JP4627755B2 - 胃内保持器の自動製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、胃内保持器の自動製造方法及び装置に関する。このような保持器の例は、参照文献により本明細書に盛り込んである米国特許第4,996,058号に開示される型式の徐放型であるが、本発明は、このような徐放型に限定されず、任意の胃内保持器に適用できる。
用語"徐放型"は、通常の錠剤かカプセルのような在来の剤型と比較して、胃内と小腸上部に有効成分の少なくとも一部分の放出を遅延させる剤型を示す。不都合な高い初期用量を避け、放出が比較的長期間にわたって連続的に生じ、有効濃度に制御される。徐放型は経口投与され、いったん、胃液と接触すると、胃液上に浮遊するように拡大し、および/または膨張後、その寸法のため、胃のスペース内に保持されるように拡大し、幽門括約筋の通過を阻止する。このようにして、胃内に残留し、確実に生理有効成分の放出を連続的に制御するようにする。
徐放型は、好ましくは、少なくとも一つの形態において、以下の:(a) 体液との接触時に拡大する少なくとも一つの成分(例えば、発泡剤を生成するか、構成する物質)、および/または生理作用物質、および/または生理作用物質の組み合わせ、および/または任意に医薬許容性親水性膨潤剤とさらに別の医薬許容性添加剤、(b) 成分(a)を囲み、使用部位で拡大でき、体液に浸透できる少なくとも一つの親水性膜、および、(c) 成分(a)と膜(b)を囲み、胃内の使用部位で体液の作用下で遅延することなく破れる被覆、例えば、ゼラチンカプセルを特徴とする。
例として、本発明に適したこの型式の徐放型は、以下の形態をとり得る。成分(a)は、親水性膜かフィルム型の成分(b)により囲まれ、成分(b)内にシールされた錠剤型で提供され、その膜はポーチを形成し、その中に錠剤が位置する。錠剤と膜の組立体は、ゼラチンカプセル型で提供された成分(c)内に組み入れられる。
経口的に摂取されると、徐放型は胃に移動し、そこでゼラチンカプセルが破れて、錠剤膜組立体を放出する。胃液と接触すると、錠剤は発泡剤、例えば二酸化炭素ガスを生じる。ガスは錠剤を囲む膜を膨張させ、ガス充填"バッグ"を形成する。このガス充填"バッグ"は、胃液上に浮遊することができ、および/または膨張後、幽門括約筋を通過できないので、胃に保持される。胃での滞留時間中、錠剤中に存在する任意の有効成分は、ゆっくりと放出され、および/または制御様式で、好ましくは拡散により、膜を通って周りの体液内に放出される。胃液は、さらに小腸上部内へ移送されているので、有効成分は、連続的に長期間にわたって十二指腸および空腸内へ通過し、そこで長期間にわたって吸収されることができる。徐放型は、確実に、一様な吸収と共に任意の有効成分を連続的に放出させるようにするか、少なくとも保持器が所望期間、胃に残留し得るようにする。いったんガス発生成分が使い果たされると、および/または"バッグ"が特定の寸法に収縮すると、保持器の残留物が体を通過できるようになる。
上記の一般型の胃内保持器の製造は、複雑になり得るので、幾つかの難題を含む。成分(類)(a)または錠剤は、膜(類)内にシールされ、ポーチを形成しなければならない。選択した薬剤か薬剤類に応じて、錠剤は、錠剤からポーチの媒体内へ、次いでポーチを通って拡散後、胃の胃液内へ薬剤か薬剤類が放出するのを制御する他の賦形剤もまた含有してもよい。ポーチが形成されると、ポーチを折り曲げてカプセル内に組み入れなければならない。このような胃内保持器は手動式で製造できるが、このような形態を製造する自動化および経済的な方法は、社会的に胃内保持器の利益をもたらす助けになり得ると思われる。
本発明は、カプセル内に挿入するため、折り曲げるか、巻き付ける必要のある胃内保持器の自動製造方法及び装置を提供する。巻き付けおよびカプセル化されるべき胃内保持器は、好ましくは、少なくとも次の構成要素:1)成分部と、2)成分部から延びる少なくとも一つのフラップを有するポーチを形成するように成分部を囲む膜(膜と組み合わせた成分部は"ポーチ組立体"と呼ばれる)と、ポーチ組立体を囲み且つ体液との接触時に破れてポーチ組立体を放出するカプセルとを有し、そのカプセルは第一及び第二カプセル部を有する。
一実施例において、方法は、以下の段階:ポーチ組立体の帯状片(strip)を提供する段階;帯状片からポーチ組立体を分離する段階;ポーチ組立体を工具ブロック上に配置する段階であって、工具ブロックはi)表面とii)ポーチ組立体を収容する寸法に形成されたポケットとを有することと;成分部がポケット越しに配置され、フラップがポケットから遠ざかるように延びるようにポーチ組立体を配置する段階;ポーチ組立体の成分部をポケット内へ押すことにより、フラップの少なくとも一つを折り曲げる段階;折り曲げられたポーチ組立体を第一キャップ部内に挿入してポーチ/第一キャップ組立体を形成する段階;および、ポーチ/第一キャップ組立体を第二キャップ部に連結して、ポーチを完全にカプセル化する段階を含む。
