JP4643473B2 - ネットワーク伝送装置 - Google Patents

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本発明はネットワーク伝送装置およびその制御方法に係り、特にリアルタイム性を要求されるフレームをより少ない遅延で伝送するネットワーク伝送装置およびその制御方法に関する。
現在、ブロードバンド回線を使用した高速かつ低コストなインターネット常時接続環境が普及している。FTTHに代表されるこれらのインターネット接続サービスでは、各家庭(ユーザ)へのアクセスインターフェースとして、安価なEthernet(登録商標)が使用されている。しかしながらEthernetにおいては、WANやATMといった専用線サービスと比較すると、帯域保証の機能がなく、ユーザに対して均等なインターネット接続速度を保証することが課題となっている。
また、近年のインターネット接続サービスは接続料金が低価格化する傾向にある。その中で、回線事業者やインターネットサービスプロバイダ(ISP: Internet Service Provider)では、他社との差別化による新規顧客の獲得、および増益を目的として、付加価値サービスを提供する動向にある。代表的な付加価値サービスとしては、IP電話(VoIP:Voice over IP)や動画配信(VoD:Video on Demand)といったものが挙げられる。
特許文献1には、ユーザの帯域の変化により生じる未使用帯域を有効に利用するためのシェーピング装置が記載されている。このシェーピング装置は、特許文献1の図1に示されているように、パケット転送装置の出力フレーム送受信インターフェース部に設けられ、どのキューに入っているフレームを送信するか決定する。この結果、パケット転送装置は、送信側に存在する複数のユーザに対して、契約に基づいた帯域を保証することができる。
特許文献1に記載されたパケット転送装置のキューの概念について図1を用いて説明しよう。ここで、図1は、パケット転送装置のキューの概念を説明する図である。パケット転送装置において、特許文献1に記載される帯域制御機能を有した回線インターフェース1本に対して、図1に示すキュー構造をもつ。1本の回線インターフェースは、ユーザ別にUser#0〜User#1023に多重される。さらに、1人のユーザに対してはアプリケーション別に4クラスのQoS#0〜QoS#3に多重される。QoS#0〜QoS#3の間には優先度が定められており、ここでは、QoS#0が最も優先度が高く、QoS#3が最も優先度が低い。パケット転送装置を通過するユーザデータは、宛先とするユーザ別にUser#0〜User#1023に分類され、さらにユーザデータのアプリケーション別に、User#0を宛先とするデータはQoS#00〜QoS#30、User#1を宛先とするデータはQoS#01〜QoS#31、… 、User#1023を宛先とするデータはQoS#01023〜QoS#31023に分類される。
特許文献1に記載される帯域制御機構では、図1のキュー構造を有する回線インターフェース内において多重されるUser#0〜User#1023から1つのUserを選出する。次に、選出されたUser#内において多重されるQoS#0〜QoS#3から1つのQoS#を選出する。このようにして選出されたキューに分類されたユーザデータを回線インターフェースより送出する。
図1において、パケット転送装置を通過するユーザデータのアプリケーション種別として、VoIP(Voice over IP)などの音声データ、VoD(Video on Demand)などの動画データ、その他のデータ(Web閲覧およびMail等)を挙げる。ここで、アプリケーションのQoS(Quality of Service)は、一般にその他データ<VoD用データ<VoIP用データの順に高い。User#0を流れるユーザデータに着目すると、ユーザ内の帯域制御で最も優先されるQoS#00のキューには、VoIPデータが溜められる。次に優先度の高いQoS#10のキューには、VoDデータが溜められる。同様にQoS#20およびQoS#30のキューには、その他データが溜められる。
なお、特許文献1の対応米国出願として、特許文献2がある。
特開2004−282728号公報 米国特許出願公開第2004/0208123号明細書
