JP4643712B2 - 回線ごとにQoSを制御する通信制御装置、通信システム及びその制御方法 - Google Patents

回線ごとにQoSを制御する通信制御装置、通信システム及びその制御方法 Download PDF

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Description

本願明細書で開示される技術は、サービス制御と連動してアクセス網のQoSを制御する通信システムに関する。
近年、通信事業者の間でNGN(Next Generation Network)と呼ばれる次世代基幹IP網を構築する動きが活発化している。従来、通信事業者は、移動/固定などのアクセス種別や、電話/放送/インターネットなどのサービス種別に応じて個別に網を構築していたが、NGNではこれらが全て共通のIP網上に統合される。
NGNの標準化は、欧州の標準化団体ETSI(European Telecommunications Standards Institute)のプロジェクトTISPAN(Telecommunications and Internet converged Services and Protocols For Advanced Networking)、及び、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization)のプロジェクトFGNGN(Focus Group Next Generation Network)で行われている。両機関は、パケット転送機能と、サービス制御機能とを分離して検討している。サービス制御に関しては、現在はIP電話及びTV会議等が主な検討対象になっており、プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)(IETF RFC3261)/SDP(Session Description Protocol)(IETF RFC2327)を採用することが決定している。
SIPによるサービス網の構成は、第三世代移動体通信の標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)/3GPP2(3rd Generation Partnership Project2)が策定したIMS(IP Multimedia Subsystem)/MMD(Multimedia Domain)に準拠する方向で検討が進められている。
IMS/MMDは、通常のセッション制御手順に加えて、セッション制御と連動したアクセス網QoS制御手順(SBBC:Service Based Bearer Control)を規定している。SBBCでは、SIP ServerとAGW(Access Gateway)の間にQoS Policy Serverが設置される。QoS Policy Serverは、SIP Serverから通知されたサービス情報に基づいてAGWのQoS設定を制御する。
SBBCを実施する際のセッション確立手順を以下に示す。発信端末xは、まずSIP/SDPを使用して、着信端末yとメディア通信情報(IP Address、Port、CODEC、使用帯域等)を交換する。SIP Serverは、中継したSIP/SDPメッセージから、メディアフローを識別するためのフィルタ(IP Address、Protocol、Port)、使用帯域、端末IDを抽出し、QoS Policy Serverに通知する(以下、これらの情報をサービス情報と呼ぶ)。
次に端末xは、RSVPを使用してAGWにQoS設定を要求する。QoS設定要求には、フローフィルタ(IP Address、Protocol、Port)、要求帯域及び端末IDが含まれる。AGWは、これを受けてQoS認可要求をQoS Policy Serverに送信する。QoS Policy Serverは、フローフィルタと端末IDを比較キーとして、対応するサービス情報を検索する。サービス情報の帯域が、端末から要求された帯域よりも大きい場合、QoS設定を認可し、その旨をAGWに通知する。AGWは、これを受けてローカルのQoSパラメータテーブルにフローフィルタと帯域を設定し、端末xに確認応答を返信する。端末xは、SIP/SDPを使用して端末yにQoS設定の成功を通知し、セッション確立を完了する。
上記のQoS制御手順は、主に移動網を想定して標準化が行われている。しかしながら、NGNでは、アクセス非依存のサービス網を構築するため、将来は固定網においても同様のアーキテクチャが導入されると予想される。
移動アクセス網では、QoSリソースを端末ごとに確保する。これに対し、固定アクセス網では、QoSリソースを回線(家庭)ごとに確保し、回線リソースを複数の端末が共有する。そのためQoS Policy Serverは、回線ごとに使用する帯域と、回線に対して課せられた制約条件(回線の保証帯域等)とを考慮してQoS認可を実行する必要がある。ところが、上記で説明したQoS制御手順では、回線を識別するための情報が、SIP/QoS設定要求のいずれにも含まれない。従って、QoS Policy Serverは、回線ごとに使用する帯域の合計を計算できないという課題がある(第一の課題)。
また、移動アクセス網では、端末がアクセス網に接続する際に端末認証が実行される。そのため、通信事業者と信頼関係のある端末のみが、QoS設定要求をAGWに送信することができる。一方、固定アクセス網では、端末はホーム網に収容され、HGW(Home Gateway)等の通信機器を介して通信事業者のアクセス網に接続する。通信事業者は、HGWの認証は実行するが、端末の認証は実行しない。そのため、移動アクセス網と同様に端末からQoS設定要求を送信するアーキテクチャを採用した場合、通信事業者と信頼関係のない端末がAGWのQoS設定を制御することになり、セキュリティ上問題がある(第二の課題)。
本願で開示する代表的な発明は、アクセス回線を介して通信網に接続される複数の端末と、前記端末から送信されたセッション制御信号を処理するセッション制御サーバと、前記アクセス回線のQoSを制御するQoS制御サーバと、を備える通信システムにおいて、前記端末は、少なくとも、前記端末がセッションにおいて要求する帯域を示す情報を含む前記セッション制御信号を前記セッション制御サーバに送信し、前記端末は、さらに、前記アクセス回線の識別子を前記セッション制御サーバに送信し、前記セッション制御サーバは、受信した前記アクセス回線の識別子と、前記端末がセッションにおいて要求する帯域を示す情報とを前記QoS制御サーバに送信し、前記QoS制御サーバは、同一の前記アクセス回線の識別子と関連付けられたセッションにおいて要求される帯域に基づいてQoSを制御することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、回線ごとにQoSを制御することができる。
また、本発明の一実施形態によれば、通信事業者と信頼関係のある機器のみがAGWのQoS設定を制御するシステムを構成することができる。
第1図は、本発明の第1の実施の形態における通信網の構成例を示す説明図である。
第2図Aは、本発明の第1の実施の形態のSIP Serverの装置構成を示すブロック図である。
第2図Bは、本発明の第1の実施の形態のSIP Serverが保持するSIP Session Tableの説明図である。
第3図Aは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverの装置構成を示すブロック図である。
第3図Bは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverが保持するService Information Tableの説明図である。
第3図Cは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverが保持するFlow Tableの説明図である。
第3図Dは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverが保持するLine Tableの説明図である。
第4図Aは、本発明の第1の実施の形態のHGWの装置構成を示すブロック図である。
第4図Bは、本発明の第1の実施の形態のHGWが保持するSIP Session Tableの説明図である。
第4図Cは、本発明の第1の実施の形態のHGWが保持するFlow Tableの説明図である。
第4図Dは、本発明の第1の実施の形態のHGWが保持するRSVP Session Tableの説明図である。
第5図は、本発明の第1の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第6図は、本発明の第1の実施の形態のHGWによってLine−IDを追加されたSIP INVITEの例を示す説明図である。
第7図Aは、本発明の第1の実施の形態において送信されるRSVP Resvのパケットフォーマットの説明図である。
第7図Bは、本発明の第1の実施の形態において送信されるRSVP Resvのパケットフォーマットの説明図である。
第8図は、本発明の第1の実施の形態のHGWが実行するLine−ID追加判定処理を示すフローチャートである。
第9図は、本発明の第1の実施の形態のSIP Serverが実行するサービス情報通知処理を示すフローチャートである。
第10図は、本発明の第1の実施の形態のHGWが実行するFlow登録/RSVP Resv送信処理を示すフローチャートである。
第11図は、本発明の第1の実施の形態のHGWが実行するRSVP Resv受信処理を示すフローチャートである。
第12図は、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverが実行するFlow認可処理を示すフローチャートである。
第13図は、本発明の第1の実施の形態のHGWが実行するRSVP ResvConf受信処理を示すフローチャートである。
第14図は、本発明の第1の実施の形態におけるセッション切断のための処理を示すシーケンス図である。
第15図は、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Serverが実行するサービス情報/Flow認可削除処理を示すフローチャートである。
第16図Aは、本発明の第2の実施の形態のSIP Serverが保持するRegistration Tableの説明図である。
第16図Bは、本発明の第2の実施の形態のSIP Serverが保持するSIP Session Tableの説明図である。
第17図は、本発明の第2の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第18図は、本発明の第2の実施の形態のHGWが実行するLine−ID追加判定処理を示すフローチャートである。
