JP4628411B2 - マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するための装置及び方法 - Google Patents

マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムに関し、特に、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するための中継局のフレームの構成方法及びそれを支援する装置に関する。
無線通信システムは、時分割二重(Time Division Duplexing)方式と周波数二重(Frequency Division Duplexing)方式とを使用して、アップリンク/ダウンリンクの資源を割り当てることができる。
周波数分割二重方式を用いる場合、無線通信システムは、周波数資源を用いてアップリンク/ダウンリンクを分離(分割)する。
一方、時分割二重方式を用いる場合、無線通信システムは、同じ周波数の帯域で時間資源を用いてアップリンク/ダウンリンクを分割する。
したがって、無線通信システムは、時分割二重方式を行うために、図1に示すように、フレームを、時間資源を用いて送信区間と受信区間とに分割して構成する。
図1は、通常のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.16システムのフレームの構造を示す図である。
図1に示すように、i番目のフレーム100は、ダウンリンク・サブフレーム101と、アップリンク・サブフレーム103とが、時間資源を用いて区分されて構成される。
基地局は、i番目のフレーム100で端末にダウンリンク信号を送信するためのダウンリンク・サブフレーム101と、当該端末からアップリンク信号を受信するためのアップリンク・サブフレーム103と、を備えた基地局フレーム120を構成する。このとき、基地局フレーム120のダウンリンク・サブフレーム101とアップリンク・サブフレーム103との間には、時間保護領域(Guard region)であるTTG(Transmit/Receive Transition Gap)105が存在する。また、i番目のフレーム100と(i+1)番目のフレーム140との間には、時間保護領域であるRTG(Receive/Transmit Transition Gap)107が存在する。
端末は、上記i番目のフレーム100で上記基地局からダウンリンク信号を受信するためのダウンリンク・サブフレーム101と、該基地局にアップリンク信号を送信するためのアップリンク・サブフレーム103と、を備えた端末フレーム130を構成する。ここで、端末は、無線チャンネルによるダウンリンク遅延(Downlink one way Delay:以下、DLDと略称する。)によって、基地局から送信されたダウンリンク信号を、当該DLDの後に受信する。また、端末は、基地局が当該基地局フレーム120のアップリンク・サブフレーム103でアップリンク信号を受信することができるように、アップリンク遅延(Uplink one way Delay:以下、ULDと略称する。)を考慮してアップリンク信号を送信する。
したがって、端末フレーム130では、無線チャンネルの遅延を考慮して、ダウンリンク・サブフレーム101とアップリンク・サブフレーム103との間に、時間保護領域であるSSRTG(Subscriber Station Receive/Transmit Transition Gap)113が存在する。また、i番目のフレーム100と(i+1)番目のフレーム140との間には、時間保護領域であるSSTTG(Subscriber Station Transmit/Receive Transition Gap)115が存在する。
上述のように、基地局及び端末は、それぞれダウンリンク・サブフレーム101とアップリンク・サブフレーム103との間に、動作切換のための時間保護領域を含む基地局フレーム120と端末フレーム130とを構成する。このとき、基地局フレーム120のTTG105は、上記DLD、SSRTG113及びULDの和と同じ値を有するように設計される。また、基地局フレーム120のRTG107は、SSTTG115から上記DLD及びULDの長さを引いた値と同一になるように設計される。
最近、無線通信システムでは、通信環境の変化に対応して迅速にネットワークを再構成し、かつ無線網全体をさらに効率的に運用するために、中継局を用いた通信方法についての研究が行われている。かかる無線通信システムは、中継局を用いて基地局と端末との間で信号を中継するので、基地局と端末間のリンクだけでなく、基地局と中継局間のリンク、及び中継局と端末間のリンクを必要とする。したがって、無線通信システムにおいて、中継局を用いて通信を行うためには、新たな通信方法及びフレームの構造が必要である。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するためのフレームの構成方法及びそれを支援する装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける時間保護領域を設定するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の目的を達成すべく、本発明の第1の態様による、中継方式を用いる無線通信システムの上位ノードの動作方法は、下位中継局の送受信動作切換領域情報を確認するステップを含む。かかるステップは、下位中継局との能力交渉(Capability Negotiation)中に当該下位中継局から所望のRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)及び所望のRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)を受信するステップと、所望のRSTTG及び前記所望のRSRTGを用いてRSTTG及びRSRTGを決定するステップと、を含み、RSTTGは、下位中継局が送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示し、RSRTGは、下位中継局が受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示す
本発明の第2の態様による、中継方式を用いる無線通信システムの中継局の動作方法は、上位ノードとの能力交渉(Capability Negotiation)中に、前記中継局で決定され送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示す所望のRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)と、前記中継局で決定され受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示す所望のRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)と、を前記上位ノードに送信するステップと、上位ノードとの信号遅延時間を確認するステップと、前記上位ノードから受信されたRSTTG及びRSRTG及び前記信号遅延時間を用いて送受信動作切換によるオーバヘッドを算出するステップと、前記オーバヘッドのうちの第1のオーバヘッドを用いて前記受信モードから前記送信モードに切り換えるステップと、前記オーバヘッドのうちの第2のオーバヘッドを用いて前記送信モードから前記受信モードに切り換えるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第3の態様による、中継方式の無線通信システムにおける中継局装置は、上位ノードから