JP4641592B2 - Insecticide acaricide composition - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は2種の殺虫殺ダニ有効成分の混合により相乗的な効果を示す農園芸用殺虫殺ダニ剤組成物に関し、特にストロビルリン系剤とクロルフェナピルとを有効成分として含有する殺虫殺ダニ剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ストロビルリン系剤は、ミトコンドリア電子伝達系の複合体IIIを阻害する呼吸阻害剤であり、殺菌活性を有する化合物が多く知られている。殺虫・殺ダニ活性を有する化合物は、WO96/16047号公報等に開示されている。しかしながら、上記の公知殺虫殺ダニ化合物はハダニ類に対する十分な殺卵活性を有さない。又、クロルフェナピルも殺虫殺ダニ剤として使用されてきたが、ハダニ類に対する殺卵活性は実用上十分なものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、2種の殺虫殺ダニ有効成分の混合により相乗的な殺卵効果を示し、かつ効果の優れた、圃場での使用場面を拡大することのできる殺虫殺ダニ剤組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、ストロビルリン系剤と、クロルフェナピルとを有効成分として含有する殺虫殺ダニ剤組成物が上記の目的を達成できることを見出し、更なる検討を行った所、各種の果樹、疏菜の害虫に対し優れた防除効果を有し、特にハダニ類に対し、単に混合した時に得られる相加効果以上の優れた相乗効果を有することを見出し本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられるストロビルリン系剤としては、メチル(E)−2−[2−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチルピリミジニル−4−オキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリレートが挙げられる。
本発明に係る殺虫殺ダニ剤組成物は、農業上の有害生物、衛生害虫、貯穀害虫、衣類害虫、家屋害虫等の防除に使用でき、殺成虫、殺若虫、殺幼虫、殺卵作用を有する。その代表例として、下記のものが挙げられる。
鱗翅目害虫、例えば、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、タマナヤガ、アオムシ、タマナギンウワバ、コナガ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、モモシンクイガ、ナシヒメシンクイ、ミカンハモグリガ、チャノホソガ、キンモンホソガ、マイマイガ、チャドクガ、ニカメイガ、コブノメイガ、ヨーロピアンコーンボーラー、アメリカシロヒトリ、スジマダラメイガ、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属、アグロティス属、イガ、コドリンガ、ワタアカミムシ等、
半翅目害虫、例えば、チャノミドリヒメヨコバイ、フタテンヒメヨコバイ等
鞘翅目害虫、例えば、キスジノミハムシ、ウリハムシ、コロラドハムシ、イネミズゾウムシ、コクゾウムシ、アズキゾウムシ、マメコガネ、ヒメコガネ、タバコシバンムシ、ヒラタキクイムシ、マツノマダラカミキリ、ニジュウヤホシテントウ、コクヌスト、ワタミゾウムシ等
双翅目害虫、例えば、イエバエ、オオクロバエ、センチニクバエ、ウリミバエ、ミカンコミバエ、タネバエ、イネハモグリバエ、キイロショウジョウバエ、サシバエ、コガタアカイエカ、ネッタイシマカ、シナハマダラカ等
総翅目害虫、例えば、ミナミキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ等
膜翅目害虫、例えば、イエヒメアリ、キイロスズメバチ、カブラハバチ等
直翅目害虫、例えば、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、トノサマバッタ等
等翅目害虫、例えば、イエシロアリ、ヤマトシロアリ等
隠翅目害虫、例えば、ヒトノミ等、シラミ目、例えば、ヒトジラミ等
ダニ類、例えば、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ、ミカンサビダニ、リンゴサビダニ、チャノナガサビダニ、チャノホコリダニ、プレヴィパルパス属、エオテトラニカス属、ロビンネダニ、ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、オウシマダニ、フタトゲチマダニ等
植物寄生性線虫類、例えば、サツマイモネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、ダイズシストセンチュウ、イネシンガレセンチュウ、マツノザイセンチュウ等本発明の殺虫殺ダニ剤組成物は二種の殺虫殺ダニ性有効成分の混合組成物の形態あるいはその場で混合するための各々単独の有効成分を含む通常の製剤形態にすることができる。そして斯かる形態としては、水和剤、液剤、エマルジョン剤、懸濁液剤、粉剤、泡沫剤、ペースト、粒剤、顆粒水和剤、エアゾール、マイクロカプセル、種子用被覆剤、燻煙剤等を挙げることができる。
これらの製剤は公知の方法で製造することができる。斯かる方法は、例えば活性化合物を添加剤、即ち、液体希釈剤、液化ガス希釈剤、固体希釈剤、又は担体、場合によっては界面活性剤、即ち、乳化剤及び/又は分散剤/又は、泡沫形成剤を用いて、混合することによって行われる。展開剤として水を用いる場合には例えば有機溶媒は、また、補助溶剤として使用することができる。