第19図は、本発明の第2の実施の形態のSIP Serverが実行するサービス情報通知処理を示すフローチャートである。
第20図は、本発明の第3の実施の形態における通信網の構成例を示す説明図である。
第21図Aは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Serverの装置構成を示すブロック図である。
第21図Bは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Serverが保持するService Information Tableの説明図である。
第21図Cは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Serverが保持するLine Tableの説明図である。
第22図Aは、本発明の第3の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第22図Bは、本発明の第3の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第23図は、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Serverが実行するサービス認可処理を説明するフローチャートである。
第24図は、本発明の第3の実施の形態におけるセッション切断のために実行される処理を示すシーケンス図である。
第25図は、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Serverが実行するサービス認可削除処理を説明するフローチャートである。
第1図は、本発明の第1の実施の形態における通信網の構成例を示す説明図である。
第1図の通信網は、アクセス非依存のサービス網14、移動アクセス網15、固定アクセス網16及びホーム網17によって構成される。ホーム網17は、固定アクセス網16に接続されている。
サービス網14は、SIP Server(1、2及び3)、QoS Policy Server(4及び5)及びAGW(6及び7)を備える。SIP Server1は、SIP RegistrarおよびProxyとして動作し、端末のロケーション管理とサービス制御を行う。SIP Server2及び3は、SIP Proxyとして動作し、それぞれ、移動アクセス網15及び固定アクセス網16の端末を収容する。IMS/MMDでは、SIP Server1をS−CSCF(Serving Call Session Control Function)、SIP Server(2及び3)をP−CSCF(Proxy Call Session Control Function)と呼ぶ。
QoS Policy Server(4及び5)は、SIP Server(2及び3)から通知されたサービス情報に基づいて、AGW(6及び7)のQoS(サービス品質)設定を制御する。
AGW(6及び7)は、それぞれ、移動アクセス網15とサービス網14との境界、及び、固定アクセス網16とサービス網14との境界に設置され、各アクセス網の端末を収容する。
移動アクセス網15は、UA(User Agent)8を収容する。UA8には、SIP URI(sip:ua8@hitachi.com)が設定されている。
固定アクセス網16は、アクセス設備としてPON(Passive Optical Network)を使用しており、OLT(Optical Line Terminal)9及びONU(Optical Network Unit)10を備える。
ホーム網17は、HGW11、UA(12及び13)を備える。HGW11には、回線を識別するためのID(Line−ID:123456)が設定されている。UA(12及び13)には、SIP URI(それぞれ、sip:ua12@hitachi.com、及び、sip:ua13@hitachi.com)が設定されている。
固定アクセス網16では、次のようなQoS処理を行う。AGW7及びHGW11は、Layer3以上でフロー単位の帯域保証を行う。また、AGW7及びHGW11は、優先フローを識別し、IPv4ヘッダのTOS(Type of Service)フィールド又はIPv6ヘッダのTraffic Classフィールドにマーキングを行う。フローを識別するためのフィルタ情報及び保証帯域は、セッション確立時に動的に設定される。
OLT9及びONU10は、Layer2レベルで優先フローの帯域保証を行う。優先フローの識別は、AGW7及びHGW11によるマーキングの結果に従う。保証帯域は、必要に応じて、QoS Policy Server5が制御する。
第2図Aは、本発明の第1の実施の形態のSIP Server3の装置構成を示すブロック図である。
SIP Server3は、Hard Disk31、CPU32、Memory33、IF(34a、34b及び34c)及びバス35を備える。SIP Server3の処理手順は、Memory 33に格納されており、CPU32が順次それを読み出して実行する。
SIP Server3は、SIP Sessionを管理するために、第2図Bに示すSIP Session Tableを保持する。SIP Session Tableは、Hard Disk31又はMemory33に格納される。
第2図Bは、本発明の第1の実施の形態のSIP Server3が保持するSIP Session Tableの説明図である。
SIP Session Table(第2図B)は、SIP Sessionを一意に識別するSIP Dialog ID71、発信端末情報(すなわち、発信側の端末を識別する情報)を示すCaller’s ID72、着信端末情報(すなわち、着信側の端末を識別する情報)を示すCallee’s ID73、セッション状態を示すState74、SDP Offer75、及び、SDP Answer76から構成される。
SIP Dialog71は、Call−ID71a、From tag71b及びTo tag71cから構成される。Caller’s ID72は、From URI72a及びLine−ID72bから構成される。Callee’s ID73は、To URI73a及びLine−ID73bから構成される。SIP Server3は、SIP Message転送時にこれらのパラメータを取得し、取得したパラメータをSIP Session Tableに設定する。
第3図Aは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5の装置構成を示すブロック図である。
QoS Policy Server5は、Hard Disk41、CPU42、Memory43、IF(44a、44b及び44c)及びバス45を備える。QoS Policy Server5の処理手順は、Memory 43に格納されており、CPU42が順次それを読み出して実行する。
QoS Policy Server5は、第3図Bに示すService Information Table、第3図Cに示すFlow Table、及び、第3図Dに示すLine Tableを保持する。これらのテーブルは、Hard Disk41又はMemory 43に格納される。
第3図Bは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5が保持するService Information Tableの説明図である。
Service Information Table(第3図B)は、SIP Server3から通知されたサービス情報を管理するためのテーブルである。Service Information Table(第3図B)は、SIP Sessionを識別するSession ID91、回線を識別するLine−ID92、端末を識別するTerminal−ID93、フローを識別するFlow Filter94、フローの使用帯域を示すBandwidth95、及び、サービス情報に関連付けられたフロー(第3図Cに示すFlow Table)へのポインタPointer to Flow Table96から構成される。
Flow Filter94は、Src IP94a、Dst IP94b、proto94c、Src Port94d、及び、Dst Port94eから構成される。 第3図Cは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5が保持するFlow Tableの説明図である。
Flow Table(第3図C)は、AGW7に認可したフローを管理するためのテーブルである。Flow Table(第3図C)は、回線を識別するLine−ID111、端末を識別するTerminal−ID112、フローを識別するFlow Filter113、要求帯域を示すBandwidth114、及び、フローに関連付けられたサービス情報(第3図Bに示すService Information Table)へのポインタPointer to Service Info. Table115から構成される。
Flow Filter113は、Src IP113a、Dst IP113b、proto113c、Src Port113d、及び、Dst Port113eから構成される。
第3図Dは、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5が保持するLine Tableの説明図である。
Line Table(第3図D)は、各回線の帯域を管理するためのテーブルである。Line Table(第3図D)は、回線を識別するLine−ID131、ONUを識別するONU−ID132、OLTを識別するOLT−ID133、回線の最低保証帯域Min Bandwidth134、最大保証帯域Max Bandwidth135、現在帯域Current Bandwidth136、及び、回線を使用するフロー(第3図Cに示すFlow Table)へのポインタPointer to Flow Table137から構成される。回線を使用するフローが複数存在する場合、Pointer to Flow Table137には複数のポインタが設定される。
第4図Aは、本発明の第1の実施の形態のHGW11の装置構成を示すブロック図である。
HGW11は、FROM(Flush ROM)51、CPU52、Memory53、IF(54a、54b及び54c)及びバス55を備える。HGW11の処理手順は、Memory 53に格納されており、CPU52が順次それを読み出して実行する。
HGW11は、第4図Bに示すSIP Session Table、第4図Cに示すFlow Table、第4図Dに示すRSVP Session Tableを保持する。これらのテーブルは、FROM51又はMemory53に格納される。
第4図Bは、本発明の第1の実施の形態のHGW11が保持するSIP Session Tableの説明図である。