提供された送受信動作切換領域情報によって送受信動作切換のためのタイミング信号を提供するタイミング制御器と、前記タイミング信号によって送信モードに切り換わる場合、フレームの構成方式によってフレームを生成して、アンテナを介して送信する送信機と、前記タイミング信号によって受信モードに切り換わる場合、前記アンテナを介して受信されるフレームで当該サブフレームを検出して確認する受信機と、を備え、前記タイミング制御器は、前記中継局で決定された送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示すRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)、及び前記中継局で決定された受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示すRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)についてのオーバヘッドを算出して、前記オーバヘッドによるタイミング信号を発行し、前記送信機は、前記上位ノードとの能力交渉(Capability Negotiation)中に前記RSTTG及び前記RSRTGを送信することを特徴とする。
本発明によれば、マルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおいて、基地局から中継局に時間保護領域情報を提供することによって、中継局が基地局と正確な同期を設定して通信を行うことが可能になる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を詳しく説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨から逸脱しうると判断された場合には、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明のマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおける中継サービスを支援するためのフレームの構成方式について説明する。
以下では、時分割二重及び直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:OFDMA)方式を用いる無線通信システムを例として説明し、他の通信方式を用いる通信システムにも同様に適用することができる。
図2は、本発明の実施形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムの構成を示す図である。以下では、2ホップから構成される無線通信システムを例として挙げて説明するが、無線通信システムがマルチホップから構成される場合にも同様に適用することができる。
図2に示すように、本実施形態の無線通信システムは、基地局200、中継局210及び端末220、230を備えて構成される。ここで、端末220は、基地局200のサービス領域に位置しており、基地局200と直接的に通信を行う。以下、この端末220を「第1の端末」と呼ぶ。
一方、端末230は、基地局200のサービス領域の外側に位置しており、中継局210を介して基地局200と通信を行う。以下、この端末230を「第2の端末」と呼ぶ。
すなわち、基地局200は、中継局210を用いてサービス領域の外側に位置するか、または建物などによって遮蔽現象の著しい陰影地域に位置して、チャンネル状態の悪い端末にさらに優れた無線チャンネルを提供する。
上述のように構成される無線通信システムにおいて、基地局、中継局及び端末は、図3に示すフレームの構造及びタイミングを用いて通信を行う。
このとき、無線通信システムは、フレームの第1区間で基地局及び端末リンクのためのサブフレームを構成し、第2区間で基地局及び中継局のためのリンクを構成すると仮定して説明する。
図3は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムのタイミングの構成を示す図である。以下では、図2に示すように、2ホップから構成される無線通信システムを支援するためのインバンド(Inband)フレームを例として説明する。ここで、インバンド・フレームは、基地局、中継局及び端末が一つの周波数資源を用いて通信するために、時分割多重方式で構成した物理的フレームの構造を示す。もし、無線通信システムがマルチホップから構成される場合、インバンド・フレームは、基地局、上位中継局、下位中継局及び端末が一つの周波数資源を用いるために、時分割多重方式で構成された物理的フレームの構造を示す。
図3に示すように、i番目のフレーム300は、ダウンリンク・サブフレーム310と、アップリンク・サブフレーム320とが、時間資源(time resource)を使用して区分された構成となっている。また、ダウンリンク・サブフレーム310とアップリンク・サブフレーム320とは、時間資源を用いて、第1区間311、321と第2区間313、323とに区分される。ここで、第1区間311、321は、接続領域(DL Access zone、UL Access zone)を示し、第2区間313、323は、中継領域(DL Relay zone、UL Relay zone)を示す。
まず、基地局350のダウンリンク・サブフレーム310は、該基地局から直接のリンクにより接続された端末1に信号を送信するための第1区間311と、当該基地局から中継局に信号を送信するための第2区間313と、から構成される。
基地局350のアップリンク・サブフレーム320は、端末1からアップリンク信号を受信するための第1区間321と、中継局からアップリンク信号を受信するための第2区間323と、から構成される。
基地局350のダウンリンク・サブフレーム310とアップリンク・サブフレーム320との間には、時間保護領域であるTTG331が存在する。また、i番目のフレーム300と(i+1)番目のフレーム370との間には、時間保護領域であるRTG333が存在する。すなわち、基地局は、ダウンリンク・サブフレーム310で信号を送信し、アップリンク・サブフレーム320で信号を受信するために、TTG331で送信モードから受信モードに動作を切り換える。また、基地局は、アップリンク・サブフレーム320で信号を受信し、(i+1)番目のフレーム370のダウンリンク・サブフレームで信号を送信するために、RTG333で受信モードから送信モードに動作を切り換える。
中継局360のダウンリンク・サブフレーム310は、中継リンクで接続された端末2に信号を送信するための第1区間311と、基地局から信号を受信するための第2区間313と、から構成される。このとき、第1区間311と第2区間313との間には、中継局の動作切換のための時間領域であるRSTTG335が存在する。また、第1区間311と第2区間313との間には、RSTTG335によるダウンリンク・オーバヘッドであるR−TTG343が存在する。ここで、RSTTG335とR−TTG343とは、図12に示すように構成される。
図12は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおいて、ダウンリンク・サブフレームの中継局の動作切換区間を示す図である。以下では、j番目のOFDMシンボルは、前述した第1区間311の最後のシンボルを示し、(j+1)番目のOFDMシンボルは、前述した第2区間313の最初のシンボルを示す。
図12に示すように、前述したダウンリンク・サブフレーム310の第1区間311と第2区間313との間には、中継局の動作切換区間のためのRSTTG1213が存在する。したがって、中継局は、RSTTG1213において、送信モードから受信モードに動作切換を行う。
