JP4640983B2 - 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4640983B2
JP4640983B2 JP2005349768A JP2005349768A JP4640983B2 JP 4640983 B2 JP4640983 B2 JP 4640983B2 JP 2005349768 A JP2005349768 A JP 2005349768A JP 2005349768 A JP2005349768 A JP 2005349768A JP 4640983 B2 JP4640983 B2 JP 4640983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
document processing
ruby
arrangement
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005349768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007156746A (ja
Inventor
和正 本田
優子 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005349768A priority Critical patent/JP4640983B2/ja
Publication of JP2007156746A publication Critical patent/JP2007156746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640983B2 publication Critical patent/JP4640983B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

本発明は、電子書籍を含む文書を処理する文書処理装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、書籍を読む手法として、印刷物の書籍を読むのではなく、電子計算機により書籍を表示して読む手法が普及している。このような手法に使用する書籍は電子書籍と呼ばれるものである。電子書籍は、通常の書籍とは異なり、物理的な実体を持たないことから保管に便利であったり、計算機上のデータによって書籍内容が扱われているために内容の検索が容易であったりといった利点がある。
電子書籍では、電子計算機によって書籍の内容たる文字列を配置して、液晶ディスプレイなどの表示装置に表示している。その表示においては、通常の書籍と同じように、読みの難しい固有名詞などにはルビが付与される場合がある。
ルビの付与の仕方については、読者にとって読みやすいようにルビを配置するための手法が広く研究されている。たとえば、特開平11−25075号公報に開示されている「ルビの配置方法」にはその一手法が開示されている。具体的には、ルビの文字数が多い場合に、ルビ禁止領域からルビが外れるように文字に対するルビの相対位置を変更している。これにより、自然なルビ振りを行いつつ、文字をできる限り標準間隔で詰めて読みやすいルビの配置を実現できるようにしている。
特開平11−25075号公報(平成11年1月29日公開)
電子書籍は、従来、主にパーソナルコンピュータなどの比較的表示画面が広く画素数の多い環境で読まれていた。しかしながら、携帯電話を含む携帯型の計算機(以下、単に携帯型機器と称する)における近年の計算機能力の向上に伴い、それら機器でも読むことができるようになってきている。
一方、携帯型機器では、表示画面が小さい、あるいは画素数が少ないなど、1行に表示可能な文字数が少なくなる。さらに、あらかじめ記憶しているフォントサイズの種類が少なく、本文の文字数を多く確保しようとすると、ルビと本文が同じフォントサイズとなってしまうこともある。このような状況において、特許文献1に記載のルビの配置方法では、ルビが振られる文字が多くなった場合に1行あたりの本文の文字数が少なくなってしまい、かえって読みづらくなってしまうという問題がある。
この問題に対して、1行の文字数を自然に確保しようとすると、図17に示すように、ルビが行の全体を占めてしまう場合もある。なお、201はルビが並んだ行であり、202は本文の文字列が並んだ行である。このようにルビが並んでしまうとルビの切れ目が分からず、読者にとって読みづらい表示となってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置において1行に表示可能な文字数が少ない場合であっても、ルビの切れ目が視覚的に明瞭となり、読者にとって読み易い表示を可能とする文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の文書処理装置は、第1の文字列を配置する第1文字列配置手段と、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置手段とを備えている文書処理装置において、第2文字列配置手段は、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させることを特徴としている。
また、本発明の文書処理方法は、第1の文字列を配置する第1文字列配置ステップと、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置ステップとを備えている文書処理方法において、第2文字列配置ステップは、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる処理を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させるので、表示装置において1行に表示可能な文字数が少ない場合であっても、文字の切れ目を視覚的に把握できるようになり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記第1の文字列が2個以上の部分文字列からなる場合に、それら複数の部分文字列のうちの少なくとも2個の部分文字列に対応した部分文字列からなる第2の文字列を配置する構成としてもよい。
また、上記の文書処理装置において、前記第1の文字列はルビが付与される文字列であり、前記第の文字列は前記ルビである構成としてもよい。
