JP4643857B2

JP4643857B2 - Permeable concrete

Info

Publication number: JP4643857B2
Application number: JP2001169957A
Authority: JP
Inventors: 勝俊市川; 聡梶尾; 明小畠; 達三佐藤
Original assignee: Taiheiyo Cement Corp
Current assignee: Taiheiyo Cement Corp
Priority date: 2001-06-05
Filing date: 2001-06-05
Publication date: 2011-03-02
Anticipated expiration: 2021-06-05
Also published as: JP2002362958A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大きな透水係数及び圧縮強度を有し、かつ、成形等の作業が容易である透水性コンクリートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、大きな透水係数及び圧縮強度を有する透水性コンクリートとして、普通ポルトランドセメント又は早強ポルトランドセメント100重量部に対して、粒径0.3mm以下の細骨材100重量部程度、液体高性能減水剤1.2重量部程度（固形分換算）、水24重量部程度、及び粗骨材600重量部程度をミキサに投入して混練し、混練物（粗骨材に粗骨材以外の材料からなるモルタルが被覆した状態の粒体）を調製し、該混練物を型枠に投入して振動成形し、養生することによって製造される透水性コンクリートが知られている。
上記透水性コンクリートは、例えば、
１）粗骨材として5号砕石（粒径13〜20mm）を使用した場合、透水係数が7.0〜9.0cm/sec程度で、圧縮強度が15〜20N/mm²程度
２）粗骨材として7号砕石（粒径2.5〜5.0mm）を使用した場合、透水係数が1.0〜1.3cm/sec程度で、圧縮強度が20〜30N/mm²程度
と大きな透水係数及び圧縮強度を有するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記透水性コンクリートにおいては、混練物（粗骨材に粗骨材以外の材料からなるモルタルが被覆した状態の粒体）を振動成形する際、モルタルが型枠の底部に流れ落ちて透水性コンクリートの透水係数を低下させることを防ぐために、比較的粘性が高いモルタルを用いて混練物を調製している。そのため、上記透水性コンクリートにおいては、混練物の作業性が低く、成形等の作業に手間がかかる（例えば、振動時間が長くなる等）、という問題があった。
【０００４】
本発明は上記課題を解決し、大きな透水係数及び圧縮強度を有し、かつ、成形等の作業が容易である透水性コンクリートを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、
透水性コンクリート用の材料として、セメント若しくはセメントを含む粉体混合物、ＡＥ減水剤、細骨材、粗骨材及び水を使用するとともに、その配合割合を特定することにより、上記課題を解決することができることを見いだし、本発明を完成させたものである。
【０００６】
即ち、本発明は、粗骨材と、該粗骨材に対する容積比が49〜78％のモルタルとからなる組成物の混練物を型枠に投入して成形し、養生してなる透水性コンクリートであって、上記モルタルは、ポルトランドセメント若しくはポルトランドセメントを含む粉体混合物、細骨材、ＡＥ減水剤及び水のみからなり、上記各材料の配合割合は、ポルトランドセメント若しくはポルトランドセメントを含む粉体混合物100重量部に対して、細骨材が100〜250重量部、ＡＥ減水剤が0.85〜2.0重量部（固形分換算）、水が23〜37重量部であり、且つ細骨材が粗骨材の500／27〜2500／53重量％であり、上記ポルトランドセメントを含む粉体混合物は、80〜90重量％のポルトランドセメントと10〜20重量％の高炉スラグ粉末とからなることを特徴とする透水性コンクリートである（請求項１）。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の透水性コンクリートを構成する材料及びその配合割合は、次の通りである。
（１）粗骨材
粗骨材としては、粒径2.5〜20mmの砂利、砕石、又はこれらの混合物や、軽量骨材が挙げられる。
【０００８】
（２）セメント若しくはセメントを含む粉体混合物
セメントは、普通、早強、中庸熱、低熱ポルトランドセメント等のポルトランドセメントである。
セメントを含む粉体混合物としては、前記セメントに、ブレーン比表面積が3000cm²/g以上の高炉スラグ粉末を添加してなるものが用いられる。高炉スラグ粉末は、透水性コンクリートの圧縮強度等を向上させることができる。なお、セメントを含む粉体混合物中に占めるセメントの割合は、80〜90重量％である。