胃内保持器の製造装置もまた、提供される。一実施例において、装置は、貫通通路を備えた工具ブロックと、工具ブロックの表面から前記通路へ延びてポーチ組立体を収容するように構成される工具ポケットとを含む。ラムのような押し棒は、ポーチ組立体を工具ポケットから通路内へ押す。アームのような少なくとも一つの折り曲げ部材は、工具ブロックの通路から延びるポーチ組立体のフラップを折り曲げるために提供される。折り曲げアームは、工具ブロックに対して可動である。押し棒は、ポーチ組立体を通路から第一キャップ部内に押すために配置される。別の押し棒が、ポーチ組立体を通路から第二キャップ部内へ押すために装置上に配置される。
以下の詳細な説明は、本明細書に添付した図面と同時に読むと、より良く理解されよう。本発明を例示する目的で図面に好適実施例を示す。しかし、この発明は、この実施例または図示の正確な配置に限定されないものとする。
本発明は、胃内保持器を製造する新規の方法及び装置を提供する。本発明の方法及び装置は、製造方法の自動化を可能にするので、このような保持器を経済的に製造できるようにする。
本発明に従って製造されるべき範例の胃内保持器10は、図1、図1Aおよび図1Bを参照して例示される。図1Bは、さらに詳細に記載する完全カプセル化胃内保持器10を示す。
特に図1と図1Aを参照すると、胃内保持器は、所望の有効成分を含む。有効成分の用語は、本明細書において非常に広義の意味で用いられ、保持器の動作に関して機能特性を有する任意の成分か、成分の組み合わせを含む。例えば、有効成分は、任意の一つ以上の生理有効成分、賦形剤、発泡剤か、成分(a)として背景部分において上記のような類似の可能性を含むことができる。有効成分は、好ましくは、保持器10の中心又は共通成分部12に提供され、好ましくは、錠剤13型で提供される。錠剤13は、好ましくは、深いか普通の凹面形カプレット形のような平らなカプセル形で形成される。錠剤13の寸法は全て、特定の好適実施例で本発明に従う用途に利用できると考えられるが、有効成分は、好ましくは、寸法が高さ約3mm、長さと幅が約16mm×6mmの形状である。公称錠剤重量は640〜750mgで、錠剤の硬度は約50ニュートンである。所望の用途に応じて、他の形状、寸法、重量、硬度および形状構成が適する。固体の錠剤13は、本明細書において例示目的で用いられるが、他の形状の成分部12を用いてもよいものとし、本発明がその広い局面において錠剤に限定されないものとする。
成分部12を囲むのは、フィルム又は膜14(例えば、背景部分で記載されたような成分(b)である)であり、内側の成分部12からガスを発生させ、拡大またはガス充填"バッグ"を形成するように機能する成分のような膨張剤の活性化により膨張可能なポーチ16を形成するように構成される。膜は、好ましくは、底部層14aと上部層14bの二層で提供され、その間に成分部12が挟み込まれる。二つの膜層14a,14bは、好ましくはヒートシールされ、シールポーチ16を形成する。成分部12を囲むポーチ領域は、フラップ、例えば図示のようなフラップ15a,15bと呼ばれる(前方と後方のフラップ17a,17bでもよい)。フラップは、好ましくは、成分部12の外側に広がるポーチの任意の真空部分を含む。好適な膜フィルムは、ポリビニルアルコール(PVA)であり、好ましくは、厚さが約150μm(±10μm)で共にシールされた二つの膜層から形成してもよい。ポーチ16は、好ましくは、内部寸法が約20mm×20mm〜25mm×25mmであるが、所望の用途に応じて他の寸法も適する。シール幅は、ポーチの全周に示される内部寸法に加えて、好ましくは約2mm〜3mmである。成分12とポーチ16の組み合わせは、図1と図1Aに示されるように、本明細書において成分/ポーチ組立体18またはポーチ組立体と呼ぶことにする。ポーチ組立体18の角部は、好ましくは、図示されるように丸められ、処理中の損傷防止に役立つ。
成分/ポーチ組立体18を囲むのは、カプセルかカプセル様容器20(背景部分に記載されるような構成要素(c))であり、第一カプセル部20a(カプセル本体)と第二カプセル部20b(カプセルキャップ)を有する。図1Bを参照。カプセル20は、胃液に暴露されると速やかに破れて、ポーチ組立体18を放出する。カプセルは、好ましくは、成分部12とポーチを含むのに適した寸法範囲のゼラチンであり、サイズ0ELと00ELは、例示の実施例に好適である。ポーチ組立体18は、折り曲げられたコンパクトな形状でカプセル内部に組み入れられる。いったん、カプセルが破れると、ポーチ組立体18は体液と接触し、拡大するか膨張して前記のような"バッグ"を形成する。
本発明の胃内保持器10を製造する一つの好適方法(以下に記載される)は、ポーチ組立体18の製造から始まる。図2に示されるのは、付着された成分/ポーチ組立体32の帯状片を製造するポーチ包装機24であり、各組立体は、好ましくは、図1と図1Aに例示される型式からなり、成分部12には錠剤13を用いる。錠剤ホッパ26又は類似の装置は、当該分野において公知の方法により製造される錠剤13を収容および保持する。フィルムの第一スプール28は、第一膜層すなわち下部膜層14aを形成するのに提供され、フィルムの第二スプール30は、第二膜層すなわち上部膜層14bを形成するのに提供される。スプールは、好ましくは、適当な張力で自動的に保持される。
