JP4629635B2 - 地図表示装置及び地図表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を運転する運転者のための地図情報を表示する地図表示装置及び地図表示方法に関する。
従来から、車両を運転する運転者(ドライバとも言う)が道に迷わず目的地に到達することができるように、目的地までの経路を画面に表示して経路案内を行うナビゲーション装置がある。このようなナビゲーション装置には、現在地から目的地までの経路において自車がどの地点を走行しているかを示す全体経路図と、現在地付近の詳細な経路を示す詳細経路図とを同時に表示できるものがある。これにより、全体経路上における自車の位置と現在地付近の詳細な経路を把握することができる。その一例として、図7に示すような画面で、全体経路を地図上で表示しつつ、必要部分(詳細経路図)だけを拡大するFisheye View(フィッシュアイビュー)と呼ばれる技術(非特許文献1を参照)を用いたナビゲーション装置が考えられている。この技術は、地図上の必要部分だけを拡大し、他の部分の縮尺はそのままとするものであり、縮尺が異なる部分をなだらかに接続させることにより、全体経路図と詳細経路図とを一度に表示しようとするものである。なお、その他にも、経路上の時間をバーで表し、そのバーの上でのカーソル位置と地図のスクロール中心を連動させるものがある(特許文献1を参照)。この技術によれば、詳細な経路を把握でき、かつ経路上で自車がどこにいるのか(どこを見ているのか)を把握することができる。
特開2000−258178号公報(段落0035、図12) http://hci.usask.ca/publications/2005/p771-gutwin.pdf
しかしながら、特許文献1に記載の技術などのように、一般に全体経路図と詳細経路図を分けて同時に画面上に表示させるナビゲーション装置では、画面の表示領域の制約により見にくく、案内される経路を把握しにくいということがあった。特に、特許文献1に記載の技術では、バー上にイベント(後述する案内ポイントに相当)が多くなると表示領域の制約によりすべてを表示することができなくなり、また、バーの一部分を拡大し、詳細な経路のみを表示させた場合には、経路全体の中で自車がどこにいるのか(どこを見ているのか)分からなくなるという問題があった。また、Fisheye Viewと呼ばれる技術を用いた場合では、図7に示すように、縮尺の相違するところで地図が歪んでしまい、可読性に劣るという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、全体経路図と詳細経路図を分けて同時に表示することによる見にくさを解消し、地図に歪みを生じさせず、全体経路における自車の位置と自車付近の詳細な経路(情報)を把握でき、さらに詳細な経路を案内する地図を連動させることができる地図表示装置及び地図表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、車両の利用者に対して経路案内のための地図を表示する地図表示装置であって、前記利用者から入力される目的地の情報を受け付ける受信手段と、前記車両が現在位置する現在地から入力された前記目的地までの経路を検索する検索手段と、経路案内を行うための地図の情報を格納する記憶手段と、検索された経路上における経路案内に有用な地点を示す案内ポイントを抽出する抽出手段と、前記目的地の情報が入力された時刻から前記目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲、又は前記目的地の情報が入力された時刻から所定の時刻までの所定時間範囲を示すタイムライン上の、抽出された前記案内ポイントを前記車両が通過すると予測される時刻に対応する位置に、抽出された前記案内ポイントを配置するとともに、検索された前記経路上における前記車両の位置に応じて移動するカーソルを前記タイムライン上に配置する配置手段と、検索された前記経路に基づいて前記記憶手段から取得した経路案内のための地図と、前記案内ポイント及び前記カーソルが配置された前記タイムラインとを表示手段に表示する表示制御手段と、表示された前記カーソルへの操作を前記運転者から受け付ける受付手段とを備え、前記受付手段が前記カーソルへの操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して水平方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に表示し、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して垂直方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に拡大表示するとともに、操作後の前記タイムラインを前記表示手段に表示する際、前記操作前のタイムライン上に表示されていなかったより細かな案内ポイントがある場合に前記案内ポイントを前記タイムライン上に表示するよう構成された地図表示装置が提供される。この構成により、全体経路図と詳細経路図を分けて同時に表示することによる見にくさを解消し、地図に歪みを生じさせず、全体経路における自車の位置と自車付近の詳細な経路(情報)を把握でき、さらに詳細な経路を案内する地図を連動させることができる。