本発明においては、セメントとして、普通ポルトランドセメント又は早強ポルトランドセメントを使用することは、早期強度発現性が向上するので、好ましいものである。
【０００９】
（３）細骨材
細骨材としては、川砂、海砂、山砂、砕砂、又はこれらの混合物が挙げられる。
細骨材としては、粗骨材の粒径が5mm以上の場合は、粒径5mm未満、好ましくは2.5mm以下、より好ましくは1.0mm以下の粒体が用いられ、粗骨材の粒径が2.5〜5mmの場合は、粒径2.5mm未満、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは0.5mm以下の粒体が用いられる。細骨材の粒径が粗骨材の粒径に近すぎると、粗骨材にモルタルが被覆されにくくなり、好ましくない。
【００１０】
細骨材の添加量は、セメント若しくはセメントを含む粉体混合物100重量部に対して、100〜250重量部である。細骨材を添加することにより、硬化後の乾燥による収縮を抑制することができる。細骨材の添加量が250重量部を超えると、混練物の作業性が低く成形等の作業に手間がかかるうえ、透水性コンクリートの透水係数が小さくなり好ましくない。
【００１１】
（４）水
水の量は、セメント若しくはセメントを含む粉体混合物100重量部に対して、23〜37重量部であり、混練物の作業性や透水性コンクリートの透水係数及び圧縮強度から、好ましくは25〜37重量部、より好ましくは30重量部を超え37重量部以下である。
水の量が、23重量部未満では、モルタルの粘性が高くなり、混練物の作業性が低く成形等の作業に手間がかかる（例えば、振動時間が長くなる等）ので好ましくない。水の量が37重量部を超えると、振動成形時にモルタルの流れ落ちが起きやすく、透水係数が小さくなるので好ましくない。
【００１２】
（５）ＡＥ減水剤
本発明においてはＡＥ減水剤を使用する。該ＡＥ減水剤を使用することにより、混練物の作業性が向上し成形等の作業が容易になり、液体高性能減水剤を使用した場合よりも振動時間を短くすることができる。
ＡＥ減水剤としては、リグニン系、ナフタレンスルホン酸系、メラミン系のＡＥ減水剤があげられる。
なお、ＡＥ減水剤は、液状又は粉末状どちらでも使用可能である。
【００１３】
ＡＥ減水剤の添加量は、混練物の作業性やコスト等の観点から、セメント若しくはセメントを含む粉体混合物100重量部に対して固形分換算で0.85〜2.0重量部である。添加量が固形分換算で0.85重量部未満では、モルタルの粘性が高くなり、混練物の作業性が低く成形等の作業に手間がかかる（例えば、振動時間が長くなる等）ので好ましくない。一方、2.0重量部を超える量を添加しても混練物の作業性はほとんど向上せず、コストが高くなる。また、ＡＥ減水剤の添加量が多すぎると、振動成形時にモルタルの流れ落ちが起きやすく、透水係数が小さくなるので好ましくない。
【００１４】
（６）粗骨材に対するモルタルの容積比
粗骨材に対するモルタルの容積比は、粗骨材100％に対して49〜78％（外割）であり、透水性コンクリートの透水係数及び圧縮強度や、コスト等から、好ましくは49〜55％（外割）である。モルタルの容積比が49％未満では、透水性コンクリートの強度が低下するので好ましくない。ペースト又はモルタルの容積比が78％を超えると、透水係数が小さくなるので好ましくない。
【００１５】
混練に用いるミキサは、特に限定するものではなく、パンタイプミキサ、二軸ミキサ等の慣用のミキサで混練すれば良い。
混練方法としては、材料を一括してミキサに投入して１分以上混練する方法や、水、ＡＥ減水剤以外の材料をミキサに投入して空練りした後に、水、ＡＥ減水剤を投入して１分以上混練する方法等が挙げられる。
なお、混練は、粗骨材に粗骨材以外の材料からなるモルタルが被覆した状態の互いに独立した粒体が調製されるまで混練する。
【００１６】
混練後、該混練物（粗骨材に粗骨材以外の材料からなるモルタルが被覆した状態の互いに独立した粒体）を所定の型枠に投入し、好ましくは3000〜8000vpmの振動数の外部振動で振動成形する。振動数が3000vpm未満では、充分な締め固めを行うことができないおそれがあり、強度が低下するおそれがある。振動数が8000vpmを超えると、透水係数が小さくなるおそれがある。
外部振動は、テーブルバイブレーターや型枠に取り付け可能な振動機等を使用することができる。振動時間は、おおよそ3〜20秒である。
また、振動成形時に、1〜100kPaの圧力を加えることは、差し支えない。加圧には、油圧式あるいは空気圧式の加圧装置等を使用することができる。
【００１７】
なお、本発明においては、目的を損なわない範囲で、モルタルに、エチレン・酢酸ビニル系共重合体、アクリル系共重合体等のポリマーを添加することは差し支えない。また、目的を損なわない範囲で、ベンガラ等の顔料を添加することも差し支えない。
【００１８】
【実施例】
以下、実施例により本発明を説明する。
１．使用材料
以下に示す材料を使用した。
１）セメント；普通ポルトランドセメント（太平洋セメント（株）製）