SIP Session Table(第4図B)は、SIP Sessionを管理するためのテーブルである。SIP Session Table(第4図B)は、SIP Sessionを識別するSIP Dialog ID151、発信端末を識別するFrom URI152、着信端末を識別するTo URI153、セッション状態を示すState154、SDP Offer155、SDP Answer156、及び、SIP Sessionに関連するフロー(第4図Cに示すFlow Table)へのポインタPointer to Flow Table157から構成される。SIP Dialog151は、Call−ID151a、From tag151b、及び、To tag151cから構成される。
第4図Cは、本発明の第1の実施の形態のHGW11が保持するFlow Tableの説明図である。
Flow Table(第4図C)は、SIP Sessionに関連するフローを管理するためのテーブルである。Flow Table(第4図C)は、端末を識別するTerminal−ID171、フローを識別するFlow Filter172、フローの帯域を示すBandwidth173、フローの状態を示すState174、及び、フローに関連するRSVP Session(第4図Dに示すRSVP Session Table)へのポインタPointer to RSVP Session Table175から構成される。
Flow Filter172は、Src IP172a、Dst IP172b、proto172c、Src Port172d、及び、Dst Port172eから構成される。また、Pointer to RSVP Session Table175は、2種類のフィールド(すなわち、To AGW175a及びFrom Terminal175b)から構成される。これらは、それぞれ「HGW11がAGW7に対して送信したQoS設定要求」及び「端末から受信したQoS設定要求」をフローに対応付けるために使用される。
第4図Dは、本発明の第1の実施の形態のHGW11が保持するRSVP Session Tableの説明図である。
RSVP Session Table(第4図D)は、RSVP Sessionを管理するためのテーブルである。RSVP Session Table(第4図D)は、RSVP Sessionを識別するRSVP Session ID191、予約スタイルを示すStyle192、フローの識別情報を示すFilterSpec193、フロー特性を示すFlowSpec194、QoS設定の可否判断に使用するPolicy Data195、RSVP Session状態を示すState196、及び、RSVP Sessionに関連するフロー(第4図Cに示すFlow Table)へのポインタPointer to Flow Table197から構成される。
RSVP Session ID191は、Dst IP191a、Dst Port191b、及び、Proto191cから構成される。FilterSpec193は、Src IP193a及びSrc Port193bから構成される。FilterSpec194は、Bandwidth194aから構成される。Policy Data195には、要求者IDなどが設定される。
第5図は、本発明の第1の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第5図は、例として、ホーム網17に接続された端末(UA12)が、移動アクセス網に接続された端末(UA8)との間にセッションを確立するためのシーケンスを示す。端末(UA12及びUA8)は、IETF RFC3312に規定されるpreconditionオプションに対応しており、着信側ユーザを呼び出す前にアクセス網のQoSリソース予約を完了する。以下、このシーケンスの詳細を説明する。
最初に、端末(UA12)は、SDP Offerを含むSIP INVITE211をHGW11に送信する。
SIP INVITE211には、これから確立しようとするセッションにおいて端末(UA12)が要求する帯域を示す情報が含まれる。
HGW11は、Session情報をSIP Session Table(第4図B)に記録する。さらに、HGW11は、INVITE211にLine−IDを追加し、SIP Server3に転送する(F1)。F1において実行される処理については、後で詳細に説明する(第8図参照)。
第6図は、本発明の第1の実施の形態のHGW11によってLine−IDを追加されたSIP INVITE211の例を示す説明図である。
SIP INVITEは、IP Header、UDP Header及びSIP Messageから構成される。SIP Messageは、Start−Line、SIP Header及びMessage−Body(SDP)から構成される。第6図の例では、Line−ID「123456」が拡張SIP Header(X−Line−ID Header)に設定されている。
なお、Line−ID「123456」は、SDP属性行に設定されてもよい(図示省略)。
再び第5図を参照して、シーケンスの説明を続ける。
SIP Server3は、HGW11からINVITE211を受信すると、X−Line−ID HeaderからLine−IDを削除し、そのLine−IDを、Session情報と共にSIP Session Table(第2図B)に記録する。本シーケンスでは、Line−IDは72bに設定される。さらに、SIP Server3は、INVITE211をSIP Server1に転送する。INVITE211は、SIP Server1及びSIP Server2を経由して、端末(UA8)に到達する。なお、第5図では、SIP Server1及び2を省略している。
端末(UA8)は、SDP Answerを含む暫定応答(183応答)212を返信する。183応答212は、INVITE211と逆の経路を辿り、端末(UA12)に到達する。端末(UA12)は、183応答212に対するPRACK(Provisional Response Acknowledgment)213を送信する。端末(UA8)は、PRACK213に対する200応答214を返信する。
SIP Server3は、SDP Answerを含む183応答212を転送したことを契機に、QoS Policy Server5に対してサービス情報215を通知する(F2)。この通知は、PRACK213又は200応答214より早く送信されてもよい。F2において実行される処理については、後で詳細に説明する(第9図参照)。
サービス情報215には、SIP Sessionを識別するSession−ID、回線を識別するLine−ID、端末を識別するTerminal−ID、Flowを識別するフィルタ情報、及び、帯域が含まれる。これらの情報は、INVITE211及び183応答212に含まれる情報に基づく。サービス情報215に含まれる帯域は、Terminal−IDによって識別される端末がセッションにおいて要求する帯域である。QoS Policy Server3は、通知された情報をService Information Table(第3図B)に記録する。
HGW11は、SDP Answerを含む183応答212を転送したことを契機に、Sessionに関連するフローをFlow Table(第4図C)に登録する。さらに、HGW11は、AGW7に対してRSVP Resv216を送信し、固定アクセス網16のQoS設定を要求する(F3)。この要求は、PRACK213又は200応答214より早く送信されてもよい。F3において実行される処理については、後で詳細に説明する(第10図参照)。RSVP Resv216には、Line−ID、Terminal−ID、Flowのフィルタ情報、及び、要求帯域が含まれる。
第7図A及び第7図Bは、本発明の第1の実施の形態において送信されるRSVP Resv216のパケットフォーマットの説明図である。
第7図Aに示す例では、SESSIONオブジェクト及びflowdescriptorlistオブジェクトに、それぞれ、フィルタ情報及び帯域が設定される。さらに、POLICY_DATAオブジェクトにLine−ID及びTerminal−IDが設定される。
第7図Bに示す例では、ベンダ拡張(vendor_specific)領域にLine−ID及びTerminal−IDが設定される。
本実施の形態では、第7図A及び第7図Bのどちらのフォーマットが適用されてもよい。
再び第5図を参照して、シーケンスの説明を続ける。
端末(UA12)は、PRACKに対する200応答214を受信したことを契機に、RSVP Resv217を送信し、ホーム網17のQoS設定を要求する。RSVP Resv217には、Terminal−ID、Flowのフィルタ情報、及び、要求帯域が含まれる。HGW11は、Terminal−ID及びフィルタ情報を比較キーとして使用し、RSVP Resv216とRSVP Resv217とを対応付けて管理する(F4)。F4において実行される処理については、後で詳細に説明する(第11図参照)。
AGW7は、HGW11からRSVP Resv216を受信したことを契機に、QoS認可要求218をQoS Policy Server5に送信する。QoS認可要求218は、RSVP Resv216に含まれていたLine−ID、Terminal−ID、フィルタ情報、及び、帯域を指定する。言い換えると、HGW11から送信されたQoS制御信号(RSVP Resv216)に含まれるLine−ID及び帯域等の情報は、最終的に、QoS Policy Server5に到達する。
QoS Policy Server5は、SIP Server3から通知されたサービス情報215と回線帯域を考慮してQoS設定を認可する。さらに、QoS Policy Server5は、必要に応じてPONの回線保証帯域を制御し、AGW7に成功応答219を返信する(F5)。F5において実行される処理については、後で詳細に説明する(第12図参照)。
AGW7は、応答219を受信すると、RSVP Resv216で指定されたQoSパラメータをローカルのテーブル(図示省略)に設定し、RSVP ResvConf220を送信する。
HGW11は、RSVP ResvConf220を受信すると、RSVP Resv217に対するRSVP ResvConf221を端末(UA12)に送信する(F6)。F6において実行される処理については、後で詳細に説明する(第13図参照)。
以上の手順によって、固定アクセス網16及びホーム網17のQoS設定が完了する。
その後、端末(UA12)は、SDP Offerを含むSIP UPDATE222を送信し、QoS設定の完了を端末(UA8)に通知する。端末(UA8)は、SDP Answer を含む200応答223を返信する。さらに、端末(UA8)は、ユーザの呼び出しを開始し、180応答224を送信する。端末(UA12)は、180応答224に対するPRACK225を送信する。端末(UA8)は、PRACK225に対する200応答226を送信する。
