JP4638984B2 - データファイルをマッピングするための方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(発明の分野)
この発明は、データファイル(もしくは単一のデータファイルの一部)の間の関係をマッピングする(図表示する)ための方法、データファイル間(もしくはデータファイル内)で移動する方法、およびそれらの方法を実行するために構成された装置に関する。この発明は、さらにデータファイルのマップ(図式)を表示するディスプレイを含む装置(デバイス)、特に、絶対条件またはマップされるべきデータファイルの数(例えば、100もしくは1000ものファイル)に関して低い解像度のスクリーンを有する装置に関する。
【0002】
この文書を通して参照されるファイルは電子ファイルでもよいが、一方では他の記録媒体、例えば光学的またはホログラフィックデータ記憶媒体に記憶されたファイルであってもよい。以下に詳細に議論されるように、この発明は例えばワールドワイドウェブ(world wide web)の一部であるデータファイル間の関係を表示するために、特に適当である。
【0003】
(先行技術の議論)
ワールドワイドウェブに記憶されている莫大な数の情報は、データファイルに分けられ、各々が”アドレス”を持ち、”サーバ”と呼ばれるコンピュータ上に記憶される。一種のファイルは"ページ"と呼ばれ単に1セットの情報を含んでいる。情報のフォーマットは、ページごとに異なり、例えばあるページは単にテキストを含んでいてもよいが、一方では他のものは例えばそのページのある点で表示するためにオーデイオもしくはビジュアルファイルの参照を含んでもよい。”ブラウザ”と呼ばれるプログラムを使うことによりウェブのユーザは”ブラウザアレイ”というスクリーンの一部でページを表示することができる(例えば一度に1ページ)。特にユーザは、ウェブページに一致するウェブ内でロケーション(位置)を持っており、その位置に一致するページを見ると言われている。
【0004】
番号順に配列された従来の本のページのように、ワールドワイドウェブのページは互いに論理的な関係を定義するが、ウェブのページ間の論理的な関係は単純な番号順のものよりもっと複雑である。これら論理的な関係の目的は関連した情報を含むページに接続することである。例えば、最初のトピックスについての情報を含んだページ(”特許”と言う)は、関連したトピックスの情報を含んでいる1つまたはそれ以上の他のページに論理的に関連してもよい("弁理士"等)。
【0005】
ページ間の論理的な関係は”ハイパーリンク”として知られる論理的なリンクによって明確にされる。ハイパーリンクは協定により”ハイパーテキスト”プログラミング作成言語(あるいはフラッシュ(Flash)またはリンゴ(Lingo)ファイルのようなもっと複雑化されたコンテンツプレゼンテーションフォーマット)において定義され、ワールドワイドウェブが基礎を置く言語の型である(ハイパーテキストという用語は一般に”ハイパーテキストマークアップランゲージ(Hypertext Markup Language)”(HTML)、ダイナミック(Dynamic) HTML、ワイアレスマークアップランゲージ(Wireless Markup Language)(WML)、アクティブサーバページなどを含んで使用されている。)、そして”ハイパーリンク”という用語は、例えばJAVAで定義されたリンクまたはレイアウトおよび相互作用のために使用されるその他の言語など、AWTのリンクを意味するためにさらにここで使用される。単一のページは、”アンカー”として知られるそのページの一部(例えばそのページの2〜3語)と関連する1つまたはそれ以上の”ハイパーリンク”を含んでもよい。ハイパーリンクは、ページの”アンカー”部分とワールドワイドウェブの第2ページ(あるいはその第2ページの特定の箇所)の間で論理的な関係を定義する。ユーザは、デイスプレイのアンカー部にカーソルを置き、コンピュータのマウスボタンのようなボタンをクリックすることにより簡単にその第2ページにアクセスすることができる。これは、ユーザーが今見ているページをハイパーリンクによってそれに接続されている第2ページに自動的に置き換える。それゆえ第2ページは、最初のページから”ワンクリック”と言われ、最初のページにつながれたユーザは次のページにアクセス可能で、(すなわちブラウザアレイ範囲内でその2ページ目にあるいくつかの、もしくは全ての情報を表示する)それは単純なクリック作動(スクロールバー上でのクリックは含まれない)によって可能であることを意味している。最初のページはかなり多数のアンカーを含んでもよい。そして各自が最初のページのそれぞれの部分に結びつきを持っており、各自のハイパーリンクを通ってそれぞれの第2ページへ達している。
【0006】
もちろん第2ページもその内にアンカーを持っていて、各自がそれぞれの第3ページへつながってもよい。第3ページは、第1ページから"ツークリック"と言われ、それは2回クリックするという動作により第1ページからアクセスされることが可能という意味で、まずユーザを第1ページから第2ページへ移動させる最初のクリック(すなわちブラウザデイスプレイを、2ページ目表示のために変えること、もしくは第2ブラウザデイスプレイの中でそのページを表示すること)、そして第2ページから第3ページへ移動させる第2クリックのことである。ハイパーリンクはそれゆえ、特定の情報の探索をする上で、ウェブの中で到達できる無数のページを通してナビゲートする有効な道を与えてくれる。それは、ハイパーリンクによって論理的に関連した数々のページの間で動き回ることによって与える。どのページも多くのアンカーを含んでもよいので、それぞれの第1ページに関連した多くの第2ページがあるべきであり、それぞれの第2ページに関連した多くの第3ページがあるべきである。事実上、一定の第1ページからn(回)クリック離れたページの数は、およそn指数にまで上昇する。
【0007】
さらに複雑なものは、"フレームセット(frame set)"と呼ばれるタイプのファイルにより与えてくれる。記憶された情報リストから完全に成り立っているという意味において、ワールドワイドウェブのページは構造されてないかもしれないが、"フレームセット"は構成されていると言えるし、そしてブラウザアレイを多くのセクションに分割し、それらセクションの各々にあるもう一つの前定義されたファイルを表示するファイルとして考えられてもよい。例えば、そうであるから一定のトピックに関している違った種類の情報が異なったセクションに分類される。多数のアンカーはセクションでデイスプレイされたファイルのどれにでもあってもよい。もしユーザがフレームセットである第1ファイルにアクセスするためブラウザを使用するなら、ブラウザ表示エリアフレームセットのセクションの数に一致している多くのセクションに分けられる。ユーザがセクションの一つ内でアンカー部分をクリックすると、ブラウザ表示エリア(あるいはブラウザエリア全体か、新しいブラウザエリア全体)のそのセクション(もしくは違うセクション)は、第2ファイルによって置き換えられる(例えばページ)。この第2ファイルは、ハイパーリンクによってアンカー部分とつながっている。しかし表示エリアのその他(すなわちフレームセットの残りのセクション)は、ユーザに表示されたままでいる。
【0008】
ワールドワイドウェブは、事実ハイパーテキストに基礎を置くネットワークコンピュータファイルシステムの単に一つの例である。システムをベースにしたハイパーテキストのその他の例は、他のインターネットシステムを含む。ワールドワイドウェブとして分類された理由からではなく(例えば、大きな会社や政府によって所有されていて公然とアクセスできないから)、いわゆる"イントラネット(intranet)"システム、もしくはハイパーテキスト言語を使っている全く他のシステム(HTMLまたはDynamic HTML)がファイル間での移動を定義して、許可をだすためにインターネットシステムを含む。これらのシステムは換言すれば"ハイパースペース"と呼ばれてもよいものの例である。すなわちそれは、各自がアドレスか名前を持った1セットのデータファイルで、セットのメンバー間で定義された論理的な関係を持ったファイルのセットである。
【0009】
例えば従来のディレクトリ構造は、ハイパースペースの実例である。ディレクトリ構造は二つの形式のデータファイルから成り立つ:(1)"ブランチノード"とここで呼ばれるデータファイル。それは他のデータファイルへの論理的なリンクを含んでいる(通常はただ含んでいるだけ)。(2)"リーフノード"と呼ばれるデータファイル。それは情報を含んでいてもよいが、ハイパースペースの他のデータファイルへのリンクを含んでいない。例えば空のディレクトリはリーフノードである。それはテキストファイル、PICTファイル、ビデオファイル、もしくはオーディオファイルである。そして空でないディレクトリはブランチノードの例。
【0010】
そのような論理的に関連したデータファイルのセットは、純粋な階層制(ツリー構造)であってもよい。すなわち一つのディレクトリ("ルートディレクトリ")は、階層制の最上レベルに指命される。各自のディレクトリへの一つ論理的なリンクにも最大限があり、(たとえディレクトリそのものが他のデータファイルへの複数の論理的な接続を含んでいてもよいが)全てのデータファイル(全てのデータファイルを含め)は、前段で定義された論理的な接続シリーズに沿って一つのパス(回路)によってルートディレクトリから到達されることができる。一定のディレクトリから一つの論理的なリンクによって到達されることが可能なデータファイルは、ディレクトリ"内"にあるといわれている。ここで第(i+1)レベル(ルートディレクトリは第1レベル)にあるものとしてi個の論理的なリンクに従うことによって最上のディレクトリから到達されることができるデータファイルを参照しよう。
【0011】
事実、ディレクトリ構造は、単純なツリー構造でなくてもよい。例えば、"ショートカット(近道)"が存在したり、あるいはいくつかのあるHTMLファイルやハイパーリンクは議論中であるハイパースペースの定義の範囲内に含まれているからである。それゆえ、ディレクトリ構造は、ファイル間の論理的な関係の実例であってもよい。それはツリー状の構造(ほぼツリー構造)を形成し、そこでは例えば論理的な接続の90%以上がツリー構造に適合する。
【0012】
データファイルの階層システムをナビゲートするための、従来の手段では(例 Microsoft Windows, Microsoft Explorer)、ある一定のデータファイル(例 リーフノード)は、ルートディレクトリから次の手順によって論理的な接続のパスを通って(例えば一つあるいはそれ以上の中間ディレクトリを通って)到達される。ルートディレクトリから、(もしくは任意の他のポイントから)スタートすることにより、シンボルがルートディレクトリで各々のデータファイルのために描かれる。これらのシンボルは、列に表示されて描かれる。ユーザは到達したいデータファイルのパスの上にある中間ディレクトリを表示するシンボルをクリックする。そしてトップディレクトリに変わって中間ディレクトリと共にこの手順はくり返される。第(i+1)レベルのデータファイルを到達するには、i(回)のクリックが必要である。最後のクリックはユーザが到達したいデータファイルを表しているシンボルの上にある。
【0013】
この過程の中でユーザは特定のデータファイルを表しているシンボルだけを見ることになる。それは、もしそのデータファイルがパスの中間ディレクトリのひとつにたまたまあるならばである。従って、ユーザがディレクトリ構造の全体構成を感じとることはどうしても不可能である。例えばリーフノードが階層システムで均一に分配されているかどうかなど分からない。言い換えれば、このナビゲーション手段はディレクトリ構造を明確に思い描くには適当ではない。
【0014】
階層化ディレクトリ構造を視覚化する特定の問題を処置するため、ブライアン.ジョンソンおよびベン.シュネイダーマン("ツリーマップ: 階層化情報構造認識へのアプローチ"、ビジュアリゼーション年会議報、サンディエゴ、p284〜291、IEEE, 1991)は、ディレクトリのデータファイルを表す二次元の図表を描くことを提案した。各データファイルは、図表上長方形で表され、ある一定のディレクトリでデータファイルを表しているその長方形は、そのディレクトリを表している長方形の内で1行または1列で描かれた(すなわち、そのネスティング(nesting)は階層システムに一致する)。リーフノードの場合、長方形は互いに等しい形および範囲で描かれる。
【0015】
従来の大きさのディレクトリ構造では、ここでは約3000ファイル(たぶん20層に)とするが、リーフノードを表しているエリアはとても小さくなる。その結果この文書がリーフノードの分配を視覚化することだけに関係しているので、ジョンソンとシュネイダーマンは、どのディレクトリでもデータファイルを表している長方形は、そのディレクトリを表している長方形を完全にカバーするようにサイズが測られることを勧めている。従って、提案された図表はただリーフノードを表しているエリアをただ含んでいる。従って代表的なディレクトリ構造(その中では、たいていのリーフノードはトップディレクトリから数リンク離れている)の場合、結果は無数の小さな長方形からなる図表である(1000ファイルのディレクトリの場合、図8に示される)。その図の複雑さにもかかわらず、そこからデータ構造のリーフノード分配について統計的情報をすばやく確かめることができる。
【0016】
この技術は、完全なディレクトリ構造についての統計的情報を引き出すことに関係があるので、この技術は階層システムの一部に焦点を当てることはできない。
【0017】
たとえジョンソンとシュネイダーマンの技法が、階層システムの一層だけを再描写するというオプションを含んでいることによって変えられても(すなわちトップディレクトリでないディレクトリから論理的なリンクによって到達されることができるデータファイル)、結果は第2の図表である。つまりそこでは、階層のブランチ(分枝)の全てのデータファイルは第1の図表における形と異なった形をしている。従って、第1の図表と第2の図表の間の詳細な一致は統計的レベルである場合を除いて、非常に理解しがたい。
【0018】
ジョン・ランピングと、ラマナ・ラオ("ハイパーボリックブラウザ:巨大な階層を見るためのフォーカスと情況技術"、ビジュアルランゲッジ&コンピューティングジャーナル,1996,7,p33〜55)は、階層化構造を視覚化するための徹底的に異なる技法を提案する。そこではディレクトリのデータファイルは、重複しない小さなエリアによって表され、ラインによってそれらの間の論理的なリンクが表される。小さなエリアは"フィッシュアイ(fisheye)"歪みを与えるために、ディスプレイエリア上にマッピングされたハイパーボリックプレーン上でレイアウトされる。ユーザはハイパーボリック表示と表示エリアとの間で階層の分枝を可能な限り視覚化できるようにマッピング(図表)を選んでもよいが、しかしそこでも第1の図表と第2の図表の間に正確な対応はない。分枝間の角度は、ユーザが図表の異なるエリアに焦点を当てるごとに変化する。
【0019】
本文もまた詳細を視覚化すること以外の目的で図表の使用を述べていない。また、階層化してないハイパースペースまで容易に広げられることのできる案も提案してない。従ってこの本文は階層化というよりも、好ましくはデータファイルのネットワークであるワールドワイドウェブのページをマッピングすることにうまく適応された技法も提案していない。
【0020】
さらに、提案された図表は必然的にかなり複雑でそのため高い解像度を持つディスプレイ装置を必要とし、詳細を視覚化するようにするために極度なサイズのスクリーンも必要とする。"ツリーマップ"は、エリアがディレクトリのレベルの数に依存しているスケール上で描かれることを必要とし、そしてツリーマップが提案されたタイプのディレクトリでは、それは最大エリアでも表示エリアの1/20にも及ばないということを意味してもよい。同時に最小エリアは、表示エリアの1/1000にも及ばなくてもよい。同様に、ハイパーボリックマップは、リンクを表すために細いラインがディスプレイの上で描かれることを要求する。
【0021】
(発明の概要)
本発明は、データファイル間で種々のフォームの相互接続を表示する新規で有用な方法を提供しようとしている。
【0022】
好ましくは、制限された解像度を持つディスプレイ装置との結合に使用されることができるデータファイル間の論理的な関係をマッピングするための方法を提供することを目的とする(例 マッピングされるべきファイルの数に関して各次元のピクセルの少ない数)。
【0023】
さらに好ましくは、データファイル間の相互接続の表示および/またはナビゲーションを許容する装置を提供しようとしている。
【0024】
さらに好ましくは、ユーザがファイルを開く前に所与のファイルの意味(重要性)を感じとることができるように、ファイルについての制限されたデータ(例 タイトル)のさまざまなレベルにアクセスできるメカニズム(機構)を提供しようとしている。
【0025】
最も広い意味で、この発明は提案する:所与の第1ファイルのために(例 現在のブラウザファイル)、イメージを表示すること(例 スクリーン上で)。そのイメージは、ワンクリック離れた第2ファイルを表しているシンボルを含んでおり、そのシンボル内または近くにはそれぞれの第2ファイルのためのその第2ファイルからワンクリックの第3ファイルを表すシンボルがさらにある。このディスプレイは、第1ファイルからツークリックの第3ファイルを超えて、第1ファイルから任意の数のクリック(例 予め定められた数のクリック)で開いたファイルを含むように一般化されてもよい。任意のレベルで、所与のファイルに論理的に関連しているファイルはその一定のフィルのためのシンボル内にある、もしくは周りに群がっているさらなるシンボル(例 より小さいシンボル)によって表されてもよい。ディスプレイは、データファイルの間をナビゲートするために使用されてもよい。それは、ユーザがデータファイルの1つを開くことを許容している(すなわち、そのデータファイルから情報を引き出す)。
【0026】
それゆえ、本発明の第1局面は、複数のデータファイル間で論理的な関係をマッピングする方法であって、以下を含む:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ;第2領域は、第1ファイルと論理的に関連している1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、かつ第1領域と空間的に関連しており、第2領域のサイズは、第1距離のスケールに従っており、そして、1つまたはそれぞれの第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n);第(i+1)領域は1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルをそれぞれ表しており、その第(i+1)ファイルは、第iファイルと論理的に関連し、かつ第i領域と空間的に関連し、この第i領域は第iファイルを表し、前記第(i+1)領域のサイズは、第(i−1)距離のスケールより小さいそれぞれ第i距離のスケールに従っている。ハイパーリンクは好ましくはハイパーテキストである。
【0027】
nの値は、'2'のような小さいものかもしれないが、それは、好ましくは、より高く(例 少なくとも3、少なくとも4、または少なくとも10)かつ無制限に大きくてもよい。nは以下の1つまたはそれ以上に依存していてもよい:(1)ユーザのスクリーンの解像度、(2)表示を創作するために利用できるコンピュータの資源、(3)第1ファイルから一定の数のクリック分離れたファイルの数、または(4)ユーザによる選択。
【0028】
好ましいケースは、マップがユーザに選ばれたnの正確な予め定義された値のために描かれることであり、ユーザは1つずつnを増やすオプションを持っており、マップはこの新しいnの値と共に発明の第1局面に従って再び描写され、それによって第1ファイルからさらに1つ論理的なリンクを離れたファイルを含む。
【0029】
nの値は小さくなるように選ばれてもよいので(データファイルの数に限らず)、そのためマップは本当に限られた表示容量のスクリーン上でさえも描かれてもよい。以下は、特に限られたテクニカル容量(絶対的または相対的条件で)の特定の技術的ケースにおいて、マッピング方法の可能性をさらに改善する表示の好ましい特徴がリストにされたものである。
【0030】
領域の"サイズ"は、予め定められた方向(位)にある領域の広さであってもよい。領域の1つもしくはそれ以上(もしくは全て)の広さは、2つの正しい方向では大体において等しくてもよい。そしてこの場合"サイズ"は、どちらかの方向の広さでもよい。またそれは、領域のエリアであってもよい。
【0031】