２）高炉スラグ；ファインセラメント10A（第一セメント（株）製）
３）ＡＥ減水剤（液体）；「ポゾリスNo.8」（商品名）（（株）エヌエムビー製）
４）高性能減水剤（液体）；「マイティ150」（商品名）（花王（株）製）
５）細骨材；市原産細目山砂（粒径2.5mm以下）
６）粗骨材；Ａ：青梅産砕石５号（粒径13〜20mm）
Ｂ：青梅産砕石７号（粒径2.5〜5.0mm）
７）水；水道水
【００１９】
試験例1〜25
２．透水性コンクリートの配合及び混練
前記材料を、表１に示す配合にしたがって２軸強制練りミキサ（0.1m³）に一括投入し、４分間混練し、混練物（粗骨材に粗骨材以外の材料からなるモルタルが被覆した状態の粒体）を調製した。
【００２０】
【表１】

【００２１】
３．評価
（１）圧縮強度
各混練物を、φ１０×２０ｃｍの型枠に投入し、空隙率が25％となるようにテーブルバイブレーターで振動成形（振動数4500vpm）した。成形後、２０℃で２時間前置き後、６５℃で４時間蒸気養生した。脱型後、２０℃で14日間水中養生し、透水性コンクリート供試体を作製した。該供試体の圧縮強度を「JIS A 1108（コンクリートの圧縮試験方法）」に準じて測定した。
（２）透水係数
各混練物を、１０×１０×４０ｃｍの型枠に投入し、空隙率が25％となるようにテーブルバイブレーターで振動成形（振動数4500vpm）した。成形後、２０℃で２時間前置き後、６５℃で４時間蒸気養生した。脱型後、２０℃で14日間水中養生し、透水性コンクリート供試体を作製した。該供試体の透水係数を「インターロッキングブロック舗装設計施工要領 8-3 透水性試験」に準じて測定した。
（３）混練物の作業性及び振動時間
上記（１）及び（２）において、各混練物を型枠に投入する際の作業性を「◎；非常に良好」、「○；良好」、「×；悪い」で評価した。
また、一部の混練物に対しては、上記（１）において振動成形（振動数4500vpm）する際、所定の空隙率（25％）となるまでの振動時間を測定した。振動時間は、φ１０×２０ｃｍの型枠に混練物を3.3kg投入し、空隙率が25％となるまでの振動時間を測定した。
それらの結果を表２に示す。
【００２２】
【表２】

【００２３】
表２から、本発明で規定する透水性コンクリートは、
１）粗骨材として5号砕石（粒径13〜20mm）を使用した場合、透水係数が7.0〜10.0cm/sec程度で、圧縮強度が15〜20N/mm²程度（試験例１〜10）
２）粗骨材として7号砕石（粒径2.5〜5.0mm）を使用した場合、透水係数が1.0〜1.3cm/sec程度で、圧縮強度が23〜25N/mm²程度（試験例11〜13）
と、大きな透水係数及び圧縮強度を有するうえ、混練物の作業性も良好で、成形等の作業が容易であり、所定の空隙率となるまでの振動時間も短いことがわかる。
一方、本発明で規定する配合割合から外れる透水性コンクリート（試験例14〜20）では、粗骨材として同じ5号砕石を使用した試験例１〜10の透水性コンクリートと比べて圧縮強度や透水係数が低かった。
さらに、高性能減水剤を使用した試験例21〜23の透水性コンクリートでは、混練物の作業性が劣るうえ、所定の空隙率となるまでの振動時間も長かった。
【００２４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の透水性コンクリートは、大きな透水係数及び圧縮強度を有するものであり、道路舗装、道路の側壁、河川の護岸等の種々の用途に用いることができる。
また、本発明の透水性コンクリートでは、混練物の作業性が良好であり成形等の作業も容易である。したがって、本発明の透水性コンクリートでは、透水性コンクリート製品の製造の効率を向上させることができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water-permeable concrete having a large water permeability coefficient and compressive strength and being easy to perform operations such as molding.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as water-permeable concrete having a large water permeability coefficient and compressive strength, about 100 parts by weight of fine aggregate with a particle size of 0.3 mm or less, liquid high-performance water reducing agent with respect to 100 parts by weight of ordinary Portland cement or early strong