基地局が図12の1201時点でダウンリンク信号を送信する場合、中継局は、ダウンリンク信号遅延時間(RTD(Round Trip Delay)/2 1215)のために、1203時点で当該ダウンリンク信号を受信する。したがって、中継局は、かかる1203時点以前に、すなわちかかる時点に先立って、受信モードに動作を切り換えねばならない。
このとき、中継局は、RSTTG1213区間で動作切換を行う。したがって、中継局は、ダウンリンク・サブフレーム310の第1区間311での最後の部分のRSTTG−(RTD/2)時間(1211)に、当該サービス領域に位置する端末2にダウンリンク信号を送信することができない。ここで、第1区間311で信号を送信できない領域(例:RSTTG−(RTD/2)時間)を、ダウンリンク・オーバヘッドであるR−TTG1211と称する。
もし、中継局が、一つのOFDMシンボルを分割して所定の区間のみを用いて信号を送信できない場合、当該中継局は、上記R−TTG1211を、信号を送信できない領域を含む最小のOFDMシンボルのサイズに設定する。例えば、中継局の上記j番目のOFDMシンボル以内に動作を切り換える場合、当該中継局は、該j番目のOFDMシンボル区間をR−TTG1211に設定する。ここで、R−TTG1211は、下記数式1に基づいて算出することができる。このとき、R−TTG1211は、OFDMシンボル単位値を有する。
上記数式1において、RSTTGは、中継局の動作切換区間を示し、RTD/2は、ダウンリンク信号遅延時間(DLD)を示す。また、ODFMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を示す。このとき、x値及びOFDMシンボルの長さは、時間単位として設定される。また、数式1において、[ ]は、切上(Ceiling)演算記号であり、演算記号の中の値が小数値を有する場合に、当該小数値より大きい整数値を出力するための演算記号を示す。
上記数式1で表されるように、ダウンリンク・サブフレーム・オーバヘッドは、中継局の動作切換区間を含む最小のシンボルを示す。
したがって、RSTTG1213がRTD/2 1215以下である場合、中継局は、RTD/2 1215で動作切換を行えるので、R−TTG1211が0に設定される。
図3に示すように、中継局は、中継局フレーム(360)のダウンリンク・サブフレーム310における第2区間313で、基地局からダウンリンク信号を受信する。その後、中継局は、アップリンク・サブフレーム320の第1区間321で端末2からアップリンク信号を受信する。したがって、中継局は、ダウンリンク・サブフレーム310の第2区間313とアップリンク・サブフレーム320の第1区間321との間に動作切換のための時間区間を必要としない。しかし、中継局サブフレーム360は、基地局350との同期を維持するために、第2区間313と第1区間321との間に中継局サブフレーム時間ギャップ(Relay Subframe Time Cap:以下、RSTGと略記する。)337が存在する。ここで、RSTG337は、TTG331から上述のDLD(ダウンリンク信号遅延時間)を減算した値と同じ値を有する。
中継局フレーム(360)のアップリンク・サブフレーム320は、端末2からアップリンク信号を受信するための第1区間321と、基地局にアップリンク信号を送信するための第2区間323と、から構成される。このとき、第1区間321と第2区間323との間には、中継局の動作切換のための時間領域であるRSRTG339が存在する。また、第1区間321と第2区間323との間には、RSRTG339によるアップリンク・オーバヘッドであるR−RTG345が存在する。ここで、RSRTG339とR−RTG345とは、図13に示すように構成される。
図13は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムにおいて、アップリンク・サブフレームの中継局の動作切換区間を示す図である。以下では、j番目のOFDMシンボルは、前述した第1区間321の最後のシンボルを示し、(j+1)番目のOFDMシンボルは、前述した第2区間323の最初のシンボルを示す。
図13に示すように、前述したアップリンク・サブフレーム320の第1区間321と第2区間323との間には、中継局の動作切換区間のためのRSRTG1313が存在する。したがって、中継局は、RSRTG1313において、受信モードから送信モードに動作切換を行う。
中継局は、基地局が、図13の1301時点で中継局が送信するアップリンク信号を受信できるように、アップリンク信号遅延時間(RTD/2 1315)を考慮した1303時点でアップリンク信号を送信する。したがって、中継局は、かかる1303時点より以前に送信モードに動作を切り換えねばならない。
このとき、中継局は、前述のRSRTG1313区間で動作切換を行う。したがって、中継局は、アップリンク・サブフレーム320の第2区間323において、最後の部分のRSRTG+(RTD/2)時間(1311)で端末2からのアップリンク信号を受信できなくなる。ここで、第2区間323で信号を受信できない領域(例:RSRTG+(RTD/2)時間)をアップリンク・オーバヘッドであるR−RTG1311と称する。
もし、中継局が一つのOFDMシンボルを分割して、所定の区間のみを用いて信号を送信できない場合、中継局は、上記R−RTG1311を、信号を受信できない領域を含む最小のOFDMシンボルのサイズに設定する。例えば、中継局が上記j番目のOFDMシンボル以内に動作を切り換える場合、当該中継局は、該j番目のOFDMシンボル区間をR−RTG1311に設定する。ここで、R−RTG1311は、下記数式2に基づいて算出することができる。このとき、R−RTG1311は、OFDMシンボル単位値を有する。
上記数式2において、RSRTGは、中継局の動作切換区間を示し、RTD/2は、アップリンク信号遅延時間(ULD)を示す。また、ODFMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を示す。このとき、x値及びOFDMシンボルの長さは、時間単位として設定される。また、数式2において、[]は、切上演算記号であり、演算記号の中の値が小数値を有する場合に、該小数値より大きい整数値を出力するための演算記号を示す。
上記数式2に示されるように、アップリンク・サブフレーム・オーバヘッドは、中継局の動作切換区間を含む最小のシンボルを示す。
上述のように、中継局は、アップリンク・サブフレーム320の第1区間321中のR−RTG345以外の区間で端末2から信号を受信する。したがって、端末2は、中継局の制御によって、第1区間321におけるR−RTG345以外の区間で中継局に信号を送信する。
図3に示すように、中継局は、i番目のフレーム300で、アップリンク・サブフレーム320の第2区間323で基地局にアップリンク信号を送信する。その後、中継局は、(i+1)番目のフレーム370で、ダウンリンク・サブフレームの第1区間で端末2にダウンリンク信号を送信する。したがって、中継局は、アップリンク・サブフレーム320の第2区間323とダウンリンク・サブフレームの第1区間との間に動作切換のための時間区間を必要としない。しかし、中継局フレーム360は、基地局350との同期を維持するために、第2区間323と(i+1)番目のフレーム370の第1区間との間に中継局フレーム時間ギャップ(Relay Frame Time Cap:以下、RFTGと略称する。)341が存在する。ここで、RFTG341は、RTG333とULDとの和と同じ値を有する。
以下、無線通信システムは、中継局フレームの各区間をIEEE 802.16システムのフレームと同様に構成すると仮定して説明する。