データファイルは、データファイルのどれかのハイパースペースの一部であってもよい。例えば、データファイルと、その間の論理的な関係は(階層化、もしくはツリーのような)、ディレクトリ構造であってもよい。そしてこの場合データファイル間の論理的な関係はディレクトリ構造のリンクであってもよい。例えば、それらは少なくとも4、少なくとも6、10、20、30というレベルを含んでいるディレクトリ構造の一部であってもよい。この場合ディレクトリのデータファイルの数は十分に定義され(数えられる)、そしてそれは少なくとも30、少なくとも100、500、1000、もしくは2000であってもよい。
【0032】
一方では、データファイルはワールドワイドウェブのファイルであってもよい。この場合はデータファイルのトータル数であって、nは非常に大きくそして実質上数えることができない。
【0033】
また、データファイルは、階層化してない(かならずしも階層化してない)データファイルのどんな他のハイパースペースの一部であってもよい。例えば、大きな会社や政府にとっては、ウェブは内在的である。例えば、データファイルは、ハイパーリンク(好ましくはハイパーテキスト)によって接続されたデータファイルであってもよい。そしてそれは論理的な関係を構成する。
【0034】
複数のファイルは、複数のウェブサイト(すなわち、複数のウェブドメイン)で好ましくは与えられる。例えばファイルは、空間的に離れたサーバによって、異なる場所に設けられたワールドワイドウェブのファイルを含んでいてもよい。
【0035】
論理的な関係は、任意の論理的な関係であってもよい(例 ツリー構造または概略ツリー構造)。またそれはユーザにより、もしくは自動的に、例えばファイルの意味に基づいて定義された論理的な関係であってもよい。
【0036】
論理的な関係は、好ましくは、ハイパースペースを定義するために適当であるどんなタイプのものでもよい。従ってファイル間の論理的な関係はハイパーリンク(好ましくはハイパーテキストリンク)とまた任意に表示するフレームとファイルの間の接続であってもよい(もしくはそうでなくとも、少なくとも含んでいてもよい)。より好ましくは、論理的な関係は、各々の第iファイルおよびその1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルは、ワンクリックで第iファイルから到達されることができる第(i+1)ファイルのようなものである。すなわちそれらは1つのハイパーリンク接続によって第iファイルに接続されている。
【0037】
従って、もしnが限りなく大きければ、ワールドワイドウェブ全体(クリックすることにより到達できる全てのファイル)は、方法によって作られたディスプレイで原則として表されることができる。実際は、たとえばn=10クリック離れたページまでだけ、表示されてもよい(もしくは5ピクセルより大きな半径をした領域をつくるもの)が、それにもかかわらず、これはとても大きなページ数を意味してもよい。
【0038】
第i距離のスケールは、異なるiのために異なっていてもよいということに注目されたい(例 それは第(i+1)ファイルの数に依存してもよい)。たとえば、所与の第iファイルに論理的に関連している多数の第(i+1)ファイルがあるという場合、第i距離のスケールは小さくてもよく、例えば、全ての第(i+1)ファイルを表示するスペースがある。
【0039】
さて、いくつかの有用な用語を定義しよう:所与のデータファイルにとって、その"親"ファイルとは、そこから1つの論理的な関係(例 ワンクリック)によって到達されることができる全てのファイルのことである(例 あるマップにおいて)。そうする限りその"先祖"ファイルとはそこから任意の数の論理的な関係によって到達されることのできる全てのファイルのことである(例 あるマップにおいて)。その"兄弟"ファイルとは、少なくとも1つの'親'を共有しているファイルのことである。その"子"ファイルとは、同じ親を持つファイルのことである。その"子孫"ファイルとは、同じ先祖を持つファイルのことである。
【0040】
(その局面のいずれかにおける)発明に従って作られたマップにとっても、データマップの"オリジン(起源)"はクリックの条件における距離が測定されたファイルである(例 ディレクトリ構造の"ルート"ディレクトリまたはある実施例ではウェブブラウザ位置)。"ベース(基礎)"は特定なマップに関して定義され、描かれた第1ファイルと同等である。"フォーカス"とは、ユーザのマップ範囲内での現在"ロケーション(位置)"である。"強調(ハイライト)"とは、エリアか、ラベルか、もしくは他の同一視するデバイスである。それはユーザによって一度は強調されたか、即時の選択のために指示される。
【0041】
また、方法は第1ファイルからnよりも多いクリックの領域を描写しないが、第1ファイルからnクリック離れた所までの全てのファイルのために必ずしも領域を描写しないであろう。例えば、多数の第(i+1)ファイルがあるという場合で、それらは一定の第iファイルに論理的に関連しており、それぞれの第(i+1)領域は小さい(例 予め定められたサイズよりさらに小さい)とき、これらの第(i+1)ファイルに論理的に関連している第(i+2)ファイルは表示されなくてもよい。
【0042】
従って、これは一定のファイルを表示しないための可能な判断の基準である。もう1つの可能な基準は、もし同じファイルが1回以上表示されたならば(それは第1ファイルから1つ以上のルートによって到達されることができるので)、これらの表示の1つを除いて全てが省略されてもよいということである。また別に、子供を表示している領域はその表示の1つを除いて全てから省略されてもよい。(すなわちファイル省略のための基準は、(1)ファイルがどこかで別な方法で表示されることと、また(2)'親'が1回以上表示されることである。)
論理的な関係は好ましくは一方向(指向)であることに注目されたい。すなわち、たとえ第1ファイルが第2ファイルト論理的に関連していても、これは第2ファイルが第1ファイルに論理的な関係を持っているとは意味しない。このような論理的な関係の例は、ハイパーリンクである。
【0043】
ハイパーリンクによって接続されたデータファイル(従って、階層化ディレクトリ構造の一部でなくてもよい)をマップにするコンセプト(概念)は、発明の独立した第2局面を構成する。
【0044】
この第2局面によると、発明は複数のデータファイルの間でハイパーリンクをマップにする方法を与え、以下を含む:
第1ファイルのため、表示エリアで第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ。第2領域は1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、第2ファイルはハイパーリンクによって第iファイルからアクセス可能で、またその第2ファイルは第1領域と空間的に関連しており、第2領域のサイズは第1距離のスケールに従っている。そして、1つまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルをそれぞれ表しており、第(i+1)ファイルはハイパーリンクによって第iファイルからアクセス可能で、かつ第(i+1)ファイルはまた第i 領域と空間的に関連しており、その第i領域は第iファイルを表している。第2領域のサイズは、第i距離のスケールに従っており、第(i+1)距離のスケールより小さい。ハイパーテキストは好ましくはハイパーテキストリンクである。
【0045】
ここで使われている"ファイル"という用語は、その意味内に"フレームセット"を含んでいる。もし所与のファイルがフレームセットであれば、そのファイルを表す領域は、好ましくはこれを指示する。例えば、第iファイルがjセクション(ここでは、k=1,…,j,)に分割されたフレームセット である場合では、第iファイルを表示する第i領域は、jセクション(k=1,…,j)に分割されて好ましくは表示される。第(i+1)領域は、それに応じてその時描写される。従って第iファイルの第kセクションの内部でアンカーによって第iファイルに結ばれたこれらのファイルを表示する第(i+1)領域は、第i領域の第kセクションの内部にある。
【0046】
さらに他の手段は、論理的な関係は予め定義されなくてもよい(例 ハイパーリンクによって)が、ファイルの意味にむしろ依存しており、そしてユーザによってすら選ばれるというとこがある。例えば、もしデータファイルに記憶された情報が、会社とその従業員たちに関係があるものとしたら、ユーザはこのようにしてルールを定義することができる:
"もし第1データファイルが一人の従業員を表しており、第2がその従業員が過去に働いていた会社を表している場合か、もしくは第1が会社を表し、第2がその会社の現在の従業員を表している場合のどちらかであれば、第2データファイルは、第1と論理的に関連している。"
論理的な関係を定義する(もしくは再び定義する)ことのコンセプトは発明の第3の独立した局面を構成する。それは、多数のデータファイルの間で論理的な関係をマップにする方法であり、以下を含む:
データファイルのどれか1つが、他のデータファイルの1つに論理的に関連しているかどうかを決めるルールを定義するステップ:
第1ファイルのために、表示エリアで第iファイルを表している第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ。第2領域は1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、第1領域と空間的に関連している。そして、1つのまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域はそれぞれ1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルを表しており、その第(i+1)ファイルは論理的に第iファイルと関連しており、第(i+1)ファイルは第i領域と空間的に関連している。好ましくはこの発明の第3局面においても、第2領域は第1距離のスケールに従っている(例 サイズまたは空間的関係は第1距離のスケールに従っている)。そして第i領域の全ての第(i+1)領域は、第(i−1)距離のスケールより小さい第i 距離のスケールに従っている(例 サイズまたは空間的関係は第i距離のスケールに従っている)。
【0047】
ユーザは、予め定められた多数のオプションから論理的な関係を任意に選んでもよい。
【0048】
上で定義された発明の局面のいずれかにおいて、第1ファイルとはユーザにとって現在表示されているファイルであってもよい(例 ユーザの現在の(システムまたはネット)ブラウザ位置に対応するデータファイル)。もう一方では、さらに後で述べられているように、それはユーザによって選ばれたある1つであってもよい。どちらかの場合では、前で述べた発明の方法は第1ファイルに基づくマップを創作し、第1ファイルに関連している他のファイルの存在と距離(例 クリックで測定され)を指示している。
【0049】
さて重大な技術的影響を持つマップの複数の幾何学的特徴を議論しよう。そしてそれは発明の全ての局面に従って作られたマップの好ましい特徴である。
【0050】
第nファイルの数はnで大略指数的に上昇する。だから大きなnの場合にはユーザのスクリーンよりも大きくなるディスプレイを避けるために、距離のスケールはそれに応じて減少しなければいけない。例えば、マップの全体面積が"境界されるように"距離のスケールが減少するように決められてもよい。これによってたとえどんなにnの値が大きくても、ディスプレイの全体面積は予め定められた値を決して超えない。これが発明に従った全ての方法によって作られたマップの好ましい特徴である。
【0051】
境界されたマップの例として、距離のスケールが決められるのは各々の第iファイルのための1つまたはそれ以上の第(i+1)領域の全体面積が、第iファイルを表している第i領域の面積より(例 半分)小さい、というように決められてもよい。
【0052】
この場合では、各々の第iファイルのための第(i+1)領域は、重複していないで全てが第iファイルを表す第i領域の内部にあってもよい。しかしこれが唯一の可能性ではない:例えばそれぞれの第iファイルのための第(i+1)領域は、第iファイルを表示する第i領域の周りで群がるように配置されていてもよい。もしくは、第(i+1)領域は第i領域の上にそれぞれが一部分横たわっていてもよい。
【0053】
その方法によって作られたディスプレイは、従って"フラクタル(fractal)"形式に類似する感じであってもよい。すなわち、ますます小さい距離のスケール(例えば標準の第i領域の広さ)の上で、ますます詳細な(計ることができる)構造(第i領域の数はiと共に上昇する)である。十分大きいnのために、ワールドワイドウェブの範囲内でクリックによってアクセスできる全てのファイルが、フラクタルのようなディスプレイで1つまたはそれ以上の領域によって表されるであろう。
【0054】
例えば上記のように、各々の第iファイルのための第(i+1)領域が第iファイルを表示する第i領域の内部にある場合は、マップは完全に第1領域の内部で作られるであろう。そしてその領域に占領された全体面積(例 その領域の少なくとも1つの内にある全てのポイントの合計)は、第1領域の面積に等しい。これは、nの値がなんであっても、それぞれのiの値にどんなに多数の領域があっても真実である。
【0055】
このnから独立しているマップの領域によって占有されている全体エリアの特徴は、ここで"インテンシブネス(集中性)"と呼ばれる。マップの領域によって占有される全体エリア(すなわち少なくとも1つの領域内にある全体エリア)が、nに依存していない(少なくともいくらか決まった値より大きいnにとっては、この場合n=1)どんなマップもここで"インテンシブ(集中的)"と呼ばれる。
【0056】
各々の第iファイルのために、第(i+1)領域は、好ましくは互いに重複しないし、それらのエリアは好ましくは互いに等しい。しかし最初の第iファイルのための第(i+1)領域は、2番目の第iファイルの第(i+1)領域と異なるサイズであってもよい。もっと一般的に、第i距離のスケールは異なる第i領域のために異なっていてもよい。例えば、もし最初の第iファイルからワンクリック離れた20のファイルと、2番目の第iファイルからワンクリック離れた10のファイルがあれば、次に、最初の第iファイルのための20番目の第(i+1)領域の面積は、2番目の第iファイルの10番目の第(i+1)領域の面積より(例 半分)小さくてもよい。もっと一般的には、第iファイルのための第(i+1)領域それぞれのエリアは、第i領域のエリアよりより少なくなるように好ましくは選択される。その第i領域は、第iファイルのための第(i+1)領域の数に関して予め定められた方法で依存している割合によってその第iファイルを表す。例えばその第iファイルのための第(i+1)領域が、対応する第i領域の内にある場合、第(i+1)領域は予め定められたサイズおよび配置ルールの制約内で、可能な限り大きくてもよい。
【0057】
その上、一定の第i領域に関連した第(i+1)領域が等しいサイズであるか、もしくは互いに異なったサイズ(例 入ってこられた回数を示すために)であることは可能である。しかしそれは同じ距離のスケールに基づいて定義される。例えば一定の第iファイルの第(i+1)領域のそれぞれのサイズ(例 直径)は、値に掛けられた第i距離のスケールとして定義されてもよい。それは可変の特徴を表すそれぞれの第(i+1)ファイルの機能である(例えば対応する第(i+1)ファイルが訪問された回数のような)。
【0058】
第(i+1)領域は、好ましくは、連続的な(例 パスは表示されるために第(i+1)領域の数から独立している)、閉じられたパスに沿って(例 対応する第i領域の内部)配置され、もしくは分離したパスに沿って配置されている。(例 最大限までの第(i+1)領域の各々の可能な数には、第(i+1)領域の数に予め定義された配置がある)。例えば具体的に領域のいくつかは、もしくは全てが円形で、この場合第(i+1)領域は円形の第1領域の内部円周付近で配置された円形領域であってもよい。そしてそれは第i領域の外部に触れ、各々の第(i+1)領域は2つの隣り合っている第(i+1)領域に触れているか、近くにある。これが、閉じた連続パスの例である。
【0059】
領域の配置に関連するが論理的に離れたプロパティ(特性)は、ここで"角度的な無変化"として参照され、そしてそれは発明に従って描かれた全てのマップの好ましい特徴である。"角度的な無変化"とは、全てのi(もしくは少なくともある一定の範囲内にあるi)のために、対応する第i領域との空間的関係上での第(i+1)領域の配置は、i(距離のスケールを無視して)の値に依存していないということを意味する。この特徴は、もしマップが第1ファイル以外のデータファイルを第1ファイルの代わりに使いながら再び描写されるなら、結果は第1ファイルに対応する第1マップの一部の拡大である第2マップであるということを意味する。
【0060】
例えば第1マップが第2領域(ファイル"A"を表示している)を含んでいるとしても、もしファイル"A"に論理的に関連している多くのファイル"B"があれば、その結果第1マップに、第3領域として描写される。もしマップが"ファイルA"を第1データファイルとして扱いながら再描写されるなら、その新しい第2領域(すなわちファイルBを表示している領域)の空間的配置は、第1マップでファイルBを表示している領域の空間的配置と同義である。同様に、ファイルBと論理的に関連しているファイルを表示している第1マップにある第4領域は、第2マップで第3領域に変わるが、関係のある空間的な配置および/または形を保持している。要約すれば、ファイルAを表示している第2領域である第1マップの一部と、その第2領域に空間的に関係している全ての(もしくはほとんどの)領域と、それらに空間的に関係している全ての(もしくはほとんどの)ファイルは、拡張されるが、相対的に配置転換されない。すなわち、ファイルBをそれぞれ示す領域のサイズは変わり、これらの領域の間の距離もそれに応じて変わるけれども、それらの間(そしてまた、それらと、ファイルAを表示している領域との間)の角度的な関係は無変化である。
【0061】
角度的な無変化ということは、マップにある、予め定義された方向(例 スクリーンの横軸)に関して無変化("方向的に無変化")であるという意味を含んでいてもよい。だから、予め決められた方向に関して第2マップにある第(i+1)領域の関係を持った角度的な選定位置は、予め定められた方向に関して第1マップにあるそれらの角度的な選定位置のように、同じである。(例 もしポリゴン(多角形)がその頂点を第(i+1)領域の中央にあると考えれば、その多角形は第2マップで拡大され置き換えられるが、実体上変形されておらず、予め定義された方向に関して実質上回転されていない)。
【0062】
角度的な無変化(特に方向的に無変化の場合)には技術的な利点がある:特定の子孫からはじめてマップを再び描き、その領域とその子孫達をそうされるべき同じ方法で(例 実体上)再描写する。もしその領域とその子孫達を含んでいるオリジナルのマップの部分が、はっきりと拡大された(スケールアップ)ならば。これは、マップのユーザがそれらの変形によって混乱に陥るのを防ぐ。
【0063】
このコンセプトは、本発明の独立した第4の局面を構成する。前述した特徴のいずれとも自由に結合できて、それは多数のデータファイルの間で論理的な関係をマップにする方法であり、以下を含む:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ。第2領域は、1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表しており、その第2ファイルは論理的に第1ファイルと関連しており、また第2領域は第1領域に関して二次元構成で空間的に配置され、そしてルールによって決められた角度的な関係と共に互いに関して空間的に配置されている。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は、1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルをそれぞれ表しており、その第(i+1)ファイルは、論理的に第iファイルと関連しており、また第(i+1)領域は第i領域に関して二次元構成で空間的に配置されており、またルールによって決められた角度的な関係と共に互いに関して空間的に配置されている。
【0064】
好ましくはそのルールは、マップにある予め定義された方向に関係しており、予め決められた方向に関して第(i+1)領域の適切な角度的な選定位置は実体上iには依存していない(それによってマップは方向的に無変化である)。
【0065】
もう一方で、"方向的に無変化"に基づく表現において、この局面は、複数のデータファイルの間で論理的な関係をマップにする方法として述べられることができる。それは以下を含む:第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ。第2領域は、第2ファイルをそれぞれ表しており、その第2ファイルは論理的に第1ファイルと関連し、第2領域は第1領域に関して空間的に配置され、その第2領域は第1距離のスケールに従って描かれているが、それらの関係ある方向性は第1距離のスケールに依存していない。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は、第(i+1)ファイルをそれぞれ表しており、その第(i+1)ファイルは論理的に第iファイルと関連しており、第(i+1)領域はその第iファイルを表している第i領域に関して空間的に配置されており、第2領域は第(i−1)距離のスケールより小さい第i距離のスケールに従っているが、それらの関係ある方向性は第i距離のスケールに実体上依存していない。
【0066】
どちらかの場合では、ルールは配置される領域の数に依存してもよいが、実体上距離のスケール(つまりiの値)に依存していない。発明のその他の局面にあるように、好ましくは、距離のスケールは領域のサイズを定義するために使われる。
【0067】
2つの領域の角度的な関係をはっきりと明白に定義するためには、それぞれの領域にある"オリジン(起源)"点を明確にすることが有効であるということに注目されたい。そして、2つの領域の角度的な関係は、それぞれの"起源"の角度的な関係を意味するために使われる。その"オリジン"点は、複数のあるどれかの方法で明白に定義されてもよい。例えば、(1)領域の重心、(2)領域の周りの凸面カバーの重心、(3)その領域が前に定義された形で、領域上で決められた位置の方向性(例えば 左下の角)である場合。領域の二次元の配置のコンセプトは、「領域の中心部はマップにある直線の上に全てがあるわけではない」と定義されることができるということに注目されたい。
【0068】
マップのさらに好ましい特徴(どんな局面にもおいて)は:
1)少なくとも1つの(好ましくはほとんどの、より好ましくは全ての)領域は、(その始まりのエリアを除いて)(また、好ましくはその子供達も、より好ましくはその子孫達も)もしマップが出発点としてその領域と共に再描写されるならば、形を変化させない("形態的に無変化")。この特徴は、方位を失うことなくマップを"ズームイン"(もしくはその反対)させることを非常に簡単にしてくれる。これは、角度的な無変化と方向的に無変化との結合において非常に有利である。
【0069】
2)もしマップが、領域マップの再描写を省略して再描写される("永久不変")ならば、一定のファイルを表示している領域の兄弟達(そして加えて、好ましい順序、親、先祖達、子供達および/または子孫達)は、形を変化させない。これは、例えば、マップが使用されている間に、新しいデータファイルが、ネットワークかディレクトリから増やされたり、減らされたりする場合に有効であり、また、後述する一定のマップの場合、一定のファイルが表示されることなくマップを再描写するオプションがある。
【0070】
3)少なくとも1つの(好ましくはほとんどまたは全ての)第iファイルの子供達(第(i+1)ファイル)は、連続的な閉じたパス(経路)(例 第i領域の円周の周りでの閉じた経路)に沿ってレイアウトされるか、もしくは結果的に限られた数の前に決められた位置にある(例 標準の3×3に1〜9まで並んだ数字キーに一致する位置)。これは発明に従ったマップの特に好ましい特徴である。
【0071】
4)所与の第i領域を表示しているマップのエリア(その子供達と子孫達の全てを表示している全体エリアを除いて)は、その子供達と、子供の子孫達のどれかを1つを表示しているエリア("透視画法")の少なくとも半分の大きさで、好ましくは少なくとも同じ大きさである(例えば、少なくとも2倍の大きさ)。この特徴は、どれかのレベルのどれかの第i領域を指示すること(例えば クリックすることによって)を簡単にしてくれる。そして、領域が一定のディレクトリを表しているツリーマップと対照的に、それは通常その子孫達によって十分にタイル張りのようにされる。
【0072】
この4つの要求は、同じ方法がマップを再描写する(例 異なる出発点から始めるか、マップされるセットから、加えられるかまたは取り除かれた1つ(それ以上)のデータファイルと共に)ために使われるときに、上の望ましい行為が得られるように、マップを描く方法を記載するために、発明が代わりの方法(下記)で表現されることを許容する。
【0073】
従って発明のもう一方の表現は、複数のデータファイルの間で論理的な関係をマップにする方法であって、以下を含む:
第1ファイルのために表示エリアで第1領域および第2領域を表示するステップ。第2領域は、第2ファイルをそれぞれ表しており、第2ファイルは論理的に第1ファイルと関連し、第2領域は第1領域と空間的に関連し、第2領域のサイズは、第1距離のスケールに従っており、また第2領域の形はルールによって決められている。そして、
予め決められたnの値について、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は、第(i+1)ファイルをそれぞれ表し、そのファイルは第iファイルと論理的に関連し、かつ第(i+1)領域は第i領域と空間的に関連しており、その第i領域は第iファイルを表している。第(i+1)領域のサイズは、第(i−1)距離のスケールより小さい第i距離のスケールに従っている。そして第(i+1)領域の形は、ルールによって決められており、ルールはiとまたはか第(i+1)領域の数に依存していない。
【0074】
これらの可能性(iに独立)の第1は、形態的無変化に相当する。第2の可能なことは(第(i+1)領域の数に独立)安定性に相当する。好ましくは、形は、iにも第(i+1)領域の数にも依存していない。
【0075】
複数のデータファイルの間で論理的な関係をマップにする方法は以下を含む: 第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と、qの第2領域(Mは1より小さい整数、qは範囲1,…,Mの整数)を表示するステップ。前記第2領域は1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、第2ファイルは論理的に第1ファイルと関連し、第2領域は第1領域に関係して配置され、Mの予め定められた位置の予め定義されたシーケンス(順序)の第1のqの位置に従う適切な相対的な角度的な関係を有する。
【0076】
範囲1,…,Mの整数qi について、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、qi の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は第(i+1)ファイルをそれぞれ表し、そのファイルは論理的に第iファイルと関連し、また第(i+1)領域は第i領域に関係して配置され、予め定められた位置の前記シーケンスの第1のqi に従う相対的な角度的な関係を有する。
【0077】
この特徴によりマップの再描写後、もしくはファイルが、マップから加えられたり取り除かれたりするときにユーザが混乱に陥るリスクが減る。それは、特に、その位置が、領域上で指示するために使われている(例 方法に従っているディスプレイを作る装置の一部)キー(もしくはその他の指示装置)の配置に相当するという場合に有効である。
【0078】
例えば、標準の3×3の数字キーを持つ装置(携帯電話など)には、M=8予め定義された位置があってもよい。それは数字キーの9つの点に対応しており(5を省略)、位置の順序は、1、2、3、6、9、8、7、4の数列である(これはキーパッドグリッドの外側に沿った時計回り(右)の経路(パス)である)。
【0079】
上で説明したように、発明のどの局面においても、全ての第(i+1)領域が同じ(第i)距離のスケールに従うのは、たとえそれらが異なる第iファイル(例 全く同じか、大体同じ直径を持っていること)の子孫であっても可能であるが、これは発明のどの局面にも必要な特徴ではない。好ましくは異なった第iファイルに論理的に関連しているファイルを表示している第(i+1)領域は、異なった(もしくは関係すらない)サイズをしていてもよい。すなわち第i距離のスケールは、異なるそれぞれの第iファイルのために異なっていてもよい。しかしこの場合においても、領域のエリアは好ましくは限られた特徴を持っており、より好ましくは集中的特徴である(前に議論した)。
【0080】
ユーザは領域の形やそのサイズや(もしくは)表示内での配置を決めているどんなルールも再定義するオプションを持っていてもよい。例えば、円形領域と他の形をした領域(正方形など)の間で変えるオプションがあってもよい。
【0081】
第i領域の形および/または、配置のルールはi によるということも可能である(例えば i=nのために異なるか、何か他の要素に依存するために)。例えば、もし領域がn−1まで全てのiのために円形であれば、第n領域は対応する第(n−1)領域の補足の区域となるために選ばれてもよい。その上、異なる第iファイルのための第(i+1)領域はそれぞれ異なる形をしていてもよい。
【0082】
任意に、その方法は、第iファイルに論理的に関連しているすべての第(i+1)ファイルのために領域を表示しなくてもよいが、ただこれらの一定のファイルを無視してもよい。例えば1つまたはそれ以上予め定義された基準か再び定義することができる基準に相当しているファイル。
【0083】
第1ファイルからのハイパーリンクは、第2ファイルに通じそしてその第2ファイルからのハイパーリンクは最初のファイルに戻ることは可能である。だから第1ファイルは、ある意味では第3ファイルでもある。この場合、方法は第1ファイルを第3領域として表示しなくてもよい。2つ目の例として、一定の第3ファイルは2つの異なる第2ファイルを通って、ツークリックで第1ファイルから到達されることができる。方法はこの場合、2つの可能な第2領域ただ1つで(もしくは近くで)たった1つの第3領域を表示してもよい。言い換えれば、もし第iファイルに対応する領域がすでに表示されており(等しいiか、より小さいのために)、それに応じて表示を制限しているのならば、方法は決定する手段を含んでいてもよい。
【0084】
それ以上の可能性は、各々の第i領域のために表示された第(i+1)領域の予め決められた(例 ユーザによって選択可能な)最大限の数があることである。例えば、もし一定の第iファイルに論理的に関連した第(i+1)データファイルの予め決定された数のMよりもっとあれば、方法はこれらの第(i+1)ファイルのMだけをそれぞれ表示しているM第(i+1)領域を表示するだけであってもよい。例えば、もし第i領域が正方形ならば、方法は第i領域の円周内部に沿った正方形回路を通って配置されている第8正方形(i+1)領域を表示するだけであってもよい。
【0085】
オリジナルのデータ構成で描かれた各自のファイル1つを表示しない1つまたはそれ以上の(もしくは全ての)領域をマップは含んでいてもよい。だが、第(i+1)ファイルのコレクション(収集)(もしくは収集の収集ですら)を好ましくは表示してもよい。例えば上であげた例の中にマップにされる15個の第(i+1)ファイルがもしあれば、そのとき7個の第(i+1)領域は第(i+1)ファイルの7個を表示してもよい。そして第8領域は残っている8個の第(i+1)ファイルを表示してもよい。そして8個の残っている第(i+1)ファイルをそれぞれ表示している8つの領域をその範囲内で描写してもよい。もう一方では、2つ目の例として、例えば64個の第(i+1)ファイルが表示されるためにあったのならば、8個の第(i+1)領域はこれらの(i+1)ファイルの8個をもう1つの手段として各々に対して表示してもよい(すなわち最初の第(i+1)領域、最初の8つの第(i+1)ファイル、2番目の第(i+1)領域、2番目の8つの第(i+1)ファイルなど)。
【0086】
ユーザは現在位置の近くでウェブの一部をマップにするため発明に従って作られたディスプレイを使用することができる(例 ウェブ内でナビゲートするために)。例えばユーザが一定のファイルを読むために(システムまたはネット)ブラウザに位置を変えてしまったというならば、そのときユーザにはオプションがある:一定のマウスクリックを実行する、前述した発明の方法を端末に実行させる、ユーザが読んでいるファイルを第1ファイルとして使い、nクリック離れたところまでのファイルのマップを作る。これは、例えばユーザの現在地から一定のクリック数であるファイルの数について直ちに知らせてくれるであろう。そしてユーザがブラウザの中で、それらのどれかをすぐに開くことを許容する(例 関連ある領域の上でマウスをクリックすることによって)。
【0087】
発明の第1、2、3および4局面に従っている方法は本当にユーザがいつ位置を変更しようとも、好ましくは自動的に実行される。
【0088】
もしユーザがもっと詳細を望むなら、彼にはある決まったファイルを選ぶオプションがあるであろう(例 そのファイルを示すディスプレイの領域にマウスを持っていくことによって)。そして端末に、再び上段で述べた発明の方法を実行させ、従って選ばれたファイルを最初のファイルとして使っているディスプレイを作る。ユーザの端末は、ユーザの位置と選ばれた最初のファイルとの間のパス(もしくは、数々の経路)(および/または距離)も表示するために配置されていてもよい。例えばそれはできるだけ短い回路(および/または距離)を表示するであろう。
【0089】
ユーザは、一定のファイルにラベルをつけるオプションを持っていてもよい。例えば後でまたそこに簡単に戻れるようにするために。この働きは、会議帳にしおりを差し込むことに類似している。この場合、ユーザはウェブか、現在の第1ファイルか(すなわち現在ディスプレイされているウェブのマップが基礎を置く最初のファイル)、もしくはそれぞれの領域を選ぶことによってディスプレイから選ばれたファイルの内部で現在位置にラベルをつけることができてもよい。領域が表示される方法は、表示しているファイルがこの方法でラベルをつけられたかどうか表すであろう。例えばラベルをつけられた領域はフラッシュしていてもよい。
【0090】
上で述べられた発明の方法は、ウェブか、その他のファイル構成のナビゲーションを容易にするために、領域のいくつか、もしくは全てによって表示されているファイルの特徴を表示するのをさらに含んでいてもよい。
【0091】
例えば領域は、一致しているファイルの特徴を表す色で表示されてもよい。例えば一定のファイルのサイト、もしくはそれを供給するサーバ。
【0092】
その上、ユーザは一致している領域を扱っているファイル上で、より詳しい情報を呼び出すか、自動的に表示することができてもよい。(例えば、マウスを表示上のその領域に動かし、マウスをクリックする作動によって。)これは、ファイルのタイトル同様に情報が表示されるとこを引き起こすことができた。またユーザは、違ったように、もしくはもっと複雑にマウスをクリックする動作などによって、それ以上の情報を召集することができてもよい。このより詳細な情報は最初の領域外部の表示一部で表示されるであろう。例えば、違うスクリーンの部分で、別の箱としてユーザに表示される。そのより詳細の情報は例えば、ファイルのタイトル、そのアドレス、その概略、もしくはファイルの内訳詳細(例 ファイルで参照されたイメージのデータフォーマットを含んでいる技術情報)のどの結合をも含んでいてもよい。
【0093】
多数のクリックによって到達されることが可能なファイルの実在のように、発明の方法により表示される情報はこれらファイルのどの特徴とも一緒に、前にのべた発明に一致している方法が実行されたその時に引き出されてもよい(すなわちその方法に追加のステップとして)。一方でそれは、予め作られてもよい。例えば装置が動いてない間に。だからマップ作り方法が実行される時、それは直ちに利用できるのである。
【0094】
方法は、情報を記憶するステップを含んでいてもよい。だからもしユーザがウェブのそのセクションに戻るなら、それは呼び戻されることができる。その記憶所は、例えば一人のユーザだけがアクセスできる位置(例 ユーザの装置内)か、数人のユーザによってアクセスできる所にあってもよい。記憶されたデータは、一人かもしくはそれ以上のユーザの運動ベースに従い収集され保持されるであろう。もしくは、ページの最新式マップを特定のサイトに保持しているような、ある他の基礎によるか、もしくは一つまたは一つ以上のサーバに記憶されているものなど。収集は、一つかそれ以上の(例 空間的に分離された)装置による要求次第、もしくは自動的に実行されるであろう。例えば、各々の収集装置は、サーバにあってもよい。サーバの情報をこれが収集している。この場合か、これに似た場合は、別の装置によって集められた情報を照会するステップが順当にあるであろう。
【0095】
このような記憶された情報は、自動的に取り除かれるであろう。例えば、予め定められた期限の後などである。それはユーザがハイパースペスのそのエリアに戻らなかったり(もしくは、ユーザの誰もが戻らなかったり)するのならばである。もう片方では、もしユーザがウェブの特定のエリアを数多くアクセスすれば、ウェブのそのセクションに関係している情報は捨てられないものとして記憶されるであろう。もしウェブが、後に位置を変えたら(例えば新しいファイルか、新しいアンカーの追加のために)、記憶された情報は、それに応じて最新のものにされるか、再生されるであろう。
【0096】
上で説明したように、増加しているiと共に徐々に減少している距離のスケールの特徴と、マップの限界(そしてまた任意に、マップの集中)の特徴は、ハイパースペース表示に特に好都合であるけれども、発明には必須でない。一方では、発明はユーザの現在地に一致していると明確にされたデータファイルのセットをマップにすることと、ファイル間の動作を容易にしているということで表現されてもよい。
【0097】
それゆえ発明の第5局面は、以下のステップを含んでいるデータファイル間の動作の方法である:
以下のものによってデータファイル間の相互接続のディスプレイを作ること:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と第2領域を表示するステップ。第2領域は、第2ファイルをそれぞれ表す、第2ファイルは第1ファイルと論理的に関連し、第2領域は第1領域と空間的に関連して、第2領域のサイズは第1距離のスケールに従っている。そして、
第iファイルまたは各々の第iファイルのために、第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。それは第(i+1)領域は、第(i+1)ファイルをそれぞれ表す、そのファイルは論理的に第iファイルと関連し、また第(i+1)領域は第iファイルを表す第i領域と空間的に関連し、第(i+1)領域のサイズは、第(i−1)距離のスケールより小さい第i距離のスケールに従っている。
【0098】
ディスプレイのベースに従いファイルを選ぶこと。そして選ばれたファイルへ移動すること。ファイルに移動することは、指示が出たことによってであろう。例えば、選ばれたファイルに相当しているディスプレイの領域上を、マウスでクリックすることによってなど。
【0099】
"データファイルに移動する"という用語は、ユーザがファイルに関係している少なくともいくつかの情報を到達できるということを意味するために、この文書で使われる。例えばそれは、ユーザが特定なファイルに重要性を示し、方法はそれに応じてファイルに関係ある少なくとも幾つかの情報を持ってくる(例えば そのタイトルか概略など)ことを含んでいる。"移動"という用語は、ファイルを"開く"という範囲をさらに含んでいる。すなわち、ファイルから完全な情報を到達することである(例 他のプログラムとの結合で)。好ましくは発明の全ての局面において、ユーザが一定のファイルについての情報を到達するオプションを持っている時は、それを開けるオプションもある。
【0100】
アプリケーションとの相互作用のためにデータを記憶するファイルの場合は(例 グラフィックのファイルは、次のようにしてフォーマットの中にデータを含んでいるであろう:「グラフィックのファイルは、グラフィックのプログラムによって開かれることができる。」とか、「Wordのファイルは、ワードプロセッサーWordによって開かれることができる。」、etc.)、"開く"とは、そのデータファイルにあるデータを両立できるアプリケーションに運び移すことを含んでいる。そのためユーザ(もしくは他のユーザ)は、アプリケーションを通ってデータファイルのそのデータにアクセスできる。
【0101】
従って、ユーザはどんなデータファイルにも移動することができるであろう。例えば、データファイルがディレクトリ構造である場合には、ユーザはそのディレクトリ構造のどのディレクトリにも、どのリーフノードにも移動することが可能であろう。ユーザには好ましくはそのファイルを開くことのオプションがある。
【0102】
発明のどれかの局面によって作られたマップに加えて、ディスプレイエリアはマップの領域のそれぞれ1つに、各々が対応する複数のエリアを持っているそれ以上の部分を含んでいてもよい(例 一定の第i領域に論理的に関係してるそれぞれの第(i+1)領域のためのエリア)。好ましくはこれらのエリアは、それらが表示するエリアの関係ある等比関係に相当する同じ関係を持っている。しかし、そうでなくてもよい(例 これらのエリアは、コラムで配置されていてもよい)。エリアは、対応する領域の重要性を示す方法でマークされていてもよい(例えば 独特のアイコンと共に)。発明の第5局面の場合、一定のデータファイルの選択は、それぞれのエリアに関した運動を通してであってもよい(例えば エリア上でクリックすると、そのエリアに対応する領域によって表示されているデータファイルを開けるであろう)。
【0103】
発明の第6局面とは、ユーザが最初のファイルに対応するために位置変更した上で、多数のデータファイルの間で相互接続を表示する方法であり、以下のステップを含む:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と第2領域を表示するステップ。第2領域は第2ファイルをそれぞれ表す。そのファイルは論理的に第1ファイルと関連し、第2領域は第1領域と空間的に関連している。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域は第(i+1)ファイルを表し、そのファイルは論理的に第iファイルと関連し、第(i+1)領域は第iファイルを表している第i領域と空間的に関連している。
【0104】
従って、ユーザがハイパースペースを通って移動する度に、ディスプレイは"自動的に"最新のものにされるであろう。
【0105】
好ましくは、発明の第6局面に対応する方法では、領域は増加しているiに対して減少している距離のスケールに従って作られる。それは発明の第1および第2の局面に関して上で述べたように。(例 領域のサイズを減少させることと共に、そしてまたはもしくは予め定められたnのために整列されたマップと共に)。または好ましくは、発明の第5か第6局面に従っている方法では、領域は上で記述した限られた特徴(プロパティ)(そして任意に集中的特徴)を持っている。
【0106】
前述の全ての方法は、さっき述べたマップと同時に表示されるために、第2マップを作るそれ以上のステップを含んでもよい。例えばもしユーザが、ある一定のファイルを最初のファイルとして使って、前記のように作られたマップを表示しているのならば、方法にはその一定のファイルに関係した他のファイルを表示している第2マップを作りだすことが含まれていてもよい。具体化すると、例えばもし最初のファイルが上で述べたように作られたマップからファイルを選ぶことによって到達されたなら、第2マップはユーザが選ばなかったマップのファイルを表示する(例 それぞれの領域として)であろう。
【0107】
第2マップは、全体のディスプレイの次元性を増やす。例えばユーザは選ばなかったハイパースペースの指図および/または、最初のファイルが論理的に関連しているファイルの"後方"に沿って見ることができる。
【0108】
発明の前記の局面にもかかわらず、ファイルの'複数性'に対して発明の局面のどれかに従っている方法は、1つまたはそれ以上の(例 大きい)ファイルの部分の間で相互接続を他の手段として、もしくは追加としてマップにするであろう。この場合、論理的な連結はファイルの部分間のリンクである。例えばもし1つの大きなファイルが多数の日付を表示しているダイアリーを含んでいるなら、方法は日付と日付との間の論理的な関係(相互参照)をマップにするために使われてもよい。言い変えれば、発明のいくつかの形式では、データファイルは分離しているけれど(例 違うそれぞれのサーバで供給された電子ファイルと、/もしくは論理的な相互接続によってのみ関係のあるファイル)、発明の上記の局面で参照された1つか、それ以上のファイル複数性は、一方で1つの、より大きいデータファイル(もしくは数ファイル)の各自の一部であってもよい。例えば、発明の第6局面上では、"データファイル間の移動"という用語が、分離しているデータファイル(例 違うサーバに補充されている)間での移動だけでなく、また単一のより大きいデータファイルのそれ自体が一部であるデータファイルをも含んでいるという様に理解されるというのを心得ておくべきである。
【0109】
それゆえ第7局面では、発明は、1つまたはそれ以上のデータファイルの複数のセグメントの間で相互接続をマップにする方法を与え、以下を含む:
第1セグメントのために、表示エリアで第1領域および第2領域を表示するステップ。第2領域は第2セグメントをそれぞれ表している。そのセグメントは論理的に第1セグメントと関連しており、第2領域は第1領域と空間的に関連している。そして、
ファイルの第i部分または各々の第i部分のために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域はそれぞれ第(i+1)セグメントを表し、そのセグメントは論理的に第iセグメントと関連し、第(i+1)領域はその第iセグメントを表している第i領域と空間的に関連している。
【0110】
この局面にある発明は、前記した他のどの局面とも結合できるので、たとえば次に述べること、もしくはそれ以上のもののどれもが適合していてもよい:
1)第i領域は、第i 距離のスケールに従い形成され、(i+1) 領域が形成される第(i+1)距離のスケールより大きい。この距離スケールは領域のサイズを特徴付けてもよい。
【0111】
2)マップとは、領域の全体エリア(少なくとも1つの領域に含まれている全てのポイントの合計)が、nにかまわず(そして任意に集中的で、すなわちn に依存していない)限られている(すなわち、予め定められた値よりも少ない)というようなものである。
【0112】
3)ユーザがマップの一致している領域を指示する(例 マウスで)ことによって、ファイルの一部に移動するために方法は使われる。
【0113】
セグメントは、例えばどんなプログラム作成(もしくは、コンテンツプレゼンテーション)言語でも、コンピュータ言語(例 プログラム)の構造上の箇条部分を表示していてもよい。1つか、それ以上のデータファイルをつたって記憶され、論理的な関係は箇条の概念の構造(例 プログラムのどの部分が、他のどれを'喚起'するのか)であってもよい。
【0114】
領域がユーザのスクリーン上に描写されることが、発明の条件内では優先されているけれども、一方で、領域が単にスクリーンの"センシティブ(敏感な)"のエリアにいることで、それは必ずしも描写されない。ユーザはその時、単にスクリーンのポイントを指示することにより、実行可能である。
【0115】
従って、第8局面では発明はデータファイルへ移動する方法を与える。そのデータファイルは、論理的な関係によって関連した複数のデータファイルの1つであり、以下を含む:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と第2領域を定義するステップ。第2領域は、それぞれ第2ファイルを表しており、そのファイルは論理的に第1ファイルと関連し、第1領域とは空間的に関連している。第2領域のサイズは第1距離のスケールに従っている。
【0116】
第iファイルまたは各々の第iファイルのために、第(i+1)領域を定義する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)、(予め定められたnのために)。第(i+1)領域はそれぞれ第(i+1)ファイルを表しており、そのファイルは論理的に第iファイルと関連し、そして第i領域と空間的に関連し、第i領域は第iファイルを表している。第(i+1)領域のサイズは、第(i−1)距離のスケールより小さい第i距離のスケールに従っている。
【0117】
定義された領域の1つの範囲内の表示エリア上の位置を指示すること(例 マウスで)。そして、位置を含んでいる領域によって表されたファイルへ移動すること。
【0118】
発明の残りの局面に関して上で述べた領域の幾何的な特徴(プロパティ)の全ての特徴は、これら(1〜7)の局面にも適用する。どんなときでもユーザのポインター(マウス)がどの領域を指しているのか知らせてくれる情報が、ユーザに表示される。(より好ましくは、ユーザはその領域の親および/または兄弟達および/または子供達の身元(証明)を知らされる。例 後で述べられるように)だからユーザが興味を示すファイルに相当している領域にポインターがあるとき、ユーザは素早く容易に指示することができる。
【0119】
発明の次の3つの局面は、より深い情報を生み出す一般原理および/または、選ばれた半セットのファイルと結びついた領域(例 ある一定のデータファイルの子供達)を共有する。
【0120】
発明の第9局面は、一般的に見て表示("コントロールパッド")はワンセットの兄弟達の実在を指示するためにユーザによって作られ、ユーザはファイルに移動するためにこの表示を使うということを提案する。任意に、表示は兄弟達の情報を含んでいてもよい。
【0121】
発明の第9局面は、本質的に見て以下のステップを含むデータファイルへ移動する方法である:
複数のデータファイルの間で相互接続のディスプレイを作ること。それは以下のステップによって:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と第2領域を表示するステップ。第2領域はそれぞれ第2ファイルを表し、そのファイルは第1ファイルと論理的に関連しており、第2領域はまた第1領域と空間的に関連している。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域はそれぞれ第(i+1)ファイルを表している。そのファイルは第iファイルと論理的に関連し、かつその第iファイルを表している第i領域と空間的に関連している。
【0122】
領域の1つによって表される選ばれた第(j)データファイル(1<j <n)のために、第(j)ファイルに論理的に関連してる第(j+1)データファイルのため、それぞれの追加の領域を作ること。そして、ユーザがそれぞれの追加の領域を指示することによって、一致するデータファイルへ移動すること。
【0123】
好ましくは、それらの追加の領域はそれぞれの第(j+1)ファイルの意味を指示している表示データを表している。
【0124】
第10局面では、一般的に見て発明は前述のようにマップ上を移動する表示装置を選ばれた半セットのファイルについての情報表示(すなわちマップそのものが再描写されることなく)を誘発するために使うことを提案する。このコンセプトは表示装置を操作する新方法が、発明に一致しているマップに従ったファイルへ移動することをさらに可能にする。
【0125】
特に第10局面では、発明はデータファイルへ移動する方法を提案し、以下のステップを含む:
多数のデータファイルの間で相互接続のディスプレイを作ること:
第1ファイルのために表示エリアで、第1領域とだい2領域を表示するステップ。第2領域はそれぞれ第2ファイルを表している。その第2ファイルは論理的に第1ファイルと関連している、そして第1領域と空間的に関連している。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。
【0126】
第(i+1)領域はそれぞれ第(i+1)ファイルを表し、かつそのファイルは第iファイルと論理的に関連しており、その第iファイルを表す第i領域と空間的に関連している。そして、ユーザが指示装置をコントロールすることによって、指示装置の自然のアレンジによって決められたマップ内の位置は、第jデータファイルを表す領域の内部で、第(j)ファイルに予め定められた論理的な接続を持った1つまたはそれ以上のデータファイルの各々のために、それぞれのつながったファイルの意味を指示しているデータを含めてそれぞれの追加の領域を生み出すこと。
【0127】
好ましくは、予め決められた論理的な接続は、結合されたデータファイルが第jファイルの子供達(すなわち第(j+1)ファイル)であるということである。もしくはそれらは、第jファイルが必然に関係を持った全てのファイルであってもよい(例 第jファイルが、ワンクリックで到達されることができる全てのファイル)。
【0128】
従ってユーザは、半セットのファイルを指示し(例 マウスを動かして)、マップが再描写されることなくこれらのファイルについての情報表示を誘発するであろう。その追加の領域は、限られた時間の間表示されるだけであってもよい(例えば ユーザが正確なキーを押している間)。
【0129】
発明の第10局面は、ファイルを開く方法をさらに可能なものにする。それは、発明の第9局面に相当している方法で、追加のステップをさらに含んでおり:ユーザがコントロール信号を発信することにより、表示装置の自然な配置によって決められた位置が、第(j+1)ファイルの1つに一致している位置のとき、第(j+1)ファイルに移動する。
【0130】
これは"スライディングクリック"と呼ばれてもよい。ユーザはまず、重要なデータが半セットのファイル(マップが再描写されることなく)について表示されることを引き起こす位置を指示し、そしてそのときデータのベースに従いその半セットのファイルの1つを選ぶ(そしてポインターで指す)。
【0131】
第11局面では、発明に従ったマップが引き上げられることを提案する。そして、ユーザがファイルの1つ(例 1つの第(n+1)ファイル)を選ぶことができ、そしてその子孫達(以前に表示されなかった子孫達を含めて。すなわち子孫達の<隠された層>をあばく)のマップを生み出すことができることを提案する。
【0132】
特に第11局面では、発明は複数のデータファイルの間で相互接続を表示する方法を提案する。その方法は以下のステップを形成する:
データファイルの間の相互接続の表示を生み出すこと。以下のものによって:
第1ファイルのために、表示エリアで第1領域と第2領域を表示するステップ。第2領域はそれぞれ第2ファイルを表し、そのファイルは論理的に第1ファイルと関連し、そして第1領域に空間的に関連している。そして、第iファイルまたは各々の第iファイルのために、1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)さらなるステップ(i=2,…,n)。第(i+1)領域はそれぞれ第(i+1)ファイルを表し、そのファイルは論理的に第iファイルと関連しており、そしてその第iファイルを表している第i領域と空間的に関連している。そして、ユーザが第jデータファイルを指示することにより、第jファイルと論理的に関連しており、すでに表されなかった1つまたはそれ以上の第(j+1)データファイルのそれぞれのために、第(j+1)ファイルを表しているそれぞれの追加の領域を生み出すこと。
【0133】
jの値は、例えばn+1に等しくてもよい。そのためあばかれた'隠れた層'は、以前にマップ上で表示された1番深い層より1層深くにある。もう一つは、第(j+1)ファイル(以前に表示されなかった)は、前に述べた基準のどれにでも合っていてもよい(例えば 第(j+1)ファイルの数が、予め定められた値以上であったから)。追加の領域は、マップの延長として描かれてもよい(例えば もう1つのレベルのために続いて減少する距離のスケール)(この可能性は、j=n+1であれば、非常に便利である)。もしくは他の手段として、違って描かれてもよい。例.第(j+1)ファイルの意味についての情報を保っているラベル(前とこの後で述べられているような)同様に。
【0134】
発明の第12局面は、スクリーンのようなものを意味するディスプレイ(表示)を含んだ装置である。そして、どんな第1、2、3、4、5、6または7、8、9、10、11局面にも一致している方法を実行するために構成される。
【0135】
装置は、消費者のエレクトロニクスのアイテムであってもよい。例えばさまざまなサイズのポータブル(携帯用)装置のようなもの(携帯電話のような'ミクロ(micro)'サイズ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)のような'ミニ(mini)'サイズ、もしくはラップトップ(Laptop)のような'マクロ(macro)'サイズ)、PC,デジタルTV,kiosk, 拡声装置, もしくはホームネットワークのような、固定された設備のようなもののことである。それはもう片方では、消費データネットワークの要素として適合されてもよい。例. 飛行機、電車、車などの機内娯楽、もしくはサーバサイドソフトウェア、クライエントサイドソフトウェアや、カストムサイトデベロップメントとしてワールドワイドウェブに関連していてもよい。その上、その装置は以下の一部であってもよい:他のどんなデータコレクション、もしくはネットワークにアクセスを与える、もしくは促進する。それは例えば、物質的なハードウェアネットワークの機能からきていてもよい(サテライト、テレコム、ケーブル/ブロードキャストネットワーク、交通/データ流れ図管理装置、インタネットルーター(intranet、Reuters)のようなその他プライベート/所有のネットワーク、Corbisのようなデータライブラリ)。もしくは、コンテンツにアクセスする手段であってもよい(例えば ワールドワイドウェブサイト、CD−ROMS、照会補助器具)。それか、特定の働きをするソフトウェア(例 ネットワークソフトウェア、e-コマース(commerce)ソフトウェア、メニュー/トールバー、データ分析トール)か、ハードウェア(例 集積回路レイアウト)の要素であってもよい。
【0136】
具体的に言えば、その装置はモーバイル(携帯電話)である。最近の携帯電話は、より深い情報が記憶されているリモートステーションへの(ラジオ)アクセスであるメモリー(ディレクトリで組織された)と、e-mail(電子メール)とその他のインターネットシステムにアクセスするための設備とを両方備えている。しかし、これらの設備のどれにおいてもその便利さは、携帯電話の表示装置のサイズによって、厳しく限られている。その携帯電話そのものも、エンジニア強制と今日のテクノロジーによって定義されている。さき程述べた発明の方法のどれかに従ってつくられた表示を持つ携帯電話を供給することによって、携帯電話の技術的な便利さはデータを移し運ぶための装置として大いに促進される。
【0137】
その装置は普通、ユーザがデータ(インストラクション)を入力するために、メカニズム(機械装置)を含んでいるであろう。例えば、タッチスクリーン。もう1つ代わりに、もしくは加えて、それは操作レバーや多数のキーのような機械的なデータインプット装置を含んでいてもよい。この場合、いくつかの領域もしくは全ての領域の配置(例 コントロールパッドの追加の領域)は、好ましくは機械的データ入力装置のレイアウトに相当する。
【0138】
例えば携帯電話はキーパッド構造で配列されたボタンを持っていてもよい。そしてこの場合、領域の配列はそのキーの様式に一致していてもよい。
【0139】
例えばもし3×3配列のキーパッドに9つのキーがあれば(他にまだあるかもしれないキーに加えて)、9つの第(i+1)領域までのそれぞれの第i 領域は、キーのポジション(すなわち、正方形3×3グリッド)に一致しているパターンで配列されていてもよい。もしくは、8つの第(i+1)領域は、第i 領域の円周に沿っているパス(例 正方形経路)に沿って並べられていてもよい。例. 9つあるキーの8の位置に一致している。この配列の便利さは、携帯電話状況に対して定義されてない:8組の配列は、例えばユーザが携帯電話の一部ではない(もしくは、必ずしも一部でない)ジョイスティック(八辺形)か、ボタンマウスのようなメカニカルデータ入力装置を使って領域(ファイル)の1つを選ぶことをとても容易にする。キーの数は従って、ディスプレイされた第(i+1)領域の最大数の値Mに関係しているであろう。もし第iファイルと論理的に関連している第M(i+1)ファイル以上あれば、エキストラ領域は別々に(異なったエリアで)ディスプレイされるか、もしくは省略される(任意に、1つのシンボルか、数々のシンボルがこれを指示するために、そして省略されたファイルにアクセスを与えるために作られるであろう)であろう。
【0140】
発明の第13局面は、コンピュータプログラム製品である。それは、データ処理装置に第1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12局面のどれかに従って方法を実行させるために、データ処理装置によって読み取られることができる。コンピュータプログラム製品とは、電子学的に(もしくは光学上)読み取れる記録媒体のような、記録環境に記憶された、発明の方法の1つを実行するためのコンピュータプログラムであってもよい。
【0141】
"低解像度スクリーン"とは、絶対限界上で低解像度であるスクリーンを意味してもよい(例 500×500ピクセルにすぎない、200×200ピクセルにすぎない、もしくは100×100ピクセルにすぎない)。もしくは、マップにされるファイルの数に関して低解像度のスクリーンのことかもしれない(例 1つのファイルにつき、10、25、もしくは100ピクセルにすぎないトータル)。
【0142】
上のどの局面においても、方法はそのタイプに従ってファイルを拒絶する(すなわちマップに含まない)ことができるであろう。例えば、特にウェブのコンテキストにおいて、マップはオーディオおよび/またはピクチャーファイルを一貫して無視するであろう。そのため広いクリック間隔が、過度に複雑になったマップなしで表示されることができる。もしくは一定の(例えば 予め定義された)タイプの表しているファイル(もしくは含んでいるファイル)に追加の領域を造り出してもよい。
【0143】
発明の好ましい実施例が添付した図を参照して例示のみのために記載される。図1は、ウィンドウを1とし、タイトルバー3、メニューバー5、レフトバー7、表示エリア9、そして情報表示エリア11と示している。3のタイトルバーは、ボタン12を含んでいる。すなわちユーザのマウスのそれぞれ可能な位置、もしくはその他の入力装置に応じているスクリーンのエリア。そのためこれらの位置にマウスを置くことと、クリック動作を行うことによって、ユーザは装置にコントロール指図をもたらすことができる。これらのボタンは、ウィンドウを開けたり、閉じたりするようなウィンドウ操作のために、従来の方法で使われる。同様に、5のメニューバーは、ユーザが決まった方向で多種のオプションと機能の間で転換することを許容する。
【0144】
9の表示エリアは、発明に従っている方法によって作られたマップを含んで現わされている。その方法は、まずインターネットの一定のファイルを"ファースト"ファイルとして定義することから始め、そして円形の第1領域13を描く。この時この13は、表示エリアの範囲内で可能な限り大きい。この円形の第1領域13は、最初のファイルを意味する。
【0145】
この例では、その最初のファイルはページであり、たまたま4つのアンカーを含んでいる。そのアンカーのそれぞれが、各々の"第2"ファイルに通じている。図の中でその第2ファイルは、円形の第2領域15、16、17、18によって表されている。第2ファイル15は、2つのアンカーを含んでいるページであり、2つの第3ファイルにそれぞれ通じている。その2つの第3ファイルは、その第2ファイルを意味する第2領域15の範囲内で、円形の第3領域21と23によって図にそれぞれ表されている。同様に、円形第2領域16によって表されている第2ファイルは、6つのアンカーを含んでいて、それゆえ円16は、6つそれぞれの円形第3領域25を含んでいる。その各々の円25は、第3領域のそれぞれ1つを意味している。円形第2領域17によって表されている第2ファイルは、"フレームセット"であり、それはブラウザアレイを2つのセクションに分割する。これは図で、円形領域17を2つ半分に分ける水平のライン29によって表されている。フレームセットの2つのセクションの1つは、アンカーを含んでいない。それに対して、フレームセットのもう1つのセクションは2つのアンカーを含んでいて、それぞれの第3ファイルに通じている。その第3ファイルは、円形第3領域31と33によって図に表されている。
【0146】
上記したように円形第1領域13は、表示エリア9の範囲内におさまることのできる限り大きくなるように描かれる。同様に、第2領域15、16、17、18も、円形第1領域13の円周囲と互いの円周囲が触れる限りの大きさになるようにそれぞれが描かれる。同様に、円形第2領域17の1つのセクション内にある円形第3領域31と33も、できる限り大きくなるように描かれる。
【0147】
しかし円形第2領域18によって表されている第2ファイルは、たった1つの第3ファイルにたった1つのアンカーしか含んでいない。この第3ファイルは、1つの円形領域27によって表されている。円形領域27は、円形第2領域18と同心円であるが、半径はその半分である。従って円形第3領域27は、その他の第2ファイルに結びついている円形領域と異なる。それは、最大に大きくなれずに円形第2領域18内中心に一致しているからである。これは例えば、「マップが、上段に記述した第4の好ましい特徴を第4の局面のもとに遂行し、そしてユーザが見える部分の領域の上にマウスを置き、クリック作動を実行することによってワンクリックで領域を選ぶことを許容する。」ということを意味する。
【0148】
円形第3領域27によって表されている第3ファイルは、2つのセクションを持つフレームセットである。最初のセクションは1つのアンカーを含んでいて、第2のセクションは9つのアンカーを含んでいる。従って円形第3領域27は、その直径を横切るラインによって2つに分けられる。その半分の1つは、唯一の円形第4領域28を含むように描かれ、それに対してその円形第3領域27のもう1つの半分は、その円周内部の周りに9つの円形第4領域30を含んでいる。
【0149】
この図表でそれは、円形第3領域27の内部に、円形第4領域28、30を表示するためだけに選ばれる。これは、他の円形第3領域のどれもがアンカーを含んでいるファイルに結びついていないということを指示するであろう。一方でそれは、図表(マップ)を描くルールの結果であってもよい。それは例えば、円形第4領域はそれぞれの円形第2領域の内部で唯一の円形第3領域であるその円形第3領域の内部でのみ描かれるということを要求していてもよい。
【0150】
ここの図表では見られないが、上段で述べた領域のいずれもが種々の形で(円、長円形、レンズ型、ひし形、三角形、正方形、五角形、六角形など)および/または色付き、影付き、フラッシュしている、動いている(例えば 回転している)、そして、それらの内で描かれたシンボルを持っていてもよい(例えば 正方形、三角形)。そのような見方によれば、これらのシンボルは目立つか、もしくは図表で描かれたたった一つのマーク(図17参照)であって、それはファイルが入っているサーバに、どの位最近にそれが開かれたか、それは最初のファイルとして選ばれたかどうか、そのタイトルと概略情報がアクセスされたかどうか、それはパスワード保護されているかどうか、および/または、それは"ページ"か、他のファイルの型(例えば オーディオファイルかリーフノード)であるかどうかを指示するためである。
【0151】
図1の図を生み出す1つのアルゴリズムは、次の5つのステップから成る(単純にするため'フレームセット'の可能性を省略している。その可能性は、熟練した人には簡単に考慮されることができるであろう):
1.最初のファイルを表す1つの円(第1領域)を、表示エリアの中央にできる限り大きく描く。
【0152】
2.その最初のファイル内のページで、他のウェブページへのリンク(アンカー)Nの数を数える。
【0153】
3.ベクトルPによって円の中央、Rによってその半径を表す。もしN=1ならば、この円の内部のふち周りに、これらのNファイルを表す円を描く。この新たな円は、1つの輪の中にあって、各々が以下の半径(r)を持ち、
r=Rsin(π/N)/(1+sin(π/N)
そして、ベクトル位置(p)を持っているその新しい円の中央は以下によって与えられ、
p=P+(R−r)cos(2πl/N)x+(R−r)sin(2πl/N)y
そこではxとyは、そのxとyの方向で単位ベクトルで、
そして、l(l=1,…N)がその新たな円を数える。
【0154】
もし、N=1ならば、以下と共に1つの円のみ描く。
r=R/2
p=P
4.それぞれのこれらの新たな円のために、ステップ2と3を順次に行う。
【0155】
5.要求されたレベルの詳細が達成されるまで続ける。
情報表示エリア11は、最初のファイルについての情報を含んでいる。例えば、そのタイトル(ボックス40の内)、そのアドレス(ボックス41の内)、それが含んでいるマテリアルの概略(ボックス 43の内)、そして(ボックス 44の内で)そのファイルの内訳(例 そのファイルがイメージかビデオを表示するか、もしくはそのファイルがイメージかビデオであるかどうか指示している)などである。
【0156】
もちろんワールドワイドウェブは、保証された多くのページを含んでいる。その意味では、あるユーザたちはアクセスすることを許容されていない(例 パスワードか他の身分証明が、その保証されたページのために要求される)。ディレクトリ構造ですらその範囲内で、そのようなページを含んでいてもよい。ページ内のリンクが公共のものでない場合、その実施例はそれにとって利用できるどんな情報にでも基礎を置いたマップを描くであろう。例えば、領域がその内に構造がないページの実在を指示している。領域が描かれるということは、ページが保証されているということを示してもよい。ユーザは、パスワードか身分証明情報をその実施例に補充することができてもよい。だからユーザが実際に見る権利があるファイルの場合(たとえ一般大衆にはその権利がなくとも)、その実施例は保証されたページについての情報を到達するために、ウェブサイトやサーバなどに質問することができ、従ってマップを補うことができる。その実施例は、予め書かれたファイルのパスワードか身分証情報を、一方で/追加として含んでいてもよい。そのため、ユーザの仲裁なしでそれはユーザに見る権利があるどんなデータファイルについての情報も到達することができる。
【0157】
図1には図示されてないが、どの円形領域も、もしくは全ての円形領域も図で示されてもよい。例えば色をつけること等によって。この可能性は、図4に関してもっと詳細に下段で説明されている。
【0158】
図1では、簡単にするために最初のファイルから3クリック(n=3)以上の領域は表されていないけれど、他の実施例において最初のファイルから多数のクリックであるファイルは、数千領域までのぼる合計を含んで、複雑な断片像を与えるために含まれているであろう。その方法は、ユーザがウェブを通して徐々にその中で動くそのズーム効果を生み出すために、つながれた最初のファイルの連続に基づいて、連続的に(途切れなく/増加して)行われてもよい。そのような表示は、例えばスクリーンセーバーとして使われてもよい。
【0159】
図1にあるウィンドウが使われることができる1つの方法が今記述される。まず第一に、ディスプレイはブラウザが決まった最初のファイル(ユーザが今現在読んでいるファイルなど)にベースをおいたマップを作るために開かれた(例えば 自動的に、もしくはユーザの命令によって)時に、生み出されるであろう。表示エリア9の内部に現れたディスプレイはその時作られる。これは、ユーザの現在のファイルを他のファイルに結びつけているアンカーがどれだけあるか、ユーザに直ちに指示する。マウスのような入力装置を使うことにより、ユーザはこのディスプレイで領域の1つを指示することができる。例えばユーザは、数ある領域の1つの上にあるマウスの位置と結びついたスクリーン上のカーソルまでマウスを動かすであろう。ディスプレイはその時、選ばれた領域と一致しているファイルのタイトルを指示する。例えば領域に近いテキストボックスとして。ある一定のコントロール指示(マウスクリックのような)によって、ユーザはその選ばれたファイルをベースにしたより詳細の情報を作るをその装置に指図してもよい。例えば、表示エリア11にある情報は、その選ばれたファイルに沿うため最新のものにされてもよい。もしユーザが、そのファイルを表示する(そのファイルを'開く')と決めたならば、ユーザはその趣向でそれ以上のコントロール指図を出してもよい(例 マウスクリックによって)。そのためファイルは、ユーザのスクリーン上最新のウィンドウとして、または以前に最初のファイルを見せたウィンドウの最新版として開かれるであろう。
【0160】
ユーザからのそれ以上の命令は(それは実際に開いている選ばれたファイルに結びついていてもよいし、そうでなくてもよい)、最初のファイルとして選ばれたファイルに基づくディスプレイを作ってもよい。もう1つとしては、ディスプレイはユーザの位置が変わる(ユーザが上記したように移動することによって、もしくは新しいアドレスをブラウザに入力することによって)たびに自動的に再生成されてもよい。
【0161】
もう1つの可能なことは、ユーザのためにラベル("ブックマーク")を特定のファイルにつけることである。これは、ユーザが後になってその特定のファイルに自動的に戻れるようにさせるであろう。ブックマークは、マウスの指示によって(すなわちマウスと結びついているカーソルを、マークをつけられるファイルを表示する領域上にのせるために動かし、適当なところでマウスボタンをクリックすることによって)、もしくはウィンドウ1の内部にある45、47、49、51のボタンの1つとの組み合わせによって付けされるであろう。
【0162】
それ以上の可能性は、最初のファイルとしてユーザの現在の位置に基づいていないが、代わりに(例えば)そのディスプレイから選ばれたファイルに基づく表示をユーザが再生成することである。その再生成された表示はそのとき、ユーザの現在の位置とその表示が基づく最初のファイルとの間のクリック距離の表示を含んでいるであろう。
【0163】
そのような表示は、図2に描かれている。それはウィンドウ1の表示エリア9のみ示している。そしてその中では、単純にするため円形第1領域13の全ての詳細が省略されている。図2は、その表示エリア9がより大きく、そして表示エリア9の外側のふちと円形第1領域13(この場合、各々のエリアが円13の両側で広がっている)の間に5つのエリア52、53、54、55、56(水平ラインで分けられた)を含んでいるという点で図1と異なる。これは図表の最初のファイルが5つの中間ファイルを含んでいるハイパースペース直通のルートに沿ってユーザの現在の位置から到達されることができる(すなわち、図表の第1ファイルはユーザの現在の位置から6クリックである)ということの表示である。
【0164】
最初のファイルが現在の位置から6クリックであると決めているからには、方法は1番小さいクリック数を持つその1つを見つけ出すために、数々のファイルの間で全ての可能なルートを通って捜してもよい。例えば、たとえユーザが現在の位置に基づく表示を作り、そして、例えば第7領域をクリックすることによって表示の最初のファイルを選んだとしても、第7領域によって表されているそのファイルが実際、ユーザの位置からたったの6クリックで達せられることができるというのは可能である(すなわち、ユーザが知っていたその1つからハイパースペースを通って違った回路によってできた)。そしてこれが、方法が6つのエリアを作った理由である(回路に沿って、各々の中間ファイルに1つずつ、そして出発ファイルに1つ)。ユーザは、方法によって発見された1番短い回路をつたってその5つのファイルの1つについての情報を到達することができてもよい。および/または、エリア52、53、54、55、56のそれぞれ1つを指示する(例 それをクリックする)ことによって、ユーザが円形領域の上で実行することができるどの活動をも選んで行うことが本当にできてもよい。もちろんユーザの現在の位置と、ディスプレイの最初のファイルの間に等しい短かさの幾つか異なった経路がよくあるであろう。だからその方法は、第1円形13と表示エリア9の間のエリア間で、独自の結合を作るために、いくつかの基準に一致している1つと最短経路に沿っているそれぞれのファイルを選んでもよい。他の手段として、方法は1つ以上の回路を表示してもよい。例えばこの場合、円形13のどちらかの側面上である。
【0165】
今から図3へ移り、第2の実施例は、発明に従っている方法によって作られたマップで表されている。この場合は、表示領域9は現在の第1ファイルを意味している正方第1領域によって完全に占領されている。その第1ファイルは、円形第2領域61、63、65によって表されている3つの第2ファイルに、アンカーによってつながっている。円形領域61によって示されている第2ファイルは、円形第3領域67によって示されている第3ファイルへの4つのアンカーを含んでいる。それらは円形第2領域61の外側にいて、その外側の円周に触れている。第2領域63によって示されている第2ファイルは、フレームセットを含んでいる。フレームセットは第2ファイルを2つのセクションに分割する。その2つは、円形第2領域63のセクション69と71によってそれぞれ示されている。円形第2領域63のセクション71によって示されている第2ファイルのそのセクションは、円形第3領域73と75によって示されているファイルへの2つのアンカーを含んでいる。
【0166】
図4は、発明に従う第3方法によって作られたマップを示している。これは、その領域が四角であって円形ではないという点で最初の2つの方法と区別される。図4によって図にされたワールドワイドウェブの領域は、図3によって描かれたそれと同じものである(すなわち図4は論理的に図3と同等である。下で説明されている色の違いは別として)。つまり現在の第1ファイル(それは表示エリア9の全体を占領する第1領域によって表されている)は、3つの第2ファイル(それらは四角エリア76、77、78によって表されている)に結びついている。第2エリア76によって示されている第2ファイルは、4つの第3エリア79を含んでいる。その4つは、それぞれの第3領域周りの細いマージンは別として、第2領域76を満たすように最大に大きく測られている。第2領域77は2つに分けられ表示されていて、第2ファイルを2つのセクションに分けるフレームセットを意味している。1つのセクションは2つのアンカーを含んでいて(第3領域81によって表されている2つの第3ファイルをそれぞれ示している)、もう1つのセクションは、アンカーを含んでいない。第2領域78は、第3四角エリア83によって示されている第3ファイルに5つのアンカーを持っているファイルを意味する。
【0167】
4つのエリア79の配置は、さいころの目の配置に似ていて、エリア78内のエリア83の配置もまたそうであるということに注目されたい。これは、発明の全ての局面に適合してもよい原則の実例である。すなわち一定の第iファイルに表示されてもよい第(i+1)ファイルのそれぞれの数のために、方法は分離した地点のそれぞれの回路を含んでいてもよい。それは、その数の第(i+1)領域がどのようにして一致している第i 領域内に配置されるべきなのかを定義する。すなわち、もし第(i+1)ファイルの決まった数(例 4)があると見つけられたら、方法は一致している回路のその数(4)を見つけだし、その回路に一致している第(i+1)領域をレイアウトする。図4で見られるように、回路は例えばさいころの目の様式に一致していてもよい。もしくはそれらは、下記にあるように数字キー(パッド)に一致するようにレイアウトされてもよい。
【0168】
図上でのハッチング(陰影)の2つのタイプは色を意味する。それは発明に従って作られたディスプレイに実際存在していてもよい。2色の可能性は、例えば2つのサーバのどちらがそれぞれのファイルを供給したか、もしくはそれぞれのファイルのユーザに予期された関連性の程度を指示してもよい。ウィンドウ1の他のエリア(例 レフトバー7、これは図4では見られない)は、これらシンボルの意図のためキーを含んでいてもよい。例えばその領域で使われた各々の色のため、レフトバー7はその色をしているエリアを含んでいてもよい。従ってユーザは、その色の意味表示を誘発するためにバー7のそのエリアを指示することによって(例 カーソルをそこへ置くことによって)、その色の意味を発見することができる。
【0169】
色よりも、好ましくは領域は模様をつけること(例 図に示されてあるようなハッチングをつけること)、フラッシュすること、形、その他のグラフィカル手段によって区別されるであろう。
【0170】
図5は、発明に従う第4方法によって作られたマップを示している。その中でそれぞれのファイルは点になっている領域によって表されている(全ての点が同等サイズ)。そのためマップは、発明の第1局面の範囲内には属していないが、例えば第3局面の範囲内には属する。中央の点90によって示されている第1ファイルは、ライン91、92、93によって示されているハイパーリンクによって、3つの第2ファイルにつながっている。その3つは、点94、95、96でそれぞれ示されている。点95で示された第2ファイルは、それぞれの第3ファイルを意味している点97、98、99に(ライン100、101、102で示された3つのハイパーリンクによって)つながっている。ライン100、101、102はそれぞれ、ライン91、92、93の半分の長さである。もっと一般的に、第3ファイル以上の図表の拡張を考慮すれば、それぞれの第i 領域から各々の第(i+1)領域のハイパーリンクを意味しているそのラインは、それぞれの第(i+1)領域とそれぞれの第(i+2)領域の間のハイパーリンクを意味しているそれぞれのラインより一定の割合で(この場合、2)長い。もちろんクリック回数が増えるにつれて、各々の第i 領域の点は論理的に関連している第(i+1)領域の点と重なり始めるであろう。この問題は、例えば点の直径を一定の割合で減らすことにより、解決されることができ、もしくは第1の点90からのクリック距離を増やし、前段の局面に関して述べたようにnを定義する(例 ラインの長さに関係する同じ一定の割合)ことによって解決される。簡素にするため、フレームセットの可能性は、この図上で考慮されていない(すなわち、それがページかフレームセットであるか、ファイルを同等に表す図である)、が、熟練した人は、フレームセットも表示していることとして、この図を総合することができるであろう。
【0171】
図1と3〜5で見られる全てのマップは、上で話したようにその意味では"限られている"ものである。その上、図1,3,4で見られる図は全て"インテンシブ(集中的:intensive)"であると言える。すなわち、現在の第1ファイルと、1番遠いファイルの間のクリック距離がたとえどんなにあろうとも、領域によって占領されている全体エリアは不変のままである(事実、第1領域に等しい)。対照的に、図5はインテンシブでないが、限られている図を示す。すなわち、第1ファイルと1番遠いファイルの間の合計クリック距離が増すにつれて、ディスプレイの大きさは増すけれども、それは多数のクリックのため一定の限られたサイズ以下にとどまっている。これは、以下のシリーズ(系列)概略を注視することによって理解されることが可能である:
1 + 1/2 + 1/4 + 1/8 + …= 2.
例えばもしその分枝(ブランチ)の長さが第1ファイルからのクリック距離に関して減らなかったならば(もしくは十分に速く減らなかった)、図5の図は限られているであろう。
【0172】
図6へ移り図6(a)は、発明に従って方法により作られた図を示している。その図は、表示エリア9の内部であり、第1領域13は第1ファイルを意味しており(例 もしくはコンテキストセンシティブサーチ機能)、そして4つの第2領域16、17、18、19は、それぞれ第1ファイルに論理的に結びついてる4つのファイルを意味している。領域105はファイルを意味していないが、好ましくはユーザにその領域をクリックすることによりシステムの最初の状態に戻ることを許容している。例えば領域105は、以前に定義されたシステムの状態を表してもよい。それは、その領域をクリックすることにより再現されることができる。例えばその状態は、ユーザによってマークがつけられてもよい。もしくはプログラム作成により予めセットされた状態であってもよい。1つの領域105だけが描写されているが、減少している距離のスケールをもつエリアに従っている図の形式上では、多数がおそらく供給され、それぞれの以前に定義された状態に連合することができる。
【0173】
ユーザが領域17をクリックする。その時方法は図6(b)の図を作る。そこで第2領域17は拡張され、28個の第3エリア107は、28個の第3ファイルをそれぞれ表している。これらの第3ファイルは領域17で示されているファイルから取ることができる。領域107は実質上同じ距離スケールであるが、いくつかは長円形なのにその他は円形である。しかしこれは必要なことではない。例えばもし長円形(もしくは類似しているが方法とは異なるレンズかひし形)が、より長いタイトルのラベルにそれぞれの領域のふち内に各々表示されることを許容するために形成されたならば、その時長円形17は、その他の長円形をした領域107だけを含んでいてもよい。図の左下にある挿入図は、図6(a)で表示されている図だが、第1領域13の周りから領域17を取り除いたことを考慮して調整されている。
【0174】
ユーザが領域107の1つをクリックする、そうすると図は図6(c)のように再描写される。その領域107は、再び描かれ拡張された。領域17は、挿入図の外側の境界として再配置される。従ってそれはファイルのセット内でのユーザの旅の履歴を指示し、図6(b)で見られる図に戻るためクリックされることができる。
【0175】
ユーザが領域18をクリックする。図は図6(d)のように再描写される。領域18(3番目に選ばれた領域)内で表されているファイルは、予め定められた論理的な関係に従って最初に選ばれた領域17の内で表されているファイルに関して、出発点としてその領域から選ばれたファイルと共に図に示される。例えば最初に選ばれた領域17がいくつかの会社等を含んでいて、その中から1つの会社がえらばれ、それは第2の従業員領域で、もし論理的な関係が前段で記したものだったら("第1が従業員を意味し、第2が過去に勤めていた会社であるか、それか第1が会社を表し、第2がその会社の現在の従業員であるかのどちらかであれば)、第1データファイルと第2データファイルは論理的に関係がある。")、そのとき1番大きい領域18内の領域は、その会社の従業員を意味し、それらの内の円は彼等が勤めていた他の会社を表している。エリア17によって限られている挿入図は今や領域105を加え、領域13に隣接している2つの第2領域16と19のみを示している。領域105は、ユーザがシステムの最初の状態に戻ることができるようにする。
【0176】
ユーザは、1番大きい領域として、もしくは出発点としてその領域に関する図を再描写するために、1番大きい領域内部の小さい円のどれをもクリックすることができる。領域17は、選ばれたファイルが属しているメイン領域を表すように変わってもよい。
【0177】
選ばれたファイルとファイルのコレクション(収集)(新たに選ばれた領域)の間の関係をかわりに図にするためにユーザは、領域16か19以外もクリックすることができる。この場合選ばれた領域は、そうであったように、拡張されるであろう。そしてそれが交代する領域は再び領域13の周りの領域になるであろう。
【0178】
ユーザは、いつでも最初の表示に戻るため白色の外側領域をクリックすることができる。
【0179】
熟練した人には明白であるように、前段で説明したマップにする方法のさまざまな変化は可能である。例えば、上で示したように領域のサイズは、それが表すファイルと第1ファイルの間の距離(クリックで測定された)に従って減少するけれども、これは必然のものではない。例えば図は、ほんの少しのクリック回数分のファイルに限られていてもよい(例 2クリック)。もしくは表示エリアの外側にあるマップの部分は表示されないかもしれない。
【0180】
その上、前に述べたように、一定の第i領域の内部、もしくはその周りの全ての第(i+1)領域が同じサイズか同じ形であるということは必要ではない。例えば図6(b)を参照して、この図は変えられてもよい。だから領域107の1つは最大サイズで、隣接する領域107は少し小さくて、その隣の領域107はさらに小さくて、、、などと続く。そのため各々の領域107は異なるサイズである。この可能性は、本明細書を通して発明の全ての局面に適合するが、しかしサイズや形の変化は好ましくはルールによって生まれる(例 ファイルが開かれた回数かファイルのタイプ)。
【0181】
図7へ移り、発明に従っている方法が説明されていて、ほぼ手のひら上の解像度でコンピュータ内のファイルを表示している。ユーザはどんどん進むためにその方法を制御する。第1に、図7(a)で示されているように、ユーザのPCの全体の可能なメモリーを表している1つの領域が見られる。これは、ディレクトリのように、データファイルの一種として考えられることができる。次に図7(b)にあるように、コンピュータの機能(それらは、データファイルか、それかデータファイルの基礎の元で制御されるかのどちらか)が表示されている。最後に図7(c)にあるようにデータファイルのつぎの2つのレベルの階層化構造が描かれている。しかし、それらは多少はやく現れることができる(例 1レベル、もしくは3レベル同時に)。図7(c)描かれたマップは、発明に従っている図だが、それはより小さいマップをその内部に含んでいる。その小さい図は、発明に従ってそれら自身別々に作られ、別々に(例 ユーザがマウスを特定なエリアに示す)、もしくはグループで(例 先に述べたように1層ずつ)現れる。
【0182】
表1は以下のものを使っているディレクトリ構造からファイルを開くことを比較する。(1)前に述べたウィンドウズ拡張ツリー方法(Windows expanding tree method)に対応するシステムブラウザ。(2)ディレクトリファイルの"Inxight" ハイパーボリック表現。(前にあるように、ハイパーボリック図のコンセプトを紹介したジョン.ランピングとラマナ.ラオの論文は、ファイルを開くことを特に言及しなかったが、ここでその技術上での変化を考えてみる。その技法には、ファイルを表すハイパーボリック図の点を決まった方法でクリックして、そのファイルに移動する(例 開く)ことがある)。(3)図1で表されているようなマップ("フラクタルスペースマップ")。これは本発明に従っている。
【0183】
【表1】
Figure 0004638984
【0184】
表1にある値は、6つのレベルに配置された200のメンバーを持つ特殊なディレクトリ構造を用いて計算された(ディレクトリ構造は、現在の技術を支持するためにえらばれてはいない)。表1で使われている用語"スライディングクリック"とは:ユーザが指示装置(例 マウス)を、ある領域に達するまで一定の方向に動かし(その領域で、指示装置は表示が変わることを刺激する)(例 下記のような表示パネルを開くことによって)、そして次に、クリックする(例 マウスのボタン)。このようにして表示パネルを備え付けて、ユーザに例えば以下のことを許容している:表示パネルが子供ファイルを選ぶために特定された領域の子供達の名前を表示する場合にはマウスのポインターを関連する名前のラベルに動かすか、強調されるまでその方へ動かして、そしてマウスのボタンを放す。すなわち"スライディングクリック"とはクリック動作の総合された形式である。ユーザがマウスで似たように進んでいくことができるハイパーボリックツリーが表明されているが、これは全体の図に、マウスボタンが放されるまでの変わってゆく観点から途切れることなく再描写されることを引き起こす。対照的に、スライディングクリックは、クリック運動に関連している。そのクリック運動とは変わっていない図の一部に隣接している(もしくは変わっていない図の一部上に重ねられた)情報を持ち出すことにより、第2クリック運動は、例えば領域に一致しているファイルをひらくために、連続して実行されるというものである。
【0185】
全ての局面にある発明が適用されるファイルは、いくつかの方法で分類されてもよい。第1の分類法は、"ローカル VS ネットワーク"である。ローカルとは単一の装置内のファイルのこと(もしくは空間的に限られた装置のセット)で、ネットワークファイルとは、もっと遠い場所に記憶されているファイルのこと(例 電気通信工学によるネットワーク)。もう1つの可能な分類は、"コンテンツ VS 多機能"。コンテンツファイルとは、そのコンテンツ自体がユーザに表示されるファイルで、多機能ファイルとは、機能を実行するためのプログラムを含んでいるファイルである。従ってユーザのPCに入っているヘルプファイルは、ローカルコンテンツファイル(ユーザは、PC機能を理解するためヘルプファイルのテキストを読む);品物の値段を表示しているウェブサイトはネットワークコンテンツファイル(ユーザにはコンテンツを読むためにファイルのサーバにアクセスする);プリンターを制御するためのPCにあるドライバーソフトウェアは、ローカル多機能ファイル;ウェブサイトに記憶されたアプリケーションは、ネットワーク多機能ファイルである。ネットワークコンテンツファイルのもう1つの例は、ネットワーク上で働くハードウェアの一部によって作られた、例えば開いた連結に関係しているファイルであってもよい(例 スイッチング回路)。
【0186】
前で述べた方法の多くの局面では、距離のスケールは徐々に減るので(例 最初のページからの距離が増えると共に)、第Iファイルを表している領域は、i が増えると同時により小さくなり、それ相当に見ることがもっと難しくなる。距離のスケールを増やすに合わせて新しいデータファイルを第1データファイルとして始めることにより、ユーザは図を再描写することができてもよい。しかし、ユーザがもっと優れた洞察力で小さな領域の意味をつかめるようにする他の方法がある。
【0187】
第1の可能性は、ユーザにマップの一部を拡大するオプションを与えることである。(つまり、下においてあるメインの図が再描写されるのではなく、新しい図が描写される。その新しい図は、ユーザによって選ばれた図の一部を単に拡大することによって、もしくは確かなレベルの数のために方法をユーザに選ばれたファイルに応用させて、新しい図を創作することによってつくられる。例えば、ユーザは図上の一部エリア(レンズ)を明確にすることができてもよい。その一部エリアは、増加した距離のスケール上あたかもレンズを通して見ているかのように表示される。レンズとその他の拡大図は、スライディングクリックと結合できる。および/または、下に敷かれている図を再描写することなく連続的に拡大図を与えるためにメカニズムとも接続できるということに注目されたい。
【0188】
それ以上の可能性(第1可能性と接続できる)とは;表示の異なった部分でエリアによってそれぞれ表されるための一定の第i領域の第(i+1)領域のため、第(i+1)領域の関係ある位置に一致している適切な位置と共に。(例えば図10(g)にあるように)これは、"明確な拡大図"としてここで参照されている。
【0189】
任意に、これらの領域の1つを指示することは(マウスで、それかキーを押して)、マップの上で相当している領域を指示することと同じ機能を持っている。この場合図の一部は"コントロールパッド"として参照されている。
【0190】
図8は、発明に従っているマップで、データファイルの意味(例タイトル)をユーザに指し示すための他の手段である(もしくは追加の)技法を説明している。図8(a)では、データファイルの意味が"アイコン"によって示される。(そのアイコンは、図では大文字と小文字のひとそろいの活字で表されている。もちろん他のシンボルが使われることも可能であるが)第iファイル内で表示される第(i+1)ファイルのためのアイコンは、ユーザがその第iファイルをある方法で(例マウスを使っって)強調する時だけ見えるようになってもよい。(また、第iファイルを意味しているアイコンは完全に見えなくなってもよい)これはここで"アイコン トレイル"として参照されていて、ユーザがマップの関係ある部分に集中することを手助けできる。
【0191】
図8(b)では、データファイルの意味が別々の表示パネルによって表されている。ユーザが興味をもっているファイル(矢印で示されている第4ファイル)のために、表示は第3ファイルのタイトルの見出し("Arts and Humanities ")を含んでいる。第4ファイルは必然にこの第3ファイルに関係があり、つまり全て9つの第4ファイルがこの第3ファイルに関係がある。それらの中で、ユーザが興味を持つ第4ファイルのタイトル("Booksellers ")が強調されている。その強調は、現在強調されているマップの領域から表示パネルに一致している部分までラインを引くことによって、代わりとしてか追加として表されてもよい(もし表示パネルが、下部に描かれる代わりに、図のどちらかのサイドに描かれる)。および/または、図と表示パネルは例えばそのタイトルの全ての第4領域を加えて述べるために色がつけられていてもよい。
【0192】
図8(c)は、もう1つの技法を見せている。その技法では、関連あるデータファイルについての情報(例 そこで表示されているタイトル)が、別々の(あるいは透明)エリア内でうまれる。そのエリアは、それらの相当している領域とラインによってつながっていて、メインのマップの上に描かれる。それらのエリアの配置は、それが表示の外側へ出ないことと確実にするために定義されていてもよい。
【0193】
これら技法のどれもが、ユーザに実際に開くことなくファイルの意味についての情報を引き出すことを許容するであろう。従って適当なファイルまでの運動が非常にスピードアップされる。加えて、2つの第2技法は、上記したスライディングクリック技法と共に使われることができる。
【0194】
発明に従っている全ての図では、領域が2つの異なった回路に沿って第1ファイルから到達される(すなわち領域は、任意のステップの数によって第1ファイルに論理的に関連している)ことができる時、それはたった1つの領域によってのみ表されてもよい(つまり1つの可能な回路を見せている)。そしてその他の回路を表示する領域は省略されてもよい。一方で、このような領域の1つ以上はファイルのために描かれてもよい。後者の場合、(1)そのファイルの子孫が、その領域のたった1つで(もしくはそれ以上)描かれてもよい。(2)ユーザがそのような領域1つを指示する(例 その上にマウスを動かす)時、同じファイルを表している領域は、強調され、図の中に挿入され、その子孫がその内で描かれてもよい。および/または、その親領域のいくつか(もしくは全て)が指示されてもよい。この見方では、論理的な接続にある階層化より好ましくはネットワークの実態が、ユーザに明らかにされることができる。
【0195】
マップが、nよりも大きいiの値を持つデータファイルに関している情報を表示する(例 別々の表示パネルによって)ことは可能である。例えば、i=nであるファイルの上にマウスを置くことによって、i=n+1であるデータファイルに関する情報を表示することのオプションが、ユーザにあってもよい。この第i層は、"見えない層"として参照される。
【0196】
図9から12は、表示200を含んで携帯電話装置に関連している。
電話装置のたいていの働きにおいては、表示装置は決まった情報を表示するが、携帯電話は、少なくとも1つの使用法がある(図12で説明されている)。そこで表示200は、発明に従って作られた図202を含んでいる。
【0197】
その表示はさらにアイコンの3×3グリッド204を含んでいる。それらのアイコンは、図202にある領域の意味を表しているアイコンであってもよい。(例 それらアイコンは、一定の第iデータファイルと論理的に関連した第(i+1)ファイルの意味を表していてもよい。もしくは、図202の領域に関してのコマンド(指令)(例 ブックマークの挿入)がある点ではそれと一貫してキーパッドを通って申し入れられることを許している明確なグリッドであってもよい。(今後"コマンドグリッド"と呼ぶ)
フラクタルスペース図202の詳細な構造は、大きな距離のスケールを含んでいて、それぞれの距離スケール上で、図は3×3グリッドである。これは、特に好都合である。なぜなら電話の数字1から9を示すボタンのパターンの3×3グリッドであるからである。すなわち、ユーザがフラクタルスペース図202に合ったアイテムを選んでいるこの様式で、ユーザは数字1〜9を示しているキーパッドの一部のキーを押すことによってそれぞれ距離のスケールで、そうすることができる。
【0198】
表示はまた2つの"ショートカット(近道)"('システム(system)'と'キャンセル(cancel)')を見せている。これは他のキーを押すことによってアクセスされることができる機能である。この2つの機能"system"と"cancel"は、キーパッド上で2つの上段キーを押すことによりそれぞれアクセスされることが可能で、そして、第2のコマンドグリッドが第1の代わり表示されることをそれぞれ引き起こし、そして、第1のコマンドグリッドに、例えば図202で現在強調されている領域の明確な拡大図と交代されることを引き起こしてもよい。
【0199】
図9は、発明に従って創作された図を示していて、図12のフラクタルスペース図202として利用するのに適当である。これから見られるように、それはいくつかの距離のスケールを持ち、その最大が本来図9の広さである。もう1つの距離のスケール("第1距離のスケール")は、この1/3より少し小さくて、そして8つの第2領域204、206、208、210、212、214、216、218が描かれる距離のスケールである。(すなわちこの距離スケールは、領域の水平の広さである)8つの第2領域によって囲まれたエリアは、意味を表しているアイコンを表示するために残される。
【0200】
なお一層小さい"第2距離のスケール"は、第3領域220、222、224(たとえば)が描かれる距離のスケールで第1距離のスケールのおよそ1/3である。第2距離のスケールのおよそ1/3である"第3距離のスケール"は、第4領域226等が描かれる距離のスケールである。
【0201】
最初に図9を参照し、エリア204、206、208、210、212、214、216、218によって表されている、少なくとも8つの第2データファイルがあるということがユーザには一見して分かる。そして領域204で示されている第2データファイルに論理的に関係がある少なくとも8つの第3データファイル220、222、224があるというのもただちに分かる。領域226によって示されている1つのデータファイルがある。それは、第3領域220で示されている第3データファイルに論理的に関連している。
【0202】
また、例えば、領域210で示された第2データファイルに論理的に関連した、4つの第3データファイルのみがある。
【0203】
上で説明したように、図9で見られる発明に従ったマップは、それぞれの第i ディレクトリに関連した最大限8つの第(i+1)ディレクトリを表示することができる(それぞれの四角の中央領域は、アイコンのために記憶されてもよい)。その結果質問が出てくる:予め決められた上のリミットMよりもっと第(i+1)ファイルがあるという場合に、発明の方法は何をするべきか。2つの可能性がある。第1に、第i領域の中で、もしくは付近でシンボルが描かれ(例えば、図9の四角204の中央部に)、表示されなかった第(i+1)ファイルがあるということを指示していてもよい。そのようなシンボルは、たとえば四角204の中央部で表示されることができるであろう。もう1つは、仮定された第i データファイルを表している領域は、第(i+1)ファイル全てを表示するための十分なスペース与えるために(例 2つの四角204と206を取り巻くため)拡張されることができるであろう。例えば、第i領域が四角204と206の結合である場合、表示は第iデータファイルに論理的に関連しているデータファイル16個まで表示することができるであろう。
【0204】
Mの値は、生理学か心理学のデータに従って決められてもよい。例えば私達は、どんな状況においても非常に多くの選択の中から選ばなくてはならないことを嫌うのは一般的に知られている。だからMの値は好ましくは全ての局面において5、6、10もしくは20にすぎない。
【0205】
図10は、電話の働きを2つ表示している。図10(f)から図10(j)は、電話をかけるために携帯電話どのようにして使われることができるのかを示している。出発配置は、図10(a)と図10(f)で見られる。表示エリアは、普通232で示されている。キーパッドパネルは、部分230で表されている。表示エリアの上部は、8つの四角リング233でコンピュータにアクセスできる機能を指示している。図上でははっきりと見られないが、それぞれの四角が機能を表しているシンボルを持っている。たとえば2のキーに一致している位置にあるシンボルには"電話ディレクトリ(telephone directory)"を表しているアイコンがある。表示エリアは、2つのショートカット(shortcuts)'サーチ(search)'と'スピード(speed)'を含んでいる。その2つは、キーパッド上の2つの上段キーに一致してる表示エリア上の位置にある。
【0206】
携帯電話は、ファイルのディレクトリを備えている。それは携帯電話の中に記憶されるか、遠い場所に記憶されてもよい。そのファイルは、少なくとも1つのファイルを含んでいる。その1つのファイルとは名前と、それに一致する電話番号を記憶している。
【0207】
ここの実例では、名前は8つ別々のファイルに分けられる。(A-C,D-E,F-H... のアルファベットで始まる名前をそれぞれが記憶している)。それらは全て1つの普通のディレクトリにある。
【0208】
これらの名前の配置が決められる方法は、そのカテゴリーにある名前の数に、任意に依存していてもよい。例えば、アルファベットA,B,Cで始まる名前の数が不均衡である場合、名前は再配列されてもよい。そのため第1ファイルは、アルファベットAとBで始まる名前のみを含み、それに対して、アルファベットC で始まる名前は別のファイルに記憶される。
【0209】
携帯電話に電話番号が記憶されている人に電話をかけるには、ユーザには2つの選択がある。
【0210】
第1に、キー2を押すことができる(キー2は、アレイ233にある電話のシンボルに一致している位置にあるから)。電話は次に、図10(g)で示されているように図234を作り出す。図234は、発明に従っていて、ユーザが利用できるデータファイルのディレクトリ構造を見せている。その表示はさらに、機能をそれぞれ表している8つのアイコンの輪235を含んでいる。ユーザは次に機能"search for names (名前の探索)"(アレイ235の7の位置にあるアイコンによって表されている機能)にアクセスしたいと指示するために、キー7を押してもよい。
【0211】
これによって、図10(h)にある表示が生み出される。四角238の整列アレイは、ディレクトリにあるデータファイルのレベルの意味を示し、図234にある文字の配列を表している。
【0212】
ユーザは、ショートカット"search(探索)"(すなわちsearch for names(名前の探索))を取るため、2つの上段キーの左の方を押すことにより、図10(f)で見られるモードから図10(h)のモードまで直接移動することができる。
【0213】
ユーザが、"Raiskinen "という人に電話をかけたいとしよう。この場合、図10(i)にある状態へ移動するために、ユーザは、キー7(列PーRの位置に一致している)を押す。図10(i)は、その列にある名前のリストである。この場合ユーザが、全ての一致する名前のスクロールできるリストが出てくることを要求するとき、その列にある全ての名前が1つのスクリーンに(ぴったりと)おさめられることができる。(もし、ある1つのアルファベットで始まるアドレス帳にある名前の数が大きいならば、そのファイル構造は、他の手段として、その名前の次に続くアルファベットも取り扱いながら整とんされるであろう。そして、その場合には、ユーザは、その人の名前の次のアルファベットの列を指定しなければならないであろう。)適当なキー8を押すことによってユーザは、Raiskinenに自動的に電話をかけることができる。
【0214】
図10(a)〜(e)は、ユーザがどのように電話呼び出し(コール)をディバート(転換)することができるのかを説明している。図10(a)で示されている出発構成から始めて、5を2回押すか、ほんの少しの間(例0.5秒)押したままでいると、電話の機能リストがでる。ユーザはCALL REGISTER (電話の機能)を呼び出すために3を選び、そうして図10(c)にある構成に達する。その時、転換のためのアイコンが3の位置に示されていることに注目し、3を押して10(d)の構成に達する。ユーザは、呼び出しが転換されるべき所の番号(例 Ilka Raiskinen という人の番号)を直接入力することができ、それによって、10(e)の構成に達する。もしくは、図10(h)に移るため、探索ショートカットに一致しているキーを押して、上で述べられた様式でアドレス帳にある人たちの間で、コールが転換されるべき人を探索する機会を持つことができる。これは、micro(ミクロ)環境内で複雑な機能の遂行を容易にするために、どのように発明が成し遂げられることができるのかを表している。
【0215】
図11は、発明に従っている携帯電話が、ワールドワイドウェブにアクセスするためにどのようにして使われるであろうということを説明している。5段階が、それぞれ図11(a),11(b)11(c),11(d),11(e)でイラストされている。
【0216】
最初に図11(a)を見て、電話はウェブにつながれていない。そして、本質的には図10(a)に相当しているモードである。表示232は、一般的な情報を表示している。四角の輪233の4の位置にある四角(つまり、左側の真ん中)は、"ウェブ機能(web functions)"を表しているアイコンを持っている。ユーザは図11(b)にあるモードへ移動するため4を2回押す。
【0217】
この地点では、電話はまだウェブにつながっていない。しかし、表示エリアは、発明に従っている図234を作り出し電話のファイルを表示している(それは、図10(c)で見られる図に同様)。その表示エリアはまた、第2のエリア236も含んでいる。そのエリア236は、図234のエリアの様式に一致しているモードで描かれた8つの四角エリアを形成する。なおその表示は、2つの上段キーのボタンに一致している位置に、2つのショートカット"探索"と"接続(connect)"を含んでいる。
【0218】
右の上段キーボタンをクリックするか、キーパッド手段で下のグリッドにあるアイコンの1つをクリックすることにより、"接続"機能はアクテイベートされ、携帯電話はウェブにつながる。
【0219】
最初に携帯電話は、図11(c)で表されている "PORTAL"ホームページ(Home Page)につながる。図234はそれに基礎を置く。それを表しているホームページ自体が、ボックス 238に表示されることができる。キーパッド上のキー1を押して、左下の第2領域240で表されているファイルへ移動する。(しかしこの場合、まだファイルを開いていない。すなわちファイルからデータを引き出す)これによって図11(d)でみられる表示が出てくる。その図11(d)では、領域240は強調している色(例 赤)であるか、フラッシュしている。そして表示232の下の部分は、開いたファイルのタイトルを表示する。
【0220】
右の1番したのキー(通常#)を押して、領域240で示されているファイルを開く(ファイルからデータを引き出す)。それはとくにその日の天気予報であり、図11(e)で表示されている。スクリーンの上部領域は今や、"name(名前)","link(リンク)","information(情報)"データと共に3×4グリッドの上で実際にレイアウトされる。その3つのデータは、電話キーパッド上一番下の列のキーでアクセスされた。発明は全般に、多数のキーのどんな配列(グリッドか、またはそうでなくても)とも結合することが可能である。そして、どんな時でも活動的なキーは、ユーザの行動に従って、変わってもよい。
【0221】
前で議論したように、表示スクリーン上のピクセルの数は限られている。図13は、図10にある全ての情報を与えている表示がどのようにしてそのようなスクリーン上で作られることができるのかを説明している。領域2041(図10の領域204に意味上一致している)は、ちょうど11×11グリッド上で、図11(b)にあるように描かれることができる。(この配置は、図9の領域220と222に一致しているブロック間と、領域222と224に一致してるブロック間に、1つのピクセルを残すというのに注目されたい)図9の全体と同等である図を公開するために図11(b)に見られる11×11グリッドの3つは、図13(a)にあるように、それらの間にピクセル1つ分のスペースをおいて配置され、35ピクセルの合計を与える。一方では、図9の全ての情報を含んでいる図表は、ピクセルのほんの35×35アレイで、表示されることができる。
【0222】
実際は、このサイズのアレイは、もしピクセルが2つ以上の状態(ステート)(例 ただ黒白でなく、さらにもう1つかそれ以上の色)を持っていなければ、読むことが困難になる傾向があるということを、発明者は発見した。各ピクセルが3つのステートを持っている場合に、その発見は受け入れられた。
【0223】
明鮮度を高めるために(特にピクセルが2つのステートに限られている場合。例 黒白)、領域204と206に一致しているブロック間と、領域206と208に一致しているブロック間に、追加のピクセルが残されてもよい(そして第2領域の縦のスペースがそれ相当に増やされる)。そしてグリッドはその時37×37になる。好ましくは図の各サイドにそってるピクセルの数は150以下で、もっと言えば100以下である。特に好ましいのは、表示をつくるのに使われたピクセルの数が77×77(図9にあるように)である時である。
【0224】
ピクセルの追加の列は、表示のブロックの間か、表示装置の能力に従って徐々に明彩度を高めるため、それらの他のふち周りに置かれることができる。(表示装置は発明の図のように同時に表示することを命じられているという他の情報を考慮している)。図13にある図は、図12で表された電話で使われる。遠さqのどんなレベルでも(8まで)データファイルは、M=8ポジションの連続で第1のq位置にレイアウトされ、数字キーの1−4と6−9の位置に一致しているということに注目されたい。この場合順序は、8つの位置の右回りの閉回路にある。その回路は、図にある予め定義された方向に関している。(例えば、最初の3つの位置はスクリーン上水平の方向にある。)
発明の範囲内で図を描くためのさまざまな技法を今から詳細に記述しよう。
【0225】
まず図1では、領域25は、領域16の円周内部の周りで隣と隣がちょうどフィットするようにサイズが測られている。ところが、図14を見ると、第iデータファイルは領域316で表され、第(i+1)データファイルは、重複している円形領域325で表される。混乱を減らすため、ユーザはそれらの1つを指示し、(例 マウスで)それを強調して、残りの領域325を置くことができてもよい。その1つは、バックグラウンド(背景)(例 隠れた)モードの中で残りの領域325と重複する。
【0226】
重複している領域325のための他の手段は、図13に関して上段で述べたものと似た方法で、領域325が詰め込まれる(例 円形から長円形、もしくは図15にあるように)ことである。どの程度詰め込むのかを決められるであろう。そのため希望通りの数の円が、領域316の円周内部範囲に、半径の伸長が過度に小さくなることなく、描かれてもよい。図15も、表示で領域を見分けるためにどんどん変わる灰色のスケールの扱い方を図示している。そのシェイディング(色の変化)は、2色の中間であってもよい。そして、色をつけられる領域は、2つのセグメント(部分)に(あるいはそれ以上に)分離されてもよい。それらの各々が限界範囲の色(もしくは、それその物の特定の範囲色)を使用する。例えば、親の右側の子供達は、ユーザが右周りに動くにつれて白から黒へ変色されてもよい。そして左側の子供達は、黒から白へ変えられてもよい。これによって領域は、連続する/増加する方法で変色されることができ、従って、色が大きく途切れてかわることを避けることができる。だから、ファイルのどんな意味にも価値のない切れ目(不連続)に隣接するファイルにでる過度の強調も避けることができる。
【0227】
図1,14,15では、全ての領域は等しく色がつけられてもよいが、事実どんな色付けの案も可能である。例えば、第1領域内で配置された第2領域は、徐々に色付けする案に一致しながら着色されてもよい(例 灰色の灰色の同等で連続的に第i 領域円周の周りで増大し、もしくは多色を連続的に上げてゆく)。
【0228】
図16は、領域を描くための"論理的な集中"方法の例を表している。そこでは、第(i+1)領域332は、第i 領域330とただ部分的に重複しながら描かれる。付随的にその方法が"論理的な"と言われるのは、全ての第(i+1)領域332が円形領域334の内部にあるからである。(それは、マップの組み立て、またはマップとの相互作用において使われる<もしくは、使われることができるであろう>。それで、"暗に含まれている"が、それにもかかわらず、何とかしてユーザには見えないままである)。
【0229】
図17は、発明に従って作られたもう1つのマップを表示している。領域340が第1ファイルを意味する限り、4つの第2領域350、351、352、353は、第2ファイルを意味する。その4つの領域350、351、352、353のそれぞれが同じ距離のスケールに従って描かれる。その意味では、それら各々は、図17にある概念的な円347内部で、強制されたそれぞれの形の限界範囲内、最大にサイズが測られて描かれる。円347は、その4つの第2領域それぞれにとって同一のものである。第2領域353は円形であり、従ってそれの概念的な円範囲を完全に満たすことができるということに注目されたい。これは、図17にある4つの領域が、同じ距離のスケールによってそれらの大きさが描かれたが、それらが、等しい最大直径(もしくは、形とか)をしているとは自動的に意味しないということを説明する。
【0230】
図18は、発明に従ってさらに進んだマップを示す。それは、正三角形(左右対称)で描かれた。この場合、Mの値は3と等しい。それは方法は一定の親の子供達を3つ以上は表示しないで、固定され、なぜならどれか1つの親領域内で描かれる最初の2つの領域が、その親が2つか3つの子供達を含んでいようと、親に相対的な同じ場所で描かれるからである。(違って扱われるたった1つの子供を領域が含んでいるというときが、たびたびそのケースである)。
【0231】
図19は、発明に従ったもう1つのマップである。そこでは、それぞれの第i 領域の第(i+1)領域は、第i 領域の半分の広さに等しい大きさで、(その図で見比べられているように、現実の表示と同じになる必要はない)そして、第(i+1)領域の数で割った第i 領域の高さに等しい高さをしている。3つの第2ファイルの1つはフレームセット で、線で示されてある。図19で表されているデータファイルのセットは、事実図3と図4にあるそのセットと同一である。このマップは、方向的に無変化で、発明の第4局面のもとで前に述べた第4の好ましい特徴を示す。この点で、それはツリーマップと異なる。
【0232】
図20は、発明に従って描かれたもう1つのマップを示す。図19で描かれたのと同等のファイルのセットを表している。この場合、ルールは全てのファイル長円形で、スクリーン中央を通して水平のライン(その図から分かるように)上に、その長い軸を置いているということによる。フレームセットは、垂直の線でその長円形を2つに分けていることを表している。全ての第3領域は、その長い軸上で等しい長さをしていて、強制された範囲内でそれぞれの長円形が最大に長くなっている。これによって、第2領域それぞれのサイズは、各々が含んでいる第3領域の数に依存しているという結果がでる。
【0233】
上で説明したように、発明の多数のデータファイルをマップにすることに対して限界がない。しかし、一方で、単一のデータファイルのセグメント図、もしくは多数のデータファイルの切片図には限りがあってもよい。1つ可能なことは、データファイルのこれらの部分が、コンピュータプログラムのそれぞれの部分を表すことによる。例えば、各々の部分は、特定の半ルーチンを含んでいるデータファイルの一部であることが可能であろう。プログラムの部分間の論理的な関係(例えば、半ルーチンが呼び出されることができる特別な場合)は、本発明に従う方法により図にされることができる論理的な関係もうひとつセットを意味する。どんなプログラム作成も、コンテンツプレゼンテーション言語文法もコードも、この方法で表されることができる。例えば、発明者はそれは、HTML構造に特に適当であると発見した。
【0234】
一定のプログラムは、プログラムの概念の構造に関連していない方法で、1つまたは、それ以上のデータファイルを通して分配されてもよい(例 あるサブルーチンは、完全なデータファイルであってもよいし、またあるサブルーチンはただデータファイルのセグメント(部分)でもよい。また他のサブルーチン、いくつかのデータファイルを通して分配されてもよい)。それにもかかわらず、ユーザは、プログラムの概念構造になるデータファイル(もしくは完全なデータファイル)のセグメント間の論理的な関係を選ぶことができてもよい。そのためマップの領域はサブルーチンに相当して、マップは1つのサブルーチンに基づいて描かれる(第1データファイルの役割を果たしている)。
【0235】
この種の図を使って、ウェブのデザイン、そのレイアウトも含めて容易にすることができる(例 HTMLで)。発明に従って作られた図を含んで表示をつくりだす場合、表示エリアのさらなる部分は、ユーザスクリーン上で言語が作り出した(数)ページを意味してもよい。ユーザには図の一部を指示するオプションがあってもよい(例 マウス作動によって、もしくは1つまたはそれ以上のキーを押すことによって)。そしてこの場合、ユーザによって作られた図の領域に一致しているプログラムの部分と結合した、その(数)ページ表示の部分は強調されてもよい。
【0236】
上で議論されたように、発明の図は、ユーザのスクリーン上で作られた表示の全体(部)である必要はない。その上、1セットのデータファイルを図式化するにおいて、発明に従っている図は、i=1の値までのファイルを図にするために使われてもよい。そしてその他いくつかの図式案は、より高いiの値のファイルを図にするために使われてもよい。
【0237】
もっと一般的に、発明の範囲内のおいては、j が1よりも大きい整数である、j,…,nの範囲にあるiのために、前に述べた方法で第iファイルへの論理的な関係を用いながら、その方法は第(i+1)ファイルをマッピングしてもよい。そして、この範囲外のiのためには、違う案(例 減少している距離のスケールを持たない)に従って行われてもよい。原則として、複数の並びの内でiの値のために、減少するスケールを持つ(例 サイズが小さくなる)領域とでも、図はつくりだされることが可能かもしれない(発明の限界内で)。そしてそれらの並び外のi のために違う描写案(例 ハイパーボリック図式案)に従ってゆく。この種の図はここで、"パーティアル(部分的)"と呼ばれる。
【0238】
発明の全ての局面において、ユーザには図の内部で特定の領域を選ぶために、情報をインプットするオプションがあってもよい。このためにユーザは、コンピュータのキーボード(もしその図が、コンピュータ装置で作られたか、コンピュータにつながった装置でつくられたならば)、スライダ、2Dローラー、ノブ、パッド、タッチスクリーン、キーグリッド/その他のキー配列(例 携帯電話)、またはその他の装置を使ってもよい。
【0239】
図を通してナビゲートするための特に容易に理解できる方法は、ユーザが1レベルずつそうしてゆくことによる(すなわちiの値を連続的に増やすため)。それぞれの第i領域の第(i+1)領域は、好ましくは一次元の経路に沿ってレイアウトされるので、ユーザは、それぞれのレベルで一次元の動作をもとにファイルを選んでもよい。このように第(i+1)領域を選んだ時、ユーザは次にその第(i+1)領域に関連した第(i+2)領域内でナビゲートしたいと指示してもよい(例 キーを押してゆくことによって)。このように、複数のデータファイルの中でのどんなファイルの選択も、単に一次元の指示によって成し遂げられ、それは連続的にi を増やすためのレベル変更の指示と連結していてもよい。
【0240】
これによって、ナビゲーションは、より一層簡単なものになる。なぜなら我々操縦士の一次元の動きは、二次元のそれと比べられる時、生理学的に自然であるからである。ある状況での一次元の動きは例えば、ユーザの手でマウスを一次元の流れで動かしてもよい(例 ひじを静止させて手を動かす)。もしくは本質的に1Dであるノブとかスライダのような指示装置の動きであってもよい。
【0241】
この動きをさらに容易にするため、表示エリアのセクションは、ユーザが1Dモーションで選んでいるファイルのセットを、実体上まっすぐな1Dラインにシンボルで指示してもよい。例えば、形(四角)の列は、第(i+1)ファイル(ユーザは、このファイルから選択を決める)の数に、数の上で一致しながら供給されてもよい(多分同じオンスクリーンエリアにおさまるようにいつも測られてもよい。しかし多くのファイルがそれゆえ表示される必要がある)。前述した生理学上の理由のためある状況でユーザによって見られるときに、このオンスクリーンエリアが表示エリアで水平であれば、それが1番簡単だということを発明者は発見した。この場合ユーザは、発明の図式のある回路でどんな湾曲にあっても(第(i+1)領域はこれに沿ってレイアウトされる)方向を失うことは全くない。
【0242】
事実、ファイルにアクセスする3つの方法の間で特徴を描写することができる。第1方法:"連続のアクセス"とは、各モーションのために行動が伴い(例えばボタンを押すか、ローラー指示装置を動かすとか)、1つずつファイルのリストを通して動くことであってもよい。第2方法:"パラレル(並行な)アクセス"とは、1次元モーション(前段落にあるような)の連続である。第3方法:"フラクタル アクセス"とは、2(もしくはそれ以上)次元の選択によって(例 図1にある図上をマウスによって)、いくつかの論理的なリンクを離れたファイルへとびはねることによる。通常は、パラレルアクセスが1番速いアクセス法で、それはマウスのような二次元指示装置なしで成し遂げられることが可能である。
【0243】
図21は、2つのライン図(それぞれ図21(a),21(b))を表示する。そこでは頂点の位置は、図22(a)と22(b)でそれぞれ示されたフラクタルスペース図の円の中心に等しい。図22(a)か(b)で示された領域は、'センシティブ'であってもよい。その意味では、もしユーザが図の1つの円形領域の内部にある(この場合)表示で位置を指示するならば、これは円によって表されたデータファイルの指示として受け取られることができる。例えば、領域の内部にマウスのカーソルを置くことにより、ディスプレイ(表示)はそのファイルへ移動する。例、そのファイルについての情報を表示する。しかし、そのディスプレイ22(a)か(b)を表示することよりも、好ましくは方法はもう1つの手段としてディスプレイ21(a)か(b)をそれぞれ表示してもよい。従って、表示は図21(a)か(b)であってもよいが、その表示の機能性は図22(b)に一致しててもよい。すなわち、図22の円形領域は、ユーザには見えないが、それらの機能性を利用することができる。
【0244】
図10では、キーパッドパネルは9つの番号がついたボタンの3×3アレイを含んでいて、その図とコントロールパネルは両方この分離したキーボードに一致するよう描かれる。しかしユーザが指示装置を操作し、領域を図の領域および/またはコントロールパッドに一致させているコンセプトは、この分離した場合に限られていない。例えば、指示装置はセンシティブな領域を持っているエリアを含んでいてもよい。それは、高い精密な(例 実体上連続的な)距離のスケール上で、ユーザのモーションを記録することができる。有限の数の可能性(例 一定の第iファイルの第(i+1)子供達の1つ。もしくは、コントロールパネルの領域の1つ)の1つを指示するためにこの指示装置を使うことが求められた時、一致している数の領域は、その指示装置のセンシティブな領域内で(自動的に)明確にされてもよい。それによってユーザは、この領域でのモーションによってその可能性を指示することができる。
【0245】
この特徴を取り入れている発明に相当している装置の実例は、図23に示されている。指示装置は、円形の指示装置400である。それは、ユーザがその円周上どの点にでも押すことを示すことができる。その指示装置400の内部は、フラクタル図を表示しているスクリーン406を含む。ユーザはすでに、そのフラクタル図の上で第2領域407を指示している。それは、この第2領域407のための5つの第3領域401、402、403、404、405を含む。円形領域400は自動的に、5つのゾーンに分けられる(これら5つのゾーンは好ましくは、ユーザに見えるように指示される。例、リング407の内部で、違うそれぞれの表示カラーによって)。そのためユーザは、その5つのセンシティブなゾーンの1つを選ぶことによって、第3領域401、402、403、404、405の1つを選ぶことができる。
【0246】
図23にある装置は、時計の形成で、例えばコントロール装置400は、時計のベゼルの位置にいてもよいということが眺められる。本当に、フラクタル図が表示されていない時、装置はスクリーン406上に時間を表示してもよい(ひょっとしたら、別のフラクタル図の手段によって)。図23には図示されてないが、その装置は、5つの領域401、402、403、404、405の意味を指示するラベル付け案をさらに含んでいてもよい(例 輪407で描かれた1つは、円周の位置で、ベゼル400のセンシティブな領域と一致している)。
【0247】
ユーザは、円周のポイントを、例えば押すこと(もしくは、ただ触る)によって、自分の選択を合わしてもよい(また、そうすることができてもよい)。従って特定の位置が強調されることになる。まだ押していて、強調を隣接している(もしくは他の)領域へ移動させている間、ベゼルをまわすオプションがあってもよい。そして次に、その領域としての新しい強調を選ぶためにそのベゼルを放す。
【0248】
上の実施例は、例示ためのみに述べられており、本発明の範囲および精神は、添付の請求項に関して理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明に従う第1の方法によって作られたマップを含むスクリーンウィンドウを示す。
【図2】 クリック距離がどのようにして図1で示したスクリーンウィンドウの一部として表示されることができるかを示す。
【図3】 発明に従う第2方法によって作られたマップを示す。
【図4】 発明に従う第3方法によって作られたマップを示す。
【図5】 発明に従う第4方法によって作られたマップを示す。
【図6】 (a)−(d)は、発明に従って第5方法によって作られたマップを示す。
【図7】 (a)−(c)は、ディレクトリ構造内で96のファイルを表示するために発明に従うマップの使用を示す。
【図8】 (a)−(c)は、データファイルを特徴付ける情報を表示する3つの方法を示す。
【図9】 発明に従う方法によって作られ、携帯電話においての使用にも適当であるマップを示す。
【図10】 (a)−(j)は、図9のマップを備えた携帯電話がどのようにして電話をかけるために使用されることができるか示す。
【図11】 図10のマップを備えた携帯電話がどのようにしてウェブにアクセスするために使用されることができるか示す。
【図12】 発明に従う携帯電話を示す。
【図13】 図12の電話のマップが低解像度スクリーンで発明に従ってどのように描かれることができるか示す。
【図14】 発明に従うマップの一部を模式的に示す。
【図15】 発明に従う他のマップの一部を模式的に示す。
【図16】 発明に従う他のマップの一部を模式的に示す。
【図17】 発明に従う他のマップを示す。
【図18】 発明に従う他のマップを示す。
【図19】 発明に従う他のマップを示す。
【図20】 発明に従う他のマップを示す。
【図21】 (a)および(b)は、図22に示されたそれぞれの(見えない)スクリーンエリアを指示するユーザへのそれぞれのディスプレイを示す。
【図23】 発明に従うさらなる装置を示す。

Claims (45)

  1. コンピュータにより複数のデータファイルのうちの1つであるデータファイルに関する情報を表示する方法であって、その方法は、
    (A)次のステップ(a)および(b)により、記憶手段に記憶されたデータファイル間の論理的な関係の表示をユーザに発生するように表示手段を制御するステップを含み:
    (a)前記データファイルの第1ファイルのために、前記表示手段の表示エリアにおいて第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ;前記第2領域は、第1ファイルと論理的に関連する1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、前記第2領域は、第1のスケールに従って定義されたサイズを有し、および
    (b)第iファイルまたは各々の第iファイルのために、前記表示手段の前記表示エリアにおいて1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n);前記第(i+1)領域は、第iファイルと論理的に関連する1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルをそれぞれ表し、前記第(i+1)領域は、第(i−1)のスケールより小さい第iのスケールに従って定義されたサイズを有し、
    前記表示された第2領域の各々が前記第1の領域の周に沿って配置され、
    少なくとも1つの第iファイルのために、前記第iファイルに論理的に関連する前記第(i+1)ファイルを表す前記表示された第(i+1)領域の各々が、論理的に関連する前記第iファイルを表す前記第i領域の周に沿って配置され、
    前記方法は、
    (B)前記ステップ(A)の後、前記表示に基づいて入力装置を用いて行われたユーザによるファイルの1つの選択を受け付けるステップと、
    (C)前記ステップ(B)の後、前記選択されたファイルに関する追加の情報をユーザに表示するように前記表示手段を制御するステップとをさらに含むことを特徴とする、方法。
  2. 所与の第iファイルの第(i+1)領域のそれぞれのサイズは、それぞれの第(i+1)ファイルを特徴付ける変数の関数である値により乗算された第iのスケールである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケールは、nの値にかかわらず、前記表示の全エリアが予め定められた値を決して超えないように、予め定められた関係に従ってiとともに減少するように選択される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第(i+1)領域は、前記対応する第i領域内に配置される、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. i=1、…nについて、1つまたはそれ以上の前記(i+1)領域の形状は、形状を決定するための形状ルールにより決定され、前記形状ルールはiおよび/または前記(i+1)領域の数から独立している、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 1つまたはそれ以上の第i領域について、前記対応する(i+1)領域は、配置を決定するための配置ルールによって決定された角度的な関係と互いに関連して空間的に配置され、前記配置ルールはiから独立している、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記配置ルールは、前記表示エリアにおいて予め定義された方向に関連しており、それにより第(i+1)領域の角度的な関係は、予め定められた方向に関連している、請求項6に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの前記領域のグラフィカルな外観は、当該領域により表されるそれぞれのファイルの特徴に従っている、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記領域により表される前記ファイルの特徴は、前記ファイルがリーフノードであることである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記コンピュータは、ユーザが少なくとも1つの前記ファイルにラベルを付すことができるようにプログラムされ、ファイルがラベルを付されたことを示すために前記それぞれのラベルが付されたデータファイルの各々を表す領域を変更する、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記コンピュータは、ユーザが前記領域のグラフィカルな外観を決定するルールのいずれかを再定義する選択を有するようにプログラムされた、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 1つの領域のグラフィカルな外観は、形状、色付き、サイズ、配置、ハッチング、フラッシュまたは関連のアイコンを含む、請求項8〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 1つまたは各第iファイルを表す表示のエリアはその下位ファイルにより完全にはタイル状に分割されない、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記追加の情報を表示するように前記表示手段を制御するステップは、選択されたファイルに関連したタイトルまたはシンボルを表示するように前記表示手段を制御することを含む、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記追加の情報を表示するように前記表示手段を制御するステップは、選択された第iファイルに対応する1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルに関連したタイトルまたはシンボルを表示するように前記表示手段を制御することを含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記追加の情報を表示するように前記表示手段を制御するステップは、選択されたファイルを開くことを含む、請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記追加の情報を表示するように前記表示手段を制御するステップは、前記領域の1つにより表される選択された第jデータファイル(1≦j≦n)のために、第jファイルとの予め定められた論理的接続を有する各ファイルごとの追加の領域を発生することを含み、各追加の領域は前記それぞれ接続されたファイルの意味を示すデータを含む、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記予め定められた論理的接続は、追加の領域が表示されているデータファイルが、選択された第jデータファイルと同じ第(j−1)データファイルに論理的に関連した第jデータファイルであることである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記予め定められた論理的接続は、追加の領域が表示されているデータファイルが、選択された第jデータファイルに論理的に関連した第(j+1)データファイルであることである、請求項17に記載の方法。
  20. 前記追加の領域の1つの選択は、前記追加の領域に対応する領域の選択と等価である、請求項17〜19のいずれかに記載の方法。
  21. 1つのファイルが選択されると、選択されたファイルを第1ファイルとして用いて前記表示を発生するように前記表示手段を制御するステップを繰り返すステップをさらに含む、請求項1〜20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記繰り返すステップは、元のファイルと選択された第1ファイルとの間の1つまたは複数の経路上のファイルに対応する領域をユーザに対して表示するように前記表示手段を制御することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記選択は、選択されたファイルを表す前記領域を示すことにより行われる、請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
  24. 前記選択は、前記入力装置としてタッチセンシティブスクリーンまたはマウス、タッチセンシティブパッドまたは他のカーソル式装置のようなポインティングデバイスを動作させて、選択されたファイルを表す領域を指し示すことにより行われる、請求項1〜23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記ポインティングデバイスを動作させることによる選択に感応する領域は、表示された対応の領域よりも大きい、請求項24に記載の方法。
  26. 前記データファイルは単一のデータファイルの部分である、請求項1〜25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記論理的関係は予め定義されない、請求項1〜26のいずれかに記載の方法。
  28. 前記論理的関係はユーザにより定義される、請求項1〜27のいずれかに記載の方法。
  29. 前記コンピュータは、前記データファイルのいずれか1つが前記データファイルの他のいずれか1つに論理的に関係しているか否かを決定するルールを定義するようにプログラムされた、請求項1〜28のいずれかに記載の方法。
  30. 少なくとも1つの基準が所与の第iファイルと論理的に関連する一部の第(i+1)ファイルを識別するために用いられ、前記方法は、識別された前記一部の第(i+1)ファイルのための領域を表示しないように前記表示手段を制御するステップをさらに含む、請求項1〜29のいずれかに記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つの基準は、識別されたファイルが既に表されていること、および/または、それが論理的に関連するデータファイルが既に表されていることである、請求項30に記載の方法。
  32. 前記少なくとも1つの基準は、所与の第iファイルに論理的に関連する第(i+1)データファイルが予め定められた数Mよりも多く存在する場合に、前記コンピュータは、それらの第(i+1)ファイルのM個のみをそれぞれ表すM個の第(i+1)領域を定義するようにプログラムされた、請求項30に記載の方法。
  33. 前記コンピュータは、ユーザがどのM個の第(i+1)ファイルが表されるのかを制御することができるようにプログラムされた、請求項32に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つの基準は、定義された領域が小さすぎて選択されないことである、請求項30に記載の方法。
  35. 第iファイルに論理的に関連する第(i+1)ファイルの第(i+1)領域は、前記第iファイルの第i領域内で重なり合わない、請求項1〜34のいずれかに記載の方法。
  36. 第(i+1)領域は予め定められたサイズおよび配置ルールの制約内で可能な限り大きい、請求項1〜35のいずれかに記載の方法。
  37. 前記前記(i+1)領域は、前記(i+1)領域の数に応じた位置に配置される、請求項1〜36のいずれかに記載の方法。
  38. nは、(i)ユーザのスクリーンの解像度、(ii)表示を作成するために利用可能なコンピュータリソース、(iii)第1ファイルからクリックの一定数離れたファイルの数、(iv)ユーザによるより早い選択、または(v)予め定められた値のうち、いずれか1つまたはそれ以上に依存する、請求項1〜37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記論理的関係は階層的でない、請求項1〜37のいずれかに記載の方法。
  40. すべての対応する第(i+1)ファイルおよびそれらの下位ファイルを表す全エリアを除く、前記1つのまたは各第iファイルを表す表示のエリアは、前記第(i+1)ファイルおよびそれらの下位ファイルのいずれか1つを表す全エリアの少なくとも半分である、請求項13に記載の方法。
  41. 表示手段、および複数のデータファイルに関する情報へのアクセスを有する処理装置を含む装置であって、前記処理装置は、次のステップ(a)および(b)を実行することにより、記憶手段に記憶されたデータファイル間の論理的な関係の表示をユーザに発生するように前記表示手段を制御するように構成され:
    (a)前記データファイルの第1ファイルのために、前記表示手段の表示エリアにおいて第1領域および1つまたはそれ以上の第2領域を表示するステップ;前記第2領域は、第1ファイルと論理的に関連する1つまたはそれ以上の第2ファイルをそれぞれ表し、前記第2領域は、第1のスケールに従って定義されたサイズを有し、および
    (b)第iファイルまたは各々の第iファイルのために、前記表示手段の前記表示エリアにおいて1つまたはそれ以上の第(i+1)領域を表示する(n−1)のさらなるステップ(i=2,…,n);前記第(i+1)領域は、第iファイルと論理的に関連する1つまたはそれ以上の第(i+1)ファイルをそれぞれ表し、前記第(i+1)領域は、第(i−1)のスケールより小さい第iのスケールに従って定義されたサイズを有し、
    前記表示された第2の領域の各々は前記第1の領域の周に沿って配置され、
    少なくとも1つの第iファイルのために、前記第iファイルに論理的に関連する前記第(i+1)ファイルを表す前記表示された第(i+1)領域の各々は、論理的に関連する前記第iファイルを表す前記第i領域の周に沿って配置され、
    前記処理装置は、前記ステップ(a)および(b)の実行による前記表示手段の制御の後、前記表示に基づいて入力装置を用いて行われたユーザによるファイルの1つの選択を受け付けるように構成され、
    前記処理装置は、前記ファイルの1つの選択を受け付けた後、前記選択されたファイルに関する追加の情報をユーザに表示するように前記表示手段を制御するように構成される、装置。
  42. 前記表示手段は、パーソナルデジタルアシスタント、機内娯楽システムまたは移動電話で典型的に利用可能なミニサイズまたはマイクロサイズのディスプレイを含む、請求項41に記載の装置。
  43. 携帯装置である、請求項41または42に記載の装置。
  44. 前記入力装置として、ジョイスティック、ベゼルまたは複数のキーのような機械式データ入力装置を含み、領域の配置は前記機械式データ入力装置のレイアウトに対応する、請求項4143のいずれかに記載の装置。
  45. データ処理装置により読み取り可能なプログラム命令を含み、かつ前記データ処理装置がプログラミング命令を遂行するときに前記データ処理装置に請求項1〜40のいずれかに記載の方法のすべてのステップを実行させる、コンピュータプログラムを記憶した記録媒体
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