Portland cement. About 1.2 parts by weight (converted to solid content), about 24 parts by weight of water, and about 600 parts by weight of coarse aggregate are put into a mixer and kneaded, and a kneaded product (a mortar made of materials other than coarse aggregate is added to the coarse aggregate) There is known a water-permeable concrete produced by preparing a coated granular body), putting the kneaded material into a mold, performing vibration molding, and curing.
The permeable concrete is, for example,
1) When No. 5 crushed stone (particle size 13-20mm) is used as the coarse aggregate, the hydraulic conductivity is about 7.0-9.0cm / sec and the compressive strength is about 15-20N / mm ² 2) As the coarse aggregate 7 When crushed stone (particle size: 2.5-5.0 mm) is used, the hydraulic conductivity is about 1.0-1.3 cm / sec, and the compressive strength is about 20-30 N / mm ² .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above water-permeable concrete, when the kneaded material (granule in a state where the coarse aggregate is coated with a mortar made of a material other than the coarse aggregate) is vibration-molded, the mortar flows down to the bottom of the formwork and In order to prevent a decrease in the water permeability, a kneaded product is prepared using a mortar having a relatively high viscosity. Therefore, the water-permeable concrete has a problem that the workability of the kneaded material is low, and the work such as molding takes time (for example, the vibration time becomes long).
[0004]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and to provide water-permeable concrete that has a large water permeability coefficient and compressive strength and is easy to perform operations such as molding.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of earnest research to solve the above problems, the present inventors,
As a material for permeable concrete, solve the above problems by using cement or a powder mixture containing cement, AE water reducing agent , fine aggregate, coarse aggregate and water, and specifying the blending ratio. The present invention has been completed by finding out that it can be achieved.
