求項3に記載のリレーによれば、係止突部がその上端側に誘導傾斜面を有しているため、ヒートシンクをケースに挿入しやすい。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面とともに説明する。なお、以下の実施形態では、半導体リレーを例に挙げて説明しているが、本発明の技術思想は半導体リレーに関するものに限られず、電磁リレーなどを含むリレー全般について適用可能であることは言うまでもない。
実施形態1
図1は、本発明に係るリレーの組立て構造の一例を説明した斜視図で、(a)は半導体リレーの組立て手順を、(b)、(c)はそれぞれポッティング前、後の半導体リレーを示した図である。
半導体リレーは、端縁部11aより起立した一対の側壁12、12を有し、MOSFET(半導体電界効果トランジスタ)や端子31などの半導体リレーの構成部品を実装したリレー基板ブロック30を載せ置くための基板載置部11と、基板載置部11の下方に形成した冷却フィン13とよりなる金属で製されたヒートシンク10が、上下に開口23a、23bを形成したケース20に内挿させた構造としている。
ケース20は、樹脂で形成され、下開口23b側の一対の内側辺縁には小片縁22、22(一方は不図示)が形成されており、上開口23aからヒートシンク10を挿入したときには、それらの一対の小片縁22、22でもって、側壁12の基端部である基板載置部11の端縁部11a、11aを係止支持する構造となっている。
すなわち、ケース20にヒートシンク10を挿入すると、一対の側壁12、12を形成させた基板載置部11がケース20によって包囲され、ヒートシンク10の冷却フィン13がケース20の下開口23bより下方に突出された状態となる。
本発明では、ケース20の上開口23a側の内壁面に突部21、21を対設させており、ヒートシンク10をケース20に挿入した状態で作業台(不図示)などに載せ置いたときには、これらの突部21、21の底端が側壁12、12の上縁によって係止されるため、ケース20が作業台より浮いた状態に保持される。
したがって、このような構成によれば、基板ブロック30の載置、接着作業やその後のポッティング作業中に、ケース20を手で持っていなくてもケース20が脱落するおそれがなく、効率よく作業することができる。
後述するように、本実施形態では、側壁12は上の係止突部21と下の小片縁22とにより挟持されるため、ケース20とヒートシンク10とはポッティングする前の段階で仮固定でき、さらに作業効率がよくなる。
また、基板ブロック30の載置、接着作業は、ヒートシンク10をケース20に組付ける前、後いずれに行ってもよいが、精巧かつ繊細な端子31を収容したヒートシンク10を手で持ってケースに組み込むような作業を行うよりは、ヒートシンク10をケース20に組付けた後に基板ブロック30の収容作業をするほうが構成部品31を傷つけるがことなく、安全で望ましい。
なお、ポッティングは、例えばウレタン剤などをリレー基板ブロック30を収容する箇所に封入して封止する作業であり、この作業によってヒートシンク10とケース20とが固着される。図1(c)のPはポッティング用の例えばウレタン剤などである。
図2(a)、(b)はケース20とヒートシンク10とを抽出して、それらの組付け要領を示した説明図である。また図3(a)、(b)は、図2(a)、(b)に示したA−A線、B−B線の各縦断面図と拡大部分縦断面図を示したものである。これらの図面によって、ケース20が脱落しない構造について説明する。
係止突部21は、ケース20の対向する壁部20a、20aのそれぞれ内壁面に設けられ、側壁12の上縁の角部12aを係止させる係止部(底端)21aと、上端側の誘導傾斜面21bを有している。
これらの係止突部21、21は、ケース20の内壁に向い合うように設けられ、それら2つの係止突部21、21間の距離bが、壁部20a、20aの内壁面間の距離aよりも短く形成されている。