着信ユーザがオフフックしたことを契機に、端末(UA8)は、INVITE211に対する200応答227を送信する。端末(UA12)は、ACK228を返信する。以上の手順によって、セッション確立が完了し、Media Flow229の送受信が開始する。
以下、第5図のシーケンスに関連して、本発明に特徴的な処理(具体的には、第5図のF1からF6において実行される処理)を説明する。
第8図は、本発明の第1の実施の形態のHGW11が実行するLine−ID追加判定処理(第5図のF1)を示すフローチャートである。
HGW11は、処理効率化のため、SIPメッセージ種別及びメッセージボディの内容に応じて、選択的にLine−IDを追加する。
HGW11は、まず、SIP MessageにSDP Offer又はSDP Answerが含まれるか否かを判定する(251)。
SIP MessageにSDP Offer又はSDP Answerのいずれも含まれない場合、HGW11は、SIP MessageにLine−IDを追加せずに処理を終了する。一方、SIP MessageにSDP Offer又はSDP Answerのいずれかが含まれる場合、HGW11は、SIP MessageにLine−IDを追加し(252)、処理を終了する。
第8図に示す処理を実行することによって、所定の種類のSIP MessageのみにLine−IDが追加され、Line−IDを追加する必要がないSIP Messageに対しては、Line−IDを追加する処理が省略される。このため、処理が効率化される。
第9図は、本発明の第1の実施の形態のSIP Server3が実行するサービス情報通知処理(第5図のF2)を示すフローチャートである。
SIP Server3は、SDP Answerの転送を契機に、以下の処理を実行する。
まず、SIP Server3は、転送したSDP Offer(75)及びAnswer(76)が既存のMedia Flowを更新するか否かを判定する(271)。例えば、新規にセッションを確立する場合、転送したSDP Offer等が既存のMedia Flowを更新すると判定される。
ステップ271において、転送したSDP Offer等が既存のMedia Flowを更新しないと判定された場合、SIP Server3は、処理を終了する。
一方、ステップ271において、転送したSDP Offer等が既存のMedia Flowを更新すると判定された場合、SIP Server3は、SIP Session Table(第2図B)から、Sessionに関連する端末のID(Terminal−ID)を抽出する(272)。本実施の形態では、Terminal−IDとして、第2図Bに示すFrom URI(72a)及びTo URI(73a)が抽出される。あるいは、From URI(72a)及びTo URI(73a)に関連付けられた別のIDが使用されてもよい。
次に、SIP Server3は、ステップ272で抽出された各Terminal−ID(具体的には、発信側と着信側のTerminal−ID)に関して、ループ(273−279)の処理を行う。
最初に、SIP Server3は、Terminal−IDが、固定アクセス網16に収容されている端末のものであるか否かを判定する(274)。本実施の形態では、例えば、SIP Session Table(第2図B)のLine−ID(72b又は73b)が存在する場合、判定の対象であるTerminal−IDが、固定アクセス網16に収容されている端末のものであると判定される。ただし、別の方法によってステップ274の判定が実行されてもよい。
ステップ274において、Line−IDが存在しないと判定された場合、SIP Server3は、275−278の処理をスキップする。
一方、ステップ274において、Line−IDが存在すると判定された場合、SIP Server3は、Line−ID(72b又は73b)の値を取得する(275)。
次に、SIP Server3は、SIP Sessionを一意に識別するためのSession−IDを生成する(276)。本実施の形態では、Session−IDとしてSIP Session Table(第2図B)のSIP Dialog ID71が使用される。
次に、SIP Server3は、第2図BのSDP Offer(75)及びSDP Answer(76)から、Sessionに関連するFlow Filter(具体的には、Src IP、Dst IP、Protocol、Src Port及びDst Port)及び帯域を抽出する(277)。
最後に、SIP Server3は、QoS Policy Server5に対して、サービス情報を通知する(278)。サービス情報には、Terminal−ID、ステップ275において取得されたLine−ID、ステップ276において生成されたSession−ID、及び、ステップ277において抽出されたFlow Filter及び帯域が含まれる。
第10図は、本発明の第1の実施の形態のHGW11が実行するFlow登録/RSVP Resv送信処理(第5図のF3)を示すフローチャートである。
HGW11は、SDP Answerの転送を契機に以下の処理を実行する。
まず、HGW11は、転送したSDP Offer(155)及びAnswer(156)が既存のMedia Flowを更新するか否かを判定する(291)。
ステップ291において、転送したSDP Offer等が既存のMedia Flowを更新しないと判定された場合、HGW11は、処理を終了する。
一方、ステップ291において、転送したSDP Offer等が既存のMedia Flowを更新すると判定された場合、HGW11は、SIP Session Table(第4図B)から、Sessionに関連する端末のID(Terminal−ID)を抽出する(292)。本実施の形態では、Terminal−IDとして、第4図BのFrom URI(152)及びTo URI(153)が抽出される。あるいは、From URI(152)及びTo URI(153)に関連付けられた別のIDが使用さてもよい。
次に、HGW11は、ステップ292で抽出した各Terminal−IDに関して、ループ1(293−300)の処理を行う。まず、HGW11は、Terminal−IDが示す端末が、ホーム網17に接続されているか否かを判定する(294)。この判定は、SIP Messageの受信ポート、及び、端末IP Address等に基づいて実行される。
ステップ294において、端末がホーム網17に接続されていないと判定された場合、HGW11は、ステップ295−299の処理をスキップする。
一方、端末がホーム網17に接続されていると判定された場合、HGW11は、SDP Offer(155)及びAnswer(156)によって確立されるフローをFlow Table(第4図C)に設定する(295)。
次に、HGW11は、ステップ295において設定された各Flowに関して、ループ2(296−299)の処理を行う。最初に、HGW11は、Flowが固定アクセス網16を経由するか否かを判定する(297)。この判定は、Flowの送信元/宛先IPアドレス(第4図Cの172a、172b)等に基づいて実行される。
ステップ297において、Flowが固定アクセス網16を経由しないと判定された場合、このFlowは、ホーム網17の中で閉じている。この場合、AGW7に対してQoS設定要求を送信する必要がないため、HGW11は、ステップ298の処理をスキップする。
一方、ステップ297において、Flowが固定アクセス網16を経由すると判定された場合、HGW11は、AGW7にQoS設定要求(RSVP Resv)を送信するとともに、送信した要求に対応するエントリをRSVP Session Table(第4図D)に設定する(298)。
第11図は、本発明の第1の実施の形態のHGW11が実行するRSVP Resv受信処理(第5図のF4)を示すフローチャートである。
第11図に示す処理は、HGW11がAGW7に送信したRSVP Resv(216)と、HGW11がUA12から受信したRSVP Resv(217)とを対応付けるために実行される。
HGW11は、まず、UA12から受信したRSVP Resvに対応するエントリをRSVP Session Table(第4図D)に設定する(311)。
次に、HGW11は、ステップ311において設定されたエントリに対応するFlowをFlow Table(第4図C)から検索する(312)。この検索は、Flow Table(第4図C)の各エントリのフィルタ情報及び端末IDと、ステップ311において設定されたエントリのフィルタ情報及び端末IDとが一致するか否かを判定することによって実行される。Flow Table(第4図C)において、フィルタ情報は、Flow Filter172に設定されている。端末IDは、Terminal−ID171に設定されている。RSVP Session Table(第4図D)において、フィルタ情報はRSVP Session ID191及びFilterSpec193に設定されている。端末IDは、Policy Data195に設定されている。
ステップ312において、検索の条件に合うFlowがFlow Table(第4図C)に存在しない場合、RSVP Resvを送信したUA12は、第5図のステップ211から212に示す手順を実行していない。このようなUA12は、悪意のある端末である可能性がある。この場合、HGW11は、ステップ311において設定されたエントリを削除し、エラー応答(RSVP ResvErr)を送信して処理を終了する(313)。
一方、ステップ312において、検索の条件に合うFlowが存在する場合、HGW11は、第4図Cの175b及び第4図Dの197を設定することによって、ステップ311において設定されたRSVP Sessionと、ステップ312において検索されたFlowに相互リンクを作成する(314)。ステップ314によって、同一のフロー(又は同一のセッション)のために送信されたRSVP Resv216とRSVP Resv217とが間接的に対応付けられる。
次に、HGW11は、ステップ312において検索されたFlowに関連してAGW7に送信した設定要求(第4図Cの175a)に対する成功応答(すなわち、第5図のRSVP ResvConf220)を受信済みであるか否かを判定する(315)。
ステップ315において、成功応答を受信していないと判定された場合、固定アクセス網16におけるQoSの設定(帯域予約)が終了していない。この場合、HGW11は、そのまま処理を終了する。