上記の構成によれば、一つのまとまりのルビごとにルビの表示の様態を変化させるので、表示装置において1行に表示可能な文字数が少ない場合であっても、ルビの切れ目を視覚的に把握できるようになり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる総文字数が所定の文字数より多い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる総文字数が所定の文字数より多い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させるので、1行に含まれる文字数が少なく、文字の切れ目を視覚的に把握し易い場合のように、文字の表示の様態を変化させることが不必要な場合の処理を抑制することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる文字の表示領域が所定の大きさよりも大きい場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる文字の表示領域が所定の大きさよりも大きい場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させるので、1行に含まれる文字の表示領域が小さく、文字の切れ目を視覚的に把握し易い場合のように、文字の表示の様態を変化させることが不必要な場合の処理を抑制することができる。
上記の文書処理装置において、隣り合う一つのまとまりの文字同士の間隔が所定の長さよりも短い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、隣り合う一つのまとまりの文字同士の間隔が所定の長さよりも短い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させるので、隣り合う一つのまとまりの文字同士の間隔が長く、文字の切れ目を視覚的に把握し易い場合のように、文字の表示の様態を変化させることが不必要な場合の処理を抑制することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として文字の描画座標を第2の文字列の配置方向に交わる方向へ変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示の様態の変化として文字の描画座標を第2の文字列の配置方向に交わる方向へ変化させるので、隣り合う一つのまとまりの文字同士の切れ目を視覚的に容易に認識することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として文字の色を変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示の様態の変化として文字の色が変化するので、隣り合う一つのまとまりの文字同士の切れ目を視覚的に容易に認識することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化としてフォントを変化させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示の様態の変化としてフォントが変化するので、隣り合う一つのまとまりのルビ同士の切れ目を視覚的に容易に認識することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として文字の区切りを示す線を配置する構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示の様態の変化として文字の区切りを示す線が配置されるので、隣り合う一つのまとまりの文字同士の切れ目を視覚的に容易に認識することができる。
上記の文書処理装置において、第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として、領域を識別できる画像パターンを文字に重ね合わせて配置する構成としてもよい。
上記の構成によれば、表示の様態の変化として、領域を識別できる画像パターンが文字に重ね合わせて配置されるので、隣り合う一つのまとまりの文字同士の切れ目を視覚的に容易に認識することができる。
以上のように、本発明の文書処理装置は、第2文字列配置手段が、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる構成である。
また、本発明の文書処理方法は、第2文字列配置ステップが、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる処理を含んでいる構成である。
これにより、表示装置において1行に表示可能な文字数が少ない場合であっても、文字の切れ目を視覚的に把握できるようになり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
〔実施の形態1〕
図1は、本実施の形態における文書表示装置11を示すブロック図である。文書表示装置11は、文書処理装置21、記録装置22および表示装置23を備えている。文書処理装置21は、入力部31および文字列配置部32を備えている。文字列配置部32には、記録装置22および表示装置23が接続されている。
本実施の形態において、表示装置23に表示される文字列は横書きに配置され、ルビを配置する行は、本文をなす文字列(以下、単に本文文字列と称する)を配置する行の上に設けられるものとする。なお、本文文字列はルビを振る対象となる文字を含む文字列である。また、各文字列の配置はこれに限定されない。例えば縦書きであって、ルビを配置する列が本文文字列を配置する列の右に設けられていてもよい。
記録装置22は、例えば外部から入力された文書情報を記憶している。この文書情報は、図3に示すように、本文情報、およびルビであることを示すタグにはさまれたルビ情報を含んでいる。具体的には、2個のタグ<ruby>間にルビつきの文字列が記述され、2個タグ<rb>間に本文(本文文字列)が記述され、2個のタグ<rt>間にルビが記述されている。なお、文書情報は図3に記載のものに限らず、本文とルビとの区別ができるデータ構造であればどのような形態でもよい。
表示装置23は、文書表示領域として、例えば縦144ピクセル、横192ピクセルの表示機能を有するものである。
文書処理装置21の入力部31は、文書表示装置11の使用者が操作可能な押しボタンや入力キーなどの入力操作部を有しており、使用者からの例えば表示する画面を進めることを要求する入力を受け付ける。
文書処理装置21の文字列配置部32は、記録装置22に記録されている文書情報を用いて、本文文字列とルビ文字列とを表示するためのビットパターンを出力する。本実施の形態において、表示装置23の画面に表示する文字のビットパターンは本文とルビとの全ての文字について縦12ピクセル、横12ピクセルとする。したがって、表示装置23では、1行あたり16文字が配置され、本文を表示するための行とルビを表示するための行とがそれぞれ6行ずつ配置される。なお、以下の説明において、本文文字列とルビ文字列とは、同じ大きさの文字からなるものとしているが、異なる大きさの文字からなるものであってもよく、さらに、文字ごとに大きさが異なっていてもよい。