錠剤13は、ホッパ26から所望の方向の下部膜層14a上へ制御されて放出される。次に、上部膜層14bが錠剤13の上に載せられる(フィルムは裏地を有し、裏地は、好ましくは除去および廃棄のために巻き戻される)。機械24は、フィルム14a,14bの少なくとも一つに自動的に穴を打ち抜き、その穴から、次のシーリング工程中、空気を吸引することができる。別の方法も可能である。二つのフィルム14a,14b間に挟み込まれた錠剤とフィルムが一緒にプレスされ、二層中の空気は所望の真空レベルまで、打ち抜かれた穴から吸引される。
次に、二つのフィルムは、共にシールされ、好ましくは、加熱エレメントでフィルムと接触するようにプレスして、錠剤13の周りに幅が約2〜3mmの好ましくは気密性のヒートシールを形成し(空気吸引穴は、シールの外側にある)、それによって、シールされた錠剤/ポーチ組立体18を形成する。シール温度は、好ましくは、約200℃〜約210℃で、滞留時間は約2秒である。機械24は、各サイクル中、複数の錠剤/ポーチ組立体18を製造でき、錠剤/ポーチ組立体18の連続した帯状片32を形成する。完成された錠剤/ポーチ組立体は、スプール34に巻き上げられるか、下記のように、さらに処理するため、錠剤ポーチ折り曲げカプセル化装置へ直接、送り込むことができる。機械24は、当該分野において公知のように、プログラム可能なコントローラにより制御することができる。他の公知の吸引とシール方法が考えられる。例えば、フィルム/錠剤組立体の四つの側面のうち3つを、まずヒートシールし、次に、非シール側面のプレスフィルム/錠剤組立体から空気を吸引し、その後、最後の側面をシールすることができるだろう。しかも、その錠剤は、三つの側面をシール後にポーチ内に挿入でき、錠剤を挿入し、空気を真空ポンプにより吸引した後に、第四側面をシールすることができる。
錠剤/ポーチ組立体18を製造する他の手段は、公知である。例えば、ガルフィールド(Garfield)のプロド−パク会社(Prodo−Pak Corporation)製のカストマイズ機械、型番号RV 925 WS−4ポーチ形成およびシール機を用いることができる。
図3を参照して、次にポーチ組立体の折り曲げとカプセル化装置38を説明する。カプセル化装置38は、ポーチ組立体18を収容し、好ましくは、自動化および/またはコンピュータ制御様式で行なわれる以下に記載の段階により、カプセル化ポーチ組立体(徐放剤型10)を製造する。図3で明らかなように、機械38は、複数の工具ブロック44を複数の作業位置(WS1〜WS11)へ進める可動面を有し、その作業位置は、製造段階を実施する可動面の経路に沿って異なる位置に置かれる。例示の実施例において、可動面41は、台枠43上に取付けられた回転作業台42の形態をとる。工具ブロック44(図4Aを参照)は、好ましくは、図示のように作業台42の外縁に沿って取り付けられ、各工具ブロック44は、処理のため、少なくとも一つの成分/ポーチ組立体18を収容および保持できる。作業台42は、割り出し位置を回転させ、成分/ポーチ組立体18を、好ましくは、種々の製造段階が実施される円形進路に沿って異なる作業位置へ進める。好ましくは、定置式の上部支持作業台58は、以下に記載のように保持器を支える。作業台42の回転は、好ましくは、コントローラか、当該分野で公知のようなモータを制御する他の適当な自動化手段により制御され、成分/ポーチ組立体18を複数の作業位置へ動かし、そこで種々の段階が実行されて、最終カプセル型製品10を製造する。
図3と図4を参照すると、ポーチ組立体18の帯状片32は、機械24のようなポーチ包装機から直接か、図3に示されるようなスプール34からか、あるいは他の適した手段からのいずれかから、作業位置1(WS1)で機械38へ送り出される。帯状片32は、溝付き帯状片牽引器か指示器(indexer)48を通って移動し、溝付き支持棚50上に載っている一つ以上のポーチ組立体18は、帯状片からポーチ又はポーチ類を切断するブレード54を備えた図示の回転カッターのようなカッター52により、入ってくる帯状片32から除去される。空気圧動作式鋏式装置又はレーザのような任意の他の適当なカッターを使用してもよい。ポーチの帯状片を必要としないが、個々のポーチを棚50上へ置く手段など、ポーチ組立体を棚50へ供する任意の適した手段を使用してもよい。
図4と図4Aをさらに参照すると、品物を掴み取り、保持するための吸引力と取り付けを制御するための映像システムを用いるユニットのような水平搬送ユニット56は、棚50から、除去されたポーチ組立体18を掴み取り、図4Aに見られるような工具ポケット60の左上部分の直上の工具ブロック44の部分の上に置く。図4Aで明らかなように、工具ブロック44は、通路62を備える。その通路は、好ましくは円筒形で、ブロック44の長手方向へ延び、ブロック44の両側面に開口部64a、64bを有する。工具ポケット60は、図示のように、外面好ましくはブロック44の上面66から、通路62へ下方へ延びる。ボルト68は、工具ブロック44を作業台42に連結する。ポーチ組立体のフラップの少なくとも一つと係合し、それを折り曲げるようにした少なくとも一つの折り曲げ部材は、ブロック44の上面66でスライド可能である。例示の実施例において、この折り曲げ部材は、左右の折り曲げアーム、それぞれ70a、70bの形をとる。折り曲げアーム70a,70bは、以下に記載するように、成分/ポーチ組立体18を折り曲げるため、僅かに凹状か溝形の領域72内を工具ポケット60へスライドし、そこからスライドして遠ざかる。凹み領域72の表面は、好ましくは、通路62の上部とほぼ同じ凹凸である。