また、本発明の地図表示装置において、前記表示制御手段が、前記タイムラインに対する前記垂直方向への前記カーソルの移動量に応じた拡大率で前記地図を拡大表示することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、所望の拡大地図を容易に取得することができる。
また、本発明によれば、車両の利用者に対して経路案内のための地図を表示する地図表示方法であって、前記利用者から入力される目的地の情報を受信する受信ステップと、前記車両が現在位置する現在地から入力された前記目的地までの経路を検索する検索ステップと、検索された経路上における経路案内に有用な地点を示す案内ポイントを抽出する抽出ステップと、前記目的地の情報が入力された時刻から前記目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲、又は前記目的地の情報が入力された時刻から所定の時刻までの所定時間範囲を示すタイムライン上の、抽出された前記案内ポイントを前記車両が通過すると予測される時刻に対応する位置に、抽出された前記案内ポイントを配置するとともに、検索された前記経路上における前記車両の位置に応じて移動するカーソルを前記タイムライン上に配置する配置ステップと、検索された前記経路に基づいて所定の記憶領域から取得した経路案内のための地図と、前記案内ポイント及び前記カーソルが配置された前記タイムラインとを表示手段に表示する表示制御ステップと、表示された前記カーソルへの操作を前記運転者から受け付ける受付ステップとを有し、前記受付ステップにおいて前記カーソルへの操作を受け付けた場合、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して水平方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に表示し、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して垂直方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に拡大表示するとともに、操作後の前記タイムラインを前記表示手段に表示する際、前記操作前のタイムライン上に表示されていなかったより細かな案内ポイントがある場合に前記案内ポイントを前記タイムライン上に表示するよう構成された地図表示方法が提供される。この構成により、全体経路図と詳細経路図を分けて同時に表示することによる見にくさを解消し、地図に歪みを生じさせず、全体経路における自車の位置と自車付近の詳細な経路(情報)を把握でき、さらに詳細な経路を案内する地図を連動させることができる。
また、本発明の地図表示方法において、前記タイムラインに対する前記垂直方向への前記カーソルの移動量に応じた拡大率で前記地図を拡大表示することは、本発明の好ましい態様である。この構成により、所望の拡大地図を容易に取得することができる。
本発明の地図表示装置及び地図表示方法は、上記構成を有し、全体経路図と詳細経路図を分けて同時に表示することによる見にくさを解消し、地図に歪みを生じさせず、全体経路における自車の位置と自車付近の詳細な経路(情報)を把握でき、さらに詳細な経路を案内する地図を連動させることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る地図表示装置及び地図表示方法について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る地図表示装置の一例を示す構成図である。図2は本発明の実施の形態における所定の縮尺の地図及びタイムラインを表示した表示画面の一例を示す図である。図3は本発明の実施の形態におけるタイムラインのカーソルを略垂直方向に移動させた際の一例を示す図である。図4は本発明の実施の形態における詳細表示範囲を拡大させた地図及びその際のタイムラインの一例を示す図である。図5は本発明の実施の形態におけるタイムラインの別の表示方式の一例を示す図である。図6は本発明の実施の形態に係る地図表示方法のフローの一例を示すフローチャートである。
まず、本発明の実施の形態に係る地図表示装置の一例について図1を用いて説明する。図1に示すように、地図表示装置10は、受信手段11、検索手段12、抽出手段13、配置手段14、表示制御手段15、受付手段16、記憶手段17から構成されている。なお、地図表示装置10の構成はこれに限られるものではなく、他の構成要素、例えば後述する表示手段などを含むものであってもよい。また、地図表示装置10は、例えば車両を誘導するナビゲーション装置の一部の構成であってもよい。
受信手段11は利用者から入力される目的地の情報を受け付けるものである。ここで、利用者とは、車両を運転するドライバに限らず車両に同乗する者もであってもよい。検索手段12は、車両が現在位置する現在地から受信手段11を介して入力された目的地までの経路を検索するものである。なお、検索手段12は公知のナビゲーション装置において経路検索をする手段と基本的に同様である。抽出手段13は、検索手段12によって検索された経路上における経路案内に有用な地点を示す案内ポイントを抽出するものである。ここで、案内ポイントとは、例えば経路案内をする際に役立つ交差点の名称や高速道路の出入り口の名称などを示すものであり、○○交差点や××インターチェンジなどである。なお、案内ポイントとして、高速に乗る、高速を降りる、交差点を曲がるなどを表示するようにしてもよい。