文字列配置部32は、図2に示すように、文字情報取得部41、本文文字列配置部(第1文字列配置手段)42、ルビ文字列配置部(第2文字列配置手段)43、文字色設定部(第2文字列配置手段)44およびルビ文字数計算部(第2文字列配置手段)45を備えている。
文字情報取得部41は、表示装置23に表示する文書情報の文字を記録装置22から取得する。本文文字列配置部42は、表示装置23において、文字情報取得部41にて取得された文字情報が文字色設定部44にて設定された文字色にて一行おきに表示されるように、上記文字情報を本文文字列として配置する。ルビ文字列配置部43は、表示装置23において、本文文字列配置部42にて配置される本文文字列に対応するルビ文字列が文字色設定部44にて設定された文字色にて対応する本文文字列の上に表示されるように、上記ルビ文字列を配置する。
文字色設定部44は、表示装置23にて表示される、本文文字列の色を設定するとともに、ルビ文字数計算部45での計算結果に基づいてルビ文字列の色を設定する。ルビ文字数計算部45は、ルビ文字列が配置される各行のルビ文字数を計算する。
図4は、文書処理装置21の動作の概要を示すフローチャートである。以下、図4に従って文書処理装置21の動作の概要を説明する。
文書処理装置21が処理を開始すると、まず文字列配置部32は、記録装置22に記録されている文書情報を読み込む(S11)。ここで読み込む文書情報は、記録装置22に複数の文書情報(文字情報を含む情報)が記録されている場合、例えば入力部31によって選択された何れかの文書情報である。
さらに、文字列配置部32は、所定の行数の分だけ、各行に対して文字列を配置する(S12)。この処理における文字列配置部32の動作については後に詳述する。この文字列の配置処理では、本文文字列およびルビ文字列を表すビットパターンが文字列配置部32から出力される。文字列を配置した情報すなわち上記ビットパターンは、表示装置23に入力され、表示装置23ではそのビットパターンに従って文字列が表示される。
その後、文字列配置部32では、入力部31から使用者によって表示画面の更新指令が入力されたかどうか判定し(S13)、更新指令が入力されていなければその状態を維持する。
また、S13において更新指令が入力されていれば、記録装置22に記録されている文書情報(現在表示中の文書情報)を最後まで表示したかどうか判定し(S14)、最後まで表示していれば処理を終了する。一方、最後まで表示していなければ、S11へ戻り、引き続きそれ以下の処理を繰り返す。
図5は、文字列配置部32の動作の詳細を示すフローチャートである。以下、図5に従って文字列配置部32の動作について説明する。
まず、初期値として、本文情報(本文文字列)の文字色を黒とし、ルビ文字列の文字色を黒とし、描画対象行を表す変数Lに1を代入する(S21)。
次に、文字情報取得部41は、記録装置22に記録されている所定の文書情報から本文情報として6行分の文字を取得する(S22)。なお、この処理が所定の文書情報に対する最初の処理であれば、文書情報の先頭から6行分取得し、所定の文書情報に対する継続的な処理であれば、それまで取得済みの行の次の行から6行分取得する。
次に、本文文字列配置部42は、S22にて取得した本文情報から表示装置23での表示における1行の本文文字列を構成する数の文字を取り出し、L+1行目に対応する座標にそれら文字のビットパターンを配置していく(S23)。
次に、ルビ文字数計算部45は、S23において配置された本文文字列に対応する、1行分のルビの文字数を計算する(S24)。
次に、文字色設定部44は、S24において計算されたルビを構成する文字数が9文字(しきい値)を超えているかどうか判定する(S25)。この判定の結果、9文字を超えていればS26に進み、超えていなければS27に進む。
S26では、文字色設定部44は、現在のルビの文字色が黒であれば赤に変更し、赤であれば黒に変更して、S27に進む。この処理は、1行分のルビの文字数がしきい値を超えた場合に、隣あうタグ一つ分のルビの色が連続して同じ色にならないようにする処理である。
S27では、ルビ文字列配置部43は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に配置する。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文文字列に最も近くなるように設定する。
次に、ルビ文字列配置部43は、1行分のルビの配置が終了したかどうか判定する(S28)。この判定の結果、配置が終了していればS29へ進み、終了していなければS25に戻る。
S29では、本文文字列配置部42は、次の行に文字列を配置するためにLに2を加算する。
次に、本文文字列配置部42は、1画面分の処理が終了したかどうか判定する(S30)。具体的には、Lが11よりも大きいかどうか判定する。この判定の結果、Lが11よりも大きければ、1画面分の処理が終了したと判断して処理を終了する。一方、Lが11よりも大きくなければ、次の行に文字列を配置するためにS23に戻りそれ以下の処理を繰り返す。
以上のように、本実施の形態においては、1行分のルビの文字数がしきい値を超えた場合に、隣あうタグ一つ分のルビの色が連続して同じ色にならないようにルビの色を切り替えている。したがって、例えば、表示装置23において1行に表示可能な文字数が少なく、隣あうタグ一つ分のルビ同士がつながってしまうような場合であっても、ルビの切れ目が視覚的に明瞭となり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
なお、本実施の形態においては、上記のように、1行分のルビの文字数がしきい値を超えた場合に、隣あうタグ一つ分のルビの色が連続して同じ色にならないようにルビの色を切り替えているが、1行分のルビの文字数がしきい値を超えた場合という条件を設けることなく、隣あうタグ一つ分のルビの色が連続して同じ色にならないようにルビの色を切り替える構成としてもよい。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について以下に説明する。