図5を参照すると、作業位置1(WS1)の工具ブロック44上にポーチ組立体18を配置後、作業台42は、好ましくは、回転してポーチ組立体を作業位置2(WS2)へ導き、そこで、映像カメラ76が組立体18のポーチ16のシールの品質などを検査し、成分部12に破損が生じていないかどうかを測定する。このような映像システムは、当該分野において公知である。ポーチ組立体18は、また、当該分野において公知なように、重量により検査し、ポーチ組立体が所望量の有効成分を含有しているかどうかを測定することができる。ポーチ組立体18に欠陥がある状況に適応させるため、本実施例は、欠陥品を作業位置3 WS3で除去することができ、作業台42は、錠剤/ポーチ組立体18を真空変換器下に導き、真空ポンプか、他の適した手段によりポーチ組立体を除去する。欠陥がなければ、錠剤/ポーチ組立体18は、引き続き作業台42が回転して作業位置4(WS4)へ移動する。
図6と図6Aを参照すると、作業位置4(WS4)でポーチ組立体18は、工具ブロック44内へ挿入され、ポーチ組立体18の折り曲げを開始する。ポーチ組立体18の上方で上部支持体58上に支えられるのは、例示のラム86のような押し部材を備えたアーム84である。ラム86は、図6に示される引っ込み位置から伸張位置に下方へ伸びることができ、それによってポーチ組立体18を工具ポケット60から円筒形通路62内へ押す。ラム86は、好ましくは、ポーチ組立体18の上部の形と一致する形状にした頭部88を有し、より好ましくは、有効成分部12の上部の形に相当することにより、ポーチ組立体18の損傷を回避する。様々な頭部形を備えた異なるラムか類似の構造物86を組立体18の異なる形状に応じて使用してもよい。
図6Aを参照すると、ポーチ組立体18が工具ポケット60内へ下方へ押されるので、ポーチ16の側部フラップ15a、15bの少なくとも一部分は、成分部12を中心にして上方へ押しやられ/折り曲げられ、上方へ延びる側部フラップ15a,15bを残すことがわかる。好ましくは、側部フラップの少なくとも一部分、好ましくは実質的部分が、この位置で工具ポケット60から外へ延びる。一旦、ラム86が引っ込むと、作業台42はポーチ組立体18(工具ブロック内の)をさらに折り曲げるため、作業位置5(WS5)へ動かす。
図7,図7Aおよび図7Bを参照すると、作業位置5(WS5)で、本実施例の最終折り曲げ動作を行う。作業位置5のアーム92は、折り曲げアーム70a、70bの開口部96と係合するピン94を有する。最終折り曲げ動作では、アーム92は、ピン94が折り曲げアームの開口部と係合できるように下降する。任意の様式の適した駆動機又はモータ装置93を、アームを動かすピンの移動に使用してもよい。まず、右折り曲げアーム70aを左へ動かして、ポーチ16の右側部フラップ15bを左へほぼ90度に折り曲げる(図6Aも参照)。次に、左折り曲げアーム70bを右へ動かして、ポーチ16の左側部フラップを右へほぼ90度に折り曲げる。右折り曲げアーム70aは、次に、引っ込んで、ポーチ組立体18の対向端から離れ、左折り曲げアーム70bが右へ移動し、好ましくは、図7Bに示すように、通路62内の折り曲げポーチ組立体を完全に覆い、閉じ込める。折り曲げられたポーチ組立体18は、すぐにもカプセル化できる状態にある。
さらに作業台42が進行後、作業位置6(WS6)で、図8と図8Aを参照すると、工具ブロック44の後部側で通路62へ至る開口部64bは、ゲルカプセル本体20aを工具ブロック44へ引き渡す供給管100と整列する。ボール型供給器102(図3)は、当該分野において公知のような手段により適切な向きに置かれたゲルカプセル本体20aを図示のように、供給管100から工具ブロック44へ供給する。
ゲルキャップ20aと共に工具ブロック44は、次に、作業位置7(WS7)へ進み、そこで折り曲げポーチ組立体18がゲルカプセル本体20a内に挿入される。図9と図9Aを参照すると、水平式押し棒かラム106のような押し部材が、駆動機108から通路62を通って伸び、折り曲げポーチ組立体18をゲルカプセル本体20a内に押す。遮断板又は押し棒106と類似の図9に示すような駆動式支援押し棒のような保持手段は、ポーチ組立体がカプセル本体20a内へ押されるとき、後部開口部64aへ移動して、カプセル本体20aを動かないようにすることができる。次に、ラム106および任意の支援押し棒が引っ込み、工具ブロック44から離れる。ラム駆動機108は、好ましくは、機械24の台枠43上に支えられる。
作業位置8(WS8)では、図10を参照すると、カプセル本体20a内で折り曲げられたポーチ組立体18(ポーチ/カプセル本体19)は、さらに処理するため、通路62内に再配置される。このとき、台枠43上に支えられる水平ラム111は、通路62を通って伸び、ポーチ/カプセル本体組立体19を工具ブロック44の後部側から外へ出し、水平搬送グリッパ(表示なし)内へ移動させる。次に、水平搬送グリッパは、ポーチ/カプセル本体組立体19を工具ポケット60の前方端へ移動させ、次いで図示のように通路62内へ移動させる。