配置手段14は、目的地の情報が入力された時刻から目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲、又は目的地の情報が入力された時刻から所定の時刻までの所定時間範囲を示すタイムライン上の、抽出された案内ポイントを車両が通過すると予測される時刻に対応する位置に、抽出された案内ポイントを配置するとともに、検索された経路上における車両の位置に応じて(連動して)移動するカーソルをタイムライン上に配置するものである。ここで、所定の時刻までの所定時間範囲とは、例えば目的地の情報が入力された時刻から目的地に到達すると予測される時刻までをいくつかの範囲に分割した場合の範囲などである。
また、上述した受信手段11を介して目的地の情報が入力されない場合に、現在の時刻からあらかじめ設定された時間(例えば、1時間や2時間など)が経過するまでを所定時間範囲とするようにしてもよい。この場合、目的地の情報が入力されていないが、抽出手段13は、現在の時刻からあらかじめ設定された時間が経過するまでの間において案内ポイントを抽出する。なお、これは高速道路などのように一直線に続く経路において有効である。以下では、目的地の情報が入力された場合を想定して説明する。
ここで、上述したタイムラインについて図2を用いて説明する。図2に示すように、不図示の表示手段の表示画面には交差点名(出発地及び目的地も含む)及びカーソルが配置されたタイムラインが表示され、その背景には、タイムライン上のカーソルの位置に対応する時刻に車両が通過すると予測される地点を中心とした近傍の地図が表示される。タイムラインは、車両の現在の位置(出発地)と所定の地点(例えば、目的地)をそれぞれラインの端に配置させ、その間に案内ポイントが配置されるように構成された時間軸である。案内ポイントは、車両が出発地から目的地へ走行する場合に、各案内ポイントを車両が通過すると予測される時刻の位置に配置される。
表示制御手段15は、図2に示すように、検索手段12によって検索された経路に基づいて後述する記憶手段17から取得した経路案内のための地図と、案内ポイント及びカーソルが配置されたタイムラインとを不図示の表示手段に表示するものである。なお、表示される地図は、車両の位置が地図の中心となるように表示される。また、この場合に表示される地図は、所定の縮尺(経路案内に支障のない程度の広域な範囲を表示できる縮尺)で表示される。また、地図とタイムラインは同一画面上に同時に表示してもよく、別画面上に表示するようにしてもよい。
受付手段16は表示されたカーソルへの操作をドライバから受け付けるものである。ここで、カーソルへのドライバの操作は、例えば、タイムラインに対して略水平方向に(タイムラインに沿って)カーソルを移動する操作や、図3に示すようにタイムラインに対して略垂直方向にカーソルを移動する操作などである。具体的には、タッチパネルのように、ドライバが表示画面上からカーソルに触れ、カーソルに触れたまま移動させる操作である。例えば、タイムラインに対して略垂直方向にカーソルを移動する操作がなされると、上述した表示制御手段15は、図4に示すように、カーソルの位置に対応する時刻に車両が通過すると予測される地点を中心として地図を拡大し、拡大した地図を不図示の表示手段に表示するとともに、操作後のタイムラインを不図示の表示手段に表示する。なお、地図を拡大表示する場合、表示制御手段15は、タイムラインに対する略垂直方向へのカーソルの移動量に応じた拡大率で地図を拡大表示する。すなわち、移動量が大きいほど拡大率は大きくなる。
記憶手段17は、地図表示装置10を制御するための制御プログラムや地図表示を行う際に必要な情報(例えば、経路案内を行うための地図の情報など)を格納するものである。
以下では、不図示の表示手段に表示されたタイムラインのカーソルに対してドライバが行った操作に基づく地図表示装置の処理について説明する。まず、例えば、ドライバがカーソルをタイムラインに対して略水平方向に移動させた場合について説明する。カーソルをタイムラインに対して略水平方向に移動させ、カーソルの移動を止めると、カーソルの位置に対応する時刻に車両が通過すると予測される地点(検索された経路上の地点)を中心とした地図が表示される。この場合に表示される地図は、例えば上述したような所定の縮尺による地図である。
また、例えばドライバがカーソルをタイムラインに対して略垂直方向に移動させた場合について説明する。このような操作を行うことにより、タイムラインのカーソルの位置に対応する時刻に車両が通過すると予測される地点(検索された経路上の地点)を中心とした近傍の地図が拡大表示される。ここで、拡大表示される範囲を「詳細表示範囲」とする。この詳細表示範囲は、カーソルをタイムラインから離す方向に移動させるほど狭まり、詳細表示範囲内の拡大率は増加する。これにより、図4に示すように、カーソル付近の案内ポイント(例えば、C1交差点、C2交差点、D1交差点、D2交差点)を詳細に閲覧することが可能となる。このとき表示される地図はタイムライン上での詳細表示範囲を表示できる縮尺の地図であり、かつ地図の中心点はタイムライン上のカーソル位置に対応する時刻に車両が通過すると予測される地点である。すなわち、地図の表示する縮尺が変更され、タイムラインの一部(詳細表示範囲)が拡大表示される。