図4は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局のフレームの構造を示す図である。
図4に示すように、中継局フレームは、ダウンリンク・サブフレーム401とアップリンク・サブフレーム403とが時間資源により区分されて構成される。また、ダウンリンク・サブフレーム401とアップリンク・サブフレーム403とは、時間資源を用いて第1区間411、415と第2区間413、417とに区分される。ここで、ダウンリンク・サブフレーム401とアップリンク・サブフレーム403との間には、時間保護領域であるRSTG425が存在し、アップリンク・サブフレーム403と次のフレームのダウンリンク・サブフレームとの間には、RFTG427が存在する。
まず、ダウンリンク・サブフレーム401は、中継局からサービス領域に位置する端末にダウンリンク信号を送信するための第1区間411と、基地局から信号を受信するための第2区間413と、から構成される。このとき、第1区間411と第2区間413との間には、時間保護領域であるR−TTG421が存在する。
アップリンク・サブフレーム403は、端末からアップリンク信号を受信するための第1区間415と、基地局にアップリンク信号を送信するための第2区間417と、から構成される。このとき、第1区間415と第2区間417との間には、時間保護領域であるR−RTG423が存在する。
無線通信システムがマルチホップから構成される場合、中継局は、基地局と端末との間の信号だけでなく、中継局と中継局との間の信号も中継せねばならない。この場合、中継局は、i番目のフレームと(i+1)番目のフレームとを一つのスーパーフレームに構成して中継サービスを支援する。
まず、偶数ホップ中継局のフレームは、図5及び図6に示すように構成される。
図5は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの偶数ホップ中継局のi番目のフレームの構造を示す図である。
図5に示すように、i番目のフレーム500は、ダウンリンク・サブフレーム501とアップリンク・サブフレーム503とが時間資源に区分されて構成される。また、ダウンリンク・サブフレーム501とアップリンク・サブフレーム503とは、時間資源を用いて第1区間と第2区間とに区分される。ここで、ダウンリンク・サブフレーム501とアップリンク・サブフレーム503との間には、時間保護領域であるRSTG505が存在する。また、i番目のフレーム500と(i+1)番目のフレーム540との間には、時間保護領域であるRFTG507が存在する。
まず、ダウンリンク・サブフレーム501は、中継局からサービス領域に含まれる端末にダウンリンク信号を送信するための第1区間511と、次の奇数ホップ中継局にダウンリンク信号を送信するための第2区間513と、から構成される。
次に、アップリンク・サブフレーム503は、端末からアップリンク信号を受信するための第1区間515と、次の奇数ホップ中継局からアップリンク信号を受信するための第2区間517と、から構成される。
図6は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの偶数ホップ中継局の(i+1)番目のフレームの構造を示す図である。
図6に示すように、(i+1)番目のフレーム540は、時間資源によりダウンリンク・サブフレーム541とアップリンク・サブフレーム543とに区分されて構成される。また、ダウンリンク・サブフレーム541とアップリンク・サブフレーム543とは、時間資源を用いて第1区間と第2区間とに区分される。ここで、ダウンリンク・サブフレーム541とアップリンク・サブフレーム543との間には、時間保護領域であるRSTG545が存在する。また、i番目のフレーム500と(i+1)番目のフレーム540との間には、時間保護領域であるRFTG507が存在する。
まず、ダウンリンク・サブフレーム541は、中継局からサービス領域に含まれる端末にダウンリンク信号を送信するための第1区間551と、以前の奇数ホップ中継局からダウンリンク信号を受信するための第2区間553と、から構成される。このとき、中継局は、第1区間551で信号を送信し、第2区間553で信号を受信する。したがって、ダウンリンク・サブフレーム541の第1区間551と第2区間553との間に、中継局の動作切換のための時間保護領域であるR−TTG561が存在する。
次に、アップリンク・サブフレーム543は、端末からアップリンク信号を受信するための第1区間555と、以前の奇数ホップ中継局にアップリンク信号を送信するための第2区間557と、から構成される。このとき、中継局は、第1区間555で信号を受信し、第2区間557で信号を送信する。したがって、アップリンク・サブフレーム543の第1区間555と第2区間557との間には、中継局の動作切換のための時間保護領域であるR−RTG563が存在する。
次に、奇数ホップ中継局のフレームは、図7及び図8に示すように構成される。
図7は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの奇数ホップ中継局のi番目のフレームの構造を示す図である。
図7に示すように、i番目のフレーム600は、ダウンリンク・サブフレーム601とアップリンク・サブフレーム603とが時間資源により区分されて構成される。また、ダウンリンク・サブフレーム601とアップリンク・サブフレーム603とは、時間資源を用いて第1区間611、615と、第2区間613、617と、に区分される。ここで、ダウンリンク・サブフレーム601とアップリンク・サブフレーム603との間には、時間保護領域であるRSTG605が存在し、i番目のフレーム600と(i+1)番目のフレーム640との間には、時間保護領域であるRFTG607が存在する。
まず、ダウンリンク・サブフレーム601は、中継局からサービス領域に位置する端末にダウンリンク信号を送信するための第1区間611と、以前の偶数ホップ中継局からダウンリンク信号を受信するための第2区間613とから構成される。このとき、中継局は、第1区間611で信号を送信し、第2区間613で信号を受信する。したがって、ダウンリンク・サブフレーム601の前記第1区間611と第2区間613との間には、中継局の動作切換のための時間保護領域であるR−TTG621が存在する。
次に、アップリンク・サブフレーム603は、端末からアップリンク信号を受信するための第1区間615と、以前の偶数ホップ中継局にアップリンク信号を送信するための第2区間617とから構成される。このとき、中継局は、第1区間615で信号を受信し、第2区間617で信号を送信する。したがって、アップリンク・サブフレーム603の第1区間615と第2区間617との間には、中継局の動作切換のための時間保護領域であるR−RTG623が存在する。
図8は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの奇数ホップ中継局の(i+1)番目のフレームの構造を示す図である。
図8に示すように、(i+1)番目のフレーム640は、ダウンリンク・サブフレーム641とアップリンク・サブフレーム643とが時間資源により区分されて構成される。また、ダウンリンク・サブフレーム641とアップリンク・サブフレーム643とは、時間資源を用いて第1区間651、655と、第2区間653、657と、に区分される。ここで、ダウンリンク・サブフレーム641とアップリンク・サブフレーム643との間には、時間保護領域であるRSTG645が存在する。また、i番目のフレーム600と(i+1)番目のフレーム640との間には、時間保護領域であるRFTG607が存在する。
まず、ダウンリンク・サブフレーム641は、中継局からサービス領域に位置する端末にダウンリンク信号を送信するための第1区間651と、次の偶数ホップ中継局にダウンリンク信号を送信するための第2区間653と、から構成される。