液体希釈剤としては、例えば、芳香族炭化水素類(例えば、キシレン、トルエン、アルキルナフタレン等)、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類(例えば、クロロベンゼン類、塩化エチレン類、塩化メチレン等)、脂肪族炭化水素類( 例えばシクロヘキサン等、パラフィン類(例えば鉱油留分等)) 、アルコール類(例えば、 ブタノール、グリコール及びそれらのエーテル、エステル等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン等)、強極性溶媒(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等)そして水も挙げることができる。
液化ガス希釈剤は常温常圧でガスであり、その例としては、例えばブタン、プロパン、窒素ガス、二酸化炭素、そしてハロゲン化炭化水素類のようなエアゾール噴射剤を挙げることができる。固体希釈剤としては、土壌天然鉱物(例えばカオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルガイド、モンモリロナイト、又は珪藻土等)、土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ酸、アルミナ、ケイ酸塩等)を挙げることができる。
乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオン及び陰イオン乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル類(例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホン酸塩類、アルキル硫酸塩類、アリールスルホン酸塩類等))、アルブミン加水分解生成物を挙げることができる。
分散剤としては、例えばリグニンサルファイト廃液そしてメチルセルロースを包含する。固着剤も、製剤(粉剤、粒剤)に使用することができ、斯かる固着剤としては、カルボキシメチルセルロースそして天然及び合成ポリマー(例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセテート等)を挙げることができる。
着色剤を使用することもでき、斯かる着色剤としては、無機顔料(例えば酸化鉄、酸化チタンそしてプルシアンブルー)、そしてアリザリン染料、アゾ染料又は金属フタロシアニン染料のような有機染料、そして更にそれらの、鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン、亜鉛等の塩のような、微量要素を挙げることができる。
本発明の農園芸用殺虫殺ダニ剤組成物は、それらの商業上、有用な製剤及び、それらの製剤によって調整された使用形態で、他の活性化合物、例えば殺虫剤、毒餌、殺菌剤、殺ダニ剤、殺センチュウ剤、殺カビ剤、生長調整剤又は除草剤との混合剤とすることもできる。ここで、上記殺虫剤としては例えばカーバメート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭化水素系薬剤、微生物より生産される殺虫性物質を挙げることができる。
更に、本発明の農園芸用殺菌剤組成物は共力剤との混合剤とすることができる。該共力剤は、それ自体活性である必要はなく、活性化合物の使用を増幅する化合物である。
【0006】
【実施例】
次に、本発明の組成物の実施例を若干示すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。
実施例1 水和剤
化合物1 30部
化合物2 5部
クレー 50部
リグニンスルホン酸塩ナトリウム 10部
アルキルナフタレンスルホン酸塩 5部
以上を混合溶解すれば、有効成分が35%の水和剤を得る。
試験化合物
化合物1:メチル(E)−2−[2−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチルピリミジニル−4−オキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリレート
化合物2:クロルフェナピル
【0007】
【発明の効果】
試験例1 カンザワハダニに対する殺卵試験
インゲン(品種:ながうずら)の切り取り葉を裏を上にして直径9cmのガラスシャーレ内に置き、葉柄の切り口に水を含んだ脱脂綿を置いた。葉の裏側をタングルフット(富士薬品工業 フジタングル)で囲み、ハダニを接種する場所を作り、カンザワハダニ雌成虫15頭を小筆を用いて接種した。接種の翌日に雌成虫を除去し産下卵を計数した後に、所定濃度に調整した薬液を回転散布塔を用いて2mg/cm2の付着量となるように散布した。散布7日後に実体顕微鏡を用いて死亡卵を計数して殺卵率を算定した。 試験は2反復で行った。
この試験において、使用した殺卵率は以下の計算式に基づいて算出した。
【0008】
【数1】
殺卵率=(1−薬剤処理区の死卵率/無処理区の死卵率)X100
相乗効果の立証は個々の成分の作用から計算された作用の相加的な程度を有効物質の組合せの実験的に測定された作用の程度と比較する事によって行った。相加的な作用の程度は、Colby(Weeds.,15,20~22,1967)の式にて評価した。
【0009】
【数2】
理論値(E)= X+Y − ((X×Y) / 100)
ここで、
X=有効成分薬量pの場合の化合物1による殺卵率
Y=有効成分薬量qの場合の化合物2による殺卵率
E=p+qの場合の化合物1+2による予想防除価(理論値)を表す。