本実施の形態における文書処理装置21は、図2に示した文字列配置部32に代えて図6に示す文字列配置部51を備えている。なお、図6は文字列配置部51の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、表示装置23の画面に表示される文字のビットパターンは、本文について縦12ピクセル、横12ピクセルであり、ルビについて縦9ピクセル、横9ピクセルであるものとする。
文字列配置部51は、図6に示すように、図2に示した文字色設定部44およびルビ文字数計算部45に代えてルビ表示領域広さ計算部(第2文字列配置手段)61を備え、さらにルビ文字列配置部43に代えてルビ文字列配置部(第2文字列配置手段)62を備えている。
ルビ表示領域広さ計算部61は、1行分の本文文字列に対応する、1行分のルビが表示される領域の広さを計算する。ルビ文字列配置部62は、ルビ表示領域広さ計算部61での計算結果に基づいて、下記のように、表示装置23に表示されるルビの配置位置を設定する。他の構成は実施の形態1に示した文書処理装置21と同様である。
図7は、文字列配置部32の動作の詳細を示すフローチャートである。以下、図7に従って文字列配置部32の動作について説明する。
まず、初期値として、描画対象行を表す変数Lに1を代入し、ルビ配置基準オフセットを表す変数Rに0を代入して初期値を与える(S41)。ここで、ルビ配置基準オフセットは、ルビ文字列の方向と直交する方向(本実施形態において縦方向)での基準位置に対する変位を表すものである。例えば、変数Rが0であれば、そのルビ文字列(タグ(図3参照)一つ分のルビ)はそのルビ文字列の前に配置されたルビ文字列と縦方向において同一位置に配置されることになる。
次に、文字情報取得部41は、記録装置22に記録されている所定の文書情報から
情報として6行分の文字を取得する(S42)。なお、この処理が所定の文書情報に対する最初の処理であれば、文書情報の先頭から6行分取得し、所定の文書情報に対する継続的な処理であれば、それまで取得済みの行の次の行から6行分取得する。
次に、本文文字列配置部42は、S42にて取得された本文情報から表示装置23での表示における1行の本文文字列を構成する数の文字を取り出し、L+1行目に対応する座標にそれら文字のビットパターンを配置していく(S43)。
次に、ルビ表示領域広さ計算部61は、S43において配置された本文文字列に対応する、1行分のルビが表示される領域の広さを計算する(S44)。本実施の形態においては、上記領域の縦幅を無視し、横幅のみに着目して計算する。上記領域の広さは、ルビ文字の横幅を占めるピクセル数、すなわち9を文字数に掛けることにより求めることができる。
次に、ルビ文字列配置部62は、S44において計算された横幅のピクセル数が100ピクセル(しきい値)を超えているかどうか判定する(S45)。この判定の結果、100ピクセルを超えていればS46に進み、超えていなければS47に進む。
S46では、ルビ文字列配置部62は、現在のルビ配置基準オフセットを表す変数Rが、−1より大きければ変数Rに−1を代入し、−1以下であれば変数Rに1を代入し、S47に進む。
S47では、ルビ文字列配置部62は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に配置する。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文の文字列に最も近くなるように設定する。ルビの位置を示す縦座標は、ルビの配置対象となる本文文字列の行の上の、ルビの配置対象とはならない本文文字列の行から2ピクセル下を基準とし、さらにその座標に変数Rを加算した座標とする。
この場合のルビの配置を図8に示す。図8では、本文文字列を配置する第1の行の下にルビを配置する行が存在し、その下に本文文字列を配置する第2の行が存在する。第1の行は上記ルビの配置対象ではない行であり、第2の行は上記ルビの配置対象の行である。
上記の処理は、1行分のルビが表示される領域の広さがしきい値を超えた場合に、タグ一つ分のルビが連続して縦方向における同一位置に配置されないようにする処理である。
次に、ルビ文字列配置部62は、1行分のルビの配置が終了したかどうか判定する(S48)。この判定の結果、配置が終了していればS49へ進み、終了していなければS45に戻る。
S49では、本文文字列配置部42は、次の行に文字列を配置するためにLに2を加算する。
次に、本文文字列配置部42は、1画面分の処理が終了したかどうか判定する(S50)。具体的には、Lが11よりも大きいかどうか判定する。この判定の結果、Lが11よりも大きければ、1画面分の処理が終了したと判断して処理を終了する。一方、Lが11よりも大きくなければ、次の行に文字列を配置するためにS43に戻りそれ以下の処理を繰り返す。
図9には、以上の処理の結果、表示装置23に表示される文書情報の例を示す。同図において、65がルビを配置した行であり、66が本文を配置した行である。「ぎじゅつてき」というルビと「せいしつ」というルビとは、縦座標が異なる位置に配置されている。
以上のように、本実施の形態においては、1行分のルビが表示される領域の広さがしきい値を超えた場合に、タグ一つ分のルビが連続して縦方向における同一位置に配置されないようにしている。したがって、例えば、表示装置23において1行に表示可能な文字数が少なく、隣あうタグ一つ分のルビ同士がつながってしまうような場合であっても、ルビの切れ目が視覚的に明瞭となり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
なお、本実施の形態においては、上記のように、1行分のルビが表示される領域の広さがしきい値を超えた場合に、タグ一つ分のルビが連続して縦方向における同一位置に配置されないようにしているが、1行分のルビが表示される領域の広さがしきい値を超えた場合という条件を設けることなく、タグ一つ分のルビが連続して縦方向における同一位置に配置されないようにする構成としてもよい。
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について以下に説明する。
本実施の形態における文書処理装置21は、図2に示した文字列配置部32に代えて図10に示す文字列配置部71を備えている。なお、図10は文字列配置部71の構成を示すブロック図である。
文字列配置部71は、図10に示すように、図2に示した文字色設定部44、ルビ文字数計算部45およびルビ文字列配置部43に代えてビットパターン設定部(第2文字列配置手段)81、ルビ間隔計算部(第2文字列配置手段)82およびルビ文字列配置部(第2文字列配置手段)83を備えている。