一方、成功応答を受信済みであると判定された場合、固定アクセス網16におけるQoSの設定(帯域予約)が終了している。この場合、HGW11は、UA12から受信したRSVP Resv217に対する成功応答(RSVP ResvConf221)をUA12に返信し、さらに、ステップ311において設定されたエントリの状態を「成功応答送信済み」に設定して、処理を終了する(316)。
なお、HGW11は、ステップ312から315までのいずれかの時点で、RSVP Resv217に応じて、UA12とHGW11の間の帯域予約を実行してもよい。
第5図のRSVP Resv216は、固定アクセス網16におけるHGW11とAGW7の間の帯域を予約するための要求である。RSVP ResvConf220は、RSVP Resv216に対する成功応答である。一方、RSVP Resv217は、UA12とHGW11の間の帯域を予約するための要求である。RSVP ResvConf221は、RSVP Resv217に対する成功応答である。これらの二つの要求(216及び217)に応じた帯域予約の処理は、どちらが先に実行されてもよい。このため、本来、HGW11は、ステップ314の処理が終了した後であれば、RSVP ResvConf220を受信していなくても、RSVP ResvConf221をUA12に送信することができる。
しかし、UA12は、RSVP ResvConf221を受信すると、第5図のステップ222以降の処理を実行する。ステップ222以降の処理は、HGW11とAGW7の間の帯域予約が終了した後で(すなわち、F5の処理が終了した後で)実行される必要がある。このため、本実施の形態のHGW11は、RSVP ResvConf220を受信した後に限ってRSVP ResvConf221を送信する(315、316)。その結果、HGW11とAGW7の間の帯域予約が終了する前にUA12がステップ222以降の処理を実行することが防止される。
第12図は、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5が実行するFlow認可処理(第5図のF5)を示すフローチャートである。
QoS Policy Server5は、AGW7からQoS認可要求を受信したとき、以下の処理を実行する(第5図のF5参照)。
まず、QoS Policy Server5は、受信したQoS認可要求に対応するエントリを、Flow Table(第3図C)に設定する(331)。
次に、QoS Policy Server5は、ステップ331において設定されたエントリに対応するサービス情報をService Information Table(第3図B)から検索する(332)。サービス情報の検索は、Service Information Table(第3図B)の各エントリに設定されたFlowのフィルタ情報、回線ID及び端末IDと、ステップ331において設定されたエントリのフィルタ情報、回線ID及び端末IDとが一致するか否かを判定することによって実行される。
Service Information Table(第3図B)において、フィルタ情報はFlowFilter94に設定されている。回線IDは、Line−ID92に設定されている。端末IDは、Terminal−ID93に設定されている。Flow Table(第3図C)において、フィルタ情報はFlowFilter113に設定されている。回線IDは、Line−ID111に設定されている。端末IDは、Terminal−ID112に設定されている。
ステップ332において、検索の条件に合うサービス情報が存在しない場合、QoS Policy Server5は、ステップ331において設定されたエントリを削除し、AGW7にエラー応答を送信して(333)、処理を終了する。
一方、ステップ332において、検索の条件に合うサービス情報が存在する場合、QoS Policy Server5は、要求帯域(114)がステップ332において検索されたサービス情報(すなわち検索の条件に合うサービス情報)の帯域(95)を越えるか否かを判定する(334)。
ステップ334において、要求帯域(114)がサービス情報の帯域(95)を超える場合、QoS Policy Server5は、ステップ333のエラー処理を実行して、処理を終了する。
一方、ステップ334において、要求帯域(114)がサービス情報の帯域(95)を超えない場合、QoS Policy Server5は、QoS認可要求に含まれるLine−ID(111)に基づいて、Line Table(第3図D)から回線情報を検索する(335)。具体的には、受信したQoS認可要求に含まれるLine−ID(111)と同一の値がLine−ID(131)として登録されているエントリをLine Table(第3図D)から検索する。
次に、QoS Policy Server5は、ステップ335において検索されたエントリの現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が、最大保証帯域(135)を超えるか否かを判定する(336)。
ステップ336において、現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が最大保証帯域(135)を超えると判定された場合、QoS Policy Server5は、ステップ333のエラー処理を実行して、処理を終了する。
一方、ステップ336において、現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が最大保証帯域(135)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server5は、ステップ335において検索されたエントリの現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が、最低保証帯域(134)を超えるか否かを判定する(337)。
ステップ337において、現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が最低保証帯域(134)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server5は、ステップ338の処理をスキップする。
一方、ステップ337において、現在帯域(136)と要求帯域(114)の和が最低保証帯域(134)を超えると判定された場合、QoS Policy Server5は、PONの保証帯域を、ステップ335において検索されたエントリの現在帯域(136)と要求帯域(114)の和まで増加させる(338)。
最後に、QoS Policy Server5は、ステップ335において検索されたエントリの現在帯域(136)に要求帯域(114)を加算し、AGW7に成功応答を送信して処理を終了する(339)。
上記の第12図の処理によって、同一のLine−IDと関連付けられたセッションにおいて要求される帯域に基づいて、QoSが制御される。同一のLine−IDと関連付けられたセッションとは、同一のHGW11を経由するセッション(すなわち、固定アクセス網16において同一の回線を使用するセッション)である。
すなわち、同一の回線を使用する複数のFlowが存在する場合、それらの全てのFlowにおいて要求される帯域の合計値が算出される(336、337)。そして、算出された合計値が、固定アクセス網16における保証帯域として設定される(339)。ただし、算出された合計値が最大保証帯域を超える場合、固定アクセス網16における保証帯域は変更されずに、エラーが応答される(333)。算出された合計値が最低保証帯域を超えない場合、最低保証帯域が、固定アクセス網16における保証帯域として設定される。
第13図は、本発明の第1の実施の形態のHGW11が実行するRSVP ResvConf受信処理(第5図のF6)を示すフローチャートである。
まず、HGW11は、受信したResvConf220に対応するエントリをRSVP Session Table(第4図D)から検索する(351)。
ステップ351において、検索の条件に合うエントリが存在しない場合、HGW11は、処理を終了する。
一方、ステップ351において、検索の条件に合うエントリが存在する場合、HGW11は、検索されたエントリの状態(196)を、「成功応答受信済み」に更新する(352)。
次に、HGW11は、ステップ351において検索されたエントリに関連付けられたFlow(197)が、端末(UA12)からRSVP Resv217を受信済みであるか否かを判定する(353)。具体的には、Flow Table(第4図C)のFrom Terminal175bが設定されている場合、RSVP Resv217を受信済みであると判定される。
ステップ353において、RSVP Resv217をまだ受信していないと判定された場合、HGW11は、ステップ処理を終了する。
一方、ステップ353において、RSVP Resv217を受信済みであると判定された場合、HGW11は、RSVP Resv217に対する応答221が既に送信されている否かを判定する(354)。
第11図を参照して説明したように、HGW11は、第11図のステップ314の処理の実行が終了し、かつ、RSVP ResvConf220を受信した後であれば、第13図に示す処理を実行する前にRSVP ResvConf221を送信してもよい。このため、ステップ354が実行される前に、既にRSVP ResvConf221が送信されている場合がある。
ステップ354において、応答が既に送信されていると判定された場合、HGW11は、処理を終了する。
一方、ステップ354において、応答がまだ送信されていないと判定された場合、HGW11は、端末に成功応答(RSVP ResvConf221)を送信し、さらに、ステップ353において設定された状態(196)を「成功応答送信済み」に更新して、処理を終了する(355)。
第14図は、本発明の第1の実施の形態におけるセッション切断のための処理を示すシーケンス図である。
第14図は、例として、第5図に示す処理によって確立されたセッションを切断するためのシーケンスを示す。
最初に、端末(UA12)が端末(UA8)に対してSIP BYE401を送信する。BYE401は、HGW11、SIP Server3、SIP Server1及びSIP Server2を経由して端末(UA8)に到達する。
端末(UA8)は、BYE401に対する200応答402を送信する。200応答402は、BYEと逆の経路を辿り、端末(UA12)に到達する。
HGW11は、BYE401の転送を契機に、SIP Session Table(第4図B)、Flow Table(第4図C)及びRSVP Session Table(第4図D)から、切断されるセッションに対応するエントリを削除する。
SIP Server3は、BYE401の転送を契機に、サービス情報削除要求403をQoS Policy Server5に送信する。サービス情報削除要求403には、SIP Sessionを識別するSession−IDが含まれる。