観察値が理論値(E)より高い場合、この組み合わせ混合物は相乗作用を有する。
試験結果を表1に示す。
【0010】
【表1】

Figure 0004641592
以上の観察値は、Colbyの理論値(E)より高い防除価を示したことから、本発明の農園芸用殺虫殺ダニ剤組成物は優れた相乗作用を有することが示された。
本発明により、単に混合した時に得られる相加効果以上の相乗効果を得ることが出来、使用する薬剤量の低減が可能となる。また、混合によりそれぞれの薬剤にない殺卵効果を付与する事が出来、圃場での使用場面を拡大することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an agricultural and horticultural insecticidal acaricide composition that exhibits a synergistic effect by mixing two kinds of insecticidal acaricide active ingredients, and in particular, an insecticidal acaricide composition containing a strobilurin-based agent and chlorfenapyr as active ingredients. About.
[0002]
[Prior art]
The strobilurin agent is a respiratory inhibitor that inhibits the complex III of the mitochondrial electron transport system, and many compounds having bactericidal activity are known. Compounds having insecticidal / miticidal activity are disclosed in WO96 / 16047. However, the above known insecticidal acaricide compounds do not have sufficient ovicidal activity against ticks. Chlorfenapyr has also been used as an insecticidal acaricide, but its ovicidal activity against spider mites is not practically sufficient.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides an insecticidal and acaricidal composition that exhibits a synergistic egg-killing effect by mixing two active insecticidal and acaricidal active ingredients, and is excellent in effect and can be used in a field. For the purpose.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have found that an insecticidal and acaricidal composition containing a strobilurin-based agent and chlorfenapyr as active ingredients can achieve the above-mentioned object, and have conducted further studies. The present invention was completed by finding that it has an excellent control effect against pests, and particularly has an excellent synergistic effect over the additive effect obtained when it is simply mixed with spider mites.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Examples of the strobilurin-based agent used in the present invention include methyl (E) -2- [2- (2-isopropoxy-6-trifluoromethylpyrimidinyl-4-oxymethyl) phenyl] -3-methoxyacrylate.
The insecticidal and acaricidal composition according to the present invention can be used for controlling agricultural pests, sanitary pests, stored grain pests, clothing pests, house pests, etc., and has an insecticidal, larvicidal, larvicidal, and ovicidal action. . Typical examples are as follows.