ビットパターン設定部81は、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔についてのルビ間隔計算部82による判定結果に基づいて、次に配置されるルビのビットパターンを設定する。ルビ間隔計算部82は、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔を計算し、その間隔が3ピクセル(しきい値)以下かどうか判定する。ルビ文字列配置部83は、ビットパターン設定部81にて設定されたビットパターンにて各ルビを配置する。
本実施の形態において、表示装置23は、文書表示領域として縦240ピクセル、横320ピクセルの表示機能を有するものとする。また、文字列配置部71において、画面に表示する文字のビットパターンは、全ての文字について縦20ピクセル、横20ピクセルであるとし、明朝体のようなセリフのあるビットパターン(フォント)と、ゴシック体のようなセリフのないビットパターン(フォント)との二種類のビットパターンを選択して表示可能であるものとする。
図11は、文字列配置部71の動作の詳細を示すフローチャートである。以下、図11に従って文字列配置部71の動作について説明する。
まず、初期値として、描画対象行を表す変数Lに1を代入し、文字ビットパターンを表す変数Fに0を代入する(S61)。
次に、文字情報取得部41は、記録装置22に記録されている所定の文書情報から本文情報として6行分の文字を取得する(S62)。なお、この処理が所定の文書情報に対する最初の処理であれば、文書情報の先頭から6行分取得し、所定の文書情報に対する継続的な処理であれば、それまで取得済みの行の次の行から6行分取得する。
次に、本文文字列配置部42は、S62にて取得された本文情報から表示装置23での表示における1行の本文文字列を構成する数の文字を取り出し、L+1行目に対応する座標にそれら文字のビットパターンを配置していく(S63)。ここで、本文情報の各文字のビットパターンはセリフのないビットパターンである。
次に、ルビ文字列配置部83は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に仮に配置する(S64)。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文文字列に最も近くなるように設定する。
次に、ルビ間隔計算部82は、S64において仮配置されたルビと一つ前に配置されたルビとの間隔を計算し、その間隔が3ピクセル(しきい値)以下かどうか判定する(S65)。この判定の結果、3ピクセル以下であればS66に進み、そうでなければS67に進む。
S66では、ビットパターン設定部81は、文字ビットパターンを表す変数Fが0であれば1を代入し、1であれば0を代入して、S67に進む。
S67では、ルビ文字列配置部83は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に配置する。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文の文字列に最も近くなるように設定する。また、Fの値を参照し、Fが0であればルビとしてセリフのないビットパターンを使用し、1であればルビとしてセリフのあるビットパターンを使用する。この処理は、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔がしきい値以下である場合に、これら隣り合うルビ(タグ一つ分のルビ)が同一のビットパターンに設定されてないようにする処理である。
次に、ルビ文字列配置部83は、1行分のルビの配置が終了したかどうか判定する(S68)。この判定の結果、配置が終了していればS69へ進み、終了していなければS64に戻る。
S69では、本文文字列配置部42は、次の行に文字列を配置するためにLに2を加算する。
次に、本文文字列配置部42は、1画面分の処理が終了したかどうか判定する(S70)。具体的には、Lが11よりも大きいかどうか判定する。この判定の結果、Lが11よりも大きければ、1画面分の処理が終了したと判断して処理を終了する。一方、Lが11よりも大きくなければ、次の行に文字列を配置するためにS63に戻りそれ以下の処理を繰り返す。
図12には、以上の処理の結果、表示装置23に表示される文書情報の例を示す。同図において、85がルビを配置した行であり、86が本文を配置した行である。セリフあるビットパターンとセリフのないビットパターンが交互に配置されている。
また、ルビ文字列配置部83におけるS67での処理は、上記のものに代えて下記のものであってもよい。
S67では、ルビ文字列配置部83は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に配置する。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文の文字列に最も近くなるように設定する。また、Fの値を参照し、Fが0であれば文字列のビットパターンをそのまま使用し、1であればルビとして図13(a)に示すビットパターンを文字列のビットパターンに重ねて配置する。上記ビットパターンは、領域を識別できる画像パターンとして表示されるものであり、例えば文字の網掛け処理に使用されるものである。
図13(b)には、上記の処理の結果、表示装置23に表示される文書情報の例を示す。同図において、87がルビを配置した行であり、88が本文を配置した行である。図13(a)に示したビットパターンがルビに重なった状態のビットパターンと、フォントのみのビットパターンとが交互に配置されている。なお、重ねて配置されるビットパターンは図13(a)に示したものに限らず、隣り合うルビと視覚的に区別がつけられるものであればどのようなパターンでもよい。
以上のように、本実施の形態においては、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔がしきい値以下である場合に、これら隣り合うルビ(タグ一つ分のルビ)が同一のビットパターンに設定されてないようにしている。したがって、例えば、表示装置23において1行に表示可能な文字数が少なく、隣あうタグ一つ分のルビ同士がつながってしまうような場合であっても、ルビの切れ目が視覚的に明瞭となり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