ここで、アプリケーションごとの特徴を説明する。まず、VoIPのデータは、フレーム長が64〜256Byteと短く、リアルタイムな双方向の通信である。また、VoDのデータは、フレーム長が64〜1518Byteと長く、リアルタイムな片方向の通信である。更に、Web閲覧、Mail等のデータは、フレーム長が64〜1518Byteと長く、片方向の通信である。
ユーザデータが流れるネットワークにおいて、トラフィックが増大するなどして輻輳が発生すると、ユーザデータの伝送遅延に揺らぎが生じ、ユーザデータがパケット転送装置において廃棄されるといった現象が生じる。このような状況下においては、VoIPデータにおいては、通話が途絶え、音声が聞き取りにくくなるといった影響を受けやすくなる。
VoDにおいても、遅延の増大によりコマ落ちやブロックノイズといった影響を受ける。しかし、VoDを受信する端末装置にキャッシュを持つことにより、データの遅延揺らぎをある程度、吸収できる。また、VoDデータにパケット廃棄が起きた場合についても、TCPにおける再送機能によりデータの再取得が可能であり、VoDデータを再送する際に生じる遅延揺らぎについては、前述したキャッシュで救済することが可能である。
一方、Web閲覧・Mail等のデータに関しては、VoIPやVoDのようなリアルタイムのデータ転送を要求されないため、遅延揺らぎが生じたとしても、ユーザにはほとんど影響がない。また、Web閲覧・Mailのデータに対してパケット廃棄が起きた場合についても、前述したTCPの再送機能により救済が可能である。
上述した理由により、アプリケーションのQoSは、その他データ<VoD用データ<VoIP用データの順に高く設定する。
特許文献1に記載されたパケット転送装置は、Mail等の長いフレームとVoIPの短いフレームがパケット転送装置の受信側に混在したとき、IP電話のアプリケーションを使用するユーザは、フレームデータの伝達遅延およびフレーム廃棄の影響を受け易いという問題がある。
本発明は、リアルタイム性を要求されるアプリケーションのフレームをより少ない遅延で伝送するネットワーク伝送装置(パケット転送装置)を実現する。
上述した課題は、受信したフレームを格納する複数のキュー;受信したフレームからヘッダ情報を認識して、ヘッダ情報に含まれる1つ以上のフィールド情報から、識別子(前述のユーザ番号に相当する)と優先度(前述のQo Sに相当する)とを生成して、識別子と優先度の組合せから該フレームをキューイングすべきキューを判定するキュー判定部;キュー判定部が判定したキューにフレームを格納するキューイング部と、複数のキューからフレームを送信すべきキューを選択するスケジューラ部;とを有するネットワーク伝送装置により達成できる。
また、スケジューラ部において、同じ優先度に属するキューの集合体を構成して予め定めた周期毎に各キュー集合において少なくとも1つのキューを送信可能であるか判定するステップと、各キュー集合からそれぞれ送信すべきキューを判定するステップと、各キュー集合の優先度を比較するステップと、送信すべきキューを選択するステップとを含む制御方法により達成できる。
本発明によれば、リアルタイム性を要求されるアプリケーションのフレームをより少ない遅延で伝送するネットワーク伝送装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用いて図面を参照しながら説明する。
図2を用いて、付加価値サービス(VoIP、VoD)を提供するインターネットサービスのネットワーク構成を説明する。ここで、図2はインターネットサービスのネットワーク構成を説明するブロック図である。図において、ネットワーク伝送装置100は、アクセス網600と、インターネット300と接続されたネットワーク伝送装置200−1と、VoIPネットワーク400と動画配信サーバ500と接続されたネットワーク伝送装置200−2と、接続されている。また、アクセス網600は、光スプリッタ610を介して、複数の加入者宅700に設置された加入者終端装置(ONU:Optical Network Unit)710と接続されている。
ONU710は、宅内ゲートウェイ端末720を介して、IP電話機730、パーソナルコンピュータ(PC)740、IPテレビ(IPTV)750と接続されている。IP電話機730は、VoIPネットワーク400との間で上り下りの音声データの送受を行なう。PC740は、インターネット300との間で上り下りのデータの送受を行なう。また、IPテレビ750は、動画配信サーバ500からの動画配信を受信する。なお、IPテレビの代わりにセットトップボックスで受信して、通常のテレビで表示させても良い。