QoS Policy Server5は、サービス情報削除要求403を受けてSessionに属するFlowを検索し、Flow削除要求404をAGW7に送信する。Flow削除要求404は、Line−ID、Terminal−ID及びFlow Filterを指定する。
AGW7は、Flow削除要求404によって指定されたFlowをローカルのテーブル(図示省略)から削除し、確認応答405を返信する。
QoS Policy Server5は、サービス情報及びFlow認可情報を、Service Information Table(第3図B)及びFlow Talbe(第3図C)から削除する。さらに、QoS Policy Server5は、SIP Server3に確認応答406を送信する(F7)。F7において、QoS Policy Server5は、必要に応じてPONの回線保証帯域を制御する。
第15図は、本発明の第1の実施の形態のQoS Policy Server5が実行するサービス情報/Flow認可削除処理(第14図のF7)を示すフローチャートである。
まず、QoS Policy Server5は、削除するFlowの回線情報をLine Table(第3図D)から検索する(421)。
次に、QoS Policy Server5は、ステップ421において検索された回線情報に含まれる現在帯域(136)が最低保証帯域(134)を超えるか否かを判定する(422)。
ステップ422において、現在帯域(136)が最低保証帯域(134)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server5は、ステップ423から425の処理をスキップする。
一方、ステップ422において、現在帯域(136)が最低保証帯域(134)を超えると判定された場合、ステップ421において検索された現在帯域(136)と、削除するFlowの帯域(114)との差が、最低保証帯域(134)より大きいか否かを判定する(423)。
ステップ423において、算出された差が最低保証帯域(134)より大きいと判定された場合、QoS Policy Server5は、PONの保証帯域を、現在帯域(136)とFlow帯域(114)との差まで減少させる(424)。
一方、ステップ423において、算出された差が最低保証帯域(134)より小さいと判定された場合、QoS Policy Server5は、PONの保証帯域を、最低保証帯域(134)まで減少させる(425)。
次に、QoS Policy Server5は、ステップ421において検索された現在帯域(136)からFlow帯域(114)を差し引く(426)。
次に、QoS Policy Server5は、Flow認可情報を、Flow Table(第3図C)から削除する(427)。
次に、QoS Policy Server5は、サービス情報を、Service Information Table(第3図D)から削除する(428)。
最後に、QoS Policy Server5は、SIP Serverに確認応答を送信して(429)、処理を終了する。
以上、本発明の第1の実施の形態によれば、HGW11がSIPメッセージに回線の識別子(Line−ID)を含めてサービス網14に送信する。その結果、回線単位でQoSを制御することが可能になる。さらに、第1の実施の形態によれば、HGW11が端末の代わりにQoS設定要求をAGW7に送信する。その結果、通信事業者との間に信頼関係のある機器のみが、QoS設定を制御することが可能になる。
次に、第16図から第18図を参照して、本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の通信網の構成は、第1の実施の形態と共通である(第1図)。第1の実施の形態では、HGW11がSDP Offer/Answerを含むSIPメッセージに回線IDを追加していた。一方、第2の実施の形態は、端末の位置登録をするためのメッセージであるSIP REGISTERに回線IDが追加される点で、第1の実施の形態と異なる。このため、第2の実施の形態によれば、回線IDを最初の位置登録時に一回登録すれば、以後その情報を継続して使用することができる。
第2の実施の形態では、SIP Server3が、第16図Aに示すRegistration Tableと、第16図Bに示すSIP Session Tableを備える。
第16図Aは、本発明の第2の実施の形態のSIP Server3が保持するRegistration Tableの説明図である。
Registration Table(第16図A)は、端末の登録情報を管理するために使用される。Registration Table(第16図A)は、端末の公開アドレスを示すAoR(Address of Record)501、端末の通信アドレスを示すContact Address502、回線を識別するLine−ID503、及び、登録の有効期限を示すExpires504から構成される。
第16図Bは、本発明の第2の実施の形態のSIP Server3が保持するSIP Session Tableの説明図である。
SIP Session Table(第16図B)は、SIP Session状態を管理するために使用される。SIP Session Table(第16図B)は、 SIP Sessionを一意に識別するSIP Dialog ID511、発信端末を識別するCaller’s ID512、着信端末を識別するCallee’s ID513、Session状態を示すState514、SDP Offer515、及び、SDP Answer516から搆成される。
SIP Dialog ID511は、Call−ID511a、From tag511b及びTo tag511cから構成される。
Caller’s ID512は、From URI512aから構成される。
Callee’s ID513は、To URI513aから構成される。
第1の実施の形態のSIP Session Table(第2図B)と異なり、Caller’s ID512及びCallee’s ID513はLine−IDを含まない。
第17図は、本発明の第2の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第17図では、ホーム網17に接続された端末(UA12)が、SIP Server(1、3)に対して位置登録を行う。そして、端末(UA12)と端末(UA8)の間でセッションが確立される。以下、第17図のシーケンスの詳細を説明する。
まず、端末(UA12)は、SIP REGISTER531を送信する。
HGW11は、REGISTER531にLine−IDを追加してSIP Server3に転送する(F11)。
SIP Server3は、REGISTER531からLine−IDを削除し、削除したLine−IDを、端末のAoRと共にRegistration Table(第16図A)に記録する。そして、SIP Server3は、REGISTER531をSIP Server1に転送する。
SIP Server1は、REGISTER531に対する200応答532を返信する。200応答532は、REGISTER531と逆の経路を辿り、端末(UA12)に到達する。
次に、端末(UA12)は、SDP Offerを含むSIP INVITE533を送信する。INVITE533は、HGW11、SIP Server3、SIP Server1及びSIP Server2を経由して端末(UA8)に到達する。
端末(UA8)は、SDP Answerを含む183応答534を返信する。
端末(UA12)は、183応答534に対するPRACK535を返信する。
端末(UA8)は、PRACK535に対する200応答536を返信する。
SIP Server3は、SDP Answerの転送を契機として、サービス情報537をQoS Policy Server5に通知する(F12)。このサービス情報通知537の通知は、PRACK535の送信の前又は後のいずれに実行されてもよいし、200応答536の送信の前又は後のいずれに実行されてもよい。
サービス情報通知537は、Session−ID、Line−ID、Terminal−ID、FlowFilter及び帯域を含む。
以降のシーケンスは、第5図の216〜229と同様であるため省略する。
次に、第18図及び第19図を参照して、第17図のシーケンスに特徴的な処理を説明する。
第18図は、本発明の第2の実施の形態のHGW11が実行するLine−ID追加判定処理(第17図のF11)を示すフローチャートである。
最初に、HGW11は、転送するSIP MessageがREGISTERであるか否かを判定する(551)。
ステップ551において、転送するSIP MessageがREGISTERでないと判定された場合、HGW11は処理を終了する。
一方、ステップ551において、転送するSIP MessageがREGISTERであると判定された場合、HGW11は、REGISTERにLine−IDを追加し(552)、処理を終了する。
第18図の処理を実行することによって、所定の種類の信号(第18図の例では、REGISTER)のみに回線IDが追加されるため、処理を効率化することができる。
第19図は、本発明の第2の実施の形態のSIP Server3が実行するサービス情報通知処理(第17図のF12)を示すフローチャートである。
第19図に示す処理は、第1の実施の形態のサービス情報通知処理(第9図)と以下の点で異なる。
まず、第9図のステップ274では、端末が固定アクセス網16に接続されているか否かを、SIP Session Table(第2図B)のLine−IDフィールド(72b又は73b)が設定されているか否かに基づいて判定していた。これに対し、第19図のステップ574では、SIP Registration Table(第16図A)に端末が登録されているか否かに基づいて、同様の判定が実行される。
また、第9図のステップ275では、Line−IDをSIP Session Table(第2図B)のLine−IDフィールド(72b又は73b)から取得していた。これに対し、第19図のステップ575では、SIP Registration Table(第16図A)のLine−IDフィールド(503)からLine−IDが取得される。
上記の相違点を除いて、第19図のステップ571から579は、それぞれ、第9図のステップ271から279と同様である。
次に、第20図から第25図を参照して、本発明の第3の実施の形態を説明する。
第20図は、本発明の第3の実施の形態における通信網の構成例を示す説明図である。