なお、本実施の形態においては、上記のように、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔がしきい値以下である場合に、これら隣り合うルビ(タグ一つ分のルビ)が同一のビットパターンに設定されてないようにしているが、先に配置されたルビとその次に配置されるルビとの間隔がしきい値以下である場合という条件を設けることなく、隣り合うルビ(タグ一つ分のルビ)が同一のビットパターンに設定されてないようにする構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、上記のように、セリフのあるフォントとセリフのないフォントを用いてビットパターンの変更を行っているが、同様にボールドや斜体などのように視覚的に異なるフォントならば何を用いてもよい。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施形態について以下に説明する。
本実施の形態における文書処理装置21は、図2に示した文字列配置部32に代えて図14に示す文字列配置部101を備えている。なお、図14は文字列配置部101の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、表示装置23の画面に表示される文字のビットパターンは、本文について縦12ピクセル、横12ピクセルであるとし、ルビについて縦12ピクセル、横12ピクセルであるとする。
文字列配置部101は、図14に示すように、図2に示した文字色設定部44およびルビ文字数計算部45に代えて区切り線作成部(第2文字列配置手段)111を備え、さらにルビ文字列配置部43に代えてルビ文字列配置部(第2文字列配置手段)112を備えている。
区切り線作成部111は、タグで指定されたルビの区切りごとに区切り線を作成する。ルビ文字列配置部112は、表示装置23において、本文文字列配置部42にて配置される本文文字列に対応するルビ文字列を本文文字列の上に表示されるように配置するとともに、タグで指定されたルビの区切りごとに区切り線を配置する。
図15は、文字列配置部101の動作の詳細を示すフローチャートである。以下、図15に従って文字列配置部101の動作について説明する。
まず、初期値として、描画対象行を表す変数Lに1を代入する(S81)。
次に、文字情報取得部41は、記録装置22に記録されている所定の文書情報から本文情報として6行分の文字を取得する(S82)。なお、この処理が所定の文書情報に対する最初の処理であれば、文書情報の先頭から6行分取得し、所定の文書情報に対する継続的な処理であれば、それまで取得済みの行の次の行から6行分取得する。
次に、本文文字列配置部42は、S82にて取得された本文情報から表示装置23での表示における1行の本文文字列を構成する数の文字を取り出し、L+1行目に対応する座標にそれら文字のビットパターンを配置していく(S83)。
次に、ルビ文字列配置部112は、タグ(図3参照)一つ分のルビをL行目に配置する(S84)。このとき、ルビの位置を示す横座標は対応する本文文字列に最も近くなるように設定する。
次に、ルビ文字列配置部112は、S84において配置したルビの最後の文字の最も右の縦11ピクセル、横1ピクセルを黒にする。すなわち、区切り線を配置する(S85)。この区切り線は区切り線作成部111にて作成される。
次に、ルビ文字列配置部112は、1行分のルビの配置が終了したかどうか判定する(S86)。この判定の結果、1行分のルビの配置が終了していればS87へ進み、終了していなければS84に戻る。
S87では、本文文字列配置部42は、次の行に文字列を配置するためにLに2を加算する。
次に、本文文字列配置部42は、1画面分の処理が終了したかどうか判定する(S88)。具体的には、Lが11よりも大きいかどうか判定する。この判定の結果、Lが11よりも大きければ、1画面分の処理が終了したと判断して処理を終了する。一方、Lが11よりも大きくなければ、次の行に文字列を配置するためにS83に戻りそれ以下の処理を繰り返す。
図16には、以上の処理の結果、表示装置23により表示される文書情報の例を示す。同図において、85がルビを配置した行であり、86が本文を配置した行である。ルビを配置した行85においては、タグで指定されたルビの区切りごとに区切り線が配置されている。
以上のように、本実施の形態においては、タグで指定されたルビの区切りごとに区切り線が配置される。したがって、例えば、表示装置において1行に表示可能な文字数が少なく、隣あうタグ一つ分のルビ同士がつながってしまうような場合であっても、ルビの切れ目が視覚的に明瞭となり、読者にとって読み易い表示が可能となる。
なお、以上の説明においては、第2の文字列が「ルビ」である場合について説明したが、第2の文字列は「ルビ」のみに限定されない。例えば、第1の文字列(例えば本文の文字列)に対して付加する注釈文、あるいは第1の文字列(例えば本文の文字列)中の語句に対する短い説明文の文字列であってもよい。
最後に、文字列配置部32,51,71,101の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、文字列配置部32,51,71,101は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである文字列配置部32,51,71,101の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記文字列配置部32,51,71,101に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、文字列配置部32,51,71,101を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の構成は、1行に表示可能な文字数が少ない携帯型の表示装置、例えば携帯電話などに利用可能である。
本発明の実施の形態における文書処理装置を備えた文書表示装置を示すブロック図である。 図1に示した文字列配置部の構成を示すブロック図である。 図1に示した記録装置に記録されている文書情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 図1に示した文字列配置部の動作の概要を示すフローチャートである。 図2に示した文字列配置部の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態における文書処理装置の文字列配置部の構成を示すブロック図である。 図6に示した文字列配置部の動作を示すフローチャートである。 図7に示したS47の処理の説明図である。 図6に示した文書処理装置の処理によって表示装置に表示される文書情報の例を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態における文書処理装置の文字列配置部の構成を示すブロック図である。 図10に示した文字列配置部の動作を示すフローチャートである。 図10に示した文書処理装置の処理によって表示装置に表示される文書情報の例を示す説明図である。 図13(a)は図12に示したS67での他の処理で用いるビットパターンの一例を示す説明図、図13(b)は上記ビットパターンを使用したS67での処理の結果を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態における文書処理装置の文字列配置部の構成を示すブロック図である。 図14に示した文字列配置部の動作を示すフローチャートである。 図14に示した文書処理装置の処理によって表示装置に表示される文書情報の例を示す説明図である。 従来の文書処理装置による文書情報の表示において、ルビが行全体を占めてしまう場合の例を示す説明図である。