Lepidopterous pests, for example, Spodoptera litura, Coleoptera, Tamanayaga, Aomushi, Tamanaginuwaba, Koga, Chanoko Kakumon Hamaki, Chahamaki, Momosinkiga, Nashihime Shinkii, Citrus Harmiga, Chanohosoga, Giant Pomera , Sugimadama, Heliotis, Helicoberpa, Agrotis, Iga, Kodlinga, Cottontail, etc.
Hemiptera pests, e.g., Chanomidori Himekobai, Phutaten Himekobei, etc. Diptera pests, for example, house fly, fruit fly, sentinium fly, sand fly, citrus fly fly, fly fly, moth fly fly, Drosophila flyfly, Spodoptera, Coleoptera spp. For example, Thysanoptera: Thrips, Thrips, Thrips, Thrips, etc. Straight-eye pests such as wasps, wasps, etc. Tick, for example, spider mite, kanzawa spider mite, citrus spider mite, apple spider mite, citrus spider mite, apple spider mite, chanogasabi mite, chano mite, previpalpass spp. The insecticidal and acaricidal composition of the present invention includes two types of insecticide composition, such as sweet potato nematode, negusaresenchu, soybean cyst nematode, rice scallop nematode, and pinewood nematode. It can be converted into the customary formulations, including the form or the active ingredient of each sole for mixing in situ mixed composition of Mushiya mite active ingredients. Such forms include wettable powders, liquids, emulsions, suspensions, powders, foams, pastes, granules, wettable granules, aerosols, microcapsules, seed coatings, smokes, etc. Can be mentioned.
These preparations can be produced by known methods. Such a method may be used, for example, for the active compound as an additive, ie a liquid diluent, a liquefied gas diluent, a solid diluent or a carrier, optionally a surfactant, ie an emulsifier and / or a dispersant / or foam formation. It is performed by mixing with an agent. When water is used as a developing agent, for example, an organic solvent can also be used as an auxiliary solvent.
Examples of the liquid diluent include aromatic hydrocarbons (for example, xylene, toluene, alkylnaphthalene), chlorinated aromatic or chlorinated aliphatic hydrocarbons (for example, chlorobenzenes, ethylene chloride, methylene chloride, etc.) ), Aliphatic hydrocarbons (eg, cyclohexane, paraffins (eg, mineral oil fraction)), alcohols (eg, butanol, glycol and their ethers, esters, etc.), ketones (eg, acetone, methyl ethyl ketone, methyl) Mention may also be made of isobutyl ketone or cyclohexanone), strong polar solvents (eg dimethylformamide, dimethyl sulfoxide etc.) and water.
The liquefied gas diluent is a gas at normal temperature and pressure, and examples include aerosol propellants such as butane, propane, nitrogen gas, carbon dioxide, and halogenated hydrocarbons. Examples of solid diluents include soil natural minerals (for example, kaolin, clay, talc, chalk, quartz, attapul guide, montmorillonite, or diatomaceous earth), and soil synthetic minerals (for example, highly dispersed silicic acid, alumina, silicate, etc.). be able to.
Examples of emulsifiers and / or foaming agents include nonionic and anionic emulsifiers (eg, polyoxyethylene fatty acid esters, polyoxyethylene fatty acid alcohol ethers (eg, alkylaryl polyglycol ethers, alkyl sulfonates, alkyl sulfates). And aryl sulfonates)), and albumin hydrolysis products.
Dispersants include, for example, lignin sulfite waste liquor and methylcellulose. Adhesives can also be used in formulations (powder, granules), and examples of such adhesives include carboxymethylcellulose and natural and synthetic polymers (eg, gum arabic, polyvinyl alcohol and polyvinyl acetate). .
Colorants can also be used, such as inorganic pigments (eg iron oxide, titanium oxide and Prussian blue) and organic dyes such as alizarin dyes, azo dyes or metal phthalocyanine dyes, and furthermore And trace elements such as salts of iron, manganese, boron, copper, cobalt, molybdenum, zinc and the like.