一方、ヒートシンク10の側壁12、12は、その外壁面間の距離cが、a>c>bの関係となるよう形成されており、ヒートシンク10をケース20に挿入する際には、向い合った側壁12、12は、係止突部21、21に接触しながら内側に弾性変形され、その後、側壁12、12の上縁が係止突部21、21を通過すると、側壁12、12は弾性復帰する。さらにヒートシンク10を押し込むと、基板載置部11の端縁部11aは、係止突部21を設けた壁部20aの下開口23bに形成した小片縁22に当接して係止支持される。
図示するように、係止突部21を、側壁12を高さ方向から係止突部21と小片縁22とにより挟み込めるような位置に形成して、ヒートシンク10を小片縁22で停止するまで押し込めば、それによって側壁12が挟持されてヒートシンク20とケース20とはその状態で固定される。
また、係止突部21はさそい角度θを有した誘導傾斜面21bが形成されているため、基板載置部11の端縁部11aを挿入しやすい。
図4(a)は半導体リレーの一部を断面とした斜視図、(b)は部分縦断面図であり、図示するように、リレー基板ブロック30は、ヒートシンク10とケース20とを仮固定することによって形成された収容空間に収容され、基板載置部11上に接着剤Sにて接着される。
また、本実施形態で示した係止突部21はケース20の内壁面に形成するものであるが、ケース20が樹脂製であるため、係止突部21を一体成形することが可能である。
図5には、ケース20の上下一対の金型による製造方法の一例を示し、(a)は上、下金型Ma、Mbによるプレス、(b)は下型Mbの取り外し、(c)はノックアウトピンKOによる押し出し、(d)は押し出された成型品(ケース20)を示している。また、図5(e)には、ノックアウトピンKOで押し出す箇所の許容範囲Xを示している。
上型Maには、上下を貫通するようにノックアウトピンKOが設けられており、ノックアウトピンKOは、油圧シリンダ(不図示)によって上下に駆動する。
上、下金型Ma、Mbを締め付けて成型した後、上型Maを下型Mbより抜き出すと、成型品は上型Maに保持されて取り出される(以上、図5(a)、(b)参照)。その後、ノックアウトピンKOを降下させると、成型品20の壁部20aは弾性変形されて撓み、成型品20が取り出される(以上、図5(c)、(d)参照)。
係止突部21、21が損傷することがなく、かつ側壁20aを塑性変形させない程度に撓み量を調整すれば、上記金型成型によって、損傷なく、かつ適正に突出した係止突部21、21を形成したケース20を製造することができる。
(a)〜(c)は本発明に係る半導体リレーの組立工程を示した説明図である。 (a)、(b)はケースとヒートシンクとを抽出して、それらの組付け要領を示した説明図である。 (a)は図2(a)のA−A線縦断面図と拡大部分縦断面図、(b)は図2(b)のB−B線縦断面図と拡大部分縦断面図である。 (a)は半導体リレーの一部を断面とした斜視図、(b)は部分縦断面図である。 ケースの製造方法の一例を示した図である。 (a)〜(e)は従来の半導体リレーの組立て工程を示した図である。
符号の説明
10 ヒートシンク
11 基板載置部
12 側壁
13 冷却フィン
20 ケース
21 係止突部
22 小片縁
23a 上開口
23b 下開口
30 リレー基板ブロック
31 端子(電子部品)
P ポッティング剤

Claims (3)

  1. 起立した一対の側壁を有し、リレーの構成部品が実装されるリレー基板ブロックを載せ置くための基板載置部の下方に冷却フィンを形成したヒートシンクを、上下に開口を形成したケース本体に内嵌させた構造としたリレーであって、
    上記ケース本体の上開口側は、その内壁面に係止突部を対設しており、該係止突部を、上記ヒートシンクの上記一対の側壁の上縁に係止させる構造にしているリレー。
  2. 請求項1に記載のリレーにおいて、
    上記ケースの下開口側は、上記ヒートシンクの基板載置部の底端を係止支持する小片縁を形成しており、上記ヒートシンクは、上記ケース本体に内嵌されたときに、上記係止突部と上記小片縁とで挟持される構造にしていることを特徴とするリレー。
  3. 請求項1、2のいずれか1項に記載のリレーにおいて、
    上記係止突部は、上端側が所定の角度を有した誘導傾斜面で構成された誘い面を形成していることを特徴とするリレー。
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