こうした操作により、ユーザはタイムライン上の詳細表示範囲内に関する詳細な情報とタイムラインの全体像を同時に把握することができる。また、これらの操作の間、常にタイムラインの全体が表示されているので、ユーザは自分が見ている範囲が全体経路の中でどこに当たるのかを見失うことがない。
なお、タイムラインの別の表示方式として、詳細表示範囲を図5に示すように別のタイムラインとして表示し、詳細表示範囲が全体の中で占める割合を表示することもできる。
次に、本発明の実施の形態に係る地図表示方法のフローの一例について図6を用いて説明する。まず、受信手段11を介してドライバから車両の目的地の情報を受け取る(ステップS601)。検索手段12は、車両が現在位置する現在地から受信手段11を介して入力された目的地までの経路を検索する(ステップS602)。次に、抽出手段13は、検索手段12によって検索された経路上の案内ポイントを抽出する(ステップS603)。次に、配置手段14は、目的地の情報が入力された時刻から目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲又は現在の時刻から所定の時刻までの所定時間範囲)を示すタイムライン上に抽出された案内ポイントを配置するとともに、車両の位置に応じて(連動して)移動するカーソルをタイムライン上に配置する(ステップS604)。
次に、表示制御手段15は、図2に示すように、検索手段12によって検索された経路に基づいて後述する記憶手段17から取得した経路案内のための地図と、案内ポイント及びカーソルが配置されたタイムラインとを不図示の表示手段に表示する(ステップS605)。
ここで、受付手段16はカーソルの移動操作をドライバから受け付ける(ステップS606)。そして、表示制御手段15は、移動されたカーソルの位置を検出する(ステップS607)。次に、表示制御手段15は、検出されたカーソルの位置に対応する時刻を検出する(ステップS608)。表示制御手段15は、検出された時刻に基づいて、その時刻に車両が通過すると予測される地点を求める(ステップS609)。
ここで、表示制御手段15は、カーソルがタイムラインに対して略垂直方向に移動されたか否かを判断する(ステップS610)。略垂直方向に移動されたと判断された場合、表示制御手段15は、カーソルがタイムラインから離れた距離を算出する(ステップS611)。表示制御手段15は、算出された距離に応じた詳細表示範囲を決定する(ステップS612)。このとき、表示制御手段15は、図4に示すように、詳細表示範囲内に存在する案内ポイントを引き伸ばされたタイムライン上に表示する。
なお、このとき引き伸ばされたタイムライン上に表示される案内ポイントは、当初からタイムライン上に表示されていた案内ポイント以外に、当初のタイムライン上には表示されていなかった、より細かな案内ポイント(例えば、主要でない案内ポイント)を表示させるようにしてもよい。これにより、より詳細な案内ポイントを把握でき経路案内に役立つ。このように、カーソルがタイムラインに対して略垂直方向に移動された場合に詳細な案内ポイントを表示するようにするのは、カーソルが略垂直方向に移動される前の当初のタイムライン上にすべての案内ポイントを配置することによる見にくさを解消するためである。
表示制御手段15は、決定された詳細表示範囲に対応する地図の範囲を求める(ステップS613)。そして、表示制御手段15は、図4に示すように、ステップS609で求めた地点を中心とし、詳細表示範囲の地図を拡大して不図示の表示手段に表示する(ステップS614)。このとき、引き伸ばされたタイムラインも不図示の表示手段に表示するが、このタイムラインは地図と重ねて表示してもよく、別々に分けて表示するようにしてもよい。一方、ステップS610において、略垂直方向に移動されたと判断されない場合、表示制御手段15は、カーソルが位置する時刻に車両が通過すると予測される、検索された経路上の地点を中心とした上述した所定の縮尺の地図を表示する(ステップS615)。なお、ここではステップS607からステップS613までの処理を表示制御手段15が行うように説明しているが、他の手段や不図示の手段が行うようにしてもよい。
本発明に係る地図表示装置及び地図表示方法は、全体経路図と詳細経路図を分けて同時に表示することによる見にくさを解消し、地図に歪みを生じさせず、全体経路における自車の位置と自車付近の詳細な経路(情報)を把握でき、さらに詳細な経路を案内する地図を連動させることができるため、車両を運転する運転者のための地図情報を表示する地図表示装置及び地図表示方法などに有用である。
本発明の実施の形態に係る地図表示装置の一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における所定の縮尺の地図及びタイムラインを表示した表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるタイムラインのカーソルを略垂直方向に移動させた際の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における詳細表示範囲を拡大させた地図及びその際のタイムラインの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるタイムラインの別の表示方式の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る地図表示方法のフローの一例を示すフローチャートである。 従来のFisheye Viewと呼ばれる技術を用いた際の経路案内画面を示す図である。