The agricultural and horticultural insecticidal and acaricidal compositions of the present invention are in the form of their commercially useful preparations and usage forms adjusted by these preparations, and other active compounds such as insecticides, poison baits, fungicides, It can also be a mixture with mite, nematocide, fungicides, growth regulators or herbicides. Here, examples of the insecticide include carbamate agents, carboxylate agents, chlorinated hydrocarbon agents, and insecticides produced from microorganisms.
Furthermore, the agricultural and horticultural fungicide composition of the present invention can be used as a mixture with a synergist. The synergist need not be active per se, but is a compound that amplifies the use of the active compound.
[0006]
【Example】
Next, although some examples of the composition of the present invention are shown, the additive and the addition ratio are not limited to these examples, and can be varied in a wide range. The part in a formulation example shows a weight part.
Example 1 Wettable compound 1 30 parts Compound 2 5 parts Clay 50 parts Sodium lignin sulfonate 10 parts Alkylnaphthalene sulfonate If 5 parts or more are mixed and dissolved, a wettable powder containing 35% active ingredient is obtained.
Test compound compound 1: methyl (E) -2- [2- (2-isopropoxy-6-trifluoromethylpyrimidinyl-4-oxymethyl) phenyl] -3-methoxyacrylate compound 2: chlorfenapyr
【The invention's effect】
Test Example 1 Ovicidal test for Kanzawa spider mite A common green bean (variety: Nagaura) cut leaves were placed in a glass petri dish with a diameter of 9 cm, and absorbent cotton containing water was placed at the cut end of the petiole. The back side of the leaf was surrounded with a tangle foot (Fuji Pharmaceutical Kogyo Fuji Tangle) to make a place to inoculate spider mites, and 15 female Kanzawa spider mites were inoculated using a small brush. The day after the inoculation, the adult females were removed and the number of laying eggs was counted. Then, a chemical solution adjusted to a predetermined concentration was sprayed using a rotary spray tower so that the amount of adhesion was 2 mg / cm 2. Seven days after spraying, the number of dead eggs was counted using a stereomicroscope to calculate the oocyte killing rate. The test was performed in duplicate.
In this test, the ovicidal rate used was calculated based on the following formula.
[0008]
[Expression 1]
Oocyte killing rate = (1—Dead egg treatment rate / untreated treatment egg death rate) × 100
The synergistic effect was verified by comparing the additive degree of action calculated from the action of the individual components with the experimentally measured degree of action of the active substance combination. The degree of additive action was evaluated by the equation of Colby (Weeds., 15, 20-22, 1967).
[0009]
[Expression 2]
Theoretical value (E) = X + Y − ((X × Y) / 100)
here,
Oxidation rate by compound 1 when X = active ingredient dose p
Y = rate of killing by compound 2 when active ingredient dose q
The expected control value (theoretical value) by the compound 1 + 2 in the case of E = p + q is represented.
If the observed value is higher than the theoretical value (E), the combination mixture has a synergistic effect.
The test results are shown in Table 1.
[0010]
[Table 1]
Figure 0004641592
The above observed values showed a higher control value than Colby's theoretical value (E), indicating that the agricultural and horticultural insecticide composition of the present invention has an excellent synergistic effect.
According to the present invention, it is possible to obtain a synergistic effect that is greater than the additive effect obtained when simply mixed, and to reduce the amount of drug used. Moreover, the egg-killing effect which is not in each chemical | medical agent can be provided by mixing, and the use scene in a field can be expanded.

Claims (1)

活性化合物として、メチル(E)−2−[2−(2−イソプロポキシ−6−トリフルオロメチルピリミジニル−4−オキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリレートとクロルフェナピルを含有することを特徴とする殺虫殺ダニ剤組成物。Insecticide comprising methyl (E) -2- [2- (2-isopropoxy-6-trifluoromethylpyrimidinyl-4-oxymethyl) phenyl] -3-methoxyacrylate and chlorfenapyr as active compounds Acaricide composition.
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