ここで、ネットワーク伝送装置100は、図2の左半分で形成するバックボーン網の端局をなしている。ネットワーク伝送装置100は、ネットワークを接続する装置である。すなわち、バックボーン網とアクセス網600を接続し、ルーティングテーブルを参照して、パケットを転送する。ネットワーク伝送装置は、この機能からパケット転送装置と呼ばれることもあり、ルータ、スイッチを含み、これらに限定されない。
図3を用いて、ネットワーク伝送装置の構成を説明する。ここで、図3はネットワーク伝送装置の構成を説明するブロック図である。図3において、ネットワーク伝送装置100は、フレーム送受信インターフェース110−1、110−2と、転送エンジン130と、検索エンジン140とで構成される。フレーム送受信インターフェース110−1は、回線よりフレームを受信して、転送エンジン130に転送する。ここで、TCP/IPネットワークで転送されるフレームは、ヘッダ部とペイロード部から構成される。ヘッダ部は、宛先情報や送信元情報、アプリケーションの種別を示すポート番号などの情報を含む。ペイロード部にはユーザデータが含まれる。
転送エンジン130は、受信したフレームのヘッダ部に制御情報を加えて検索エンジン140に検索要求を送出する。ここでいう制御情報とは、フレームのヘッダ部には含まれない情報であり、パケット転送装置においてフレームを受信した回線インターフェースの識別番号や、フレームの長さなどが含まれる。転送エンジン130は、検索結果として検索エンジン140から更新された宛先情報とキュー情報を受信すると、更新された宛先情報を元にフレームのヘッダ部を更新して、更新されたフレームとともにキュー情報を、フレーム送受信インターフェース110−2に送出する。
検索エンジン140は、フレームヘッダに含まれる宛先情報から転送する宛先を検索し、検索結果を転送エンジン130に送信する。フレーム送受信インターフェース110−2は、転送エンジン130から受信した転送先にフレームを転送する。
フレーム送受信インターフェース110−1は、フレーム受信側帯域制御部120を含む。同様に、フレーム送受信インターフェース110−2は、フレーム送信側帯域制御部150を含む。フレーム送信側帯域制御部150の動作については、特許文献1に記載があるので、ここでは省略する。
フレーム受信側帯域制御部120は、さらにフロー検索/キュー判定部121、廃棄判定部122と、キューイング部123と、複数のキュー125と、スケジューラ部126と、フレーム送信部127とからなる。
ここで、フロー検索/キュー判定部121は、フレームのヘッダ部を解析して、ヘッダ部に含まれる宛先情報と、アプリケーション種別を取得する。フロー検索/キュー判定部121は、取得した宛先情報とアプリケーション種別から、複数のキュー125のうちどのキューに送信すべきかを判定する。
廃棄判定部122は、フロー検索/キュー判定部121が判定したキューに関して、キューに現在溜められているフレームの個数を取得する。また、廃棄判定部122はキューごとに予め定められたキューの長さを取得する。ここでいうキューの長さとは、該当のキューに同時間中に滞留可能なフレームの最大個数のことを指す。そして、廃棄判定部122は、キューに現在溜められているフレームの個数と、キューの長さを比較して、受信したフレームを廃棄するか、キューに滞留させるかを判定する。
キューイング部123は、廃棄判定部122がフレームをキューに滞留させる判定を行った場合に、フロー検索/キュー判定部121が判定したキュー番号に基づいて、キュー125から1つのキューを選択して、フレームをキューの最後尾に記憶させる。キューイング部123は、スケジューラ部126に割り振ったキュー番号を送信する。複数のキュー125は、それぞれが独立したFIFO(First In First Out)メモリであり、フレームを記憶する。
スケジューラ部126は、どのキューに入っているフレームを送信するか決定し、決定されたキュー番号を、フレーム送信部127に送信する。フレーム送信部127は、スケジューラ部126から受信したキュー番号に基づいて、キュー125から1つのキューを選択して、FIFOメモリの先頭にあるフレームを取り出して、転送エンジン130に送信する。