次に、アップリンク・サブフレーム643は、端末からアップリンク信号を受信するための第1区間655と、次の偶数ホップ中継局からアップリンク信号を受信するための第2区間657と、から構成される。
以下では、無線通信システムにおいて、中継局が送受信動作を切り換え得る領域情報を送信するための基地局の動作方法について説明する。
図9は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの基地局の動作を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、まず、基地局は、ステップ901で中継局から初期接続要請メッセージが受信されるか否かを確認する。
ここで、初期接続要請メッセージが受信された場合には、基地局は、ステップ903に移行して、中継局との初期接続を行う。
その後、基地局は、ステップ905に移行して、中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉するか否かを判断する。すなわち、基地局は、中継局との初期接続実行過程中に、或いは初期接続を行った後に、中継局と能力交渉(Capability Negotiation)を行う。このとき、基地局は、中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉するか否かを判断する。
もし、中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉する場合には、基地局は、ステップ907に移行して、中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉する。このとき、基地局は、中継局別に相異なるRSTTG及びRSRTGを設定することができる。例えば、基地局及び中継局は、RSTTG及びRSRTGを交渉するために、RSTTG及びRSRTGの最大値を知っていなければならない。ここで、RSTTG及びRSRTGの最大値は、システム情報として設定されることにより、基地局及び中継局で予め知っているか、または基地局で決定して、下記表1のように構成される放送情報を通じて中継局に知らせることができる。例えば、基地局は、放送情報として、DCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを用いることができる。
上記表1で、xxx及びyyyは、時間値を有しており、RSTTG及びRSRTG情報は、中継局の動作切換のための時間を示す。
上述のように、RSTTG及びRSRTGの最大値を確認した後に、基地局は、中継局が送信したRSTTG及びRSRTGを確認する。すなわち、基地局は、中継局の所望のRSTTG及びRSRTGを確認する。以後、基地局は、中継局の所望のRSTTG及びRSRTGを考慮して決定したRSTTG及びRSRTGまたは中継局の所望のRSTTG及びRSRTGの応答信号を継局に送信する。このとき、基地局は、中継局の所望のRSTTG及びRSTTGの最大値以下になるか同じであるようにRSTTG及びRSRTGを決定する。また、基地局は、中継局の所望のRSTTG及びRSRTGに対する応答信号を伝送して、RSTTG及びRSRTG交渉を行うこともできる。。
他の実施の形態として、基地局は、中継局の所望のRSTTG及びRSRTGについての回答信号を送信して、RSTTG及びRSRTGの交渉を行うこともできる。
中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉した後に、基地局は、ステップ911に移行して、中継局との信号遅延時間を確認する。すなわち、基地局は、中継局との初期接続過程またはランダム・アクセス過程で獲得した信号遅延時間を確認する。
一方、ステップ905で、中継局とRSTTG及びRSRTGを交渉しない場合、基地局は、ステップ909に移行して、RSTTG及びRSRTGを決定し、該決定されたRSTTG及びRSRTGを、初期接続実行過程中に又は初期接続を行った後に、中継局に送信する。このとき、基地局は、上記表1のように構成される放送情報を用いて、中継局にRSTTG及びRSRTGを送信することができる。他の実施の形態として、基地局は、初期接続過程以前に放送情報を用いて、中継局にRSTTG及びRSRTGを送信することもできる。
中継局にRSTTG及びRSRTGを送信した後、基地局は、ステップ911に移行して、中継局との信号遅延時間を確認する。すなわち、基地局は、中継局との初期接続過程またはランダム・アクセス過程で獲得した信号遅延時間を確認する。
中継局との信号遅延時間を確認した後、基地局は、ステップ913に移行して、RSTTG及びRSRTGの情報と、中継局との信号遅延時間とを用いて、中継局のダウンリンク・オーバヘッド(R−TTG)及びアップリンク・オーバヘッド(R−RTG)を算出する。すなわち、基地局は、中継局との同期を合わせるために、中継局のダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを算出する。このとき、基地局は、前述した数式1及び数式2を用いてR−TTG及びR−RTGを算出することができる。
中継局のダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを算出した後、前記基地局は、ステップ915に進んで、中継局のダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを考慮して、中継局と通信を行う。
その後、基地局は、本アルゴリズムを終了する。
上述の実施の形態で、基地局は、中継局と送受信動作切換時間であるRSTTG及びRSRTGを交渉するか、または中継局にRSTTG及びRSRTGを送信する。他の実施の形態として、基地局は、中継局のダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを算出して中継局に送信することもできる。
また、上述の実施の形態で、基地局は、中継局との初期接続時にRSTTG及びRSRTGの情報を中継局と交渉するか、または中継局に送信する。基地局は、初期接続時だけでなく、中継局と接続された状態でも、RSTTG及びRSRTGの情報を中継局と交渉するか、または中継局に送信することができる。すなわち、中継局が基地局に接続されて中継サービスを提供するとき、無線チャンネルによる信号遅延時間が変更されると、基地局は、中継局とRSTTG及びRSRTGの情報を再び交渉するか、またはRSTTG及びRSRTGを生成して中継局に送信することもできる。
以下では、基地局から受信されたRSTTG及びRSRTGを用いて、ダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを確認するための中継局の動作手続きについて説明する。
図10は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局の動作を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、まず、中継局は、ステップ1001で基地局に初期接続を要請する。
基地局に初期接続を要請した後、中継局は、ステップ1003に移行して、基地局との初期接続の処理を行う。
その後、基地局は、ステップ1005に移行して、基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉するか否かを判断する。すなわち、中継局は、基地局との初期接続実行過程中または初期接続を行った後に、基地局と能力交渉を行う。このとき、中継局は、基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉するか否かを判断する。
もし、基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉する場合には、中継局は、ステップ1007に移行して、基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉する。例えば、中継局は、基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉するために、自身の所望のRSTTG及びRSRTGを決定して基地局に送信する。その後、中継局は、基地局から送信された、RSTTG及びRSRTGに対する応答信号または基地局から伝送されたRSTTG及びRSRTGを考慮して決定されたRSTTG及びRSRTGを受信する。このとき、中継局は、RSTTG及びRSRTGの最大値を考慮して、自身の所望のRSTTG及びRSRTGを決定する。ここで、RSTTG及びRSRTGの最大値は、システム情報として設定されるか、または前述した表1のような放送情報を通じて基地局から提供されることができる。
基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉した後、中継局は、ステップ1011に移行して、基地局との信号遅延時間を確認する。すなわち、中継局は、基地局との初期接続過程またはランダム・アクセス過程で獲得した信号遅延時間を確認する。
一方、ステップ1005で基地局とRSTTG及びRSRTGを交渉しない場合には、中継局は、ステップ1009に移行して、初期接続実行過程中に、または初期接続を行った後に、基地局から放送されるRSTTG及びRSRTGの情報を受信する。他の実施の形態として、中継局は、初期接続過程以前に基地局が送信した放送情報を通じてRSTTG及びRSRTGを受信することもできる。
基地局からRSTTG及びRSRTGを受信した後、中継局は、ステップ1011に移行して、基地局との信号遅延時間を確認する。すなわち、中継局は、基地局との初期接続過程またはランダム・アクセス過程で獲得した信号遅延時間を確認する。
信号遅延時間を確認した後、中継局は、ステップ1013に移行して、RSTTG及びRSRTGの情報と、基地局との信号遅延時間とを用いて、ダウンリンク・オーバヘッド(R−TTG)及びアップリンク・オーバヘッド(R−RTG)を算出する。このとき、中継局は、前述した数式1及び数式2を用いて、R−TTG及びR−RTGを算出する。
ダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを算出した後、中継局は、ステップ1015に移行して、ダウンリンク・オーバヘッド及びアップリンク・オーバヘッドを考慮して、基地局と通信を行う。
その後、中継局は、本アルゴリズムを終了する。
上述の実施の形態で、中継局は、R−TTG及びR−RTGを基地局と交渉するか、または基地局から提供されたRSTTG及びRSRTGの情報を用いて、R−TTG及びR−RTGの情報を算出する。他の実施の形態として、中継局は、基地局によりそれぞれの中継局に対して算出され送信されたR−TTG及びR−RTGを確認することもできる。
以下では、無線通信システムで基地局から提供されたRSTTG及びRSRTGの情報を用いて中継サービスを支援する中継局のブロック構成について説明する。ここで、中継局は、図11に示すように構成される。このとき、基地局、偶数ホップ中継局、奇数ホップ中継局は何れも同じように構成されるので、中継局のブロック構成のみについて説明する。
図11は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局装置を示す図である。
図11に示すように、中継局は、送信機1101、受信機1103、タイミング制御器1105、及びRFスイッチ1107を備えて構成される。
まず、送信機1101は、フレーム生成器1109、資源マッピング器1111、変調器1113、及びデジタル/アナログ変換器(Digital/Analog Converter:DAC)1115を備えて構成される。
フレーム生成器1109は、タイミング制御器1105から提供される制御信号によって、図3に示すようなフレームを生成する。例えば、中継局は、フレームの第1区間で該中継局と端末とのリンクのためのサブフレームを生成し、第2区間で該中継局と基地局とのリンクのためのサブフレームを生成する。
資源マッピング器1111は、フレーム生成器1109から供給された各サブフレームを当該リンクのバーストに割り当てて出力する。
変調器1113は、資源マッピング器1111から供給された各リンクのバーストに割り当てられたサブフレームを、当該変調レベル(Modulation and Coding Scheme:MCS)によって変調する。
DAC1115は、変調器1113から供給されたデジタル信号をアナログ信号に変換して、該変換されたアナログ信号をRFスイッチ1107に出力する。
次に、受信機1103は、アナログ/デジタル変換器(Analog/Digital Converter:ADC)1117、復調器1119、資源デマッピング器1121、及びフレーム抽出器1123を備えて構成される。
ADC1117は、RFスイッチ1107を介して受信されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。復調器1119は、ADC1117から供給されたデジタル信号を当該変調レベル(例:MCSレベル)によって復調して出力する。
資源デマッピング器1121は、復調器1119から供給された各リンクのバーストに割り当てられた実際のサブフレームを抽出する。
フレーム抽出器1123は、資源デマッピング器1121から供給されたサブフレームから、中継局に対応するサブフレームを抽出する。
RFスイッチ1107は、タイミング制御器1105の制御によって、基地局、端末及び他の中継局と送受信する信号を、送信機1101及び受信機1103に転送する。
タイミング制御器1105は、図3に示すように構成されたフレームを生成して、該フレームの構成方式によって信号を送受信するための制御信号を発生させる。このとき、タイミング制御器1105は、基地局から提供されたRSTTG及びRSRTGの情報を用いて、送信機1101及び受信機1103がモード切換を行うように制御信号を発生させる。ここで、タイミング制御器1105は、RSTTG情報を用いて、ダウンリンク・サブフレームの第1区間と第2区間との間にR−TTG区間を設定する。また、タイミング制御器1105は、RSRTG情報を用いて、アップリンク・サブフレームの第1区間と第2区間との間にR−RTG区間を設定する。
無線通信システムがマルチホップで構成される場合、基地局及び中継局は、図14に示すように構成されるフレームの構造を用いて通信を行うことができる。
図14は、本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムのタイミングの構成を示す図である。以下では、ダウンリンク・サブフレームを例として説明する。
図14に示すように、ダウンリンク・サブフレーム1400は、時間資源を用いて、第1区間1401、第2区間1403、及び第3区間1405に区分される。
まず、基地局1410のダウンリンク・サブフレーム1400は、該基地局から直接的にリンクで接続された端末1に信号を送信するための第1区間1401及び第2区間1403と、該基地局から1ホップ中継局に信号を送信するための第3区間1405と、から構成される。ここで、第2区間1403は、NULLから構成されることもできる。