[0006]
That is, the present invention relates to a permeable concrete obtained by putting a kneaded product of a composition comprising coarse aggregate and a mortar having a volume ratio of 49 to 78% with respect to the coarse aggregate into a mold, and then curing the mixture. The mortar is composed of only Portland cement or a powder mixture containing Portland cement, fine aggregate, AE water reducing agent and water, and the mixing ratio of each material is Portland cement or a powder mixture containing Portland cement. 100 to 250 parts by weight of fine aggregate is 100 to 250 parts by weight, AE water reducing agent is 0.85 to 2.0 parts by weight (in terms of solid content), water is 23 to 37 parts by weight, and fine aggregate is coarse aggregate 500/27 to 2500/53% by weight, and the powder mixture containing Portland cement is composed of 80 to 90% by weight Portland cement and 10 to 20% by weight blast furnace slag powder. Made of concrete (Claim 1).
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The material which comprises the water-permeable concrete of this invention, and its compounding ratio are as follows.
(1) Coarse aggregate The coarse aggregate includes gravel having a particle size of 2.5 to 20 mm, crushed stone, or a mixture thereof, and a lightweight aggregate.
[0008]
(2) Powder mixtures containing cement cement or cement is usually early-strength, moderate heat, a Portland cement such as low heat Portland cement.
The powder mixture containing cement, the cement, those Blaine specific surface area is with the addition of 3000 cm ² / g or more blast furnace slag Powder used. Blast furnace slag powder can improve the compressive strength etc. of water-permeable concrete. The proportion of cement in the powder mixture containing cement is 80 to 90% by weight .
In the present invention, it is preferable to use ordinary Portland cement or early-strength Portland cement as the cement because early strength development is improved.
[0009]
(3) Fine aggregate Examples of the fine aggregate include river sand, sea sand, mountain sand, crushed sand, or a mixture thereof.
As the fine aggregate, when the particle size of the coarse aggregate is 5 mm or more, particles having a particle size of less than 5 mm, preferably 2.5 mm or less, more preferably 1.0 mm or less are used, and the particle size of the coarse aggregate is In the case of 2.5 to 5 mm, a particle having a particle size of less than 2.5 mm, preferably 1.5 mm or less, more preferably 0.5 mm or less is used. When the particle size of the fine aggregate is too close to the particle size of the coarse aggregate, it becomes difficult to coat the coarse aggregate with the mortar, which is not preferable.
[0010]
The amount of fine aggregate added is 100 to 250 parts by weight with respect to 100 parts by weight of cement or a powder mixture containing cement. By adding a fine aggregate, shrinkage due to drying after curing can be suppressed. When the amount of the fine aggregate exceeds 250 parts by weight, the workability of the kneaded product is low, and the work such as molding is troublesome, and the water permeability coefficient of the water permeable concrete becomes small, which is not preferable.
[0011]
(4) Water The amount of water is 23 to 37 parts by weight with respect to 100 parts by weight of cement or a powder mixture containing cement, preferably from the workability of the kneaded material, the water permeability coefficient and compressive strength of the water permeable concrete. Is 25 to 37 parts by weight, more preferably more than 30 parts by weight and 37 parts by weight or less.
The amount of water is less than 23 parts by weight, mortar viscosity is increased, it takes time to work the molding workability is low of the kneaded material (e.g., such as vibration time is long) since undesirable. When the amount of water is more than 37 parts by weight, rundown is likely to occur in the mortar at the time of vibration molding, since the permeability is reduced undesirably.
[0012]
(5) AE water reducing agent In the present invention, an AE water reducing agent is used. By using the AE water reducing agent , the workability of the kneaded product is improved, the operation such as molding becomes easy, and the vibration time can be shortened compared with the case where the liquid high performance water reducing agent is used.
Examples of the AE water reducing agent include lignin type, naphthalene sulfonic acid type, and melamine type AE water reducing agents .
The AE water reducing agent can be used in a liquid or powder form.