第1及び第2の実施の形態では、固定アクセス網16のAGW7とHGW11の間で、IntServ(Integrated Services)モデルに基づくフロー単位の帯域保証が実行されていた。一方、第3の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態と異なり、DiffServ(Differentiated Services)モデルに基づく優先制御が実行される。
第20図に示す通信網は、アクセス非依存のサービス網714、移動アクセス網715、固定アクセス網716及びホーム網717から構成される。以下に説明するように、第3の実施の形態によれば、DiffServモデルに基づく優先制御を行う場合にも、セッション制御信号に含まれる情報を用いて回線単位の帯域制御を行うことができる。
サービス網714は、SIP Server(701、702及び703)、QoS Policy Server(704及び705)、及び、AGW(706及び707)
を備える。
移動アクセス網715は、UA708を備える。
固定アクセス網716は、OLT709及びONU710を備える。
ホーム網717は、HGW711及びUA(712及び713)を備える。HGW711には、回線ID(Line−ID:56789)が設定されている。
固定アクセス網716では、次のようなQoS処理が実行される。
AGW707及びHGW711は、Layer3以上で優先フローを識別し、IPv4ヘッダのTOSフィールド又はIPv6ヘッダのTraffic Classフィールドにマーキングを行う。さらに、AGW707及びHGW711は、マーキング結果に従い優先制御を行う。第1及び第2の実施の形態と異なり、優先フローを識別するためのフィルタ情報は静的に設定される。
OLT709及びONU710は、Layer2レベルで優先フローの帯域保証を行う。優先フローの識別は、AGW707及びHGW711によるマーキング結果に従う。保証帯域は、必要に応じてQoS Policy Server705によって制御される。
第21図Aは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Server705の装置構成を示すブロック図である。
QoS Policy Server705は、Hard Disk731、CPU732、Memory733、IF(734a、734b及び734c)、及び、バス735を備える。QoS Policy Server705の処理手順は、Memory733に格納されており、CPU732が順次それを読み出して実行する。
QoS Policy Server705は、第21図Bに示すService Information Table、及び、第21図Cに示すLine Tableを保持する。
第21図Bは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Server705が保持するService Information Tableの説明図である。
Service Information Table(第21図B)は、SIP Server703に認可したサービス情報を管理するためのテーブルである。Service Information Table(第21図B)は、SIP Sessionを識別するSession ID751、回線を識別するLine−ID752、端末を識別するTerminal−ID753、フローを識別するFlow Filter754、及び、使用帯域を示すBandwidth755から構成される。Flow Filter754は、Src IP754a、Dst IP754b、proto754c、Src Port754d及びDst Port754eから構成される。
第21図Cは、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Server705が保持するLine Tableの説明図である。
Line Table(第21図C)は、回線の帯域を管理するためのテーブルである。Line Table(第21図C)は、回線を識別するLine−ID771、ONUを識別するONU−ID772、OLTを識別するOLT−ID773、回線の最低保証帯域Min Bandwidth774、最大保証帯域Max Bandwidth775、現在帯域Current Bandwidth776、及び、回線を使用するサービス情報(第21図B Service Information Table)へのポインタPointer to Service Info. Table777から構成される。回線を使用するフローが複数存在する場合、Pointer to Service Info. Table777には複数のポインタが設定される。
第22図A及び第22図Bは、本発明の第3の実施の形態におけるセッション確立のための処理を示すシーケンス図である。
第22図A及び第22図Bでは、端末(UA712)がDHCPv6を使用してHGW711から回線IDを取得する。そして、端末(UA712)自身がSIP INVITEに回線IDを含めて送信し、端末(UA708)との間にセッションを確立する。第1及び第2の実施の形態と異なり、本シーケンスでは、SIP Server703からのサービス情報通知と同時にQoS認可が実行される。
以下、第22図A及び第22図Bの詳細を説明する。
第22図Aにおいて、端末(UA712)は、まずDHCPv6 Information−Request791をHGW711に送信して、Line−IDを要求する。HGW711は、DHCPv6 Information−Reply792を返信して、Line−IDを通知する。
次に、端末(UA712)は、SIP INVITE793aをSIP Server703に送信する。SIP INVITE793aは、SDP Offer及びLine−IDを含む。
SIP INVITE793aには、これから確立しようとするセッションにおいて端末(UA712)が要求する帯域を示す情報が含まれる。
SIP Server703は、INVITE793aからLine−IDを削除し、そのLine−IDをSession情報と共に記録する。さらに、SIP Server703は、サービス認可要求794をQoS Policy Server705に送信する。サービス認可要求794には、SIP/SDP Messageから抽出されたSession−ID、Line−ID、Terminal−ID、Flow Filter及び帯域が含まれる。サービス認可要求794に含まれる帯域は、Terminal−IDによって識別される端末がセッションにおいて要求する帯域である。
QoS Policy Server705は、回線帯域を考慮して、サービス認可及びPONの帯域制御を行う(F21)。
F21に示すサービス認可に失敗した場合、QoS Policy Server705は、第22図Bに示すエラー応答811を返信する。エラー応答811を受けたSIP Server703は、端末(UA712)に488応答812を返信し、セッション確立が失敗する。
一方、F21に示すサービス認可に成功した場合、QoS Policy Server705は、第22図Aに示す成功応答795を返信する。成功応答795を受けたSIP Server703は、INVITE793bを端末(UA708)に転送する。
端末(UA708)は、ユーザの呼び出しを開始し、180応答796を返信する。さらに、端末(UA708)は、ユーザがオフフックしたことを契機に、SDP Answerを含む200応答797を送信する。
端末(UA712)は、ACK798を返信する。その結果、Media Flow799の送受信が開始する。
なお、第3の実施の形態では、UA712がHGW711からLine−IDを取得し(791、792)、そのLine−IDを含むSIP INVITE793aをSIP Server703に送信する。しかし、第1の実施の形態と同様に、HGW711が、UA712から受信したSIP INVITE(第5図のSIP INVITE211参照)にLine−IDを追加し(第5図のF1参照)、そのSIP INVITEをSIP Server703に送信してもよい。
逆に、第1の実施の形態において、UA12が、第3の実施の形態と同様、HGW11からLine−IDを取得し、そのLine−IDを含むSIP INVITEをSIP Server3に送信してもよい。
第23図は、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Server705が実行するサービス認可処理(第22図AのF21)を説明するフローチャートである。
QoS Policy Server705は、まず、受信したサービス認可要求に対応するエントリをService Information Table(第21図B)に設定する(831)。
次に、QoS Policy Server705は、サービス情報のLine−ID(752)に基づいて、Line Table(第21図C)から回線情報を検索する(832)。具体的には、受信したQoS認可要求に含まれるLine−ID(752)と同一の値がLine−ID(771)として登録されているエントリをLine Table(第21図C)から検索する。
次に、QoS Policy Server705は、ステップ832において検索された現在帯域(776)と、サービス情報の帯域(755)との和が、ステップ832において検索された最大保証帯域(775)を超えるか否かを判定する(833)。
ステップ833において、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和が最大保証帯域(775)を超えると判定された場合、QoS Policy Server705は、ステップ831において設定されたエントリを削除し、さらに、SIP Serverにエラー応答811(第22図B参照)を送信して、処理を終了する(834)。
一方、ステップ833において、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和が最大保証帯域(775)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server705は、ステップ832において検索された現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和が、ステップ832において検索された最低保証帯域(774)を超えるか否かを判定する(835)。
ステップ833において、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和が最低保証帯域(774)を超えると判定された場合、QoS Policy Server705は、PONの保証帯域を、ステップ832において検索された現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和まで増加させる(836)。