符号の説明
10 地図表示装置
11 受信手段
12 検索手段
13 抽出手段
14 配置手段
15 表示制御手段
16 受付手段
17 記憶手段

Claims (4)

  1. 車両の利用者に対して経路案内のための地図を表示する地図表示装置であって、
    前記利用者から入力される目的地の情報を受け付ける受信手段と、
    前記車両が現在位置する現在地から入力された前記目的地までの経路を検索する検索手段と、
    経路案内を行うための地図の情報を格納する記憶手段と、
    検索された経路上における経路案内に有用な地点を示す案内ポイントを抽出する抽出手段と、
    前記目的地の情報が入力された時刻から前記目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲、又は前記目的地の情報が入力された時刻から所定の時刻までの所定時間範囲を示すタイムライン上の、抽出された前記案内ポイントを前記車両が通過すると予測される時刻に対応する位置に、抽出された前記案内ポイントを配置するとともに、検索された前記経路上における前記車両の位置に応じて移動するカーソルを前記タイムライン上に配置する配置手段と、
    検索された前記経路に基づいて前記記憶手段から取得した経路案内のための地図と、前記案内ポイント及び前記カーソルが配置された前記タイムラインとを表示手段に表示する表示制御手段と、
    表示された前記カーソルへの操作を前記運転者から受け付ける受付手段とを備え、
    前記受付手段が前記カーソルへの操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して水平方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に表示し、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して垂直方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に拡大表示するとともに、操作後の前記タイムラインを前記表示手段に表示する際、前記操作前のタイムライン上に表示されていなかったより細かな案内ポイントがある場合に前記案内ポイントを前記タイムライン上に表示するよう構成された地図表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記タイムラインに対する前記垂直方向への前記カーソルの移動量に応じた拡大率で前記地図を拡大表示する請求項に記載の地図表示装置。
  3. 車両の利用者に対して経路案内のための地図を表示する地図表示方法であって、
    前記利用者から入力される目的地の情報を受信する受信ステップと、
    前記車両が現在位置する現在地から入力された前記目的地までの経路を検索する検索ステップと、
    検索された経路上における経路案内に有用な地点を示す案内ポイントを抽出する抽出ステップと、
    前記目的地の情報が入力された時刻から前記目的地に到達すると予測される時刻までの全時間範囲、又は前記目的地の情報が入力された時刻から所定の時刻までの所定時間範囲を示すタイムライン上の、抽出された前記案内ポイントを前記車両が通過すると予測される時刻に対応する位置に、抽出された前記案内ポイントを配置するとともに、検索された前記経路上における前記車両の位置に応じて移動するカーソルを前記タイムライン上に配置する配置ステップと、
    検索された前記経路に基づいて所定の記憶領域から取得した経路案内のための地図と、前記案内ポイント及び前記カーソルが配置された前記タイムラインとを表示手段に表示する表示制御ステップと、
    表示された前記カーソルへの操作を前記運転者から受け付ける受付ステップとを有し、
    前記受付ステップにおいて前記カーソルへの操作を受け付けた場合、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して水平方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に表示し、前記カーソルへの前記操作が前記タイムラインに対して垂直方向に前記カーソルを移動する操作である場合、前記カーソルの位置における時刻に前記車両が通過すると予測される地点を中心とした地図を前記表示手段に拡大表示するとともに、操作後の前記タイムラインを前記表示手段に表示する際、前記操作前のタイムライン上に表示されていなかったより細かな案内ポイントがある場合に前記案内ポイントを前記タイムライン上に表示するよう構成された地図表示方法。
  4. 前記タイムラインに対する前記垂直方向への前記カーソルの移動量に応じた拡大率で前記地図を拡大表示する請求項に記載の地図表示方法。
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