[0013]
The addition amount of the AE water reducing agent is 0.85 to 2.0 parts by weight in terms of solid content with respect to 100 parts by weight of cement or a powder mixture containing cement, from the viewpoint of workability and cost of the kneaded product . If the amount is less than 0.85 part by weight in terms of solid content, mortar viscosity is increased, it takes time to work the molding workability is low of the kneaded material (e.g., such as vibration time is long) since undesirable. On the other hand, even if an amount exceeding 2.0 parts by weight is added, the workability of the kneaded material is hardly improved and the cost is increased. Further, when the amount of AE water reducing agent is too large, rundown is likely to occur in the mortar at the time of vibration molding, since the permeability is reduced undesirably.
[0014]
(6) the volume ratio of the mortar to volume ratio coarse aggregate mortar for coarse aggregate is 49 to 78% relative to the coarse aggregate 100% (outer percentage), Ya permeability and compressive strength of the water-permeable concrete From the viewpoint of cost and the like, it is preferably 49 to 55% (external discount). If the volume ratio of the mortar is less than 49 %, the strength of the water-permeable concrete is unfavorable. If the volume ratio of the paste or mortar exceeds 78 %, the water permeability coefficient becomes small, which is not preferable.
[0015]
The mixer used for kneading is not particularly limited, and may be kneaded with a conventional mixer such as a pan type mixer or a biaxial mixer.
As a kneading method, materials are put into a mixer in a lump and kneaded for 1 minute or more. After materials other than water and AE water reducing agent are put into a mixer and kneaded, water and AE water reducing agent are added. And kneading for 1 minute or more.
The kneading is carried out until coarse particles are prepared in a state where the coarse aggregate is covered with a mortar made of a material other than the coarse aggregate.
[0016]
After kneading, the kneaded product (independent particles in a state in which the coarse aggregate is coated with a mortar made of a material other than the coarse aggregate) is put into a predetermined mold, and preferably has an external frequency of 3000 to 8000 vpm. Vibration molding by vibration. If the frequency is less than 3000 vpm, sufficient compaction may not be performed and the strength may be reduced. If the frequency exceeds 8000 vpm, the water permeability may be reduced.
For the external vibration, a table vibrator or a vibrator that can be attached to a formwork can be used. The vibration time is approximately 3 to 20 seconds.
Further, it is possible to apply a pressure of 1 to 100 kPa during vibration molding. For pressurization, a hydraulic or pneumatic pressurizer or the like can be used.
[0017]
In the present invention, a polymer such as an ethylene / vinyl acetate copolymer or an acrylic copolymer may be added to the mortar as long as the object is not impaired. In addition, a pigment such as Bengala may be added as long as the purpose is not impaired.
[0018]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described by way of examples.
1. Materials used The following materials were used.
1) Cement: Ordinary Portland cement (manufactured by Taiheiyo Cement Co., Ltd.)
2) Blast furnace slag; Fine Serament 10A (Daiichi Cement Co., Ltd.)
3) AE water reducing agent (liquid); “Pozoris No. 8” (trade name) (manufactured by NM Co., Ltd.)
4) High performance water reducing agent (liquid); “Mighty 150” (trade name) (manufactured by Kao Corporation)
5) Fine aggregate: Ishihara Hosomeyama sand (particle size 2.5mm or less)
6) Coarse aggregate; A: Ome crushed stone No. 5 (particle size 13-20mm)
B: Ome crushed stone 7 (particle size 2.5-5.0mm)
7) Water; tap water [0019]
Test Examples 1-25
2. Blending and kneading of water-permeable concrete The above materials were put into a biaxial forced kneading mixer (0.1m ³ ) according to the blending shown in Table 1 and kneaded for 4 minutes. A granule in a state covered with a mortar made of a material) was prepared.