符号の説明
11 文書表示装置
22 記録装置
23 表示装置
32 文字列配置部
41 文字情報取得部
42 本文文字列配置部(第1文字列配置手段)
43,62,83,112 ルビ文字列配置部(第2文字列配置手段)
44 文字色設定部(第2文字列配置手段)
45 ルビ文字数計算部(第2文字列配置手段)
61 ルビ表示領域広さ計算部(第2文字列配置手段)
81 ビットパターン設定部(第2文字列配置手段)
82 ルビ間隔計算部(第2文字列配置手段)
111 区切り線作成部(第2文字列配置手段)

Claims (14)

  1. 第1の文字列を配置する第1文字列配置手段と、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置手段とを備えている文書処理装置において、
    第2文字列配置手段は、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる総文字数が所定の文字数より多い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させることを特徴とする文書処理装置。
  2. 第1の文字列を配置する第1文字列配置手段と、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置手段とを備えている文書処理装置において、
    第2文字列配置手段は、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる文字の表示領域が所定の大きさよりも大きい場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させることを特徴とする文書処理装置。
  3. 第1の文字列を配置する第1文字列配置手段と、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置手段とを備えている文書処理装置において、
    第2文字列配置手段は、隣り合う一つのまとまりの文字同士の間隔が所定の長さよりも短い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させることを特徴とする文書処理装置。
  4. 前記第1の文字列はルビが付与される文字列であり、前記第2の文字列は前記ルビであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の文書処理装置。
  5. 第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として文字の描画座標を第2の文字列の配置方向に交わる方向へ変化させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の文書処理装置。
  6. 第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として文字の色を変化させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の文書処理装置。
  7. 第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化としてフォントを変化させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の文書処理装置。
  8. 第2文字列配置手段は、前記表示の様態の変化として、領域を識別できる画像パターンを文字に重ね合わせて配置することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の文書処理装置。
  9. 請求項1からの何れか1項に記載の文書処理装置と、文書を表示する表示装置と、この表示装置に表示される文書を記憶する記憶装置とを備えていることを特徴とする文書表示装置。
  10. 第1の文字列を配置する第1文字列配置ステップと、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置ステップとを備えている文書処理方法において、
    第2文字列配置ステップは、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる総文字数が所定の文字数より多い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる処理を含んでいることを特徴とする文書処理方法。
  11. 第1の文字列を配置する第1文字列配置ステップと、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置ステップとを備えている文書処理方法において、
    第2文字列配置ステップは、第2の文字列の配置方向の1行に含まれる文字の表示領域が所定の大きさよりも大きい場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる処理を含んでいることを特徴とする文書処理方法。
  12. 第1の文字列を配置する第1文字列配置ステップと、前記第1の文字列に対応する第2の文字列を第1の文字列に沿って配置する第2文字列配置ステップとを備えている文書処理方法において、
    第2文字列配置ステップは、隣り合う一つのまとまりの文字同士の間隔が所定の長さよりも短い場合に、第2の文字列を構成する文字の一つのまとまりごとに表示の様態を変化させる処理を含んでいることを特徴とする文書処理方法。