1ホップ中継局1420のダウンリンク・サブフレーム1400は、中継リンクで接続された端末2に信号を送信するための第1区間1401と、2ホップ中継局に信号を送信するための第2区間1403と、基地局から信号を受信するための第3区間1405と、から構成される。このとき、第2区間1403と第3区間1405との間には、ダウンリンク・オーバヘッドであるR−TTG1425が存在する。ここで、R−TTG1425のサイズは、前述の数式1に、基地局から受信されたRSTTGと、基地局との信号遅延時間と、を適用して算出することができる。
2ホップ中継局1430のダウンリンク・サブフレーム1400は、中継リンクで接続された第3の端末(端末3)に信号を送信するための第1区間1401と、前記1ホップ中継局から信号を受信するための第2区間1403と、3ホップ中継局に信号を送信するための第3区間1405と、から構成される。このとき、第1区間1401と第2区間1403との間には、ダウンリンク・オーバヘッドであるR−TTG1435が存在する。また、第2区間1403と第3区間1405との間には、ダウンリンク・オーバヘッドであるR−RTG1441が存在する。ここで、ここで、R−TTG1435のサイズは、前述の数式1に、1ホップ中継局から提供されたRSTTGと、1ホップ中継局との信号遅延時間と、を適用して算出することができる。また、R−RTG1441のサイズは、前述の数式2に、1ホップ中継局から提供されたRSRTGと、1ホップ中継局との信号遅延時間と、を適用して算出することができる。
3ホップ中継局1450のダウンリンク・サブフレーム1400は、中継リンクで接続された第4の端末(端末4)に信号を送信するための第1区間1401と、4ホップ中継局に信号を送信するための第2区間1403と、前記2ホップ中継局から信号を受信するための第3区間1405と、から構成される。このとき、第2区間1403と第3区間1405との間には、ダウンリンク・オーバヘッドであるR−TTG1455が存在する。ここで、R−TTG1455のサイズは、前述の数式1に、2ホップ中継局から提供されたRSTTGと、2ホップ中継局との信号遅延時間と、を適用して算出することができる。
上述のように、無線通信システムがマルチホップから構成される場合には、ダウンリンク・サブフレームのオーバヘッドは、R−TTGだけでなく、R−TTGとR−RTGの両方とも含むことができる。すなわち、無線通信システムでのフレームの運用方式によって、ダウンリンク・サブフレームのオーバヘッドは変わり得る。
また、ダウンリンク・サブフレームのオーバヘッドだけでなく、アップリンク・サブフレームのオーバヘッドも、フレーム運営方式によって変わり得る。
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
通常のIEEE 802.16システムのフレームの構造を示す図である。 本発明によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムのタイミングの構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局のフレームの構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの偶数ホップ中継局のi番目のフレームの構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの偶数ホップ中継局の(i+1)番目のフレームの構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの奇数ホップ中継局のi番目のフレームの構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの奇数ホップ中継局の(i+1)番目のフレームの構造を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでの中継局装置を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでのダウンリンク・サブフレームの中継局の動作切換区間を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムでのアップリンク・サブフレームの中継局の動作切換区間を示す図である。 本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を用いる無線通信システムのタイミングの構成を示す図である。

Claims (20)

  1. 中継方式を用いる無線通信システムの上位ノードの動作方法であって、
    下位中継局の送受信動作切換情報を確認するステップを含み
    前記下位中継局の送受信動作切換情報を確認するステップは、
    下位中継局との能力交渉(Capability Negotiation)中に当該下位中継局から所望のRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)及び所望のRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)を受信するステップと、
    前記所望のRSTTG及び前記所望のRSRTGを用いてRSTTG及びRSRTGを決定するステップと、を含み、
    前記RSTTGは、前記下位中継局が送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示し、RSRTGは、前記下位中継局が受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示すこと
    を特徴とする上位ノードの動作方法。
  2. 前記上位ノードは、基地局または上位中継局であることを特徴とする請求項1に記載の上位ノードの動作方法。
  3. 前記RSTTG及びRSRTGを決定するステップの後に、該RSTTG及びRSRTGを有する制御メッセージを前記下位中継局に送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の上位ノードの動作方法。
  4. 前記制御メッセージは、前記下位中継局により受信された前記RSTTG及び前記RSRTGについての確認情報、または前記RSTTG及び前記RSRTG、または前記下位中継局の前記RSTTG及び前記RSRTGによるオーバヘッド情報、のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項に記載の上位ノードの動作方法。
  5. 前記下位中継局により受信された前記RSTTG及び前記RSRTGについての確認情報は、前記下位中継局により受信された前記RSTTG及び前記RSRTGと同じ情報、または前記下位中継局により受信された前記RSTTG及び前記RSRTGを受け入れるメッセージのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項に記載の上位ノードの動作方法。
  6. 前記下位中継局のオーバヘッド情報のうち、送信モードから受信モードに切り換えるためのオーバヘッドは、下記数式を用いて算出することを特徴とする請求項に記載の上位ノードの動作方法。


    ここで、R−TTGは、サブフレームでの中継局の動作切換によるオーバヘッドを、RSTTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(DownLink Delay:DLD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。
  7. 前記下位中継局のオーバヘッド情報のうち、受信モードから送信モードに切り換えるためのオーバヘッドは、下記数式を用いて算出することを特徴とする請求項に記載の上位ノードの動作方法。


    ここで、R−RTGは、サブフレームでの中継局の送受信動作切換によるオーバヘッドを、RSRTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(ULD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。
  8. 中継方式を用いる無線通信システムの中継局の動作方法であって、
    上位ノードとの能力交渉(Capability Negotiation)中に、前記中継局で決定され送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示す所望のRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)と、前記中継局で決定され受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示す所望のRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)と、を前記上位ノードに送信するステップと、
    上位ノードとの信号遅延時間を確認するステップと、
    前記上位ノードから受信されたRSTTG及びRSRTG及び前記信号遅延時間を用いて送受信動作切換によるオーバヘッドを算出するステップと、
    前記オーバヘッドのうちの第1のオーバヘッドを用いて前記受信モードから前記送信モードに切り換えるステップと、
    前記オーバヘッドのうちの第2のオーバヘッドを用いて前記送信モードから前記受信モードに切り換えるステップと、
    を含むことを特徴とする中継局の動作方法。
  9. 前記信号遅延時間は、前記上位ノードとの初期接続またはランダム・アクセス過程で獲得されることを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。
  10. 前記送受信動作切換によるオーバヘッドを算出するステップは、前記上位ノードとの能力交渉、前記上位ノードから送信された所望のRSTTG及びRSRTGについての受け入れのメッセージが受信された場合に、前記RSTTG、前記RSRTG、及び前記信号遅延時間を用いて送受信動作切換によるオーバヘッドを算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。
  11. 前記送受信動作切換によるオーバヘッドを算出するステップは、
    前記上位ノードとの能力交渉中に、前記上位ノードにより前記RSTTG及び前記RSRTGが決定され、前記上位ノードから送信された所望のRSTTG及びRSRTGについての受け入れのメッセージが受信された場合に、前記上位ノードとの能力交渉中に前記上位ノードから受信された制御メッセージにおける前記RSTTG及び前記RSRTGを識別するステップと、
    前記RSTTG、前記RSRTG、及び前記信号遅延時間を用いて送受信動作切換によるオーバヘッドを算出するステップと、
    含むことを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。
  12. 前記RSTTG及び前記RSRTGは、前記RSTTG及び前記RSRTGの最大値以下の値であることを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。
  13. 前記RSTTG及び前記RSRTGの最大値は、システム共通情報として設定されるか、または前記上位ノードから提供されることを特徴とする請求項12に記載の中継局の動作方法。
  14. 前記第1のオーバヘッドは、下記数式を用いて算出することを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。


    ここで、R−TTGは、サブフレームでの中継局の動作切換によるオーバヘッドを、RSTTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(DLD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。
  15. 前記第2のオーバヘッドは、下記数式を用いて算出することを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。


    ここで、R−RTGは、サブフレームでの中継局の送受信動作切換によるオーバヘッドを、RSRTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(ULD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。
  16. 前記上位ノードは、基地局または上位中継局であることを特徴とする請求項に記載の中継局の動作方法。
  17. 中継方式の無線通信システムにおける中継局装置であって、
    送受信動作切換のためのタイミング信号を提供するタイミング制御器と、
    前記タイミング信号によって送信モードに切り換わる場合、フレームの構成方式によってフレームを生成し、アンテナを介して該フレームを送信する送信機と、
    前記タイミング信号によって受信モードに切り換わる場合、前記アンテナを介して受信されるフレームから、対応するサブフレームを検出して確認する受信機と、を備え
    前記タイミング制御器は、前記中継局で決定された送信モードから受信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示すRSTTG(Relay Station Transmit/Receive Transition Gap)、及び前記中継局で決定された受信モードから送信モードに切り換わるまでの間隔(gap)を示すRSRTG(Relay Station Receive/Transmit Transition Gap)についてのオーバヘッドを算出して、前記オーバヘッドによるタイミング信号を発行し、
    前記送信機は、前記上位ノードとの能力交渉(Capability Negotiation)中に前記RSTTG及び前記RSRTGを送信することを特徴とする中継局装置。
  18. 前記タイミング制御器は、下記数式を用いて、前記オーバヘッドのうち、前記送信モードから前記受信モードに切り換えるためのオーバヘッドを算出することを特徴とする請求項17に記載の中継局装置。


    ここで、R−TTGは、サブフレームでの中継局の動作切換によるオーバヘッドを、RSTTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(DLD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。
  19. 前記タイミング制御器は、下記数式を用いて、前記オーバヘッドのうち、前記受信モードから前記送信モードに切り換えるためのオーバヘッドを算出することを特徴とする請求項17に記載の中継局装置。


    ここで、R−RTGは、サブフレームでの中継局の送受信動作切換によるオーバヘッドを、RSRTGは、中継局の送受信動作切換区間を、RTD/2は、信号の到達遅延(ULD)時間を、OFDMsymbolunit(x)は、x値を一つのOFDMシンボルの長さで割る関数を、それぞれ示す。)
  20. 前記上位ノードは、基地局または上位中継局であることを特徴とする請求項17に記載の中継局装置。
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