[0020]
[Table 1]

[0021]
3. Evaluation (1) Compressive strength Each kneaded product was put into a mold of φ10 × 20 cm and subjected to vibration molding (frequency 4500 vpm) with a table vibrator so that the porosity was 25%. After molding, it was placed at 20 ° C. for 2 hours and then steam-cured at 65 ° C. for 4 hours. After demolding, it was cured in water at 20 ° C. for 14 days to prepare a permeable concrete specimen. The compressive strength of the specimen was measured according to “JIS A 1108 (concrete compression test method)”.
(2) Water Permeability Coefficient Each kneaded product was put into a 10 × 10 × 40 cm mold and subjected to vibration molding (frequency 4500 vpm) with a table vibrator so that the porosity was 25%. After molding, it was placed at 20 ° C. for 2 hours and then steam-cured at 65 ° C. for 4 hours. After demolding, it was cured in water at 20 ° C. for 14 days to prepare a permeable concrete specimen. The permeability coefficient of the specimen was measured according to “Interlocking Block Pavement Design and Construction Procedure 8-3 Permeability Test”.
(3) Workability and vibration time of the kneaded product In the above (1) and (2), the workability when each kneaded product is put into the mold is “◎: very good”, “◯: good”, “ “X: Bad”.
For some of the kneaded materials, the vibration time until the predetermined porosity (25%) was measured when vibration forming (frequency 4500 vpm) in (1) above was measured. As for the vibration time, 3.3 kg of the kneaded material was put into a φ10 × 20 cm mold and the vibration time until the porosity became 25% was measured.
The results are shown in Table 2.
[0022]
[Table 2]

[0023]
From Table 2, the water-permeable concrete specified in the present invention is
1) When using the No. 5 crushed stone as coarse aggregate (particle size 13～20Mm), permeability is at about 7.0~10.0cm / sec, compressive strength 15~20N / mm ² approximately (Test Example 1-10)
2) When No. 7 crushed stone (particle size 2.5 to 5.0 mm) is used as the coarse aggregate, the hydraulic conductivity is about 1.0 to 1.3 cm / sec, and the compressive strength is about 23 to 25 N / mm ² (Test Examples 11 to 13) )
It can be seen that, in addition to having a large water permeability coefficient and compressive strength, the workability of the kneaded material is good, the work such as molding is easy, and the vibration time until a predetermined porosity is reached is also short.
On the other hand, in the water-permeable concrete (Test Examples 14 to 20 ) deviating from the blending ratio defined in the present invention, the compressive strength and water permeability are compared with the water-permeable concrete of Test Examples 1 to 10 using the same No. 5 crushed stone as the coarse aggregate. The coefficient was low.
Furthermore, in the water-permeable concretes of Test Examples 21 to 23 using a high-performance water reducing agent, the workability of the kneaded material was inferior, and the vibration time until reaching a predetermined porosity was long.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, the water-permeable concrete of the present invention has a large water permeability coefficient and compressive strength, and can be used for various applications such as road pavement, road side walls, river bank protection and the like.
Moreover, in the water-permeable concrete of this invention, workability | operativity of a kneaded material is favorable and operations, such as shaping | molding, are also easy. Therefore, in the water-permeable concrete of this invention, the efficiency of manufacture of a water-permeable concrete product can be improved.

Claims

A kneaded product of a composition comprising a coarse aggregate and a mortar having a volume ratio of 49 to 78% with respect to the coarse aggregate is molded into a mold, and is a permeable concrete formed by curing,
The mortar consists only of Portland cement or a powder mixture containing Portland cement, fine aggregate, AE water reducing agent and water,
The blending ratio of each of the above materials is 100 to 250 parts by weight of fine aggregate and 0.85 to 2.0 parts by weight of AE water reducing agent (in terms of solid content) with respect to 100 parts by weight of Portland cement or a powder mixture containing Portland cement. Water is 23 to 37 parts by weight, and the fine aggregate is 500/27 to 2500/53% by weight of the coarse aggregate,
The powder mixture containing the Portland cement is composed of 80 to 90% by weight of Portland cement and 10 to 20% by weight of blast furnace slag powder .