作業位置9(WS9)では、図11と図11aを参照すると、通路62の前方開口部64aは、第二供給管112と整列し、第二供給管112を通ってカプセルキャップ20bが工具ブロック44へ引き渡される。ボール型供給器114は、図示のように、単一のカプセルキャップ20bを供給管112から供給する(図3を参照)。
工具ブロック44は、次に、作業位置10(WS10)へ進み、ポーチ/カプセル本体組立体19がカプセルキャップ20b内に挿入される。図12と図12Aを参照すると、後方の水平押し棒かラム120が駆動機122から通路62を通って伸び、ポーチ/カプセル本体組立体19をカプセルキャップ20b内に押し、前方の駆動機126から伸びる前方水平押し棒かラム124により適所に保持される。二つのラムの前端は、好ましくは、カプセル部の形と一致するような形状にし、損傷を防止する。カプセル本体とキャップ20a、20bが互いに装着された後、好ましくは当該分野において公知なように共に固定された後、両ラム120、124が引っ込み、工具ブロック44から離れる。次に、二つの折り曲げアーム70a、70bが、折り曲げアーム70a,70bの開口部96とインターフェースで連結するためのピン131を備えた駆動式アーム130により引っ込められる。
図10Aと図10Bを参照すると、円筒形通路62は、好ましくは、均一な直径から構成されず、そこで行なわれるべき処理段階に応じて異なる直径部分を有することができる。例えば、例示の実施例において、末端64bの通路部分62aは、WS6でカプセル本体20aを収容する寸法にしてある。図6aに示すようなポーチ組立体を保持するポケット60の上方部分の下の通路62部分から始まり、部分62aへ延びる通路部分62bは、カプセル本体20bの内径より大きくない寸法、好ましくは僅かに小さくし、折り曲げられたポーチ組立体18をカプセル本体20a内に容易に挿入できるようにしてある。末端64aでの通路部分62cは、WS9でカプセルキャップ20bを収容する寸法にしてある。WS8(図10)で巻き付けられたポーチ/カプセル本体19を収容するポケット60の上方部分の下の通路62部分から始まって部分62cへ延びる通路部分62dは、カプセル本体20bの直径の寸法にしてあるが、部分62cの直径より小さくし、カプセル本体20aをカプセルキャップ20b内に容易に挿入できるようにしてある。部分62a、62b、62cおよび62d間での直径の好ましい変化位置62eは、図10Aにおいて点線で示される。また、管100により通路62へ引き渡されるとき、通路部分62aから62bの直径の変化は、カプセル本体20bの移動を停止させるショルダ62fとして機能するものとする。同様に、管112により通路62へ引き渡されるとき、通路部分62cから62dの直径の変化は、カプセルキャップ20aの移動を停止させるショルダ62fとして機能する。テーパ型部分62gは、ポーチ組立体とカプセル本体20aが通路62内を滑らかに移動するのを助けるために供給することができる。通路62に適した他の形状構成を使用することができる。
図13と図13Aを参照すると、作業位置11(WS11)で行われる最終処理段階が記載される。ここで、最終胃内保持器10(結合型カプセル/ポーチ組立体)が点検され、適当な容器へ向けられる。水平押し棒132は、通路62内へ伸び、胃内保持器10を工具ブロック44から支持棚134上へ放出し、そこでカメラ136により点検することができる。組立体を収容可能であれば、押し棒132がさらに伸びて胃内保持器10を収容して瓶内へ押し、収容できなくて拒絶されると、胃内保持器10は拒絶容器内へ放出される。これは、組立体を受け入れ瓶又は拒絶容器に向ける二つのシュート又はトラフ間で組立体を迂回させるコントローラによるか、任意の他の適当な手段により制御される迂回アーム(表示なし)で達成することができる。
次に、作業台42が回転して、工具ブロック44を作業位置1(WS1)に戻し、新しいポーチ組立体18をカプセル化するため収容する。作業台42は、連続自動化方法で複数のポーチ組立体18を処理する複数の工具ブロック44を有することが明らかである。
図14を参照すると、装置は、連動安全ドア142を設け、作業員の不注意から起こる損傷および製品の汚染を防ぐためハウジング140内に格納することができる。様々な処理段階を制御するため、任意の適当な制御システムを使用してもよい。
様々な構成要素に当該分野において公知のような任意の適当な材料を使用してもよい。例えば、ANSI316ステンレス鋼を製品接触面に使用してもよい。これらの表面とその関係溶接は、好ましくは、部材7をミラー仕上げに研磨する。ANSI304ステンレス鋼を他の場所で使用してもよい。No.4仕上げを剥き出し(non−shed)の金属性非製品接触面との溶接に提供することができる。
上記のように本発明は、好適な胃内保持器10を製造する経済的な手段を提供する。
本発明の特定の実施例を本明細書において記載するが、本発明をこのような開示物に限定しようとするものではなく、本発明の範囲内で変更および改造を組み入れ、具体化してもよい。