図3で説明したネットワーク伝送装置のフレーム受信側帯域制御部が持つキューの構造について、図4を用いて説明しよう。ここで、図4は、ネットワーク伝送装置のフレーム受信側帯域制御部が持つキューの構造を説明する図である。図4において、パケット転送装置を通過するユーザデータのアプリケーション種別として、VoIP等の音声データ、VoD等の動画データ、その他のデータを挙げる。アプリケーションのQoSは、その他データ<VoD用データ<VoIP用データの順に高いとする。ここで、図1で説明したキューの構造との違いを説明しよう。図1で示したキュー構造では、1つの回線インターフェース内において多重されるユーザから1つのユーザを選出し、次に、選出したユーザ内において多重されるQoSから1つのQoSを選出することで、フレームを送出するキューを決定していた。これに対して、本実施例のキュー構造では、1本の回線インターフェースは、アプリケーション別に4つのQoS#0〜QoS#3に多重される。さらに、1つのQoSに対してはユーザ別にUser#0〜User#1023に多重される。すなわち、フレーム送信時には、1本の回線インターフェース内において多重されるQoSから1つのQoSを選出して、次に、選出されたQoS内において多重されるUser#0〜User#1023から1つのUserを選出することで、フレームを送出するキューを決定する。
図4において、VoIPのデータは、ユーザごとにUser#n0(nは、0〜1023)のキューに蓄積され、全ユーザのVoIPデータはQoS#0に集約される。また、VoDのデータは、ユーザごとにUser#n1のキューに蓄積され、全ユーザのVoDデータはQoS#1に集約される。同様に、その他のデータは、ユーザごとにUser#n2またはUser#n3のキューに蓄積され、QoS#2またはQos#3に集約される。
これらのQoS#0〜Qos#3は、回線として多重化されて、出力される。
図3のスケジューラ部126は、4096本(4×1024)のキューUser#n0〜User#n3から、キューを選択して、送信キュー番号をフレーム送信部に送信する。このスケジューラ部126の構成について、図5を用いて説明する。ここで、図5はスケジューラのブロック図である。
図5において、キューイング部123から受信フレームのキュー番号をスケジューラ部126が受信する。スケジューラ部126では、キュー番号の情報を、キュー長管理部1261が受信する。キュー長管理部1261は、キュー番号を受信するとはじめにキュー長情報DB1262を参照する。キュー長情報DB1262には、図3に示す受信側帯域制御部120が持つすべてのキューに対して、現在キューに滞留しているフレームの個数をキュー別に格納する。キュー長管理部1261は、受信したキュー番号に基づいて、該当キューに滞留しているフレームの個数を取得して、フレームの個数を更新(加算)して、再びキュー長情報DBに更新した値を格納する。キュー長管理部1261は、回線送信判定部1263にキューが属する回線番号を送信する。
回線送信判定部1263は、キュー長管理部1261より回線番号を受信すると、帯域設定情報と送信判定のための帯域制御情報を保持する回線別の制御情報DB1264を更新する。回線送信判定部1263は、一定の周期で自律的に起動して、制御情報DB1264が保持する帯域制御情報を受信し、起動時点でフレームが送信可能であるかを判定する。そして回線送信判定部1263は、送信判定結果を、送信判定部1265に送信する。
キュー長管理部1261は、回線送信判定部1263への回線番号を送信するとほぼ同時に、ユーザ/QoS判定部1266に、キューが属するユーザ番号を送信する。ここで、ユーザ/QoS判定部1266は、ユーザ集合(QoS#0〜QoS#3)ごとに4面ある。したがって、キュー長管理部1261は、それぞれのユーザ/QoS判定部1266に送信する。キュー長管理部1261よりユーザ番号を受信すると、ユーザ/QoS判定部1266は、一定の周期で自律的に起動して、それぞれ制御情報DB1267の帯域/QoS情報を受信して、それぞれ送信するユーザを決定し、そのユーザのキューが送信可能か判定する。ユーザ/QoS判定部1266は、それぞれ送信判定結果と送信可能なキュー番号を、送信判定部1265に送信する。なお、回線送信判定部1263、および4つのユーザ/QoS判定部1266が自律的に起動する周期は同期しており、同じタイミングで判定結果を送信判定部1265に送信する。
送信判定部1265は、回線送信判定部1263の送信判定結果と、4つのユーザ/QoS判定部1266の送信判定結果と送信可能なユーザ番号を一定周期で受信する。回線送信判定部1263が送信可能と判定し、かつ、4つのユーザ/QoS判定部1266のうち1つでも送信可能と判定したときに、送信可能なユーザ番号とユーザ集合の番号(QoS番号)から、送信するキュー番号を決定して、フレーム送信部127に送信キュー番号を送信する。