一方、ステップ833において、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)との和が最低保証帯域(774)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server705は、ステップ836の処理をスキップする。
最後に、QoS Policy Server705は、ステップ832において検索された現在帯域(776)にサービス情報の帯域(755)を加算し、SIP Serverに成功応答795(第22図A参照)を送信して、処理を終了する。
第1の実施の形態における第12図の処理と同様、上記の第23図の処理によって、同一のLine−IDと関連付けられたセッションにおいて要求される帯域に基づいて、QoSが制御される。同一のLine−IDと関連付けられたセッションとは、同一のHGW711を経由するセッション(すなわち、固定アクセス網716において同一の回線を使用するセッション)である。
すなわち、同一の回線を使用する複数のFlowが存在する場合、それらの全てのFlowにおいて要求される帯域の合計値が算出される(833、835)。そして、算出された合計値が、固定アクセス網16における保証帯域として設定される(836)。ただし、算出された合計値が最大保証帯域を超える場合、固定アクセス網716における保証帯域は変更されずに、エラーが応答される(834)。算出された合計値が最低保証帯域を超えない場合、最低保証帯域が、固定アクセス網16における保証帯域として設定される。
第24図は、本発明の第3の実施の形態におけるセッション切断のために実行される処理を示すシーケンス図である。
本シーケンスでは、まず、端末(UA712)がBYE851を送信する。BYE851を受けた端末(UA708)は、200応答852を返信する。
SIP Server703は、BYE851の転送を契機に、サービス認可削除要求853をQoS Policy Server705に送信する。この要求は、200応答852より早く送信されてもよい。サービス認可削除要求853は、Sessionを識別するSession−IDを含む。
QoS Policy Server705は、Session−IDに対応するサービス情報を削除し、PONの保証帯域を制御する(F22)。
第25図は、本発明の第3の実施の形態のQoS Policy Server705が実行するサービス認可削除処理(第24図のF22)を説明するフローチャートである。
QoS Policy Server705は、まず、指定されたSession−IDに関連するサービス情報をService Information Table(第21図B)から検索する(871)。
次に、QoS Policy Server705は、ステップ871において検索された全てのサービス情報に関して、ループ(872−880)の処理を実行する。
まず、QoS Policy Server705は、Service Information Table(第21図B)のLine−ID(752)を使用して、Line Table(第21図C)から回線情報を検索する(873)。
次に、QoS Policy Server705は、ステップ873において検索された現在帯域(776)が最低保証帯域(774)を超えるか否かを判定する(874)。
ステップ874において、現在帯域(776)が最低保証帯域(774)を超えないと判定された場合、QoS Policy Server705は、ステップ875から877までの処理をスキップする。
一方、ステップ874において、現在帯域(776)が最低保証帯域(774)を超えると判定された場合、QoS Policy Server705は、ステップ873において検索された現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)の差が、最低保証帯域(774)よりも大きいか否かを判定する(875)。
ステップ875において、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)の差が最低保証帯域(774)よりも大きいと判定された場合、QoS Policy Server705は、PONの保証帯域を、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)の差まで減少させる(876)。
一方、現在帯域(776)とサービス情報の帯域(755)の差が最低保証帯域(774)以下であると判定された場合、QoS Policy Server705は、PONの保証帯域を、最低保証帯域(774)まで減少させる(877)。
次に、QoS Policy Server705は、ステップ873において検索された現在帯域(776)からサービス情報の帯域(755)を差し引く(878)。
次に、QoS Policy Server705は、サービス情報を、Service Information Table(第21図B)から削除する(879)。
以上で、QoS Policy Server705は、第25図に示す処理を終了する。

Claims (11)

  1. アクセス回線を介して通信網に接続される複数の端末と、前記端末から送信されたセッション制御信号を処理するセッション制御サーバと、前記アクセス回線のQoSを制御するQoS制御サーバと、前記端末を前記アクセス回線に接続する端末収容装置と、を備える通信システムにおいて、
    前記端末は、少なくとも、前記端末がセッションにおいて要求する帯域を示す情報を含む前記セッション制御信号を前記端末収容装置に送信し、
    前記端末収容装置は、前記アクセス回線の識別子を前記セッション制御信号に追加して前記セッション制御サーバに送信し、
    前記セッション制御サーバは、受信した前記アクセス回線の識別子と、前記端末がセッションにおいて要求する帯域を示す情報とを前記QoS制御サーバに送信し、
    前記QoS制御サーバは、同一の前記アクセス回線の識別子と関連付けられたセッションにおいて要求される帯域に基づいてQoSを制御することを特徴とする通信システム。
  2. 前記アクセス回線の識別子は、前記セッション制御信号に含まれることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記セッション制御信号は、SIPに準拠する信号であり、
    前記アクセス回線の識別子は、SIPヘッダに設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記セッション制御信号は、SIPに準拠する信号及びSDPに準拠する信号を含み、
    前記アクセス回線の識別子は、SDP属性行に設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記セッション制御信号が所定の種類の信号である場合、前記アクセス回線の識別子が前記セッション制御信号に追加されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記端末収容装置は、前記受信したセッション制御信号及び前記アクセス回線の識別子に基づいて生成された第1のQoS制御信号を前記QoS制御サーバに送信し、
    前記QoS制御サーバは、前記第1のQoS制御信号を受信すると、受信した前記第1のQoS制御信号に基づいて、前記アクセス回線のQoSを制御することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記端末収容装置は、
    前記セッション制御信号に基づいて、前記第1のQoS制御信号と、前記端末と前記端末収容装置との間のQoSを制御するための第2のQoS制御信号と、を対応付け、
    前記第1のQoS制御信号に対する応答を受信した後で、前記受信した第1のQoS制御信号に対応する前記第2のQoS制御信号に対する応答を、前記端末に送信することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 通信システムにおける通信を制御する通信制御装置において、
    前記通信システムは、アクセス回線を介して通信網に接続される複数の端末と、少なくとも一つの前記端末を前記アクセス回線に接続する前記通信制御装置と、前記端末から送信されたセッション制御信号を処理するセッション制御サーバと、前記アクセス回線のQoSを制御するQoS制御サーバと、を備え、
    前記通信制御装置は、
    前記セッション制御信号を前記端末から受信し、
    前記アクセス回線の識別子を前記受信したセッション制御信号に追加し、
    前記アクセス回線の識別子が追加されたセッション制御信号を前記前記セッション制御サーバに送信し、
    前記QoS制御サーバに前記アクセス回線のQoSを制御させるための第1のQoS制御信号を、前記端末がセッションにおいて要求する帯域、及び、前記アクセス回線の識別子に基づいて生成し、
    前記生成された第1のQoS制御信号を前記QoS制御サーバに送信することを特徴とする通信制御装置。
  9. 前記通信制御装置は、
    前記セッション制御信号に基づいて、前記第1のQoS制御信号と、前記端末と前記通信制御装置との間のQoSを制御するための第2のQoS制御信号と、を対応付け、
    前記第1のQoS制御信号に対する応答を受信した後で、前記受信した第1のQoS制御信号に対応する前記第2のQoS制御信号に対する応答を、前記端末に送信することを特徴とする請求項8に記載の通信制御装置。
  10. アクセス回線を介して通信網に接続される複数の端末と、前記端末から送信されたセッション制御信号を処理するセッション制御サーバと、前記アクセス回線のQoSを制御するQoS制御サーバと、前記端末を前記アクセス回線に接続する端末収容装置と、を備える通信システムの制御方法であって、
    前記制御方法は、
    前記端末が、少なくとも、セッションにおいて前記端末が要求する帯域を示す情報を含む前記セッション制御信号を前記端末収容装置に送信し、
    前記端末収容装置が、前記アクセス回線の識別子を前記セッション制御信号に追加して前記セッション制御サーバに送信し、
    前記セッション制御サーバが、受信した前記アクセス回線の識別子と、セッションにおいて前記端末が要求する帯域を示す情報とを前記QoS制御サーバに送信し、
    前記QoS制御サーバが、同一の前記アクセス回線の識別子と関連付けられたセッションにおいて要求される帯域に基づいてQoSを制御することを特徴とする方法。
  11. 前記アクセス回線の識別子は、前記セッション制御信号に含まれることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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