範例胃内保持器の成分/ポーチ組立体の斜視図。 図1の線1A−1Aに沿って切り取った断面図。 カプセル内に図1の成分/ポーチ組立体を有するカプセル型胃内保持器の斜視図。 成分/ポーチ包装機の斜視図。 本発明のカプセル化装置の斜視図。 図3に示されるカプセル化装置の作業位置1の例示。 工具ブロック上の成分/ポーチ組立体を示す作業位置1の詳細図。 図3に示されるカプセル化装置の作業位置2と3の例示。 カプセル化装置の作業位置4の例示。 作業位置4での工具ブロック内の成分/ポーチ組立体。 カプセル化装置の作業位置5の例示。 折り曲げ動作が完成後の作業位置5での工具ブロックに対する折り曲げアーム。 図7に示される折り曲げ成分/ポーチ組立体を示す側面図。 ゲルカプセル本体が工具ブロックへ送り込まれるカプセル化装置の作業位置6の例示。 作業位置6での工具ブロックの詳細図。 折り曲げ成分/ポーチ組立体がゲルカプセル本体内へ挿入されるカプセル化装置の作業位置7の例示。 作業位置7での工具ブロックの詳細図。 折り曲げ成分/ポーチ組立体がさらに別の組立体動作のために再配置されるカプセル化装置の作業位置8の例示。 作業位置8での工具ブロックの詳細図。 図10Aの線10B〜10Bに沿って切り取った断面図。 ゲルカプセルキャップが工具ブロック内へ送り込まれるカプセル化装置の作業位置9の例示。 作業位置9での工具ブロックの詳細図。 折り曲げ成分/ポーチ組立体がゲルカプセルキャップ内に挿入されるカプセル化装置の作業位置10の例示。 作業位置10での工具ブロックの詳細図。 完成した徐放型が検査され、適当な容器へ向けられるカプセル化装置の作業位置11の例示。 作業位置11での工具ブロックの詳細図。 成分/ポーチ包装機とカプセル化装置。カプセル化装置は、囲い内に示される。

Claims (27)

  1. 胃内保持器(10)の自動製造方法であって、前記自動製造方法は、
    ポーチ組立体(18)を有する帯状片(32)を提供する帯状片提供段階Aであって、前記ポーチ組立体(18)は膜(14a,14b)と、前記膜(14a,14b)内にシールされた成分部(12)とを有することと;
    前記帯状片(32)から前記ポーチ組立体(18)を分離する分離段階Bと;
    前記膜(14a,14b)を折曲げることによって、折曲ポーチ組立体(18)を形成する折曲段階Cと;
    第1カプセル部(20a)と第2カプセル部(20b)を提供するカプセル部提供段階Dと;
    前記折曲ポーチ組立体(18)を前記第1カプセル部(20a)内に挿入することによって、ポーチ/第1カプセル部組立体を形成する半カプセル段階Eと;および
    前記ポーチ/第1カプセル部組立体を前記第2カプセル部(20b)に組合わせることによって、前記ポーチ組立体(18)を完全にカプセル化する完全カプセル段階Fと
    を有することを特徴とする、胃内保持器(10)の自動製造方法。
  2. 前記ポーチ組立体(18)は、前記成分部(12)から延びる前記膜(14a,14b)によって形成されるフラップ(15a,15b)を有し、
    前記折曲段階Cは、前記フラップ(15a,15b)を前記成分部(12)に巻付ける巻付段階を有する、
    請求項1記載の自動製造方法。
  3. 前記折曲段階Cは、前記フラップ(15a,15b)を前記成分部(12)に巻付けるために、
    前記ポーチ組立体(18)を工具ブロック(44)上に配置する位置合わせ段階Ciであって、前記工具ブロック(44)は表面(66)と、前記ポーチ組立体(18)を収容する寸法で前記表面(66)に形成された工具ポケット(60)とを有し、前記ポーチ組立体(18)は、前記工具ポケット(60)に位置合わせするように配置され、前記フラップ(15a,15b)は前記成分部(12)から遠ざかるように延びることと;
    前記成分部(12)に対して前記フラップ(15a,15b)を折曲げるべく、前記工
    具ポケット(60)内に前記成分部(12)を押す押付段階Ciiと
    を有する、
    請求項2記載の自動製造方法。
  4. 前記工具ブロック(44)は、前記工具ポケット(60)に連結する通路(62)を有し、
    前記半カプセル段階Eは、前記折曲ポーチ組立体(18)を、前記通路(62)から前記第1カプセル部(20a)内に押込む第1押込段階を有する、
    請求項3記載の自動製造方法。
  5. 前記完全カプセル段階Fは、前記ポーチ/第1カプセル部組立体を、前記通路(62)から前記第2カプセル部(20b)内に押込む第2押込段階を有する、
    請求項4記載の自動製造方法。
  6. 前記帯状片提供段階Aから前記完全カプセル段階Fのうちの少なくとも2つは、互いに異なる作業位置(WS1〜WS11)で行なわれ、
    前記ポーチ組立体(18)は、可動面(41)によって前記作業位置(WS1〜WS11)のそれぞれに進められる、
    請求項2〜5何れか一項記載の自動製造方法。
  7. 前記可動面(41)は、割り出し位置を回転させることによって前記ポーチ組立体(18)を前記作業位置(WS1〜WS11)のそれぞれに移動させる回転作業台(42)によって構成される、
    請求項6記載の自動製造方法。
  8. 胃内保持器(10)の自動製造方法であって、前記胃内保持器(10)は、
    成分部(12)と;