  13. 請求項1からのいずれか1項に記載の文書処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるための文書処理プログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005349768A 2005-12-02 2005-12-02 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP4640983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005349768A JP4640983B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005349768A JP4640983B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007156746A JP2007156746A (ja) 2007-06-21
JP4640983B2 true JP4640983B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=38241042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005349768A Expired - Fee Related JP4640983B2 (ja) 2005-12-02 2005-12-02 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4640983B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6300601B2 (ja) * 2014-03-31 2018-03-28 Kddi株式会社 辞書装置、形態素解析装置、データ構造ならびに形態素解析の方法およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125892A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Sharp Corp ルビ表示装置、ルビ表示方法およびルビ表示プログラムを記録した媒体
JP2004038869A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Sharp Corp 文章表示変換装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125892A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Sharp Corp ルビ表示装置、ルビ表示方法およびルビ表示プログラムを記録した媒体
JP2004038869A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Sharp Corp 文章表示変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007156746A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8209600B1 (en) Method and apparatus for generating layout-preserved text
JP2008158765A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
US20060294473A1 (en) Page Bar Control
KR20180048774A (ko) 디지털 노트 필기의 시스템 및 방법
US7773089B2 (en) Displaying character strings based on font information
JP6135331B2 (ja) 電子機器、プログラム、および、検索システム、検索方法
CN110968988A (zh) 显示处理方法、装置、电子设备及可读存储介质
JPWO2013051077A1 (ja) コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、プログラム、および記録媒体
JP4640983B2 (ja) 文書処理装置、文書表示装置、文書処理方法、文書処理プログラムおよび文書処理プログラムを記録した記録媒体
US20040210853A1 (en) Method for dynamically distinguishing a character string
CN106648367A (zh) 一种点读方法和点读装置
US20210073458A1 (en) Comic data display system, method, and program
JP2005070939A (ja) 文字列処理装置、文字列処理方法、プログラム及び記録媒体
JP5501915B2 (ja) レイアウト選択装置、レイアウト選択方法、レイアウト選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置およびコンテンツ作成方法
KR100320062B1 (ko) 손으로쓴입력표시장치
WO2010143500A1 (ja) 文書閲覧装置、文書表示方法および文書表示プログラム
JP4741916B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び該方法を実行するための画像処理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3899336B2 (ja) 文書処理装置、文書処理方法、文書処理プログラム、および、記録媒体
WO2013051077A1 (ja) コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、プログラム、および記録媒体
JP2011242848A (ja) 電子機器、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100962592B1 (ko) 문자 확대를 지원하는 단말, 단말의 문자 확대 방법 및 이를 기록한 기록매체
JP3813506B2 (ja) 出力処理方法、出力処理装置、出力処理プログラム、および出力処理プログラムを記録した記録媒体
WO2012039244A1 (ja) 表示装置、表示方法、プログラムおよびその記録媒体
CN102906733B (zh) 文本连续性的指示符
JP4786444B2 (ja) 文書処理装置、そのプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体、電子表示器、ならびに文書処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees