JP4631826B2 - ハイライト抽出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオコンテンツを短時間で視聴できるようにし、あるいはビデオコンテンツの内容を容易に把握できるようにするために、自動的にビデオコンテンツの一部の区間をハイライトとして選択するハイライト抽出装置に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、半導体メモリなどの大容量ディジタルストレージの普及により、各家庭に保存、管理されているビデオコンテンツの量は加速度的に増大している。これらのストレージはランダムアクセスが可能であり、指定した箇所から瞬時に再生を開始できるという点で、従来のテープメディアに対して大幅に利便性が向上している。
したがって、長時間にわたる一連の映像中から見たい部分だけを再生し、残りをスキップするような視聴方法が容易に実現できる。しかし一方、利用者が見たいシーンがどこに記録されているのかを把握していない場合は、こういったストレージのランダムアクセス性能はメリットとならない。
そこで、利用者がまだ見ていないコンテンツに対して、音声情報や画像情報を解析することによって、あらかじめ見所を抽出しておく技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術では、映像ストリーム中に発生した事象を定義したインデックスに予め設定された数値をルールファイルとして記憶しており、入力した映像情報中のインデックスに基づいてルールファイルから該当する数値を入力し、インデックスおよび数値に基づいて、映像情報の内容を数値の変化で表現した数値映像情報を生成し、生成した数値映像情報の数値の変化を用いて、映像情報からダイジェスト映像を抽出することで、ダイジェストの生成を実現している。
これによって、利用者は、放送されているスポーツの中継番組やニュース番組に対して、見たいシーンをすぐに探し当てることができ、また、長時間の番組を短時間で視聴することができる。
特許第3176893号公報
一方、HDD等のランダムアクセス可能な大容量ディジタルストレージに記録された、利用者自らがビデオカメラ等で撮影したコンテンツ(以降、プライベートコンテンツと呼ぶ)は、放送番組とは異なり、番組構成の様式、映像や音声の質、撮影環境などが事前に仮定できない。また、無駄な映像やミスショットが含まれている可能性が高く、ストーリー性に欠ける場合が多い。特に、結婚式や発表会といったイベントを撮影した場合、1カットが長くなることが多く、撮影した映像を後で視聴すると、撮影時間だけが長く、盛り上がりに欠ける映像になることが多い。
このため、記録したプライベートコンテンツを視聴する際に、利用者が目的の重要なシーンにすぐにたどり着くことは難しく、ランダムアクセス可能なメディアの利点を生かすことができなかった。そこで、プライベートコンテンツの重要なシーンを抽出できるようにするための技術の開発が望まれていた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、プライベートコンテンツの重要なシーンを抽出することができるハイライト抽出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のハイライト抽出装置は、映像中に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光に基づいて前記映像中の重要シーンとなる部分をハイライトとして抽出するハイライト抽出装置であって、入力映像の各フレームについてフラッシュの発光の有無を検出し、フラッシュの発光有りと検出されたフレームの前記入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出する発光検出手段と、この発光検出手段で検出した前記発光時刻を格納する記憶手段と、この記憶手段に格納された前記発光時刻のそれぞれについて、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数を前記各発光時刻の得点として算出し、当該発光時刻が、当該発光時刻の得点より高い得点を有する発光時刻以前の前記所定の時間内に含まれるときは、当該発光時刻の得点を取り消した後、得点の高い順から所定の数の前記発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した前記時刻を含む区間を前記入力映像におけるハイライト区間として選択するハイライト選択手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のハイライト抽出装置は、映像中に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光に基づいて前記映像中の重要シーンとなる部分をハイライトとして抽出するハイライト抽出装置であって、入力映像の各フレームについて輝度ヒストグラムを生成し、当該フレームの輝度ヒストグラムと当該フレームから第1の所定数前のフレームの輝度ヒストグラムとの相関を第1の相関として算出し、当該フレームの輝度ヒストグラムと当該フレームから前記第1の所定数よりも大きな第2の所定数前のフレームの輝度ヒストグラムとの相関を第2の相関として算出し、前記第1の相関が所定の第1の閾値より小さく、かつ前記第2の相関が所定の第2の閾値より大きい場合に、当該フレームの前記入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出する動作をフレーム毎に行う発光検出手段と、この発光検出手段で検出した前記発光時刻を格納する記憶手段と、この記憶手段に格納された前記発光時刻のそれぞれについて、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数を前記各発光時刻の得点として算出し、当該発光時刻が、当該発光時刻の得点より高い得点を有する発光時刻以前の前記所定の時間内に含まれるときは、当該発光時刻の得点を取り消した後、得点の高い順から所定の数の前記発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した前記時刻を含む区間を前記入力映像におけるハイライト区間として選択するハイライト選択手段とを備えることを特徴とする。
本発明のハイライト抽出装置は、入力映像に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光箇所の入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出し、検出した各発光時刻から、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数に基づいて、所定の数の発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した時刻を含む区間をハイライト区間として選択するので、プライベートコンテンツの重要なシーンをハイライトとして抽出することができる。
以下、本発明のハイライト抽出装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。本発明では、プライベートコンテンツにおいて、カメラのフラッシュが頻繁に発光しているシーンは重要なシーンであると仮定する。
図1は本発明の一実施の形態に係るハイライト抽出装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように本実施の形態のハイライト抽出装置1は、入力映像を格納する映像記憶部11と、入力映像に映りこんでいるフラッシュの発光箇所の入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出する発光検出部12と、発光検出部12で検出した発光時刻を格納する記憶部13と、記憶部13に格納された発光時刻に基づいて、入力映像におけるハイライト区間を選択するハイライト選択部14とを備える。
発光検出部12は、要素数4のリングバッファからなるバッファ12aと、発光検出部12の演算および制御を行う演算処理部12bとを備える。ハイライト選択部14は、各種情報を格納するメモリ14aと、ハイライト選択部14の演算および制御を行う演算処理部14bとを備える。
次に、本実施の形態に係るハイライト抽出装置の動作を説明する。
映像記憶部11は、外部からの入力映像を格納する。入力映像は静止画の連続で構成される動画像である。MPEGなどの圧縮符号化技術が適用された映像の場合は、復号後の映像を入力映像として受け取る。
そして、発光検出部12は、映像記憶部11から入力映像を受け取り、この入力映像を構成する静止画を解析し、フラッシュの発光時刻を検出する。以下、発光検出部12においてフラッシュの発光時刻を検出する手順について、図2を参照して説明する。図2は発光検出部12においてフラッシュの発光時刻を検出する手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS110において、映像記憶部11から新しいフレームを受け取ると、ステップS120では、発光検出部12の演算処理部12bは、受け取ったフレームに対して輝度のヒストグラムを作成する。輝度はYUV表色系におけるYの値に相当する。RGB表色系からは以下の(数式1)で変換可能である。
Y=0.299R+0.587G+0.114B (数式1)
ヒストグラムは輝度を任意の幅で量子化し、入力映像の各画素の輝度がどの階級に属しているかを算出し、該当する階級の度数を足し上げていくことによって作成する。画像が十分大きい場合は、処理時間の短縮のために、画像を適当な間隔でサブサンプリングするとよい。輝度のヒストグラムの一例を図3に示す。図3に示す輝度のヒストグラムにおいて、x軸は64の階級を含み、y軸は各階級に入る画素(ピクセル)の数である。
次に、ステップS130では、演算処理部12bは、作成したヒストグラムをバッファ12aに格納する。バッファ12aは要素数4のリングバッファになっており、各要素にそれぞれヒストグラムが格納できる。最新のヒストグラムは、リングバッファ中の最も古いバッファを上書きするかたちで格納される。
そして、ステップS140では、演算処理部12bは、バッファ12a内の最新のヒストグラムと、その1フレーム前のヒストグラムとの相関を算出する。相関は以下の(数式2)で求められる。
Figure 0004631826
ここで、Rは相関、Nはヒストグラムの階級の総数、a(I),b(I)は各ヒストグラムにおける階級Iの度数である。
次に、ステップS150では、演算処理部12bは、ステップS140で算出した相関が第1の閾値Aより小さいかどうかを判断する。相関が第1の閾値A以上の場合(ステップS150:NO)、この2枚のフレームは映像的に連続していると判断できる。カメラのフラッシュの光が映像中に映りこんだ場合、映像中の輝度分布が急激に変化するため、相関は第1の閾値Aを下回る。また、フラッシュが消えて通常の画像に戻る時点でも、相関は第1の閾値Aを下回る。
したがって、相関が第1の閾値A以上の場合(ステップS150:NO)は、フラッシュは検出できなかったとして、ステップS190に進む。相関が第1の閾値Aより小さい場合(ステップS150:YES)は、フラッシュの可能性があるため、ステップS160に進む。なお、第1の閾値Aは実験的に最適なものを求める。
そして、ステップS160では、演算処理部12bは、最新のヒストグラムと、3フレーム前のヒストグラムとの相関を算出する。次いで、ステップS170では、演算処理部12bは、ステップS160で得られた相関と第2の閾値Aとを比較する。
フラッシュが映像に映りこんだ場合、1〜2フレームのあいだ輝度分布が大きく変化した後に、それ以前の輝度分布に戻ることが考えられる。したがって、1フレーム前の輝度のヒストグラムとの相関が小さく、3フレーム前の輝度のヒストグラムとの相関が大きいフレームは、直前のフレームでフラッシュが映りこんでいることが考えられる。
したがって、ステップS160で算出した相関が第2の閾値Aより大きい場合(ステップS170:YES)は、直前のフレームにフラッシュが映りこんでいたと判断し、ステップS180において、演算処理部12bは、その時刻を発光時刻として検出し、記憶部13に記憶する。ステップS160で算出した相関が第2の閾値A以下の場合(ステップS170:NO)は、フラッシュは検出できなかったとして、ステップS190に進む。
ここで、時刻は、装置全体にわたって共通のタイムコードを用いる。タイムコードとしては、秒、ミリ秒、フレーム数等が考えられる。第2の閾値Aは、第1の閾値Aと同様に、実験的に最適値を求める。
ステップS190では、演算処理部12bは、入力映像の全フレームに対する処理を終えたかどうかを判断し、終えた場合(ステップS190:YES)は発光時刻検出処理を終了する。終えていない場合(ステップS190:NO)はステップS110に戻り、以降の処理を繰り返す。
記憶部13は、図2に示すフローチャートのステップS180において発光検出部12で検出された発光時刻を保持する。時刻は上述のタイムコードを用い、配列として保持する。記憶部13としては、半導体メモリを用いてもよいし、HDDを用いてもよい。また、映像記憶部11と同一のアドレス空間の一部を用いてもよいし、別のアドレス空間を用意してもよい。
そして、ハイライト選択部14は、記憶部13によって保持されている発光時刻に基づいて、ハイライト区間を選択する。以下、ハイライト選択部14においてハイライト区間を選択する手順について、図4を参照して説明する。図4はハイライト選択部14においてハイライト区間を選択する手順を示すフローチャートである。
発光検出部12で検出された発光時刻は、記憶部13において、配列list[]に格納されている。まず、ステップS210では、演算処理部14bは、カウンタ変数i,jの初期化を行う。カウンタ変数iの初期値は、list[i]≧nである最小のiとする。ここで、nは任意の自然数、または実数で、使用しているタイムコードに応じてミリ秒、秒、あるいはフレーム数等を表す。以降、説明のためにタイムコードは秒であると仮定する。また、カウンタ変数jの初期値は0とする。
次に、ステップS220では、演算処理部14bは、フラッシュを検出した各発光時刻に対して得点を与え、この得点を配列としてメモリ14aに格納する。メモリ14aは、得点を配列point[]に格納し、list[i]の時刻に対応する得点はpoint[i]に格納する。ここで、得点は、得点を与える発光時刻の以前n秒間にフラッシュを検出した回数である。
続いて、ステップS230では、演算処理部14bは、カウンタ変数iを1だけ加算する。そして、ステップS240では、演算処理部14bは、カウンタ変数iが配列list[]の最後の要素まで達しているかどうかを判断する。最後の要素まで達していない場合(ステップS240:YES)は、ステップS250に進み、最後の要素まで達している場合(ステップS240:NO)は、ステップS260に進む。
ステップS250では、演算処理部14bは、カウンタ変数jの更新を行う。カウンタ変数jは、list[j]がlist[i]−n以上となる最も小さなjとする。その後、ステップS220に戻り、以降の処理を繰り返す。
フラッシュを検出したすべての発光時刻に得点がつくと、ステップS260において、演算処理部14bは、得点を格納した配列point[]を降順にソートする。また、演算処理部14bは、配列point[]の各要素がそれぞれどの時刻のものなのかを表す配列link[]を生成し、これをメモリ14aに格納する。例えば、時刻list[p]における得点がpoint[q]だった場合、p=link[q]となる。
次いで、ステップS270では、演算処理部14bは、重複する複数の発光時刻を統合する。ある得点point[j]を有する時刻list[link[j]]が、point[j]より高い得点point[i](すなわちj>i)を有する時刻list[link[i]]とlist[link[i]]−nの間に含まれる場合、point[j]=0とする。
次いで、ステップS280では、演算処理部14bは、得点の高い順に、配列link[]の先頭から順に時刻list[link[k]](0≦k<m)を取得し、ハイライトが存在する時刻とする。ここでmは任意の自然数であり、一連の映像中から取得するハイライトの数を表す。
最後に、ステップS290では、演算処理部14bは、ステップS280で取り出した各ハイライトの時刻を含むハイライト区間を生成するために、各ハイライトに対応する始点と終点とを決定する。始点と終点は、単純にハイライトが存在する時刻の前後の一定時間、としてもよいし、ハイライトが存在する時刻に最も近い映像のカット点を検索して、そこを始点や終点にしてもよい。
そして、ハイライト選択部14の演算処理部14bは、各ハイライトに対応する始点と終点とを決定すると、その結果を外部の再生制御装置2に出力する。再生制御装置2では、ハイライト選択部14からの出力に基づいて、入力映像中のハイライトの映像を再生する。
このように本実施の形態によれば、入力映像に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光箇所の入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出し、検出した各発光時刻から、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数に基づいて、所定の数の発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した時刻を含む区間をハイライト区間として選択するので、利用者が自らビデオカメラなどで撮影したプライベートコンテンツに対しても、重要なシーンをハイライトとして抽出することが可能になる。これにより、例えば、結婚式や発表会などのイベントを撮影したコンテンツにおいて、イベントが盛り上がるシーンにすばやくアクセスして再生することや、プライベートコンテンツを要約視聴することが可能となる。
本発明は、カメラのフラッシュが頻繁に発光しているシーンは重要なシーンであるという仮定を置くことにより、単純な処理でプライベートコンテンツのハイライト検出を可能にしている。顔認識や音声認識といった複雑な処理を必要としないため、高い演算能力が見込めないDVR(Digital Video Recorder)やビデオカメラなどの組み込み機器への適用が可能である。
以下に、本発明をDVRおよびビデオカメラに適用した実施例について説明する。
(実施例1)
図5は本発明を適用したDVRの構成を示すブロック図である。図5に示すようにDVR30は、外部機器との入出力を仲介するインターフェース31と、映像の圧縮符号化および符号化データの復号を行うエンコード・デコード回路32と、エンコード・デコード回路32で生成された符号化データを格納するHDD33と、利用者の操作を受け取り、結果を出力するユーザインターフェース34と、装置各部を制御する制御部35とを備える。
制御部35はCPU(中央演算処理装置)35aとメモリ35bとを備える。CPU35aは、メモリ35bに格納されているプログラムにしたがって、図2のフローチャートに示した発光時刻検出処理、および図4のフローチャートに示したハイライト選択処理を実行する。また、DVR30の外部に、インターフェース31を介して、外部ストレージ41とテレビモニタ42とが接続されている。
このような構成のDVR30において、外部ストレージ41として家庭用のビデオカメラが接続されたとする。CPU35aの制御の下、ビデオカメラで再生された映像はインターフェース31を介してエンコード・デコード回路32に入力され、ここで圧縮符号化処理によって符号化データに変換され、生成された符号化データはHDD33に格納される。
そして、CPU35aは、発光時刻検出処理のプログラムに従い、エンコード・デコード回路32、またはHDD33から映像を読み出し、図2のフローチャートに示した発光時刻検出処理を実行し、検出した発光時刻をHDD33に格納する。
利用者がユーザインターフェース34を介してハイライト区間の再生を指示すると、CPU35aは、HDD33から発光時刻を読み出し、ハイライト選択処理のプログラムに従い、図4のフローチャートに示したハイライト選択処理を実行し、再生するハイライト区間を決定する。
そして、決定したハイライト区間に基づいて、CPU35aは、再生する区間の符号化された映像データをHDD33から読み出し、読み出した符号化データを復号し、復号された映像を、インターフェース31を介して出力するようにエンコード・デコード回路32を制御する。出力された映像は、DVR30の外部に接続されたテレビモニタ42によって表示される。
(実施例2)
図6は本発明を適用したHDD搭載の家庭用ビデオカメラの構成を示すブロック図である。図6に示すようにビデオカメラ50は、撮像素子51と、撮像素子51を駆動する撮像素子ドライバ回路52と、映像の圧縮符号化および符号化データの復号を行うエンコード・デコード回路53と、エンコード・デコード回路53で生成された符号化データを格納するHDD54と、映像を表示する液晶ディスプレイ55と、液晶ディスプレイ55を駆動する液晶ドライバ回路56と、利用者の操作を受け取り、結果を出力するユーザインターフェース57と、装置各部を制御する制御部58とを備える。
制御部58はCPU58aとメモリ58bとを備える。CPU58aは、メモリ58bに格納されているプログラムにしたがって、図2のフローチャートに示した発光時刻検出処理、および図4のフローチャートに示したハイライト選択処理を実行する。
このような構成のビデオカメラ50において、CPU58aの制御の下、撮像素子51によって撮像された映像は、撮像素子ドライバ回路52を介して制御部58に読み込まれる。映像はエンコード・デコード回路53で圧縮符号化された後、生成された符号化データはHDD54に格納される。
それと同時に、CPU58aは、発光時刻検出処理のプログラムに従い、エンコード・デコード回路53、またはHDD54から映像を読み出し、図2のフローチャートに示した発光検出処理を実行し、検出した発光時刻をHDD54に格納する。
利用者がユーザインターフェース57を介してハイライト区間の再生を指示すると、CPU58aは、HDD54から発光時刻を読み出し、ハイライト選択処理のプログラムに従い、図4のフローチャートに示したハイライト選択処理を実行し、再生するハイライト区間を決定する。
そして、決定したハイライト区間に基づいて、CPU58aは、再生する区間の符号化された映像データをHDD54から読み出し、読み出した符号化データを復号し、復号された映像を液晶ドライバ回路56に出力するようにエンコード・デコード回路53を制御する。その後、CPU58aは、液晶ディスプレイ55にハイライト区間の映像を表示するように液晶ドライバ回路56を制御する。
なお、実施例2ではHDDに記録された映像情報を解析する例を示したが、記録媒体は光ディスク、あるいは半導体メモリでもよい。また、ネットワークに接続された媒体であれば同様の方法が適用できるので、通信を用いた映像コンテンツサービスにも適用することが可能である。
本発明の一実施の形態に係るハイライト抽出装置の構成を示すブロック図である。 フラッシュの発光時刻を検出する手順を示すフローチャートである。 輝度のヒストグラムの一例を示す図である。 ハイライト区間を選択する手順を示すフローチャートである。 本発明を適用したDVRの構成を示すブロック図である。 本発明を適用したビデオカメラの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ハイライト抽出装置
11 映像記憶部
12 発光検出部
12a バッファ
12b 演算処理部
13 記憶部
14 ハイライト選択部
14a メモリ
14b 演算処理部
30 DVR
31 インターフェース
32 エンコード・デコード回路
33 HDD
34 ユーザインターフェース
35 制御部
35a CPU
35b メモリ
41 外部ストレージ
42 テレビモニタ
50 ビデオカメラ
51 撮像素子
52 撮像素子ドライバ回路
53 エンコード・デコード回路
54 HDD
55 液晶ディスプレイ
56 液晶ドライバ回路
57 ユーザインターフェース
58 制御部
58a CPU
58b メモリ

Claims (2)

  1. 映像中に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光に基づいて前記映像中の重要シーンとなる部分をハイライトとして抽出するハイライト抽出装置であって、
    入力映像の各フレームについてフラッシュの発光の有無を検出し、フラッシュの発光有りと検出されたフレームの前記入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出する発光検出手段と、
    この発光検出手段で検出した前記発光時刻を格納する記憶手段と、
    この記憶手段に格納された前記発光時刻のそれぞれについて、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数を前記各発光時刻の得点として算出し、当該発光時刻が、当該発光時刻の得点より高い得点を有する発光時刻以前の前記所定の時間内に含まれるときは、当該発光時刻の得点を取り消した後、得点の高い順から所定の数の前記発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した前記時刻を含む区間を前記入力映像におけるハイライト区間として選択するハイライト選択手段と
    を備えることを特徴とするハイライト抽出装置。
  2. 映像中に映りこんでいるカメラのフラッシュの発光に基づいて前記映像中の重要シーンとなる部分をハイライトとして抽出するハイライト抽出装置であって、
    入力映像の各フレームについて輝度ヒストグラムを生成し、当該フレームの輝度ヒストグラムと当該フレームから第1の所定数前のフレームの輝度ヒストグラムとの相関を第1の相関として算出し、当該フレームの輝度ヒストグラムと当該フレームから前記第1の所定数よりも大きな第2の所定数前のフレームの輝度ヒストグラムとの相関を第2の相関として算出し、前記第1の相関が所定の第1の閾値より小さく、かつ前記第2の相関が所定の第2の閾値より大きい場合に、当該フレームの前記入力映像における相対時刻をフラッシュの発光時刻として検出する動作をフレーム毎に行う発光検出手段と、
    この発光検出手段で検出した前記発光時刻を格納する記憶手段と、
    この記憶手段に格納された前記発光時刻のそれぞれについて、当該発光時刻以前の所定の時間内に含まれる発光時刻の数を前記各発光時刻の得点として算出し、当該発光時刻が、当該発光時刻の得点より高い得点を有する発光時刻以前の前記所定の時間内に含まれるときは、当該発光時刻の得点を取り消した後、得点の高い順から所定の数の前記発光時刻をハイライトが存在する時刻として選択し、選択した前記時刻を含む区間を前記入力映像におけるハイライト区間として選択するハイライト選択手段と
    を備えることを特徴とするハイライト抽出装置。
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