    前記成分部(12)から延びる少なくとも一つのフラップ(15a,15b)を有するポーチを形成するように前記成分部(12)を囲む膜(14a,14b)であって、前記膜(14a,14b)と前記成分部(12)はポーチ組立体(18)を構成することと;および
    前記ポーチ組立体(18)を囲み且つ体液との接触時に破れることによって前記ポーチ組立体(18)を放出するカプセル(20)と
    を有し、
    前記カプセル(20)は、第1カプセル部(20a)と第2カプセル部(20b)を有し、
    前記自動製造方法は、自動化段階として、
    前記ポーチ組立体(18)を提供するポーチ提供段階Aと;
    前記ポーチ組立体(18)を工具ブロック(44)上に配置する位置合わせ段階Bであって、前記工具ブロック(44)は表面(66)と、前記ポーチ組立体(18)を収容する寸法で前記表面(66)に形成された工具ポケット(60)とを有し、前記成分部(12)は、前記工具ポケット(60)に位置合わせするように配置され、前記フラップ(15a,15b)は前記工具ポケット(60)から遠ざかるように延びることと;
    前記成分部(12)を前記工具ポケット(60)内に押すことによって、前記成分部(12)を中心にして前記フラップ(15a,15b)を折曲げた折曲ポーチ組立体(18)を形成する折曲段階Cと;
    前記折曲ポーチ組立体(18)を第1カプセル部(20a)内に挿入することによって、ポーチ/第1カプセル部組立体を形成する半カプセル段階Dと;および
    前記ポーチ/第1カプセル部組立体を第2カプセル部(20b)に連結することによって、前記ポーチ組立体(18)を完全にカプセル化する完全カプセル段階Eと
    を有することを特徴とする、胃内保持器(10)の自動製造方法。
  9. 前記ポーチ提供段階Aは、
    前記ポーチ組立体(18)を有する帯状片(32)を提供する帯状片提供段階Aiと;
    前記帯状片(32)から単一の前記ポーチ組立体(18)を分離する分離段階Aiiとを有する、
    請求項8記載の自動製造方法。
  10. 前記フラップ(15a,15b)は、第1フラップ(15a)と第2フラップ(15b)を有し、
    前記折曲段階Cは、
    前記表面(66)に沿って第1部材(70a)を移動させることによって、前記工具ポケット(60)から外に延びる前記第1フラップ(15a)を折曲げる第1折曲段階Ciを有する、
    請求項8または9記載の自動製造方法。
  11. 前記折曲段階Cは更に、
    前記表面(66)に沿って第2部材(70b)を移動させることによって、前記工具ポケット(60)から外に延びる第2フラップ(15b)を折曲げる第2折曲段階Ciiを有する、
    請求項10記載の自動製造方法。
  12. 前記工具ブロック(44)は、前記工具ポケット(60)に連結する通路(62)を有し、前記通路(62)は、前記工具ポケット(60)の下方に位置し且つ前記工具ブロック(44)を貫通するように延びるように構成され、
    前記半カプセル段階Dは、前記折曲ポーチ組立体(18)を、前記通路(62)から前記第1カプセル部(20a)内に移動させる段階を有し、
    前記ポーチ組立体(18)は、前記折曲段階Cにおいて、前記工具ポケット(60)を通過して前記通路(62)内に移動する、
    請求項8〜11何れか一項記載の自動製造方法。
  13. 前記完全カプセル段階Eは、前記半カプセル段階Dで形成された前記ポーチ/第1カプセル部組立体を、前記通路(62)から前記第2カプセル部(20b)内に移動させる、
    請求項12記載の自動製造方法。
  14. 前記段階A〜前記段階Eのうち少なくとも2つは、互いに異なる位置で起こる、
    請求項8から13何れか記載の自動製造方法。
  15. 前記工具ブロック(44)は複数提供され、前記工具ブロック(44)のそれぞれは、それぞれの処理段階を行なう作業位置(WS1〜WS11)に移動させられる、
    請求項14記載の自動製造方法。
  16. 胃内保持器(10)の製造装置であって、前記胃内保持器(10)は、
    成分部(12)と;
    前記成分部(12)から延びる少なくとも一つのフラップ(15a,15b)を有するポーチを形成するように前記成分部(12)を囲む膜(14a,14b)であって、前記膜(14a,14b)と前記成分部(12)はポーチ組立体(18)を構成することと;および
    前記ポーチ組立体(18)を囲み且つ体液との接触時に破れることによって前記ポーチ組立体(18)を放出するカプセル(20)と
    を有し、
    前記カプセル(20)は、第1カプセル部(20a)と第2カプセル部(20b)を有し、
    前記製造装置は、
    表面(66)と、前記ポーチ組立体(18)を収容する寸法で前記表面(66)に形成された工具ポケット(60)とを有する工具ブロック(44)であって、前記工具ブロック(44)は、前記ポーチ組立体(18)がスライド通過することを許容するように前記工具ブロック(44)を貫通する通路(62)を有し、前記通路(62)は前記工具ポケット(60)に連通することと;
    前記ポーチ組立体(18)を、前記工具ポケット(60)から前記通路(62)内に押込むために配置された第1押し部材(86)と;
    前記通路(62)から延びる前記フラップ(15a,15b)の任意の部分を折曲げる少なくとも一つの折曲部材(70a,70b)であって、前記折曲部材(70a,70b)は制御されることによって前記工具ブロック(44)に対して可動なことと;および
    前記ポーチ組立体(18)を、前記通路(62)から前記第1カプセル部(20a)内に押込むために配置された第2押し部材(106)と
    を有することを特徴とする、胃内保持器(10)の製造装置。
  17. 前記製造装置は更に、前記ポーチ組立体(18)を前記通路(62)から前記第2カプセル部(20b)内に押すために配置された第3押し部材(120)を有する、
    請求項16記載の製造装置。
  18. 前記製造装置は更に、
    前記ポーチ組立体(18)を有する帯状片(32)から、前記ポーチ組立体(18)を切断するために配置されたカッター(52)を有する、
    請求項16または17記載の製造装置。
  19. 前記製造装置は更に、種々の製造工程が行なわれる複数の作業位置(WS1〜WS11)を有し、
    前記工具ブロック(44)は、前記工具ブロック(44)を前記作業位置(WS1〜WS11)のそれぞれに移送する可動面(41)上に載せられる、
    請求項16〜18何れか一項記載の製造装置。
  20. 前記工具ブロック(44)は、前記可動面(41)上に載せられ、
    前記可動面(41)は、前記工具ブロック(44)のそれぞれを、前記作業位置(WS1〜WS11)のそれぞれに移送する、
    請求項19記載の製造装置。
  21. 前記可動面(41)は、円形路に沿って動く回転作業台(42)によって構成され、
    前記作業位置(WS1〜WS11)は定置式であり、且つ前記回転作業台(42)の円周周りに配置される、
    請求項19または20記載の製造装置。
  22. 前記通路(62)は、互いに異なる直径の部分(62a,62b,62c,62d)を少なくとも2つ有する、
    請求項16〜21何れか一項記載の製造装置。
  23. 前記折曲部材(70a,70b)は、前記工具ポケット(60)の上でスライド可能なアーム(70a.70b)である、
    請求項16〜22何れか一項記載の製造装置。
  24. 前記第1押し部材(86)は、ラム(86)を有し、
    前記第2押し部材(106)は、押し棒(106)を有する、
    請求項16〜23何れか一項記載の製造装置。
  25. 胃内保持器(10)の製造のために使用される工具ブロック(44)であって、前記胃内保持器(10)は、
    成分部(12)と;
    前記成分部(12)から延びる少なくとも一つのフラップ(15a,15b)を有するポーチを形成するように前記成分部(12)を囲む膜(14a,14b)であって、前記膜(14a,14b)と前記成分部(12)はポーチ組立体(18)を構成することと;および
    前記ポーチ組立体(18)を囲み且つ体液との接触時に破れることによって前記ポーチ組立体(18)を放出するカプセル(20)と
    を有し、
    前記カプセル(20)は、第1カプセル部(20a)と第2カプセル部(20b)を有し、前記工具ブロック(44)は、
    表面(66)と;
    前端(64a)と;
    後端(64b)と;
    前記工具ブロック(44)を貫通する通路(62)であって、前記通路(62)は、前記前端(64a)に位置する前開口部から、前記後端(64b)に位置する後開口部まで延び、前記ポーチ組立体(18)がスライド式で前記通路(62)を移動できるように前記通路(62)は構成されることと;
    記表面(66)から前記通路(62)に延びる工具ポケット(60)であって、前記工具ポケット(60)は、前記ポーチ組立体(18)を収容するように構成され、前記ポーチ組立体(18)が前記工具ポケット(60)から前記通路(62)内に配置されると、前記フラップ(15a,15b)が前記工具ポケット(60)から外に延びるように前記工具ブロック(44)は構成されることと;
    前記通路(62)から延びる前記フラップ(15a,15b)の任意の部分を折曲げる少なくとも一つの折曲部材(70a,70b)であって、前記折曲部材(70a,70b)は制御されることによって前記工具ブロック(44)に対してスライドするように構成されることと
    を有することを特徴とする、工具ブロック(44)。
  26. 前記通路(62)は、互いに異なる直径を有する2つの部分(62a,62b,62c,62d)を有する、
    請求項25記載の工具ブロック(44)。
  27. 前記通路(62)は、
    前記第1カプセル部(20a)を収容する寸法の第1部分(62a)と;
    前記第1部分(62a)に隣接し且つ前記第1カプセル部(20a)の内径よりも小さい第2部分(62b)と
    を有し、
    前記ポーチ組立体(18)が前記第2部分(62b)を通過することによって前記第1カプセル部(20a)内にスライドさせられるように、前記第2部分(62b)は構成されている、
    請求項26記載の工具ブロック(44)。
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