もし、2つ以上のユーザ/QoS判定部1266が同時刻に送信可能と判定した場合は、送信判定部1265は、QoS間の優先度に基づいて、1つのユーザ集合を選択する。ここではQoS#0が最も優先度が高く、QoS#3が最も優先度が低い。送信判定部1265は、キュー長管理1261にも送信キュー番号を送信する。
キュー長管理部1261は、受信したキュー番号に基づいて、該当キューに滞留しているフレームの個数を取得して、フレームの個数を更新(減算)して、再びキュー長情報DBに更新した値を格納する。
図6を用いて、実施例の効果を説明する。ここで、図6はフレーム受信側帯域制御部の効果を説明する図である。図6において、フレーム受信側帯域制御部120に、2つの入路からフレーム長の短いVoIPフレームと、フレーム長の長いMailフレームがほぼ同時に受信されたと、仮定する。スケジューラ126は、優先度の高いVoIPフレームを優先して通す。この結果、フレーム長の長い、Mailフレームの影響で、VoIPフレームに遅延が生じることはない。
本実施例に拠れば、ネットワーク伝送装置のフレーム受信側帯域制御部において、ネットワークによる遅延の影響が最も大きい音声データを優先して転送エンジンに送信する。その結果、リアルタイム性を要求されるアプリケーションのフレームをより少ない遅延で伝送するネットワーク伝送装置(パケット転送装置)を提供することができた。
パケット転送装置のキューの概念を説明する図である。 インターネットサービスのネットワーク構成を説明するブロック図である。 ネットワーク伝送装置の構成を説明するブロック図である。 ネットワーク伝送装置のフレーム受信側帯域制御部が持つキューの構造を説明する図である。 スケジューラのブロック図である。 フレーム受信側帯域制御部の効果を説明する図である。
符号の説明
10…制御端末、20…回線、100…ネットワーク伝送装置、110…フレーム送受信インターフェース、120…フレーム受信側帯域制御部、121…フロー検索/キュー判定部、122…廃棄判定部、123…キューイング部、125…キュー、126…スケジューラ部、127…フレーム送信部、130…転送エンジン、140…検索エンジン、150…フレーム送信側帯域制御部、200…ネットワーク伝送装置、300…インターネット、400…VoIPネットワーク、500…動画配信サーバ、600…アクセス網、610…光スプリッタ、620…ネットワーク伝送装置、700…加入者宅、710…加入者終端装置(ONU)、720…宅内ゲートウェイ端末、730…IP電話機、740…パーソナルコンピュータ(PC)、750…IPテレビ。

Claims (4)

  1. 複数のキューを収容する制御部と、
    フレームを格納すべきキューを判定するキュー判定部と、
    前記複数のキューからフレームを送信する送信キューを選択するスケジューラとを有し、
    前記制御部は、1つの回線に複数のフレームの優先クラスごとのキューを収容し、更に、前記優先クラスごとに複数のユーザに基づく複数のキューを収容し、
    前記スケジューラは、前記複数のフレームの優先クラスから1つの優先クラスを選出して、次に選出された当該優先クラス内の複数のユーザから1つのユーザのキューを選出し、送信キューとすることを特徴とするネットワーク伝送装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク伝送装置であって、
    さらに廃棄判定部を有し、
    前記廃棄判定部は、前記キュー判定部がキュー中のフレームの個数と、キューの長さを比較して、受信したフレームを廃棄するか、キューに滞留させるかを判定することを特徴とするネットワーク伝送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のネットワーク伝送装置であって、
    前記優先クラスは、音声データと映像データとその他データとに区分されていることを特徴とするネットワーク伝送装置。
  4. 請求項3に記載のネットワーク伝送装置であって、
    前記優先クラスの優先度は、前記その他データ<前記映像データ<前記音声データの順に高いことを特徴とするネットワーク伝送装置。
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